JP2010153077A - 多方向スライドスイッチ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】円周上に配列されて基板35上に構成された複数の周辺スイッチ61を囲む枠状とされて基板35上に搭載されたベース26と、キートップ21に取り付けられてキートップ21と連動するつまみ25と、周辺スイッチ61上に配置された剛体のプッシャ26dと、ベース26に周縁部が固定され、中央に取り付け穴23cを有する弾性部材23とを備える。つまみ25は円板部25aと、取り付け穴23cに嵌合されてキートップ21に固定される軸部25bとよりなる。キートップ21をスライド操作することにより、つまみ25がスライド動作し、円板部25aの周面がプッシャ26dの傾斜面26eに当接して押圧することでプッシャ26dが押下されて周辺スイッチ61が押下操作される。弾性部材23の復元力によりつまみ25は元の位置に復帰する。
【選択図】図2
Description
つまみ取り付け部14aは円板状とされ、その中央にはスライドつまみ15のスイッチ押圧部15e及び係合部15gが嵌合する挿入部14dが設けられている。
スライドつまみ15は図20に示したように、スイッチ押圧部15eがつまみ保持部材14の挿入部14dに挿入され、基部15aがつまみ取り付け部14a上に接着されて固定されている。
一方、つまみ部15bを押下すると、可動接点板12cが押圧されて反転し、これにより中央に設けられている押釦スイッチ12dがONとなる。
このような状況が生じると、押圧面14iを押せず、つまりスイッチ押圧部14gを押下させることができず、スイッチ12eが機能しなくなる。
この場合、スイッチ12eのON状態でスライドつまみ15の突出部15cの先端側はスイッチ押圧部14gと上ケース16との間に大きな力で挟まれることになり、よってスライドつまみ15を中央に復帰させるためにはアーム部14cの弾性復元力を大きくする必要がある。
この発明の目的はこのような問題に鑑み、つまみにねじるような力が加わっても常に良好にスイッチを操作することができ、かつ軽快に操作することができる多方向スライドスイッチを提供することにある。
また、プッシャは従来例のような弾性体ではなく、剛体とされているため、押圧力を吸収することはなく、よって小さな押圧力で押下操作することができ、その点で周辺スイッチを軽快に操作することができる。
図1はこの発明による多方向スライドスイッチの第1の実施例の外観を示したものであり、図2はその断面構造を示したものである。また、図3及び図4は各部に分解し、それぞれ斜め上方及び斜め下方から見た状態を示したものである。
中央可動接点板28はドーム形状をなす金属板よりなる。
導電テープ34は方形形状をなす。導電テープ34には例えば異方性導電フィルム(ACF)が用いられる。
基板35上に外側スペーサ32、内側スペーサ33及び導電テープ34を挟んで可撓性シート31を積層固定する。内側スペーサ33は中央固定接点パターン51の回りに位置され、外側スペーサ32は4つの周辺固定接点パターン52の回りに位置される。また、基板35及び可撓性シート31の両接続パターン53,42は導電テープ34を介して接続導電される。各周辺固定接点パターン52上には空隙を介して周辺可動接点パターン41が位置し、即ちメンブレンスイッチよりなる周辺スイッチ61が4つ形成される。
図11に示したようにキートップ21を矢印方向にスライド操作すると、つまみ25はキートップ21と連動してスライド動作し、円板部25aの周面がプッシャ26dの傾斜面26eに当接し、傾斜面26eに乗り上げて傾斜面26eを押圧する。この傾斜面26eへの押圧力の分力によりプッシャ26dには下方に押す力が作用する。プッシャ26dは片持ち梁状とされたヒンジ26bの遊端に形成されているため、ヒンジ26bが撓み、これによりプッシャ26dは下方へ変位し、つまり押下されて周辺スイッチ61を押下操作する。メンブレンスイッチよりなる周辺スイッチ61は押下操作により周辺可動接点パターン41と周辺固定接点パターン52とが接触導通することでスイッチがONとなる。
キートップ21への押下操作力を解除すると、中央可動接点板28は元の状態に反転復帰し、これによりつまみ25及びキートップ21が押し上げられて元の位置に復帰し、中央スイッチ62はOFFとなる。
図12及び図13は各部に分解し、それぞれ斜め上方及び斜め下方から見た状態を示したものであり、この例では前述した第1の実施例とプッシャの支持構造が異なるものとなっており、これに伴い、ベースの形状が異なり、かつ新たにリング部材を具備するものとなっている。
図16は断面構造を示したものであり、図17は各部に分解して示したものである。また、図18及び図19はそれぞれ組み立て途中の状態を示したものである。
Claims (13)
- 円周上に配列されて基板上に構成された複数の周辺スイッチを有し、キートップをスライド操作することにより、そのスライド方向の周辺スイッチが押下操作される構成とされた多方向スライドスイッチであって、
前記複数の周辺スイッチを囲む枠状とされて前記基板上に搭載されたベースと、
そのベース内に位置し、前記キートップに取り付けられて前記キートップと連動するつまみと、
前記周辺スイッチ上にそれぞれ配置された剛体のプッシャと、
前記ベースに周縁部が固定されて前記ベースの上面を覆い、中央に取り付け穴が形成された弾性部材とを具備し、
前記つまみは円板部と、その円板部の中央に突設され、前記取り付け穴に嵌合されて前記キートップに固定される軸部とよりなり、
前記キートップをスライド操作することにより、前記つまみがスライド動作し、前記円板部の周面が前記プッシャに設けられている傾斜面に当接して押圧することで前記プッシャが押下されて前記周辺スイッチが押下操作され、
前記つまみへの操作力を解除すると、前記弾性部材の弾性復元力により前記つまみが元の位置に復帰する構造とされていることを特徴とする多方向スライドスイッチ。 - 請求項1記載の多方向スライドスイッチにおいて、
前記ベースの枠内に、その枠から突出して枠の周方向に延伸する複数のヒンジが形成され、
それらヒンジの遊端に前記プッシャがそれぞれ形成されていることを特徴とする多方向スライドスイッチ。 - 請求項2記載の多方向スライドスイッチにおいて、
前記各プッシャ間に前記円板部の周面が突き当たる突部が前記枠から突出されて形成されていることを特徴とする多方向スライドスイッチ。 - 請求項2記載の多方向スライドスイッチにおいて、
前記ヒンジの遊端と前記枠との間にストッパが配置されていることを特徴とする多方向スライドスイッチ。 - 請求項1記載の多方向スライドスイッチにおいて、
前記プッシャはリング部材の内周面に配列されて突出形成され、
前記リング部材は前記ベースの枠内に収容されていることを特徴とする多方向スライドスイッチ。 - 請求項5記載の多方向スライドスイッチにおいて、
前記各プッシャ間に前記円板部の周面が突き当たる突部が前記リング部材から突出されて形成されていることを特徴とする多方向スライドスイッチ。 - 請求項1記載の多方向スライドスイッチにおいて、
前記軸部が位置し、前記軸部がスライド動作可能な大きさの開口を有するインナプレートが前記円板部と前記弾性部材との間に設けられ、
前記つまみがスライド動作する際、前記インナプレートと摺接する突部が前記円板部の周縁に形成されていることを特徴とする多方向スライドスイッチ。 - 請求項7記載の多方向スライドスイッチにおいて、
前記つまみがスライド動作する際、前記軸部の周面が前記開口の内周面に突き当たることを特徴とする多方向スライドスイッチ。 - 請求項1記載の多方向スライドスイッチにおいて、
前記複数の周辺スイッチは、複数の周辺固定接点パターンが形成された前記基板と、それら周辺固定接点パターンと対向する周辺可動接点パターンが形成された可撓性シートとがスペーサを介して積層されてなるメンブレンスイッチによって構成されていることを特徴とする多方向スライドスイッチ。 - 請求項9記載の多方向スライドスイッチにおいて、
前記キートップの押下操作により操作される中央スイッチを具備し、
前記中央スイッチは、前記基板上に形成された中央固定接点パターンと、その中央固定接点パターン上に搭載されたドーム形状をなす中央可動接点板とよりなり、
前記中央可動接点板を押下する押し子が前記円板部の下面に突出形成されていることを特徴とする多方向スライドスイッチ。 - 請求項10記載の多方向スライドスイッチにおいて、
前記中央可動接点板は前記可撓性シート及び前記スペーサに形成された穴に位置され、
前記つまみがスライド動作する際、前記押し子が摺接する摺動シートが前記中央可動接点板上に前記穴を覆うように配置されていることを特徴とする多方向スライドスイッチ。 - 請求項1記載の多方向スライドスイッチにおいて、
前記周辺スイッチは、前記基板上に形成された周辺固定接点パターンと、その周辺固定接点パターン上に搭載されたドーム形状をなす周辺可動接点板とよりなることを特徴とする多方向スライドスイッチ。 - 請求項12記載の多方向スライドスイッチにおいて、
前記キートップの押下操作により操作される中央スイッチが設けられ、
前記中央スイッチは、前記基板上に形成された中央固定接点パターンと、その中央固定接点パターン上に搭載されたドーム形状をなす中央可動接点板とよりなり、
前記中央可動接点板を押下する押し子が前記円板部の下面に突出形成されていることを特徴とする多方向スライドスイッチ。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2404862A1 (en) | 2010-07-05 | 2012-01-11 | Kabushiki Kaisha Aichi Corporation | Aerial lift vehicle |
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