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JP2010160154A - 核燃料要素を貯蔵するための貯蔵ラック構造体 - Google Patents

核燃料要素を貯蔵するための貯蔵ラック構造体 Download PDF

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JP2010160154A JP2010003065A JP2010003065A JP2010160154A JP 2010160154 A JP2010160154 A JP 2010160154A JP 2010003065 A JP2010003065 A JP 2010003065A JP 2010003065 A JP2010003065 A JP 2010003065A JP 2010160154 A JP2010160154 A JP 2010160154A
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Abstract

【課題】「フリースライディング」原理に従って構築される、貯蔵プール内で核燃料要素を貯蔵するための貯蔵ラック構造体を提供する。
【解決手段】貯蔵プール内で核燃料要素を貯蔵するための貯蔵ラック構造体10は、燃料要素を受け取るための互いに隣接し合うように配置される複数の垂直チャネル9を各々が含んでいる少なくとも2つの貯蔵ラック(1.1〜1.3)を有しており、位置決め要素6が貯蔵ラックの底部に設けられる。これらの貯蔵ラックは、頂部のところで互いに連結され、貯蔵ラック構造体10は、貯蔵ラック1.1〜1.3の位置決め要素6に嵌合される位置決め部材8を備える1つまたは複数のベースプレート2.1〜2.3をさらに有しており、これらの位置決め部材は、1つまたは複数のベースプレート上で貯蔵ラックが変位されるのを防止するために、位置決め要素と共に、1つまたは複数のベースプレート2.1〜2.3に対して貯蔵ラックを位置決めする。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1のプリアンブルに従った、核燃料要素を貯蔵するための貯蔵ラック構造体に関する。
核燃料要素、具体的には使用済み核燃料要素は水などの冷却材で充填された貯蔵プール内に貯蔵され、この貯蔵プールは同時に燃料要素の放射線に対する遮蔽物としても機能する。使用済み核燃料要素は、それらが再処理に出されるまたは状況に応じて最終処理に出されるまでの長い期間、貯蔵プール内に留まる。貯蔵ラックは核燃料要素を安全に貯蔵するために開発されたものであり、貯蔵プールは、併設して配置されよいまたは状況に応じて他の貯蔵ラックの上に配置されてよい複数の貯蔵ラックを受け入れることができる。
それぞれの上に重ねられて配置された金属シートストリップによりチャネルの壁が形成されている、燃料要素を受け取るための複数の立軸すなわちチャネルを含む核燃料要素の貯蔵場所用の貯蔵ラックが特許文献1より既知である。この金属シートストリップは下側縁部および上側縁部のところに切り口を備えており、その切り口により、互いに押し込まれている金属シートストリップは互いに十字形に相互に保持される。金属シートストリップは、ブレースによって連結されている上側グリッドプレートと下側グリッドプレートとの間に配置される。チャネルおよび燃料要素は、記載されている貯蔵ラック内の下側グリッドプレート上で支持される。
貯蔵プール内で核燃料要素を貯蔵するための別の貯蔵ラックが特許文献2に記載されている。この貯蔵ラックは、燃料要素を受け取るためのチャネルを形成するように列状に配置された複数の直立エンクロージャを含む。正方形断面を有するこれらのエンクロージャは、下側端部および上側端部のところが開いているオープンラックフレーム内に配置され、それにより、貯蔵プール内に収容されている水が燃料要素を冷却するためにエンクロージャ内を循環することができるようになる。エンクロージャ内に入れられる燃料要素は、支持体を介して貯蔵プールのフロア上で個別に支持される。
地震の際に貯蔵プール内の貯蔵ラックがはっきりと分かるように変位されることが具体的に確認されることから、従来技術による上述した貯蔵ラックが単に燃料要素を安全に貯蔵するという要求を条件付きで満足させるものであることが分かっている。燃料要素で完全に満たされている貯蔵ラックの重量は通常30tから60tの間であることから、地震の際に隣接し合う貯蔵ラック間に生じる力および貯蔵ラックと貯蔵プールの壁との間に生じる力は非常に大きく、貯蔵ラックおよびその中で保管されている燃料要素ならびに/または貯蔵プールのライニングが地震の際に損傷する危険性あり、また、その過程で放射性核種が放出される危険性がある。
上述した特許文献2の図9、13および14は、互いに隣接し合うように改良された貯蔵ラックを連結することができる保持クランプを示している。地震の際に貯蔵ラック間に変位が生じることは少なくとも原理的には貯蔵ラックを連結させることによって回避され得る。しかしながら、列挙した文献に記載されている貯蔵ラックの構築手法は大きな水平方向の力を吸収するのには適していないと思われ、地震に対しての安全性は保持クランプによってある程度しか向上させることができない。
地震により誘発される貯蔵ラックが変位されるというこの問題およびそれに伴い貯蔵プールの壁または貯蔵プール内に設置されている他の装置と衝突する危険性に対処するために、貯蔵プールの壁のところで貯蔵ラックを支持しかつ/または貯蔵プールのフロアに貯蔵ラックをしっかり定着させるか、もしくはねじ留めする試みが実施されてきた。これまで、複数の貯蔵プールは、このように貯蔵ラックを固定するという考え方を基にして建設されてきた。しかし、この貯蔵ラックを固定するという考え方には限界があることがすぐ判明した。地震荷重が大きい場合や貯蔵密度(storage density)が高いまたは貯蔵ラックの質量が大きい場合は、定着点または支持点のところに局所的に極めて大きいピーク荷重が生じ、それにより、必然的にこれらの構造物が損傷してしまい、具体的に言うと貯蔵ラックのライナで漏洩につながる。そのため、より大きい地震荷重および高い貯蔵密度に適した解決策が模索された。
過去数年の間に新たに建造された燃料要素保管所において実際に立証されているいわゆる「フリースライディング(free-sliding)」原理により、この問題は大幅に改善された。この原理では、貯蔵ラックは貯蔵プール内に自由に設置され、地震の際にはフリースライディング方式で動くことができる。地震エネルギーの大部分は運動時に起こる摩擦によって消失される。この原理により、貯蔵ラックの定着点または支持点のところの局所的に極めて大きいピーク荷重を排除することが可能となるが、これには特有の欠点もある。
・1つの欠点は、地震により誘発される貯蔵ラックの変位のために貯蔵ラックの全周囲に一定のフリーゾーンが必要となることである。これは貯蔵エリアの損失を意味し、非常に費用もかかる。
・別の欠点は、貯蔵ラックが変位することにより貯蔵ラック間の間隔がさまざまな大きさとなり不規則になってしまうこと、および、それにより地震後に貯蔵ラックの配置が不規則になる可能性があり、その結果、保管されている燃料要素のその後の取り扱いに問題が生じる場合があることである。
・さらに別の欠点は、部分的に満たされている貯蔵ラックが、水平方向の高い地震加速度を受ける際に特に一方向に揺れるように励振され、貯蔵ラックの脚部が貯蔵プールのフロアから例えば10mmから20mmの間で持ち上げられることである。このように貯蔵ラックが揺れることにより貯蔵プールのフロアに非常に大きな衝撃力が生じ、それにより、貯蔵プールでの漏洩の危険性が大幅に増す。また、満たされていない部位の方向に貯蔵ラックが変位される傾向が強くなることが確認されており、それにより、貯蔵ラックの安定性がさらに低下する。
独国特許出願公開第29 30 237号明細書 米国特許第4,042,828号明細書
本発明の目的は、貯蔵プール内で核燃料要素を貯蔵するための貯蔵ラック構造体を提供することであり、この貯蔵ラック構造体は、「フリースライディング」原理に従って構築されるが、それによりこの原理の上述の欠点は回避または大幅に軽減される。
この目的は、本発明に従って、請求項1に規定された貯蔵ラック構造体によって達成される。
貯蔵プール内で核燃料要素を貯蔵するための、本発明による貯蔵ラック構造体は、燃料要素を受け取るための互いに隣接し合うように配置された複数の垂直チャネルを各々が含んでいる少なくとも2つの貯蔵ラックを有しており、位置決め要素が貯蔵ラックの底部に設けられている。また、互いに隣接し合うように配置される貯蔵ラックは頂部のところで互いに連結されており、貯蔵ラック構造体は、貯蔵ラックの位置決め要素に嵌合される位置決め部材を備える1つまたは複数のベースプレートをさらに有しており、これらの位置決め部材は、1つまたは複数のベースプレート上で貯蔵ラックが変位されるのを防止するために、位置決め要素と共に、具体的には水平方向において位置決めする形で、1つまたは複数のベースプレートに対して貯蔵ラックを位置決めする。
有利な実施形態の変形形態では、位置決め要素はその上で貯蔵ラックが支持される支持要素として作られ、位置決め部材は、1つまたは複数のベースプレート内で貯蔵ラックの位置決め要素を受けるためシートとしておよび/または1つまたは複数のベースプレート上の突出部分として作られる。この突出部分および貯蔵ラックの位置決め要素は、1つまたは複数のベースプレートに対して貯蔵ラックが変位されるのを防止するように互いに嵌め込まれる。別の有利な実施形態の変形形態では、支持要素は、1つまたは複数のベースプレート上でおよび/または貯蔵プールのフロア上で貯蔵ラックを支持するために、各々が、例えば垂直方向に調整可能な支持部材といったような支持部材を備える。
有利なことに、貯蔵ラックと1つまたは複数のベースプレートとの間には固定された連結部は存在せず、プラグ連結部(plug connection)またはホルダのみが設けられ、それにより、貯蔵ラックを簡単に位置決めすることができるようになり、また、必要な場合には貯蔵ラックを取り外すことができるようになる。これは、例えば、貯蔵ラックの位置決め要素が、それぞれが保持される部分を備えるプラグ連結部またはホルダを形成しており、これらの保持される部分が、いずれの場合でも、貯蔵ラックを下げることにより1つまたは複数のベースプレートの位置決め部材と例えば一体に接合され得て、それにより、1つまたは複数のベースプレートに対して水平方向に変位されないように貯蔵ラックが固定されることによる。
1つまたは複数のベースプレートは、有利なことに貯蔵プールのフロア上で変位可能であり、その結果、「フリースライディング」原理に従った燃料要素保管所をこの貯蔵ラック構造体を用いて築き上げることが可能となる。
有利な実施形態では、互いに隣接し合うように配置される貯蔵ラックの各々が、少なくとも1つの共通のベースプレートを用いて位置決めされ、かつ/または、その少なくとも1つのベースプレートに連結される。
複数のベースプレートが使用される場合、それらは、たとえば貯蔵ラックの実質的に全周縁部といったように、貯蔵ラックの周縁部に配置されてよい。1つまたは複数のベースプレートはまた、貯蔵ラック構造体のベースエリアの少なくとも80%を超えて延在していてよく、または、貯蔵ラック構造体の実質的に全ベース表面にわたって延在していてよい。また、1つまたは複数のベースプレートは貯蔵ラックのベースエリアより大きくてよく、かつ/または、1つまたは複数のベースプレートは貯蔵ラックに対して突出していてよい。有利な実施形態の変形形態では、ベースプレートは、貯蔵ラックとの連結とは別に、互いに連結される。
別の有利な実施形態では、貯蔵ラックは各々がラテラルブレースを備える。状況に応じて、貯蔵ラックは、各側に、少なくとも3つの実質的に垂直に延在するブレースを備えていてよい。有利なことに、隣接し合う貯蔵ラックのブレースは、例えばねじ込み式連結部(screw connection)により、上側区間においてかつ/または上側端部のところで互いに連結される。
本発明による貯蔵ラック構造体は、貯蔵ラックが安定した形で頂部のところで互いに連結され、位置決め部材により、1つまたは複数のベースプレート上で変位しないように底部が固定されるという点で有利である。貯蔵ラックと1つまたは複数のベースプレートとの間で固定される連結部が省略される場合、必要に応じて個々の貯蔵ラックを簡単に交換することができ、貯蔵プール内に余裕がある場合には保管所を拡張することもできる。別の利点は、ベースプレートが貯蔵プールのフロア上で必要に応じて変位可能であり、その結果、ベースプレートが、地震加速度下で、ブロックとしてまたは貯蔵ラック構造体として貯蔵ラックと共に自由に変位され得るようになることである。この点に関連して、有利なことに、衝撃の水平成分が全て貯蔵プールのフロアから貯蔵ラック構造体へと伝達されることがなくなる。これは、水平成分の高振動数部分の伝達が高質量の貯蔵ランク構造体およびその変位可能な構成により大幅に減衰される場合に特に当てはまる。また、熱的に誘発される長さの変化によって生じ得る貯蔵ラック構造体内のひずみを、貯蔵ラックの変位可能な構成により、害のない大きさまで制限することができる。さらに有利なことに、ベースプレートは、衝撃の垂直成分に対しての液圧式のダンパ要素として機能する。加えて、個々の貯蔵ラックの揺れおよび傾斜運動が貯蔵ラックの上側部分の連結部により効果的に減衰される。これは、これらの連結部により、個々の貯蔵ラックの振動振幅が制限されるためである。
地震解析により、上に貯蔵ラックが支持されているベースプレートが、垂直運動およびとりわけ水平運動に対して大きな減衰効果を有していることが分かった。また、貯蔵ラック構造体の変位も隣接し合う貯蔵ラックの連結部により大幅に減少される。これは、部分的に満たされている貯蔵ラックが比較的大きな質量の別の貯蔵ラックに特に一方向において結合されていることにより、運動プロセスが決定的に制動されるためである。
複数の実施形態および実施形態の変形形態の上記の説明は単に例示的なものである。従属請求項および図面から別の有利な実施形態が明らかとなる。また、説明または図示されている実施形態および実施形態の変形形態からの個々の特徴は、新たな実施形態を形成するために本発明の枠内で互いに組み合わせられ得る。
以下、これらの実施形態および図面を参照しながら本発明をより詳細に説明する。
本発明による貯蔵ラック構造体の一実施形態の側面図である。 本発明による貯蔵ラック構造体のための貯蔵ラックの一実施形態の上から見た斜視図である。 図2Aによる実施形態の下から見た斜視図である。 隣接し合う貯蔵ラックを連結するための連結部の一実施形態の図である。
貯蔵プール内で核燃料要素を貯蔵するための、図1に示した貯蔵ラック構造体10の実施形態は、燃料要素を受け取るための互いに隣接し合うように配置された複数の垂直チャネルを各々が含んでいる少なくとも2つの貯蔵ラック1.1〜1.3を有しており、位置決め要素6が貯蔵ラックの底部に設けられている。また、互いに隣接し合うように配置された貯蔵ラック1.1〜1.3は頂部のところで互いに連結されており、貯蔵ラック構造体10は、貯蔵ラックの位置決め要素6に嵌合されている位置決め部材8を備える1つまたは複数のベースプレート2.1〜2.3をさらに有しており、これらの位置決め部材8は、1つまたは複数のベースプレート上で貯蔵ラックが変位されるのを防止するために、位置決め要素と共に、具体的には1つまたは複数のベースプレートに対して貯蔵ラックの水平方向の位置を固定する形で、1つまたは複数のベースプレートに対して貯蔵ラックを位置決めする。
有利なことに、貯蔵ラック1.1〜1.3と、1つまたは複数のベースプレート2.1〜2.3との間に固定された連結部は設けられず、プラグコネクションまたはホルダが設けられる。これは、例えば、位置決め要素6の各々が、保持される部分を備えるプラグ連結部またはホルダとして関連する位置決め部材8と一体に形成されることによる。それぞれが保持される部分を備えているプラグ連結部またはホルダは、たとえば貯蔵ラックを1つまたは複数のベースプレートの上に降下させることにより、貯蔵ラック構造体の設置箇所と一体となるように接合され得て、それにより、1つまたは複数のベースプレートに対して水平方向に変位されないように貯蔵ラックが固定される。
有利な実施形態の変形形態では、位置決め要素6は、図1に示すように、その上で貯蔵ラック1.1〜1.3が支持される支持要素として作られ、位置決め部材8は、1つまたは複数のベースプレート2.1〜2.3内のシートとしてかつ/または1つまたは複数のベースプレートの突出部分として作られる。別の有利な実施形態の変形形態では、支持要素6は、1つまたは複数のベースプレート2.1〜2.3上でかつ/または貯蔵プールのフロア12上で貯蔵ラック1.1〜1.3を支持するために、各々が、たとえば垂直方向に調整可能な支持部材といったような支持部材6aを備える。貯蔵プールのフロアの不規則性は、たとえばねじ山を含んでいてよい垂直方向に調整可能な支持部材によって補正され得る。
1つまたは複数のベースプレート2.1〜2.3は有利なことに貯蔵プールのフロア12上で変位可能であり、その結果、「フリースライディング」原理に従った燃料要素保管所を貯蔵ラック構造体10を用いて築き上げることが可能となる。状況に応じて、その上で1つまたは複数のベースプレートが変位可能となるライナ11が貯蔵プールのフロア12上に設けられてよい。ライナ11は貯蔵プールのシールとして機能し、たとえば鋼で製造されていてよい。
図1に示した実施形態では、貯蔵ラック構造体10は、一方向で互いに隣接し合うように一列に配置された3つの貯蔵ラック1.1〜1.3を含む。しかし、2つの貯蔵ラックまたは4つ以上の貯蔵ラックを互いに隣接し合うように一列に配置することおよび/またはその列の垂直方向に1つまたは複数の別の列を追加して所望のサイズの貯蔵ラック構造体を形成することも可能である。
有利な実施形態では、互いに隣接し合うように配置される貯蔵ラック1.1〜1.3は、各々が、少なくとも1つの共通のベースプレート2.1〜2.3を用いて位置決めされ、かつ/またはその少なくとも1つの共通のベースプレート2.1〜2.3に連結される。1つまたは複数のベースプレートの寸法は、貯蔵ラックの位置決めが貯蔵ラックの全体に及ぶような形に設計されている限りおいて大部分は自由に選択され得る。実際には、互いに隣接し合うように配置されている1つの貯蔵ラック少なくとも2つの位置決め要素とそれに隣接している貯蔵ラックの2つの位置決め要素とがベースプレートによって位置決めされ得るように、1つまたは複数のベースプレートの大きさを選択することが有利である場合がある。
複数のベースプレート2.1〜2.3が使用される場合、それらは貯蔵ラック1.1〜1.3の周縁部に配置されてよく、たとえば貯蔵ラックの実質的に全周縁部に配置されてよい。1つまたは複数のベースプレートはまた、貯蔵ラック構造体のベースエリアの少なくとも80%を超えて延在していてよく、または、貯蔵ラック構造体の実質的に全ベース表面にわたって延在していてよい。また、1つまたは複数のベースプレートは貯蔵ラックのベースエリアより大きくてよく、かつ/または、1つまたは複数のベースプレートは貯蔵ラックに対して突出していてよい。有利な実施形態の変形形態では、ベースプレート2.1〜2.3は、貯蔵ラック1.1〜1.3との連結とは別に、互いに連結される。
別の有利な実施形態では、貯蔵ラック1.1〜1.3は各々がラテラルブレース4.1〜4.4を備える。状況に応じて、貯蔵ラックは、各側に、少なくとも3つの実質的に垂直に延在するブレースを備えていてよい。有利なことに、隣接し合う貯蔵ラックのブレースは、各々が互いに、例えば図3に示すようにボルトまたはねじ込み式連結部5,5.1,5.2により、たとえば上側端部および/または上側区間といったような頂部のところで、具体的には上側端部の一区間のところで連結される。隣接し合う2つの貯蔵ラックは個々に異なる方式で頂部において互いに接続されていてもよい。たとえば、貯蔵ラックの各々が、たとえばグリッドプレートまたはターミナルプレートの形態の上側格子、または上側フレームを含んでいる場合、1つの貯蔵ラックの上側格子またはフレームは、別の貯蔵ラックの上側格子またはフレームに連結されてよい。
貯蔵ラック1.1〜1.3の実施形態および実施形態の変形形態に関係なく、1つまたは複数のベースプレート2.1〜2.3あるいは支持要素6または支持部材6aは、たとえばクロム層といったような追加の摺動層を下側に設けることができる。
図2Aおよび図2Bは、本発明による貯蔵ラック構造体のための貯蔵ラックの一実施形態を示しており、一つは斜め上から見ており、もう一つは斜め下から見ている。示した実施形態の貯蔵ラック1は、燃料要素を受け取るための、壁3.1',3.1'',3.2',3.2''を備えており互いに隣接し合うように配置された複数のチャネル9を含むチャネル構造体と、このチャネル構造体に連結される支持プレート7とを有する。また、貯蔵ラック1は、たとえば、支持プレート7およびチャネル構造体の上側部分に連結されていてよいブレース4.1',4.1'',4.2',4.2''を有することができる。状況に応じて、格子および/またはターミナルプレートがチャネル構造体の上側部分に設けられ、ブレース4.1',4.1'',4.2',4.2''がそれらに連結されてよい。有利な実施形態では、ブレース4.1',4.1'',4.2',4.2''は、たとえばポイントワイズ方式または一定の間隔で貫通する形で、貯蔵ラックの全高に跨ってチャネル構造体および/またはチャネルの壁3.1',3.1'',3.2',3.2''に連結される。それにより、チャネル構造体が垂直力の作用に対して安定するようになり、ブレースが座屈に対して固定される。
別の有利な実施形態では、燃料要素は、貯蔵されている間は支持プレート7上で支持される。この目的のために、支持プレート7には開口部および/またはスリットが設けられていてよく、また、個別の突出カム3.2a''がチャネル構造体および/またはチャネル9の壁3.1',3.1'',3.2',3.2''のところに形成されていてよく、これらのカムは、支持プレートの開口部またはスリットの中にまたはそれらを貫通するように押し込まれており、チャネル構造体の反対側に位置される支持プレートの側面上での引っ張りに備えて定着および/または固定される。この実施形態には、支持プレートがチャネル構造体との連結により燃料要素の重量を吸収するのに十分なくらい補強されており、支持プレートの材料厚さが比較的薄くてよいという利点がある。
これらのカムは、たとえば、図2Bに示すように、チャネル構造体の反対側に位置される支持プレート7の側面上に突出していてよく、それにより、例えば、ウェッジおよび/またはストレートボルトもしくは円錐形ボルト(conical bolt)および/またはスプリントといったような、ラッチ要素によって定着され得るようになる。有利には循環用開口部9aが支持プレート7に設けられ、その結果、貯蔵プール内に収容されている水が、燃料要素の貯蔵場所の上のチャネル9を通って流れて燃料要素を冷却することができるようになる。
チャネル構造体および/またはチャネル9の壁3.1',3.1'',3.2',3.2''は、有利には、ホウ素合金などの中性子を吸収する材料またはホウ素でドープされた鋼で構成されるか、あるいは中性子を吸収する材料を含む。チャネル構造体は、必要に応じて二重壁を用いて作られてよい。
別の有利な実施形態では、貯蔵ラック1は、貯蔵ラックおよび/または支持プレート7を支持するための1つまたは複数の支持要素6をさらに有する。支持要素は、たとえば、チャネル構造体のカムに位置合わせされてよく、または、チャネル構造体のカムの中心に位置されてもよい。支持要素6は状況に応じて金属シートまたは金属シート部品から作られてよく、有利には、支持要素の側方部の金属シートまたは金属シート部品が、チャネル構造体の反対側に位置される支持プレートの側面上においてチャネル9の壁3.1',3.1'',3.2',3.2''の真下に配置される。支持要素6は、有利なことに、たとえばボルトおよび/またはねじにより、支持プレートの選択可能な位置に固定され得る。有利な実施形態の変形形態では、支持要素6は、1つまたは複数のベースプレート上でかつ/または貯蔵プールのフロア上で貯蔵ラック1を支持するために、各々が、たとえば垂直方向に調整可能な支持部材といったような支持部材6aを備える。支持要素6または支持部材6aは、有利なことに、貯蔵ラックの下方に配置されたベースプレートに対して貯蔵ラック1を位置決めするための位置決め要素として使用され得る。
本発明による貯蔵ラック構造体には、1つまたは複数のベースプレート上の位置決め部材により、貯蔵ラックが互いに向かう方向に個別に変位されることがないという利点がある。また、貯蔵ラックの上側部分の連結部および1つまたは複数のベースプレート上の位置決め部材により、衝撃の水平成分および垂直成分の両方が効果的に減衰されることから、貯蔵ラック構造体の地震に対する安全性を冒頭で述べた従来技術と比較して向上させることができる。
1,1.1〜1.3 貯蔵ラック
2.1〜2.3 ベースプレート
3.1',3.1'',3.2',3.2'' 壁
3.2a'' 突出カム
4.1〜4.4 ラテラルブレース
4.1',4.1'',4.2',4.2'' ブレース
5,5.1,5.2 ねじ込み式連結部
6 位置決め要素(支持要素)
6a 支持部材
7 支持プレート
8 位置決め部材
9 チャネル
9a 循環用開口部
10 貯蔵ラック構造体
11 ライナ
12 フロア

Claims (15)

  1. 貯蔵プール内で核燃料要素を貯蔵するための貯蔵ラック構造体において、前記貯蔵ラック構造体(10)が、前記燃料要素を受けるための互いに隣接し合うように配置される複数の垂直チャネル(9)を各々が含んでいる少なくとも2つの貯蔵ラック(1,1.1〜1.3)を有しており、位置決め要素(6)が前記貯蔵ラックの底部に設けられている、貯蔵ラック構造体であって、互いに隣接し合うように配置される前記貯蔵ラック(1,1.1〜1.3)が頂部のところで互いに連結されること、および、前記貯蔵ラック構造体(10)が、前記貯蔵ラック(1,1.1〜1.3)の前記位置決め要素(6)に嵌合される位置決め部材(8)を備える1つまたは複数のベースプレート(2.1〜2.3)をさらに有しており、これらの位置決め部材が、前記1つまたは複数のベースプレート上で前記貯蔵ラックが変位されるのを防止するため、前記位置決め要素と共に、前記1つまたは複数のベースプレートに対して前記貯蔵ラックを位置決めするようになっていることを特徴とする貯蔵ラック構造体。
  2. 前記位置決め要素(6)が、その上で前記貯蔵ラック(1,1.3〜1.3)が支持される支持要素として作られ、前記位置決め部材(8)が、前記1つまたは複数のベースプレート(2.1〜2.3)内のシートとしてかつ/または前記1つまたは複数のベースプレート上の突出部分として作られることを特徴とする請求項1に記載の貯蔵ラック構造体。
  3. 前記支持要素(6)の各々が、前記1つまたは複数のベースプレート(2.1〜2.3)上でかつ/または前記貯蔵プールのフロア12上で前記貯蔵ラック(1,1.1〜1.3)を支持するために、具体的には垂直方向に調整可能な支持部材といったような支持部材(6a)を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の貯蔵ラック構造体。
  4. 前記位置決め要素(6)の各々が、関連する前記位置決め部材(8)と共に、保持される部分を備えるプラグ連結部またはホルダとして作られることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の貯蔵ラック構造体。
  5. 前記1つまたは複数のベースプレート(2.1〜2.3)が前記貯蔵プールの前記フロア(12)上で変位可能であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の貯蔵ラック構造体。
  6. 互いに隣接し合うように配置される前記貯蔵ラック(1.1,1.2)の各々が少なくとも1つの共通のベースプレート(2.1〜2.3)を用いて位置決めされかつ/またはその少なくとも1つの共通のベースプレートに連結されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の貯蔵ラック構造体。
  7. 前記ベースプレート(2.1〜2.3)が前記貯蔵ラック(1,1.1〜1.3)の周縁部に配置され、または、前記ベースプレートが前記貯蔵ラックの実質的に全周縁部に配置されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の貯蔵ラック構造体。
  8. 前記1つまたは複数のベースプレート(2.1〜2.3)が、前記貯蔵ラック構造体(10)のベースエリアの少なくとも80%にわたってまたは前記貯蔵ラック構造体の前記ベースエリアの実質的に全体にわたって延在することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の貯蔵ラック構造体。
  9. 前記1つまたは複数のベースプレート(2.1〜2.3)が前記貯蔵ラック(1、1.1〜1.3)の前記ベースエリアより大きいことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の貯蔵ラック構造体。
  10. 前記1つまたは複数のベースプレート(2.1〜2.3)が前記貯蔵ラック(1、1.1〜1.3)に対して突出していることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の貯蔵ラック構造体。
  11. 前記ベースプレート(2.1〜2.3)が、前記貯蔵ラック(1,1.1〜1.3)との連結とは別に、互いに連結されることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の貯蔵ラック構造体。
  12. 前記貯蔵ラック(1,1.1〜1.3)の各々がラテラルブレース(4.1〜4.4,4.1',4.1'',4.2',4.2'')を備えることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の貯蔵ラック構造体。
  13. 前記貯蔵ラック(1,1.1〜1.3)が、各側に、少なくとも3つの実質的に垂直に延在するブレース(4.1',4.1'',4.2',4.2'')を備えることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の貯蔵ラック構造体。
  14. 隣接し合う貯蔵ラック(1.1〜1.3)の前記ブレース(4.1,4.2;4.3,4.4)が、上側区間においてかつ/または上側端部のところで互いに連結されることを特徴とする請求項12または請求項13に記載の貯蔵ラック構造体。
  15. 隣接し合う貯蔵ラック(1.1〜1.3)の前記ブレース(4.1,4.2;4.3,4.4)の各々が、ねじ込み式連結部(5,5.1,5.2)により互いに連結されることを特徴とする請求項14に記載の貯蔵ラック。
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