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JP2010217591A - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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JP2010217591A JP2009065200A JP2009065200A JP2010217591A JP 2010217591 A JP2010217591 A JP 2010217591A JP 2009065200 A JP2009065200 A JP 2009065200A JP 2009065200 A JP2009065200 A JP 2009065200A JP 2010217591 A JP2010217591 A JP 2010217591A
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Hiroaki Takahashi
宏明 高橋
Atsuya Ojimi
篤哉 大慈彌
Kazuhisa Sudo
和久 須藤
Jun Yura
純 由良
Noriyuki Koinuma
宣之 鯉沼
Masaki Sukesako
昌樹 助迫
Takashi Yoshida
隆司 吉田
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

【課題】現像剤の攪拌性を向上させて補給トナーの帯電不良を抑制し、安定した帯電特性により異常画像の発生を抑えることができる現像装置を提供する。
【解決手段】感光体ドラム20上の静電潜像にトナーを供給する現像ローラ51に隣接して第1の現像剤搬送部201が配置され、第1の現像剤搬送部201に隣接して第2の現像剤搬送部204が配置されている。第2の現像剤搬送部204は、第1の現像剤搬送部201から受け取った現像剤を上り勾配で搬送する第1の傾斜部としての上り傾斜部204Aと、下り傾斜部204Bとから構成されている。下り傾斜部204Bの上流側でトナーが補給される。下り傾斜部204Bでは羽根の一部が切り欠かれた現像剤搬送部材205により現像剤は上向きに搬送されるとともに自重で下り方向に搬送される。
【選択図】図3

Description

本発明は、像担持体上の静電潜像を可視化する現像装置、該現像装置を有する複写機、プリンタ、ファクシミリ、プロッタ、これらのうち少なくとも1つを有する複合機等の画像形成装置に関する。
近年、複写機やプリンタ等の電子写真技術を用いた画像形成装置の小型化や個別化の要求に伴い、その現像装置の小型化が図られている。また、こうした要求に伴い、トナーがなくなった時点で丸ごと交換する使い捨てタイプの現像装置、静電潜像が形成される潜像担持体である感光体及び感光体上に残留したトナーを除去するクリーニング装置等が現像装置と一体化されたプロセスカートリッジも一般に広く用いられるようになってきている。
このような小型化のニーズや、構成の簡略さから、現在では、2本の撹拌スクリュウを有し、間に仕切り板を持つ循環搬送タイプの現像装置が主流となっている。
このタイプの現像装置では、現像ローラから遠い側の撹拌路の上流部にトナーを補給し、現像ローラに近い側の撹拌路に受け渡されるまでの間に、トナーの分散と現像剤の均一撹拌をして、トナー濃度が一定になった現像剤を、現像ローラ側の攪拌路に受け渡す思想となっている。
しかしながら、実際には、補給されたトナーの一部が、「上滑り」と呼ばれる現象により浮遊トナーとなって、現像剤の表面を滑るようにして、搬送路を搬送されてしまい、十分に補給トナーが攪拌されないまま現像ローラ側の撹拌路に受け渡されてしまうことがある。
これにより、地肌汚れや、トナー飛散、濃度ムラといった諸問題を引き起こす。
従来、発生の見られる濃度ムラの多くは、補給されたトナーが低帯電もしくは未帯電状態で直接現像スリーブに到達することで起こるものである。トナーの上滑り現象と呼ばれるものがこの濃度ムラの原因である。
また、現像剤搬送経路の途中で現像剤が滞留するとトナーの帯電性が損なわれることも良く知られている。たとえば、搬送部材の形状に対応した濃度ムラであるオーガーマークと呼ばれる異常画像となる。
したがって濃度ムラを改善するにはこのようなトナーの上滑り現象や、現像剤の滞留を防止して現像剤の攪拌性を向上させることが求められる。
特許文献1には、現像ローラに対し現像剤を第1の方向に攪拌搬送して供給する上部搬送オーガと、この上部搬送オーガの下方に設けられ、前記上部搬送オーガから搬出される現像剤を受けて前記第1の方向とは逆の第2の方向に攪拌搬送して前記上部搬送オーガとの間で現像剤を循環搬送する下部搬送オーガと、前記上・下部の搬送オーガ間に前記第1の方向に向かって下降するように傾斜して設けられ、前記上部搬送オーガと前記下部搬送オーガとの間を仕切る仕切り部材とを具備する現像装置が開示されている。
第1および第2の搬送手段間を仕切る仕切り部材を現像剤の搬送方向に向かって下降するように傾斜させるため、第1の搬送手段の搬送力を高めることができる。
しかしながら、特許文献1記載の方式では、トナー補給を受ける第1の搬送手段において、傾斜面による現像剤の搬送力向上を得ることはできるが、補給トナーの攪拌性は十分に確保されていないといえる。
すなわち、上記トナーの上滑り現象に対する対策はなされていないため、搬送力の向上によって滞留が抑制されても、補給トナーの十分な混合攪拌機能は期待できない。
本発明は、現像剤の攪拌性を向上させて補給トナーの帯電不良を抑制し、安定した帯電特性により異常画像の発生を抑えることができる現像装置の提供を、その主な目的とする。
また、本発明は、小径トナーを使用した場合でも高い攪拌性により、補給トナーの帯電不良を抑制し、安定な帯電特性により、異常画像を発生させることなく高精細な画像を得ることを目的とする。
また、本発明は、小径キャリアを使用した場合でも高い攪拌性により、補給トナーの帯電不良を抑制し、安定な帯電特性により、異常画像を発生させることなく高精細な画像を得ることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、現像剤担持体と、前記現像剤担持体上の現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、現像剤搬送部材を備え前記現像剤担持体に隣接する第1の現像剤搬送部と、現像剤搬送部材を備え前記第1の現像剤搬送部に隣接する第2の現像剤搬送部と、前記第2の現像剤搬送部にトナーを補給するための補給トナー受け部と、を有する現像装置において、前記第2の現像剤搬送部は、前記第1の現像剤搬送部から現像剤を受け取って上り勾配で又は下り勾配で搬送する第1の傾斜部と、該第1の傾斜部により搬送された現像剤を第1の傾斜部とは勾配を逆にして搬送し前記第1の現像剤搬送部へ受け渡す第2の傾斜部と、を有していることを特徴とする。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の現像装置において、前記第1の傾斜部が上り勾配を有し、前記第2の傾斜部では、現像剤は、該第2の傾斜部の前記現像剤搬送部材により下り方向とは逆向きに搬送されながら自重により傾斜に沿って搬送されることを特徴とする。
請求項3記載の発明では、請求項1記載の現像装置において、前記第1の傾斜部が下り勾配を有し、該第1の傾斜部では、現像剤は、該第1の傾斜部の前記現像剤搬送部材により下り方向とは逆向きに搬送されながら自重により傾斜に沿って搬送されることを特徴とする。
請求項4記載の発明では、請求項2記載の現像装置において、前記補給トナー受け部は、下り勾配を有する前記第2の傾斜部の現像剤搬送方向上流側に位置することを特徴とする。
請求項5記載の発明では、請求項2記載の現像装置において、下り勾配を有する前記第2の傾斜部には、前記第1の傾斜部との連通部位よりも現像剤搬送方向上流側に延在部が設けられ、前記補給トナー受け部は前記延在部に位置し、前記延在部では補給トナーは前記現像剤搬送部材により又は自重で下り方向へ搬送されることを特徴とする。
請求項6記載の発明では、請求項5記載の現像装置において、前記第1の傾斜部から搬送された現像剤は、前記連通部位において前記第2の傾斜部の補給トナーに対しその上方から覆い被さるように合流することを特徴とする。
請求項7記載の発明では、請求項2記載の現像装置において、前記第1の傾斜部の途中部位と前記第2の傾斜部の途中部位とを中継する第3の現像剤搬送部を有し、前記補給トナー受け部は前記第3の現像剤搬送部に位置することを特徴とする。
請求項8記載の発明では、請求項7記載の現像装置において、前記第3の現像剤搬送部により搬送される現像剤は、前記第2の傾斜部との連通部位において該第2の傾斜部の現像剤に対しその下側から合流することを特徴とする。
請求項9記載の発明では、請求項3記載の現像装置において、前記補給トナー受け部は、下り勾配を有する前記第1の傾斜部の現像剤搬送方向上流側に位置することを特徴とする。
請求項10記載の発明では、請求項3記載の現像装置において、下り勾配を有する前記第1の傾斜部には、前記第1の現像剤搬送部からの現像剤の受け取り部位よりも現像剤搬送方向上流側に延在部が設けられ、前記補給トナー受け部は前記延在部に位置し、前記延在部では補給トナーは前記現像剤搬送部材により又は自重で下り方向へ搬送されることを特徴とする。
請求項11記載の発明では、請求項10記載の現像装置において、前記第1の現像剤搬送部から搬送された現像剤は、現像剤の受け取り部位において前記第1の傾斜部の補給トナーに対しその上方から覆い被さるように合流することを特徴とする。
請求項12記載の発明では、請求項2〜11のいずれか1つに記載の現像装置において、前記下り勾配を有する傾斜部に設けられる前記現像剤搬送部材は、スクリュウ状の攪拌羽根を有し、且つ、前記攪拌羽根の一部は切り欠かれ、又は前記攪拌羽根は現像剤搬送方向に間欠的に設けられていることを特徴とする。
請求項13記載の発明では、請求項2〜11のいずれか1つに記載の現像装置において、前記下り勾配を有する傾斜部に設けられる前記現像剤搬送部材は、現像剤搬送方向に対して垂直方向に攪拌を行う攪拌羽根を有していることを特徴とする。
請求項14記載の発明では、請求項13記載の現像装置において、前記攪拌羽根に現像剤搬送方向に交差する方向に突出する突起を設けたことを特徴とする。
請求項15記載の発明では、請求項13記載の現像装置において、前記攪拌羽根に現像剤の一部が通過できるように穴をあけたことを特徴とする。
請求項16記載の発明では、請求項2〜11のいずれか1つに記載の現像装置において、前記下り勾配を有する傾斜部に設けられる前記現像剤搬送部材は、コイル状に形成されていることを特徴とする。
請求項17記載の発明では、請求項1〜16のいずれか1つに記載の現像装置において、現像剤として、トナーとキャリアからなる二成分現像剤を使用し、トナーとして平均粒径5μm以下のものを用いることを特徴とする。
請求項18記載の発明では、請求項17記載の現像装置において、キャリアとして平均粒径30μm以下のものを用いることを特徴とする。
請求項19記載の発明では、プロセスカートリッジにおいて、請求項1〜18のいずれか1つに記載の現像装置を有することを特徴とする。
請求項20記載の発明では、画像形成装置において、請求項1〜18のいずれか1つに記載の現像装置を有することを特徴とする。
本発明によれば、現像剤の攪拌性を向上させることができるとともに補給トナーの帯電不良を抑制でき、安定した帯電特性により異常画像の発生を抑えることができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の概要構成図である。 プロセスカートリッジの構成図である。 現像装置の一部切り欠きの要部斜視図である。 現像装置の現像剤の流れを示す模式図である。 下り傾斜部における現像剤搬送部材を示す図で、(b)、(c)はその変形例を示す図である。 一部が切り欠かれていないスクリュウ状の現像剤搬送部材で逆向き搬送した場合の不具合を説明するための図である。 第2の実施形態に係る現像装置の現像剤の流れを示す模式図である。 下り傾斜部における現像剤搬送部材を示す図で、(a)における左側の図は左側から見た回転方向を、右側の図は右側から見た断面図と回転方向を示し、さらに右側の図は変形例における右側から見た断面図と回転方向を示し、(b)、(c)は変形例を示す同様の図である。 下り傾斜部における現像剤搬送部材の他例を示す図で、(a)における左側の図は左側から見た回転方向を、右側の図は右側から見た断面図と回転方向を示し、さらに右側の図は変形例における右側から見た断面図と回転方向を示し、(b)、(c)はさらに別の例を示す図である。 第3の実施形態に係る現像装置の現像剤の流れを示す模式図である。 下り傾斜部における現像剤の搬送状態を示す図である。 現像剤搬送部材の変形例を示す図である。 現像剤搬送部材がスクリュウ状の場合の不具合を示す図である。 現像剤搬送部材を逆搬送するように回転させない場合の不具合を示す図である。 第4の実施形態に係る現像装置の現像剤の流れを示す模式図である。 さらに簡略化した現像剤の流れを示す模式図である。 第5の実施形態に係る現像装置の現像剤の流れを示す模式図である。 図17におけるC部の拡大図で、補給トナーの上滑り抑制機能を示す図である。 第5の実施形態における変形例の模式図である。 第5の実施形態における他の変形例の模式図である。 第6の実施形態に係る現像装置の一部切り欠きの要部斜視図である。 第6の実施形態に係る現像装置の現像剤の流れを示す模式図である。
以下、本発明の実施形態を図を参照して説明する。
図1乃至図6に基づいて第1の実施形態を説明する。図1に本実施形態に係る画像形成装置の概略を示す。画像形成装置100は、カラー画像を形成可能であるカラーレーザプリンタであるが、他のタイプのプリンタ、ファクシミリ、複写機、複写機とプリンタとの複合機等、他の画像形成装置であっても良い。
画像形成装置100は、外部から受信した画像情報に対応する画像信号に基づき画像形成処理を行う。画像形成装置100は、一般にコピー等に用いられる普通紙の他、OHPシートや、カード、ハガキ等の厚紙や、封筒等の何れをもシート状の記録媒体として画像形成を行うことが可能である。
画像形成装置100は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色に色分解された色にそれぞれ対応する像としての画像を形成可能な像担持体としての感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKを並設したタンデム方式を採用している。各符号の数字の後に付されたY、C、M、BKは、イエロー、シアン、マゼンタ、黒用の部材であることを示している。
感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKは、装置本体99の内部のほぼ中央部に配設された無端のベルトである中間転写体としての転写ベルト11の外周面側すなわち作像面側に位置している。
転写ベルト11は、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKに対峙しながら矢印A1方向に移動可能となっている。各感光体ドラム感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKは、A1方向の上流側からこの順で並んでいる。
各感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKに形成された可視像すなわちトナー像は、矢印A1方向に移動する転写ベルト11に対しそれぞれ重畳転写され、その後、記録媒体である転写紙Sに一括転写されるようになっている。よって、画像形成装置100は中間転写方式の画像形成装置となっている。
転写ベルト11は、その下側の部分が各感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKに対向しており、この対向した部分が、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20BK上のトナー像を転写ベルト11に転写する転写部98を形成している。
転写ベルト11に対する重畳転写は、転写ベルト11がA1方向に移動する過程において、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKに形成されたトナー像が、転写ベルト11の同じ位置に重ねて転写されるよう、転写ベルト11を挟んで各感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKに対向する位置に配設された1次転写ローラ12Y、12C、12M、12BKによる電圧印加によって、A1方向上流側から下流側に向けてタイミングをずらして行われる。
転写ベルト11は、ベース層を伸びの少ない材質で構成し、ベース層の表面を平滑性の良い材質によって覆ったコート層とし、ベース層にコート層を重ねて形成した多層構造となっている。ベース層の材質としては、たとえばフッ素樹脂、PVDシート、ポリイミド系樹脂が挙げられる。コート層の材質としては、たとえばフッ素系樹脂等が挙げられる。
転写ベルト11は、その縁部にそれぞれ、寄り止め部材としての図示しない寄り止めガイドを有している。寄り止めガイドは、転写ベルト11がA1方向に回転するときに、図1における紙面と垂直な何れかの方向に偏倚することを防止するために配設されている。寄り止めガイドは、ウレタンゴム製であるが、その他、シリコンゴムなど各種ゴム材料により構成することができる。
各感光体ドラム感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKはそれぞれ、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの画像を形成するための、画像形成部としてのトナー像形成部たる画像形成ユニット60Y、60C、60M、60BKに備えられている。
画像形成装置100は、4つの画像形成ユニット60Y、60C、60M、60BKと、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKの上方に対向して配設され、転写ベルト11を備えたユニットとしての転写ベルトユニット10と、転写ベルト11に対向して配設され転写ベルト11に従動し、連れ回りする転写部材としての2次転写ローラ5と、画像形成ユニット60Y、60C、60M、60BKの下方に対向して配設された書込ユニットとしての光走査装置8とを有している。
画像形成装置100はまた、感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKと転写ベルト11との間に向けて搬送される転写紙Sを積載した給紙カセットとしてのシート給送装置61と、シート給送装置61から搬送されてきた記録紙Sを、画像形成ユニット60Y、60C、60M、60BKによるトナー像の形成タイミングに合わせた所定のタイミングで、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKと転写ベルト11との間の転写部98に向けて繰り出すレジストローラ対4と、転写紙Sの先端がレジストローラ対4に到達したことを検知する図示しないセンサとを有している。
画像形成装置100はまた、トナー像を転写された転写紙Sに同トナー像を定着させるためのローラ定着方式の定着ユニットとしての定着装置6と、定着済みの転写紙Sを装置本体99の外部に排出する排紙ローラ対7と、転写ベルトユニット10の上方に配設され、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のトナーを充填された、装置本体99に着脱されるトナー補給部材としてのトナーボトル9Y、9C、9M、9BKと、装置本体99の上側に配設され排出ローラ対7により装置本体99の外部に排出された転写紙Sを積載する排紙トレイ17と、廃トナー等の不要物を収納する廃トナータンク83とを有している。
画像形成装置100はまた、トナーボトル9Y、9C、9M、9BK内のトナーを画像形成ユニット60Y、60C、60M、60BKのそれぞれに備えられた、現像装置50Y、50C、50M、50BKに供給する、図示しないトナー補給機構を有している。
画像形成装置100はまた、画像形成装置100に対する各種設定を行うための入力手段としての図示しない操作パネルと、画像形成装置100全体の動作を制御する、図示しないCPU、メモリ等を備えた制御手段とを有している。
転写ベルトユニット10は、転写ベルト11の他に、1次転写ローラ12Y、12C、12M、12BKと、転写ベルト11を巻き掛けられた、駆動部材である駆動ローラ72と、転写入口ローラ73と、クリーニング対向ローラ74と、クリーニング対向ローラ74を転写ベルト11の張力を増加する方向に付勢する付勢手段としてのばね75とを有している。
転写ベルトユニット10はまた、装置本体99に着脱自在に支持され、駆動ローラ72、転写入口ローラ73、クリーニング対向ローラ74、ばね75を保持し、転写ベルトユニット10の筐体をなす中間転写ベルトケース14と、中間転写ベルトケース14と一体をなし、転写ベルト11に対向して配設され転写ベルト11上をクリーニングする中間転写ベルトクリーニング装置としてのクリーニング装置13とを有している。
転写ベルトユニット10はまた、駆動ローラ72を回転駆動する図示しない駆動系と、1次転写ローラ12Y、12C、12M、12BKに1次転写バイアスを印加する図示しない1次転写バイアス印加手段としての電源及びバイアス制御手段とを有している。
転写入口ローラ73、クリーニング対向ローラ74は、駆動ローラ72によって回転駆動される転写ベルト11に連れ回りする従動ローラとなっている。1次転写ローラ12Y、12C、12M、12BKは、転写ベルト11をその裏面から感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKに向けて押圧してそれぞれ1次転写ニップを形成する。
この1次転写ニップは、転写ベルト11の、転写入口ローラ73、クリーニング対向ローラ74の間に張り渡した部分において形成されている。転写入口ローラ73、クリーニング対向ローラ74は、1次転写ニットを安定化する機能を有する。
各1次転写ニップには、1次転写バイアスの作用により、感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKと1次転写ローラ12Y、12C、12M、12BKとの間に1次転写電界が形成される。感光体ドラム20Y、20C、20M、20BK上に形成された各色のトナー像は、この1次転写電界やニップ圧の影響によって転写ベルト11上に1次転写される。
駆動ローラ72は、転写ベルト11を介して2次転写ローラ5を当接されており、2次転写部90を形成している。クリーニング対向ローラ74は、ばね75の作用により、転写ベルト11に、転写に適した所定の張力を与える加圧部材としてのテンションローラたる機能を有している。
クリーニング装置13は、図1におけるクリーニング対向ローラ74の左方の位置において、転写ベルト11に対向するように配設されている。クリーニング装置13は、詳細な図示を省略するが、転写ベルト11に対向、当接するように配設されたクリーニングブラシとクリーニングブレードとを有しており、転写ベルト11上の残留トナー等の異物をクリーニングブラシとクリーニングブレードとにより掻き取り、除去して、転写ベルト11をクリーニングするようになっている。このクリーニングにより生じた廃トナー等の不要物は、図示しない廃トナー経路を経て廃トナータンク83に収納されるようになっている。
シート給送装置61は、転写紙Sを複数枚重ねた転写紙束の状態で収容するものであり、装置本体99の下部に配設され、最上位の転写紙Sの上面に当接する給紙ローラとしての給送ローラ3を有しており、給送ローラ3が反時計回り方向に回転駆動されることにより、最上位の転写紙Sをレジストローラ対4に向けて給送するようになっている。
レジストローラ対4は、作像速度、言い換えると転写ベルト11の移動速度と、給紙の速度とを合わせるために、外径を精密に加工されている。その精度は外径で0.03mm以内である。
2次転写部90には、2次転写バイアスの作用により、駆動ローラ72及び転写ベルト11と、2次転写ローラ5との間に2次転写電界が形成される。転写ベルト11上に形成されたトナー像は、この2次転写電界やニップ圧の影響によって転写紙S上に2次転写される。駆動ローラ72は2次転写対向ローラを兼ねている。
定着装置6は、熱源を内部に有する定着ローラ62と、定着ローラ62に圧接された加圧ローラ63とを有しており、トナー像を担持した転写紙Sを定着ローラ62と加圧ローラ63との圧接部である定着部に通すことで、熱と圧力との作用により、担持したトナー像を転写紙Sの表面に定着するようになっている。
トナーボトル9Y、9C、9M、9BK内のイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のトナーは、図示しないトナー供給機構により、所定の補給量だけ、画像形成ユニット60Y、60C、60M、60BKにそれぞれ備えられた現像装置50Y、50C、50M、50BKに補給される。トナーボトル9Y、9C、9M、9BKは、内部のトナーがなくなると交換される消耗品であり、トナーがなくなったとき等に装置本体99から取り外され、交換される。
クリーニング装置13、クリーニング対向ローラ74は、黒色画像形成時には、1次転写ローラ12Y、12C、12Mとともに下方に移動し、転写ベルト11を、感光体ドラム20Y、20C、20Mから離間するように構成されている。
操作パネルによって入力された各種の情報は、制御手段によって認識され、それぞれ識別される。操作パネルは、制御手段による制御によって所定の表示を行う出力手段としての表示部を有している。
画像形成ユニット60Y、60C、60M、60BKについて、そのうちの一つの、感光体ドラム20Yを備えた画像形成ユニット60Yの構成を代表して構成を説明する。なお、他の画像形成ユニット60C、60M、60BKの構成に関しても実質的に同一であるので、以下の説明においては、便宜上、画像形成ユニット60Yの構成に付した符号に対応する符号を、他の画像形成ユニット60C、60M、60BKの構成に付し、詳細な説明については適宜省略することとする。
図2に示すように、感光体ドラム20Yを備えた画像形成ユニット60Yは、感光体ドラム20Yの周囲に、図中時計回り方向であるその回転方向B1に沿って、1次転写ローラ12Yと、クリーニング手段としてのクリーニング装置40Yと、帯電手段である帯電装置としての帯電装置30Yと、現像手段としての現像ユニットである現像装置50Yとを有している。
帯電装置30Yは、感光体ドラム20Yの表面に当接して従動回転する帯電ローラ31Yと、帯電ローラ31Yに当接し従動回転するクリーニングローラ32Yとを有している。帯電ローラ31Yには、直流に交流成分のバイアスを重畳印加する図示しない電圧印加手段が接続されており、感光体ドラム20Yと対向する帯電領域において、感光体ドラム20Yの表面を除電すると同時に、所定の極性に帯電するようになっている。
クリーニングローラ32Yは帯電ローラ31Yに従動回転することで帯電ローラ31Yをクリーニングするようになっている。
このように、本実施形態では、接触ローラを用いた帯電システムを採用しているが、帯電システムは、近接ローラを用いたものであっても良いし、コロトロン方式を採用したものであっても良い。
現像装置50Yは、感光体ドラム20Yに近接対向して配設された現像ローラ51Yを有し、現像ローラ51Yと感光体ドラム20Yとの間の現像領域において、イエロートナーが感光体ドラム20Yの表面に形成された静電潜像に静電的に移行して、静電潜像をイエロートナー像として可視像化するものである。現像装置50Yの詳細については後述する。
1次転写ローラ12Yには、1次転写バイアス印加手段によって、バイアス制御手段による制御に基づき、電源から、1次転写に適した所定の電圧が印加されるようになっている。
図1に示した光走査装置8は、図2に示すように、感光体ドラム20Yにおける帯電領域と現像領域との間の領域に、光変調されたレーザー光Lを照射して帯電ローラ31Yにより帯電された後の感光体ドラム20Yの表面を露光し、露光部分の電位を低下させて感光体ドラム20Yの表面上に静電的な電位差を設け、静電潜像を形成する。電位が低下した部分に現像装置50Yによってイエロートナーが供給されて付着し、イエロートナー像として可視像化される。
クリーニング装置40Yは、感光体ドラム20Yに対向する部分に開口部を有するクリーニングケース43Yと、感光体ドラム20Yに当接し感光体ドラム20Y上の残留トナー、キャリア、紙粉等の不要物を掻き取ってクリーニングするクリーニングローラ45Yと、感光体ドラム20Yの回転方向B1において、クリーニングローラ45Yよりも下流側の位置で感光体ドラム20Yに当接し感光体ドラム20Y上の不要物を掻き取ってクリーニングするためのブレードとしてのクリーニングブレード41Yとを有している。
クリーニング装置40Yはまた、クリーニングケース43Yに回転自在に支持され、クリーニングローラ45Y、クリーニングブレード41Yによって掻き取られ、また除去されることによって生じた廃トナー等の不要物を廃トナータンクに向けて搬送するための図示しない廃トナー経路の一部を構成する排出スクリュウ42Y等を有している。
画像形成ユニット60Yを構成する、感光体ドラム20Yと、1次転写ローラ12Yと、クリーニング装置40Yと、帯電装置30Yと、現像装置50Yとのうち、1次転写ローラ12Yを除くもの、すなわち感光体ドラム20Yと、クリーニング装置40Yと、帯電装置30Yと、現像装置50Yとは、プロセスユニットとしてのプロセスカートリッジ95Yを構成しており、プロセスカートリッジ95Yは一体で、装置本体99に対し、図1における紙面手前側から着脱自在である。プロセスカートリッジとして着脱自在な構成とすることにより、メンテナンス時の利便性が向上する。
感光体ドラム20Yは、単独で、装置本体99に対し、図1における紙面手前側から着脱自在であるとともに、プロセスカートリッジ95Yを構成する、感光体ドラム20Yと、クリーニング装置40Yと、帯電装置30Yと、現像装置50Yとのうち、感光体ドラム20Yを除くもの、すなわち、クリーニング装置40Yと、帯電装置30Yと、現像装置50Yとは、ユニットを構成しており、このユニットは一体で、装置本体99に対し、図1における紙面手前側から着脱自在である。
現像装置50Yは、現像剤(以下、単に「剤」ともいう)の交換作業等のため、単独で、装置本体99に対し、図1における紙面手前側から着脱自在であるとともに、プロセスカートリッジ95Yを構成する、感光体ドラム20Yと、クリーニング装置40Yと、帯電装置30Yと、現像装置50Yとのうち、現像装置50Yを除くもの、すなわち、感光体ドラム20Y、クリーニング装置40Yと、帯電装置30Yとは、ユニットを構成しており、このユニットは一体で、装置本体99に対し、図1における紙面手前側から着脱自在である。
かかる構成の画像形成装置100において、カラー画像を形成すべき旨の信号が入力されると、駆動ローラ72が駆動され、転写ベルト11、転写入口ローラ73、クリーニング対向ローラ74が従動回転するとともに、感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKがB1方向に回転駆動される。
感光体ドラム20Yは、B1方向への回転に伴い、帯電ローラ31Yにより表面を一様に帯電され、光走査装置8からのレーザー光Lの露光走査によりイエロー色に対応した静電潜像を形成され、この静電潜像を現像装置50Yによりイエロー色のトナーにより現像され、現像により得られたイエロー色の単色画像であるトナー像を1次転写ローラ12YによりA1方向に移動する転写ベルト11に1次転写され、転写後に残留したトナーを含む不要物をクリーニング装置40Yにより良好に除去されて帯電ローラ31Yによる次の除電、帯電に供される。
他の感光体ドラム20C、20M、20BKにおいても同様に各色のトナー像が形成等され、形成された各色の単色画像であるトナー像は、1次転写ローラ12C、12M、12BKにより、A1方向に移動する転写ベルト11上の同じ位置に順次1次転写される。転写ベルト11上に重ね合わされたトナー像は、転写ベルト11のA1方向の回転に伴い、2次転写ローラ5との対向位置である2次転写部90まで移動し、2次転写部90において転写紙Sに2次転写される。
転写ベルト11と2次転写ローラ5との間に搬送されてきた転写紙Sは、シート給送装置61から給送ローラ3によって繰り出されてフィードされ、レジストローラ対4によって、センサによる検出信号に基づいて、転写ベルト11上のトナー像の先端部が2次転写ローラ5に対向するタイミングで送り出されたものである。
転写紙Sは、すべての色のトナー像を転写され、担持すると、定着装置6に進入し、定着ローラ62と加圧ローラ63との間の定着部を通過する際、熱と圧力との作用により、担持したトナー像を定着され、転写紙S上に合成カラー画像であるカラー画像を定着される。
定着装置6を通過した定着済みの転写紙Sは、排紙ローラ対7を経て、装置本体99の上部の排紙トレイ17上にスタックされる。一方、2次転写を終えた転写ベルト11は、クリーニング装置13に備えられたクリーニングブラシ及びクリーニングブレードによってクリーニングされ、次の帯電工程、現像工程に備える。
このような画像形成工程において、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のトナーは、現像装置50Y、50C、50M、50BKにおいてそれぞれ消費されるため、消費に応じて、図示しないトナー供給機構が、トナーボトル9Y、9C、9M、9BK内のイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のトナーを、所定の補給量だけ、それぞれ現像装置50Y、50C、50M、50BKに供給するようになっている。
現像装置50Y、50C、50M、50BKは、各色のトナーで各感光体ドラム20Y、20C、20M、20BKの静電潜像を現像するために、各色のトナーを帯電するようになっている。
図3に基づいて、現像装置50Y、50C、50M、50BKの構成を説明する。同一構成であるため現像装置50として色別をせずに説明する。
現像装置50は、現像剤担持体としての現像ローラ51と、層厚規制部材としてのドクターブレード54と、現像ローラ51に隣接して略平行に配置された第1の現像剤搬送部201と、第1の現像剤搬送部201に隣接する傾斜した第2搬送部204とから構成されている。
現像ローラ51は、固定配置により現像剤を穂立ちさせる磁石ローラ52と、これを内包するAl、SUS等金属製の回転スリーブ53から成る。これらの構成部材をハウジングで内包している。
現像装置50は、感光体20と現像ローラ51が隣接するように配置されている(例えばギャップが0.3mm)。現像剤は現像ローラ51により汲み上げられ、ドクターブレード54によって層厚を規制された状態で感光体20との摺擦部に搬送され、感光体ドラム20の静電潜像をトナー像として可視化する。
次に、現像ローラ51へ現像剤を搬送する現像剤搬送部及び現像剤の流れについて図3、図4を用いて説明する。図4は現像剤搬送部の模式図である。
現像ローラ51への現像剤の供給及び回収は第1の現像剤搬送部201で行われる。第1の現像剤搬送部201は現像ローラ51の斜め下方に配置され(図2)、スクリュウ状の現像剤搬送部材203を備えている。スクリュウ状の現像剤搬送部材203を回転させ、現像ローラ51の長手方向(矢印方向;軸方向)に現像剤を搬送しながら、現像ローラ51への現像剤の供給及び回収を行う。
次に現像ローラ51から回収された現像剤を、トナー補給し、再び現像ローラ51へ剤を供給するまでの剤の流れを説明する。第1の現像剤搬送部201から搬送されてきた現像剤は、トナー補給を行うため、第2の現像剤搬送部204へ運ばれる。
第2の現像剤搬送部204は、第1の現像剤搬送部201の現像剤搬送方向下流から現像剤を受け取って上り勾配で(上向きに)搬送する第1の傾斜部としての上り傾斜部204Aと、上り傾斜部204Aにより搬送された現像剤を受け取って下り勾配で(下向きに)搬送し、第1の現像剤搬送部201の現像剤搬送方向上流へ受け渡す第2の傾斜部としての下り傾斜部204Bとを有している。すなわち、第2の現像剤搬送部204は全体として上方に突出した傾斜・屈曲構造を有している。
ここで、「上り勾配」とは斜め上り傾斜の概念を含み、「下り勾配」とは斜め下り傾斜の概念を含む。
下り傾斜部204Bは、現像剤搬送部の高い位置が現像剤搬送方向の上流側である。
上り傾斜部204Aは、第1の現像剤搬送部201と同様にスクリュウ状の現像剤搬送部材206を備えている。下り傾斜部204Bは現像剤搬送部材206とは異なるスクリュウ状の現像剤搬送部材205を備えている。本実施形態では上り傾斜部204Aの現像剤搬送方向(以下、単に「搬送方向」という)下流端部と下り傾斜部204Bの搬送方向上流端部とが直接に交差し連通する構成としているが、上り傾斜部204Aの搬送方向下流端部から略水平の搬送部を経て下り傾斜部204Bに連絡する構成としてもよい。
補給トナー受け部としての補給トナー受け口207は下り傾斜部204Bの上流側に位置し、トナー補給された現像剤は下り傾斜部204Bの傾斜に沿ってその自重により第1の現像剤搬送部201へ搬送される。
下り傾斜部204Bの現像剤搬送部材205は、スクリュウ状の攪拌羽根部材である。攪拌羽根205は、自重により剤が搬送される方向と逆方向(上向き)に剤を進める方向に回転するが、攪拌機能の向上と正規の搬送性を高めるために、図5(a)に示すように、攪拌羽根205aの一部を欠く形状となっている(図4では省略)。
攪拌羽根205の攪拌羽根の一部を欠く構成にすることにより、正規の搬送方向と逆の動きと自重による剤搬送性が交互に現像剤に与えられ、補給トナーと現像剤の攪拌性が向上し、非常に高い帯電安定性が得られる。
スクリュウ状の攪拌羽根に切り欠き部分がなく、図6に示すような、上り傾斜部204Aの現像剤搬送部材206と同様のスクリュウ状の攪拌羽根で同様の逆向き搬送構成にした場合は、搬送力が大きいため、自重によるトナーの剤搬送を妨げ、攪拌と搬送を両立できない。
以上のように、羽根の一部を欠いたスクリュウ状の攪拌部材で、自重により剤が搬送される方向と逆方向に剤を進める方向に回転することで、攪拌性と帯電安定性が両立する。
スクリュウ状の攪拌部材は、十分な攪拌ができれば、図5(b)に示すように切り欠き部分を大きくした攪拌羽根205bとしたり、図5(c)に示すように攪拌羽根205cの有無を交互に構成するようにしてもよい。
図7乃至図9に基づいて第2の実施形態(攪拌羽根205の変形例)を説明する。
本実施形態に係る第2の現像剤搬送部204の下り傾斜部204Bにおける攪拌羽根205は、自重により剤が搬送される方向と逆方向(上向き)に剤を進める方向に回転し、図7及び図8(a)に示すように、搬送方向に対して垂直方向に攪拌を行う矩形状の羽根205dを有している。
搬送方向上流には、補給トナー受け口207から補給されたトナーを下流側へ搬送するためのスクリュウ状の羽根25eが設けられている。
矩形状の攪拌羽根205は、自重により剤が搬送される方向に対して垂直方向に攪拌を行う。この矩形状攪拌羽根の回転により、搬送方向とは垂直方向の動きが現像剤に与えられ、補給トナーと現像剤の攪拌性を向上し、トナー帯電安定性が得られる。
また、本構成では、自重による現像剤の搬送を阻害する方向に力は働かないので、下り傾斜部204Bの傾斜を急勾配にする必要がない。それにより、装置の小型化も可能となる。
矩形状の攪拌羽根は、図8(a)に示すように、軸に対して複数枚設けても良い。
また、矩形状の攪拌羽根の幅は薄くても良く、図8(b)に示すように棒状の羽根205fにすることもできる。
さらにまた、矩形状の攪拌羽根の大きさは各々同じでなくてもかまわない。図8(c)に示すように、羽根205dと羽根205gとを用いて攪拌羽根の長さが互い違いの構成とすることも可能である。以上の図示形状に限らず、現像剤の搬送方向に対して垂直な攪拌を行うものであればよい。
図9(a)に示すように、矩形状の攪拌羽根においてその厚み方向に突出する棒状の突起を設けた羽根205hを有する構成としてもよい。
これにより、現像剤をせん断する効果が向上するため、攪拌性が向上する。
図9(b)、(c)に示すように、現像剤の一部が矩形状の攪拌羽根を通過できるように穴(矩形穴や丸穴等)をあけた羽根205i、205jを有する構成としてもよい。この場合にも現像剤をせん断する効果が向上するため、攪拌性が向上する。
以上のように、矩形状の攪拌部材で、自重により剤が搬送される方向と垂直方向に現像剤を攪拌することで、現像剤の自重による搬送性を阻害することなく、現像剤を攪拌することができるので、搬送性と攪拌性を両立することができる。
図10乃至図14に基づいて第3の実施形態(攪拌羽根205の変形例)を説明する。
本実施形態に係る第2の現像剤搬送部204の下り傾斜部204Bにおける攪拌羽根205は、図10に示すようにコイル状に形成されており、自重により剤が搬送される方向と逆方向(上向き)に剤を進める方向に回転する。
このコイル状の攪拌羽根205の回転により、図11(a)に示すように、搬送方向と逆の動きが現像剤211に与えられ、補給トナーと現像剤の攪拌性を向上し、非常に高い帯電安定性が得られる。
図11(b)に示すように、重力により落下する現像剤211が、コイル状の攪拌羽根205が上へ進む動きによりローリングされ、現像剤が攪拌されながら搬送されることがわかる。
図13(a)に示すように、コイル状の攪拌羽根ではなくスクリュウ状攪拌羽根221で同様の構成にした場合は、図13(b)に示すように、スクリュウ状攪拌羽根221の搬送する力が強いため、自重による剤搬送を妨げ、攪拌と搬送を両立できない。
また、図14(a)に示すように、コイル状の攪拌羽根205の回転方向を、自重によりトナーが搬送される方向に進むように回転した場合は、図14(b)に示すように、現像剤211のローリングされる動きが発生せず、攪拌が十分行われない。
以上のように、傾斜した搬送経路で、コイル状の攪拌部材を有し、自重により剤が搬送される方向と逆方向に剤を進める方向に回転することで、高い攪拌性と搬送性が両立できる
コイル状の攪拌羽根205は補給されたトナーを攪拌することを目的としているので、十分な攪拌ができれば、図12に示すように、下り傾斜部204Bの一部分にコイル状部分が存在する形状としてもよい。
図15及び図16に基づいて第4の実施形態を説明する。
本実施形態では、第2の現像剤搬送部204において、上り傾斜部204Aの途中部位と下り傾斜部204Bの途中部位とを中継する第3の現像剤搬送部209を有し、補給トナー受け口207は第3の現像剤搬送部209に位置することを特徴とする。
第1の現像剤搬送部201から搬送されてきた現像剤の一部は、トナー補給を行うため、上り傾斜部204Aから第3の現像剤搬送部209へ運ばれる。補給トナー受け口207は、第3の現像剤搬送部に設置されており、補給トナー受け口207により補給されたトナーは、第3の現像剤搬送部に搬送された現像剤と、第3の現像剤搬送部209において予備攪拌される。
その後、下り傾斜部204Bへと搬送され、第3の現像剤搬送部209に搬送されなかった現像剤と下り傾斜部204Bにて合流する。この場合、第3の現像剤搬送部209により搬送される、トナー補給された現像剤は、下り傾斜部204Bの現像剤に対してその下側から合流する。換言すれば、第3の現像剤搬送部209から下り傾斜部204Bに入り込む現像剤に対して、下り傾斜部204Bの搬送方向上流側からの現像剤が上方から被さるように合流する。
第3の現像剤搬送部209トナー補給することにより、補給されたトナーは一度現像剤と予備攪拌された状態で、下り傾斜部204Bに合流するため、下り傾斜部204Bにて現像剤となじみやすく、攪拌性は向上する。
第3の現像剤搬送部209は、下り傾斜部204Bの下側へと連結していることにより、補給トナーの上滑り(現像剤の上を軽いトナーがふわふわと浮いたまま混ざらずに搬送されていく状態)の抑止につながり、現像剤と補給トナーの攪拌性はさらに向上する。
図17乃至図20に基づいて第5の実施形態を説明する。
本実施形態では、図17に示すように、下り傾斜部204Bにおいて、上り傾斜部204Aとの連通部位よりも搬送方向上流側に延在部301が設けられ、補給トナー受け口207は延在部301に位置し、延在部301では補給トナーは自重により搬送方向下流側へ搬送されることを特徴とする。
補給トナー受け口207から補給されたトナーは、下り傾斜部204Bを下流側へ自重で搬送される。
上り傾斜部204Aと下り傾斜部204Bの連通部位において、補給トナーと現像剤の混合は、図18に示すように、搬送スクリュウ206により持ち上げられた現像剤304が、延在部301から搬送された補給トナー303の上に覆い被さるように合流する。補給トナー303が現像剤304の下に潜りこむため、補給トナーが現像剤の上を上滑りする現象が抑制され、帯電不良を防止することができる。
補給トナーの搬送は、図19に示すように、攪拌羽根205の延在部対応部位に、補給トナーを下流側へ搬送するスクリュウ部305を形成して行うようにしてもよい。
また、図20に示すように、延在部301を下り傾斜部204Bとは角度を有するように、例えば略水平な状態に設け、スクリュウ305で補給トナーを下流へ搬送するようにしてもよい。
図21及び図22に基づいて第6の実施形態を説明する。図22は図21を裏側見た模式図である。
本実施形態では、上記各実施形態とは逆に、第2の現像剤搬送部204は、第1の現像剤搬送部201の現像剤搬送方向下流から現像剤を受け取って下向きに搬送する第1の傾斜部としての下り傾斜部204Aと、下り傾斜部204Aにより搬送された現像剤を受け取って上向きに搬送し、第1の現像剤搬送部201の現像剤搬送方向上流へ受け渡す第2の傾斜部としての上り傾斜部204Bとを有している。すなわち、第2の現像剤搬送部204は全体として下方に突出した傾斜・屈曲構造を有している。
下り傾斜部204Aは、現像剤搬送部の高い位置が現像剤搬送方向の上流側である。
下り傾斜部204Aには第1の現像剤搬送部201から現像剤を受け取る部位よりも搬送方向上流側に延在部204A−1が設けられ、補給トナー受け口207は延在部204A−1に位置している。
補給トナー受け口207は下り傾斜部204Aの上流側に位置し、補給トナー受け口207から補給されたトナーはスクリュウ状の攪拌羽根205により下流側へ搬送される。傾斜を利用して自重で搬送するようにしてもよい。
スクリュウ状の攪拌羽根205は、第1の現像剤搬送部201からの現像剤落下部(受け取り部)を境として勾配の上側部では下流側へ搬送する方向へ、下側部では自重により剤が搬送される方向と逆方向に剤を進める方向に、推進力が生じる形状を有している。
第1の現像剤搬送部201から搬送された現像剤は、現像剤の受け取り部位において下り傾斜部204Aの補給トナーに対しその上方から覆い被さるように合流する。
次に、上記各実施形態において使用する現像剤について説明する。
現像剤に使用するトナーは好ましくは体積平均粒径が5μm以下のものが好ましい。5μm以下の小径トナーを使用することにより、潜像に対して忠実な現像が可能となり高精細な画像が得られる。
従来、5μm以下のトナーを使用した場合、画質向上効果が得られるが、現像剤の流動性が悪化し、補給トナーの帯電不良が発生する場合があった。
上記各実施形態に係る現像装置では攪拌性が非常に高いため、高画質と帯電安定性の両立が可能となった。
現像剤に使用するキャリアは好ましくは平均粒径が30μm以下が好ましい。30μm以下の小径キャリアを使用することにより、緻密な磁気ブラシが形成され、潜像に対して忠実な現像が可能となり高精細な画像が得られる。
30μm以下のキャリアを使用した場合にも上記と同様に現像剤の流動性が悪化し、補給トナーの帯電不良が発生する場合があったが、上記各実施形態に係る現像装置を使用することで、十分な攪拌性が得られて帯電特性が確保され、高画質と帯電安定性の両立が可能となった。
上記各実施形態では、現像剤を逆向きに搬送して攪拌機能を高める攪拌羽根205として、それぞれ特定の形状を示したが、無論、上述した各形状を種々選択して実施することができる。
51 現像剤担持体としての現像ローラ
54 層厚規制部材としてのドクターブレード
95 プロセスカートリッジ
201 第1の現像剤搬送部
204 第2の現像剤搬送部
204A 第1の傾斜部としての上り傾斜部
204A 第1の傾斜部としての下り傾斜部
204B 第2の傾斜部としての下り傾斜部
204B 第2の傾斜部としての上り傾斜部
207 補給トナー受け部としての補給トナー受け口
205、206 現像剤搬送部材
特開平10−260571号公報 特開2008−026572号公報 特開2001−290368号公報 特開2006−058667号公報

Claims (20)

  1. 現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体上の現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、
    現像剤搬送部材を備え前記現像剤担持体に隣接する第1の現像剤搬送部と、
    現像剤搬送部材を備え前記第1の現像剤搬送部に隣接する第2の現像剤搬送部と、
    前記第2の現像剤搬送部にトナーを補給するための補給トナー受け部と、を有する現像装置において、
    前記第2の現像剤搬送部は、前記第1の現像剤搬送部から現像剤を受け取って上り勾配で又は下り勾配で搬送する第1の傾斜部と、該第1の傾斜部により搬送された現像剤を第1の傾斜部とは勾配を逆にして搬送し前記第1の現像剤搬送部へ受け渡す第2の傾斜部と、を有していることを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1記載の現像装置において、
    前記第1の傾斜部が上り勾配を有し、前記第2の傾斜部では、現像剤は、該第2の傾斜部の前記現像剤搬送部材により下り方向とは逆向きに搬送されながら自重により傾斜に沿って搬送されることを特徴とする現像装置。
  3. 請求項1記載の現像装置において、
    前記第1の傾斜部が下り勾配を有し、該第1の傾斜部では、現像剤は、該第1の傾斜部の前記現像剤搬送部材により下り方向とは逆向きに搬送されながら自重により傾斜に沿って搬送されることを特徴とする現像装置。
  4. 請求項2記載の現像装置において、
    前記補給トナー受け部は、下り勾配を有する前記第2の傾斜部の現像剤搬送方向上流側に位置することを特徴とする現像装置。
  5. 請求項2記載の現像装置において、
    下り勾配を有する前記第2の傾斜部には、前記第1の傾斜部との連通部位よりも現像剤搬送方向上流側に延在部が設けられ、前記補給トナー受け部は前記延在部に位置し、前記延在部では補給トナーは前記現像剤搬送部材により又は自重で下り方向へ搬送されることを特徴とする現像装置。
  6. 請求項5記載の現像装置において、
    前記第1の傾斜部から搬送された現像剤は、前記連通部位において前記第2の傾斜部の補給トナーに対しその上方から覆い被さるように合流することを特徴とする現像装置。
  7. 請求項2記載の現像装置において、
    前記第1の傾斜部の途中部位と前記第2の傾斜部の途中部位とを中継する第3の現像剤搬送部を有し、前記補給トナー受け部は前記第3の現像剤搬送部に位置することを特徴とする現像装置。
  8. 請求項7記載の現像装置において、
    前記第3の現像剤搬送部により搬送される現像剤は、前記第2の傾斜部との連通部位において該第2の傾斜部の現像剤に対しその下側から合流することを特徴とする現像装置。
  9. 請求項3記載の現像装置において、
    前記補給トナー受け部は、下り勾配を有する前記第1の傾斜部の現像剤搬送方向上流側に位置することを特徴とする現像装置。
  10. 請求項3記載の現像装置において、
    下り勾配を有する前記第1の傾斜部には、前記第1の現像剤搬送部からの現像剤の受け取り部位よりも現像剤搬送方向上流側に延在部が設けられ、前記補給トナー受け部は前記延在部に位置し、前記延在部では補給トナーは前記現像剤搬送部材により又は自重で下り方向へ搬送されることを特徴とする現像装置。
  11. 請求項10記載の現像装置において、
    前記第1の現像剤搬送部から搬送された現像剤は、現像剤の受け取り部位において前記第1の傾斜部の補給トナーに対しその上方から覆い被さるように合流することを特徴とする現像装置。
  12. 請求項2〜11のいずれか1つに記載の現像装置において、
    前記下り勾配を有する傾斜部に設けられる前記現像剤搬送部材は、スクリュウ状の攪拌羽根を有し、且つ、前記攪拌羽根の一部は切り欠かれ、又は前記攪拌羽根は現像剤搬送方向に間欠的に設けられていることを特徴とする現像装置。
  13. 請求項2〜11のいずれか1つに記載の現像装置において、
    前記下り勾配を有する傾斜部に設けられる前記現像剤搬送部材は、現像剤搬送方向に対して垂直方向に攪拌を行う攪拌羽根を有していることを特徴とする現像装置。
  14. 請求項13記載の現像装置において、
    前記攪拌羽根に現像剤搬送方向に交差する方向に突出する突起を設けたことを特徴とする現像装置。
  15. 請求項13記載の現像装置において、
    前記攪拌羽根に現像剤の一部が通過できるように穴をあけたことを特徴とする現像装置。
  16. 請求項2〜11のいずれか1つに記載の現像装置において、
    前記下り勾配を有する傾斜部に設けられる前記現像剤搬送部材は、コイル状に形成されていることを特徴とする現像装置。
  17. 請求項1〜16のいずれか1つに記載の現像装置において、
    現像剤として、トナーとキャリアからなる二成分現像剤を使用し、トナーとして平均粒径5μm以下のものを用いることを特徴とする現像装置。
  18. 請求項17記載の現像装置において、
    キャリアとして平均粒径30μm以下のものを用いることを特徴とする現像装置。
  19. 請求項1〜18のいずれか1つに記載の現像装置を有するプロセスカートリッジ。
  20. 請求項1〜18のいずれか1つに記載の現像装置を有する画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012098319A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Konica Minolta Business Technologies Inc 現像剤搬送装置、画像形成装置
JP2014081540A (ja) * 2012-10-17 2014-05-08 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置、画像形成装置

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