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JP2010177874A - 無線基地局及び通信制御方法 - Google Patents

無線基地局及び通信制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】無線端末からの信号の処理の確実性を向上させる。
【解決手段】無線基地局1は、無線端末からの信号の遅延時間を測定する。遅延時間が1個のガードタイムの時間長以上であり、更に、ガードタイムの時間長のn倍以上であり、且つ、ガードタイムのn+1倍未満となる場合には、無線基地局1は、第1上りタイムスロットと、n個の第2上りタイムスロットとを結合して、結合上りタイムスロットを形成する。次に、無線基地局1は、結合上りタイムスロットの先頭部を、第1上りタイムスロットの先頭部よりもn個のガードタイムの合計の時間長だけ遅延させた上で、遅延超過信号の送信元の無線端末に割り当てる。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数の無線端末との間で時分割多重により信号を伝送する無線基地局、及び、当該無線基地局における通信制御方法に関する。
複数の無線端末と無線基地局との間で時分割複信(TDD)及び時分割多重(TDMA)により通信を行う無線通信システムでは、各無線端末と無線基地局との距離は無線端末毎に異なる。このため、各無線端末に異なるタイムスロットを割り当てられているにもかかわらず、距離の違いにより発生する伝搬遅延によって、無線基地局が、各無線端末からのバースト信号を同時に受信してしまう場合がある。
このようなバースト信号の同時受信(衝突)を防止するために、例えば特許文献1及び特許文献2に記載された技術では、無線基地局が各無線端末へ衝突防止のための制御信号を送信する。各無線端末は、受信した制御信号に基づいて、バースト信号の送信タイミングを強制的に調整する。このような制御は、タイムアライメント制御と称される。
特開2001−169343号公報 特開2002−77087号公報
しかしながら、無線端末が、無線基地局に対して近傍から遠方へ移動すると、上述のようなタイムアライメント制御を行っても、無線基地局によって受信されるバースト信号の時間位置が、無線基地局において信号処理の可能な範囲の後側に外れる場合がある。このように、無線基地局における受信タイミングが極度に遅延したバースト信号が存在すると、無線基地局は、そのバースト信号の処理を正常に行うことが困難となる。
特に、PHS(Personal Handy Phone System)の無線通信システムでは、マクロセル化に伴い、無線端末と無線基地局との距離の変化が大きいため、上述した信号処理が困難になる可能性が高い。
上記問題点に鑑み、本発明は、無線端末からの信号の処理の確実性を向上させた無線基地局及び通信制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。まず、本発明の第1の側面は、複数の上りタイムスロットと、複数の下りタイムスロットと、前記上りタイムスロットの間及び前記下りタイムスロットの間に位置する複数のガードタイムとにより構成される時間帯において、前記複数の上りタイムスロット及び前記下りタイムスロットを複数の無線端末に割り当て、前記複数の無線端末(無線端末2A乃至2D)との間で信号の伝送を行う無線基地局(無線基地局1)であって、第1の上りタイムスロットが割り当てられた第1の無線端末からの信号を受信する受信部(受信処理部152)と、前記受信部により受信された前記信号の遅延時間を測定する遅延時間測定部(遅延時間測定部154)と、前記遅延時間測定部により測定された前記遅延時間が前記ガードタイムの時間長以上である場合に、前記第1の上りタイムスロットと、前記第1の上りタイムスロット以降の第2の上りタイムスロットとの合計の時間長を有し、先頭部が前記第1の上りタイムスロットの先頭部よりも遅延した第3の上りタイムスロットを前記第1の無線端末に割り当てる第1の割り当て制御部(タイムスロット割り当て制御部156)とを備えることを要旨とする。
無線基地局において、第1の上りタイムスロットが割り当てられた第1の無線端末からの信号の遅延時間がガードタイムの時間長以上である場合には、当該第1の無線端末からの信号が第1の上りタイムスロット以降の第2の上りタイムスロットに入り込み、無線基地局における信号処理が困難となる。
そこで、無線基地局は、遅延時間がガードタイムの時間長以上である場合には、第1の上りタイムスロットと第2の上りタイムスロットとの合計の時間長を有し、先頭部が第1の上りタイムスロットの先頭部よりも遅延した第3の上りタイムスロットを、第1の無線端末に割り当てる。すなわち、無線基地局は、第1の上りタイムスロットと第2の上りタイムスロットとを結合して第3の上りタイムスロットを構成して、先頭部を第1の上りタイムスロットの先頭部よりも遅延させた上で、第1の無線端末に割り当てる。
これにより、無線基地局において、第1の無線端末からの信号は、当該第1の無線端末に割り当てられた第3の上りタイムスロット内に位置するようになり、無線基地局は、当該信号を確実に処理することが可能となる。
本発明の第2の側面は、前記第1の割り当て制御部は、前記遅延時間測定部により測定された前記遅延時間がn個の前記ガードタイムの合計の時間長以上、且つ、n+1個の前記ガードタイムの合計の時間長未満である場合に、前記第1の上りタイムスロットと、前記第1の上りタイムスロット以降のn個の前記第2の上りタイムスロットとの合計の時間長を有し、先頭部が前記第1の上りタイムスロットの先頭部よりもn個の前記ガードタイムの合計の時間長だけ遅延した前記第3の上りタイムスロットを前記第1の無線端末に割り当てることを要旨とする。
本発明の第3の側面は、前記第3の上りタイムスロットを特定する情報を前記第1の無線端末へ送信する第1の送信部(無線端末送信制御部158)を備えることを要旨とする。
本発明の第4の側面は、前記遅延時間測定部により測定された前記遅延時間が前記ガードタイムの時間長以上である場合に、前記第1の無線端末に割り当てられた第1の下りタイムスロットと、前記第1の下りタイムスロット以降の第2の下りタイムスロットとの合計の時間長を有し、先頭部が前記第1の下りタイムスロットの先頭部と一致した第3の下りタイムスロットを前記第1の無線端末に割り当てる第2の割り当て制御部(タイムスロット割り当て制御部156)を備えることを要旨とする。
本発明の第5の側面は、前記第2の割り当て制御部は、前記遅延時間測定部により測定された前記遅延時間がm個の前記ガードタイムの合計の時間長以上、且つ、m+1個の前記ガードタイムの合計の時間長未満である場合に、第1の下りタイムスロットと前記第1の下りタイムスロット以降のm個の第2の下りタイムスロットとの合計の時間長を有する前記第3の下りタイムスロットを前記第1の無線端末に割り当てることを要旨とする。
本発明の第6の側面は、前記第3の下りタイムスロットを特定する情報を前記第1の無線端末へ送信する第2の送信部(無線端末送信制御部158)を備えることを要旨とする。
本発明の第7の側面は、複数の上りタイムスロットと、複数の下りタイムスロットと、前記上りタイムスロットの間及び前記下りタイムスロットの間に位置する複数のガードタイムとにより構成される時間帯において、前記複数の上りタイムスロット及び前記下りタイムスロットを複数の無線端末に割り当て、前記複数の無線端末との間で信号の伝送を行う無線基地局における通信制御方法であって、前記無線基地局が、第1の上りタイムスロットが割り当てられた第1の無線端末からの信号を受信するステップと、前記無線基地局が、受信された前記信号の遅延時間を測定するステップと、前記無線基地局が、測定された前記遅延時間が前記ガードタイムの時間長以上である場合に、前記第1の上りタイムスロットと、前記第1の上りタイムスロット以降の第2の上りタイムスロットとの合計の時間長を有し、先頭部が前記第1の上りタイムスロットの先頭部よりも遅延した第3の上りタイムスロットを前記第1の無線端末に割り当てるステップとを備えることを要旨とする。
本発明の第8の側面は、前記無線基地局が、測定された前記遅延時間が前記ガードタイムの時間長以上である場合に、前記第1の無線端末に割り当てられた第1の下りタイムスロットと、前記第1の下りタイムスロット以降の第2の下りタイムスロットとの合計の時間長を有し、先頭部が前記第1の上りタイムスロットの先頭部と一致した第3の下りタイムスロットを前記第1の無線端末に割り当てるステップを備えることを要旨とする。
本発明によれば、無線基地局において、無線端末からの信号の処理の確実性を向上させることが可能となる。
本発明の実施形態に係る無線通信システムの全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係るフレームの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るフレームの下り時間帯及び上り時間帯の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局の概略構成図である。 本発明の実施形態に係る、無線基地局における制御部及び無線通信部の機能ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局の動作を示す第1のフローチャートである。 本発明の実施形態に係る無線基地局の動作を示す第2のフローチャートである。 本発明の実施形態に係る受信データの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る、無線基地局における結合上りタイムスロットの形成手順を示す図である。 本発明の実施形態に係る、無線基地局における結合下りタイムスロットの形成手順を示す図である。 本発明の実施形態に係る、無線端末における結合上りタイムスロットの形成手順を示す図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。具体的には、(1)無線通信システムの構成、(2)無線基地局の動作、(3)作用・効果、(4)その他の実施形態について説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)無線通信システムの構成
まず、本発明の実施形態に係る無線通信システムの構成について、(1.1)無線通信システムの全体概略構成、(1.2)無線基地局の構成の順に説明する。
(1.1)無線通信システムの全体概略構成
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。
図1に示すように、無線通信システム10は、PHSの無線通信システムである。この無線通信システム10は、無線基地局1と、無線端末2A、無線端末2B、無線端末2C及び無線端末2Dとを含む。図1において、無線端末2A乃至2Dは、無線基地局1が提供するセル3に在圏している。無線基地局1と、無線端末2A乃至2Dとは、時分割複信及び時分割多重により信号を伝送する。
無線基地局1は、無線端末2A乃至2Dとの通信に先立って、これら無線端末2A乃至2Dに対して、フレーム内の下りタイムスロット及び上りタイムスロットを割り当てる。無線端末2A乃至2Dは、割り当てられた下りタイムスロットを用いて、無線基地局1からの信号を受信し、割り当てられた上りタイムスロットを用いて、無線基地局1へ信号を送信する。
図2は、フレームの構成を示す図である。図2に示すように、フレームは、下り方向(無線基地局1から無線端末2A乃至2Dに向かう方向)の通信に用いられる下り時間帯と、当該下り時間帯に続く、上り方向(無線端末2A乃至2Dから無線基地局1に向かう方向)の通信に用いられる上り時間帯とからなる。
図3は、フレームの下り時間帯及び上り時間帯の構成を示す図である。図3(a)に示すように、フレームの下り時間帯は、4つの下りタイムスロットD1乃至D4と、ガードタイムDG1乃至DG4とにより構成される。ガードタイムDG1乃至DG4は、下りタイムスロットD1乃至D4の間と、下りタイムスロットD4の後方とに位置する。
図3(b)に示すように、フレームの上り時間帯は、4つの上りタイムスロットU1乃至U4と、ガードタイムUG1乃至UG4とにより構成される。ガードタイムUG1乃至UG4は、上りタイムスロットU1乃至U4の間と、下りタイムスロットU4の後方とに位置する。
なお、下りタイムスロットD1乃至D4と、上りタイムスロットU1乃至U4とは、同一の時間長を有する。また、ガードタイムDG1乃至DG4と、ガードタイムUG1乃至UG4とは、下りタイムスロットD1乃至D4及び上りタイムスロットU1乃至U4よりも短い。
(1.2)無線基地局の構成
次に、無線基地局1の構成について、(1.2.1)無線基地局の概略構成、(1.2.2)無線基地局の詳細構成の順に説明する。
(1.2.1)無線基地局の概略構成
図4は、無線基地局1の概略構成図である。図4に示すように、無線基地局1は、制御部102、記憶部103、有線通信部104、無線通信部106及びアンテナ108を含む。
制御部102は、例えばCPUによって構成され、無線基地局1が具備する各種機能を制御する。記憶部103は、例えばメモリによって構成され、無線基地局1における制御などに用いられる各種情報を記憶する。
有線通信部104は、図示しない上位のネットワークにおけるゲートウェイサーバ等との間で通信を行う。無線通信部106は、RF回路、ベースバンド回路等を含み、変調及び復調、符号化及び復号等を行い、アンテナ108を介して無線信号の送信及び受信を行う。
(1.2.2)無線基地局の詳細構成
次に、無線基地局1の詳細構成、具体的には、制御部102及び無線通信部106の機能ブロック構成について説明する。図5は、無線基地局1の制御部102及び無線通信部106の機能ブロック構成図である。
図5に示すように、無線通信部106は、受信処理部152及び遅延時間測定部154を含む。また、制御部102は、タイムスロット割り当て制御部156及び無線端末送信制御部158を含む。
無線通信部106内の受信処理部152は、無線端末2A乃至2Dのそれぞれに割り当てられた、時分割多重の通信方式における上りタイムスロットを介して、当該無線端末2A乃至2Dから送信された各信号を受信する。
更に、受信処理部152は、受信した各信号の復調及び復号を行って受信データを生成し、その都度、当該受信データを遅延時間測定部154へ出力する。
無線通信部106内の遅延時間測定部154は、各受信データを入力する。更に、遅延時間測定部154は、入力した各受信データに含まれる、ユニークワード(UW)の時間位置を検出する。ここで、ユニークワード(図8参照)は、信号の送信元の無線端末の識別情報である。更に、遅延時間測定部154は、ユニークワードの時間位置に基づいて、当該ユニークワードに対応する信号の遅延時間を測定する。
具体的には、遅延時間測定部154は、ユニークワードの時間位置と、当該ユニークワードについて定められた基準となる時間位置(基準時間位置)との差を、遅延時間として算出する。ここで、基準時間位置は、無線基地局1によって受信される信号に遅延が生じていないと仮定した場合における、当該受信信号に対応する受信データ内のユニークワードの時間位置を示す。
遅延時間測定部154は、測定した遅延時間と、ユニークワードとを、制御部102内のタイムスロット割り当て制御部156へ出力する。
制御部102内のタイムスロット割り当て制御部156には、出力された遅延時間が入力される。次に、タイムスロット割り当て制御部156は、遅延時間が1個のガードタイムの時間長以上であるか否かを判定する。
遅延時間が1個のガードタイムの時間長以上である場合、タイムスロット割り当て制御部156は、更に、遅延時間が、ガードタイムの時間長のn倍以上であり、且つ、ガードタイムのn+1倍未満となる、整数nを特定する(以降、タイムスロット割り当て制御部156の説明については、図6のS105の説明も参照)。
整数nが特定された場合、遅延時間は、n個のガードタイムの合計の時間長以上であり、且つ、n+1個のガードタイムの合計の時間長未満である。
次に、タイムスロット割り当て制御部156は、遅延時間がn個のガードタイムの合計の時間長以上であり、且つ、n+1個のガードタイムの合計の時間長未満である信号(遅延超過信号)の送信元の無線端末にその時点で割り当てている上りタイムスロット(第1上りタイムスロット)と、当該第1上りタイムスロット以降の連続するn個の上りタイムスロット(第2上りタイムスロット)とを結合して、結合上りタイムスロットを形成する。具体的には、タイムスロット割り当て制御部156は、第1上りタイムスロットとn個の第2上りタイムスロットとの合計の時間長を有する結合上りタイムスロットを形成する。
なお、n個の第2上りタイムスロットの何れかが、遅延超過信号の送信元の無線端末以外の無線端末(他の無線端末)に既に割り当てられている場合には、タイムスロット割り当て制御部156は、他の無線端末に対して、第1上りタイムスロット及びn個の第2上りタイムスロット以外の上りタイムスロットを割り当て直す。これにより、n個の第2上りタイムスロットは、未割り当ての状態となる。その後、タイムスロット割り当て制御部156は、第1上りタイムスロットとn個の第2上りタイムスロットとの合計の時間長を有する結合上りタイムスロットを形成する。
次に、タイムスロット割り当て制御部156は、結合上りタイムスロットの先頭部を、第1上りタイムスロットの先頭部よりもn個のガードタイムの合計の時間長だけ遅延させる。これにより、結合上りタイムスロットの時間長とタイミングとが設定される。
次に、タイムスロット割り当て制御部156は、遅延超過信号の送信元の無線端末に、その時点で割り当てている下りタイムスロット(第1下りタイムスロット)と、当該第1下りタイムスロット以降の連続するn個の下りタイムスロット(第2下りタイムスロット)とを結合して、結合下りタイムスロットを形成する。具体的には、タイムスロット割り当て制御部156は、第1下りタイムスロットとn個の第2下りタイムスロットとの合計の時間長を有する結合下りタイムスロットを形成する。
なお、n個の第2下りタイムスロットの何れかが、遅延超過信号の送信元の無線端末以外の無線端末(他の無線端末)に、既に割り当てられている場合には、タイムスロット割り当て制御部156は、他の無線端末に対して、第1下りタイムスロット及びn個の第2下りタイムスロット以外の下りタイムスロットを割り当て直す。これにより、n個の第2下りタイムスロットは、未割り当ての状態となる。その後、タイムスロット割り当て制御部156は、第1下りタイムスロットとn個の第2下りタイムスロットとの合計の時間長を有する結合上りタイムスロットを形成する。
次に、タイムスロット割り当て制御部156は、結合下りタイムスロットの先頭部を、第1下りタイムスロットの先頭部と一致させる。これにより、結合下りタイムスロットの時間長とタイミングとが設定される。
次に、タイムスロット割り当て制御部156は、上述した結合上りタイムスロット及び結合下りタイムスロットを、遅延超過信号の送信元の無線端末へ割り当てる。
次に、タイムスロット割り当て制御部156は、結合上りタイムスロットを構成する上りタイムスロットの数(上り結合数)と、結合下りタイムスロットを構成する結合下りタイムスロットの数(下り結合数)とを含んだ、タイムスロット特定情報を生成する。更に、タイムスロット割り当て制御部156は、タイムスロット特定情報と、ユニークワードとを、無線端末送信制御部158へ出力する。
無線端末送信制御部158は、無線通信部106及びアンテナ108を介して、タイムスロット特定情報を、遅延超過信号の送信元の無線端末へ送信する。遅延超過信号の送信元の無線端末は、ユニークワードにより特定可能である。
(2)無線基地局の動作
次に、無線基地局1の動作を説明する。図6は、無線基地局1の動作を示す第1のフローチャートであり、図7は、無線基地局1の動作を示す第2のフローチャートである。なお、以下では、初期状態において、無線基地局1は、無線端末2Aに対して、図3に示すフレーム内の下りタイムスロットD1及び上りタイムスロットU1を割り当てているものとする。また、下りタイムスロットD2乃至D4と、上りタイムスロットU2乃至U4とは、それぞれ未割り当ての状態であるものとする。
無線端末2Aは、割り当てられた上りタイムスロットU1を用いて、無線基地局1に対して信号を送信している。ステップS101において、無線基地局1内の無線通信部106は、無線端末2Aから送信され、アンテナ108によって受信された信号を入力する。
ステップS102において、無線通信部106は、信号を復調及び符号化して得られる受信データに含まれるユニークワードの時間位置を検出する。ここで、ユニークワードの時間位置は、当該ユニークワードの検出時刻を示す。
図8は、受信データの構成を示す図である。図8に示す受信データは、240ビットのビット長を有する。この受信データは、先頭から順に、4ビット長の過渡応答用ランプタイム(R)、2ビット長のスタートシンボル(SS)、6ビット長のプリアンプル(PR)、16ビット長のユニークワード(UW)、180ビット長の情報、16ビット長のCRC(Cyclic Redundancy Check)、16ビット長のガードにより構成されている。
再び、図6に戻って説明する。ステップS103において、無線基地局1内の制御部102は、検出されたユニークワードの時間位置と、当該ユニークワードに対応する基準時間位置との差を、無線端末2Aからの信号の遅延時間として算出する。
ステップS104において、制御部102は、無線端末2Aからの信号の遅延時間が、1個のガードタイムの時間長以上であるか否かを判定する。無線端末2Aからの信号の遅延時間が、1個のガードタイムの時間長未満である場合には、制御部102は一連の動作を終了する。
一方、無線端末2Aからの信号の遅延時間が、1個のガードタイムの時間長以上である場合、図9(a)に示すように、無線端末2Aからの信号が当該無線端末2Aに割り当てられている第1上りタイムスロット(ここでは、上りタイムスロットU1)以降の第2の上りタイムスロット(ここでは、上りタイムスロットU2)に入り込み、無線基地局1における信号処理が困難となる。
この場合、ステップS105において、制御部102は、遅延時間が、ガードタイムの時間長のn倍以上であり、且つ、ガードタイムのn+1倍未満となる、整数nを特定する。
その後、図7に示す動作に移行し、ステップS201において、制御部102は、第1上りタイムスロットと、当該第1上りタイムスロット以降の連続するn個の第2上りタイムスロットとを結合して、結合上りタイムスロットを形成する。
次に、ステップS202において、制御部102は、結合上りタイムスロットの先頭部を、第1上りタイムスロットの先頭部よりもn個のガードタイムの合計の時間長だけ遅延させる。
例えば、整数nが1である場合、換言すれば、遅延時間が1個のガードタイムの時間長以上であり、且つ、2個のガードタイムの合計の時間長未満である場合、図9(b)に示すように、制御部102は、無線端末2Aに割り当てられている上りタイムスロットU1と、上りタイムスロットU2とを結合して、結合上りタイムスロットを形成する。更に、制御部102は、結合上りタイムスロットの先頭部を、上りタイムスロットU1の先頭部よりも1個のガードタイムの時間長だけ遅延させる。
また、整数nが2である場合、換言すれば、遅延時間が2個のガードタイムの合計の時間長以上であり、且つ、3個のガードタイムの合計の時間長未満である場合、図9(c)に示すように、制御部102は、無線端末2Aに割り当てられている上りタイムスロットU1と、上りタイムスロットU2及びU3とを結合して、結合上りタイムスロットを形成する。更に、制御部102は、結合上りタイムスロットの先頭部を、上りタイムスロットU1の先頭部よりも2個のガードタイムの合計の時間長だけ遅延させる。
また、整数nが3である場合、換言すれば、遅延時間が3個のガードタイムの合計の時間長以上であり、且つ、4個のガードタイムの合計の時間長未満である場合、図9(d)に示すように、制御部102は、無線端末2Aに割り当てられている上りタイムスロットU1と、上りタイムスロットU2乃至U4とを結合して、結合上りタイムスロットを形成する。更に、制御部102は、結合上りタイムスロットの先頭部を、上りタイムスロットU1の先頭部よりも3個のガードタイムの合計の時間長だけ遅延させる。
再び、図7に戻って説明する。ステップS203において、制御部102は、第1下りタイムスロットと、当該第1下りタイムスロット以降の連続するn個の第2下りタイムスロットとを結合して、第1下りタイムスロットと、n個の第2下りタイムスロットとの合計の時間長を有する結合下りタイムスロットを形成する。
次に、ステップS204において、制御部102は、結合下りタイムスロットの先頭部を、第1下りタイムスロットの先頭部と一致させる。
例えば、整数nが1である場合、換言すれば、遅延時間が1個のガードタイムの時間長以上であり、且つ、2個のガードタイムの合計の時間長未満である場合、図10(b)に示すように、制御部102は、無線端末2Aに割り当てられている下りタイムスロットD1と、下りタイムスロットD2とを結合して、結合下りタイムスロットを形成する。更に、制御部102は、結合下りタイムスロットの先頭部を、図10(a)に示す下りタイムスロットD1の先頭部と一致させる。
また、整数nが2である場合、換言すれば、遅延時間が2個のガードタイムの合計の時間長以上であり、且つ、3個のガードタイムの合計の時間長未満である場合、図10(c)に示すように、制御部102は、無線端末2Aに割り当てられている下りタイムスロットD1と、下りタイムスロットD2及びD3とを結合して、結合下りタイムスロットを形成する。更に、制御部102は、結合下りタイムスロットの先頭部を、下りタイムスロットD1の先頭部と一致させる。
また、整数nが3である場合、換言すれば、遅延時間が3個のガードタイムの合計の時間長以上であり、且つ、4個のガードタイムの合計の時間長未満である場合、図10(d)に示すように、制御部102は、無線端末2Aに割り当てられている下りタイムスロットD1と、下りタイムスロットD2乃至D4とを結合して、結合下りタイムスロットを形成する。更に、制御部102は、結合下りタイムスロットの先頭部を、下りタイムスロットD1の先頭部と一致させる。
再び、図7に戻って説明する。ステップS205において、制御部102は、上述した結合上りタイムスロット及び結合下りタイムスロットを、遅延超過信号の送信元の無線端末2Aへ割り当てる。その後、無線基地局1は、結合上りタイムスロットのタイミングで、無線端末2Aからの信号の受信を試みるとともに、結合下りタイムスロットのタイミングで、無線端末2Aへ信号を送信する。
更に、ステップS206において、制御部102は、上り結合数と下り結合数とを含んだ、タイムスロット特定情報を生成し、遅延超過信号の送信元の無線端末2Aへ送信する。
無線端末2Aは、タイムスロット特定情報を受信する。次に、無線端末2Aは、受信したタイムスロット特定情報内の上り結合数に基づいて、結合上りタイムスロットを特定する。具体的には、無線端末2Aは、上り結合数に対応する数の上りタイムスロットの合計の時間長を有する結合上りタイムスロットを形成する。更に、無線端末2Aは、結合上りタイムスロットの先頭部を、自身に割り当てられていた第1上りタイムスロットの先頭部に一致させる。
例えば、上り結合数が2である場合、図11(b)に示すように、無線端末2Aは、2個の上りタイムスロットの合計の時間長を有する結合上りタイムスロットを形成する。更に、無線端末2Aは、結合上りタイムスロットの先頭部を、図11(a)に示す上りタイムスロットU1の先頭部と一致させる。
また、結合数が3である場合、図11(c)に示すように、無線端末2Aは、3個の上りタイムスロットの合計の時間長を有する結合上りタイムスロットを形成する。更に、無線端末2Aは、結合上りタイムスロットの先頭部を、上りタイムスロットU1の先頭部と一致させる。
また、結合数が4である場合、図11(d)に示すように、無線端末2Aは、4個の上りタイムスロットの合計の時間長を有する結合上りタイムスロットを形成する。更に、無線端末2Aは、結合上りタイムスロットの先頭部を、上りタイムスロットU1の先頭部と一致させる。
また、無線端末2Aは、受信したタイムスロット特定情報内の下り結合数に基づいて、下りタイムスロットを変更する。具体的には、無線端末2Aは、自身に割り当てられている下りタイムスロットのタイミングを、下り結合数より1少ない数のガードタイムの合計の時間長だけ、後方にシフトさせる。この場合、無線端末2Aは、下りタイムスロットを、下り結合数に対応する数の下りタイムスロットの合計の時間長に拡張してもよい。あるいは、無線端末2Aは、自身に割り当てられている下りタイムスロットの時間長を、下り結合数より1少ない数のガードタイムの合計の時間長だけ、後方に延長する。
その後、無線端末2Aは、結合下りタイムスロットのタイミングで、無線基地局1へ信号を送信するとともに、変更後の下りタイムスロットのタイミングで、無線基地局1からの信号の受信を試みる。
(3)作用・効果
本発明の実施形態に係る無線通信システム10において、無線端末2A乃至2Dは、自身に割り当てられた上りタイムスロットを用いて信号を送信する。無線基地局1は、この信号を受信し、復調及び復号によって受信データを取得する。次に、無線基地局1は、受信データに含まれるユニークワードの時間位置を検出し、当該ユニークワードの時間位置と基準時間位置との差を遅延時間として測定する。遅延時間が1個のガードタイムの時間長以上であり、更に、ガードタイムの時間長のn倍以上であり、且つ、ガードタイムのn+1倍未満となる場合には、無線基地局1は、第1上りタイムスロットと、n個の第2上りタイムスロットとを結合して、結合上りタイムスロットを形成する。次に、無線基地局1は、結合上りタイムスロットの先頭部を、第1上りタイムスロットの先頭部よりもn個のガードタイムの合計の時間長だけ遅延させた上で、遅延超過信号の送信元の無線端末に割り当てる。更に、無線基地局1は、上り結合数を含んだ、タイムスロット特定情報を生成し、遅延超過信号の送信元の無線端末へ送信する。
これにより、無線基地局1において、遅延超過信号の送信元の無線端末からの信号は、結合上りタイムスロット内に位置するようになり、無線基地局1は、当該信号を確実に処理することが可能となる。
また、遅延時間が1個のガードタイムの時間長以上であり、更に、ガードタイムの時間長のn倍以上であり、且つ、ガードタイムのn+1倍未満となる場合には、無線基地局1は、第1下りタイムスロットと、n個の第2下りタイムスロットとを結合して、結合下りタイムスロットを形成する。次に、無線基地局1は、結合下りタイムスロットの先頭部を、第1下りタイムスロットの先頭部と一致させた上で、遅延超過信号の送信元の無線端末に割り当てる。更に、無線基地局1は、下り結合数を含んだ、タイムスロット特定情報を生成し、遅延超過信号の送信元の無線端末へ送信する。
これにより、無線基地局1が、遅延超過信号の送信元の無線端末へ送信する信号は、当該遅延超過信号の送信元の無線端末において、結合下りタイムスロット内に位置することが可能となり、無線端末は、当該信号を確実に処理することが可能となる。
(4)その他の実施形態
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した実施形態では、図2及び図3に示すように、上り時間帯が4つの上りタイムスロットに分割され、下り時間帯が4つの下りタイムスロットに分割される場合を例に説明したが、更に多くの上りタイムスロット及び下りタイムスロットに分割される場合においても、同様に本発明を適用することができる。
本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の無線基地局及び通信制御方法は、無線基地局において、各無線端末からの信号の処理の確実性を向上させることが可能であり、無線基地局及び通信制御方法として有用である。
1…無線基地局、2A〜2D…無線端末、3…セル、10…無線通信システム、102…制御部、103…記憶部、104…有線通信部、106…無線通信部、108…アンテナ、152…受信処理部、154…遅延時間測定部、156…タイムスロット割り当て制御部、158…無線端末送信制御部

Claims (8)

  1. 複数の上りタイムスロットと、複数の下りタイムスロットと、前記上りタイムスロットの間及び前記下りタイムスロットの間に位置する複数のガードタイムとにより構成される時間帯において、前記複数の上りタイムスロット及び前記下りタイムスロットを複数の無線端末に割り当て、前記複数の無線端末との間で信号の伝送を行う無線基地局であって、
    第1の上りタイムスロットが割り当てられた第1の無線端末からの信号を受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記信号の遅延時間を測定する遅延時間測定部と、
    前記遅延時間測定部により測定された前記遅延時間が前記ガードタイムの時間長以上である場合に、前記第1の上りタイムスロットと、前記第1の上りタイムスロット以降の第2の上りタイムスロットとの合計の時間長を有し、先頭部が前記第1の上りタイムスロットの先頭部よりも遅延した第3の上りタイムスロットを前記第1の無線端末に割り当てる第1の割り当て制御部と
    を備える無線基地局。
  2. 前記第1の割り当て制御部は、前記遅延時間測定部により測定された前記遅延時間がn個の前記ガードタイムの合計の時間長以上、且つ、n+1個の前記ガードタイムの合計の時間長未満である場合に、前記第1の上りタイムスロットと、前記第1の上りタイムスロット以降のn個の前記第2の上りタイムスロットとの合計の時間長を有し、先頭部が前記第1の上りタイムスロットの先頭部よりもn個の前記ガードタイムの合計の時間長だけ遅延した前記第3の上りタイムスロットを前記第1の無線端末に割り当てる請求項1に記載の無線基地局。
  3. 前記第3の上りタイムスロットを特定する情報を前記第1の無線端末へ送信する第1の送信部を備える請求項1又は2に記載の無線基地局。
  4. 前記遅延時間測定部により測定された前記遅延時間が前記ガードタイムの時間長以上である場合に、前記第1の無線端末に割り当てられた第1の下りタイムスロットと、前記第1の下りタイムスロット以降の第2の下りタイムスロットとの合計の時間長を有し、先頭部が前記第1の下りタイムスロットの先頭部と一致した第3の下りタイムスロットを前記第1の無線端末に割り当てる第2の割り当て制御部を備える請求項1乃至3のいずれかに記載の無線基地局。
  5. 前記第2の割り当て制御部は、前記遅延時間測定部により測定された前記遅延時間がm個の前記ガードタイムの合計の時間長以上、且つ、m+1個の前記ガードタイムの合計の時間長未満である場合に、第1の下りタイムスロットと、前記第1の下りタイムスロット以降のm個の第2の下りタイムスロットとの合計の時間長を有する前記第3の下りタイムスロットを前記第1の無線端末に割り当てる第2の割り当て制御部を備える請求項4に記載の無線基地局。
  6. 前記第3の下りタイムスロットを特定する情報を前記第1の無線端末へ送信する第2の送信部を備える請求項4又は5に記載の無線基地局。
  7. 複数の上りタイムスロットと、複数の下りタイムスロットと、前記上りタイムスロットの間及び前記下りタイムスロットの間に位置する複数のガードタイムとにより構成される時間帯において、前記複数の上りタイムスロット及び前記下りタイムスロットを複数の無線端末に割り当て、前記複数の無線端末との間で信号の伝送を行う無線基地局における通信制御方法であって、
    前記無線基地局が、第1の上りタイムスロットが割り当てられた第1の無線端末からの信号を受信するステップと、
    前記無線基地局が、受信された前記信号の遅延時間を測定するステップと、
    前記無線基地局が、測定された前記遅延時間が前記ガードタイムの時間長以上である場合に、前記第1の上りタイムスロットと、前記第1の上りタイムスロット以降の第2の上りタイムスロットとの合計の時間長を有し、先頭部が前記第1の上りタイムスロットの先頭部よりも遅延した第3の上りタイムスロットを前記第1の無線端末に割り当てるステップと、
    を備える通信制御方法。
  8. 前記無線基地局が、測定された前記遅延時間が前記ガードタイムの時間長以上である場合に、前記第1の無線端末に割り当てられた第1の下りタイムスロットと、前記第1の下りタイムスロット以降の第2の下りタイムスロットとの合計の時間長を有し、先頭部が前記第1の上りタイムスロットの先頭部と一致した第3の下りタイムスロットを前記第1の無線端末に割り当てるステップを備える請求項7に記載の通信制御方法。
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