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JP2010201855A - 発泡シートの接合方法 - Google Patents

発泡シートの接合方法 Download PDF

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JP2010201855A
JP2010201855A JP2009051924A JP2009051924A JP2010201855A JP 2010201855 A JP2010201855 A JP 2010201855A JP 2009051924 A JP2009051924 A JP 2009051924A JP 2009051924 A JP2009051924 A JP 2009051924A JP 2010201855 A JP2010201855 A JP 2010201855A
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Japan
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Pending
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JP2009051924A
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English (en)
Inventor
Toshio Nakane
敏雄 中根
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Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Press Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kojima Press Industry Co Ltd filed Critical Kojima Press Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】樹脂部材に発泡シートを接合させるとき、その接合状態での剛性を確保できる接合方法を提供する。
【解決手段】収納ボックスである樹脂部材10の両側面に意匠パネルである発泡シート20を接合させる方法であって、樹脂部材10の表面にリブ12を形成し、その形成したリブ12の先端面12aと発泡シート20の表面とを振動溶着によって接合させることにより、発泡シート20そのものの剛性が劣る場合でも、樹脂部材10に形成したリブによってその劣った強度を補うことができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、発泡シートの接合方法に関し、詳しくは、樹脂部材に発泡シートを接合させる方法に関する。
従来、車両のコンソール101(車両の運転席と助手席との間のフロアに配置されているコンソール)として、例えば、図4〜6に示すように、ケース状の収納ボックス110と、この収納ボックス110の幅方向(図4において、左右方向)の両側面(図4において、左右の側面)にそれぞれ組み付けられている意匠パネル120、120とから構成されている車両のコンソール101が知られている。これら収納ボックス110と両意匠パネル120とは、例えば、剛性を有する合成樹脂によってそれぞれ成形されており、この両意匠パネル120は収納ボックス110の両側面に対してビス130締めによってそれぞれ接合されている。これにより、収納ボックス110の両側面に意匠面を形成することができるため、コンソール101の見栄えを向上させることができる。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2007−137391号公報
しかしながら、上述した従来技術では、意匠パネル120の軽量化を行うために、例えば、意匠パネル120そのものを公知の発泡シートによって成形することが考えられた。この場合、成形した意匠パネル120はシート状となるために、例えば、以下に記す2つの問題が発生していた。第1の問題は、意匠パネル120そのものの剛性が劣るという問題である。また、第2の問題は、ビス130締めする際に必要なボス等を意匠パネル120に成形することは外観上良くないという問題である。これら2つの問題のうち、第1の問題を解決するために、例えば、収納ボックス110の両側面にリブを形成し、そのリブによって意匠パネル120の剛性不足を補うことが考えられた。また、第2の問題を解決するために、例えば、収納ボックス110の両側面に意匠パネル120を接着によってそれぞれ接合させることが考えられた。しかし、収納ボックス110の両側面にリブを形成した状態で、その両側面に意匠パネル120を接着によってそれぞれ接合させることは、すなわち、収納ボックス110のリブの先端面に意匠パネル120を接着によってそれぞれ接合させることは、その接合面積が小さいために(不足するために)困難であった。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、樹脂部材に発泡シートを接合させるとき、その接合状態での剛性を確保できる接合方法を提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、樹脂部材に発泡シートを接合させる方法であって、樹脂部材の表面にリブを形成し、その形成したリブの先端面と発泡シートの表面とを振動溶着によって接合させることを特徴とする方法である。
この方法によれば、発泡シートである意匠パネルそのものの剛性が劣る場合でも、樹脂部材である収納ボックスに形成したリブによって、その劣った強度を補うことができる。したがって、収納ボックスに意匠パネルを接合させたとき、その接合状態での剛性を確保することができる。このとき、振動溶着によって接合させるため、その接合強度も高めることができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発泡シートの接合方法であって、リブは、略格子状に形成されていることを特徴とする方法である。
この方法によれば、リブが略格子状に形成されていない場合(例えば、リブが縦方向または横方向の一次元方向のみ形成されている場合)と比較すると、樹脂部材である収納ボックスの強度を向上させることができる。
図1は、本発明の実施例に係る接合方法によって収納ボックスに意匠パネルを接合させる前の分解斜視図である。 図2は、図1の接合後の斜視図である。 図3は、図2のA−A線断面図である。 図4は、従来技術に係る接合方法によって収納ボックスに意匠パネルを接合させる前の分解斜視図である。 図5は、図4の接合後の斜視図である。 図6は、図5のB−B線断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜3を用いて説明する。なお、以下の説明にあたって、樹脂部材と発泡シートの例として、収納ボックス10と意匠パネル20を例に説明することとする。また、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、車両を基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。
まず、図1、2を参照して、本発明の実施例に係る車両のコンソール1を説明する。このコンソール1は、従来技術で説明したコンソール101と同様に、ケース状の収納ボックス10と、この収納ボックス10の幅方向(図1において、左右方向)の両側面(図1において、左右の側面)にそれぞれ組み付けられている意匠パネル20、20とから構成されている。まず、これら構成部材(収納ボックス、意匠パネル)10、20を個別に説明していく。
はじめに、収納ボックス10から説明していく。収納ボックス10は、小物を収納可能に上方が開口されたケース状に形成されているボックスである。この収納ボックス10は、車両の運転席と助手席との間のフロアに配置されている。また、この収納ボックス10の開口の後縁には、その開口を閉塞させるための蓋がヒンジを介して組み付けられている。
また、この収納ボックス10の幅方向の両側面には、二次元方向(図1において、上下方向および前後方向)に沿ってリブ12が形成されている。この記載が特許請求の範囲に記載の「リブは、略格子状に形成されている」に相当する。これにより、収納ボックスの剛性を向上させることができる。なお、この収納ボックス10は、そのリブ12と共に剛性を有する合成樹脂によって一体成形されている。収納ボックス10は、このように構成されている。
次に、意匠パネル20を説明していく。意匠パネル20は、収納ボックス10の幅方向の両側面をそれぞれ覆うパネルである。この意匠パネル20は、例えば、車両内装の設計者が所望するコンソール1の意匠面を成すように形成されている。この意匠パネル20は、例えば、ポリプロピレン製の発泡シート(住化プラステック(株)製の商品名「スミセラー」)によって一体成形されている。なお、この意匠パネル20は、後述するように、上述した収納ボックス10の幅方向の両側面にそれぞれ接合されることとなる。そのため、この意匠パネル20は、左右対称に構成されている。意匠パネル20は、このように構成されている。
続いて、上述した収納ボックス10に意匠パネル20を接合させる方法を説明していく。収納ボックス10のリブ12の先端面12aと意匠パネル20の内面とを公知の振動溶着によって接合させていく。このように接合させると、リブ12の先端面12aのように接合面積が小さい場合でも、高い接合強度で収納ボックス10(すなわち、リブ12の先端面12a)に意匠パネル20を接合させることができる。この接合は、左右の意匠パネル20でそれぞれ行われる。意匠パネル20は、このようにして収納ボックス10に接合されている。
本発明の実施例に係る意匠パネル20(発泡シート)の接合方法は、上述した方法によって行われている。この方法によれば、意匠パネル20を接合させる相手側の部材(この実施例では、収納ボックス10)の表面にリブ12を形成しておき、その形成したリブ12の先端面12aに意匠パネル20を振動溶着によって接合させている。そのため、意匠パネル20そのものの剛性が劣る場合でも、収納ボックス10に形成したリブ12によって、その劣った強度を補うことができる。したがって、樹脂部材に発泡シートを接合させたとき、その接合状態での剛性を確保することができる。このとき、振動溶着によって接合させるため、その接合強度も高めることができる。
また、この方法によれば、リブ12は略格子状に形成されている。そのため、リブ12が略格子状に形成されていない場合(例えば、リブ12が上下方向または前後方向の一次元方向に沿ってのみ形成されている場合)と比較すると、収納ボックス10の強度を向上させることができる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、樹脂部材と発泡シートの例として、収納ボックス10と意匠パネル20を例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、例えば、グラブボックスと、その表面を覆うパネルに適用しても構わない。すなわち、樹脂部材は樹脂成形品であれば、どのような部材であっても構わない。
また、実施例では、リブ12は、二次元方向に沿って形成されている例を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、例えば、リブ12は、ハニカム形状に形成されていても構わない。
その場合、リブ12が略格子状である場合と比較すると、収納ボックス10の強度をさらに向上させることができる。
10 収納ボックス(樹脂部材)
12 リブ
12a 先端面
20 パネル(発泡シート)

Claims (2)

  1. 樹脂部材に発泡シートを接合させる方法であって、
    樹脂部材の表面にリブを形成し、その形成したリブの先端面と発泡シートの表面とを振動溶着によって接合させることを特徴とする発泡シートの接合方法。
  2. 請求項1に記載の発泡シートの接合方法であって、
    リブは、略格子状に形成されていることを特徴とする発泡シートの接合方法。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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