JP2010206124A - 多層回路基板の製造方法及び多層回路基板 - Google Patents
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Abstract
【課題】 フレキシブル部の内層回路基板の端子を簡易にかつ適切にマスキングしつつ、より一層効率的に内層回路基板の形状加工を行うことができる。
【解決手段】 可撓性を有するフレキシブル部を備えた多層回路基板の製造方法において、端子20aを露出させた内層回路基板100の少なくとも端子20aの露出側の面に、開口22を有する層間接着層200を介して、少なくとも絶縁ベースフィルムを有する第1の積層板110を積層する。この第1の積層板110には、最終的に除去すべき部分を挟むように相対向して2つのスリット24が形成されている。積層後、2つのスリット24に跨って積層板110及び内層回路基板100の全てを貫通するように切断手段を通して、不要な除去片を形成すると同時に開口部21を形成して、端子20aを備えた端子部20の形状加工を行う。
【選択図】 図4
【解決手段】 可撓性を有するフレキシブル部を備えた多層回路基板の製造方法において、端子20aを露出させた内層回路基板100の少なくとも端子20aの露出側の面に、開口22を有する層間接着層200を介して、少なくとも絶縁ベースフィルムを有する第1の積層板110を積層する。この第1の積層板110には、最終的に除去すべき部分を挟むように相対向して2つのスリット24が形成されている。積層後、2つのスリット24に跨って積層板110及び内層回路基板100の全てを貫通するように切断手段を通して、不要な除去片を形成すると同時に開口部21を形成して、端子20aを備えた端子部20の形状加工を行う。
【選択図】 図4
Description
本発明は、可撓性を有するフレキシブル部を備えたリジッドフレックス回路基板等の多層回路基板の製造方法の改良に関するものである。
可撓性を有するフレキシブル部と、部品実装のためのリジッド部とを備えたリジッドフレックス回路基板においては、フレキシブル部の内層回路基板に端子部を有する配線パターンが必要となる場合がある。この内層回路基板の端子部は、最終的には、回路基板表面に露出させる必要があるが、外層回路基板を積層した後、外層回路基板のパターン形成やエッチング処理の際には、耐薬品性のテープ等で内層回路基板の端子部をマスキングする必要がある。しかし、このマスキングのための処理に手間と時間を要すると共に、場合によっては、外層回路基板のパターン形成処理の際に、内層回路基板の端子部からテープが剥離するという問題もあった。
この問題を解決するため、外層の銅張積層板自体をマスキング材として使用する多層回路基板の製造方法が提供されている(例えば、特許文献1、2参照)。この製造方法においては、内層回路基板に予め開口部を設けると共にこの開口部に端子部を露出させるように配線パターンを形成した後、内層回路基板の両面に銅張積層板を積層し、この銅張積層板に予め二本のスリットを形成しておき、この二本のスリットの各両端を含む位置に設けた長穴状の打ち抜き部から銅張積層板を打ち抜いて不要な除去片を取り去ることにより、最終的に内層回路基板の端子部を露出させる。
この方法によれば、内層回路基板の端子部をテープでマスキング処理する工程は省略することができるが、予め内層回路基板に開口部の形成と端子部の形状加工をしておく必要があるため、端子部の形状加工と除去片の形成作業の異なる2つの工程が必要となるため、作業に時間と手間を要する問題があった。また、この方法では、予め内層回路基板に開口部を形成してしまうため、端子部を薬剤から保護するためには、内層回路基板の両面に銅張積層板を積層する必要がある上に、これらの両面の銅張積層板にスリットを形成すると共に内層回路基板の両面側からの打ち抜き作業が必要になる問題があった。
また、従来、多層回路基板とするためには、積層される各内層回路基板毎に予め熱圧着をした上で、最終的に多層状に形成した段階で、更に全体を熱圧着していたため、同じく処理に手間と時間を要すると共に、繰り返しの熱応力により、各回路基板の寸法変化によるバラツキや反り等により層間の位置合わせが困難となったり、層間接続の信頼性が低下する問題もあった。
特開2001−36239号公報
特許第3427011号公報
本発明が解決しようとする課題は、上記事情に鑑みて、フレキシブル部の内層回路基板の端子を簡易にかつ適切にマスキングしつつ、より一層効率的に内層回路基板の形状加工を行うことができる多層回路基板の製造方法及びそのような方法により製造されて層間接続の信頼性に優れる多層回路基板を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するための第1の手段として、可撓性を有するフレキシブル部とリジッド部とを備えた多層回路基板の製造方法であって、端子を露出させた内層回路基板の少なくとも前記端子の露出側の面に、開口を有する層間接着層を介して、少なくとも絶縁ベースフィルムを有し最終的に除去すべき部分の少なくともフレキシブル部とリジッド部との境界にスリットが形成された積層板を積層した後、前記スリットに跨って前記積層された積層板及び内層回路基板の全てを貫通するように切断手段を通して、前記端子を備えた端子部の形状加工を行うことを特徴とする多層回路基板の製造方法。
本発明は、上記の課題を解決するための第2の手段として、前記スリットが、最終的に除去すべき部分を挟むように対向して2つ形成されており、前記2つのスリットに跨って前記積層された積層板及び内層回路基板の全てを貫通するように切断手段を通して、前記端子を備えた端子部の形状加工を行うことを特徴とする多層回路基板の製造方法。
本発明は、上記の課題を解決するための第3の手段として、上記第1又は第2の解決手段において、切断手段により不要な除去片の形成も同時に行った後、除去片を除去して端子部を表面上に露出させることを特徴とする多層回路基板の製造方法を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第4の手段として、上記第1乃至第3のいずれかの解決手段において、切断手段により端子部の形状加工と同時に端子部の周囲に開口を形成することを特徴とする多層回路基板の製造方法を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第5の手段として、上記第1乃至第4のいずれかの解決手段において、スリットを、層間接着層の開口よりも外側に形成することを特徴とする多層回路基板の製造方法を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第6の手段として、上記第5の解決手段において、スリットと層間接着層の開口との距離を0.5mm〜2.0mmに設定することを特徴とする多層回路基板の製造方法を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第7の手段として、上記第1乃至第6のいずれかの解決手段において、層間接着層の開口を内層回路基板の端子の露出部分よりも大きく形成することを特徴とする多層回路基板の製造方法を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第8の手段として、上記第1乃至第7のいずれかの解決手段において、内層回路基板の端子の露出側とは反対側の面にも単数又は複数の少なくとも絶縁ベースフィルムを有する裏面積層板を積層し、裏面積層板には、切断手段が通過することができる開口を形成することを特徴とする多層回路基板の製造方法を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第9の手段として、上記第1乃至第8のいずれかの解決手段において、相互に積層された積層板及び内層回路基板又は裏面積層板の両面又は片面に更に外層回路基板を積層することを特徴とする多層回路基板の製造方法を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第10の手段として、上記第1乃至第9のいずれかの解決手段において、各層毎に加熱加圧することなく、全ての層を積層した状態で一括して加熱加圧することを特徴とする多層回路基板の製造方法を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第11の手段として、上記第10に記載された解決手段において、全ての層を積層した状態で一括して加熱加圧し、さらに、複数の層を積層した後一括して加熱加圧する工程を含むことを特徴とする多層回路基板の製造方法を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第12の手段として、上記第1乃至第11のいずれかの解決手段である製造方法により製造された多層回路基板をもを提供するものである。
本発明によれば、上記のように、切断刃等の切断手段を全ての層に貫通するように下降させて端子部の形状加工、ひいては、開口部の形成を行っているため、単一の作業で不要な除去片の削除と同時に端子部の形状加工を行うことができるので、非常に効率良く層回路基板を製造することができると共に、積層板により内層回路基板に形成された端子を表面側からマスキングすると同時に裏面側には積層板を設けなくても切り抜かれていない内層回路基板の絶縁ベースフィルムにより端子を保護することができるため、少なくとも端子が露出する表面側にのみ積層板を積層すれば適切にかつ確実に内層回路基板の端子を保護することができる実益がある。
また、本発明によれば、上記のように、積層板に形成されるスリットを、層間接着層の開口よりも適切な距離をもって外側に配置しているため、スリットからの薬剤の侵入による端子への影響も抑制することができる実益がある。
更に、本発明によれば、上記のように、各層毎に加熱加圧することなく相互に積層された積層板及び内層回路基板又は裏面積層板の全ての層を積層した状態で一括して加熱加圧しているため、より一層効率的に積層作業をすることができると同時に層間接続の信頼性を高めることができる実益がある。
次に、本発明の実施の形態を図面を参照しながら、詳細に説明する。なお、本発明の実施の形態では、最終的に除去すべき部分を挟むように対向して2つのスリットが形成された多層回路基板の製造方法を一例として説明する。
図1乃至図9は、本発明の多層回路基板の製造方法を実施する状態を示し、本発明の製造方法は、可撓性を有するフレキシブル部12を備えた多層回路基板10の製造方法である。このような多層回路基板10としては、フレキシブル部12と、部品実装のためのリジッド部14とを備えたリジッドフレックス回路基板等を挙げることができ、本発明は、特に、フレキシブル部12の形成に特徴を有する。
図1乃至図9は、本発明の多層回路基板の製造方法を実施する状態を示し、本発明の製造方法は、可撓性を有するフレキシブル部12を備えた多層回路基板10の製造方法である。このような多層回路基板10としては、フレキシブル部12と、部品実装のためのリジッド部14とを備えたリジッドフレックス回路基板等を挙げることができ、本発明は、特に、フレキシブル部12の形成に特徴を有する。
本発明により製造される多層回路基板10は、図示の実施の形態では、図8(B)に示すように、可撓性を有するフレキシブル部12において、内層回路部16と、この内層回路部16の両面に積層された外層回路部18とを備えている。この内層回路部16は、図7に示すように、内層回路基板100と、この内層回路基板100に形成された端子20aの露出側の面に積層された第1の積層板110と、内層回路基板100の端子20aとは反対側の面に積層された第2の積層板120と、第3の積層板130とから成っている。
内層回路基板100は、図2に示すように、絶縁ベースフィルム101の一方の面側に積層された導電層102に接着層103を介して表面保護層104を積層した上で、表面保護層104及び接着層103をエッチング等により所定のパターンに加工して、導電層102を表面に露出させて、端子20aが形成される。
一方、第1乃至第3の積層板110、120、130は、図示の実施の形態では、いずれも、図4乃至図8に示すように、絶縁ベースフィルム111、121、131上に積層された導電層112、122、132に、接着層113、123、133を介して表面保護層114、124、134を積層して形成される。但し、これらの第1乃至第3の積層板110、120、130において、導電層112、122、132は、必要に応じて設ければ足り、必ずしも形成する必要はない。また、図示の実施の形態では、内層回路基板100の端子20aとは反対側の面に第2及び第3の2つの積層板120、130を設置したが、その積層数には、特に限定はなく、必要に応じて、図示した第2及び第3の積層板の2層以外に積層数に設定することができる。
加えて、特に、本発明においては、後述するように、少なくとも内層回路基板100の少なくとも端子20aの露出側の面に積層板110を積層すれば、内層回路基板100の端子20aとは反対側の面に積層された第2、第3の積層板120、130は必ずしも設置する必要はない。即ち、図示の実施の形態では、内層回路部16は、第1の積層板110(第1層)、内層回路基板100(第2層)、第2の積層板120(第3層)、第3の積層板130(第4層)の4層から成っているが、少なくとも第1の積層板110(第1層)と内層回路基板100(第2層)の2層構造としても、端子20aを保護しつつ、簡易に図9に示す端子20aを備えた端子部20を形状加工することができる。
この場合、これらの各層に使用される絶縁ベースフィルム101、111、121、131としては、例えば樹脂フィルム基材等を使用することができる。この樹脂フィルム基材としては、例えばポリイミド樹脂フィルム、ポリエーテルイミド樹脂フィルム、ポリアミドイミド樹脂フィルム等のポリイミド樹脂系樹脂フィルム、ポリアミド樹脂フィルム等のポリアミド樹脂系フィルム、ポリエステル樹脂フィルム等のポリエステル樹脂系フィルムが挙げられる。これら中でも主としてポリイミド樹脂系フィルムが好ましい。これにより、弾性率と耐熱性を特に向上することができる。これらの絶縁ベースフィルム101、111、121、131の厚みには、特に限定はないが、5〜50μmが好ましく、特に12.5〜25μmとすると、特に屈曲性に優れるため、望ましい。
また、これらの各層に使用される導電層102、112、122、132としては、金属泊を使用することができる。この金属泊としては、鉄、アルミ、ステンレス、銅等の金属泊を挙げることができるが、これらの中でも、特に、銅箔を使用することが電気特性の面からも好ましい。この金属泊の厚みに、特に限定はないが、5〜35μmが好ましく、特に、8〜18μmとすることが望ましい。
同様に、これらの各層に使用される表面保護層104、114、124、134としては、例えば樹脂フィルムを使用することができる。この樹脂フィルムとしては、上記絶縁ベースフィルム101、111、121、131と同様に、例えば、ポリイミド樹脂フィルム、ポリエーテルイミド樹脂フィルム、ポリアミドイミド樹脂フィルム等のポリイミド樹脂系フィルム、ポリアミド樹脂フィルム等のポリアミド樹脂系フィルム、ポリエステル樹脂フィルム等のポリエステル樹脂系フィルムを使用することができる。これら中でも主としてポリイミド樹脂系フィルムは、弾性率と耐熱性を特に向上することができるため、望ましい。なお、これらの表面保護層104、114、124、134は、導電層102、112、122、132の全面を被覆するように積層することが好ましい。
この場合、これらの表面保護層104、114、124、134は、その表面に接着層103、113、123、133として接着剤を塗布して、導電層102、112、122、132に貼付することにより積層することができる。また、インクを直接基材に印刷する方法により表面保護層104、114、124、134を形成することもできる。この接着剤としては、例えば、エポキシ樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアミドイミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂等の熱硬化性樹脂を含む樹脂組成物で構成されていることが好ましい。これらの中でも、特に、エポキシ系樹脂は、密着性や耐熱性を向上することができるため、望ましい。
内層回路部16を構成するこれらの第1の積層板110(第1層)、内層回路基板100(第2層)、第2の積層板120(第3層)、第3の積層板130(第4層)は、図4乃至図8に示すように、層間接着層200、210、220を介して相互に積層される。この層間接着層200、210、220としては、例えば、エポキシ系樹脂等の熱硬化性樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリアミドイミド系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂等を挙げることができる。これらの中でもエポキシ系樹脂は、密着性および耐熱性を向上させることができる点で好ましい。また、この層間接着層200、210、220としては、他に、上記熱硬化性樹脂をガラス繊維基材等に含浸したプリプレグ等を使用することもできる。この層間接着層200、210、220の厚みは、10〜200μmが好ましく、特にプリプレグを用いる場合は20〜120μmが好ましく、また、ボンディングシートを用いる場合は、厚さ10〜100μmが好ましい。
この場合、第1の積層板110については、図4及び図5に示すように、その表面保護層114を上にして、端子20aを露出させた内層回路基板100の端子20aの露出側の面に、開口22を有する層間接着層200を介して積層する。即ち、図1に示すように、第1の積層板110を、層間接着層200に仮接着した上で、内層回路基板100に接着し、この層間接着層200には、図1に示すように開口22を形成する。この開口22は、図1及び図4乃至図8に示すように、内層回路基板100の端子20aの露出部分よりも大きく形成する。より具体的には、最終的に形状加工されて形成される端子部20が全て露出される大きさ及び形状に設定する。図示の実施の形態では、図9に示すように、開口部21に四角形状で突出する端子部20となるため、この層間接着層200も、これに併せて四角形状とした上で、開口22の各辺を端子部20の各辺よりも長く設定している。なお、この開口22の形状は、必ずしも図示した四角形状に限定されるものではなく、最終的に形成されるべき端子部20の形状に合わせて設定することができる。
一方、第1の積層板110には、図1に示すように、最終的に除去すべき部分を挟むように相対向して2つのスリット24を形成する。このスリット24は、後述するように、最終的には、このスリット24に跨るように各層を打ち抜くため、リジッド部14から連続して伸びる側と、これに対向する側に、各々形成する。
これらの2つのスリット24は、図1及び図4乃至図8に示すように、層間接着層200の開口22よりも外側に形成する。より具体的には、2つのスリット24と層間接着層200の開口22との距離を0.5mm〜2.0mmに設定して、2つのスリットを形成する。これにより、スリット24よりも端子20a側に層間接着層200が存在するため、この層間接着層200により、スリット24からのエッチング処理等のための薬剤の侵入による端子20aへの影響も抑制することができる。
なお、このスリット24は、層間接着層200と仮接着する前に形成した方が作業が容易であるが、仮接着後に形成することを排除するものではない。同様に、層間接着層200の開口22も、第1の積層板110との仮接着前に形成しておくことが好ましいが、仮接着後に切断等により形成することもできる。
図示の実施の形態では、図4乃至図8に示すように、このようにして図1に示す第1の積層板110と図2に示す端子20aを露出させた内層回路基板100とを積層させた積層体に、更に、内層回路基板100の端子20aとは反対側の面に、図3に示す第2、第3の積層板120、130を積層する。この場合、これらの第2、第3の積層板120、130については、図3乃至図8に示すように、第1の積層板110とは異なり、内層回路基板100を境に表面保護層124、134が外側を向くように、即ち、表面保護層124、134を下に向けて配置した上で、第2の積層板120については、層間接着層220を介して内層回路基板100に積層され、第3の積層板130については、層間接着層230を介して第2の積層板120に積層される。
これらの第2、第3の積層板120、130については、図3に示すように、予め不要部分に打ち抜きや切り抜き等の適宜の方法により開口28を形成しておく。この開口28は、図9に示すように、最終的に端子部20の周囲に形成される開口部21に連通するものであり、少なくとも、この端子部20の周囲の開口部21よりも、大きく形成すると共に、後述する切断手段が通過することができる大きさや形状に形成する。この第2、第3の積層板120、130に形成される開口26も、他の層との積層前に形成しておくが好ましいが、積層後に形成することを排除するものではない。
なお、上記の内層回路部16を構成する第1の積層板110(第1層)、内層回路基板100(第2層)、第2の積層板120(第3層)、第3の積層板130(第4層)は、積層段階で準備ができていれば、各層の形成順序には、特に限定はなく、いずれの層を先に又は後に形成してもよい。同様に、配置関係さえ維持すれば、各層を積層する順序にも、特に限定はなく、第1の積層板110から順に下に積層していくこともできるし、第3の積層板130から順に上に積み上げて積層していくことも、また、その他の順序とすることも、更に全てを同時に積層することもできる。
このようにして内層回路部16を積層した後、図6に示すように、更に、その両面に、層間接着層240、250を介して、導電層から成る外層回路基板300、310を積層して、外層回路部18を形成する。なお、この外層回路基板300、310は、フレキシブル部12において内層回路部16露出させるためを、フレキシブル部12においては、図6に示すように、少なくとも端子部20に対応する部分が開口するように、それに応じた形状に加工される。また、この外層回路基板は、図示の実施の形態と異なり、内層回路部16の片面にのみ積層することもできる。
この場合、相互に積層される各層は、各層毎に加熱加圧した上で積層していくのではなく、図6に示す第1の積層板110(第1層)、内層回路基板100(第2層)、第2の積層板120(第3層)、第3の積層板130(第4層)、更に、外層回路基板300、310の全ての層を積層した状態で一括して加熱加圧することが望ましい。これにより、各層毎に加熱加圧する工程を経る必要がなくなり、より一層効率的に積層作業をすることができると同時に層間接続の信頼性を高めることができる。
この場合、熱圧着する条件は、温度として110〜220℃、圧力0.2〜10MPaの熱圧成形装置で一体成形することが好ましい。但し、これらの条件も含め、本発明においては、上記の形態に限定されるものではなく、他の方法で各層を加熱加圧することもできる。
本発明においては、このようにして多層回路基板10として積層した後、リジッド部14も含めて外層回路部18に薬剤等によりパターン形成をした後、図7に示すように、上記の2つのスリット24に跨って、内層回路部16を構成する全ての層、即ち、積層された積層板110、120、130及び内層回路基板100の全てを貫通するように図示しない切断手段を通して、端子20aを備えた端子部20の形状加工を行う。
この場合、第1の積層板110に形成された2つのスリット24に挟まれた部分は、図示しない切断手段が2つのスリット24に跨って通るため、他の部分から切り離される結果、切断手段により、端子部20の形状加工のみならず、同時に除去すべき不要な除去片G(図8参照)も形成される。即ち、単一の作業で、端子部20の形状加工と除去片Gの形成を行うことができ、非常に効率良く多層回路基板10を製造することができる。その後、図8に示すように、不要な除去片Gを取り除くことにより、内層回路基板100の端子部20を露出させて、所望の多層回路基板10とすることができる。
この場合、図示しない切断手段は、最終的には、形成すべき端子部20の形状に合わせて、各層を切断する。即ち、図9に示すように、端子部20の周囲に開口部21を形成する場合には、2つのスリット24を含めて、この開口部21を形成するように切断する。このため、切断手段は、開口部21に合わせた形状で、各層を打ち抜き又は切り抜きすることが最も望ましく、これにより、端子部20の形状加工、ひいては、端子部20の周囲に開口部21を形成する作業を行うことができる。
その意味では、切断手段による切断は、必ずしも、スリット状の切断に限定されるものではなく、打ち抜くべき形状に合わせて設定することができる。その他、例えば、開口部21の縁に沿って線状に切断手段を移動させることにより、端子部20の形状加工及び開口部21の形成を行うこともできるし、開口部21の外縁に沿って切断した後、端子部20の周囲(開口部21の内縁)を切断して形状加工をすることもできる。なお、開口部21は、必ずしも、図9に示すように、略コの字状に形成された単一のものである必要はなく、製造時の作業上の必要等に応じて、一部に橋渡し部分を残して、この橋渡し部分により区分けされていても良い。
なお、切断手段としては、一般的には、例えば、図示しない切削器具の切断刃を使用して、この切断刃を下降や移動させることにより、各層を切断することができるが、このような機械的な切断手段に限定されるものではなく、レーザー等の物理的な切断手段を使用することもできる。
また、内層回路基板の端子部20aは、コネクタとの接続(勘合)に使用されるため摩耗性や接続信頼性などが要求され、一般に電解金メッキを施す場合が多い。一方、リジッド部14表面の部品実装部分の表面処理は、配線密度、部品実装密度が高いために電解メッキのための導通配線を設置する領域を設けることが困難であり、金や錫などの無電解メッキによる表面処理を行なうか、半田による部品実装を行なう部分においては部品の実装信頼性の確保のために、金メッキよりも一般に耐熱プリフラックスと呼ばれる有機防錆処理を施す場合が多い。この場合、内層回路基板100の端子部分と表面とで複数種類の表面処理が必要となるため、表面処理を選択的に設けるために適宜必要な部分のみを露出させたマスク工程を追加する必要がある。本実施形態による内層回路基板の保護方法を用いることにより、端子部分を露出する前にリジッド部の表面処理を行ない、その後端子部分を露出させ、さらにリジッド部に適切なマスクを設けた後に端子部分に表面処理を施すことにより、表面処理のマスク工程を省略することができる。
本発明は、フレキシブルリジッド回路基板や、多層フレキシブル回路基板等の端子部が露出する多層回路基板の製造に広く適用することができる。
10 多層回路基板
12 フレキシブル部
14 リジッド部
16 内層回路部
18 外層回路部
20 端子部
20a 端子
21 開口部
22 第1の積層板の開口
24 スリット
26 第2、第3の積層板の開口
100 内層回路基板
101 絶縁ベースフィルム
102 導電層
103 接着層
104 表面保護層
110 第1の積層板
111 絶縁ベースフィルム
112 導電層
113 接着層
114 表面保護層
120 第2の積層板
121 絶縁ベースフィルム
122 導電層
123 接着層
124 表面保護層
130 第3の積層板
131 絶縁ベースフィルム
132 導電層
133 接着層
134 表面保護層
200 層間接着層
210 層間接着層
220 層間接着層
240 層間接着層
250 層間接着層
300 外層回路基板
310 外層回路基板
G 除去片
12 フレキシブル部
14 リジッド部
16 内層回路部
18 外層回路部
20 端子部
20a 端子
21 開口部
22 第1の積層板の開口
24 スリット
26 第2、第3の積層板の開口
100 内層回路基板
101 絶縁ベースフィルム
102 導電層
103 接着層
104 表面保護層
110 第1の積層板
111 絶縁ベースフィルム
112 導電層
113 接着層
114 表面保護層
120 第2の積層板
121 絶縁ベースフィルム
122 導電層
123 接着層
124 表面保護層
130 第3の積層板
131 絶縁ベースフィルム
132 導電層
133 接着層
134 表面保護層
200 層間接着層
210 層間接着層
220 層間接着層
240 層間接着層
250 層間接着層
300 外層回路基板
310 外層回路基板
G 除去片
Claims (12)
- 可撓性を有するフレキシブル部とリジッド部とを備えた多層回路基板の製造方法であって、端子を露出させた内層回路基板の少なくとも前記端子の露出側の面に、開口を有する層間接着層を介して、少なくとも絶縁ベースフィルムを有し最終的に除去すべき部分の少なくともフレキシブル部とリジッド部との境界にスリットが形成された積層板を積層した後、前記スリットに跨って前記積層された積層板及び内層回路基板の全てを貫通するように切断手段を通して、前記端子を備えた端子部の形状加工を行うことを特徴とする多層回路基板の製造方法。
- 前記スリットが、最終的に除去すべき部分を挟むように対向して2つ形成されており、前記2つのスリットに跨って前記積層された積層板及び内層回路基板の全てを貫通するように切断手段を通して、前記端子を備えた端子部の形状加工を行うことを特徴とする多層回路基板の製造方法。
- 請求項1または2に記載された多層回路基板の製造方法において、前記切断手段により不要な除去片の形成も同時に行った後、前記除去片を除去して前記端子部を表面上に露出させることを特徴とする多層回路基板の製造方法。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された多層回路基板の製造方法において、前記切断手段により前記端子部の形状加工と同時に前記端子部の周囲に開口を形成することを特徴とする多層回路基板の製造方法。
- 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された多層回路基板の製造方法において、前記スリットを、前記層間接着層の開口よりも外側に形成することを特徴とする多層回路基板の製造方法。
- 請求項5に記載された多層回路基板の製造方法において、前記スリットと前記層間接着層の開口との距離を0.5mm〜2.0mmに設定することを特徴とする多層回路基板の製造方法。
- 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載された多層回路基板の製造方法において、前記層間接着層の開口を前記内層回路基板の前記端子の露出部分よりも大きく形成することを特徴とする多層回路基板の製造方法。
- 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載された多層回路基板の製造方法において、前記内層回路基板の前記端子の露出側とは反対側の面にも単数又は複数の少なくとも絶縁ベースフィルムを有する裏面積層板を積層し、前記裏面積層板には、前記切断手段が通過することができる開口を形成することを特徴とする多層回路基板の製造方法。
- 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載された多層回路基板の製造方法において、前記相互に積層された前記積層板及び前記内層回路基板又は前記裏面積層板の両面又は片面に更に外層回路基板を積層することを特徴とする多層回路基板の製造方法。
- 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載された多層回路基板の製造方法において、前記各層毎に加熱加圧することなく、全ての層を積層した状態で一括して加熱加圧することを特徴とする多層回路基板の製造方法。
- 請求項10に記載された多層回路基板の製造方法において、全ての層を積層した状態で一括して加熱加圧し、さらに、複数の層を積層した後一括して加熱加圧する工程を含むことを特徴とする多層回路基板の製造方法。
- 請求項1乃至請求項11のいずれかに記載された多層回路基板の製造方法により製造された多層回路基板。
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JP2009052949A JP2010206124A (ja) | 2009-03-06 | 2009-03-06 | 多層回路基板の製造方法及び多層回路基板 |
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-
2009
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