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JP2010211065A - 表示装置 - Google Patents

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JP2010211065A
JP2010211065A JP2009058560A JP2009058560A JP2010211065A JP 2010211065 A JP2010211065 A JP 2010211065A JP 2009058560 A JP2009058560 A JP 2009058560A JP 2009058560 A JP2009058560 A JP 2009058560A JP 2010211065 A JP2010211065 A JP 2010211065A
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light emitting
light
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JP2009058560A
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Kazumasa Kurokawa
和雅 黒川
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Denso Corp
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Denso Corp
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Abstract

【課題】複数の発光ダイオードを受光型の表示パネルのバックライトとする表示装置において、複数の発光ダイオードからの透過照明光の輝度の低下を抑えつつ輝度ムラを抑える。
【解決手段】表示装置1は、受光型の表示パネル2と、表示パネル2を透過照明する複数の発光ダイオード51〜54と、発光ダイオード51〜54と表示パネル2の間に配置され、複数の凸レンズ31〜36からなるインテグレータレンズ3、とを備え、発光ダイオード51〜54とインテグレータレンズ3の相対的な配置を、発光ダイオード51〜54とインテグレータレンズ3の間に凸レンズ31〜36の焦点300が配置されるように設定し、発光ダイオード51〜54が凸レンズ31〜36により実像500として表示パネル2内で結像するように、表示パネル2と発光ダイオード51〜54と凸レンズ31〜36の相対的な配置、および、各焦点300の焦点距離Lfを設定している。
【選択図】図3

Description

本発明は、受光型の表示パネルと、この表示パネルを透過照明する複数の発光ダイオードとを備える表示装置に関するものである。
従来より、受光型の表示パネルとして液晶パネルと、液晶パネルを透過照明する複数の発光ダイオードとを備える表示装置が実用化されている。複数の発光ダイオードを液晶パネルのバックライトとする表示装置では、複数の発光ダイオードからの透過照明光の輝度ムラを抑えるため、光を拡散する拡散板を複数の発光ダイオードと液晶パネルの間に配置している。
また、単一の光源としてハロゲンランプを液晶パネルのバックライトとする表示装置では、複数の凸レンズからなるインテグレータレンズを、ハロゲンランプと液晶パネルの間に配置した表示装置が開示されている(特許文献1を参照)。この表示装置では、ハロゲンランプからの光を、インテグレータレンズに入射させて均一化して、ハロゲンランプからの透過照明光の輝度ムラを抑えるようにしている。
特開平5−104979号公報
拡散板を複数の発光ダイオードと液晶パネルの間に配置した表示装置では、複数の発光ダイオードからの透過照明光の輝度ムラを抑えるため、拡散板による光の拡散性能を高める必要がある。しかし、拡散板による光の拡散性能を高めると、複数の発光ダイオードからの光が拡散板により大きく拡散されて、透過照明光の輝度が低下してしまうという問題が生じる。このため、複数の発光ダイオードを受光型の表示パネルのバックライトとする表示装置においては、複数の発光ダイオードからの透過照明光の輝度の低下を抑えつつ輝度ムラを抑えることが求められている。
一方、特許文献1では、複数の発光ダイオードをバックライトとする表示装置に対して、インテグレータレンズをどのように構成すれば、透過照明光の輝度の低下を抑えつつ輝度ムラを抑えることができるかについては開示されていない。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、複数の発光ダイオードを受光型の表示パネルのバックライトとする表示装置において、複数の発光ダイオードからの透過照明光の輝度の低下を抑えつつ輝度ムラを抑えることを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明によれば、受光型の表示パネルと、表示パネルの後方側に配置され、表示パネルを透過照明する複数の発光ダイオードと、複数の発光ダイオードと表示パネルの間に配置され、複数の凸レンズからなるインテグレータレンズ、とを備え、複数の発光ダイオードとインテグレータレンズの相対的な配置を、複数の発光ダイオードとインテグレータレンズの間に複数の凸レンズの焦点が配置されるように設定し、複数の発光ダイオードが複数の凸レンズにより実像として表示パネル内で結像するように、表示パネルと複数の発光ダイオードと複数の凸レンズの相対的な配置、および、各凸レンズの焦点距離を設定していることを特徴とする。
この構成によれば、複数の発光ダイオードとインテグレータレンズの相対的な配置を、複数の発光ダイオードとインテグレータレンズの間に複数の凸レンズの焦点が配置されるように設定しているため、複数の発光ダイオードは、複数の凸レンズにより所定の位置に実像として結像する。発光ダイオードからの光が凸レンズにより集光されて実像として結像するため、発光ダイオードの輝度に対して実像の輝度の低下は抑えられている。
この構成によれば、さらに、複数の凸レンズにより複数の発光ダイオードの実像が表示パネル内で結像するように、表示パネルと複数の発光ダイオードと複数の凸レンズの相対的な配置、および、各凸レンズの焦点距離を設定している。このため、表示パネル内で結像する実像を、複数の発光ダイオードからの透過照明光として、表示パネルは透過照明される。
したがって、表示パネル内で結像する実像の輝度の低下が発光ダイオードの輝度に対して抑えられているため、複数の発光ダイオードからの透過照明光の輝度の低下を抑えることができる。
また、複数個の発光ダイオードは、1個の凸レンズにより集光されて、原理上、複数個の実像として結像する。このため、複数の発光ダイオードは、複数の凸レンズにより集光されて、原理上、発光ダイオードの複数個と凸レンズの複数個を乗算(掛け算)した個数の実像として結像する。したがって、表示パネル内で結像する実像の個数を、発光ダイオードの複数個よりも増加させることができる。このため、発光ダイオードの複数個よりも増加させた個数の実像として表示パネルに入射させた場合の実像の間隔は、複数の発光ダイオードを表示パネルに直接入射させた場合と比較して狭くなる。したがって、複数の発光ダイオードからの透過照明光の輝度ムラを抑えることができる。
これらの結果、複数の発光ダイオードからの透過照明光の輝度の低下を抑えつつ輝度ムラを抑えることができる。
請求項2に記載の発明によれば、実像が、発光ダイオードに対して拡大するように、複数の発光ダイオードと複数の凸レンズの相対的な配置を設定していることを特徴とする。
この構成によれば、凸レンズによる発光ダイオードの実像が、発光ダイオードに対して拡大するため、各発光ダイオードからの透過照明光は拡大して表示パネルを透過照明する。このため、複数の発光ダイオードからの透過照明光の輝度ムラをより抑えることができる。また、発光ダイオードからの光が凸レンズにより集光されて実像として結像するため、発光ダイオードの輝度に対して実像の輝度の低下が抑えられている点は、実像が発光ダイオードに対して拡大しても同様である。
これらの結果、複数の発光ダイオードからの透過照明光の輝度の低下を抑えつつ輝度ムラをより抑えることができる。
請求項3に記載の発明によれば、複数の発光ダイオードの一部と表示パネルとの距離が、複数の発光ダイオードの残部と表示パネルとの距離と異なるように配置され、複数の発光ダイオードの一部が複数の凸レンズの一部により実像として表示パネル内で結像するように、複数の凸レンズの一部の焦点距離が、複数の凸レンズの残部の焦点距離と異なるように設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、表示パネルとの距離が異なるように配置された一部の発光ダイオードが一部の凸レンズにより実像として表示パネル内で結像するように、一部の凸レンズの焦点距離が、残部の凸レンズの焦点距離と異なるように設定されている。このため、発光ダイオードと表示パネルとの距離を変えても、発光ダイオードと凸レンズの距離を変えないで、発光ダイオードの実像を表示パネル内で結像させることができる。即ち、複数の発光ダイオードに対して表示パネルの一部の配置を変えても、複数の発光ダイオードとインテグレータレンズの相対的な配置を変えないで、複数の発光ダイオードを実像として表示パネル内で結像させることができる。
したがって、複数の発光ダイオードに対して表示パネルの一部の配置を変えても、複数の発光ダイオードとインテグレータレンズの相対的な配置を変えないで、複数の発光ダイオードからの透過照明光の輝度の低下を抑えつつ輝度ムラを抑えることができる。
請求項4に記載の発明によれば、複数の発光ダイオードと表示パネルとの距離が、それぞれ、互いに異なるように配置され、焦点距離を互いに異なるように設定していることを特徴とする。
この構成によれば、複数の発光ダイオードと表示パネルとの距離が、それぞれ、互いに異なるように配置されても、焦点距離を互いに異なるように設定することにより、複数の発光ダイオードとインテグレータレンズの相対的な配置を変えないで、複数の発光ダイオードを実像として表示パネル内で結像させることができる。
したがって、複数の発光ダイオードと表示パネルとの距離が、それぞれ、互いに異なるように配置されても、複数の発光ダイオードとインテグレータレンズの相対的な配置を変えないで、複数の発光ダイオードからの透過照明光の輝度の低下を抑えつつ輝度ムラを抑えることができる。
請求項5に記載の発明によれば、受光型の表示パネルと、表示パネルの後方側に配置され、表示パネルを透過照明する複数の発光ダイオードと、複数の発光ダイオードと表示パネルの間に配置され、複数の凸レンズからなるインテグレータレンズと、インテグレータレンズと表示パネルの間に配置され、光を拡散する拡散部材、とを備え、複数の発光ダイオードとインテグレータレンズの相対的な配置を、複数の発光ダイオードとインテグレータレンズの間に複数の凸レンズの焦点が配置されるように設定し、複数の発光ダイオードが複数の凸レンズにより実像として拡散部材内で結像するように、拡散部材と複数の発光ダイオードと複数の凸レンズの相対的な配置、および、各凸レンズの焦点距離を設定していることを特徴とする。
この構成によれば、複数の発光ダイオードとインテグレータレンズの相対的な配置を、複数の発光ダイオードとインテグレータレンズの間に複数の凸レンズの焦点が配置されるように設定し、且つ、複数の凸レンズによる複数の発光ダイオードの実像が拡散部材内で結像するように、拡散部材と複数の発光ダイオードと複数の凸レンズの相対的な配置、および、各凸レンズの焦点距離を設定している。このため、複数の凸レンズにより集光されて拡散部材内で結像する実像の輝度の低下が、発光ダイオードの輝度に対して抑えられているため、複数の発光ダイオードから拡散部材に到達する光の輝度の低下を抑えることができる。
また、複数の発光ダイオードは、複数の凸レンズにより集光されて、原理上、発光ダイオードの複数個と凸レンズの複数個を乗算した個数の実像として結像するため、拡散部材内で結像する実像の個数を、発光ダイオードの複数個よりも増加させることができる。このため、発光ダイオードの複数個よりも増加させた個数の実像として拡散部材に入射させた場合の実像の間隔は、複数の発光ダイオードを拡散部材に直接入射させた場合と比較して狭くなる。したがって、複数の発光ダイオードから拡散部材に到達する光の輝度ムラを抑えることができる。
したがって、複数の発光ダイオードから拡散部材に到達する光の輝度の低下を抑えつつ輝度ムラを抑えることができる。輝度の低下を抑えつつ輝度ムラを抑えた光は、拡散部材で拡散され、さらに輝度ムラを抑えて透過照明光として表示パネルを透過照明できる。ここで、輝度の低下を抑えつつ輝度ムラを抑えた光が拡散部材に到達しているため、拡散部材で過度に輝度ムラを抑える必要がない。このため、拡散部材による光の拡散性能を過度に高める必要がないため、拡散部材による透過照明光の輝度の低下を抑えることができる。
これらの結果、複数の発光ダイオードからの透過照明光の輝度の低下を抑えつつ輝度ムラを抑えることができる。
請求項6に記載の発明によれば、実像が、発光ダイオードに対して拡大するように、複数の発光ダイオードと複数の凸レンズの相対的な配置を設定していることを特徴とする。
この構成によれば、凸レンズによる発光ダイオードの実像が、発光ダイオードに対して拡大するため、各発光ダイオードからの光は拡大して拡散部材に到達する。このため、輝度の低下を抑えつつ輝度ムラをより抑えた光は、拡散部材で拡散され、さらに輝度ムラを抑えて透過照明光として表示パネルを透過照明できる。
この結果、複数の発光ダイオードからの透過照明光の輝度の低下を抑えつつ輝度ムラをより抑えることができる。
請求項7に記載の発明によれば、複数の発光ダイオードの一部と拡散部材との距離が、複数の発光ダイオードの残部と拡散部材との距離と異なるように配置され、複数の発光ダイオードの一部が複数の凸レンズの一部により実像として拡散部材内で結像するように、複数の凸レンズの一部の焦点距離が、複数の凸レンズの残部の焦点距離と異なるように設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、拡散部材との距離が異なるように配置された一部の発光ダイオードが一部の凸レンズにより実像として拡散部材内で結像するように、一部の凸レンズの焦点距離が、残部の凸レンズの焦点距離と異なるように設定されている。このため、発光ダイオードと拡散部材との距離を変えても、発光ダイオードと凸レンズの距離を変えないで、発光ダイオードの実像を拡散部材内で結像させることができる。
したがって、複数の発光ダイオードに対して拡散部材の一部の配置を変えても、複数の発光ダイオードとインテグレータレンズの相対的な配置を変えないで、輝度の低下を抑えつつ輝度ムラを抑えた光は、拡散部材で拡散され、さらに輝度ムラを抑えて透過照明光として表示パネルを透過照明できる。
この結果、複数の発光ダイオードに対して拡散部材の一部の配置を変えても、複数の発光ダイオードとインテグレータレンズの相対的な配置を変えないで、複数の発光ダイオードからの透過照明光の輝度の低下を抑えつつ輝度ムラを抑えることができる。
請求項8に記載の発明によれば、複数の発光ダイオードと拡散部材との距離が、それぞれ、互いに異なるように配置され、焦点距離を互いに異なるように設定していることを特徴とする。
この構成によれば、複数の発光ダイオードと拡散部材との距離が、それぞれ、互いに異なるように配置されても、焦点距離を互いに異なるように設定することにより、複数の発光ダイオードとインテグレータレンズの相対的な配置を変えないで、複数の発光ダイオードを実像として拡散部材内で結像させることができる。
したがって、複数の発光ダイオードにおいて拡散部材との距離が互いに異なるように配置されても、複数の発光ダイオードとインテグレータレンズの相対的な配置を変えないで、輝度の低下を抑えつつ輝度ムラを抑えた光は、拡散部材で拡散され、さらに輝度ムラを抑えて透過照明光として表示パネルを透過照明できる。この結果、複数の発光ダイオードにおいて拡散部材との距離が互いに異なるように配置されても、複数の発光ダイオードとインテグレータレンズの相対的な配置を変えないで、複数の発光ダイオードからの透過照明光の輝度の低下を抑えつつ輝度ムラを抑えることができる。
本発明の一実施形態による液晶表示装置を適用した車両用ヘッドアップディスプレイ装置の全体構成を示す模式図である。 図1に示す液晶表示装置の拡大斜視図である。 図2に示す凸レンズによる発光ダイオードの結像位置と液晶パネルの配置を示す図2のIII矢視の模式図である。 図3に示す1個の凸レンズによる4個の発光ダイオードの結像位置と液晶パネルの配置を示す光路図である。 図3に示す凸レンズに対する発光ダイオードの配置を示す光路図である。 図3の第1変形例を示す模式図である。 図3の第2変形例を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、図中の互いに同一若しくは均等である部分には、同一符号を付している。
(構成)
図1に示す車両用ヘッドアップディスプレイ装置10は、液晶表示装置1と、フロントウィンドシールド11の内面に形成されたハーフミラー層13とを備える。ハーフミラー層13は、光を反射する機能と光を透過する機能の両機能を有するものである。
液晶表示装置1は、液晶パネル2、インテグレータレンズ3、および、発光ダイオード51〜54を備え、インストルメントパネル12内に配置されている。発光ダイオード51〜54は、受光型の表示パネルである液晶パネル2の後方側に配置され、液晶パネル2を透過照明する光源である。発光ダイオード51〜54は、プリント基板4に実装されて平面上に配置されている。平面上に配置されている発光ダイオード51〜54に対して、液晶パネル2は傾斜して配置されている。インテグレータレンズ3は、発光ダイオード51〜54からの光を均一化して液晶パネル2へ導くレンズであり、発光ダイオード51〜54と液晶パネル2の間に配置されている。
液晶表示装置1は、例えば、自車両の車速を表す表示画像21を表示する。具体的には、発光ダイオード51〜54からの光がインテグレータレンズ3で均一化され、表示画像21が描画されている液晶パネル2を透過照明し、これにより、表示画像21が表示される。表示画像21の光は、光路P1にしたがってハーフミラー層13で視認者Mへ向けて反射し、これにより、フロントウィンドシールド11の前方で表示画像21の虚像22として視認者Mに視認される。
平面上に配置されている発光ダイオード51〜54に対して液晶パネル2が傾斜している理由は、光路P21にしたがってハーフミラー層13を透過した外来光が液晶パネル2の表面で反射し、この反射光が光路P1にしたがってハーフミラー層13で視認者Mへ向けて反射することを防止するためである。液晶パネル2の表面での反射光が視認者Mへ向けて反射すると、視認者Mは、上述の表示画像21の虚像22に加えて、液晶パネル2の表面での反射光も視認することになり、表示画像21の虚像22を視認し難くなる。
図1に示すように液晶パネル2を傾斜させることにより、光路P21にしたがってハーフミラー層13を透過した外来光が液晶パネル2の表面で反射しても、この反射光は、光路P22にしたがって視認者Mとは異なる方向へ向かう。このため、液晶パネル2の表面での反射光を視認者Mが視認してしまうことを防止できる。
一方、液晶パネル2の傾斜に合わせて発光ダイオード51〜54(即ち、プリント基板4)も傾斜してしまうと、つまり、傾斜している液晶パネル2と平行にプリント基板4を配置してしまうと、発光ダイオード51〜54からの光は、光路P1からはずれた光路を進行するため、表示画像21の虚像22を視認者Mは視認できなくなってしまう。
つまり、発光ダイオード51〜54からの光が光路P1を進行するように発光ダイオード51〜54を配置し、且つ、液晶パネル2の表面での反射光が光路P1からはずれた光路P22を進行するように液晶パネル2を配置するために、平面上に配置されている発光ダイオード51〜54に対して、液晶パネル2を傾斜して配置している。
以上、液晶表示装置1の基本的構成について説明した。以下、液晶表示装置1の特徴的構成について説明する。
(特徴的構成)
インテグレータレンズ3は、図2に示すように、複数の凸レンズ31〜36からなり、プリント基板4(発光ダイオード51〜54)と平行に配置されている。なお、図2の左右方向が、図1の上下方向となるように図2において液晶表示装置1を示している。インテグレータレンズ3において、凸レンズ31〜36は、図2中の矢印ARが示す方向に、それぞれ、6個ずつ1列で配置され、インテグレータレンズ3は、36個の凸レンズ31〜36から構成されている。
発光ダイオード51〜54は、図2中の矢印ARが示す方向に、それぞれ、4個ずつ1列で配置された発光ダイオードとして、便宜上区別しているが、16個の発光ダイオード51〜54は、同様の発光ダイオードである。図3に示すように、発光ダイオード51〜54とインテグレータレンズ3の相対的な配置を、発光ダイオード51〜54とインテグレータレンズ3の間に凸レンズ31〜36の各焦点300が配置されるように設定している。即ち、図3において、発光ダイオード51〜54を焦点300よりも左側の位置に配置している。
発光ダイオード51〜54が凸レンズ31〜36により実像500として液晶パネル2内で結像するように、液晶パネル2と発光ダイオード51〜54と凸レンズ31〜36(インテグレータレンズ3)の相対的な配置、および、凸レンズ31〜36の焦点距離Lfを設定している。なお、図3では、発光ダイオード51〜54を矢印で示し、実像500は、凸レンズ31〜36により反転するため、発光ダイオード51〜54の矢印方向と逆方向の矢印で示している。
上述したように、発光ダイオード51〜54に対して液晶パネル2が傾斜しているため、発光ダイオード51〜54は、液晶パネル2との距離が発光ダイオード51〜54の順序で長くなっている。このため、各凸レンズ31〜36の焦点距離Lfを凸レンズ31〜36の順序で長くなるように設定して、発光ダイオード51〜54を実像500として液晶パネル2内で結像させるようにしている。
図4に示すように、4個の発光ダイオード51〜54は、1個の凸レンズ33により集光されて、原理上、発光ダイオード51〜54と平行な結像位置に4個の実像531〜534として結像する。図4で示す例では、4個の実像531〜534のうち、2個の実像532,533が液晶パネル2内で結像するように、液晶パネル2と発光ダイオード51〜54と凸レンズ33の相対的な配置、および、凸レンズ33の焦点300の焦点距離Lfを設定している。
なお、図4において、凸レンズ33の焦点距離Lfが長くなるにしたがって、実像531〜534の結像位置は、凸レンズ33から離れる方向(図4において右方向)へ移動する。また、凸レンズ33の焦点距離Lfが短くなるにしたがって、実像531〜534の結像位置は、凸レンズ33に近づく方向(図4において左方向)へ移動する。
このようにして、図3に示す平面上では、4個の発光ダイオード51〜54が、9個の実像500(532,533)に増加して液晶パネル2内で結像するように、液晶パネル2と発光ダイオード51〜54と凸レンズ31〜36の相対的な配置、および、凸レンズ31〜36の焦点300の焦点距離Lfを設定している。
実像500は、発光ダイオード51〜54に対して拡大するように、発光ダイオード51〜54と凸レンズ31〜36の相対的な配置を設定している。具体的には、図5において、発光ダイオード52を、凸レンズ33に対して位置520よりも左側に配置する。位置520は、発光ダイオード52を位置520に配置した場合に、凸レンズ33による実像501が発光ダイオード52と同じ大きさとなる位置である。したがって、発光ダイオード52を焦点300よりも左側の位置に配置しても、位置520と焦点300に発光ダイオード52を配置した場合は、実像501が発光ダイオード52よりも小さくなる。
液晶表示装置1は、請求項に記載の表示装置に相当し、液晶パネル2は、請求項に記載の表示パネルに相当する。
(作用効果)
次に、第1実施形態の液晶表示装置1の作用および効果を説明する。
本実施形態による液晶表示装置1では、特徴的構成として、複数の発光ダイオード51〜54とインテグレータレンズ3の相対的な配置を、複数の発光ダイオード51〜54とインテグレータレンズ31〜36の間に複数の凸レンズ31〜36の焦点300が配置されるように設定しているため、発光ダイオード51〜54は、凸レンズ31〜36により所定の位置に実像500として結像する。発光ダイオード51〜54からの光が凸レンズ31〜36により集光されて実像500として結像するため、発光ダイオード51〜54の輝度に対して実像500の輝度の低下は抑えられている。
また、複数の凸レンズ31〜36により複数の発光ダイオード51〜54の実像500が液晶パネル2内で結像するように、液晶パネル2と発光ダイオード51〜54と凸レンズ31〜36の相対的な配置、および、凸レンズ31〜36の各焦点300の焦点距離Lfを設定している。このため、液晶パネル2内で結像する実像500を、発光ダイオード51〜54からの透過照明光として、液晶パネル2は透過照明される。
したがって、液晶パネル2内で結像する実像500の輝度の低下が発光ダイオード51〜54の輝度に対して抑えられているため、発光ダイオード51〜54からの透過照明光の輝度の低下を抑えることができる。
また、16個の発光ダイオード51〜54は、1個の凸レンズにより集光されて、原理上、16個の実像として結像する。このため、16個の発光ダイオード51〜54は、36個の凸レンズ31〜36により集光されて、原理上、16個と36個を乗算(掛け算)した576個の実像として結像する。したがって、液晶パネル2内で結像する実像の個数を、発光ダイオード51〜54の16個よりも増加させることができる。
具体的には、図3に示す平面上では、4個の発光ダイオード51〜54が、9個の実像500に増加して液晶パネル2内で結像する。このため、図3に示す平面上では、発光ダイオード51〜54の4個よりも増加させた9個の実像500として液晶パネルに入射させた場合の実像500の間隔は、4個の発光ダイオード51〜54を液晶パネル2に直接入射させた場合と比較して狭くなる。したがって、複数の発光ダイオード51〜54からの透過照明光の輝度ムラを抑えることができる。
これらの結果、複数の発光ダイオード51〜54からの透過照明光の輝度の低下を抑えつつ輝度ムラを抑えることができる。
また、凸レンズ31〜36による発光ダイオード51〜54の実像500が、発光ダイオード51〜54に対して拡大するため、各発光ダイオード51〜54からの透過照明光は拡大して液晶パネル2を透過照明する。このため、発光ダイオード51〜54からの透過照明光の輝度ムラをより抑えることができる。また、発光ダイオード51〜54からの光が凸レンズ31〜36により集光されて実像500として結像するため、発光ダイオード51〜54の輝度に対して実像500の輝度の低下が抑えられている点は、実像500が発光ダイオード51〜54に対して拡大しても同様である。
これらの結果、複数の発光ダイオード51〜54からの透過照明光の輝度の低下を抑えつつ輝度ムラをより抑えることができる。
また、発光ダイオード51〜54の一部と液晶パネル2との距離が、発光ダイオード51〜54の残部と液晶パネル2との距離と異なるように配置され、発光ダイオード51〜54の一部が凸レンズ31〜36の一部により実像500として液晶パネル2内で結像するように、凸レンズ31〜36の一部の焦点距離Lfが、凸レンズ31〜36の残部の焦点距離Lfと異なるように設定されている。このため、発光ダイオード51〜54と液晶パネル2との距離を変えても、発光ダイオード51〜54と凸レンズ31〜36の距離を変えないで、発光ダイオード51〜54の実像500を液晶パネル2内で結像させることができる。即ち、発光ダイオード51〜54に対して液晶パネル2の一部の配置を変えても、発光ダイオード51〜54とインテグレータレンズ3の相対的な配置を変えないで、発光ダイオード51〜54を実像500として液晶パネル2内で結像させることができる。
したがって、複数の発光ダイオード51〜54に対して液晶パネル2の一部の配置を変えても、複数の発光ダイオード51〜54とインテグレータレンズ3の相対的な配置を変えないで、複数の発光ダイオード51〜54からの透過照明光の輝度の低下を抑えつつ輝度ムラを抑えることができる。
また、発光ダイオード51〜54と液晶パネル2との距離が、それぞれ、互いに異なるように配置されても、焦点距離Lfを互いに異なるように設定することにより、発光ダイオード51〜54とインテグレータレンズ3の相対的な配置を変えないで、発光ダイオード51〜54を実像500として液晶パネル2内で結像させることができる。
したがって、複数の発光ダイオード51〜54において液晶パネル2との距離が互いに異なるように配置されても、複数の発光ダイオード51〜54とインテグレータレンズ3の相対的な配置を変えないで、複数の発光ダイオード51〜54からの透過照明光の輝度の低下を抑えつつ輝度ムラを抑えることができる。
図3に示す例では、発光ダイオード51〜54に対して液晶パネルを傾斜させても、インテグレータレンズ3を発光ダイオード51〜54と平行の配置状態を維持したまま、つまり、発光ダイオード51〜54とインテグレータレンズ3の相対的な配置を変えないで、発光ダイオード51〜54を実像500として液晶パネル2内で結像させることができる。したがって、発光ダイオード51〜54に対して液晶パネルを傾斜させても、インテグレータレンズ3を複雑な形状で設ける必要がなく、簡易な板状で形成することが可能となる。
(変形例)
上術の例では、凸レンズ31〜36による発光ダイオード51〜54の実像500が液晶パネル2内で結像するようにしたが、これに限らない。図6に示す第1変形例による液晶表示装置101では、凸レンズ31〜36による発光ダイオード51〜54の実像500が拡散板6内で結像するようにしている。拡散板6は、発光ダイオード51〜54からの光を拡散させるものであり、インテグレータレンズ3と液晶パネル2の間に配置されている。
液晶表示装置101は、請求項に記載の表示装置に相当し、液晶パネル2は、請求項に記載の表示パネルに相当し、拡散板6は、請求項に記載の拡散部材に相当する。
液晶表示装置101では、凸レンズ31〜36による発光ダイオード51〜54の実像500が拡散板6内で結像するように、拡散板6と発光ダイオード51〜54と凸レンズ31〜36の相対的な配置、および、凸レンズ31〜36の各焦点300の焦点距離Lfを設定している。このため、複数の凸レンズ31〜36により集光されて拡散板6内で結像する実像500の輝度の低下が、発光ダイオード51〜54の輝度に対して抑えられているため、複数の発光ダイオード51〜54から拡散板6に到達する光の輝度の低下を抑えることができる。
また、16個の発光ダイオード51〜54は、1個の凸レンズにより集光されて、原理上、16個の実像として結像する。このため、16個の発光ダイオード51〜54は、36個の凸レンズ31〜36により集光されて、原理上、16個と36個を乗算した576個の実像として結像する。したがって、拡散板6内で結像する実像の個数を、発光ダイオード51〜54の16個よりも増加させることができる。
具体的には、図6に示す平面上では、4個の発光ダイオード51〜54が、9個の実像500に増加して拡散板6内で結像する。このため、図6に示す平面上では、発光ダイオード51〜54の4個よりも増加させた9個の実像500として拡散板6に入射させた場合の実像500の間隔は、4個の発光ダイオード51〜54を拡散板6に直接入射させた場合と比較して狭くなる。即ち、複数の発光ダイオード51〜54から拡散板6に到達する光の輝度ムラを抑えることができる。
したがって、複数の発光ダイオード51〜54から拡散板6に到達する光の輝度の低下を抑えつつ輝度ムラを抑えることができる。輝度の低下を抑えつつ輝度ムラを抑えた光は、拡散板6で拡散され、さらに輝度ムラを抑えて透過照明光として液晶パネル2を透過照明できる。ここで、輝度の低下を抑えつつ輝度ムラを抑えた光が拡散板6に到達しているため、拡散板6で過度に輝度ムラを抑える必要がない。このため、拡散板6による光の拡散性能を過度に高める必要がないため、拡散板6による透過照明光の輝度の低下を抑えることができる。
これらの結果、複数の発光ダイオード51〜54からの透過照明光の輝度の低下を抑えつつ輝度ムラを抑えることができる。
また、上術の例と同様に、実像500が、発光ダイオード51〜54に対して拡大するように、複数の発光ダイオードと複数の凸レンズの相対的な配置を設定すれば、複数の発光ダイオード51〜54からの透過照明光の輝度の低下を抑えつつ輝度ムラをより抑えることができる。
上術の例では、発光ダイオード51〜54に対して傾斜している液晶パネル2内で、または、発光ダイオード51〜54に対して傾斜している拡散板6内で、実像500を結像させるようにした。図3に示す液晶表示装置1のインテグレータレンズ3では、傾斜している液晶パネル2内で実像500を結像させるため、各凸レンズ31〜36の焦点距離Lfを凸レンズ31〜36の順序で長くなるように設定した。
これに対して、図7に示す第2変形例による液晶表示装置102では、発光ダイオード51〜54に対して平行に液晶パネル2を配置し、発光ダイオード51〜54の実像502が液晶パネル2内で結像するように、インテグレータレンズ30において各凸レンズ37の焦点301の焦点距離Lfを同一に設定している。このため、16個の発光ダイオード51〜54は、36個の凸レンズ37により集光されて、原理上、発光ダイオード51〜54と平行な結像位置に、16個と36個を乗算した576個の実像として結像する。
液晶表示装置102では、発光ダイオード51〜54に対して平行に液晶パネル2を配置しているため、576個の実像のうち大部分を実像502として液晶パネル2内で結像させることができる。したがって、傾斜している液晶パネル2内や拡散板6内で結像される実像500の個数と比較して、格段に多くの実像502を液晶パネル2内で結像させることができる。このため、液晶表示装置1,101の場合と比較して、第2変形例による液晶表示装置102では、複数の発光ダイオード51〜54からの透過照明光の輝度の低下をより抑えつつ輝度ムラをより抑えることができる。
なお、発光ダイオード51〜54に対して平行に配置している拡散板6内で実像を結像させるようにした液晶表示装置でも、第2変形例と同様にして、インテグレータレンズにおいて各凸レンズの焦点距離Lfを同一に設定する。これにより、第2変形例と同様の効果を得ることができる。
上述の例では、16個の発光ダイオード51〜54と、36個の凸レンズ31〜36(37)としたが、これらの個数に限るものではない。
また、図3に示す平面上では、4個の発光ダイオード51〜54が、9個の実像500に増加して液晶パネル2内で結像するようにしたが、発光ダイオード51〜54に対する液晶パネル2の傾斜度合いや液晶パネル2の板厚等によって、液晶パネル2内で結像する実像の個数は変化するものである。
図6に示す平面上では、4個の発光ダイオード51〜54が、9個の実像500に増加して拡散板6内で結像したが、発光ダイオード51〜54に対する拡散板6の傾斜度合いや拡散板6の板厚等によって、拡散板6内で結像する実像の個数は変化するものである。
1,101〜102 液晶表示装置(表示装置)、2 液晶パネル(表示パネル)
21 表示画像、22 虚像、3、30 インテグレータレンズ
31〜36,37 凸レンズ、300,301 焦点、4 プリント基板
51〜54 発光ダイオード、500,501,502,531〜534 実像
520 位置、6 拡散板(拡散部材)、10 車両用ヘッドアップディスプレイ装置
11 フロントウィンドシールド、12 インストルメントパネル
13 ハーフミラー層、P1,P21,P22 光路、Lf 焦点距離
AR 矢印、M 視認者

Claims (8)

  1. 受光型の表示パネルと、
    前記表示パネルの後方側に配置され、前記表示パネルを透過照明する複数の発光ダイオードと、
    前記複数の発光ダイオードと前記表示パネルの間に配置され、複数の凸レンズからなるインテグレータレンズ、とを備え、
    前記複数の発光ダイオードと前記インテグレータレンズの相対的な配置を、前記複数の発光ダイオードと前記インテグレータレンズの間に前記複数の凸レンズの焦点が配置されるように設定し、
    前記複数の発光ダイオードが前記複数の凸レンズにより実像として前記表示パネル内で結像するように、前記表示パネルと前記複数の発光ダイオードと前記複数の凸レンズの相対的な配置、および、前記各凸レンズの焦点距離を設定していることを特徴とする表示装置。
  2. 前記実像が、前記発光ダイオードに対して拡大するように、前記複数の発光ダイオードと前記複数の凸レンズの前記相対的な配置を設定していることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記複数の発光ダイオードの一部と前記表示パネルとの距離が、前記複数の発光ダイオードの残部と前記表示パネルとの距離と異なるように配置され、
    前記複数の発光ダイオードの前記一部が前記複数の凸レンズの一部により実像として前記表示パネル内で結像するように、前記複数の凸レンズの前記一部の焦点距離が、前記複数の凸レンズの残部の焦点距離と異なるように設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記複数の発光ダイオードと前記表示パネルとの距離が、それぞれ、互いに異なるように配置され、
    前記焦点距離を互いに異なるように設定していることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 受光型の表示パネルと、
    前記表示パネルの後方側に配置され、前記表示パネルを透過照明する複数の発光ダイオードと、
    前記複数の発光ダイオードと前記表示パネルの間に配置され、複数の凸レンズからなるインテグレータレンズと、
    前記インテグレータレンズと前記表示パネルの間に配置され、光を拡散する拡散部材、とを備え、
    前記複数の発光ダイオードと前記インテグレータレンズの相対的な配置を、前記複数の発光ダイオードと前記インテグレータレンズの間に前記複数の凸レンズの焦点が配置されるように設定し、
    前記複数の発光ダイオードが前記複数の凸レンズにより実像として前記拡散部材内で結像するように、前記拡散部材と前記複数の発光ダイオードと前記複数の凸レンズの相対的な配置、および、前記各凸レンズの焦点距離を設定していることを特徴とする表示装置。
  6. 前記実像が、前記発光ダイオードに対して拡大するように、前記複数の発光ダイオードと前記複数の凸レンズの前記相対的な配置を設定していることを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記複数の発光ダイオードの一部と前記拡散部材との距離が、前記複数の発光ダイオードの残部と前記拡散部材との距離と異なるように配置され、
    前記複数の発光ダイオードの前記一部が前記複数の凸レンズの一部により実像として前記拡散部材内で結像するように、前記複数の凸レンズの前記一部の焦点距離が、前記複数の凸レンズの残部の焦点距離と異なるように設定されていることを特徴とする請求項5または6に記載の表示装置。
  8. 前記複数の発光ダイオードと前記拡散部材との距離が、それぞれ、互いに異なるように配置され、
    前記焦点距離を互いに異なるように設定していることを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
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