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JP2010210800A - 画像形成装置、位置合わせ補正方法、及び位置合わせ補正制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、位置合わせ補正方法、及び位置合わせ補正制御プログラム Download PDF

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JP2010210800A
JP2010210800A JP2009055279A JP2009055279A JP2010210800A JP 2010210800 A JP2010210800 A JP 2010210800A JP 2009055279 A JP2009055279 A JP 2009055279A JP 2009055279 A JP2009055279 A JP 2009055279A JP 2010210800 A JP2010210800 A JP 2010210800A
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Mitsugu Sugiyama
貢 杉山
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Abstract

【課題】不必要なパターン作成によるトナー消費、及び不必要な位置合わせ動作を実行することなく、位置ずれのない高品質な画像を出力する。
【解決手段】位置ずれ検出手段によって検出された位置ずれ量に基づいて画像の位置ずれを補正する際、連続印刷中のページ間で主走査倍率補正及び副走査倍率補正を行い、主走査倍率補正による補正結果が予め設定された閾値を越え(ステップS104−Yes)、かつ、副走査倍率補正による補正結果が予め設定された閾値を越え(ステップS105−Yes)、連続印刷を中断して主走査倍率補正及び副走査倍率補正による位置合わせ補正を実行する(ステップS106)。その際、主走査倍率補正は第1及び第2の同期検知センサの検知結果に基づいて、副走査倍率補正は第1の同期検知センサ及び非平行PDの検知結果に基づいてそれぞれ実行する。
【選択図】図7

Description

本発明は、複数色の画像を重畳して作成されるカラー画像の各色の画像の位置ずれを検出し、補正する機能を有する複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの機能を複合して有するデジタル複合機などの画像形成装置、この画像形成装置で実施される位置ずれ補正に伴って実施される位置合わせ補正方法、及びこの位置合わせ補正方法をコンピュータで実行するためのコンピュータプログラムに関する。
複数色の画像を形成するカラー画像形成装置においては、白黒画像とは異なり、各色の画像を重ね合せるため、各色の画像位置がずれると、線画、文字の色が変わり、あるいは色ずれや画像むら(色むら)が発生する。このようなずれやむらの発生は、画像品質の低下につながる。そのため各色の画像位置をできる限り合せる必要がある。このようなことから、複数の感光体を用いてカラー画像を形成する画像形成装置において、環境温度の変化、機内温度の変化等、様々な要因により発生する各色間の位置ずれを補正する技術が特許文献1ないし3に開示されている。
このうち特許文献1(特開2004−295083号公報)には、画像データに応じて点灯制御されるLDユニットと、LDユニットの点灯制御用クロック(以下画素クロック)の位相を可変制御する画素クロック生成部を有し、副走査方向に回転又は移動する像担持体上を、LDユニットから出力される光ビームが走査することにより書き込みを行う光ビーム書き込み装置において、画素クロック生成部は、画素クロックの位相を画素クロック1周期の1/n単位(nは2以上の整数)で主走査方向の1個所又は複数箇所で可変することで像担持体上の主走査方向の画像倍率を補正することが開示されている。
また、特許文献2(特開2003−149905号公報)には、互いに色の異なる画像を形成する複数の画像形成ユニットを備え、前記複数の画像形成ユニットで形成された互いに色の異なる画像を、直接又は中間転写体を介して記録媒体上に転写することにより、カラー画像を形成するカラー画像形成装置において、前記各画像形成ユニットによって形成されたレジずれ検出用パターンを、同一のパターン検出用部材上に転写し、当該パターン検出用部材上に転写されたレジずれ検出用パターンを検出して、レジずれ補正動作を実行するレジずれ補正動作実行手段と、前記レジずれ補正動作実行手段によるレジずれ補正動作の開始条件を、任意に設定可能とした開始条件設定手段とを備え、レジずれ補正動作実行条件は、電源投入時、低電力モードからの復帰時の温度からの変化量、あるいは、前回の補正動作実行後の印刷枚数により決定することが開示されている。
さらに、特許文献3(特開2007−212873号公報)には、搬送体に沿って複数個設置された画像形成部によって形成された画像を、記録媒体上に順次重ねて転写することにより、カラー画像を得るカラー画像形成装置において、主走査方向の位置合わせを行う第1の光検知手段及び第2の光検知手段を設け、第1の光検知手段及び第2の光検知手段の間の操作時間をカウントするカウント手段を設け、カウント手段からのカウント値を取り込み、印刷開始時に取得したカウント値とページ間で取得したカウント値を比較し、前記比較結果が予め決められた閾値を超えたときには、位置合わせ要求を送出するようにし、最適な位置合わせ時期を検出することにより最適な状態で位置合わせを実行可能にしたことが開示されている。
ところで、印刷中に、位置ずれ補正を実行するタイミングについては、印刷枚数や、温度の変化量を使って、補正が必要なタイミングを予測して実行していたため、実際は位置ずれ補正を必要としていない場合であっても補正が行われ、あるいは、必要なタイミングであっても補正が実行できないという状況が生じていた。
そこで、特許文献3記載の発明では、画像領域外に、位置ずれ補正量を検出するための位置ずれパターンを作成し、この位置ずれパターンを計測することにより、位置ずれ量を検出して補正する方式を提案しているが、画像出力以外にトナーが消費されてしまうという問題があった。
一方、特許文献1記載の発明では、連続印刷の用紙間で、第1の光検知手段と、第2の光検知手段との間の時間をカウントし、書き込み周波数の位相を変更することにより主走査倍率を補正していることが開示され、特許文献2記載の発明では、レジずれ補正動作の実行条件を設定することが記載されているが、位置ずれ補正タイミングの設定については特に触れておらず、また、補正タイミングの頻度によっては、特許文献3記載の発明と同様にトナーの不必要な消費が問題となる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、不必要なパターン作成によるトナー消費、及び不必要な位置合わせ動作を実行することなく、位置ずれのない高品質な画像を出力することにある。
前記課題は、複数の単色画像を重畳して多色画像を形成する画像形成手段と、隣接する単色画像形成区間の間に位置ずれ補正用パターンを形成するパターン形成手段と、前記形成された位置ずれ補正用パターンを光学的に読み取って位置ずれ量を検出する位置ずれ検出手段と、前記位置ずれ検出手段によって検出された位置ずれ量に基づいて画像の位置ずれを補正する補正手段と、を有する画像形成装置であって、前記補正手段が連続印刷中のページ間で主走査倍率補正を行う主走査倍率補正手段と、副走査倍率補正を行う副走査倍率補正手段を含み、前記補正手段は、前記主走査倍率補正手段又は副走査倍率補正手段の補正結果が予め設定された閾値を越えたとき、連続印刷を中断して前記主走査倍率補正手段及び副走査倍率補正手段による位置合わせ補正を実行することを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記補正結果を保持する保持手段をさらに備え、前記主走査倍率補正手段は、画像形成領域の先端部側及び後端部側の画像形成領域外に設けられ、走査された光ビームを検知して同期検知信号をそれぞれ出力する第1及び第2の光検知手段と、前記第1の光検知手段の第1の同期検知信号出力から前記第2の光検知手段の第2の同期検知信号出力までの第1の時間をカウントする第1のカウント手段と、を備え、カウントされた前記第1の時間に基づいて主走査の位置合わせ補正量を求めて主走査倍率を補正し、前記副走査倍率補正手段は、前記第1の光検知手段の光走査方向下流側に当該第1の光検知手段に対して非平行に設けられ、走査された光ビームを検知して同期検知信号を出力する第3の光検知手段と、前記第1の光検知手段の同期検知信号出力から前記第3の光検知手段の同期検知信号出力までの第2の時間をカウントする第2のカウント手段と、を備え、カウントされた前記第2の時間に基づいて副走査の位置合わせ補正量を求めて副走査倍率を補正し、前記保持手段は、前記主走査及び副走査の位置合わせ補正量を保持することを特徴とする。
第3の手段は、第2の手段において、前記保持手段は、主走査方向の位置合わせ補正量を補正開始時から保持し、主走査の補正量は位置合わせ補正開始時からの補正量であることを特徴とする。
第4の手段は、第1ないし第3のいずれかの手段において、連続印刷枚数をカウントする第3のカウント手段をさらに備え、前記第3のカウント手段のカウント結果により、連続印刷枚数が予め設定された閾値を超えた場合には、連続印刷を中断し、位置合わせを実行することを特徴とする。
第5の手段は、第1ないし第4のいずれかの手段において、周囲温度を検出する温度検出手段と、連続印刷開始時の温度とページ間カウント値取得時との温度を比較する比較手段と、をさらに備え、前記比較手段の比較結果により、温度差が予め設定された閾値を超えた場合には、連続印刷を中断し、位置合わせを実行することを特徴とする。
第6の手段は、複数の単色画像を重畳して多色画像を形成する画像形成手段と、隣接する単色画像形成区間の間に位置ずれ補正用パターンを形成するパターン形成手段と、前記形成された位置ずれ補正用パターンを光学的に読み取って位置ずれ量を検出する位置ずれ検出手段と、前記位置ずれ検出手段によって検出された位置ずれ量に基づいて画像の位置ずれを補正する補正手段と、を有し、所定タイミングで主走査及び副走査の位置合わせ補正を行う画像形成装置の位置合わせ補正方法であって、連続印刷中のページ間で主走査倍率補正と副走査倍率補正を実行し、前記主走査倍率補正結果又は副走査倍率補正結果が予め設定された閾値を越えたとき、連続印刷を中断して前記主走査倍率補正及び副走査倍率補正による位置合わせ補正を実行することを特徴とする。
第7の手段は、複数の単色画像を重畳して多色画像を形成する画像形成手段と、隣接する単色画像形成区間の間に位置ずれ補正用パターンを形成するパターン形成手段と、前記形成された位置ずれ補正用パターンを光学的に読み取って位置ずれ量を検出する位置ずれ検出手段と、前記位置ずれ検出手段によって検出された位置ずれ量に基づいて画像の位置ずれを補正する補正手段と、を有し、所定タイミングで主走査及び副走査の位置合わせ補正制御をコンピュータによって実行するための画像形成装置の位置合わせ補正制御プログラムであって、連続印刷中のページ間で主走査倍率補正と副走査倍率補正を実行する手順と、前記主走査倍率補正結果又は副走査倍率補正結果が予め設定された閾値を越えたとき、連続印刷を中断して前記主走査倍率補正及び副走査倍率補正による位置合わせ補正を実行する手順と、を備えていることを特徴とする。
なお、後述の実施形態では、画像形成手段は画像形成部1に、パターン形成手段は画像形成部1及びシステムコントローラ201に、位置ずれ補正用パターンは符号21,22に、位置ずれ検出手段は第1及び第2の位置ずれ検出用センサ14,15及び位置合わせコントローラ203に、補正手段は位置合わせコントローラ203及びシステムコントローラ201に、保持手段はRAM20に、第1及び第2のカウント手段は位置合わせコントローラ203内のカウンタに、第3のカウント手段は印刷枚数カウンタ17に、温度検出手段は温度センサ18に、比較手段はシステムコントローラ201に、それぞれ対応する。
本発明によれば、主走査倍率補正又は副走査倍率補正の補正結果が予め設定された閾値を越えたとき、位置合わせ補正制御を実行するので、不必要なパターン作成によるトナー消費、及び不必要な位置合わせ動作を実行することなく、位置ずれのない高品質な画像を出力することができる。
本発明の実施形態における実施例1のカラー画像形成装置の要部の構成を示す概略構成図である。 図1における主要部、ここでは搬送ベルトと感光体ドラムを示す斜視図である。 実施例1における位置ずれ検出用パターンの検出構成を示す図である。 実施例1の画像形成装置における画像形成制御部の概略構成を示す図である。 実施例1における同期検知部の構成と検知出力の出力タイミングを概略的に示す図である。 実施例1における位置ずれ補正回路の回路構成を示すブロック図である。 実施例1ないし3における処理手順を示すフローチャートである。 実施例4における処理手順を示すフローチャートである。 実施例5における位置合わせ実行要求受信時の処理手順を示すフローチャートである。 実施例6におけるユーザ選択を行う場合の処理手順を示すフローチャートである。
本発明は、印刷中の主走査倍率補正量、同期位置の副走査の補正量に基づいて位置合わせが必要かどうか判断し、位置合わせを適正なタイミングで実行することができるようにしたもので、これにより不必要なパターン作成によるトナーの無駄な消費、及び不必要な位置合わせ動作を回避し、位置ずれのない高品質な画像を出力できるようにしている。
以下、本発明の実施形態に係る実施例について、図面を参照しながら説明する。
図1は本実施形態の実施例1に係るカラー画像形成装置の要部の構成を示す概略構成図である。このカラー画像形成装置は、いわゆる直接転写方式のタンデム型カラー画像形成装置である。以下、図中に示した参照符号の後に添えたY,M,C,Kはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対応し、以下の説明において、各色総括して述べる場合には、色を示す添え字は省略する。
画像形成装置PRは、それぞれ異なる色を形成する4つの各画像形成部1、すなわち、第1ステーション(Y)1Y、第2ステーション(M)1M、第3ステーション(C)1C及び第4ステーション(K)1Kを備え、これらの各ステーション1Y,1M,1C,1Kは搬送ベルト8に沿って直線上に配置されている。各画像形成部1は、画像形成媒体として機能する感光体ドラム2、この感光体ドラム2の周囲に配置され、帯電装置3、露光装置4、現像装置5、及びクリーニング装置6から構成されている。
搬送ベルト8は一方が駆動ローラ、他方が従動ローラとして設けられたローラ9により矢印A方向に回転駆動される。感光体ドラム2の表面は帯電装置3で一様に帯電された後、露光装置4により出力すべき画像に対応したパターンで露光され、感光体ドラム2の表面上に静電潜像が形成される。各感光体ドラム2上に形成された静電潜像は現像装置5で現像され、それぞれの感光体ドラム2上に各色のトナー像が形成される。
記録紙10は給紙トレイ11から送り出され、搬送ベルト8により各画像形成部第1ステーション(Y)1Y、第2ステーション(M)1M、第3ステーション(C)1C、第4ステーション(K)1Kを順次通過し、各転写位置7で各感光体ドラム2上に形成された各色トナー像が記録紙10の同じ位置に順次転写され重畳される。このようにして4色の画像が重ね合わされることにより1つのフルカラーのカラー画像を得る。4色のトナー像が転写された記録紙10は搬送ベルト8から剥離され、定着装置12で定着処理され、機外に排出される。
各感光体ドラム2上に形成された各色トナー像の転写後に感光体ドラム2の表面に残ったトナーは、クリーニング装置6により除去され、次の画像形成サイクルに備える。このような形式の画像形成装置は記録紙10に感光体ドラム2上の画像が直接転写されることから直接転写方式のタンデム型画像形成装置と称される。
図2は図1における主要部、ここでは搬送ベルト8と感光体ドラム2を示す斜視図である。図2の搬送体ベルト8上に示された矢印は、矢印Bが搬送ベルト8の移動方向と直交する主走査方向を示し、矢印Cが搬送ベルト8の移動方向と平行な副走査方向を示している。
図3は位置ずれ検出用パターンの検出構成を示す図である。図3は図2に対して搬送ベルト8上に検出用パターンを形成し、検出装置によって光学的に前記検出用パターンを検出する構成を付加したものである。各感光体ドラム2によって搬送ベルト8上に位置ずれ検出用パターン21,22を主走査方向の2個所に形成し、発光部及び受光部で構成される光反射型センサからなる第1及び第2の位置ずれ検出用センサ14,15で検出し、検出されたアナログ信号をA/D変換器でデジタル信号に変換して電圧値として取得する。後述の位置合わせコントローラ203は取得された電圧値より位置ずれ検出用パターンの位置を算出し、位置ずれ補正量を算出する。位置ずれ補正量算出後の画像は、新しく算出された補正量を反映し、形成される。位置ずれ検出用パターン21,22はシステムコントローラ201からの指示により、前記画像形成部1が単色の1本の線からなるパターンを紙間に書き込むことにより形成される。パターンの長さ、及び幅は任意であり、位置ずれ検出用センサ14,15の分解能や消費トナーの量を勘案して決定される。
図4は画像形成装置における画像形成制御部の概略構成図で、画像形成制御部に加えて光ビーム走査装置及び光学ユニットも示している。光ビーム走査装置は図1に示した露光装置4であって、この実施形態では、レーザ光で感光体ドラム2の表面を走査して書き込むものである。
光ビーム走査装置4は、主走査方向両端部に光ビームを検出する先端同期検知板44F及び後端同期検知板44Bを備え、fθレンズ43を透過した光ビームが第1及び第2ミラー46−1,46−2によって反射され、第1及び第2のレンズ45−1,45−2によって集光され、先端同期検知板44F及び後端同期検知板44Bに入射する構成になっている。
画像形成制御部は、システムコントローラ201、画素クロック生成部202、位置合わせコントローラ203、同期検出用点灯制御部204、LD制御部205、及びポリゴンモータ駆動制御部206を備えている。システムコントローラ201は複数色に対して1つであるが、それ以外は複数色それぞれに対して同じものを備えている。なお、画素クロック発生部202は、さらに基準クロック発生部2021、VCO(Voltage Controlled Oscillator:電圧制御発振器)クロック発生部2022及び位相同期クロック発生部2023から構成されている。また、前述のように光ビーム走査装置4の主走査方向端部の画像書き出し側で光ビームを検出する先端同期検知板44Fが、主走査方向端部の画像書き終わり側で光ビームを検出する後端同期検知板44Bがそれぞれ設けられ、前述のようにしてfθレンズ123を透過した光ビームが先端同期検知板44F及び後端同期検知板44B上を通過するときに後述のように第1の同期検知センサ44−1、非平行PD44−3及び第2の同期検知センサ44−2に入射し、位置合わせコントローラ203には、第1の同期センサ44−1及び非平行PD44−3からスタート側同期検知信号XDETPが、第2の同期センサ44−2からエンド側同期検知信号XEDETPがそれぞれ入力される。
前記第1の同期検知センサ44−1及び非平行PD44−3から出力される同期検知信号XDETPは、画素クロック生成部202、同期検知用点灯制御部204、及び位置合わせコントローラ203にそれぞれ入力され、画素クロック生成部202では、同期検知信号XDETPに同期した画素クロックPCLKを生成し、LD制御部205及び同期検知用点灯制御部204に送る。
画素クロック生成部202は、基準クロック発生部2021、VCO( Voltage Controlled Oscillator:電圧制御発振器)クロック発生部2022、位相同期クロック発生部2023から構成されている。
VCOクロック発生部(PLL回路:PhaseLocked Loop)2022は、基準クロック発生部2021からの基準クロック信号FREFと、VCLKを1/N分周器20221でN分周した信号を位相比較器20222に入力し、位相比較器20222では、両信号の立ち下がりエッジの位相比較が行われ、誤差成分を定電流出力する。そして、LPF(ローパスフィルタ)によって不要な高周波成分や雑音を除去し、VCOに送る。VCOではLPFの出力に依存した発振周波数を出力する。従って、プリンタ制御部201からのFREFの周波数と分周比:Nを可変制御することによってVCLKの周波数を変更することができる。 位相同期クロック発生部2023では、VCOクロック発生部2022で生成したVCLKから、同期検知信号XDETPに同期した画素クロックPCLKを生成する。
また、第2の同期検知センサ44−2から出力されたエンド側同期検知信号XEDETPは位置合わせコントローラ203に入力する。位置合わせコントローラ203では、スタート側同期検知信号XDETPの立ち下がりエッジからエンド側同期検知信号XEDETPの立ち下がりエッジまでの時間を計測し、基準時間差と比較し、その差分だけ画素クロック周波数を変更して画像倍率を補正する。
同期検出用点灯制御部204は、最初に同期検知信号XDETPを検出するために、LD強制点灯信号BDをONしてLDを強制点灯させるが、同期検知信号XDETPを検出した後には、同期検知信号XDETPと画素クロックPCLKを用いて、フレア光が発生しない程度で確実に同期検知信号XDETPが検出できるようなタイミングでLDを点灯させ、同期検知信号XDETPを検出したらLDを消灯するようなLD強制点灯信号BDを生成し、LD制御部205に送る。
LD制御部205では、同期検知用強制点灯信号BD及び画素クロックPCLKに同期した画像データに応じてLDを点灯制御する。そして、LDユニット42からレーザビームが出射し、ポリゴンミラー41のミラー面で反射して偏向され、fθレンズ43を通り、感光体40上を走査することになる。
ポリゴンモータ制御部206は、プリンタ制御部201からの制御信号により、ポリゴンミラー41を回転駆動するポリゴンモータを規定の回転数で回転制御する。
前記画像位置ずれ補正用パターンを検出する第1及び第2の位置ずれ検知センサ14,15は光反射型の光センサであって、各センサ14,15で検出した画像パターン情報はシステムコントローラ201に送られる。システムコントローラ201では、前記画像パターン情報21,22に基づいて位置ずれ量を算出し、補正データを生成し、図示しない補正データ記憶部に記憶する。補正データ記憶部には、画像位置ずれ、倍率ずれを補正するための補正データ、つまりXLGATE、XFGATE信号のタイミングを決定するデータ、画素クロックPCLKの周波数を決定するデータが記憶されていて、システムコントローラ201からの指示により、各制御部に補正データを設定する。
図5は同期検知部の構成と検知出力の出力タイミングを概略的に示す図である。同期検知部は先端同期検知板44Fと後端同期検知板44Bを備えている。先端同期検知板44Fには第1の同期検知センサ44−1と、この第1の同期検知センサ44−1に対して非平行に設置された非平行PD44−3が搭載されている。光ビームが第1の同期検知センサ44−1及び、非平行PD44−3に通過すると、同期検知信号(XDETP)は2回出力される。このため、図5に示したタイミングでは、第1の同期検知センサ44−1の立ち下がりタイミングと第2の同期検知センサ44−2の立ち下がりタイミングの間隔を計測することにより主走査倍率、及びポリゴン面間のバラツキが検知でき、先端同期検知板44Fの第1の同期検知センサ44−1の検知信号の立ち下がりタイミングと非平行PD44−3の検知信号の立ち下がりタイミングとの差を計測することにより副走査レジストのずれが検知できる。すなわち、光ビームが一定の位置を走査していれば、先端同期検知板44Fから2回出力される時間は一定であるが、この時間間隔が変わるということは、光ビームの走査位置がずれており、走査位置のずれは副走査レジストずれ量としてあらわれるので、検出された副走査ずれ量により、副走査の画像形成タイミングを変更する。
図6は位置ずれ補正回路の回路構成を示すブロック図である。同図において、位置ずれ補正回路は、図4にも示した位置合わせコントローラ203とシステムコントローラ201を中心に構成されている。位置合わせコントローラ203には、位置ずれ検出用センサ(検出装置)14,15からの出力をA/D変換する変換器16からの出力と、ページ毎の書き込み開始信号が入力される。位置合わせコントローラ203とシステムコントローラ201には、印刷枚数カウンタ17が相互に信号の送受可能に接続され、温度センサ18の検知出力が位置合わせコントローラ203に入力されるようになっている。これにより、印刷枚数カウンタ17のカウント値、温度センサ18によって検出された温度が位置合わせコントローラ208に入力される。
位置合わせコントローラ203には、ROM19及びRAM20が接続され、ROM19には、位置合わせコントローラ203の図示しないCPUが使用するプログラムが格納され、当該CPUはRAM20を、前記プログラムを実行するためのワークエリア及びデータバッファとして使用し、位置合わせ補正制御(倍率補正)を実行する。従って、位置合わせコントローラ203が前記プログラムに沿って位置合わせ補正及び位置ずれ補正を実行する。システムコントローラ201も位置合わせコントローラ203と同様に図示しないCPUを備え、このCPUは図示しないROMに格納されたプログラムを読み出し、図示しないRAMを、前記プログラムを実行するためのワークエリア及びデータバッファとして使用し、位置合わせコントローラ203に対して位置合わせに関する指示、及び作像に関する指示を与えるとともに、両者協働して位置ずれ補正制御、位置合わせ補正制御、エンジン各部の制御を実行する。
図7は実施例1における処理手順(倍率補正の補正手順)を示すフローチャートである。
同図において、位置合わせコントローラ203では印刷開始時補正実行時に(ステップS101−Yes)、主走査倍率補正量Xsを0クリアし、そのときの同期検知信号(XDETP)の第1の同期検知センサ44−1、非平行PD44−3の出力間隔Ydsを記憶する(ステップS102)。
システムコントローラ201は連続印刷中のページ間で、位置合わせコントローラ203にページ間補正実行を要求する(ステップS101−No)。位置合わせコントローラ203は、ページ間補正実行要求を受けたら、主走査倍率補正、副走査位置補正を実行し、Xsに主走査倍率補正量を加算し、印刷開始の出力間隔Ydsと現在の出力間隔Ydpとの差、Yddを記憶し(ステップS103)、加算された主走査倍率補正量Xsが予め設定された閾値Xt以上(ステップS104−Yes)、かつ、出力間隔の差分YddがYdt以上(ステップS105−Yes)である場合、システムコントローラ201に位置合わせ実行を要求する(ステップS106)。
システムコントローラ201は、位置合わせ実行要求を受信したら、印刷を一時中断し、位置合わせを実行し、位置合わせ終了後印刷を再開する。
なお、図7のフローチャートでは、ステップS104及びステップS105で主走査倍率補正量が閾値Xt以上、及び副走査倍率補正量が閾値Ydt以上のときにステップS106で位置合わせ実行要求を送信しているが、いずれか一方の補正量が閾値を超えたときに位置合わせ実行要求を送信するように構成することもできる。
また、本実施例では図1に直接転写方式のタンデム型画像形成装置を例示しているが、中間転写ベルトにYMCKのフルカラー画像を一旦転写し、その後、記録紙に4色重畳された画像を一括して転写する間接転写方式のタンデム型画像形成装置でも同様である。
以上のように、本実施例によれば、主走査倍率補正量、同期位置の副走査位置ずれ量をもとに、位置ずれ補正の実行条件を決定するので、用紙間に位置ずれ検知パターンを作成する必要がなくなる。これにより、画像出力以外でのトナー消費が削減できるとともに、大きくずれる前に連続印刷中に位置合わせを実行することが可能となり、位置ずれのない高品質の印字画像を出力することができる。
実施例1では、連続印刷のページ間で、第1の同期検知センサ44−1と第2の同期検知センサ44−2の同期検知検出時間をカウントし、主走査の位置ずれ補正(以下、「位置合わせ」とも称する)を実行していたが、実施例2では、印刷が1枚終了する毎に印刷枚数カウンタ17をカウントアップし、カウント枚数に基づいて主走査の位置ずれ補正を実行する。カラー画像形成装置の機械的構成、及び制御構成を含む電気的構成は実施例1と同様なので、重複する説明は省略する。また、実施例2における処理手順も実施例1に準ずる。
この実施例2では、システムコントローラ201は、印刷が1枚終了する毎に印刷枚数カウンタ17をカウントアップする。位置合わせコントローラ203では印刷開始時補正実行時に(ステップS101−Yes)、主走査倍率補正量Xsを0クリアし、そのときの同期検知信号(XDETP)の第1の同期検知センサ44−1、非平行PDの出力間隔Ydsを記憶し、同時に印刷枚数カウンタ17のカウント値Psを記憶しておく(ステップS102)。
システムコントローラ201は連続印刷中のページ間で、位置合わせコントローラ45にページ間補正実行を要求する(ステップS101−No)。位置合わせコントローラ203では、ページ間補正実行要求を受けたら、主走査倍率補正、副走査位置補正を実行し、Xsに主走査倍率補正量を加算し、印刷開始の出力間隔Ydsと現在の出力間隔Ydpとの差、Yddを記憶し(ステップS103)、加算された主走査倍率補正量Xsが予め設定された閾値Xt以上(ステップS104−Yes)、かつ、出力間隔の差分YddがYdt以上(ステップS105−Yes)である場合には、印刷枚数カウンタ17のカウント値Ppを取得し、PpとPsの差分が予め設定された閾値Pt以上である場合に、システムコントローラ201に位置合わせ実行を要求する(ステップS106)。
システムコントローラ201は、位置合わせ実行要求を受信したら、印刷を一時中断し、位置合わせを実行し、位置合わせ終了後印刷を再開する。
その他、特に説明しない各部は実施例1と同等に構成され、同等に機能する。
本実施例によれば、主走査倍率補正量、同期位置の副走査位置ずれ量に、連続印刷枚数を組み合わせて位置ずれ補正の実行条件を決定するので、位置合わせの実行回数を減らすことが可能となり、印字品質を保持した上で、生産性の向上を図ることができる。
実施例1では、連続印刷のページ間での同期検知検出時間に基づいて主走査の位置ずれ補正を実行し、実施例2では、印刷枚数のカウント値に基づいて主走査の位置ずれ補正を実行しているが、本実施例3では、検出された周囲温度に基づいて主走査の位置ずれ補正を実行する例である。カラー画像形成装置の機械的構成、及び制御構成を含む電気的構成は実施例1と同様なので、重複する説明は省略する。また、実施例3における処理手順も実施例1に準ずる。
この実施例3では、位置合わせコントローラ203は、印刷開始時補正実行時に(ステップS101−Yes)、主走査倍率補正量Xsを0クリアし、そのときの同期検知信号(XDETP)の同期検知センサ1、非平行PD44−3の出力間隔Ydsを記憶し、温度センサ48の温度Tsを記憶しておく(ステップS102)。
システムコントローラ201は連続印刷中のページ間で、位置合わせコントローラ203にページ間補正実行を要求する(ステップS101−No)。位置合わせコントローラ203では、ページ間補正実行要求を受けたら、主走査倍率補正、副走査位置補正を実行し、Xsに主走査倍率補正量を加算し、印刷開始の出力間隔Ydsと現在の出力間隔Ydpとの差、Yddを記憶し(ステップS103)、加算された主走査倍率補正量Xsが予め設定された閾値Xt以上(ステップS105−Yes)、かつ、出力間隔の差分YddがYdt以上(ステップS106−Yes)である場合には、温度センサ18の温度Tpを取得しTpとTsの差分が、予め設定された閾値Tt以上である場合に、システムコントローラ46に位置合わせ実行要求を出力する(ステップS106)。
システムコントローラ201は、位置合わせ実行要求を受信したら、印刷を一時中断し、位置合わせを実行し、位置合わせ終了後印刷を再開する。
その他、特に説明しない各部は実施例1と同等に構成され、同等に機能する。
本実施例によれば、主走査倍率補正量、同期位置の副走査位置ずれ量に、温度条件を組み合わせて位置ずれ補正の実行条件を決定するので、位置合わせの実行回数を減らすことが可能となり、印字品質を保持した上で、生産性の向上を図ることができる。
この実施例4は、連続印刷開始時の温度とページ間カウント値取得時との温度を比較し、主走査位置合わせ補正量、副走査の位置合わせ補正量、連続印刷枚数、及び温度の比較結果全てが予め設定された閾値を超えた場合に、連続印刷を中断し、位置合わせを実行する例である。
図8は実施例4における処理手順を示すフローチャートである。この処理手順では、位置合わせコントローラ203は、印刷開始時補正実行時に(ステップS201−Yes)、主走査倍率補正量Xsを0クリアし、そのときの同期検知信号(XDETP)の第1の同期検知センサ44−1、非平行PD44−3の出力間隔Ydsを記憶し、印刷枚数カウンタ17のカウント値Ps、温度センサ18の温度Tsを記憶しておく(ステップS202)。
システムコントローラ201は連続印刷中のページ間で、位置合わせコントローラ203にページ間補正実行を要求する(ステップS201−No)。位置合わせコントローラ203では、ページ間補正実行要求を受けたら、主走査倍率補正、副走査位置補正を実行し、Xsに主走査倍率補正量を加算し、印刷開始の出力間隔Ydsと現在の出力間隔Ydpとの差、Yddを記憶し(ステップS203)、加算された主走査倍率補正量Xsが予め設定された閾値Xt以上(ステップS204−Yes)、かつ、出力間隔の差分YddがYdt以上(ステップS205−Yes)である場合には、印刷枚数カウンタ47のカウント値Ppを取得し、カウント値PpとPsの差分が予め設定された閾値Pt以上(ステップS206−Yes)である場合、温度センサ48の温度Tpを取得し、TpとTsの差分が、予め設定された閾値Tt以上(ステップS207−Yes)である場合に、システムコントローラ46に位置合わせ実行要求を出力する(ステップS208)。
システムコントローラ201は、位置合わせ実行要求を受信したら、印刷を一時中断し、位置合わせを実行し、位置合わせ終了後印刷を再開する。
その他、特に説明しない各部は実施例1と同等に構成され、同等に機能する。
本実施例によれば、主走査倍率補正量、同期位置の副走査位置ずれ量に、連続印刷枚数と温度条件を組み合わせて位置ずれ補正の実行条件を決定するので、位置合わせの実行回数を減らすことが可能となり、印字品質を保持した上で、生産性の向上を図ることができる。
実施例1ないし4では、システムコントローラ201は、位置合わせ実行要求を受信したら、印刷を一時中断し、位置合わせを実行し、位置合わせ終了後印刷を再開するようになっている。しかし、連続印刷中に実行条件になった(位置合わせ実行要求を受信した)場合、印刷を一時中断すると、その中断した分、実行しているジョブの終了時間が遅くなる。すなわち、当該ジョブの印刷に時間がかかることになる。そこで、この実施例では、位置合わせ実行条件に達したことを記憶しておき、連続印刷終了後、位置合わせを実行する。
図9は、この実施例5に係る位置合わせ実行要求受信時の処理手順を示すフローチャートである。同図において、システムコントローラ201は、位置合わせ実行要求を受信したら位置合わせ実行要求を受信したことを記憶する(ステップS301)。印刷終了時、システムコントローラ201は、位置合わせ実行要求を受信しているかどうか確認し(ステップS302)、位置合わせ実行要求を受信していた場合(ステップS302−Yes)には、位置合わせを実行し(ステップS303)、記憶していた位置合わせ実行要求受信情報を消去する(ステップS304)。
その他、特に説明しない各部は実施例1ないし4と同等に構成され、同等に機能する。
本実施例によれば、連続印刷中に位置合わせを実行しないようにするので、連続印刷中の生産性を落とすことなく印字出力することが可能であり、連続印刷後、位置合わせを行うので、実用上不都合のない印字品質も保持することができる。
実施例5では、連続印刷時に位置合わせ実行要求を受信した場合には、連続印刷を終了した後、位置合わせ制御を実行するようになっているが、実施例1ないし4におけるように印刷を中断して位置合わせ補正制御を行いたい場合もある。すなわち、作業効率が低下しても画像品質を重視するか、画像品質は若干低下しても、作業効率を重視するかは、印刷対象物やユーザの要求によって変わってくる。
そこで、本実施例では、位置合わせ補正制御の実行時期について、ユーザの要求に応じて設定できるようにした。本実施例では、位置合わせ実行要求を受信したとき、印刷を中断して位置合わせ補正制御を実行するか、連続印刷中は印刷を継続し、連続印刷終了時に位置合わせ補正制御を実行するかを予め図示しない操作パネルから選択することができるようにし、この選択内容に従って位置合わせ補正制御を実行する。
図10は、このユーザ選択を行う場合の処理手順を示すフローチャートである。この処理手順では、ユーザは、位置合わせを連続印刷中に実行するかどうかを図示しない操作パネルから設定する。システムコントローラ201では、位置合わせ実行要求を受信したら、設定されている位置合わせ実行条件を取得する(ステップS401)。システムコントローラ201は、位置合わせ実行条件が、連続印刷中に実行であれば(ステップS402−Yes)、印刷を一時中断して(ステップS403)位置合わせを実行し(ステップS404)、位置合わせ終了後、印刷を再開する(ステップS405)。位置合わせ実行条件が、連続印刷終了後であった場合(ステップS402−No)、位置合わせ実行要求を受信したことを記憶する(ステップS406)。
印刷を終了時、システムコントローラ201では、位置合わせ実行要求を受信していた場合には、位置合わせを実行し、記憶していた位置合わせ実行要求受信情報を消去する。
その他、特に説明しない各部は実施例1ないし4と同等に構成され、同等に機能する。
本実施例によれば、連続印刷中に位置合わせを実行することを選択することができるので、画質を重視するか生産性を重視するかをユーザが選択することが可能となり、ユーザの操作性を高めることができる。
なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。
1 画像形成部
4 露光装置(光ビーム走査装置)
8 搬送ベルト
14,15 位置ずれ検出用センサ
16 A/D変換器
17 印刷枚数カウンタ
18 温度センサ
19 ROM
20 RAM
21,22 位置ずれ検出用パターン
201 システムコントローラ
202 画素クロック生成部
203 位置合わせコントローラ
特開2004−295083号公報 特開2003−149905号公報 特開2007−212873号公報

Claims (7)

  1. 複数の単色画像を重畳して多色画像を形成する画像形成手段と、
    隣接する単色画像形成区間の間に位置ずれ補正用パターンを形成するパターン形成手段と、
    前記形成された位置ずれ補正用パターンを光学的に読み取って位置ずれ量を検出する位置ずれ検出手段と、
    前記位置ずれ検出手段によって検出された位置ずれ量に基づいて画像の位置ずれを補正する補正手段と、
    を有する画像形成装置であって、
    前記補正手段が連続印刷中のページ間で主走査倍率補正を行う主走査倍率補正手段と、副走査倍率補正を行う副走査倍率補正手段を含み、
    前記補正手段は、前記主走査倍率補正手段又は副走査倍率補正手段の補正結果が予め設定された閾値を越えたとき、連続印刷を中断して前記主走査倍率補正手段及び副走査倍率補正手段による位置合わせ補正を実行すること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置であって、
    前記補正結果を保持する保持手段をさらに備え、
    前記主走査倍率補正手段は、画像形成領域の先端部側及び後端部側の画像形成領域外に設けられ、走査された光ビームを検知して同期検知信号をそれぞれ出力する第1及び第2の光検知手段と、前記第1の光検知手段の第1の同期検知信号出力から前記第2の光検知手段の第2の同期検知信号出力までの第1の時間をカウントする第1のカウント手段と、を備え、カウントされた前記第1の時間に基づいて主走査の位置合わせ補正量を求めて主走査倍率を補正し、
    前記副走査倍率補正手段は、前記第1の光検知手段の光走査方向下流側に当該第1の光検知手段に対して非平行に設けられ、走査された光ビームを検知して同期検知信号を出力する第3の光検知手段と、前記第1の光検知手段の同期検知信号出力から前記第3の光検知手段の同期検知信号出力までの第2の時間をカウントする第2のカウント手段と、を備え、カウントされた前記第2の時間に基づいて副走査の位置合わせ補正量を求めて副走査倍率を補正し、
    前記保持手段は、前記主走査及び副走査の位置合わせ補正量を保持すること
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2記載の画像形成装置であって、
    前記保持手段は、主走査方向の位置合わせ補正量を補正開始時から保持し、主走査の補正量は位置合わせ補正開始時からの補正量であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    連続印刷枚数をカウントする第3のカウント手段をさらに備え、
    前記第3のカウント手段のカウント結果により、連続印刷枚数が予め設定された閾値を超えた場合には、連続印刷を中断し、位置合わせを実行することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    周囲温度を検出する温度検出手段と、
    連続印刷開始時の温度とページ間カウント値取得時との温度を比較する比較手段と、
    をさらに備え、
    前記比較手段の比較結果により、温度差が予め設定された閾値を超えた場合には、連続印刷を中断し、位置合わせを実行することを特徴とする画像形成装置。
  6. 複数の単色画像を重畳して多色画像を形成する画像形成手段と、
    隣接する単色画像形成区間の間に位置ずれ補正用パターンを形成するパターン形成手段と、
    前記形成された位置ずれ補正用パターンを光学的に読み取って位置ずれ量を検出する位置ずれ検出手段と、
    前記位置ずれ検出手段によって検出された位置ずれ量に基づいて画像の位置ずれを補正する補正手段と、
    を有し、所定タイミングで主走査及び副走査の位置合わせ補正を行う画像形成装置の位置合わせ補正方法であって、
    連続印刷中のページ間で主走査倍率補正と副走査倍率補正を実行し、
    前記主走査倍率補正結果又は副走査倍率補正結果が予め設定された閾値を越えたとき、連続印刷を中断して前記主走査倍率補正及び副走査倍率補正による位置合わせ補正を実行すること
    を特徴とする位置合わせ補正方法。
  7. 複数の単色画像を重畳して多色画像を形成する画像形成手段と、
    隣接する単色画像形成区間の間に位置ずれ補正用パターンを形成するパターン形成手段と、
    前記形成された位置ずれ補正用パターンを光学的に読み取って位置ずれ量を検出する位置ずれ検出手段と、
    前記位置ずれ検出手段によって検出された位置ずれ量に基づいて画像の位置ずれを補正する補正手段と、
    を有し、所定タイミングで主走査及び副走査の位置合わせ補正制御をコンピュータによって実行するための画像形成装置の位置合わせ補正制御プログラムであって、
    連続印刷中のページ間で主走査倍率補正と副走査倍率補正を実行する手順と、
    前記主走査倍率補正結果又は副走査倍率補正結果が予め設定された閾値を越えたとき、連続印刷を中断して前記主走査倍率補正及び副走査倍率補正による位置合わせ補正を実行する手順と、
    を備えていることを特徴とする位置合わせ補正制御プログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019082538A (ja) * 2017-10-30 2019-05-30 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置および画像形成制御プログラム
WO2022164448A1 (en) * 2021-01-29 2022-08-04 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Acoustic pattern determination

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