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JP2010157548A - Led点灯装置および電球形ledランプ - Google Patents

Led点灯装置および電球形ledランプ Download PDF

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JP2010157548A
JP2010157548A JP2008333679A JP2008333679A JP2010157548A JP 2010157548 A JP2010157548 A JP 2010157548A JP 2008333679 A JP2008333679 A JP 2008333679A JP 2008333679 A JP2008333679 A JP 2008333679A JP 2010157548 A JP2010157548 A JP 2010157548A
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led
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electrolytic capacitor
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led lighting
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JP2008333679A
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Masahiko Kamata
征彦 鎌田
Hirokazu Otake
寛和 大武
Hajime Osaki
肇 大崎
Naoko Iwai
直子 岩井
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Priority to AT09252406T priority patent/ATE502508T1/de
Priority to EP10075748A priority patent/EP2296438A1/en
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Abstract

【課題】LED12に流れる負荷電流をスイッチング制御するようにしたLED点灯装置11でありながら、電球形LEDランプに適用可能とする。
【解決手段】LED12に流れる負荷電流をスイッチング制御するようにしたLED点灯装置11である。整流素子DB1の出力側の端子間に接続する第1の電解コンデンサC2、LED12と並列に接続する第2の電解コンデンサC3の大きさを、幅8mm以下および長さ11mm以下とする。電球形LEDランプに適用するには、口金を含む本体の内側に、口金の中心線の方向に沿って縦形でかつ口金の中心線に対してオフセットした位置に配置する基板を用いる。基板の口金との間隔が広い基板面に、電解コンデンサC2,C3を、その長さ方向を基板面に対して垂直な方向とし、基板の幅方向中央でかつ口金の中心軸の方向に沿って並んで配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電球形LEDランプに適用可能なLED点灯装置、およびこのLED点灯装置を用いた電球形LEDランプに関する。
従来、LEDに流れる負荷電流をスイッチング制御するようにしたLED点灯装置が知られている。このようなLED点灯装置では、交流電源に整流素子が接続され、この整流素子の出力側の端子間に平滑用の電解コンデンサが接続され、この電解コンデンサと並列に、スイッチング素子、インダクタおよびLEDが接続され、インダクタおよびLEDと並列に、スイッチング素子がオフのときにインダクタに蓄えられたエネルギをLEDに放出させるダイオードが接続されている。
このようなLEDに流れる負荷電流をスイッチング制御するようにしたLED点灯装置では、LEDに高周波電流が流れるおそれがあるため、それを防止するためにLEDと並列に電解コンデンサを接続することが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−235530号公報(第12−13頁、図1)
しかしながら、上述したLEDに流れる負荷電流をスイッチング制御するようにしたLED点灯装置では、部品点数が増加するばかりか、大形部品としてトランスや平滑用のコンデンサなどに加えて、LEDと並列に接続する電解コンデンサも含まれることになる。
そのため、このようなLEDに流れる負荷電流をスイッチング制御するようにしたLED点灯装置を、既存の白熱電球に置き換え可能な電球形LEDランプに適用しようとしても、大形部品が多いために、LED点灯装置を電球形LEDランプの内部に収納するのが困難となっている。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、LEDに流れる負荷電流をスイッチング制御するようにしたLED点灯装置でありながら、電球形LEDランプに適用可能なLED点灯装置、およびこのLED点灯装置を用いた電球形LEDランプを提供することを目的とする。
請求項1に記載のLED点灯装置は、交流電源を整流する整流素子と;整流素子の出力側の端子間に接続され、大きさを幅8mm以下および長さ11mm以下とする第1の電解コンデンサと;第1の電解コンデンサと並列に、スイッチング素子およびインダクタを直列に介して接続されるLED回路と;LED回路に直列に接続されるLEDと;スイッチング素子がオフのときに、インダクタに蓄えられていたエネルギをLEDに放出させるダイオードと;LEDと並列に接続され、大きさを幅8mm以下および長さ11mm以下とする第2の電解コンデンサと;を具備しているものである。
整流素子には、例えば、ダイオードブリッジなどが用いられる。
第1の電解コンデンサには、高調波の規格(JIS C 61000−3−2であり、25W以下のものが好適である)に適合する範囲内で容量を少なくし、脈動を残していてもよく、例えば、容量が6.8μF、電圧が160Vのものが用いられる。また、第2の電解コンデンサには、高周波電流がLEDに流れるのを防止可能な容量とし、例えば、容量が100μF、電圧が50Vのものが用いられる。いずれの電解コンデンサとも、大きさが幅8mm以下および長さ11mm以下となる。
スイッチング素子は、例えば、電界効果トランジスタなどが用いられる。
ダイオードは、スイッチング素子がオフのときに、インダクタに蓄えられていたエネルギをLEDとともに第2の電解コンデンサにも放出する作用を有する。
なお、スイッチング素子とダイオードとはIC素子として一体化してもよく、スイッチング素子が電界効果トランジスタであればダイオードを電界効果トランジスタの寄生ダイオードを利用することができる。
請求項2に記載のLED点灯装置は、請求項1に記載のLED点灯装置において、第1の電解コンデンサおよび第2の電解コンデンサの定格電圧は、LED回路の入力電圧より出力電圧が小さい関係となるように選定されているものである。
第2の電解コンデンサの形状が所定の寸法範囲内であっても比較的容量を大きくすることができるため、高周波のリップルを抑えることができてLEDの点灯に不具合を生じ難くなる。これは、電解コンデンサの定格電圧や容量が増えると形状も大きくなるが、定格電圧を抑えられる分、容量が多少多くても前記のように規定した寸法内に収めることが可能となる。
請求項3に記載の電球形LEDランプは、請求項1または2に記載のLED点灯装置と;一端側にE26形の口金が取り付けられるとともに他端側にLED点灯装置のLEDが配置される本体と;口金を含む本体の内側に、口金の中心線の方向に沿って縦形でかつ口金の中心線に対してオフセットした位置に配置される基板を有し、基板の口金との間隔が広い基板面に、LED点灯装置の第1の電解コンデンサおよび第2の電解コンデンサが、その長さ方向を基板面に対して垂直な方向として、基板の幅方向中央でかつ口金の中心軸の方向に沿って並んで配置された基板ユニットと;を具備しているものである。
請求項1に記載のLED点灯装置によれば、LEDに流れる負荷電流をスイッチング制御するようにしたLED点灯装置でありながら、電解コンデンサの大きさを幅8mm以下および長さ11mm以下に規定することにより、電球形LEDランプに適用可能なLED点灯装置を提供できる。
請求項2に記載のLED点灯装置によれば、請求項1に記載のLED点灯装置の効果に加えて、第1の電解コンデンサおよび第2の電解コンデンサの定格電圧は、LED回路の入力電圧より出力電圧が小さい関係となるように選定されているため、第2の電解コンデンサの形状が所定の寸法範囲内であっても比較的容量を大きくすることができるため、高周波のリップルを抑えることができてLEDの点灯に不具合を生じ難くすることができる。
請求項3に記載の電球形LEDランプによれば、口金を含む本体の内側に、口金の中心線の方向に沿って縦形でかつ口金の中心線に対してオフセットした位置に配置される基板を用い、この基板の口金との間隔が広い基板面に、LED点灯装置の第1の電解コンデンサおよび第2の電解コンデンサが、その長さ方向を基板面に対して垂直な方向として、基板の幅方向中央でかつ口金の中心軸の方向に沿って並んで配置しているため、電解コンデンサを口金の内部に配置することができ、LEDに流れる負荷電流をスイッチング制御するようにしたLED点灯装置を用いながら電球形LEDランプを実現できる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1はLED点灯装置の回路図、図2はLED点灯装置を用いた電球形LEDランプの縦断面図、図3は電球形LEDランプの口金部分の横断面図、図4は電球形LEDランプのLEDモジュールの平面図、図5は電球形LEDランプの側面図である。
図1に示すように、LED点灯装置11は、交流電源eに、コンデンサC1が並列に接続されるとともにダイオードブリッジなどの全波整流回路である整流素子DB1が接続され、この整流素子DB1の出力側の端部間に平滑用の第1の電解コンデンサC2が接続されている。これらによって直流電源が構成されている。
第1の電解コンデンサC2の両端間には、スイッチング素子としての電界効果トランジスタQ1、インピーダンス素子としての抵抗R1、インダクタとしての第1のインダクタT1a、および複数のLED12を直列に介したLED回路13が接続されている。複数のLED12には、高周波電流がLED12に流れるのを防止する第2の電解コンデンサC3が並列に接続されている。
第1のインダクタT1aに、LED12と第2の電解コンデンサC3との並列回路を介して、ダイオードD1が並列に接続されている。すなわち、ダイオードD1のアノードがLED12および第2の電解コンデンサC3に接続され、ダイオードD1のカソードが抵抗R1と第1のインダクタT1aとの間に接続されている。このダイオードD1は電界効果トランジスタQ1がオフのときに第1のインダクタT1aに蓄えられたエネルギをLED12や第2の電解コンデンサC3に放出させる作用を有する。
第1のインダクタT1aに第2のインダクタT1bが磁気結合され、この第2のインダクタT1bの一端が、コンデンサC4および抵抗R2を介して電界効果トランジスタQ1の制御端子であるゲート端子に接続され、他端が、抵抗R1と第1のインダクタT1aとの間に接続されている。
電界効果トランジスタQ1のドレイン端子とゲート端子との間に起動用の抵抗R3が接続され、電界効果トランジスタQ1のゲート端子と抵抗R1を介したソース端子との間に抵抗R4が接続されている。
抵抗R4と並列に、カソードを電界効果トランジスタQ1のゲート端子に接続してツェナーダイオードZD1が接続されているとともに、コレクタを電界効果トランジスタQ1のゲート端子に接続してNPN型のバイポーラトランジスタであるトランジスタQ2のコレクタ・エミッタが接続されている。トランジスタQ2のベース・エミッタ間には抵抗R5が接続されている。
トランジスタQ2のベースに比較手段14が接続されている。比較手段14は、電界効果トランジスタQ1のソース端子と抵抗R1との間に接続され、電界効果トランジスタQ1に流れる電圧を抵抗R1を介して検出するとともに基準値と比較し、比較結果に応じてトランジスタQ2をオンオフ制御する。
第2のインダクタT1bの一端はダイオードD3を介して比較手段14に接続されている。第1のインダクタT1aに第3のインダクタT1cが磁気結合され、この第3のインダクタT1cの一端はダイオードD4を介して比較手段14に接続され、他端は抵抗R1と第1のインダクタT1aとの間に接続されている。これらダイオードD2,D3のカソードと第1のインダクタT1aとの間とにコンデンサC5が接続されている。そして、これらダイオードD2,D3を通じて比較手段14へ電源が供給される。
次に、LED点灯装置11の動作を説明する。
交流電源eの投入時に、整流素子DB1で整流されるとともに第1の電解コンデンサC2で平滑された直流電流の正極側から抵抗R3を通じて電界効果トランジスタQ1のゲート端子に電圧が印加され、この電界効果トランジスタQ1がオンする。こうしてLED点灯装置11が起動する。
電界効果トランジスタQ1がオンすると、電界効果トランジスタQ1、抵抗R1、第1のインダクタT1aを順次経由して第2の電解コンデンサC3に電流が流れる。この第2の電解コンデンサC3の充電電圧がLED12の順方向電圧以上になると、LED12に電流が流れ、LED12が点灯を開始する。また、第1のインダクタT1aに電流が流れると、第2のインダクタT1bに電圧が誘起され、この電圧がコンデンサC4および抵抗R2を介して電界効果トランジスタQ1のゲート端子に駆動信号として印加され、電界効果トランジスタQ1はオン動作を継続する。
比較手段14は、電界効果トランジスタQ1に流れる電圧を抵抗R1を介して検出するとともに基準値と比較し、基準値を超えると、トランジスタQ2をオンさせる。トランジスタQ2のオンにより、電界効果トランジスタQ1のゲート端子に印加されていた電圧が低下し、電界効果トランジスタQ1がターンオフする。
電界効果トランジスタQ1がオフすると、第1のインダクタT1aの蓄えられていたエネルギが第2の電解コンデンサC3、LED12、ダイオードD1、第1のインダクタT1aの閉回路で放出される。このエネルギの放出により流れる電流によって、LED12が点灯するとともに、第2のインダクタT1bに発生する電圧の極性は反転するので、電界効果トランジスタQ1のオフ状態が維持される。
その後、第1のインダクタT1aから放出される電流がゼロになると、第2のインダクタT1bに発生する電圧の極性が再度反転し、今度は電界効果トランジスタQ1をターンオンするように作用する。こうして、電界効果トランジスタQ1は再びオン動作を開始し、電界効果トランジスタQ1から抵抗R1、第1のインダクタT1aを経由してLED12に電流が流れる。したがって、第1のインダクタT1aから放出される電流がゼロになると第1のインダクタT1aに電流が直ぐに流れ始め、第1のインダクタT1aに電流が流れなくなる休止期間がない連続モードで動作する。
以後、この動作が繰り返され、電界効果トランジスタQ1は高周波スイッチング動作し、LED12を点灯させる。
次に、図2ないし図5に、LED点灯装置11を用いた電球形LEDランプ21を示す。
電球形LEDランプ21は、放熱体22およびこの放熱体22の一端側に取り付けられたケース23を有する本体24、ケース23の一端側に取り付けられた口金25、放熱体22の他端側に取り付けられたLEDモジュール基板26、LEDモジュール基板26を覆うグローブ27、およびLED点灯装置11を備えている。
放熱体22は、一端側の口金25から他端側のLEDモジュール基板26へと徐々に拡径された略円柱状の放熱体本体31と、この放熱体本体31の外周面に形成された複数の放熱フィン32とを有し、これら放熱体本体31および各放熱フィン32が、例えば熱伝導性が良好なアルミニウムなどの金属材料、あるいは樹脂材料などにより一体に成形されている。
放熱体本体31には、他端側に、LEDモジュール基板26を取り付けるための取付凹部34が形成されているとともに、一端側に、ケース23を挿入する嵌合凹部35が形成されている。また、放熱体本体31には、これら取付凹部34と嵌合凹部35とを連通する挿通孔部36が貫通して形成されている。さらに、放熱体本体31の他端側の外周部には、グローブ27の一端側に対向する溝部37が全周に亘って形成されている。
放熱フィン32は、放熱体本体31の一端側から他端側へと径方向への突出量が徐々に大きくなるように傾斜して形成されている。また、これら放熱フィン32は、放熱体本体31の周方向に互いに略等間隔で形成されている。
挿通孔部36は、ケース23側からLEDモジュール基板26側へと、徐々に拡径するように形成されている。
溝部37には、グローブ27から下方に拡散された光を反射するリング38が取り付けられている。
また、ケース23は、例えばPBT樹脂などの絶縁性を有する材料により、嵌合凹部35内の形状に沿って略円筒状に形成されている。また、このケース23の一端側は、ケース閉塞部である閉塞板23aにより閉塞され、この閉塞板23aには、挿通孔部36と略等しい径寸法を有しこの挿通孔部36に連通する連通孔23bが開口形成されている。さらに、このケース23の一端側と他端側との中間部の外周面には、放熱体22の放熱体本体31と口金25との間を絶縁するための絶縁部であるフランジ部23cが径方向に突出して周方向全体に連続形成されている。
また、口金25は、E26形であり、図示しない照明器具のランプソケットにねじ込まれるねじ山を備えた筒状のシェル41と、このシェル41の一端側の頂部に絶縁部42を介して設けられたアイレット43とを備えている。
シェル41は、電源側と電気的に接続されるもので、このシェル41の内部には、ケース23との間に、LED点灯装置11へと給電するための図示しない電源線が挟み込まれてシェル41に対して導通されている。
アイレット43は、図示しないグランド電位およびLED点灯装置11のグランド電位にそれぞれリード線44を介して電気的に接続されている。
また、LEDモジュール基板26は、平面視円形状の基板51の一面に、複数のLED12がそれぞれ実装されて構成されている。この基板51は、例えば放熱性が良好なアルミニウムなどの金属材料、あるいは絶縁材料などにより形成されたメタル基板であり、LED12が実装された一面と反対の他面が放熱体22に密着するように図示しないねじなどにより放熱体22に固定されている。また、この基板51には、中心位置に対して若干径方向にずれた位置に、放熱体22の挿通孔部36と連通する丸孔状の配線孔52が開口形成されている。なお、この基板51は、放熱体22に対して、例えば放熱性に優れたシリコーン系の接着剤などにより接着してもよい。
配線孔52は、LED点灯装置11の点灯回路側とLEDモジュール基板26側とを電気的に接続する図示しない配線を挿通するもので、この配線孔52の近傍には、配線の先端部に設けられたコネクタを接続するための図示しないコネクタ受けが基板51に実装されている。
LED12は、LEDモジュール基板26の外縁部に、互いに略等間隔に離間された状態でLEDモジュール基板26の中心位置を中心とする同一円周上に配置されている。
LED12は、例えば青色の光を発する図示しないベアチップと、このベアチップを覆うシリコーン樹脂などにより形成された図示しない樹脂部とを備え、この樹脂部内に、ベアチップが発する青色光の一部により励起されて青色の補色である黄色の光を主として放射する図示しない蛍光体が混入されており、各LED12が白色系の照明光を得られるように構成されている。
また、グローブ27は、光拡散性を有するガラスあるいは合成樹脂などにより扁平な球面状に形成されており、放熱体22の放熱体本体31の他端側と連続する形状となっている。また、このグローブ27は、一端側へ徐々に拡開するように形成されているとともに、最大径位置から一端側へと徐々に縮径されるように形成されており、最大径位置がLEDモジュール基板26の各LED12よりも上方の位置となっている。
また、LED点灯装置11は、点灯回路部品61とこの点灯回路部品61を実装する長方形平板状の基板62とで構成される基板ユニット63を備えている。
基板62は、口金25の中心軸の方向に沿って縦形とするとともに、長手方向を口金25の中心軸の方向に沿った方向とし、かつ、口金25の中心線に対してオフセットした位置として、ケース23内に配置されている。基板62の一端側は、口金25の内側に配置されている。ケース23の内面には、ケース23の一端の開口部から差し込まれる基板62の両側縁部を保持する図示しない保持溝部が形成されている。
基板62の口金25との間隔が広い一方の基板面62aには、円筒状の第1の電解コンデンサC2および第2の電解コンデンサC3が、その長さ方向を基板面62aに対して垂直な方向として、基板面62aの幅方向中央でかつ口金25の中心軸の方向に沿って平行に並んで配置されている。
第1の電解コンデンサC2には、高調波の規格(JIS C 61000−3−2であり、25W以下のものが好適である)に適合する範囲内で、LED12の電流が連続して流れるように、つまり交流電源を整流素子DB1で整流した後に完全に平滑するのではなく、脈動を残した直流電流とする比較的容量の小さいものが選定されており、例えば、容量が6.8μF、電圧が160Vのものが用いられる。
第2の電解コンデンサC3には、高周波電流がLED12に流れるのを防止可能な容量とし、例えば、容量が100μF、電圧が50Vのものが用いられる。いずれの電解コンデンサC2,C3の大きさとも、幅(径)Wが8mm以下および長さLが11mm以下としている。
なお、電解コンデンサC2,C3の先端部がケース23の内面に接触してもよい。接触することで電解コンデンサC2,C3が発生する熱をケース23を介して口金25に熱伝導し、口金25を接続するランプソケットなどに放熱できる。
基板62の基板面62aには、口金25とは反対側となる他端側で、電解コンデンサC2,C3とともに並んで基板面62aの幅方向中央に、インダクタT1a,T1b,T1cを構成するインダクタンス素子64などが配置されている。
なお、LED点灯装置11の点灯回路部品61のうち、電解コンデンサC2,C3およびインダクタンス素子64などの大形部品は基板62の基板面62aに配置しているが、その他のチップ部品などの小形部品は基板62の口金25との間隔が広い一方の基板面62aと反対側の口金25との間隔が狭い他方の基板面62bとの両方に分散して配置されており、これらの小形部品は図示を省略している。
また、ケース23の内部には、収納した基板ユニット63を埋没させるように放熱性および絶縁性を有する充填材であるシリコーン系の樹脂などを充填してもよい。
このように、LED12に流れる負荷電流をスイッチング制御するようにしたLED点灯装置11でありながら、上述のように電解コンデンサC2,C3の大きさを幅8mm以下および長さ11mm以下に規定することにより、電球形LEDランプ21に適用可能なLED点灯装置11を提供できる。
さらに、口金25を含む本体24のケース23の内側に、口金25の中心線の方向に沿って縦形でかつ口金25の中心線に対してオフセットした位置に配置される基板62を用い、この基板62の口金25との間隔が広い基板面62aに、LED点灯装置11の電解コンデンサC2,C3が、その長さ方向を基板面62aに対して垂直な方向として、基板62の幅方向中央でかつ口金25の中心軸の方向に沿って並んで配置しているので、上述のように大きさを規定した電解コンデンサC2,C3を口金25の内部に配置することができる。そのため、LED12に流れる負荷電流をスイッチング制御するようにしたLED点灯装置11を用いた電球形LEDランプ21を実現することができる。
また、電解コンデンサC2,C3は、LED回路13の入力電圧より出力電圧が小さい関係を維持するように容量や電圧を選定することにより、第2の電解コンデンサC3の形状が所定の寸法範囲内であっても比較的容量を大きくすることができるため、高周波のリップルを抑えることができてLED12の点灯に不具合を生じ難くすることができる。これは、第2の電解コンデンサC3の定格電圧や容量が増えると形状も大きくなるが、定格電圧を抑えられる分、容量が多少多くても前記のように規定した寸法内に収めることが可能となる。
LED12を確実に保護できる。
本発明の一実施の形態を示すLED点灯装置の回路図である。 同上LED点灯装置を用いた電球形LEDランプの縦断面図である。 同上電球形LEDランプの口金部分の横断面図である。 同上電球形LEDランプのLEDモジュールの平面図である。 同上電球形LEDランプの側面図である。
符号の説明
11 LED点灯装置
12 LED
13 LED回路
21 電球形LEDランプ
24 本体
25 口金
62 基板
62a 基板面
63 基板ユニット
C2 第1の電解コンデンサ
C3 第2の電解コンデンサ
D1 ダイオード
DB1 整流素子
Q1 スイッチング素子としての電界効果トランジスタ
T1a インダクタとしての第1のインダクタ

Claims (3)

  1. 交流電源を整流する整流素子と;
    整流素子の出力側の端子間に接続され、大きさを幅8mm以下および長さ11mm以下とする第1の電解コンデンサと;
    第1の電解コンデンサと並列に、スイッチング素子およびインダクタを直列に介して接続されるLED回路と;
    LED回路に直列に接続されるLEDと;
    スイッチング素子がオフのときに、インダクタに蓄えられていたエネルギをLEDに放出させるダイオードと;
    LEDと並列に接続され、大きさを幅8mm以下および長さ11mm以下とする第2の電解コンデンサと;
    を具備していることを特徴とするLED点灯装置。
  2. 第1の電解コンデンサおよび第2の電解コンデンサの定格電圧は、LED回路の入力電圧より出力電圧が小さい関係となるように選定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のLED点灯装置。
  3. 請求項1または2に記載のLED点灯装置と;
    一端側にE26形の口金が取り付けられるとともに他端側にLED点灯装置のLEDが配置される本体と;
    口金を含む本体の内側に、口金の中心線の方向に沿って縦形でかつ口金の中心線に対してオフセットした位置に配置される基板を有し、基板の口金との間隔が広い基板面に、LED点灯装置の第1の電解コンデンサおよび第2の電解コンデンサが、その長さ方向を基板面に対して垂直な方向として、基板の幅方向中央でかつ口金の中心軸の方向に沿って並んで配置された基板ユニットと;
    を具備していることを特徴とする電球形LEDランプ。
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