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JP2010212615A - 基地局装置の放熱構造 - Google Patents

基地局装置の放熱構造 Download PDF

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JP2010212615A
JP2010212615A JP2009059810A JP2009059810A JP2010212615A JP 2010212615 A JP2010212615 A JP 2010212615A JP 2009059810 A JP2009059810 A JP 2009059810A JP 2009059810 A JP2009059810 A JP 2009059810A JP 2010212615 A JP2010212615 A JP 2010212615A
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heat
heat sink
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conductive sheet
station apparatus
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JP2009059810A
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Tsutomu Miyamoto
力 宮本
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Kyocera Corp
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Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】基地局装置における回路からの熱を効率良く外方に放散させることができる放熱構造を提供する。
【解決手段】配線基板1に搭載された集積回路2の上面を覆うように形成された絶縁性を有する熱伝導性シート3と、熱伝導性シート3の上端に接触されたヒートシンク4とを備え、ヒートシンク4の熱伝導性シート3と接触する部分に凹凸部を形成し、かつ、凹凸部が熱伝導性シート3に食い込むように構成されている。凹凸形状は、ヒートシンク4のベースとなる面に複数の錐状の突起部6を構成することにより形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、基地局装置の回路構成における放熱構造に関する。
通信の高速大容量化にともない、基地局装置内部に内蔵された集積回路(IC:Integrated Circuit)が演算処理の過程で極めて高温化する傾向にある。このため、集積回路からの熱を効果的に放熱する構造が望まれている。従来の集積回路の放熱構造としては、例えば、モバイル用パーソナルコンピュータにおいて、ICチップが搭載された基板全体(ICパッケージ)を、ゴム弾性を有する熱伝導性シートで覆い、その上面にヒートシンクを接触させるものが知られていて、ICパッケージからの熱が熱伝導性シートを介してヒートシンクに伝わり、ヒートシンクから放熱されるようになっている(特許文献1の図6参照)。
特開2001−244394号公報
無線通信システムの基地局装置は、モバイル用パーソナルコンピュータよりも大型であり、演算量も膨大であるため、回路規模が大きい。このため、前述した放熱構造を基地局装置に採用しようとしても熱伝導性シートが厚手化する、といったように放熱構造自体が大規模になるだけであり、その分、集積回路からの高温の熱を効率良く熱伝導性シートに伝え、ヒートシンクから放熱させることができないという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、基地局装置における回路からの熱を効率良く外方に放散させることができる基地局装置の放熱構造を提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明の基地局装置の放熱構造は、少なくとも基板に配された回路の上面を覆うように形成された絶縁性を有する熱伝導層と、前記熱伝導層の上端に接触されたヒートシンクとを備え、前記ヒートシンクにおける前記熱伝導層と接触する部分に凹凸部を形成し、かつ、前記凹凸部を前記熱伝導層に食い込むように構成したことを特徴とする。
前記凹凸部は、山形の凸部と谷形の凹部とが連続するように形成されたものであることが好ましく、また、前記凹凸部は、前記ヒートシンクのベースとなる面に複数の錐状の突起部を形成することにより構成されたものであることが好ましい。
本発明の基地局装置の放熱構造は、ヒートシンクに凹凸部を形成してヒートシンクと熱伝導性シートとの接触面積を拡大させているので、基地局装置の回路構成において発生する熱を効率良く放散させることができる。
基地局装置の回路構成における本発明の放熱構造の一部断面図である。 放熱構造の他の例を示す一部断面図である。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、基地局装置の回路構成における本発明の放熱構造の一部断面図である。図1に示す放熱構造は、配線基板1と、配線基板1に搭載された基地局装置の各種機能を実行する集積回路2(回路)と、集積回路2の上面を覆うように形成された熱伝導性シート3(熱伝導層)と、熱伝導性シート3の上端に接触されたヒートシンク4とにより構成されている。
ヒートシンク4は、熱伝導性シート3と接触する部分に凹凸部が形成されており、かつ、凹凸部が熱伝導性シート3に食い込むように構成されている。凹凸部は、山形の凸部と谷形の凹部が連続するように形成されている。
配線基板1に搭載される集積回路(ICチップ)2の寸法は、例えば、高さ約0.8mm、幅約11mm、奥行き約9mmである。
熱伝導性シート3には、熱伝導性、柔軟性、絶縁性を有するものが用いられる。熱伝導性シート3は、圧力により弾性変形することによって、配線基板1、集積回路2、ヒートシンク4との密着性、熱伝導性を良好している。熱伝導性シート3としては、例えば、シリコンゴム、シリコンゲルなどを主な材料とした熱伝導性、弾性に富むシートが挙げられる。熱伝導率は約5W/mKである。
また、ヒートシンク4には、銅(熱伝導率約400W/mK)またはアルミニウム(熱伝導率約200W/mK)が用いられる。ヒートシンク4は、集積回路2が発生する熱を熱伝導性シート3を介して受け取り、ヒートシンク4に備えるフィンやファン等の冷却手段(図示せず)によって、受け取った熱を空気中に放出している。
ヒートシンク4の凹凸部は、配線基板1と対向する面側に頂部を突出させて、ヒートシンク4のベースとなる面に複数の錐状の突起部5を形成することにより構成される。この突起部5は、ヒートシンク4の全面に渡って形成されており、この突起部5が熱伝導性シート3に食い込むことによりヒートシンク4と熱伝導性シート3との接触面積を拡大させることができる。
図1において、突起部5の底面部の長さTは、約2〜3mmであり、集積回路2の表面から、ヒートシンク4のベースとなる面である突起部5の底面部までの長さTは、約4〜8mmである。
突起部5の形状は、四角錐が好ましいが、三角錐もしくは四角錐以上の多角錐もしくは円錐でもよい。また、突起部5は、錐状の頂部を滑らかにした山形としてもよい。図2は、ヒートシンクが滑らかな山形の突起部を有する放熱構造の一部断面図である。図2に示すように、ヒートシンク4が滑らかな山形の突起部6を有する場合には、熱伝導性シート3との密着性が、より確実になり、接触熱抵抗の低減に有効である。
なお、ヒートシンク4の熱伝導性シート3と接触する部分に形成される凹凸部の態様として、錐状をした突起部5あるいは錐状の頂部を滑らかにした山形の突起部6を例に説明したが、このような態様以外に、次のような態様も挙げられる。例えば、図1あるいは図2において波形に示された凹凸形状を断面形状とした複数の溝によって凹凸部を構成してもよい。
また、集積回路2の上面と熱伝導性シート3との間、および熱伝導性シート3とヒートシンク4との間には、接触を確実にして熱伝導性を良好にするために熱伝導性グリス(図示せず)が塗布されている。熱伝導性グリスの厚さは、100μm以下が好ましい。熱伝導性グリスとしては、例えば、酸化アルミニウム等を配合したシリコングリスが挙げられる。
なお、図1および図2では、熱伝導性シート3およびヒートシンク4を、1つの集積回路を覆うように構成して、1つの集積回路の熱を放散させる場合について示したが、本発明の放熱構造は、熱伝導性シート3およびヒートシンク4を、配線基板1に搭載された複数個の集積回路の全てまたは一部を覆うように構成して、全てのまたは一部の集積回路の熱を放散させるものである。
また、突起部5,6は、ヒートシンク4の全面に渡って形成したが、ヒートシンク4の一部分に形成してもよい。
上述のように、本発明の基地局装置の放熱構造は、ヒートシンクに凹凸部を形成してヒートシンクと熱伝導性シートとの接触面積を拡大させているので、接触熱抵抗が減少し、基地局装置の回路構成において発生する熱を効率良く放散させることができる。
また、ヒートシンクに凹凸部が形成されているため、外力により揺すられたり、振動等があっても熱伝導性シートのズレがなくなり、熱伝導性能が安定化する。
1 配線基板
2 集積回路
3 熱伝導性シート
4 ヒートシンク
5,6 突起部

Claims (3)

  1. 少なくとも基板に配された回路の上面を覆うように形成された絶縁性を有する熱伝導層と、前記熱伝導層の上端に接触されたヒートシンクと、を備え、
    前記ヒートシンクにおける前記熱伝導層と接触する部分に凹凸部を形成し、かつ、前記凹凸部を前記熱伝導層に食い込むように構成した、ことを特徴とする基地局装置の放熱構造。
  2. 前記凹凸部は、山形の凸部と谷形の凹部とが連続するように形成されたものである、ことを特徴とする請求項1に記載の基地局装置の放熱構造。
  3. 前記凹凸部は、前記ヒートシンクのベースとなる面に複数の錐状の突起部を形成することにより構成されたものである、ことを特徴とする請求項2に記載の基地局装置の放熱構造。
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