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JP2010183672A - 充電システム、電動車両および充電制御方法 - Google Patents

充電システム、電動車両および充電制御方法 Download PDF

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JP2010183672A JP2009022957A JP2009022957A JP2010183672A JP 2010183672 A JP2010183672 A JP 2010183672A JP 2009022957 A JP2009022957 A JP 2009022957A JP 2009022957 A JP2009022957 A JP 2009022957A JP 2010183672 A JP2010183672 A JP 2010183672A
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Abstract

【課題】充電器を制御する制御装置からの指令に対して充電器が正常に動作し得るか否かを判別可能な充電システムを提供する。
【解決手段】S20において一定時間停電は発生していないと判定されると、PM−ECU48は、起動指令を充電器42へ出力し(S30)、起動信号を充電器42から受信したか否かを判定する(S40)。起動信号を受信していないと判定されると(S40にてNO)、PM−ECU48は、FB制御を禁止または停止する(S50)。そして、所定の瞬断復帰所要時間経過すると(S60にてYES)、PM−ECU48は、起動指令による充電器42の起動が不可能な起動不能異常と判定する(S70)。
【選択図】図4

Description

この発明は、充電システム、電動車両および充電制御方法に関し、特に、蓄電装置を充電する充電器の異常検知技術に関する。
特開2000−354332号公報(特許文献1)は、電気自動車用の充電装置を開示する。この充電装置においては、車載充電器に供給される交流電力を検出する検出部によって交流電力が検出されていない場合には、充電器の出力側に設けられるリレーをオフしてバッテリの充電が停止される(特許文献1参照)。
特開2000−354332号公報
充電器による充電が停止した場合、充電器の異常により停止したのか、それとも上記公報に記載のように、充電器に供給される電源の異常(電源電圧の低下など)により停止したのかを判別できないと、電源の異常も充電器の異常として検出してしまう。そこで、充電器を制御する制御装置において、充電器が正常に動作し得るか否かを判別できることが必要である。言い換えると、充電器を制御する制御装置からの指令に対して充電器が正常に動作し得るか否かを制御装置において判別できる必要がある。
そこで、この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、充電器を制御する制御装置からの指令に対して充電器が正常に動作し得るか否かを判別可能な充電システムを提供することである。
また、この発明の別の目的は、車両外部の電源から車載の蓄電装置を充電器によって充電可能な電動車両において、充電器を制御する制御装置からの指令に対して充電器が正常に動作し得るか否かを判別可能とすることである。
また、この発明の別の目的は、充電器を制御する制御装置からの指令に対して充電器が正常に動作し得るか否かを判別可能な充電制御方法を提供することである。
この発明によれば、充電システムは、充電器と、充電制御装置とを備える。充電器は、与えられる指令信号に従って起動/停止し、電源から供給される電力を電圧変換して蓄電装置を充電する。また、充電器は、当該充電器の状態を示す状態信号を出力可能である。充電制御装置は、指令信号を充電器へ出力し、状態信号を充電器から受ける。そして、充電制御装置は、状態信号を指令信号と比較し、その比較結果に基づいて、指令信号による充電器の起動/停止が不可能な指令不能異常を検知する。
好ましくは、充電器は、電源の電圧が瞬間的に低下する瞬断の発生時、瞬断発生後の第1の所定時間だけ当該充電器の停止を示す停止信号を充電制御装置へ出力する。
さらに好ましくは、充電制御装置は、瞬断の発生時、充電器の起動を指示する起動指令信号を充電器へ継続して出力する。
さらに好ましくは、充電制御装置は、起動指令信号が充電器へ出力され、かつ、停止信号の受信期間が第1の所定時間よりも長い第2の所定時間を経過したとき、起動指令信号による充電器の起動が不可能な起動不能異常と判定する。
好ましくは、充電制御装置は、充電器の出力電力に基づくフィードバック制御を実行して充電器へ電力指令値を出力する。充電器は、電力指令値に出力電力が一致するように動作可能である。そして、充電制御装置は、充電器から停止信号を受信している間、フィードバック制御を停止する。
好ましくは、充電制御装置は、充電器の停止を指示する停止指令信号を充電器へ出力し、かつ、充電器の起動を示す起動信号の受信期間が第3の所定時間を経過したとき、停止指令信号による充電器の停止が不可能な停止不能異常と判定する。
また、この発明によれば、電動車両は、蓄電装置と、充電器と、充電制御装置とを備える。蓄電装置は、走行用の電動機へ供給される電力を蓄える。充電器は、与えられる指令信号に従って起動/停止し、車両外部の電源から供給される電力を電圧変換して蓄電装置を充電する。また、充電器は、当該充電器の状態を示す状態信号を出力可能である。充電制御装置は、指令信号を充電器へ出力し、状態信号を充電器から受ける。そして、充電制御装置は、状態信号を指令信号と比較し、その比較結果に基づいて、指令信号による充電器の起動/停止が不可能な指令不能異常を検知する。
また、この発明によれば、充電制御方法は、充電器の起動を指示する起動指令信号を制御装置から充電器へ出力するステップと、充電器の起動を示す起動信号を充電器から制御装置が受信したか否かを判定するステップと、起動指令信号が制御装置から充電器へ出力されているにも拘わらず充電器から制御装置が起動信号を受信していないとき、電源電圧が瞬間的に低下する瞬断時の充電器の復帰時間よりも長く設定される第1の所定時間を経過したか否かを判定するステップと、起動指令信号が制御装置から充電器へ出力されているにも拘わらず充電器から制御装置が起動信号を受信していない時間が第1の所定時間を経過すると、起動指令信号による充電器の起動が不可能な起動不能異常と判定するステップとを備える。
好ましくは、充電制御方法は、起動指令信号が制御装置から充電器へ出力されているにも拘わらず充電器から制御装置が起動信号を受信していないとき、充電器の出力電力に基づくフィードバック制御を停止するステップをさらに備える。
好ましくは、充電制御方法は、充電器の停止を指示する停止指令信号を制御装置から充電器へ出力するステップと、起動信号を充電器から制御装置が第2の所定時間継続して受信したか否かを判定するステップと、停止指令信号が制御装置から充電器へ出力されているにも拘わらず充電器から制御装置が第2の所定時間継続して停止信号を受信すると、停止指令信号による充電器の停止が不可能な停止不能異常と判定するステップとをさらに備える。
この発明によれば、充電器を制御する制御装置からの指令に対して充電器が正常に動作し得るか否かを判別することができる。
この発明の実施の形態による電動車両の一例として示されるハイブリッド自動車の全体構成図である。 図1に示す充電器の構成図である。 図1に示すPM−ECUの機能ブロック図である。 図1に示すPM−ECUにより実行される異常検知処理の手順を示すフローチャートである。 図2に示す充電器の制御回路により実行される状態信号の生成処理の手順を示すフローチャートである。 充電器の起動/停止状態を示す状態信号の波形を示した図である。 充電器の状態と状態信号のデューティーとの関係を示した図である。 停電判定により外部電源の停電が判定されるときの指令信号および状態信号を示した図である。 外部電源が瞬断したときの指令信号および状態信号の波形図である。 指令不能異常が発生したときの指令信号および状態信号の波形図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態による電動車両の一例として示されるハイブリッド自動車の全体構成図である。図1を参照して、ハイブリッド自動車100は、第1〜第3蓄電装置10−1〜10−3と、第1〜第3SMR(System Main Relay)11−1〜11−3と、第1および第2コンバータ12−1,12−2と、主正母線MPLと、主負母線MNLと、平滑コンデンサCとを備える。また、ハイブリッド自動車100は、第1および第2インバータ30−1,30−2と、第1および第2MG(Motor Generator)32−1,32−2と、動力分割装置34と、エンジン36と、駆動輪38と、MG−ECU(Electronic Control Unit)40とをさらに備える。さらに、ハイブリッド自動車100は、充電器42と、車両インレット44と、リレー45と、電圧センサ46,47と、PM−ECU48とをさらに備える。
第1〜第3蓄電装置10−1〜10−3の各々は、第1および第2MG32−1,32−2を駆動するための電力を蓄える再充電可能な直流電源であり、たとえば、ニッケル水素やリチウムイオン等の二次電池や、大容量のキャパシタ等である。第1蓄電装置10−1は、第1SMR11−1によって第1コンバータ12−1に電気的に接続され、第2および第3蓄電装置10−2,10−3は、それぞれ第2および第3SMR11−2,11−3によって第2コンバータ12−2に電気的に接続される。
第1SMR11−1は、第1蓄電装置10−1と第1コンバータ12−1との間に設けられる。第2SMR11−2は、第2蓄電装置10−2と第2コンバータ12−2との間に設けられ、第3SMR11−3は、第3蓄電装置10−3と第2コンバータ12−2との間に設けられる。なお、第2蓄電装置10−2と第3蓄電装置10−3との短絡を避けるため、第2および第3SMR11−2,11−3は、選択的にオンされ、同時にオンされることはない。
第1および第2コンバータ12−1,12−2は、互いに並列して主正母線MPLおよび主負母線MNLに接続される。第1コンバータ12−1は、MG−ECU40からの信号PWC1に基づいて主正母線MPLおよび主負母線MNL間の電圧を第1蓄電装置10−1の電圧以上に昇圧可能に構成される。第2コンバータ12−2は、MG−ECU40からの信号PWC2に基づいて、主正母線MPLおよび主負母線MNL間の電圧を、正極線PL2および負極線NL2に電気的に接続される第2蓄電装置10−2または第3蓄電装置10−3の電圧以上に昇圧可能に構成される。第1および第2コンバータ12−1,12−2の各々は、たとえば直流チョッパ回路から成る。
なお、一例として、第1コンバータ12−1は、主正母線MPLおよび主負母線MNL間の電圧を所定の目標値に一致するように電圧制御され、第2コンバータ12−2は、第2コンバータ12−2に接続される第2蓄電装置10−2または第3蓄電装置10−3の入出力電力が所定の目標値に一致するように電力制御(電流制御)される。
平滑コンデンサCは、主正母線MPLと主負母線MNLとの間に接続され、主正母線MPLと主負母線MNLとの間の電圧を平滑化する。
第1および第2インバータ30−1,30−2は、互いに並列して主正母線MPLおよび主負母線MNLに接続される。第1インバータ30−1は、MG−ECU40からの信号PWI1に基づいて第1MG32−1を駆動する。第2インバータ30−2は、MG−ECU40からの信号PWI2に基づいて第2MG32−2を駆動する。第1および第2インバータ30−1,30−2の各々は、たとえば三相ブリッジ回路から成る。
第1および第2MG32−1,32−2は、交流回転電機であり、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える永久磁石型三相同期電動機である。第1および第2MG32−1,32−2は、動力分割装置34に連結される。動力分割装置34は、サンギヤと、ピニオンギヤと、キャリアと、リングギヤとを含む遊星歯車から成る。ピニオンギヤは、サンギヤおよびリングギヤと係合する。キャリアは、ピニオンギヤを自転可能に支持するとともに、エンジン36のクランクシャフトに連結される。サンギヤは、第1MG32−1の回転軸に連結される。リングギヤは、第2MG32−2の回転軸および駆動輪38に連結される。この動力分割装置34によって、エンジン36が発生する動力は、駆動輪38へ伝達される経路と、第1MG32−1へ伝達される経路とに分割される。
そして、第1MG32−1は、動力分割装置34によって分割されたエンジン36の動力を用いて発電する。たとえば、第1〜第3蓄電装置10−1〜10−3の充電状態(SOC)が低下すると、エンジン36が始動して第1MG32−1により発電が行なわれ、その発電された電力が蓄電装置へ供給される。
一方、第2MG32−2は、第1〜第3蓄電装置10−1〜10−3の少なくとも1つから供給される電力および第1MG32−1により発電された電力の少なくとも一方を用いて駆動力を発生する。第2MG32−2の駆動力は、駆動輪38に伝達される。なお、車両の制動時には、車両の運動エネルギーが駆動輪38から第2MG32−2に伝達されて第2MG32−2が駆動され、第2MG32−2が発電機として作動する。これにより、第2MG32−2は、車両の運動エネルギーを電力に変換して回収する回生ブレーキとして作動する。
MG−ECU40は、第1および第2コンバータ12−1,12−2をそれぞれ駆動するための信号PWC1,PWC2を生成し、その生成した信号PWC1,PWC2をそれぞれ第1および第2コンバータ12−1,12−2へ出力する。また、MG−ECU40は、第1および第2MG32−1,32−2をそれぞれ駆動するための信号PWI1,PWI2を生成し、その生成した信号PWI1,PWI2をそれぞれ第1および第2インバータ30−1,30−2へ出力する。
充電器42は、車両インレット44に入力端が接続され、第2および第3SMR11−2,11−3と第2コンバータ12−2との間に配設される正極線PL2および負極線NL2にリレー45を介して出力端が接続される。充電器42は、充電器42の起動/停止を指示するための指令信号CHRQをPM−ECU48から受ける。そして、充電器42は、指令信号CHRQにより起動が指示されると、車両外部の電源(以下「外部電源」とも称する。)49から供給される電力を電圧変換し、充電対象の蓄電装置を充電するための充電電力を出力する。
また、充電器42は、外部電源49の電圧低下を検知すると、指令信号CHRQに拘わらず動作を停止する(自己保護機能)。外部電源49の電圧が瞬間的に低下する瞬断であれば、充電器42は、所定の復帰時間の経過後、再び起動する。さらに、充電器42は、充電器42の状態を示す状態信号CHSTをPM−ECU48へ出力する。なお、状態信号CHSTについては後ほど説明する。また、さらに、充電器42は、充電電力の目標値を示す電力指令値CHPWをPM−ECU48から受け、その受けた電力指令値CHPWに出力電力が一致するように動作する。なお、充電器42の構成についても後ほど説明する。
車両インレット44は、外部電源49から電力を受けるための電力インターフェースである。リレー45は、充電器42と正極線PL2および負極線NL2との間に設けられ、PM−ECU48からの信号に応じてオン/オフされる。電圧センサ46は、充電器42の入力側の電圧VACを検出し、その検出値をPM−ECU48へ出力する。電圧センサ47は、充電器42の出力側の電圧VCHを検出し、その検出値をPM−ECU48へ出力する。
PM−ECU48は、外部電源49から第1〜第3蓄電装置10−1〜10−3の充電時、リレー45をオンする。また、PM−ECU48は、充電器42の起動/停止を指示する指令信号CHRQを生成して充電器42へ出力する。さらに、PM−ECU48は、充電器42の出力電力に基づくフィードバック(FB)制御を実行し、充電器42の出力電力を目標値に一致させるための電力指令値CHPWを生成して充電器42へ出力する。
なお、PM−ECU48は、たとえば、第1蓄電装置10−1、第2蓄電装置10−2、第3蓄電装置10−3の順に充電されるように、第1SMR11−1、第2SMR11−2、第3SMR11−3を順次オンする。なお、第1蓄電装置10−1の充電は、正極線PL2および負極線NL2、第2コンバータ12−2、主正母線MPLおよび主負母線MNL、第1コンバータ12−1、ならびに第1SMR11−1を順次介して行なわれる。
また、PM−ECU48は、充電器42の状態を示す状態信号CHSTを充電器42から受ける。そして、PM−ECU48は、その受けた状態信号CHSTを充電器42へ出力される指令信号CHRQと比較し、その比較結果に基づいて、指令信号CHRQによる充電器42の起動/停止が不可能な指令不能異常を検知する。
すなわち、この指令不能異常には、指令信号CHRQにより充電器42へ起動指令を出力したにも拘わらず充電器42の停止が検知される起動不能異常と、指令信号CHRQにより充電器42へ停止指令を出力したにも拘わらず充電器42の起動が検知される停止不能異常とが含まれる。また、指令不能異常には、充電器42の異常だけでなく、指令信号CHRQを伝える信号線の断線異常および状態信号CHSTを伝える信号線の断線異常も含まれる。PM−ECU48については、後ほど詳しく説明する。
図2は、図1に示した充電器42の構成図である。図2を参照して、充電器42は、AC入力フィルタ52と、昇圧回路54と、DC−DCコンバータ56と、コンデンサ58と、DC出力フィルタ60と、ダイオード62とを含む。また、充電器42は、電圧センサ64,68と、電流センサ66,70と、制御回路72とをさらに含む。
AC入力フィルタ52は、車両インレット44から外部電源49(図1)へ高周波のノイズが出力されるのを防止する。昇圧回路54は、制御回路72から受ける駆動信号に基づいて、外部電源49から供給される交流電力を直流電力に変換するとともに昇圧する。DC−DCコンバータ56は、制御回路72から受ける駆動信号に基づいて動作し、絶縁トランスによって入力側と出力側とを電気的に絶縁する。コンデンサ58は、DC−DCコンバータ56とDC出力フィルタ60との間に配設される電力線対間に接続され、前記電力線対の電圧を平滑化する。DC出力フィルタ60は、充電器42から車両システムへ高周波のノイズが出力されるのを防止する。ダイオード62は、車両側から充電器42へ電力が流れるのを防止する。
電圧センサ64は、充電器42への入力電圧を示す電圧VAC1を検出し、その検出値を制御回路72へ出力する。電流センサ66は、充電器42への入力電流を示す電流IAC1を検出し、その検出値を制御回路72へ出力する。電圧センサ68は、充電器42からの出力電圧を示す電圧VAC2を検出し、その検出値を制御回路72へ出力する。電流センサ70は、充電器42からの出力電流を示す電流IAC2を検出し、その検出値を制御回路72へ出力する。
制御回路72は、指令信号CHRQおよび電力指令値CHPWをPM−ECU48(図1)から受ける。また、制御回路72は、電圧VAC1および電流IAC1をそれぞれ電圧センサ64および電流センサ66から受け、電圧VAC2および電流IAC2をそれぞれ電圧センサ68および電流センサ70から受ける。そして、制御回路72は、指令信号CHRQにより充電器42の起動が指示されているとき、昇圧回路54およびDC−DCコンバータ56を駆動するための駆動信号を電力指令値CHPWおよび各センサからの検出値に基づいて生成し、その生成した駆動信号を昇圧回路54およびDC−DCコンバータ56へ出力する。
また、制御回路72は、電圧VAC1に基づき外部電源49の電圧低下を検知すると、自己保護機能により、指令信号CHRQに拘わらず昇圧回路54およびDC−DCコンバータ56の駆動を停止する。外部電源49の電圧低下が瞬間的に低下する瞬断であれば、制御回路72は、所定の復帰時間経過後、昇圧回路54およびDC−DCコンバータ56を再び駆動する。
また、制御回路72は、充電器42の状態を示す状態信号CHSTを生成し、その生成した状態信号CHSTをPM−ECU48へ出力する。すなわち、制御回路72は、指令信号CHRQにより起動が指示されると、昇圧回路54およびDC−DCコンバータ56を駆動するとともに、充電器42の起動を示す状態信号CHSTを出力する。また、制御回路72は、指令信号CHRQにより停止が指示されると、昇圧回路54およびDC−DCコンバータ56の駆動を停止するとともに、充電器42の停止を示す状態信号CHSTを出力する。なお、制御回路72は、自己保護機能により昇圧回路54およびDC−DCコンバータ56の駆動を停止したときも、充電器42の停止を示す状態信号CHSTを出力する。
図3は、図1に示したPM−ECU48の機能ブロック図である。図3を参照して、PM−ECU48は、異常検知部80と、FB制御部82とを含む。異常検知部80は、指令信号CHRQを生成して充電器42へ出力する。より詳しくは、所定の充電準備が完了しており、かつ、外部電源49が予め定められた一定時間停電していなければ、異常検知部80は、指令信号CHRQにより充電器42へその起動を指示する。一方、所定の充電準備が完了していないとき、または、外部電源49の停電が一定時間継続したとき(停電判定)、異常検知部80は、指令信号CHRQにより充電器42へその停止を指示する。
また、異常検知部80は、充電器42の状態を示す状態信号CHSTを充電器42から受け、その受けた状態信号CHSTを指令信号CHRQと比較する。そして、指令信号CHRQにより充電器42の起動が指示されているにも拘わらず状態信号CHSTが起動を示していないとき(すなわち状態信号CHSTが停止を示すとき)、異常検知部80は、FB制御部82へ出力されるFB許可信号FBENを非活性化し、FB制御部82により実行されるFB制御を停止させる。
そして、異常検知部80は、指令信号CHRQと状態信号CHSTとの上記矛盾が生じている時間が所定の瞬断復帰所要時間を超えると、指令信号CHRQによる充電器42の起動が不可能な起動不能異常と判定する。なお、この瞬断復帰所要時間は、外部電源49の瞬断発生時における充電器42の上記復帰時間よりも長く設定される。指令信号CHRQと状態信号CHSTとの上記矛盾が生じている時間が瞬断復帰所要時間よりも短いときは、指令信号CHRQと状態信号CHSTとの上記矛盾は電源の瞬断によるものと判断される。指令信号CHRQにより充電器42の起動が指示され、それに応じて状態信号CHSTも起動を示しているときは、異常検知部80は、FB制御部82へ出力されるFB許可信号FBENを活性化し、FB制御部82によるFB制御の実行を許可する。
一方、指令信号CHRQにより充電器42の停止が指示されているにも拘わらず状態信号CHSTが停止を示していないとき(すなわち状態信号CHSTが起動を示すとき)、異常検知部80は、指令信号CHRQによる充電器42の停止が不可能な停止不能異常と判定する。
FB制御部82は、充電目標値PRと、充電器42の出力電力の実績を示す電力実績値PAを受ける。なお、充電目標値PRは、予め設定された値であってもよいし、定格電力の範囲内で利用者が設定可能としてもよい。また、電力実績値PAは、充電器42の出力電力を検出する電力センサを設けることに検出してもよいし、充電器42の出力電圧および出力電流の各検出値に基づいて算出してもよい。
そして、FB制御部82は、異常検知部80から受けるFB許可信号FBENが活性化されているとき、電力実績値PAが充電目標値PRに一致するようにFB制御を実行し、その制御結果に基づく電力指令値CHPWを充電器42へ出力する。なお、FB許可信号FBENが非活性化されているときは、FB制御部82はFB制御を停止する。
図4は、図1に示したPM−ECU48により実行される異常検知処理の手順を示すフローチャートである。なお、このフローチャートに示される処理手順は、一定時間毎または所定の条件が成立する毎にメインルーチンから呼び出されて実行される。
図4を参照して、PM−ECU48は、所定の充電準備が完了しているか否かを判定する(ステップS10)。たとえば、車両インレット44(図1)に充電ケーブルが接続され、リレー45(図1)がオンされると、充電準備が完了したものと判定される。ステップS10において充電準備が完了したものと判定されると(ステップS10においてYES)、PM−ECU48は、電圧センサ46によって検出される電圧VACに基づいて、外部電源49が予め定められた一定時間停電しているか否かを判定する停電判定を行なう(ステップS20)。なお、この停電判定では、外部電源49の電圧が瞬間的に低下する瞬断は検出されない。
ステップS20において停電は発生していないと判定されると(ステップS20においてNO)、PM−ECU48は、充電器42の起動を指示する指令信号CHRQ(起動指令)を充電器42へ出力する(ステップS30)。
次いで、PM−ECU48は、充電器42の起動を示す状態信号CHST(起動信号)を充電器42から受信したか否かを判定する(ステップS40)。起動信号を受信していないと判定されると(ステップS40においてNO)、PM−ECU48は、充電器42の出力電力に基づくFB制御を禁止または停止する(ステップS50)。そして、PM−ECU48は、充電器42へ起動指令を出力したにも拘わらず充電器42から起動信号を受信していない時間が所定の瞬断復帰所要時間(上述のように、外部電源49の瞬断発生時における充電器42の復帰時間よりも長く設定される。)を経過したか否かを判定する(ステップS60)。
指令信号CHRQと状態信号CHSTとの矛盾を生じている上記時間が瞬断復帰所要時間を経過すると(ステップS60においてYES)、PM−ECU48は、起動指令による充電器42の起動が不可能な起動不能異常と判定する(ステップS70)。なお、この起動不能異常には、充電器42の起動異常だけでなく、指令信号CHRQの信号線および/または状態信号CHSTの信号線の断線異常も含まれる。なお、指令信号CHRQと状態信号CHSTとの矛盾を生じている上記時間が瞬断復帰所要時間を経過するまでは(ステップS60においてNO)、PM−ECU48は、充電器42の起動不能異常とは判定しない。すなわち、この場合は、指令信号CHRQと状態信号CHSTとの矛盾は、充電器42の起動不能異常によるものではなく、外部電源49の瞬断による一時的なものと判断される。
一方、ステップS40において、充電器42の起動を示す状態信号CHST(起動信号)を受信したと判定されると(ステップS40においてYES)、PM−ECU48は、充電器42の出力電力に基づくFB制御を許可する(ステップS80)。
ステップS10において充電準備が完了していないと判定されるか(ステップS10においてNO)、またはステップS20における停電判定により停電が発生していると判定されると(ステップS20においてYES)、PM−ECU48は、充電器42の停止を指示する指令信号CHRQ(停止指令)を充電器42へ出力する(ステップS90)。
次いで、PM−ECU48は、充電器42の起動を示す状態信号CHST(起動信号)を所定時間継続して受信しているか否かを判定する(ステップS100)。そして、起動信号の受信が所定時間継続すると(ステップS100においてYES)、PM−ECU48は、停止指令による充電器42の停止が不可能な停止不能異常と判定する(ステップS110)。なお、この停止不能異常にも、充電器42の停止異常だけでなく、指令信号CHRQの信号線および/または状態信号CHSTの信号線の断線異常も含まれる。
図5は、図2に示した充電器42の制御回路72により実行される状態信号CHSTの生成処理の手順を示すフローチャートである。なお、このフローチャートに示される処理手順も、一定時間毎または所定の条件が成立する毎に実行される。
図5を参照して、充電器42の制御回路72は、PM−ECU48から受ける指令信号CHRQがオン状態か否かを判定する(ステップS210)。なお、CHRQのオン状態は、充電器42の起動を指示する起動指令を示し、CHRQのオフ状態は、充電器42の停止を指示する停止指令を示す。指令信号CHRQがオン状態であると判定されると(ステップS210においてYES)、制御回路72は、電圧センサ64(図2)によって検出される電圧VAC1に基づいて、外部電源49の電圧が正常か否かをさらに判定する(ステップS220)。
外部電源49の電圧が正常であると判定されると(ステップS220においてYES)、制御回路72は、PM−ECU48へ出力される状態信号CHSTが“stand−by”(後述)になった後、予め定められた所定の復帰時間経過したか否かをさらに判定する(ステップS230)。そして、復帰時間経過すると(ステップS230においてYES)、制御回路72は、PM−ECU48へ出力される状態信号CHSTを“Ready”とする(ステップS240)。この状態信号CHSTが“Ready”の状態は、充電器42が起動していることを示す。
一方、ステップS210において指令信号CHRQがオフ状態であると判定されるか(ステップS210においてNO)、ステップS220において外部電源49の電圧が異常であると判定されるか(ステップS220においてNO)、またはステップS230において状態信号CHSTが“stand−by”になってから復帰時間経過していないと判定されると(ステップS230においてNO)、制御回路72は、PM−ECU48へ出力される状態信号CHSTを“stand−by”とする(ステップS250)。この状態信号CHSTが“stand−by”の状態は、充電器42が停止していることを示す。
図6は、充電器42の状態を示す状態信号CHSTの波形を示した図である。図6を参照して、状態信号CHSTは、規定の周期Tで発振する。ここで、充電器42の状態に基づいて状態信号CHSTのパルス幅Tonが設定される。そして、周期Tに対するパルス幅Tonの比で示されるデューティーによって、状態信号CHSTを用いて充電器42からPM−ECU48へ充電器42の状態が通知される。
図7は、充電器42の状態と状態信号CHSTのデューティーとの関係を示した図である。図7を参照して、充電器42の状態につき“stand−by”、“Ready”および“異常停止”の各状態に応じて、たとえば、図示されるような範囲内に状態信号CHSTのデューティーが設定される。
図8は、停電判定により外部電源49の停電が判定されるときの指令信号CHRQおよび状態信号CHSTを示した図である。図8を参照して、時刻t1において停電が発生すると、状態信号CHSTは、“Ready”から“stand−by”となる。なお、状態信号CHSTが“stand−by”となっても、指令信号CHRQは直ちにオフされずにオン状態が継続される。そして、停電と判定するための時間ΔT1経過した時刻t2において外部電源49が停電したものと判定され(停電判定)、指令信号CHRQがオフされる。
図9は、外部電源49が瞬断したときの指令信号CHRQおよび状態信号CHSTの波形図である。図9を参照して、時刻t1において瞬断が発生すると、状態信号CHSTは、“Ready”から“stand−by”となる。なお、上述のように、状態信号CHSTが“stand−by”となっても、指令信号CHRQは直ちにオフされずにオン状態が継続される。そして、所定の復帰時間ΔT2が経過した時刻t3において、状態信号CHSTが“stand−by”から“Ready”に復帰する。なお、復帰時間ΔT2は、停電判定を行なうための時間ΔT1よりも短い。言い換えると、停電判定を行なうための時間ΔT1は、復帰時間ΔT2よりも長く設定される。
図10は、指令信号CHRQによる充電器42の起動/停止が不可能な指令不能異常が発生したときの指令信号CHRQおよび状態信号CHSTの波形図である。図10を参照して、時刻t11において、状態信号CHSTが“Ready”から“stand−by”に変化したものとする。上述のように、状態信号CHSTが“stand−by”となっても、指令信号CHRQは直ちにオフされずにオン状態が継続される。そして、復帰時間ΔT2よりも長い所定の瞬断復帰所要時間ΔT3が経過した時刻t12において、指令信号CHRQによる充電器42の起動が不可能な起動不能異常と判定され、指令信号CHRQがオフされる。
以上のように、この実施の形態においては、PM−ECU48は、充電器42の起動/停止を指示する指令信号CHRQを充電器42へ出力し、充電器42の状態を示す状態信号CHSTを充電器42から受ける。そして、PM−ECU48は、状態信号CHSTを指令信号CHRQと比較し、その比較結果に基づいて、指令信号CHRQによる充電器42の起動/停止が不可能な指令不能異常を検知する。したがって、この実施の形態によれば、PM−ECU48からの指令に対して充電器42が正常に動作し得るか否かをPM−ECU48において判別することができる。
また、この実施の形態によれば、外部電源49の瞬断発生時、瞬断発生後の所定時間(復帰時間)だけ充電器42の停止を示す状態信号CHST(停止信号)が充電器42からPM−ECU48へ出力されるので、PM−ECU48において外部電源49の瞬断を指令不能異常であると誤検出するのを回避することができる。より具体的には、停止信号の受信期間が上記復帰時間のとき、外部電源49の瞬断が発生しているものと判断し、停止信号の受信期間が上記復帰時間よりも長く設定される瞬断復帰所要時間を経過したとき、充電器42の起動を指示する指令信号CHRQ(起動指令)による充電器42の起動が不可能な起動不能異常と判断することができる。
また、この実施の形態によれば、外部電源49の瞬断発生時、充電器42の起動を指示する指令信号CHRQ(起動指令)がPM−ECU48から充電器42へ継続して出力されるので、瞬断による自己停止からスムースに充電器42が起動される。
また、この実施の形態によれば、PM−ECU48は、充電器42の停止を示す状態信号CHST(停止信号)を受信すると、充電器42の出力電力に基づくFB制御を停止するようにしたので、充電器42が停止しているにも拘わらずFB制御が実行されることによりFB制御が発散することを防止することができる。
なお、上記の実施の形態においては、充電器42は、ハイブリッド自動車100に搭載されるものとしたが、車両外部に設けてもよい。すなわち、たとえば車両インレット44に接続される充電ケーブルなどに充電器42を設ける構成としてもよい。
また、この発明が適用される電動車両の構成は、上記の各実施の形態におけるハイブリッド自動車100の構成に限定されるものではない。たとえば、第3蓄電装置10−3を備えない車両や、正極線PL1および負極線NL1に充電器42が接続される車両等にも、この発明は適用可能である。
また、上記においては、動力分割装置34によりエンジン36の動力を分割して駆動輪38と第1MG32−1とに伝達可能なシリーズ/パラレル型のハイブリッド自動車100について説明したが、この発明は、その他の形式のハイブリッド自動車にも適用可能である。たとえば、第1MG32−1を駆動するためにのみエンジン36を用い、第2MG32−2でのみ車両の駆動力を発生する、いわゆるシリーズ型のハイブリッド自動車や、エンジン36が生成した運動エネルギーのうち回生エネルギーのみが電気エネルギーとして回収されるハイブリッド自動車、エンジンを主動力として必要に応じてモータがアシストするモータアシスト型のハイブリッド自動車などにもこの発明は適用可能である。
さらに、この発明は、エンジン36を備えずに電力のみで走行する電気自動車や、電源として蓄電装置に加えて燃料電池をさらに備える燃料電池車にも適用可能である。
なお、上記において、PM−ECU48は、この発明における「充電制御装置」の一実施例に対応する。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10−1〜10−3 蓄電装置、11−1〜11−3 SMR、12−1,12−2 コンバータ、30−1,30−2 インバータ、32−1,32−2 MG、34 動力分割装置、36 エンジン、38 駆動輪、40 MG−ECU、42 充電器、44 車両インレット、45 リレー、46,47,64,68 電圧センサ、48 PM−ECU、49 外部電源、52 AC入力フィルタ、54 昇圧回路、56 DC−DCコンバータ、58 コンデンサ、60 DC出力フィルタ、62 ダイオード、66,70 電流センサ、72 制御回路、80 異常検知部、82 FB制御部、100 ハイブリッド自動車、PL1,PL2 正極線、NL1,NL2 負極線、MPL 主正母線、MNL 主負母線、C 平滑コンデンサ。

Claims (10)

  1. 与えられる指令信号に従って起動/停止し、電源から供給される電力を電圧変換して蓄電装置を充電する充電器を備え、
    前記充電器は、当該充電器の状態を示す状態信号を出力可能であり、さらに
    前記指令信号を前記充電器へ出力し、前記状態信号を前記充電器から受ける充電制御装置を備え、
    前記充電制御装置は、前記状態信号を前記指令信号と比較し、その比較結果に基づいて、前記指令信号による前記充電器の起動/停止が不可能な指令不能異常を検知する、充電システム。
  2. 前記充電器は、前記電源の電圧が瞬間的に低下する瞬断の発生時、瞬断発生後の第1の所定時間だけ当該充電器の停止を示す停止信号を前記充電制御装置へ出力する、請求項1に記載の充電システム。
  3. 前記充電制御装置は、前記瞬断の発生時、前記充電器の起動を指示する起動指令信号を前記充電器へ継続して出力する、請求項2に記載の充電システム。
  4. 前記充電制御装置は、前記起動指令信号が前記充電器へ出力され、かつ、前記停止信号の受信期間が前記第1の所定時間よりも長い第2の所定時間を経過したとき、前記起動指令信号による前記充電器の起動が不可能な起動不能異常と判定する、請求項3に記載の充電システム。
  5. 前記充電制御装置は、前記充電器の出力電力に基づくフィードバック制御を実行して前記充電器へ電力指令値を出力し、
    前記充電器は、前記電力指令値に前記出力電力が一致するように動作可能であり、
    前記充電制御装置は、前記充電器から前記停止信号を受信している間、前記フィードバック制御を停止する、請求項2から請求項4のいずれかに記載の充電システム。
  6. 前記充電制御装置は、前記充電器の停止を指示する停止指令信号を前記充電器へ出力し、かつ、前記充電器の起動を示す起動信号の受信期間が第3の所定時間を経過したとき、前記停止指令信号による前記充電器の停止が不可能な停止不能異常と判定する、請求項1から請求項5のいずれかに記載の充電システム。
  7. 走行用の電動機へ供給される電力を蓄える蓄電装置と、
    与えられる指令信号に従って起動/停止し、車両外部の電源から供給される電力を電圧変換して前記蓄電装置を充電する充電器とを備え、
    前記充電器は、当該充電器の状態を示す状態信号を出力可能であり、さらに
    前記指令信号を前記充電器へ出力し、前記状態信号を前記充電器から受ける充電制御装置を備え、
    前記充電制御装置は、前記状態信号を前記指令信号と比較し、その比較結果に基づいて、前記指令信号による前記充電器の起動/停止が不可能な指令不能異常を検知する、電動車両。
  8. 充電器の起動を指示する起動指令信号を制御装置から前記充電器へ出力するステップと、
    前記充電器の起動を示す起動信号を前記充電器から前記制御装置が受信したか否かを判定するステップと、
    前記起動指令信号が前記制御装置から前記充電器へ出力されているにも拘わらず前記充電器から前記制御装置が前記起動信号を受信していないとき、電源電圧が瞬間的に低下する瞬断時の前記充電器の復帰時間よりも長く設定される第1の所定時間を経過したか否かを判定するステップと、
    前記起動指令信号が前記制御装置から前記充電器へ出力されているにも拘わらず前記充電器から前記制御装置が前記起動信号を受信していない時間が前記第1の所定時間を経過すると、前記起動指令信号による前記充電器の起動が不可能な起動不能異常と判定するステップとを備える、充電制御方法。
  9. 前記起動指令信号が前記制御装置から前記充電器へ出力されているにも拘わらず前記充電器から前記制御装置が前記起動信号を受信していないとき、前記充電器の出力電力に基づくフィードバック制御を停止するステップをさらに備える、請求項8に記載の充電制御方法。
  10. 前記充電器の停止を指示する停止指令信号を前記制御装置から前記充電器へ出力するステップと、
    前記起動信号を前記充電器から前記制御装置が第2の所定時間継続して受信したか否かを判定するステップと、
    前記停止指令信号が前記制御装置から前記充電器へ出力されているにも拘わらず前記充電器から前記制御装置が前記第2の所定時間継続して前記停止信号を受信すると、前記停止指令信号による前記充電器の停止が不可能な停止不能異常と判定するステップとをさらに備える、請求項8または請求項9に記載の充電制御方法。
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