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JP2010152646A - 情報提供方法および情報提供システム - Google Patents

情報提供方法および情報提供システム Download PDF

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JP2010152646A
JP2010152646A JP2008330115A JP2008330115A JP2010152646A JP 2010152646 A JP2010152646 A JP 2010152646A JP 2008330115 A JP2008330115 A JP 2008330115A JP 2008330115 A JP2008330115 A JP 2008330115A JP 2010152646 A JP2010152646 A JP 2010152646A
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和敏 坂口
Takayuki Yamaji
隆行 山地
Takeshi Horie
武史 堀江
Kotaro Teranishi
広太郎 寺西
Akira Morioka
亮 森岡
Takashi Hirano
隆 平野
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

【課題】多様化したニーズに応じた効果的な情報提供を低負担で実現すること。
【解決手段】情報提供をする場合、(A)利用者103が透過型スクリーン102に映し出された表示情報をガラス101越しに見ており、この内容に関連する情報が知りたい場合は、(B)利用者103は通信端末104を店舗100に向けて通信し、透過型スクリーン102に映し出された表示情報に関連する配信情報を受信する。(C)通信端末104の表示画面105には、受信された配信情報が表示される。これにより、利用者103は、透過型スクリーン102に映し出された表示情報のほか、通信端末104に表示されている配信情報を閲覧することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、情報を提供する情報提供方法および情報提供システムに関する。
近年、携帯オーディオプレーヤおよびそれによる楽曲データの持ち運びの普及、インターネット上での商取引の増大、情報選択の多様化、ランキング化されたものから手軽に選ぶ購入方法の普及、履歴情報に基づいたプッシュ情報による販売促進、町の個性の希薄さが顕著である。このため、このような現状をベースとしてあらたな情報提供の仕組みが望まれている。
なお、パッシブ型の微小なRFID(Radio Frequency IDentification)タグを透明な薄膜体上に備えガラスに貼り付ける技術がある(たとえば、下記特許文献1を参照。)。
また、小型な液晶表示器にRFIDタグを取り付ける技術がある(たとえば、下記特許文献2を参照。)。さらに、ガラス表面側にパッシブ型RFIDタグを備え、裏側のリーダアンテナを通じて電波の送受信を行う仕組みを用いた技術がある(たとえば、下記特許文献3を参照。)。また、ガラスに装着されたパッシブ型RFIDタグを用いて固定情報の認識を行う技術がある(たとえば、下記特許文献4を参照。)。
特開2008−27416号公報 特開2006−53234号公報 特開2005−124973号公報 特開2006−320801号公報
しかしながら、現状では多種多様な商取引やデータの扱い方が普及しているが、いずれにしてもインターネット上の情報や個人の携帯端末にダウンロードした情報を個人の携帯端末で閲覧・再生したりするにすぎない。
また、RFIDタグを用いた従来技術では、防犯上の技術、ガラスのリサイクル技術、防曇用の技術、液晶表示器への取付技術に関するものであるため、情報を提供する側と情報の提供を受ける側との橋渡しとなるような利用はされていない。
また、店舗側では来店する顧客に対して効果的に情報を提供したいというニーズがある反面、情報を提供するスペースには限度があるため、限られた店舗スペースで顧客に対する情報提供を実現する必要がある。
また、町の個性の希薄さが顕著であり、顧客のニーズが多様化しているため、あらたな仕組みで情報提供をすることで、顧客を呼び込みたいという要求もある。しかしながら、店舗の改装に膨大な費用がかかる場合、店舗側が導入を躊躇することも考えられ、新たな仕組みでの情報提供の普及が困難になるおそれがある。また、近年は町の個性の希薄さが顕著であるため、ショーウィンドウの入れ替えやレイアウト変更の頻度を多くすると店舗側の負担が大きくなるという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、多様化したニーズに応じた効果的な情報提供を低負担で実現することができる情報提供方法および情報提供システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本開示技術の情報提供方法および情報提供システムは、予め記憶されているコンテンツに関する配信情報を、透明板の周辺部材に埋め込まれた通信装置の記憶領域に書き込み、前記配信情報が読み出されたコンテンツに関する表示情報を、前記透明板に設けられた透過型スクリーンに表示させ、前記透明板近傍に存在する通信端末と前記通信装置との無線通信により、前記通信装置の記憶領域に記憶されている前記配信情報を前記通信端末へ送信することを要件とする。
この情報提供方法および情報提供システムによれば、多様化したニーズに応じた効果的な情報提供を低負担で実現することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この情報提供方法および情報提供システムの好適な実施の形態を詳細に説明する。本実施の形態では、透明板(たとえば、ガラス)を境界としてその内側のスペース(たとえば、施設内)と外側のスペース(たとえば、施設外)との間で、情報提供をおこなう。情報提供の際には、関連情報を透明板に一時的に映し出す。このように、透明板が利用者と施設との情報提供の橋渡し的な役割を担う。
<実施の形態1>
まず、実施の形態1について説明する。実施の形態1は、施設の壁面である透明板(ここでは、ガラス)の表面に映し出される情報(以下、表示情報)に関連する情報(以下、配信情報)を、利用者の通信端末に送信して、その通信端末の表示画面に配信情報を表示させる例である。
(情報提供の概要)
図1は、実施の形態1における店舗が並ぶ通りを示す説明図である。図1では、道路に面して店舗100や停留所が並んでいる。店舗100にはショーウィンドウとなるガラス101を用いた外壁面が設置されている。この外壁面からは、店舗100の外から店舗100内の様子や広告、陳列された商品などが見える。ガラス101の背面には透過型スクリーン102が設けられており、店舗100側が提供したい表示情報が映し出されている。なお、実施の形態1では店舗100を例に挙げて説明するが、店舗100に限らず、ガラス101を壁面とする何らかの施設(ビル、住宅、交通機関)であればよい。
情報提供をする場合、(A)利用者103が透過型スクリーン102に映し出された表示情報をガラス101越しに見ており、この内容に関連する情報が知りたい場合は、(B)利用者103は通信端末104を店舗100に向けて通信し(通信先は後述する)、透過型スクリーン102に映し出された表示情報に関連する配信情報を受信する。(C)通信端末104の表示画面105には、受信された配信情報が表示される。これにより、利用者103は、透過型スクリーン102に映し出された表示情報のほか、通信端末104に表示されている配信情報を閲覧することができる。
図2−1〜図2−4は、実施の形態1における情報提供の動作手順の概要を示す説明図である。まず、図2−1において、店舗100の店員が店舗100のコンピュータ200にリーダ/ライタ201を接続し、提供したい配信情報をリーダ/ライタ201にダウンロードする。図2−2において、店員は、リーダ/ライタ201をコンピュータ200から外し、ガラス101を保持するフレーム106に埋め込まれているRFIDタグ202と非接触通信をし、コンピュータ200からダウンロードした配信情報をRFIDタグ202に書き込む。
このように、RFIDタグ202をガラス101に貼り付けず、フレーム106などのガラス101の周辺部材に埋め込むことで、RFIDタグ202を隠蔽することができる。したがって、ショーウィンドウの景観を損ねることなく、非接触通信をおこなうことができる。
また、フレーム106などの周辺部材に埋め込むだけでよいため、大掛かりな改修工事が不要となり、設置作業の低廉化を図ることができる。また、RFIDタグ202を書き換え可能な電源が内蔵されているアクティブタグや非接触ICチップ化とすることで、長寿命化を図ることができ、RFIDタグ202の取替え作業の低減化を図ることができる。
図2−3において、透過型スクリーン102には投射装置203からRFIDタグ202に書き込まれた配信情報に関連する表示情報が投射されて、ガラス101の表面側から見ることができる。利用者103はこの表示情報を見て興味を示し、自身の通信端末104によりフレーム106内のRFIDタグ202と近距離非接触通信をおこなう。この近距離非接触通信により、配信情報やWebアドレスがリーダーライタ機能を有した通信端末104にダウンロードされる。このとき、202側にリーダーライタ機能を有し、通信端末104にRFIDタグ構成をとることも出来る。
図2−4において、(A)は透過型スクリーン102であり、(B)は、通信端末104の表示画面105である。透過型スクリーン102には表示情報が表示されており、通信端末104の表示画面105には表示情報に関連する配信情報が表示されている。なお、配信情報の内容についてはどのような情報でもよい。たとえば、表示情報が人気アーティストの最新アルバムのジャケットである場合、配信情報はその詳細情報(たとえば、アーティスト名、アルバム名、収録曲など)としてもよい。また、販売促進のため、販売価格の割引や特典付き、ポイント還元率増加などのクーポン情報としてもよい。
(情報提供システムのハードウェア構成)
図3は、実施の形態1にかかる情報提供システムおよび通信端末104のハードウェア構成を示すブロック図である。情報提供システム300は、コンピュータ200と、投射装置203と、リーダ/ライタ201と、RFIDタグ202と、を含む構成である。
コンピュータ200は、店舗100内に設けられ、CPU(Central Processing Unit)301と記憶装置302とI/F303(インターフェース)と入力装置304と表示装置306とがバス305に接続されて構成されている。CPUはコンピュータ200の全体の制御を司る。記憶装置302は、ROM(Read‐Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、磁気ディスクおよび磁気ディスクドライブなどにより構成されており、各種プログラムやコンテンツを記憶する。また、CPU301のワークエリアとしても使用される。I/F303は、外部装置とのデータの入出力を制御する。入力装置304は、キーボードやマウス、タッチパネルなどオペレータの操作により情報を操作入力するデバイスである。表示装置306は、各種情報を表示する。
RFIDタグ202は、フレーム106内に設けられている。RFIDタグ202は、制御回路321、メモリ322、通信I/F323、電源324、アンテナ325を有する。制御回路321は、RFIDタグ202の全体の制御を司る。メモリ322は、リーダ/ライタ201により書き込まれた配信情報を記憶する。通信I/F323は、リーダ/ライタ201や通信端末104との非接触通信をアンテナ325を介しておこなう。電源324は、制御回路321、メモリ322、および通信I/F323に電力を供給する。
通信端末104は、利用者103が所持する携帯電話機、スマートフォン、PHS(Personal Handyphone System)、携帯型ゲーム機、などの携帯端末である。また、利用者103とは、店舗100の会員であるとかその店舗100での購入履歴があるか否かを問わず、本実施の形態1の情報提供システムを利用する者をさす。
通信端末104は、CPU341と記憶装置342とスピーカ343と通信I/F344と入力装置345と表示装置346がバス340に接続されて構成されている。CPU341は通信端末104の全体の制御を司る。記憶装置342は、ROM、RAM、磁気ディスクおよび磁気ディスクドライブなどにより構成されており、各種プログラムやコンテンツを記憶する。また、CPU341のワークエリアとしても使用される。スピーカ343は、楽曲データや効果音、着信音などの音声出力をおこなう。通信I/F344は、無線通信網やRFIDタグ202との非接触通信をおこなう。入力装置345は、テンキーやボタン、タッチパネルなどにより構成される。表示装置346は、表示画面105を有し、記憶装置342に記憶されている情報を表示する。
(コンテンツ情報のデータ構造)
図4は、コンピュータ200の記憶装置302に記憶されているコンテンツ情報のデータ構造の一例を示す説明図である。コンテンツ情報は、コンテンツID、コンテンツ(実データ)、詳細情報、配信情報、表示情報、投射対象フラグといった構造をとっている。コンテンツIDは、コンテンツを一意に特定する識別情報である。コンテンツは、楽曲データ、映像データ、商品データなど提供側の商品やサービスに応じたデータである。詳細情報とは、コンテンツの具体的な情報であり、たとえば、コンテンツ名、コンテンツの作者、曲名、ジャンル、リリース日、価格、商品画像、その他バイオグラフィなどがある。
配信情報とは、RFIDタグ202から利用者103の通信端末104に配信させる情報である。配信情報は、それ専用に加工された情報でもよく、詳細情報の中から選ばれた情報でもよい。また、表示情報とは、透過型スクリーン102に映し出す情報である。表示情報もそれ専用に加工された情報でもよく、詳細情報の中から選ばれた情報でもよい。
投射対象フラグとは、そのコンテンツの表示情報を投射装置203に投射させるか否かを識別するフラグである。ONの場合、投射対象となり、OFFの場合、非投射対象である。投射対象フラグはデフォルトではOFFとなっており、リーダ/ライタ201により配信情報が読み出されるとONになる。一方、その後あらたにリーダ/ライタ201の接続が検出されると、リセットされてOFFとなる。
(情報提供システムの機能的構成)
図5は、実施の形態1にかかる情報提供システムの機能的構成を示すブロック図である。図5において、情報提供システム300は、第1の記憶部501と読出部502と書込部503と第2の記憶部506と設定部504と投射制御部505と送信部507とを備える。第1の記憶部501、設定部504、および投射制御部505は、コンピュータ200が備える機能であり、読出部502および書込部503はリーダ/ライタ201が備える機能であり、第2の記憶部506および送信部507はRFIDタグ202が備える機能である。
第1の記憶部501は、コンテンツ情報を記憶する機能を有する。具体的には、たとえば、図4に示したデータ構造のコンテンツ情報を記憶する。第1の記憶部501は、図3に示した記憶装置302により実現される。
読出部502は、コンピュータ200に記憶されているコンテンツに関する配信情報を読み出す機能を有する。具体的には、たとえば、リーダ/ライタ201がコンピュータ200に接続されている状態で、コンピュータ200から指定されたコンテンツに関する配信情報を読み出し、リーダ/ライタ201内のメモリに格納される。
書込部503は、読出部502によって読み出された配信情報を、リーダ/ライタ201から透明板の周辺部材に埋め込まれたRFIDタグ202に非接触通信で書き込む機能を有する。具体的には、たとえば、店員がリーダ/ライタ201を携行して、RFIDタグ202との通信エリアに入ることで、RFIDタグ202との非接触通信をおこなう。リーダ/ライタ201では、書込みモードを指定することで、通信先となるRFIDタグ202内のメモリ322に配信情報を送信することで、第2の記憶部(RFIDタグ202内のメモリ322)506に書き込む。
設定部504は、読出部502によって配信情報が読み出されたコンテンツに関する表示情報を投射対象に設定する機能を有する。具体的には、たとえば、リーダ/ライタ201により配信情報が読み出されたコンテンツのコンテンツIDを特定し、そのコンテンツの投射対象フラグをONにする。設定部504は、具体的には、たとえば、図3に示した記憶装置302に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることによりその機能を実現する。
投射制御部505は、コンピュータ200に接続された投射装置203を制御することにより、設定部504によって設定された投射対象を、透明板の背面に設けられた透過型スクリーン102に投射する機能を有する。具体的には、たとえば、投射対象フラグがONになっているコンテンツの表示情報を読み出し、投射装置203に出力する。投射制御部505は、具体的には、たとえば、図3に示した記憶装置302に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることによりその機能を実現する。
投射装置203では、出力されてきた表示情報を内部のメモリに書き込み、透過型スクリーン102に投射する。なお、投射対象がない場合は、何も投射しない。この場合、投射装置203自体を電源OFFにしてもよく、また、スリープ状態にしてもよい。また、電源ONにしたまま、投影レンズを塞ぐこととしてもよい。このようにすることで、投射していないときは、透過型スクリーン102には何も映し出されなくなるため、通常通り、店舗100内の様子や陳列された商品などが外から見えることとなる。
送信部507は、透明板の表面側に存在する通信端末104とRFIDタグ202との近距離非接触通信により、RFIDタグ202から通信端末104に配信情報を送信する機能を有する。具体的には、たとえば、通信端末104がRFIDタグ202の通信エリアに侵入した場合、第2の記憶部506に書き込まれた配信情報を通信端末104に送信する。
(情報提供処理手順)
図6および図7は、実施の形態1にかかる情報提供システムにおけるコンピュータ200の処理手順を示すフローチャートである。まず、リーダ/ライタ201の接続が検出されるのを待ち受け(ステップS601:No)、リーダ/ライタ201の接続が検出された場合(ステップS601:Yes)、全コンテンツの投射対象フラグをリセットする(ステップS602)。
つぎに、入力装置304からコンテンツが指定されるのを待ち受け(ステップS603:No)、コンテンツが指定された場合(ステップS603:Yes)、指定コンテンツの配信情報を記憶装置302から読み出し、リーダ/ライタ201に転送する(ステップS604)。このあと、指定コンテンツの表示情報を投射対象に設定する(ステップS605)。すなわち、その投射対象フラグをONにする。
つぎに、図7において、投射装置203の接続が検出されるのを待ち受け(ステップS701:No)、投射装置203の接続が検出された場合(ステップS701:Yes)、投射対象が指定されたか否かを判断する(ステップS702)。指定されない場合(ステップS702:No)、ステップS701に戻る。一方、指定された場合(ステップS702:Yes)、その指定された投射対象を投射装置203に出力する(ステップS703)。これにより、投射装置203から透過型スクリーン102に投射対象の表示情報が投射され、ガラス101の表面側から見ることができる。
このように、実施の形態1では、RFIDタグ202をガラス101のフレーム106に埋め込んだため、ガラス101を境界にして施設(店舗100)内と施設(店舗100)外との通信の橋渡しを、低コストで実現することができる。
特に、ガラス101ではなくフレーム106などの周辺部材にRFIDタグ202を埋め込んでおくことで、透過型スクリーン102に映し出される表示情報やショーウィンドウの邪魔にならないため、見栄えのよい情報提供をおこなうことができる。
また、透過型スクリーン102に映し出された表示情報により利用者103を引き付け、利用者103がより詳しい情報を知りたい場合には、RFIDタグ202を介して詳細な情報を利用者103の通信端末104で取得することができる。したがって、ポスターや陳列など従来の方式よりも詳細な情報を提供することができ、一歩踏み込んだ販売促進をおこなうことができる。すなわち、この情報提供を契機として、店舗100内への入場ひいては商品購入やサービス提供を効果的におこなうことができる。
また、通信端末104からのアクセスがない場合は、透過型スクリーン102には何も映し出されないため、店舗100の外から通常通り店舗100内を見せることができる。また、透過型スクリーン102に表示情報を映し出したり映し出さなかったりすることで、店舗100の景観に変化をもたらし、固定された景観との差別化を図ることができ、個性的な町並みを簡単な構成で実現することができる。
また、店舗100の閉店後に来店した場合であっても、透過型スクリーン102に表示情報を映し出しておくことにより、利用者103は配信情報を入手することができるため、来店した行為が無駄にならず、次回来店時の商品購入やサービス提供の契機とすることができる。さらに、閉店後は店舗100内の照明をOFFにし、透過型スクリーン102に表示情報を映し出しておくことにより、必要最低限の電力で情報提供を行えるとともに、防犯機能としても利用することができる。
<実施の形態2>
つぎに、実施の形態2について説明する。実施の形態1では、施設と施設外の利用者103の通信端末104との橋渡しとなるフレーム106内のRFIDタグ202を介して、施設内から施設の通信端末104に配信情報をダウンロードする仕組みについて説明した。これに対し、実施の形態2では、ある施設(たとえば、店舗100)と施設外の利用者103の通信端末104との橋渡しとなるフレーム106内の通信装置を介して、利用者103の通信端末104から施設内のコンピュータ200に情報をアップロードする仕組みについて説明する。
また、アップロードされる情報は利用者103個人の趣味趣向に応じた情報などどのような情報でもよいが、ここでは、あらかじめ承認機関により承認された情報(たとえば、承認コードが埋め込まれた情報)をアップロードする仕組みとする。なお、実施の形態2において、実施の形態1で示した構成と同一構成については同一符号を付し、その説明を省略する。
図8は、実施の形態2における店舗100が並ぶ通りを示す説明図である。情報提供をする場合、(A)利用者103が透過型スクリーン102に情報を表示させたい場合には、(B)利用者103は通信端末104から表示させたい情報を選択して、(C)店舗100に向けてアップロードする(アップロード先は後述する)。すると、透過型スクリーン102には、アップロードされた情報が映し出される。
図9−1〜図9−3は、実施の形態2における情報提供の動作手順の概要を示す説明図である。まず、図9−1において、利用者103がフレーム106内に埋め込まれている通信装置900により通信装置900近傍に位置していることを検出する。この検出は、たとえば、通信装置900に内蔵されている超音波センサによりおこなう。
図9−2において、通信装置900と利用者103の通信端末104とのBluetooth(登録商標)などの近距離非接触通信により、利用者103の通信端末104から通信装置900に情報をアップロードする。図9−3において、アップロードされた情報(以下、アップロード情報)が投射装置203から透過型スクリーン102に投射される。これにより、利用者103の通信端末104に記憶されている情報が、透過型スクリーン102に投射されて、ガラス101越しに表示されることとなる。
このように、通信装置900をガラス101に貼り付けず、フレーム106などのガラス101の周辺部材に埋め込むことで、通信装置900を隠蔽することができる。したがって、ショーウィンドウの景観を損ねることなく、近距離非接触通信をおこなうことができる。また、フレーム106などの周辺部材に埋め込むだけでよいため、大掛かりな改修工事が不要となり、設置作業の低廉化を図ることができる。
(情報提供システムおよび通信端末104のハードウェア構成)
図10は、実施の形態2にかかる情報提供システム1000および通信端末104のハードウェア構成を示すブロック図である。情報提供システム1000は、コンピュータ200と、投射装置203と、通信装置900と、を含む構成である。
通信装置900は、フレーム106内に設けられている。通信装置900は、制御回路1001、メモリ1002、通信I/F1003、人体検出センサ1004を有する。制御回路は、通信装置900の全体を司る。メモリは、通信端末104により書き込まれた情報を記憶する。通信I/Fは、通信端末104との非接触通信やコンピュータ200との通信をおこなう。人体検出センサ1004は、店舗100外において通信装置900近傍に位置する人体を検出する。たとえば、超音波センサが用いられる。
(アップロード情報のデータ構造)
図11は、アップロード情報のデータ構造を示す説明図である。アップロード情報は、ID、実データ、承認コード、投射対象フラグ、アップロード時刻、有効期間といった構造をとっている。IDは、アップロード情報を一意に特定する識別情報である。承認コードとは、あらかじめ承認機関において実データが承認されたか否かを識別するコードである。この承認コードがない場合、または異なる場合、実データは投射対象に設定不能となる。すなわち、表示したい場合は事前に承認を得た情報でなければならないため、たとえば、公序良俗に反するような情報の表示を未然に防止することができる。
また、アップロード時刻とは、アップロード情報がアップロードされた時刻、たとえば、記憶部に書き込まれた時刻(タイムスタンプ)である。有効期間は、承認機関によって設定されたアップロード情報が表示可能な期間である。アップロード時刻を有効期間の起算日として有効期限が設定される。有効期限が経過すると投射が停止されることとなる。
(情報提供システム1000の機能的構成)
図12は、実施の形態2にかかる情報提供システム1000の機能的構成を示すブロック図である。図12において、情報提供システム1000は、記憶部1201と設定部1202と投射制御部1203と転送部1204と検出部1205とを備える。記憶部1201、設定部1202および投射制御部1203は、コンピュータ200が備える機能であり、転送部1204および検出部1205は通信装置900が備える機能である。
記憶部1201は、図11に示したデータ構造のアップロード情報を記憶する機能を有する。記憶部1201は、図10に示した記憶装置302により実現される。
設定部1202は、アップロード情報を投射対象に設定する機能を有する。具体的には、たとえば、アップロード情報の投射対象フラグをONにする。設定部1202は、具体的には、たとえば、図10に示した記憶装置302に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることによりその機能を実現する。
また、設定部1202は、承認コードがあるか否か、または、承認コードが特定のコードと一致するか否かにより判断する。承認コードがあったり、または、特定のコードと一致する場合、設定部1202は、アップロード情報(厳密にはその中の実データ)を投射対象に設定することとしてもよい。これにより、事前に承認された情報のみ投射することができる。
投射制御部1203は、コンピュータ200に接続された投射装置203を制御することにより、設定部1202によって設定された投射対象を、透明板の背面に設けられた透過型スクリーン102に投射する機能を有する。具体的には、たとえば、投射対象フラグがONになっているアップロード情報を投射装置203に出力する。
また、投射制御部1203は、投射対象の投射が有効期限を経過した場合、投射を停止する。具体的には、たとえば、投射装置203内のメモリに書き込まれたアップロード情報を消去する。また、投射装置203自体を電源OFFにしてもよく、また、スリープ状態にしてもよい。さらに、電源ONにしたまま、投影レンズを塞ぐこととしてもよい。投射制御部1203は、具体的には、たとえば、図10に示した記憶装置302に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることによりその機能を実現する。
転送部1204は、通信端末104から送信されてくるアップロード情報をコンピュータ200の記憶部1201に転送する機能を有する。具体的には、通信装置900の通信I/F1003と通信端末104の通信I/F344とのBluetooth(登録商標)などの近距離非接触通信により、アップロード情報をメモリ1002に書き込み、書き込まれたアップロード情報を記憶部1201に送信する。転送部1204は、具体的には、たとえば、図10に示した通信I/F1003によりその機能を実現する。
検出部1205は、施設(店舗100)の外側の人体を検出する機能を有する。検出部1205は、通信装置900と通信端末104との近距離非接触通信の通信エリアよりも狭いエリアを検出範囲とする。したがって、検出部1205によって検出された利用者103の通信端末104のみが通信装置900との通信が可能となる。この検出部1205は、具体的には、たとえば、図10に示した人体検出センサ(たとえば、超音波センサ)1004によりその機能を実現する。なお、情報提供システム1000上、検出部1205の機能は選択的に用いればよい。
(情報提供処理手順)
図13および図14は、実施の形態2にかかる情報提供処理手順を示すフローチャートである。図13は、通信装置900の処理手順を示しており、図14は、コンピュータ200の処理手順を示している。
図13において、人体検出センサ1004により人体が検出されるのを待ち受け(ステップS1301:No)、検出された場合(ステップS1301:Yes)、通信端末104から情報の受信を待ち受ける(ステップS1302:No)。情報が受信された場合(ステップS1302:Yes)、アップロード情報としてコンピュータ200に転送する(ステップS1303)。
つぎに、図14において、アップロード情報の受信を待ち受け(ステップS1401:No)、アップロード情報が受信された場合(ステップS1401:Yes)、記憶装置302にアップロード情報を保存する(ステップS1402)。このときタイムスタンプも書き込む。そして、アップロード情報の承認コードを参照して、投射可能か否かを判断する(ステップS1403)。投射可能でない場合(ステップS1403:No)、一連の処理を終了する。
一方、投射可能である場合(ステップS1403:Yes)、アップロード情報を投射対象に設定する(ステップS1404)。そして、投射対象を投射装置203に出力する(ステップS1405)。これにより、投射装置203から透過型スクリーン102にアップロード情報が投射されるため、利用者103の通信端末104からの情報がガラス101越しに映し出されることとなる。また、アップロード情報の有効期限が経過するのを待ち受け(ステップS1406:No)、経過した場合(ステップS1406:Yes)、投射停止処理を実行する(ステップS1407)。これにより、投射装置203から透過型スクリーン102へ投射されなくなり、アップロード情報が映し出されなくなる。これにより、一連の処理を終了する。
このように、実施の形態2では、通信装置900をガラス101のフレーム106に埋め込んだため、ガラス101を境界にして施設(店舗100)内と施設(店舗100)外との通信の橋渡しを、低コストで実現することができる。
特に、ガラス101ではなくフレーム106などの周辺部材に通信装置900を埋め込んでおくことで、透過型スクリーン102に映し出される表示情報やショーウィンドウの邪魔にならないため、見栄えのよい情報提供をおこなうことができる。
また、通信端末104からのアクセスがない場合は、透過型スクリーン102には何も映し出されないため、店舗100の外から通常通り店舗100内を見せることができる。また、透過型スクリーン102にアップロード情報を映し出したり映し出さなかったりすることで、店舗100の景観に変化をもたらし、固定された景観との差別化を図ることができ、個性的な町並みを簡単な構成で実現することができる。
さらに、閉店後は店舗100内の照明をOFFにし、透過型スクリーン102にアップロード情報を映し出しておくことにより、必要最低限の電力で情報提供を行えるとともに、防犯機能としても利用することができる。
また、利用者103が撮影したり作成したり取得した画像をアップロードして表示させることができるため、様々な情報をポスターのように表示させることができる。したがって、ポスターのように悪天候時に汚れたり剥がれたりすることはなく、効果的に宣伝することができる。また、ポスターのように貼付作業が不要であり、通信端末104を操作するだけでアップロードが完了するため、作業効率の向上を図ることができる。
さらに、アップロード情報については事前に承認させておき、承認コードを埋め込んでおくことにより、施設側によってメリットのある情報や害のない情報に絞り込んで表示させることができる。
<実施の形態3>
つぎに、実施の形態3について説明する。実施の形態3は、実施の形態2と同様、利用者103の通信端末104からアップロードする仕組みであるが、実施の形態2のようにアップロード情報を投射装置203により投射するのではなく、アップロードされた情報に関連する情報を施設(店舗100)内のコンピュータ200が検索し、検索結果を投射する仕組みである。なお、実施の形態1および実施の形態2と同一構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
(情報提供システムおよび通信端末104のハードウェア構成)
図15は、実施の形態3にかかる情報提供システム1500および通信端末104のハードウェア構成を示すブロック図である。図10と異なる点は、通信端末104に3軸加速度センサが設けられている点である。3軸加速度センサ347は、通信端末104の傾斜方向や速さ、加速度といった挙動を検出できるデバイスである。実施の形態3では、この3軸加速度センサ347から得られた挙動情報に応じて透過型スクリーン102に映しだされている情報をスクロールさせる。たとえば、通信端末104を右に振ると、右方向にスクロールし、下に振ると下方向にスクロールする。
また、通信端末104は、通信装置900に対して、検索条件となる属性情報を送信する。属性情報とは、後述する利用者情報やコンテンツの名称やジャンルなど、検索条件となりうる性質の情報である。さらに、上述した挙動情報も送信する。送信された属性情報および挙動情報は通信装置900を介してコンピュータ200に送られる。
(コンテンツ情報および利用者情報のデータ構造)
図16は、コンテンツ情報のデータ構造の一例を示す説明図である。コンテンツ情報は、コンピュータ200の記憶装置302に格納されている。コンテンツ情報は、コンテンツID、コンテンツ(実データ)、詳細情報、投射対象フラグといった構造をとっている。コンテンツIDは、コンテンツを一意に特定する識別情報である。コンテンツは、楽曲データ、映像データ、商品データなど提供側の商品やサービスに応じたデータである。詳細情報とは、コンテンツの具体的な情報であり、たとえば、コンテンツ名、コンテンツの作者、曲名、ジャンル、リリース日、価格、商品画像、その他バイオグラフィなどがある。
投射対象フラグとは、そのコンテンツの表示情報を投射装置203に投射させるか否かを識別するフラグである。ONの場合、投射対象となり、OFFの場合、非投射対象である。投射対象フラグはデフォルトではOFFとなっている。
図17は、利用者情報のデータ構造の一例を示す説明図である。利用者情報は、利用者IDと、利用者名、所在情報、購入履歴といった構造をとっている。利用者IDは、利用者103を一意に特定する識別情報である。利用者名とは利用者103の氏名である。所在情報とは、利用者103の住所や電話番号、メールアドレスといった情報である。購入履歴とは、利用者103の過去の購入したログであり、たとえば、購入年月日、コンテンツ名、作者、ジャンルなどのデータ構造をとっている。コンテンツや利用者情報は検索に利用される情報である。
(情報提供システム1500の機能的構成)
図18は、実施の形態3にかかる情報提供システム1500の機能的構成を示すブロック図である。図18において、情報提供システム1500は、記憶部1801と検索部1802と設定部1803と投射制御部1804と転送部1805と検出部1806とを備える。記憶部1801、検索部1802、設定部1803および投射制御部1804は、コンピュータ200が備える機能であり、転送部1805および検出部1806は通信装置900が備える機能である。
記憶部1801は、図16や図17に示したデータ構造のコンテンツや利用者情報を記憶する機能を有する。記憶部1801は、図15に示した記憶装置302により実現される。
検索部1802は、コンピュータ200のデータベースの中から、属性情報に応じた情報を検索する機能を有する。具体的には、たとえば、記憶装置302に記憶されたコンテンツ情報や利用者情報のうち属性情報に関連する情報を検索する。たとえば、属性情報が利用者IDであれば、その利用者情報が検索され、属性情報がアーティスト名であれば、そのアーティストが作者となっているコンテンツ情報が検索される。以降、検索された情報を検索情報と称す。検索部1802は、具体的には、たとえば、図15に示した記憶装置302に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることによりその機能を実現する。
設定部1803は、検索情報を投射対象に設定する機能を有する。具体的には、たとえば、投射対象フラグをONにする。なお、人体検出センサ1004により人体が検出されなくなると投射対象フラグはOFFになる。設定部1803は、具体的には、たとえば、図15に示した記憶装置302に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることによりその機能を実現する。
投射制御部1804は、コンピュータ200に接続された投射装置203を制御することにより、投射対象を、透明板の背面に設けられた透過型スクリーン102に投射する機能を有する。投射対象となった検索情報は、所定のアルゴリズムにより編集・加工することでリスト化される。また、コンテンツ情報に表示情報が予め設定されている場合は、その表示情報が投射装置203に出力される。
また、挙動情報が得られた場合には、その挙動情報に応じて投射装置203を制御する。たとえば、通信端末104を右に振ったときに検出された挙動情報が送られてきた場合、投射範囲を右にスクロールする。このように利用者103が通信端末104を上下左右に振ったときの挙動情報に応じて投射範囲を制御する。投射制御部1804は、具体的には、たとえば、図15に示した記憶装置302に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることによりその機能を実現する。
また、転送部1805は、通信端末104から送信されてくる属性情報や挙動情報をコンピュータ200に転送する機能を有する。具体的には、通信装置900の通信I/F1003と通信端末104の通信I/F344とのBluetooth(登録商標)などの近距離非接触通信により、属性情報や挙動情報をメモリに書き込み、書き込まれた属性情報を検索部1802に、挙動情報を投射制御部1804に送信する。転送部1805は、具体的には、たとえば、図15に示した通信I/F1003によりその機能を実現する。
検出部1806は、施設(店舗100)の外側の人体を検出する機能を有する。検出部1806は、通信装置900と通信端末104との近距離非接触通信の通信エリアよりも狭いエリアを検出範囲とする。したがって、検出部1806によって検出された利用者103の通信端末104のみが通信装置900との通信が可能となる。検出情報は、転送部1805および設定部1803に送られる。転送部1805は、検出部1806により人体が検出された場合に属性情報や挙動情報を転送する。
また、検出情報は、設定部1803にも送られる。設定部1803では、検出情報の内容に応じて投射対象フラグを設定変更する。具体的には、投射対象フラグがOFFの場合、人体検出の検出情報が送られてくると、検索情報の投射対象フラグをONにし、その後、人体非検出の検出情報が送られてくると、ONにされた投射対象フラグをOFFに戻す。
このように、ガラス101(厳密にはフレーム106内の通信装置900)に接近している場合のみ通信可能とし、利用者103が離間すると自動的に投射されなくなり、ショーウィンドウなどの元の状態に復帰する。これにより遠隔操作を防止して、店舗100に近い利用者103に優先的に情報提供することができる。また、人体検出センサ1004を店舗100の外に向けておくことで、店舗100内で検出するといった誤動作を防止することができる。この検出部1806は、具体的には、たとえば、図15に示した人体検出センサ1004(たとえば、超音波センサ)によりその機能を実現する。
(情報提供処理手順)
図19は、実施の形態3にかかる情報提供処理手順を示すフローチャートである。図19は、コンピュータ200の処理手順を示している。まず、通信装置900からの属性情報を待ち受け(ステップS1901:No)、受信された場合(ステップS1901:Yes)、検索部1802により属性情報に基づき検索する(ステップS1902)。そして、検索情報を投射対象に設定し(ステップS1903)、投射対象を投射装置203に出力する(ステップS1904)。
このあと、挙動情報が受信されたか否かを判断し(ステップS1905:No)、受信された場合(ステップS1905:Yes)、挙動情報に応じて投射装置203への出力内容を変更して(ステップS1906)、ステップS1905に戻る。一方、挙動情報が受信されていない場合(ステップS1905:No)、人体検出センサ1004により人体非検出となったか否かを判断する(ステップS1907)。非検出でない場合(ステップS1907:No)、ステップS1905に戻る。一方、非検出となった場合(ステップS1907:Yes)、検索情報を非投射対象に設定して(ステップS1908)、一連の処理を終了する。
このように、実施の形態3では、通信装置900をガラス101のフレーム106に埋め込んだため、ガラス101を境界にして施設(店舗100)内と施設(店舗100)外との通信の橋渡しを、低コストで実現することができる。
特に、ガラス101ではなくフレーム106などの周辺部材に通信装置900を埋め込んでおくことで、透過型スクリーン102に映し出される情報やショーウィンドウの邪魔にならないため、見栄えのよい情報提供をおこなうことができる。
また、通信端末104からのアクセスがない場合は、透過型スクリーン102には何も映し出されないため、店舗100の外から通常通り店舗100内を見せることができる。また、透過型スクリーン102に表示情報を映し出したり映し出さなかったりすることで、店舗100の景観に変化をもたらし、固定された景観との差別化を図ることができ、個性的な町並みを簡単な構成で実現することができる。
さらに、閉店後は店舗100内の照明をOFFにし、透過型スクリーン102にアップロード情報を映し出しておくことにより、必要最低限の電力で情報提供を行えるとともに、防犯機能としても利用することができる。
また、利用者103が撮影したり作成したり取得した画像をアップロードして表示させることができるため、様々な情報をポスターのように表示させることができる。したがって、ポスターのように悪天候時に汚れたり剥がれたりすることはなく、効果的に宣伝することができる。また、ポスターのように貼付作業が不要であり、通信端末104を操作するだけでアップロードが完了するため、作業効率の向上を図ることができる。
また、インターネットからは検索や閲覧ができない店舗100独自のデータベースを用意しておくことで、独自の検索情報を表示させることができる。このような検索情報は、店舗100に来店しないと得られない情報であるため、利用者103に来店してもらう契機となり、来店率の向上を図ることができる。
以上説明したように、本実施の形態1〜3によれば、RFIDタグ202や通信装置900といった施設内コンピュータ200と施設外の通信端末104とをつなげる通信手段をガラス101のフレーム106や庇といった周辺部材に埋め込むことで、多様化したニーズに応じた効果的な情報提供を低負担で実現することができるという効果を奏する。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)情報提供システムが処理する情報提供方法であって、
前記情報提供システムが、
予め記憶されているコンテンツに関する配信情報を、透明板の周辺部材に埋め込まれた通信装置の記憶領域に書き込む書込工程と、
前記書込工程によって前記配信情報が読み出されたコンテンツに関する表示情報を、前記透明板に設けられたスクリーンに表示させる表示工程と、
前記透明板近傍に存在する通信端末と前記通信装置との無線通信により、前記通信装置の記憶領域に記憶されている前記配信情報を前記通信端末へ送信する送信工程と、
を実行することを特徴とする情報提供方法。
(付記2)情報提供システムが処理する情報提供方法であって、
前記情報提供システムが、
透明板の周辺部材に埋め込まれた通信装置により、前記通信装置近傍の通信端末からの情報を取得する情報取得工程と、
前記取得工程によって取得された情報を、前記透過型スクリーンに表示させる表示工程と、
を実行することを特徴とする情報提供方法。
(付記3)前記透明板の周辺部材に埋め込まれた人体検出センサにより、前記透明板の表面側にいる前記人体検出センサ近傍の人体を検出する検出工程を含み、
前記情報取得工程は、
前記検出工程によって前記人体が検出された場合、前記通信装置により、前記通信端末からの情報を取得することを特徴とする付記2に記載の情報提供方法。
(付記4)前記通信端末からの情報に含まれている当該情報の表示の承認に関する承認コードに基づいて、前記通信端末からの情報を表示してよいか否かを判断する判断工程を含み、
前記表示工程は、
前記判断工程によって表示してもよいと判断された場合、前記通信端末からの情報を表示することを特徴とする付記2または3に記載の情報提供方法。
(付記5)前記通信端末からの情報に含まれている有効期間に基づいて、前記通信端末からの情報を表示を停止する停止工程を含んだことを特徴とする付記2〜4のいずれか一つに記載の情報提供方法。
(付記6)情報提供システムが処理する情報提供方法であって、
前記情報提供システムが、
透明板の周辺部材に埋め込まれた通信装置により、当該通信装置近傍の通信端末からの属性情報を取得する取得し、データベースへ蓄積する情報取得工程と、
前記データベースから、前記情報取得工程によって取得された属性情報に応じた情報を検索する検索工程と、
前記検索工程によって検索された情報を、前記透明板に設けられた透過型スクリーンに投射する投射工程と、
を実行することを特徴とする情報提供方法。
(付記7)透明板の周辺部材に埋め込まれた人体検出センサにより、前記人体検出センサ近傍の人体を検出する検出工程を含み、
前記情報取得工程は、
前記検出工程によって前記人体が検出された場合、前記通信装置により、前記通信端末からの属性情報を取得することを特徴とする付記6に記載の情報提供方法。
(付記8)前記通信端末に内蔵されている加速度センサから得られた前記通信端末の挙動情報に基づいて、前記検索工程によって検索された情報を、前記透明板の背面に設けられた透過型スクリーンに投射する第2の投射工程と、
を含んだことを特徴とする付記6または7に記載の情報提供方法。
(付記9)前記投射工程は、前記人体検出センサにより前記人体が検出されなくなった場合、前記検索工程によって検索された情報を投射しないことを特徴とする付記7に記載の情報提供方法。
(付記10)前記周辺部材は、前記透明板のフレームであることを特徴とする付記1〜9のいずれか一つに記載の情報提供方法。
(付記11)前記透明板は、施設の壁面を構成することを特徴とする付記1〜10のいずれか一つに記載の情報提供方法。
(付記12)前記壁面は、前記施設の外壁面であることを特徴とする付記11に記載の情報提供方法。
(付記13)予め記憶されているコンテンツに関する配信情報を読み出す読出手段と、
前記読出手段によって読み出された配信情報を透明板の周辺部材に埋め込まれた通信手段の記憶領域に書き込む書込手段と、
前記読出手段によって前記配信情報が読み出されたコンテンツに関する表示情報を、透明板に設けられた透過型スクリーンに表示させる表示制御手段と、
前記通信手段と前記透明板の近傍に存在する通信端末との非接触通信により、前記通信手段の記憶領域に記憶されている配信情報を前記通信端末に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする情報提供システム。
(付記14)透明板の周辺部材に埋め込まれた通信装置により、前記透明板近傍に存在する通信端末からの情報を取得する情報取得手段と、
前記情報取得手段によって取得された前記通信端末からの情報を投射対象に設定する設定手段と、
前記コンピュータに接続された投射装置を制御することにより、前記設定手段によって設定された投射対象を、前記透明板に設けられた透過型スクリーンに表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする情報提供システム。
(付記15)透明板の周辺部材に埋め込まれた通信装置により、当該通信装置近傍に存在する通信端末からの属性情報を、受信してデータベースに蓄積する蓄積手段と、
前記データベースの中から前記転送手段によって転送された属性情報に応じた情報を検索する検索手段と、
前記検索手段によって検索された情報を、前記透明板に設けられた透過型スクリーンに表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする情報提供システム。
実施の形態1における店舗が並ぶ通りを示す説明図である。 実施の形態1における情報提供の動作手順の概要を示す説明図(その1)である。 実施の形態1における情報提供の動作手順の概要を示す説明図(その2)である。 実施の形態1における情報提供の動作手順の概要を示す説明図(その3)である。 実施の形態1における情報提供の動作手順の概要を示す説明図(その4)である。 実施の形態1にかかる情報提供システムおよび通信端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 コンピュータの記憶装置に記憶されているコンテンツ情報のデータ構造の一例を示す説明図である。 実施の形態1にかかる情報提供システムの機能的構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる情報提供システムにおけるコンピュータの処理手順を示すフローチャート(その1)である。 実施の形態1にかかる情報提供システムにおけるコンピュータの処理手順を示すフローチャート(その2)である。 実施の形態2における店舗が並ぶ通りを示す説明図である。 実施の形態2における情報提供の動作手順の概要を示す説明図(その1)である。 実施の形態2における情報提供の動作手順の概要を示す説明図(その2)である。 実施の形態2における情報提供の動作手順の概要を示す説明図(その3)である。 実施の形態2にかかる情報提供システムおよび通信端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 アップロード情報のデータ構造を示す説明図である。 実施の形態2にかかる情報提供システムの機能的構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる情報提供処理手順を示すフローチャート(その1)である。 実施の形態2にかかる情報提供処理手順を示すフローチャート(その2)である。 実施の形態3にかかる情報提供システムおよび通信端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 コンテンツ情報のデータ構造の一例を示す説明図である。 利用者情報のデータ構造の一例を示す説明図である。 実施の形態3にかかる情報提供システムの機能的構成を示すブロック図である。 実施の形態3にかかる情報提供処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 店舗
101 ガラス(透明板)
102 透過型スクリーン
103 利用者
104 通信端末
105 表示画面
106 フレーム(周辺部材)
200 コンピュータ
201 リーダ/ライタ
202 RFIDタグ
203 投射装置
300,1000,1500 情報提供システム
900 通信装置
1004 人体検出センサ

Claims (8)

  1. 情報提供システムが処理する情報提供方法であって、
    前記情報提供システムが、
    予め記憶されているコンテンツに関する配信情報を、透明板の周辺部材に埋め込まれた通信装置の記憶領域に書き込む書込工程と、
    前記書込工程によって前記配信情報が読み出されたコンテンツに関する表示情報を、前記透明板に設けられた透過型スクリーンに表示させる表示工程と、
    前記透明板近傍に存在する通信端末と前記通信装置との無線通信により、前記通信装置の記憶領域に記憶されている前記配信情報を前記通信端末へ送信する送信工程と、
    を実行することを特徴とする情報提供方法。
  2. 情報提供システムが処理する情報提供方法であって、
    前記情報提供システムが、
    透明板の周辺部材に埋め込まれた通信装置により、前記通信装置近傍の通信端末からの情報を取得する情報取得工程と、
    前記取得工程によって取得された情報を、前記透過型スクリーンに表示させる表示工程と、
    を実行することを特徴とする情報提供方法。
  3. 前記透明板の周辺部材に埋め込まれた人体検出センサにより、前記透明板の表面側にいる前記人体検出センサ近傍の人体を検出する検出工程を含み、
    前記情報取得工程は、
    前記検出工程によって前記人体が検出された場合、前記通信装置により、前記通信端末からの情報を取得することを特徴とする請求項2に記載の情報提供方法。
  4. 情報提供システムが処理する情報提供方法であって、
    前記情報提供システムが、
    透明板の周辺部材に埋め込まれた通信装置により、当該通信装置近傍の通信端末からの属性情報を取得する取得し、データベースへ蓄積する情報取得工程と、
    前記データベースから、前記情報取得工程によって取得された属性情報に応じた情報を検索する検索工程と、
    前記検索工程によって検索された情報を、前記透明板に設けられた透過型スクリーンに投射する投射工程と、
    を実行することを特徴とする情報提供方法。
  5. 透明板の周辺部材に埋め込まれた人体検出センサにより、前記人体検出センサ近傍の人体を検出する検出工程を含み、
    前記情報取得工程は、
    前記検出工程によって前記人体が検出された場合、前記通信装置により、前記通信端末からの属性情報を取得することを特徴とする請求項4に記載の情報提供方法。
  6. 予め記憶されているコンテンツに関する配信情報を読み出す読出手段と、
    前記読出手段によって読み出された配信情報を透明板の周辺部材に埋め込まれた通信手段の記憶領域に書き込む書込手段と、
    前記読出手段によって前記配信情報が読み出されたコンテンツに関する表示情報を、透明板に設けられた透過型スクリーンに表示させる表示制御手段と、
    前記通信手段と前記透明板の近傍に存在する通信端末との非接触通信により、前記通信手段の記憶領域に記憶されている配信情報を前記通信端末に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供システム。
  7. 透明板の周辺部材に埋め込まれた通信装置により、前記透明板近傍に存在する通信端末からの情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段によって取得された前記通信端末からの情報を投射対象に設定する設定手段と、
    前記コンピュータに接続された投射装置を制御することにより、前記設定手段によって設定された投射対象を、前記透明板に設けられた透過型スクリーンに表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供システム。
  8. 透明板の周辺部材に埋め込まれた通信装置により、当該通信装置近傍に存在する通信端末からの属性情報を、受信してデータベースに蓄積する蓄積手段と、
    前記データベースの中から前記転送手段によって転送された属性情報に応じた情報を検索する検索手段と、
    前記検索手段によって検索された情報を、前記透明板に設けられた透過型スクリーンに表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供システム。
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