JP2010128612A - シーケンス制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】容易にプログラマブルコントローラの演算処理の高速化を図ることができるシーケンス制御システムを提供する。
【解決手段】プログラミングツール2のコンパイラ8は、ユーザが作成したプログラムをPLC1のプロセッサ3にて理解可能な命令コードにコンパイルする際に、命令コードに含まれるデバイスを、命令コードを実行する上での使用頻度に基づいて使用頻度の高いデバイスと低いデバイスとに分類する。使用頻度が高いデバイスの状態を表すデバイスデータは、プロセッサ3の内蔵メモリ6に格納され、使用頻度が低いデバイスの状態を表すデバイスデータは、データ用メモリ5に格納される。
【選択図】図1
【解決手段】プログラミングツール2のコンパイラ8は、ユーザが作成したプログラムをPLC1のプロセッサ3にて理解可能な命令コードにコンパイルする際に、命令コードに含まれるデバイスを、命令コードを実行する上での使用頻度に基づいて使用頻度の高いデバイスと低いデバイスとに分類する。使用頻度が高いデバイスの状態を表すデバイスデータは、プロセッサ3の内蔵メモリ6に格納され、使用頻度が低いデバイスの状態を表すデバイスデータは、データ用メモリ5に格納される。
【選択図】図1
Description
本発明は、命令コードに従ってシーケンス制御を行うプログラマブルコントローラと、命令コードをプログラマブルコントローラに設定するプログラミングツールとを備えたシーケンス制御システムに関するものである。
従来から、複数のデバイス(接点等)を含む命令コードを実行するプロセッサと、命令コードを格納する命令用メモリと、デバイスの状態(接点の開閉等)を表すデバイスデータを格納しプロセッサが命令コードを実行する際の作業領域として使用されるデータ用メモリとを備えたプログラマブルコントローラ(以下、PLCという)が提供されている。このPLCは、プログラムによって制御内容を任意に設定できるという利便性の良さから様々な機器の制御に用いられている。
ところで、近年では、PLCの制御対象となる機器は構成が複雑化し、また高速な動作が要求されるようになっていることから、PLCにおいても演算処理の高速化が要望されている(たとえば特許文献1参照)。
そこで、この種のPLCにおいては、プロセッサの高速演算処理を実現するために、演算処理に用いるデバイスデータが格納されるデータ用メモリとして高速メモリアクセス可能な高速SRAMを使用し、プロセッサと高速SRAMとの間で直接メモリアクセスを行う構成とすることが提案されている。
ただし、この構成では、プロセッサと高速SRAMとの間の経路は回路基板等を経由することとなるから、回路基板の誘導成分や容量成分などによってメモリアクセスの高速化が阻害される。そのため、プロセッサと高速SRAMとの間のメモリアクセス時間および信号伝達時に生じる時間遅れにより、一般的な高速SRAMを用いた場合で10ns程度のタイムラグが発生する。
そこで、より高速な演算処理を実現するために、プロセッサに内蔵メモリを設け、予め決められたデバイスについてのみ内蔵メモリにデバイスデータを格納することが考えられている(以下、固定選択方式という)。これにより、内蔵メモリに格納されたデバイスデータの使用時には、プロセッサ−データ用メモリ間のアクセスが不要になるため演算処理の高速化につながる。
また、上記内蔵メモリをキャッシュメモリとして用いて、命令コードの先頭から格納可能な範囲のデバイスデータを内蔵メモリに格納し、命令コードの実行中に内蔵メモリ内のデバイスデータをデータ用メモリ内のデバイスデータと随時入れ替えることも考えられている(以下、キャッシュ方式という)。この方式では、プロセッサは、データ用メモリ内のデバイスデータへのアクセスが必要となったときに当該デバイスデータを読み込み、内蔵メモリに格納されているデバイスデータの中で最もアクセス回数が少ないデバイスデータと入れ替える。
特開2008−226276号公報
しかしながら、上述した固定選択方式やキャッシュ方式では以下の問題がある。
すなわち、内蔵メモリはデータ用メモリに比べてメモリ容量が小さく、固定選択方式においては、内蔵メモリに格納されている一部のデバイスを使用する場合にのみ演算処理が高速化されるため、ユーザが主に使用するデバイスを前記一部のデバイスに意図的に制限してプログラムを作成しなければ演算処理の高速化は期待できない。
一方、キャッシュ方式では、キャッシュミスを起こした場合(つまり、デバイスデータが内蔵メモリ内に存在しない場合)、データ用メモリと内蔵メモリとの間でデータの交換が発生するために、キャッシュミスが頻繁に起こるような場合には演算処理の高速化が難しい。
本発明は上記事由に鑑みてなされたものであって、容易にプログラマブルコントローラの演算処理の高速化を図ることができるシーケンス制御システムを提供することを目的とする。
請求項1の発明では、複数のデバイスを含む命令コードに従ってシーケンス制御を行うプログラマブルコントローラと、前記命令コードをプログラマブルコントローラに設定するプログラミングツールとを備え、プログラマブルコントローラは、内蔵メモリを具備し命令コードを実行するプロセッサと、命令コードを格納する命令用メモリと、デバイスの状態を表すデバイスデータを格納しプロセッサが命令コードを実行する際の作業領域として使用されるデータ用メモリとを有し、プログラミングツールは、ユーザの作成したプログラムを命令コードにコンパイルする際に、前記デバイスを命令コードを実行する上での使用頻度に基づいて使用頻度の高いデバイスと低いデバイスとに分類する分類手段と、前記使用頻度の高いデバイスの状態を表すデバイスデータの格納場所をプロセッサの内蔵メモリとし、前記使用頻度の低いデバイスの状態を表すデバイスデータの格納場所をデータ用メモリとするように、デバイスデータの格納場所を振り分ける振分手段とを有することを特徴とする。
この構成によれば、プロセッサの内蔵メモリには、使用頻度の高いデバイスの状態を表すデバイスデータが格納されるので、プロセッサは、命令コードの実行時における当該デバイスの使用時において、内蔵メモリにアクセスすることで演算処理を行うことができ、データ用メモリにアクセスする場合に比べて演算処理の高速化を図ることができる。しかも、プログラミングツールでのコンパイルの際に、命令コードを実行する上での使用頻度が高いデバイスが自動的に選択され、当該デバイスのデバイスデータが内蔵メモリに格納されるので、ユーザがプログラム作成時に使用するデバイスを意図的に制限しなくとも演算処理の高速化が期待できる。また、命令コードの実行中にデータ用メモリと内蔵メモリとの間でデバイスデータが入れ替わることもないので、データ用メモリと内蔵メモリとの間でのデータ交換に伴う演算処理の速度低下も回避できる。なお、使用頻度の低いデバイスの演算処理を低速にしても支障がない場合には、高速SRAMなどに比べて廉価なメモリをデータ用メモリに用いることができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記プログラミングツールが、前記内蔵メモリに前記デバイスデータが格納される前記デバイスをユーザの操作に応じて変更する変更手段を有することを特徴とする。
この構成によれば、ユーザは、内蔵メモリにデバイスデータが格納されるデバイスを変更できるので、使用頻度の低いデバイスであっても高速演算処理が要求されるデバイスがある場合に、当該デバイスの高速演算処理を実現できるという利点がある。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記プログラミングツールが、前記内蔵メモリに前記デバイスデータが格納される前記デバイスを前記使用頻度の高いデバイスとする自動モードと、内蔵メモリにデバイスデータが格納されるデバイスをユーザに選択させる手動モードと、内蔵メモリにデバイスデータが格納されるデバイスを予め決められたデバイスとする固定選択モードと、所定範囲のデバイスデータを内蔵メモリに格納し、前記プロセッサにて、命令コードの実行中に前記データ用メモリ内のデバイスデータへのアクセスが発生すれば、当該デバイスデータを内蔵メモリに格納されているデバイスデータの中で最もアクセス回数が少ないデバイスデータと入れ替えさせるキャッシュモードとを切替可能なモード切替手段を有することを特徴とする。
この構成によれば、自動モードと手動モードと固定選択モードとキャッシュモードとを切り替えることで、プログラム作成の自由度が向上するという利点がある。
本発明は、プロセッサの内蔵メモリに、使用頻度の高いデバイスの状態を表すデバイスデータが格納されるので、容易にプログラマブルコントローラの演算処理の高速化を図ることができるという利点がある。
(実施形態1)
本実施形態のシーケンス制御システムは、図1に示すように、命令コードに従ってシーケンス制御を行うプログラマブルコントローラ(以下、PLCという)1と、命令コードをPLC1に設定するプログラミングツール2とを備えている。ここでは図示を省略するが、PLC1の入力にはスイッチや各種センサが接続されるとともに、PLC1の出力には制御対象となるモータや各種アクチュエータ等の機器が接続され、PLC1は前記スイッチや各種センサからの入力に応じて制御対象の機器を制御する。
本実施形態のシーケンス制御システムは、図1に示すように、命令コードに従ってシーケンス制御を行うプログラマブルコントローラ(以下、PLCという)1と、命令コードをPLC1に設定するプログラミングツール2とを備えている。ここでは図示を省略するが、PLC1の入力にはスイッチや各種センサが接続されるとともに、PLC1の出力には制御対象となるモータや各種アクチュエータ等の機器が接続され、PLC1は前記スイッチや各種センサからの入力に応じて制御対象の機器を制御する。
PLC1は、命令コードを実行するプロセッサ3と、命令コードを格納する命令用メモリ4と、プロセッサ3が命令コードを実行する際の作業領域として使用されるデータ用メモリ5とを有している。命令コードは、複数のデバイス(接点等)を含んでおり、各デバイスの状態(接点の開閉等)を読み込んだり書き込んだりするための命令を構成するものである。各デバイスの状態を表すデバイスデータはデータ用メモリ5に格納され、プロセッサ3が命令コードを実行する際に使用される。
さらに、本実施形態では図1に示すようにプロセッサ3に内蔵メモリ6が設けられている。内蔵メモリ6は、プロセッサ3と別に設けられた命令用メモリ4やデータ用メモリ5に比べてメモリ容量が小さいものの、プロセッサ3からのメモリアクセスが命令用メモリ4やデータ用メモリ5に比べて高速である。詳しくは後述するが、この内蔵メモリ6には一部のデバイスの状態を表すデバイスデータが格納される。
プログラミングツール2は、図示しない入力操作手段(キーボード等)からのユーザの操作入力に従って命令コードの元となるプログラム(たとえば図2のようなラダープログラム)を作成するプログラム作成部7と、前記プログラムをプロセッサ3にて理解可能な機械語からなる命令コードにコンパイルするコンパイラ8と、プログラムや命令コードを格納するメモリ9とを有している。
コンパイラ8は、上記コンパイルを行う際に、命令コードに含まれるデバイスを、命令コードを実行する上での使用頻度に基づいて使用頻度の高いデバイスと使用頻度の低いデバイスとに分類する分類手段としての機能を具備している。さらに、コンパイラ8は、使用頻度の高いデバイスの状態を表すデバイスデータの格納場所をプロセッサ3の内蔵メモリ6とし、使用頻度の低いデバイスの状態を表すデバイスデータの格納場所をデータ用メモリ5とするように、デバイスデータの格納場所を振り分ける振分手段としての機能を具備する。しかして、使用頻度が高い方に分類されるデバイスの状態を表すデバイスデータは、プロセッサ3の内蔵メモリ6に格納される。たとえば図2に示すようなラダープログラムが組まれている場合に、デバイスR0(ここではリレー)の使用頻度が高いと判断されれば、当該デバイスR0の状態を表すデバイスデータがプロセッサ3の内蔵メモリ6に格納されることとなる。そのため、使用頻度の高い側に分類されるデバイス数は、プロセッサ3の内蔵メモリ6へ格納可能なデバイスデータの容量によって制限される。
以下に、プログラミングツール2の動作について図3のフローチャートを参照して説明する。
コンパイラ8は、コンパイル時(S1)にプログラム上での各デバイスごとの使用回数をカウントし、使用頻度の高いものから順に所定数のデバイス(使用頻度の高いデバイス)と、その他のデバイス(使用頻度の低いデバイス)とに分類する。プログラミングツール2は、使用頻度の高い方に分類されたデバイスに関して(S2:Yes)、当該デバイスに対応するデバイス情報(参照アドレス、デバイス種コード等)をPLC1の命令用メモリ4に格納する(S3)ことで、使用頻度の高いデバイスと使用頻度の低いデバイスとをPLC1側で区別可能とする。
そして、各デバイスのデバイスデータをPLC1のデータ用メモリ5に格納し(S4)、全てのデバイスについてデバイスデータの格納が完了すれば(S5:Yes)、コンパイル後の命令コードを命令用メモリ4に格納して(S6)、プログラミングツール2は動作を終了する。
次に、上述したプログラミングツール2の動作後のPLC1の動作について図4のフローチャートを参照して説明する。
プロセッサ3は、命令コードの実行開始時において、命令用メモリ4に格納されているデバイス情報に基づいて、使用頻度の高い側に分類されたデバイス(つまり命令用メモリ4内のデバイス情報に対応するデバイス)のデバイスデータをデータ用メモリ5から内蔵メモリ6に読み込む(S10)。これにより、使用頻度の高いデバイスのデバイスデータが内蔵メモリ6に格納されることとなる。
その後、プロセッサ3は命令用メモリ4から命令コードを逐次読み込み(S11)、演算処理を実行する。このとき、命令コードによりデバイスを使用する(つまりデバイスデータの読み込みまたは書き込みを行う)必要が生じれば、プロセッサ3は当該デバイスデータが格納されているメモリにアクセスする。要するに、読み込みまたは書き込みの対象となるデバイスデータが内蔵メモリ6に格納されている場合(S12:Yes)、プロセッサ3は内蔵メモリ6にアクセスし(S13)、一方、読み込みまたは書き込みの対象となるデバイスデータが内蔵メモリ6に格納されていなければ(S12:No)、プロセッサ3はデータ用メモリ5に直接アクセス(DMA)する(S14)。
以上説明した構成によれば、プロセッサ3は、内蔵メモリ6にデバイスデータが格納されたデバイスの使用時には、内蔵メモリ6にアクセスすることで演算処理を実行するので、プロセッサ3からデータ用メモリ5へアクセスする場合に比べて、演算処理の高速化を図ることができる。ここで、内蔵メモリ6にデバイスデータが格納されるデバイスは、プログラミングツール2でのコンパイルの際に、命令コードを実行する上での使用頻度が高いものが自動的に選択されるので、ユーザにおいては特に使用するデバイスを意図的に制限することなくプログラムを作成することができる。
また、内蔵メモリ6には使用頻度が高いデバイスデータが命令コードの実行前に格納されるので、キャッシュ方式(背景技術の欄参照)のように命令コードの実行中に内蔵メモリ6内のデバイスデータをデータ用メモリ5内のデバイスデータと随時入れ替える場合に比べて、プロセッサ3−データ用メモリ5間のアクセス回数を低減して演算処理を高速化できる。
さらにまた、使用頻度の低いデバイスの演算処理を低速にしてもPLC1の動作に支障がない場合には、高速SRAMなどに比べて廉価なメモリをデータ用メモリ5として用いることができるため、PLC1の低コスト化が可能になるという利点もある。
ところで、本実施形態では、コンパイラ8において使用頻度が高い側に分類されたデバイスについてのみ、デバイスデータがプロセッサ3の内蔵メモリ6に格納されるが、この構成に限らず、内蔵メモリ6にデバイスデータが格納されるデバイスをユーザによって任意に変更可能とする変更手段をプログラミングツール2に付加してもよい。変更手段は、上述した入力操作手段からのユーザの操作入力に従って、内蔵メモリ6にデバイスデータが格納されるデバイスを任意に変更する。これにより、使用頻度が低くても高速演算処理が要求されるデバイスが存在する場合、当該デバイスのデバイスデータを内蔵メモリ6に格納することで、当該デバイスの高速演算処理を実現することができる。したがって、ユーザにおいてはデバイスの使用頻度を意識することなくプログラムを作成することができ、プログラム作成の自由度が向上する。
なお、本実施形態では、プログラミングツール2は全てのデバイスデータをデータ用メモリ5に一旦格納し、使用頻度の高いデバイスのデバイスデータをプロセッサ3の内蔵メモリ6に格納する作業はPLC1側で行う例を示したが、この例に限らず、使用頻度の高いデバイスのデバイスデータをプロセッサ3の内蔵メモリ6にプログラミングツール2から直接的に格納するようにしてもよい。
(実施形態2)
本実施形態のシーケンス制御システムは、プログラミングツール2が、実施形態1で説明したように使用頻度の高いデバイスのデバイスデータをプロセッサ3の内蔵メモリ6に格納するモード(以下、自動モードという)以外の動作モードを選択可能に構成されている点が実施形態1のシーケンス制御システムと相違する。
本実施形態のシーケンス制御システムは、プログラミングツール2が、実施形態1で説明したように使用頻度の高いデバイスのデバイスデータをプロセッサ3の内蔵メモリ6に格納するモード(以下、自動モードという)以外の動作モードを選択可能に構成されている点が実施形態1のシーケンス制御システムと相違する。
本実施形態では、プログラミングツール2は、上記自動モードの他、内蔵メモリ6にデバイスデータが格納されるデバイスをユーザが任意に選択する手動モードでの動作が可能である。さらに、内蔵メモリ6にデバイスデータが格納されるデバイスを予め決められたデバイスとする固定選択モード(背景技術の欄で説明した固定選択方式に相当)、並びに、所定範囲のデバイスデータを内蔵メモリ6に格納し、プロセッサ3にて、命令コードの実行中にデータ用メモリ5内のデバイスデータへのアクセスが発生すれば、当該デバイスデータを内蔵メモリ6に格納されているデバイスデータの中で最もアクセス回数が少ないデバイスデータと入れ替えさせるキャッシュモード(背景技術の欄で説明したキャッシュ方式に相当)でも動作可能である。
これら4つの動作モード(自動モード、手動モード、固定選択モード、キャッシュモード)の切り替えは、プログラミングツール2に設けたモード切替手段(図示せず)にて行われ、ユーザにおいては、コンパイル前にモード切替手段にて任意の動作モードを選択するものとする。選択された動作モードはPLC1内のシステムレジスタ(図示せず)等に設定される。
以上説明した構成によれば、ユーザが4つの動作モードから任意の動作モードを選択することできるので、プログラム作成の自由度が向上するという利点がある。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
1 プログラマブルコントローラ(PLC)
2 プログラミングツール
3 プロセッサ
4 命令用メモリ
5 データ用メモリ
6 内蔵メモリ
8 コンパイラ(分類手段)
2 プログラミングツール
3 プロセッサ
4 命令用メモリ
5 データ用メモリ
6 内蔵メモリ
8 コンパイラ(分類手段)
Claims (3)
- 複数のデバイスを含む命令コードに従ってシーケンス制御を行うプログラマブルコントローラと、前記命令コードをプログラマブルコントローラに設定するプログラミングツールとを備え、プログラマブルコントローラは、内蔵メモリを具備し命令コードを実行するプロセッサと、命令コードを格納する命令用メモリと、デバイスの状態を表すデバイスデータを格納しプロセッサが命令コードを実行する際の作業領域として使用されるデータ用メモリとを有し、プログラミングツールは、ユーザの作成したプログラムを命令コードにコンパイルする際に、前記デバイスを命令コードを実行する上での使用頻度に基づいて使用頻度の高いデバイスと低いデバイスとに分類する分類手段と、前記使用頻度の高いデバイスの状態を表すデバイスデータの格納場所をプロセッサの内蔵メモリとし、前記使用頻度の低いデバイスの状態を表すデバイスデータの格納場所をデータ用メモリとするように、デバイスデータの格納場所を振り分ける振分手段とを有することを特徴とするシーケンス制御システム。
- 前記プログラミングツールは、前記内蔵メモリに前記デバイスデータが格納される前記デバイスをユーザの操作に応じて変更する変更手段を有することを特徴とする請求項1記載のシーケンス制御システム。
- 前記プログラミングツールは、前記内蔵メモリに前記デバイスデータが格納される前記デバイスを前記使用頻度の高いデバイスとする自動モードと、内蔵メモリにデバイスデータが格納されるデバイスをユーザに選択させる手動モードと、内蔵メモリにデバイスデータが格納されるデバイスを予め決められたデバイスとする固定選択モードと、所定範囲のデバイスデータを内蔵メモリに格納し、前記プロセッサにて、命令コードの実行中に前記データ用メモリ内のデバイスデータへのアクセスが発生すれば、当該デバイスデータを内蔵メモリに格納されているデバイスデータの中で最もアクセス回数が少ないデバイスデータと入れ替えさせるキャッシュモードとを切替可能なモード切替手段を有することを特徴とする請求項1記載のシーケンス制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008300143A JP2010128612A (ja) | 2008-11-25 | 2008-11-25 | シーケンス制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008300143A JP2010128612A (ja) | 2008-11-25 | 2008-11-25 | シーケンス制御システム |
Publications (1)
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JP2010128612A true JP2010128612A (ja) | 2010-06-10 |
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Family Applications (1)
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JP2008300143A Withdrawn JP2010128612A (ja) | 2008-11-25 | 2008-11-25 | シーケンス制御システム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014141476A1 (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-18 | 発紘電機株式会社 | プログラマブル表示器、そのプログラム |
JP6929474B1 (ja) * | 2020-05-01 | 2021-09-01 | 三菱電機株式会社 | プログラム実行装置、プログラム実行方法及びコンピュータプログラム |
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2008
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WO2021220516A1 (ja) * | 2020-05-01 | 2021-11-04 | 三菱電機株式会社 | プログラム実行装置、プログラム実行方法及びコンピュータプログラム |
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