JP2010170875A - 昇降式照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】照明器具を昇降する昇降装置を備えた昇降式照明器具において、大きさの異なる照明器具に対する昇降装置の共用化によるコストダウンと共に、器具回転のない安定した昇降を図る。
【解決手段】昇降式照明器具は、昇降装置1と、昇降装置1の昇降リール12により昇降される昇降ワイヤ11に吊持ちされる器具本体21と、器具本体21の回転を防止する回転防止用ワイヤ31と、昇降リール12から離れて配設され、回転防止用ワイヤ31を巻き取り巻き放しする回転防止用リーラ32とを備える。昇降ワイヤ11は器具本体21の中心部位に固定され、回転防止用ワイヤ31は中心部位から離れた周辺部位に固定される。従って、器具本体21は回転防止用ワイヤ31により昇降ワイヤ11を中心部位に固定しても水平回転し難くなるので、照明器具2の大きさに関係なく昇降装置1を共用してコストダウンと共に、器具回転のない安定した昇降を図ることができる。
【選択図】図1
【解決手段】昇降式照明器具は、昇降装置1と、昇降装置1の昇降リール12により昇降される昇降ワイヤ11に吊持ちされる器具本体21と、器具本体21の回転を防止する回転防止用ワイヤ31と、昇降リール12から離れて配設され、回転防止用ワイヤ31を巻き取り巻き放しする回転防止用リーラ32とを備える。昇降ワイヤ11は器具本体21の中心部位に固定され、回転防止用ワイヤ31は中心部位から離れた周辺部位に固定される。従って、器具本体21は回転防止用ワイヤ31により昇降ワイヤ11を中心部位に固定しても水平回転し難くなるので、照明器具2の大きさに関係なく昇降装置1を共用してコストダウンと共に、器具回転のない安定した昇降を図ることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、コンサートホールや体育館などの高い天井面から昇降ワイヤで吊持される照明器具を有する昇降式照明器具に関する。
従来の、この種の昇降式照明器具の例を図3に示す。この昇降式照明器具は、照明器具本体100が天井面200等に取り付けられた昇降装置101からの2本のワイヤ102で吊持され、ワイヤ102をモータによりドラムに巻き付け、又は巻き放つことにより昇降されるものである(例えば、特許文献1参照)。この昇降式照明器具においては、照明器具本体100が複数の光源110を列状に持ち、一方向に長い長型の照明器具のため、昇降装置101は、照明器具本体100の長さに合わせて、照明器具本体100が水平方向に回転しないように、2本のワイヤ102間隔が広く設計されおり、昇降装置101も長型の大型構成となっている。
また、他の従来例として、図4に示すように、光源110の数が少なく短型の照明器具本体103を昇降する昇降式照明器具の場合は、ワイヤ102間隔が狭くてよいので、昇降装置104は短型の小型構成に設計される。
上記図4に示したような短型の昇降装置104を図3に示したような長型の照明器具本体100に適用した場合を図5に示す。長型の照明器具本体100は、その中央部に取り付けられるワイヤ102の間隔が狭いので、昇降時にワイヤ102間のバランス不足などの影響を受け、矢印Aに示すように水平方向の回転が生じ易い。従って、短型の昇降装置104では長型の照明器具本体100を安定に昇降することが難しい。
このため、従来は、図3、図4に示したように、昇降装置は長型又は短型など照明器具の大きさに合わせて器具の回転動作を抑制するために、ワイヤ間隔の設計変更が行われるなど、それぞれの照明器具に対応して専用に製作されていた。従って、サイズの異なる照明器具毎に設計変更及び設計期間を必要とし、コスト高となり、また、納期が長くなっていた。
本発明は、上記の問題を解決するものであり、大きさの異なる照明器具に対する昇降装置の共用化によるコストダウンと共に、器具回転のない安定した昇降を図ることができる昇降式照明器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、天井面に設けられる昇降リールと、この昇降リールにより巻き取り巻き放しされる昇降ワイヤと、前記昇降ワイヤに吊持ちされて昇降する照明器具本体とを備えた昇降式照明器具において、前記昇降ワイヤは前記照明器具本体の略中心に固定されており、前記照明器具本体における前記昇降ワイヤの固定部位から離れた周辺部位に固定され、前記照明器具本体の回転を防止する回転防止用ワイヤと、前記昇降リールから離れて配設され、前記回転防止用ワイヤを巻き取り巻き放しする回転防止用リーラと、を備えたものである。
請求項1の発明によれば、昇降ワイヤと回転防止用ワイヤとが互いに離れた状態で共に巻き取り巻き放しされるので、照明器具本体が一方向に長い構成であって、その中心に昇降ワイヤを固定した状態で昇降しても照明器具の水平方向の回転を抑制することができる。これにより、長さの異なる照明器具に対して、その回転を抑制して安定した器具昇降を行え、かつ、照明器具毎に昇降ワイヤ間隔を変えるなどの設計変更の必要がなく同じ昇降装置を共用できるので、低コスト化を図ることができる。また、設計変更期間削減により、納期短縮を図ることができる。
以下、本発明の第1の実施形態に係る昇降式照明器具について図1及び図2を参照して説明する。図1及び図2は本実施形態の昇降式照明器具の構成を示す。昇降式照明器具は、天井面200に設けられる昇降装置1と、昇降装置1により昇降される照明器具2と、照明器具2の回転を抑制する回転防止部3とを有する。
昇降装置1は、照明器具2を吊下げる昇降ワイヤ11と、2本の昇降ワイヤ11を巻き取り巻き放しする昇降リール12と、昇降リール12を回転するモータ13と、昇降ワイヤ11の方向を変換する一対のプーリ14と、照明器具2に電源を供給するためのコード15と、コード15を巻き取るコードリール(不図示)と、モータ13を制御する制御部(不図示)と、それらを収納する天井面200に固定された収納箱16とを有する。この昇降装置1においては、モータ13の一方向の回転により昇降リール12が巻取り動作し、他方向の回転により巻き放し動作し、昇降ワイヤ11の巻取り動作で照明器具2が上昇し、巻き放し動作で照明器具2が下降する。コード15は照明器具2に接続されて、照明器具2の電源回路に電源供給する。なお、この電源接続は、コード接続以外に、例えば、接点接触等により行うことができる。
照明器具2は、器具本体21(照明器具本体)と、器具本体21の固定される光源22と、器具本体21内に配設される光源22用の電源回路(不図示)とを備える。また、照明器具2は複数個の光源22を横並びの列状に有し、器具本体21は横長構成とされている。照明器具2は、器具本体21の略中心に配設されたワイヤ取付部23に連結された昇降ワイヤ11により吊持されて昇降する。
回転防止部3は、照明器具2の横長方向(長手方向)両側に対応して一対設けられ、照明器具2の回転を防止する回転防止用ワイヤ31と、回転防止用ワイヤ31を巻き取り巻き放しする回転防止用リーラ32と、それらを取り付けるリーラ取付台33とを備える。回転防止用ワイヤ31は、器具本体21における昇降ワイヤ11の固定部位から離れた周辺部位であって、器具本体21の長手方向の両端部寄りに固定される。
回転防止用リーラ32は、昇降リール12から離れて配設され、器具本体21に固定された2本の回転防止用ワイヤ31のワイヤ間隔に対応するように天井面200にそれぞれ配設されている。ここでは、回転防止用リーラ32は、例えば、バネ式の自動ワイヤ巻き取り装置などから成り、引き出されたワイヤは引き出し負荷が無くなるとバネの力により自動的に巻き取られるものである。この回転防止用リーラ32は、照明器具2の昇降に合わせて回転防止用ワイヤ31の巻き取り巻き放しを行い、常に回転防止用ワイヤ31を弛ませない状態とする。但し、ここでは、回転防止用リーラ32は照明器具2そのものを昇降させる能力は持っていない。リーラ取付台33は、上記のように回転防止用リーラ32が配設されるように天上面200に取り付けられる。
上記2つの回転防止用リーラ32の間隔は、器具本体21の長さに合わせて拡大、狭小される。例えば、上記の一方向に長い器具本体21よりもさらに長い器具本体の場合は、各回転防止用ワイヤ31及び回転防止用リーラ32はそれぞれの間隔をより広げて取り付けられる。
上記のように構成された昇降式照明器具において、器具本体21は、その略中心で2本の昇降ワイヤ11により吊持されると共に、その両端近傍でそれぞれ回転防止用ワイヤ31により支持される。このとき、照明器具2の昇降に合わせて、2本の昇降ワイヤ11は昇降リール12により巻き取り巻き放しされると共に、同時に、回転防止用ワイヤ31は、回転防止用リーラ32により巻き取り巻き放しされる。これにより、常に、昇降ワイヤ11と回転防止用ワイヤ31とは略同じ長さだけ変化して、照明器具2が昇降しても器具本体21が常に略水平に保たれるようになる。従って、昇降ワイヤ11及び回転防止用ワイヤ31間のバランスは常に良好に維持される。
このように、本実施形態の昇降式照明器具によれば、昇降ワイヤ11と回転防止用ワイヤ31とが互いに離れた状態で共に巻き取り巻き放しされるので、一方向に長い照明器具2に対して、器具本体21の中心に昇降ワイヤ11を固定した状態で昇降しても照明器具2の水平方向の回転を抑制することができる。これにより、回転し易い長い照明器具2のときは、回転防止用ワイヤを用いて回転を抑えることにより、長さの異なる照明器具毎に昇降ワイヤ11の間隔を変えるなど、費用の掛かる昇降装置1を設計し直す必要がなく、昇降装置1を共用化できる。従って、設計変更費用が掛からず低コスト化でき、設計期間削減により、納期短縮化を図ることができる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を変更しない範囲で適宜に種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態においては、昇降ワイヤ11を2本の場合を示したが、1本でも3本以上でもよく、また、回転防止用ワイヤ31は1本でもよい。また、回転防止用リーラ32は、バネ式の自動巻き取り装置を用いたが、別途巻き取り用モータを用い、昇降ワイヤ11のモータと同期させて回転防止用ワイヤ31を巻き取り巻き放しすると共に、巻き取り用モータの動力により回転防止用リーラ32に照明器具の吊持負荷の一部を負担させることもできる。
1 昇降装置
11 昇降ワイヤ
12 昇降リール
2 照明器具
21 器具本体(照明器具本体)
3 回転防止部
31 回転防止用ワイヤ
32 回転防止用リーラ
11 昇降ワイヤ
12 昇降リール
2 照明器具
21 器具本体(照明器具本体)
3 回転防止部
31 回転防止用ワイヤ
32 回転防止用リーラ
Claims (1)
- 天井面に設けられる昇降リールと、この昇降リールにより巻き取り巻き放しされる昇降ワイヤと、前記昇降ワイヤに吊持ちされて昇降する照明器具本体とを備えた昇降式照明器具において、
前記昇降ワイヤは前記照明器具本体の略中心に固定されており、
前記照明器具本体における前記昇降ワイヤの固定部位から離れた周辺部位に固定され、前記照明器具本体の回転を防止する回転防止用ワイヤと、
前記昇降リールから離れて配設され、前記回転防止用ワイヤを巻き取り巻き放しする回転防止用リーラと、を備えたこと特徴とする昇降式照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009012934A JP2010170875A (ja) | 2009-01-23 | 2009-01-23 | 昇降式照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009012934A JP2010170875A (ja) | 2009-01-23 | 2009-01-23 | 昇降式照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010170875A true JP2010170875A (ja) | 2010-08-05 |
Family
ID=42702809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009012934A Pending JP2010170875A (ja) | 2009-01-23 | 2009-01-23 | 昇降式照明器具 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2010170875A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101770157B1 (ko) | 2017-07-14 | 2017-08-22 | (주)세정이에프씨 | 건축 고소 공간 전등 기구 장치 |
KR102421168B1 (ko) * | 2022-04-12 | 2022-07-14 | 주식회사 엔비컨스 | 반사검사 조명기구 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6271813U (ja) * | 1985-10-24 | 1987-05-08 |
-
2009
- 2009-01-23 JP JP2009012934A patent/JP2010170875A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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JPS6271813U (ja) * | 1985-10-24 | 1987-05-08 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023200158A1 (ko) * | 2022-04-12 | 2023-10-19 | 주식회사 엔비컨스 | 반사검사 조명기구 |
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