JP2010123664A - 不揮発性メモリ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】薄膜化が容易で低電流で書き換えができる横型相変化メモリが高密度に配置できるレイアウト方法を提供する。
【解決手段】不揮発性メモリ装置21は、半導体基板と、半導体基板に形成され、帯状に延在する複数の活性化領域3と、活性化領域3に形成され、第1不純物拡散領域及び第2不純物拡散領域を有する複数の選択能動素子23と、第1不純物拡散領域に電気的に接続された複数の第1電極13と、第1電極13に電気的に接続された抵抗可変層12と、抵抗可変層12に電気的に接続された複数の第2電極と、を備える。複数の第1電極13及び複数の第2電極のうち、同一の可変抵抗層12に電気的に接続された少なくとも1対の第1電極13と第2電極の配列方向と、活性化領域3の延在方向とは、平行ではない。
【選択図】図1
【解決手段】不揮発性メモリ装置21は、半導体基板と、半導体基板に形成され、帯状に延在する複数の活性化領域3と、活性化領域3に形成され、第1不純物拡散領域及び第2不純物拡散領域を有する複数の選択能動素子23と、第1不純物拡散領域に電気的に接続された複数の第1電極13と、第1電極13に電気的に接続された抵抗可変層12と、抵抗可変層12に電気的に接続された複数の第2電極と、を備える。複数の第1電極13及び複数の第2電極のうち、同一の可変抵抗層12に電気的に接続された少なくとも1対の第1電極13と第2電極の配列方向と、活性化領域3の延在方向とは、平行ではない。
【選択図】図1
Description
本発明は、抵抗可変材料を情報記録媒体として用いた不揮発性メモリ装置に関する。
昨今の高度情報化社会において、半導体集積回路技術を用いて形成される固体メモリ装置の性能向上が必要不可欠となっている。特に信号処理装置(MPU;Micro Processing Unit)の計算能力向上に伴い、コンピューターや電子機器が必要とするメモリ容量は増加の一途をたどっている。固体メモリ装置はハードディスクやレーザーディスク等の磁気および光磁気記憶装置と異なり、物理的な駆動部分を持たないことから機械的強度が高く、半導体製造技術に基づいた高集積化が可能である。したがって、コンピューターやサーバーの一時記憶装置(キャッシュ)や主記憶装置(メインメモリ)としてのみならず、多くのモバイル機器、家電機器の外部記憶装置(ストレージメモリ)として利用されており、現在数百億ドル規模の市場となっている。
このような固体メモリ装置は、その原理によってSRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)およびフラッシュメモリ装置をはじめとするEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)の3種類に分けることができる。このうちSRAMは最も高速に動作するが、電源供給停止時には情報を保持することができず、1ビット当たりに必要なトランジスタ数も多いため大容量化には不向きとなる。したがって、SRAMは主にMPU内のキャッシュとして用いられる。DRAMはリフレッシュ動作を必要としSRAMに比べ動作速度は劣るものの、集積化しやすく1ビット当たりの単価も低いため、主にコンピューター機器や家電機器のメインメモリとして利用される。一方、EEPROMは電源供給を絶った状態においても情報保持できる不揮発性メモリ装置であり、前二者に比べ情報の書き込み消去時の速度が遅く比較的大電力を必要とするため、主にストレージメモリとして利用されている。
近年、モバイル機器市場の急成長と共に、より高速かつ低消費電力動作が可能なDRAM互換の固体メモリ装置、更にはDRAMとEEPROMの特長を併せ持った不揮発性固体メモリ装置の開発が期待されている。このような次世代固体メモリ装置として、抵抗可変材料を用いた抵抗メモリ装置(ReRAM;Resistive Random Access Memory)や強誘電体を用いた強誘電体メモリ装置(FeRAM;Ferroelectric RAM)の開発が試みられている。また、高速かつ低消費電力動作可能な不揮発性メモリ装置の有力候補の一つに、上記抵抗可変材料の一つである相変化材料を用いた抵抗メモリ装置があり、これを特に、相変化メモリ装置(PRAM;Phase Change Random Access Memory)と呼ぶ。相変化メモリ装置は情報の書き込み速度が50ns程度と非常に高速であり、また素子構成が単純なため高集積化しやすい利点をもつ。
相変化メモリ装置は相変化材料を2つの電極で挟んだ構成をしており、回路的に直列に接続された能動素子を用いて選択的に動作させる不揮発性メモリ装置である。能動素子としては、例えばMOS(Metal−Oxide−Semiconductor)トランジスタ、接合ダイオード、バイポーラトランジスタ、ショットキーバリアダイオード等が挙げられる。
相変化メモリ装置のデータ記憶及び消去は、相変化材料における例えば(多)結晶状態とアモルファス状態のような2つ以上の固相状態間を熱エネルギーによって遷移させることにより行う。この結晶状態およびアモルファス状態間の遷移は電極を介した回路接続により、その抵抗値の変化として識別される。熱エネルギーの相変化材料への印加は、電気パルス(電圧あるいは電流パルス)を電極間に印加し、相変化材料そのものをジュール加熱することで行われる。この際、例えば結晶状態の相変化材料に大電流を持つ電気パルスを短時間印加すると相変化材料は融点近くの高温状態に熱せられた後に急冷され、アモルファス状態(この状態をリセット状態と呼ぶ)となる。この動作は一般的にリセット動作と呼ばれる。一方、リセット状態においてリセット動作に比べ低電流の電気的パルスを比較的長時間印加すると相変化材料は結晶化温度にまで上昇し、結晶状態(この状態をセット状態と呼ぶ)となる。この動作はリセット動作に対してセット動作と呼ばれる。
相変化メモリ装置には、縦型相変化メモリ装置と横型相変化メモリ装置とが存在する。
縦型相変化メモリ装置は、例えば非特許文献1に示されている。縦型相変化メモリ装置は相変化材料に接触する2つの電極が相変化材料に対し上下垂直(縦)方向に配列された構造を持つ。縦型相変化メモリ装置において、メモリセルアレイは相変化メモリ素子および選択能動素子を組み合わせたセルを格子状に配置することで構成される。縦型相変化メモリ装置の特徴として高集積化が容易であるほか、DRAMに構成が近いためDRAMのセル集積化技術を流用できる。
例えば、特許文献1には、6F2のセル面積を有するDRAMのレイアウトの一例が説明されている。ここで、Fとは最小加工寸法(セル内におけるワード線間隔の半分の値)である。このレイアウトにおいては、活性領域は線対称に形成され、ワード線は1F間隔でY方向に配線されている。活性領域の中央部及び両端部にはセルコンタクトが形成される。中央部のセルコンタクトの直上にビット線コンタクトが形成された後、当該ビット線コンタクト上を通過し、両端部のセルコンタクトを避けるように蛇行しながらX方向に延びるビット線が配線される。活性領域の両端部に形成されたセルコンタクト上にはストレージノードコンタクトが形成される。ストレージノードコンタクトの中心位置はセルコンタクトの中心位置からずれており、これにより、ストレージノードコンタクトはX方向に等間隔となるように配置されている。そして、ストレージノードコンタクトの直上にストレージキャパシタが形成される。
縦型相変化メモリ装置においては、特許文献1に記載のようなDRAMのレイアウトを流用することが可能である。また、場合によってはメモリセル周辺回路およびメモリセルの構成を工夫することにより、選択能動素子を持たないメモリセルも形成可能である。
横型相変化メモリ装置は、例えば非特許文献2に示されている。横型相変化メモリ装置においては、相変化材料に電気的に接続される2つの電極がプレーナ状に相変化領域の横(両側)に配置されている。また、横型相変化メモリ装置には、非特許文献3に示されているようなエッジコンタクトタイプも存在する。
特開2007−287794号公報
デホワン キム、外3名(Dae-Hwang Kim, et al.)、「相変化ランダムアクセスメモリセル設計構想のシミュレーションに基づく比較(Simulation-based comparison of cell design concepts for phase change random access memory)」、ジャーナルオブナノサイセンスアンドナノテクノロジー(Journal of Nanoscience and Nanotechnology)、第7巻、p.298−305、2007年
マーティン エイチ アール ランクホースト、外2名(Martijn H. R. Lankhorst, et al.)、「今後のシリコンチップのための低価格ナノスケール不揮発性メモリ構想(Low-cost and nanoscale non-volatile memory concept for future silicon chips)」、ネイチャーマテリアルズ(Nature Materials)、ネイチャーパブリッシンググループ(Nature Publishing Group)、第4巻、p.347−352、2005年
ワイ エイチ ハ、外7名(Y. H Ha, et al.)、「消費電力が非常に小さい相変化RAM用エッジコンタクトタイプセル(An edge contact type cell for phase change RAM featuring very low power consumption)」、2003年VLSI技術シンポジウム予稿(2003 Symposium on VLSI Technology Digest of Technical Papers)、12B−4、p175、2003年
以下の分析は、本発明の観点から与えられる。
例えば、相変化メモリ装置は選択能動素子によって活性化されるため、選択能動素子の駆動電流能力の範囲内にて情報の書き換えを行う必要がある。相変化メモリ装置における相変化材料の相変化領域(例えば非特許文献1参照)は情報書き込み時の電流密度が最も高い部分に主に形成される。例えば、縦型相変化メモリ装置において相変化材料が絶縁体で閉じ込められていない構造をとる場合、相変化材料と下部電極とが接触する最も電流密度が高い部分が発熱し、主にこの部分が相変化を起こす。例えば、セット状態からリセット動作を行った場合、相変化材料の状態遷移を抵抗値の変化として識別するためには、相変化材料のうち、下部(あるいは上部)電極に接触した部分を相変化領域で覆い尽くすか、あるいは相変化材料内を流れるすべての電流経路が必ず相変化領域を通過することが望ましい。したがって、縦型相変化メモリ装置において選択能動素子の駆動電流能力の範囲内の低電流にて前記スイッチング動作をさせるには、相変化材料の相変化領域を縮小(スケーリング)することが有効となる。例えば、縦型相変化メモリ装置において相変化材料が絶縁体で閉じ込められていない構造をとる場合、相変化材料と電極との接触面積の縮小が相変化領域の縮小に有効となる。これにより、情報書き換え時の消費電力を低減することができる。なお、相変化領域とは、相変化が実際に生じる領域であり、形成した相変化材料の全体積が相変化領域となる必要は無い。
また、縦型相変化メモリ装置において、相変化材料の自己ジュール発熱の際、電極は最も大きな放熱箇所となる。このような観点からも、相変化材料と電極間の接触断面積の縮小、および電極自身の断面積縮小は、相変化材料からの放熱を抑制し、効率的に相変化を生じさせる上で効果的である。
しかしながら、縦型相変化メモリ装置においては、相変化材料と接続する電極の寸法は、一般的な半導体製造プロセスにおけるリソグラフィ加工の最小加工寸法で決まるため、プロセストレンド以上の縮小化は困難となっている。すなわち、縦型相変化メモリ装置における相変化材料と電極との接触面積は大きくならざるを得ない。そのため、相変化に必要な電流量も大きくなり、データ書き換え時の電流低減が困難となる。なお、最小加工寸法とは、フォトリソグラフィの解像能力やエッチングの加工能力等の製造プロセスで決定される最小の形成可能加工線幅寸法あるいは最小の形成可能加工間隔寸法のことである。
また、縦型相変化メモリ装置においては、大きな相変化材料と電極との接触面積に加えて、相変化領域と電極が近接しているため、放熱性が高くなりすぎ、発熱効率が悪いという問題点もある。
一方、横型相変化メモリ装置においては、相変化領域の縮小化は、リソグラフィ加工の最小加工寸法に依存せず、相変化材料の薄膜化によって達成することができる。そのため、縦型相変化メモリ装置に比べて低い電流量でデータの書き換えが可能となる。また、左右に配置された電極と相変化材料の接触面積を比較的大きくすることができることから、縦型相変化メモリ装置に比べ相変化材料と電極との界面において低抵抗コンタクトを取りやすい。さらに、相変化材料の薄膜化あるいは微細化によって相変化領域を縮小することができるので、相変化領域を電極から遠ざけることが可能となり、相変化時における電極による過度な放熱を抑制することができる。
しかしながら、一方で、横型相変化メモリ装置においては、特許文献1に記載のようなDRAMレイアウトを流用して高集積化を図ることができない。例えば、横型相変化メモリ装置は、縦型相変化メモリ装置と比較して、選択能動素子と接続するセルコンタクト上には一方の電極しか配置できず、またこれにより、他方の電極と接続するビット線コンタクトもセルコンタクト上に配置することができない。すなわち、横型相変化メモリ装置においては、素子の配置に横方向の面積が必要となる。そのため、横型相変化メモリ装置においては、高集積化可能なレイアウトが望まれる。
本発明の第1視点によれば、複数の選択能動素子と、複数のメモリ部と、を備える不揮発性メモリ装置が提供される。選択能動素子は、半導体基板に形成された活性化領域に形成された第1不純物拡散領域及び第2不純物拡散領域を有する。メモリ部は、第1不純物拡散領域に電気的に接続された第1電極と、第1電極に電気的に接続された抵抗可変層と、抵抗可変層に電気的に接続された第2電極と、を有する。複数のメモリ部のうちの少なくとも1つのメモリ部における第1電極及び第2電極の配列方向と、第1不純物拡散領域及び第2不純物拡散領域の配列方向とは平行ではない。
本発明の第2視点によれば、半導体基板と、半導体基板に形成され、帯状に延在する複数の活性化領域と、活性化領域に形成され、第1不純物拡散領域及び第2不純物拡散領域を有する複数の選択能動素子と、第1不純物拡散領域に電気的に接続された複数の第1電極と、第1電極に電気的に接続された抵抗可変層と、抵抗可変層に電気的に接続された複数の第2電極と、を備える不揮発性メモリ装置が提供される。複数の第1電極及び複数の第2電極のうち、同一の可変抵抗層に電気的に接続された少なくとも1対の第1電極及び第2電極の配列方向と、活性化領域の延在方向とは、平行ではない。
本発明の第3視点によれば、半導体基板と、半導体基板に形成され、帯状に延在する複数の活性化領域と、活性化領域に形成され、第1不純物拡散領域及び第2不純物拡散領域を有する複数の選択能動素子と、第1不純物拡散領域に電気的に接続された複数の第1電極と、第1電極に電気的に接続された抵抗可変層と、抵抗可変層に電気的に接続された複数の第2電極と、を備える不揮発性メモリ装置が提供される。複数の第1電極及び複数の第2電極のうち、1つの他方の電極と対をなす2つの一方の電極の配列方向と、活性化領域の延在方向とは平行ではない。
本発明によれば、高集積化した不揮発性メモリを得ることができる。
本発明の好ましい形態を以下に記載する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、活性化領域は、半導体基板において帯状に延在する。
上記第1〜第3視点の好ましい形態によれば、第1電極及び第2電極のうち、少なくとも一方の1つの電極に対して2つの抵抗可変層が電気的に接続される。
上記第1〜第3視点の好ましい形態によれば、複数の抵抗可変層、及び抵抗可変層に電気的に接続された複数の第1電極及び複数の第2電極は、抵抗可変層を介して第1電極と第2電極とが互い違いに配列された複数の抵抗可変層−電極配列を形成する。
上記第1〜第3視点の好ましい形態によれば、抵抗可変層−電極配列は、半導体基板面に対して平行に延在する。
上記第1〜第3視点の好ましい形態によれば、抵抗可変層−電極配列の少なくとも一部は、半導体基板の上面投影において、活性化領域と平行でない。
上記第1〜第3視点の好ましい形態によれば、抵抗可変層−電極配列は、半導体基板の上面投影において直線状をなす。
上記第1〜第3視点の好ましい形態によれば、抵抗可変層−電極配列は、半導体基板の上面投影においてジグザグ状をなす。
上記第1〜第3視点の好ましい形態によれば、1つの前記活性化領域に形成された2つの前記第1不純物拡散領域は、それぞれ異なる前記抵抗可変層−電極配列と電気的に接続される。
上記第1〜第3視点の好ましい形態によれば、第1電極は、半導体基板の上面投影において、第1不純物拡散領域の少なくとも一部と重複する。
上記第1〜第3視点の好ましい形態によれば、不揮発性メモリ装置はビット線をさらに備える。第2電極は、半導体基板の上面投影において、ビット線の少なくとも一部と重複する。
上記第1〜第3視点の好ましい形態によれば、選択能動素子は、ワード線となるゲート電極をさらに有する。1つの活性化領域は、2つのゲート電極と交差する。
上記第1〜第3視点の好ましい形態によれば、1つの活性化領域において、第1不純物拡散領域は、活性化領域の両端にそれぞれ形成されている。
上記第1〜第3視点の好ましい形態によれば、第1不純物拡散領域は、半導体基板において格子状に配列されている。
上記第1〜第3視点の好ましい形態によれば、複数の活性化領域は、隣接する2本のビット線のうち、いずれか一方のビット線に沿って配列されている。
上記第1〜第3視点の好ましい形態によれば、複数のメモリ部のうちの少なくとも1つのメモリ部における第1電極と第2電極の配列方向と、第1不純物拡散領域と第2不純物拡散領域の配列方向とのなす角度、複数の第1電極及び複数の第2電極のうち、同一の可変抵抗層に電気的に接続された少なくとも1対の第1電極と第2電極の配列方向と、活性化領域の延在方向とのなす角度、又は複数の第1電極及び複数の第2電極のうち、1つの他方の電極と対をなす2つの一方の電極の配列方向と、活性化領域の延在方向とのなす角度は、25°〜110°である。
上記第1〜第3視点の好ましい形態によれば、抵抗可変層は、相変化材料を有する相変化層である。
以下に、本発明の不揮発性メモリ装置及びその製造方法について、抵抗可変材料として相変化材料を使用した横型相変化メモリ装置及びその製造方法を例にして説明する。
本発明の第1実施形態に係る相変化メモリ装置について説明する。図1に、本発明の第1実施形態に係る相変化メモリ装置の概略平面図(半導体基板の上面概略投影図)を示す。図2に、活性化領域3の延在方向に沿う図1のII−II線における概略断面図を示し、図3に、ワード線(ゲート電極)5の延在方向に沿う図1のIII−III線における概略断面図を示す。なお、図1においては、ゲート電極5のサイドウォール6及びゲート電極保護絶縁膜7、ビット線コンタクト15、下部絶縁層18及び上部絶縁層19の図示は省略してあると共に、下層に存在する活性化領域3、セルコンタクト9及びグランド配線コンタクト10の位置を示すために、これらの要素を細線で示してある。
相変化メモリ装置(不揮発性メモリ装置)21は、複数のメモリ部22と、複数の選択トランジスタ(選択能動素子)23と、を備える。
選択トランジスタ23は、半導体基板1の活性化領域3に形成された第1不純物拡散領域3a及び第2不純物拡散領域3bと、ゲート絶縁膜4と、ゲート電極5と、を備える。
メモリ部22は、下部絶縁層18上に形成された相変化層(抵抗可変層)12と、相変化層12に電気的に接続された第1電極13及び第2電極14と、を備える。第1電極13と第2電極14は、相変化層12を介しながら交互にかつ連続的に配されている。すなわち、1つの第1電極13及び1つの第2電極14には、それぞれ、2つの相変化層12が電気的に接続されている。
第1電極13は、コンタクトプラグ17、セルコンタクト9及び下部コンタクト8を介して、第1不純物拡散領域と電気的に接続されている。第2電極14は、ビット線コンタクト15を介してビット線16と電気的に接続されている。第2不純物拡散領域3bは、下部コンタクト8及びグランド配線コンタクト10を介してグランド配線11と電気的に接続されている。
第1電極13は、図1に示す上面投影において、半導体基板1に形成された活性化領域3の第1不純物拡散領域3a(例えばドレイン領域)の少なくとも一部と重複すると好ましく、第1不純物拡散領域3aの上方(好ましくは真上)に配されるとより好ましい。第2電極14は、図1に示す上面投影において、ビット線16の少なくとも一部と重複すると好ましく、ビット線16の下方(好ましくは真下)に配されるとより好ましい。
相変化層12は、第1電極13及び第2電極14によって電流注入され、その電流による自己発熱によって相変化する相変化領域(抵抗可変領域)12aを有する。相変化層12に給電する第1電極13及び第2電極14は、相変化層12に電気的に接続されているが、相変化領域12aには直接接してはいない。本実施形態において、相変化領域12aは、第1電極13と第2電極14とを結ぶ線(図1においてX方向)に対して垂直方向(図1においてY方向)に沿って相変化層12に形成された溝の底部となっている。
相変化領域12aは、低電力かつ迅速に相変化するように、その電流通過方向に対して垂直な断面の断面積を小さくすることが好ましい。例えば、相変化領域12aは、相変化層12において最も薄い領域及び/又は最も細い領域として形成することができる。一方、相変化領域12a以外の相変化層12の領域は、高抵抗化しないように相変化領域12aの断面積よりも、その断面積を大きくすると好ましい。相変化領域12aの体積は、所望の電力及び速度で情報の書き込みができるように設定する。また、相変化領域12aの厚さは、均一な層厚にすると好ましい。例えば、相変化領域12aの厚さは、1nm〜50nmとすることができる。
相変化層12の材料としては、温度に応じて2以上の相状態を有し、かつ、相状態によって電気抵抗が異なる材料であればよく、例えば、カルコゲナイド材料を用いることができる。カルコゲン元素とは周期律表における6族に属する原子であり硫黄(S)、セレン(Se)、テルル(Te)のことを指す。一般的にカルコゲナイド材料とは、少なくとも1つのカルコゲン元素と共に、ゲルマニウム(Ge)、スズ(Sn)、アンチモン(Sb)のうち少なくとも1つの元素を含む化合物のことである。この際、窒素(N)、酸素(O)、銅(Cu)、アルミニウム(Al)等の元素が添加された材料を用いることもできる。例として、GaSb、InSb、InSe、Sb2Te3、GeTe等の2元系元素、Ge2Sb2Te5、InSbTe、GaSeTe、SnSb2Te4、InSbGe等の3元系元素、AgInSbTe、(GeSn)SbTe、GeSb(SeTe)、Te81Ge15Sb2S2等の4元系元素が挙げられる。
図10(a)に、第1電極13及び第2電極14を形成した状態の概略平面図を示す。第1電極13及び第2電極14は、図10(a)に示す上面図において、四辺形であると好ましく、より好ましくは矩形である。第1電極13及び第2電極14の長さ(ゲート電極5の延在方向(図1に示すX方向)の長さ)l4は、0.5F〜1.5Fにすると好ましい。第1電極13及び第2電極14の幅(ビット線16の延在方向(図1に示すY方向)の幅)w4は、0.5F〜1.5Fにすると好ましい。また、隣接する第1電極13と第2電極14との距離d4は、0.5F〜3Fにすると好ましい。
第1電極13及び第2電極14の材料としては、公知の電極材料であれば特に制限なく用いることができる。例えば、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、ジルコニウム(Zr)若しくはタングステン(W)、またはこれらの金属の窒化物、あるいはこれらの金属およびその窒化物を含むシリサイド化合物などを用いることができる。また、前記金属を含む合金を用いることができる。なお、電極材料を形成する窒化物やシリサイド等の化合物は化学量論比である必要はない。また、前記電極材料には炭素(C)等の不純物を添加することもできる。
図1に示す概略平面図において、複数の相変化層12、及び相変化層12に電気的に接続された複数の第1電極13及び第2電極14は、相変化層12を介して第1電極13と第2電極14とが互い違いに、かつ連続的に配列された複数の配列(以下「相変化層−電極配列」という)を形成する。相変化層−電極配列は、同一層を形成するように配され、好ましくは半導体基板1面に対して平行に配されている。また、相変化層−電極配列の少なくとも一部は、図1に示す上面投影において、活性化領域3と平行となっていない。本実施形態において、相変化層−電極配列は、直線状になっている。相変化層−電極配列と、ワード線となる選択能動素子23のゲート電極(ワード線)5と、線状のグランド配線11と、は一方向(図1においてX方向)に、かつ平行に延在している。複数の相変化層−電極配列とグランド配線11とは交互に配列されており、相変化層−電極配列とグランド配線11の間にそれぞれゲート電極5が配されている。ビット線16は、ゲート電極5と直交するように配列されていると好ましい。また、ビット線16とゲート電極5とは、それぞれ等間隔に配列されていると好ましい。
なお、本実施形態においては、相変化層−電極配列は、相変化層12が相変化領域12a毎に分離され、相変化層12と第1電極13及び第2電極14とが側面同士を電気的に接触させ、同一層を形成するように配されているが、別の形態として、複数の相変化領域12aを有する相変化層12に対して、その下面側又は上面側に複数の第1電極13及び第2電極14を電気的に接続してもよい。
図4(a)に、半導体基板1に活性化領域3を形成した状態の概略平面図を示す。活性化領域3は、半導体基板1において素子分離領域2によって帯状に画定されている。活性化領域3は、相変化層−電極配列の少なくとも一部、ゲート電極5及びグランド配線11の延在方向に対して平行とならないように形成されている。例えば、図1に示すような上面図において、活性化領域3の延在方向(例えば活性化領域3の二等分線の延在方向)又は第1不純物拡散領域3aと第2不純物拡散領域3bの配列方向と、同一の相変化層12に電気的に接続された一対の第1電極13と第2電極14の配列方向(又は両者の重心を結ぶ線)又は1つの相変化層−電極配列における第1電極13もしくは第2電極14の点線状の配列方向とのなす角度θは、0°又は180°とはなっていない。角度θは、25°〜155°であると好ましい。本実施形態のように、相変化層−電極配列が直線状である場合には、角度θは、25°〜65°又は115°〜155°にすると好ましく、より好ましくは45°又は135°にする。さらに、本実施形態においては、相変化層−電極配列の延在方向とゲート電極5の偏在方向とは平行であるので、角度θは、活性化領域3の延在方向とゲート電極5の延在方向とのなす角度にも相当する。
本実施形態においては、1つの活性化領域3は、2本のゲート電極5と交差している。1つの活性化領域3において、両端に第1不純物拡散領域3aが形成され、中央に第2不純物拡散領域3b(例えばソース電極)が形成されている。1つの活性化領域3の両端にある2つの第1不純物拡散領域3aは、それぞれ異なる相変化層−電極配列と電気的に接続されている。1つの活性化領域3において、交差する2本のゲート電極5、2つの第1不純物拡散領域3a及び第2不純物拡散領域3bを用いて、第2不純物拡散領域3bを共用するように2つの選択トランジスタ23が形成されている。
複数の活性化領域3は、それぞれ平行に形成されており、ビット線16(1本おきに)の延在方向に沿って規則的に配列されていると共に、ゲート電極5の延在方向に沿っても規則的に配列されている。図1〜図3において、第1不純物拡散領域3a(又はセルコンタクト9)は、半導体基板1においてが格子状に規則的に配列されている。
活性化領域3の幅w1は、0.5F〜2Fとすると好ましい。活性化領域3のX方向の長さl1は、3F〜6Fとすると好ましい。X方向に隣接する2つの活性化領域間の距離d1は、1F〜4Fにすると好ましい。ビット線16の延在方向(図1に示すY方向)に隣接する2つの活性化領域3間の距離d2は、2.5F〜6Fにすると好ましい。
図5(a)に、半導体基板1上にゲート電極(ワード線)5を形成した状態の概略平面図を示す。ゲート電極5の幅w3は、0.5F〜2Fにすると好ましい。また、隣接する2つのゲート電極5の距離d3は、0.5F〜2Fにすると好ましい。
1つの第1不純物拡散領域3aは、1つの第1電極13を介して、該第1電極13に隣接する2つの相変化層12と電気的に接続されている。すなわち、2つのメモリ部22a,22bは、1つの選択トランジスタ23及び第1電極13を共有することができる。
本発明によれば、例えば4F×4Fの領域に2つのメモリ部22a,22bを構成することができる。すなわち、横型相変化メモリ装置21において、実質8F2のセルサイズを実現することが可能となる。また、本発明においては、複数のゲート電極(ワード線)5と複数のビット線16とは、それぞれ等間隔に配列され、また、ゲート電極(ワード線)5とビット線16とは直交している。これにより、周辺回路を効率よく配置することができ、相変化メモリ装置21の高集積化を実現することができる。
なお、選択トランジスタ23の共有化に際し、メモリ部22の抵抗値が選択トランジスタ23のオン抵抗に比べて低い場合、選択されていないビット線は電気的に開放(OPEN)状態にしておいてもよい。例えば選択されていない側のビット線が接地状態にあれば、選択ビット線→選択セル→非選択セル→非選択ビット線の間で閉回路が形成され不要な電流が流れ、情報読み出しおよび情報書込み時の特性を悪化させるが、選択されていないビット線を開放状態にすることでこのような問題は回避される。また、選択トランジスタ23を共有しない(他方のメモリ部を形成しない)ようにすれば、上記問題は回避できるが、その場合、セル集積度は16F2程度となる。
次に、本発明の第1実施形態に係る相変化メモリ装置の製造方法について説明する。図4〜図12に、図1〜図3に示す本発明の第1実施形態に係る相変化メモリ装置の製造方法の概略工程図を示す。なお、図4〜図12において、図(a)は、図1に示す平面に相当する部分の概略平面図であり、図(b)は、図1に示すII−II線における断面に相当する部分の概略断面図であり、図(c)は、図1に示すIII−III線における断面に相当する部分の概略断面図である。また、図(a)においては、ゲート電極5のサイドウォール6及びゲート電極保護絶縁膜7、下部絶縁層18及び上部絶縁層19の図示は省略してある。
まず、半導体基板1(例えばp型シリコン基板)に、例えばSTI(Shallow Trench Isolation)等の方法により素子分離領域2を形成し、これにより帯状の複数の活性化領域3を形成する(図4)。
次に、半導体基板1上に、X方向に沿って複数のゲート絶縁膜4、ゲート電極(ワード線)5及びゲート電極保護絶縁膜7を形成すると共に、活性化領域3に第1不純物拡散領域3a及び第2不純物拡散領域3bを形成する(図5)。ゲート絶縁膜4、ゲート電極(ワード線)5、ゲート電極保護絶縁膜7、第1不純物拡散領域3a及び第2不純物拡散領域3bは、例えば、以下の方法で形成することができる。まず、半導体基板1上全面にゲート絶縁膜4の基となる層を形成する。次に、ゲート絶縁膜4の基となる層上に、ゲート電極5の基となるポリシリコン膜、タングステンシリサイド膜、タングステン膜及び窒化タングステン膜を順次積層する。さらに、その上に、ゲート電極保護絶縁膜7(例えばシリコン窒化膜)の基となる層を積層する。次に、この積層体を直線状にパターニングすることによって、ゲート絶縁膜4、ゲート電極(ワード線)5及びゲート電極保護絶縁膜7を形成する。次に、活性化領域3に、不純物(例えばボロン(B)等)をイオン注入法等によって注入し、選択トランジスタ23のドレイン電極及びソース電極となる第1不純物拡散領域3a及び第2不純物拡散領域3bを形成する。
次に、ゲート電極5の両側にサイドウォール6を形成すると共に、活性化領域3の第1不純物拡散領域3a及び第2不純物拡散領域3b上に、下部コンタクト8を形成する(図6)。例えば、サイドウォール6は、全面に26nm程度の厚みを有するシリコン窒化膜を形成した後、これをエッチバックすることにより形成することができる。また、下部コンタクト8は、第1不純物拡散領域3a及び第2不純物拡散領域3b上に、Siをエピタキシャル成長させたシリコンエピタキシャル層として形成することができる。
次に、第1不純物拡散領域3a上の下部コンタクト8上にセルコンタクト9を形成し、第2不純物拡散領域3b上の下部コンタクト8上にグランド配線コンタクト10を形成する(図7)。例えば、まず、全面に所定の厚みを有するBPSG(Boro-Phospho Silicate Glass)からなる第1下部絶縁層18aを形成する。次に、下部コンタクト8上に、リソグラフィ技術を用いて、エッチングにより第1下部絶縁層18aを貫通するコンタクトホールを形成する。次に、コンタクトホール内をDOPOS(Doped Poly-Silicon)等の導電性材料で埋める。次に、堆積したDOPOS等をCMP等により平坦化して、DOPOSをコンタクトホールの内部にのみ残すことにより、セルコンタクト9及びグランド配線コンタクト10を形成する。
次に、グランド配線コンタクト10上にグランド配線11を形成する(図8)。例えば、まず、全面に所定の厚みを有するBPSGからなる第2下部絶縁層18bを形成する。次に、リソグラフィ技術を用いてグランド配線コンタクト10が露出するように、エッチングにより、第2下部絶縁層18bに凹型の溝を形成する。次に、タングステン(W)等のグランド配線11の材料を堆積し、CMP法等により研磨・平坦化することにより、グランド配線11を形成する。
次に、第1電極13と第1不純物拡散領域3aとを電気的に接続するためのコンタクトプラグ17を形成する(図9)。例えば、まず、全面に所定の厚みを有するBPSGからなる第3下部絶縁層18cを形成する。次に、リソグラフィ技術を用いてセルコンタクト9が露出するように、エッチングにより、第3下部絶縁層18cを貫通するコンタクトホールを形成する。次に、コンタクトホール内をタングステン(W)等の導電性材料で埋めることにより、コンタクトプラグ17を形成する。このとき、コンタクトプラグ17の中心位置とセルコンタクト9の中心位置とを一致させると好ましい。
次に、コンタクトプラグ17上に第1電極13を形成し、ビット線16の下方となる位置に第2電極14を形成する(図10)。例えば、まず、全面に所定の厚みを有するBPSGからなる第1上部絶縁層19aを堆積する。次に、リソグラフィ技術を用いて、エッチングにより、第1上部絶縁層19aの所定の位置に凹部を形成する。第1電極13を形成する位置においては、コンタクトプラグ17が露出するようにする。次に、該凹部に、窒化シリコン(SiN)を堆積、エッチングすることにより窒化シリコンのサイドウォールを形成する。こうすることで、電極を形成する領域を最小加工寸法F以下に形成することが可能となる。次に、凹部にスパッタ法等によりタングステン(W)等の導電性材料を堆積する。次に、第1上部絶縁層19aと同等の高さとなるようにCMP法等を用いて研磨及び平坦化することにより、第1電極13及び第2電極14を形成する。次に、リソグラフィ技術を用いて、X方向に沿って第1電極13と第2電極14との間に存在する第1上部絶縁層19aのみをエッチングにより選択的除去する。
次に、第1電極13と第2電極14との間に相変化層12を形成する(図11)。例えば、まず、第1電極13と第2電極14との間に、Ge2Sb2Te5等の相変化層12の材料を堆積する。次に、CMP法やエッチバック法等により、堆積した材料を研磨及び平坦化することにより、相変化層12の高さと電極13,14の高さを同じにする。次に、リソグラフィ技術を用いて、相変化層12の一部をエッチングして、相変化層12にY方向に沿って延在する溝を形成する。ここで、薄膜化された相変化層12の溝の底部が相変化領域12aとなる。相変化層12の幅は、電極13,14の幅w4と同一にすると好ましい。
次に、第2電極14上に、ビット線コンタクト15を形成する(図12)。例えば、まず、全面に所定の厚みを有するBPSGからなる第2上部絶縁層19bを形成する。次に、リソグラフィ技術を用いて第2電極14上に、エッチングによりスルーホールを形成する。次に、スルーホール内にタングステン(W)等の導電性材料を堆積し、上部をCMP法等によって平坦化することにより、ビット線コンタクト15を形成する。
次に、ビット線コンタクト15上に、ビット線16を形成する。例えば、まず、基板全面に所定の厚みを有するBPSGからなる第3上部絶縁層(不図示)を形成する。次に、リソグラフィ技術を用いてビット線コンタクト15が露出するように、エッチングにより凹部を形成する。次に、アルミニウム(Al)等のビット線材料を堆積しCMP法等により研磨及び平坦化することにより、ビット線16を形成する。次に、更に、BPSG等の第4上部絶縁層(不図示)を堆積することで、図1〜図3に示すような横型相変化メモリ装置21を製造することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る相変化メモリ装置について説明する。図13に、本発明の第2実施形態に係る相変化メモリ装置の概略平面図(半導体基板の上面概略投影図)を示す。図14に、活性化領域3の延在方向に沿う図13のXIV−XIV線における概略断面図を示し、図15に、ワード線(ゲート電極)5の延在方向に沿う図13のXV−XV線における概略断面図を示す。なお、図13〜図15において、第1実施形態と同じ要素には同じ符号を付してある。また、図13においては、ゲート電極5のサイドウォール6及びゲート電極保護絶縁膜7、下部絶縁層18及び上部絶縁層19の図示は省略してあると共に、下層に存在する活性化領域3、セルコンタクト9及びグランド配線コンタクト10の位置を示すために、これらの要素を細線で示してある。
図13に示すような上面投影において、第1実施形態においては、相変化層、第1電極及び第2電極からなる相変化層−電極配列は、ゲート電極と平行に直線的に延在していたが、本実施形態においては、隣接する2つの相変化層32と、これらに挟まれる第1電極33又は第2電極34とは、L字形となっており、相変化層−電極配列は、ゲート電極5に沿ってジグザグ状に延在している。第1不純物拡散領域3aと電気的に接続される第1電極33は、第1実施形態と同様にして、第1不純物拡散領域3a上方(好ましくは真上)に配されている。これにより、1つの相変化層−電極配列における複数の第1電極33は、直線状に配列され、またゲート電極5(X方向)と平行に配列されている。同様に、1つの相変化層−電極配列における複数の第2電極34及び相変化層32も、直線状に配列され、またゲート電極5(X方向)と平行に配列されている。一方、ビット線16と電気的に接続される第2電極34は、ビット線16の下方(好ましくは真下)に配されることは第1実施形態と同様であるが、X方向に沿って隣接する2つの第1電極33を結ぶ線上には配されていない。隣接する第1電極33と第2電極34とを結ぶ線は、ゲート電極5(X方向)と平行になっていない。少なくとも隣接する2つの第2電極34のうち一方は、複数の相変化層12の長さが均一になるように、ゲート電極5(X方向)と平行に配列されると好ましい。
本実施形態においては、相変化層−電極配列の全体的な延在方向(例えば、1つの相変化層−電極配列における第1電極33又は第3電極34の点線状の配列方向)と活性化領域3の延在方向とは平行になっていない。例えば、相変化層−電極配列の全体的な延在方向(図13においてはX方向)と、活性化領域の延在方向とのなす角度は、0°又は180°とはなっておらず、好ましくは25°〜155°であり、より好ましくは25°〜65°又は115°〜155°であり、さらに好ましくは45°又は135°である。また、相変化層−電極配列の少なくとも一部の部分的な延在方向と、活性化領域3の延在方向とは平行になっていない。例えば、同一の相変化層32に電気的に接続された一対の第1電極33と第2電極34の配列方向(又は両者の重心を結ぶ線の延在方向)と、活性化領域3の延在方向とのなす角度は、一方が70°〜110°(好ましくは90°)及び他方が−20°〜20°(好ましくは0°)とすると好ましい。
図13〜図15に示す本実施形態においては、隣接する2つの第2電極34のうち一方は、第2不純物拡散領域3bの上方(好ましくは真上)に配されている。この場合、例えば、活性化領域3の延在方向がX方向に対して45°であり、第2電極34の一方が第2不純物拡散領域3b上方に配されるようにした場合、隣接する第1電極33と第2電極34とを結ぶ線は、それぞれ、活性化領域3の延在方向と平行及び垂直となる。
図13〜図15に示す形態においては、1つの相変化層−電極配列における複数の第2電極34は、同一直線上に配列されているが、2列(2つの直線上)に配されてもよい(すなわち、1つの電極とそれに接続された2つの相変化層が直線状になってもよい)。例えば、第2不純物拡散領域3b上に配された第2電極34が、第1電極33に対して図1の上側に配され、第2不純物拡散領域3b上に配されていない第2電極34が、第1電極33に対して図1の下側に配されてもよい。
図16(a)に、第1電極33及び第2電極34を形成した状態の概略平面図を示す。
第1電極33及び第2電極34は、好ましくは、長方形ないし正方形とする。第1電極33及び第2電極34が長方形ないし正方形である場合、一辺がX方向に対して25°〜65°(又は115°〜155°)傾かせると好ましい。また、第1電極33及び第2電極34の一辺の長さl5及び幅w5は、0.5F〜2Fにすると好ましい。
第1電極33及び第2電極34は、好ましくは、長方形ないし正方形とする。第1電極33及び第2電極34が長方形ないし正方形である場合、一辺がX方向に対して25°〜65°(又は115°〜155°)傾かせると好ましい。また、第1電極33及び第2電極34の一辺の長さl5及び幅w5は、0.5F〜2Fにすると好ましい。
本実施形態において、相変化領域32aは、相変化層32に接続された第1電極33と第2電極34を結ぶ線に対して垂直方向に延在する溝の底部となっている。
本実施形態におけるその他の形態については、第1実施形態と同様である。
本実施形態によれば、第1実施形態に比べて、相変化領域32aを広くとることができると共に、隣接する電極33,34間の距離を短くすることができ、より高集積化することができる。また、本実施形態によっても、2つのメモリ部42a,42bで1つの選択トランジスタを共有することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る相変化メモリ装置の製造方法について説明する。図16〜図18に、図13〜図15に示す本発明の第2実施形態に係る相変化メモリ装置の製造方法の概略工程図を示す。なお、図16〜図18において、図(a)は、図13に示す平面に相当する部分の概略平面図であり、図(b)は、図13に示すXIV−XIV線における断面に相当する部分の概略断面図であり、図(c)は、図13に示すXV−XV線における断面に相当する部分の概略断面図である。また、図(a)においては、ゲート電極5のサイドウォール6及びゲート電極保護絶縁膜7、下部絶縁層18及び上部絶縁層19の図示は省略してある。
まず、図4〜図9に示す第1実施形態に係る工程と同様にして、中間製品を製造する。次に、コンタクトプラグ17上に第1電極33を形成し、ビット線16の下方となる位置に第2電極34を形成する(図16)。例えば、まず、全面にBPSG等の第1上部絶縁層19aを堆積する。次に、リソグラフィ技術を用いて、エッチングにより、第1上部絶縁層19aの所定の位置に凹部を形成する。第1電極33を形成する位置においては、コンタクトプラグ17が露出するようにする。次に、凹部にスパッタ法等によりタングステン(W)等の導電性材料を堆積する。次に、第1上部絶縁層19aと同等の高さとなるようにCMP法等を用いて研磨及び平坦化することにより、第1電極33及び第2電極34を形成する。次に、リソグラフィ技術を用いて、相変化層32を形成する第1電極33と第2電極34との間に存在する第1上部絶縁層19aのみをエッチングにより選択的除去する。
次に、第1電極33と第2電極34との間に相変化層32を形成する(図17)。例えば、まず、第1電極33と第2電極34との間に、Ge2Sb2Te5等の相変化層32の材料を堆積する。次に、CMP法やエッチバック法等により、堆積した材料を研磨及び平坦化することにより、相変化層32の高さと電極33,34の高さを同じにする。次に、リソグラフィ技術を用いて、相変化層32の一部をエッチングにより薄膜化して、相変化層32に相変化領域32aを形成する。
図12に示す第1実施形態に係る工程と同様にして、第2電極34上に、ビット線コンタクト35を形成する。次に、第1実施形態に係る工程と同様にして、ビット線コンタクト35上に、ビット線16を形成する。次に、更に、第1実施形態に係る工程と同様にして、最上層に上部絶縁層の一部を堆積することで、図13〜図15に示すような横型相変化メモリ装置41を製造することができる。
上記実施形態においては、抵抗可変材料として、相変化材料を例にして説明したが、本発明における抵抗可変材料は、相変化材料に限定されるものではない。例えば、抵抗可変材料としては、この他に、例えば、酸化チタン(TiO2)、酸化ニッケル(NiO)、酸化銅(CuO)、あるいはそれ以上の多元素により構成された金属酸化物を主に用いる抵抗変化材料等を使用することができる。
本発明の不揮発性メモリ装置は、上記実施形態に基づいて説明されているが、上記実施形態に限定されることなく、本発明の範囲内において、かつ本発明の基本的技術思想に基づいて、上記実施形態に対し種々の変形、変更及び改良を含むことができることはいうまでもない。また、本発明の請求の範囲の枠内において、種々の開示要素の多様な組み合わせ・置換ないし選択が可能である。
本発明のさらなる課題、目的及び展開形態は、請求の範囲を含む本発明の全開示事項からも明らかにされる。
1 半導体基板
2 素子分離領域
3 活性化領域
3a 第1不純物拡散領域
3b 第2不純物拡散領域
4 ゲート絶縁膜
5 ゲート電極(ワード線)
6 サイドウォール
7 ゲート電極保護絶縁膜
8 下部コンタクト
9 セルコンタクト
10 グランド配線コンタクト
11 グランド配線
12,32 相変化層(抵抗可変層)
12a,32a 相変化領域(抵抗可変領域)
13,33 第1電極
14,34 第2電極
15,35 ビット線コンタクト
16 ビット線
17 コンタクトプラグ
18 下部絶縁層
18a〜18c 第1〜第3下部絶縁層
19 上部絶縁層
19a〜19b 第1〜第2上部絶縁層
21,41 相変化メモリ装置(不揮発性メモリ装置)
22a,22b,42a,42b メモリ部
23 選択トランジスタ(選択能動素子)
2 素子分離領域
3 活性化領域
3a 第1不純物拡散領域
3b 第2不純物拡散領域
4 ゲート絶縁膜
5 ゲート電極(ワード線)
6 サイドウォール
7 ゲート電極保護絶縁膜
8 下部コンタクト
9 セルコンタクト
10 グランド配線コンタクト
11 グランド配線
12,32 相変化層(抵抗可変層)
12a,32a 相変化領域(抵抗可変領域)
13,33 第1電極
14,34 第2電極
15,35 ビット線コンタクト
16 ビット線
17 コンタクトプラグ
18 下部絶縁層
18a〜18c 第1〜第3下部絶縁層
19 上部絶縁層
19a〜19b 第1〜第2上部絶縁層
21,41 相変化メモリ装置(不揮発性メモリ装置)
22a,22b,42a,42b メモリ部
23 選択トランジスタ(選択能動素子)
Claims (19)
- 複数の選択能動素子と、
複数のメモリ部と、を備え、
前記選択能動素子は、半導体基板に形成された活性化領域に形成された第1不純物拡散領域及び第2不純物拡散領域を有し、
前記メモリ部は、前記第1不純物拡散領域に電気的に接続された第1電極と、前記第1電極に電気的に接続された抵抗可変層と、前記抵抗可変層に電気的に接続された第2電極と、を有し、
複数のメモリ部のうちの少なくとも1つのメモリ部における前記第1電極及び前記第2電極の配列方向と、前記第1不純物拡散領域及び前記第2不純物拡散領域の配列方向とは平行ではないことを特徴とする不揮発性メモリ装置。 - 前記活性化領域は、前記半導体基板において帯状に延在することを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
- 半導体基板と、
前記半導体基板に形成され、帯状に延在する複数の活性化領域と、
前記活性化領域に形成され、第1不純物拡散領域及び第2不純物拡散領域を有する複数の選択能動素子と、
前記第1不純物拡散領域に電気的に接続された複数の第1電極と、
前記第1電極に電気的に接続された抵抗可変層と、
前記抵抗可変層に電気的に接続された複数の第2電極と、を備え、
複数の前記第1電極及び複数の前記第2電極のうち、同一の可変抵抗層に電気的に接続された少なくとも1対の第1電極及び第2電極の配列方向と、前記活性化領域の延在方向とは、平行ではないことを特徴とする不揮発性メモリ装置。 - 半導体基板と、
前記半導体基板に形成され、帯状に延在する複数の活性化領域と、
前記活性化領域に形成され、第1不純物拡散領域及び第2不純物拡散領域を有する複数の選択能動素子と、
前記第1不純物拡散領域に電気的に接続された複数の第1電極と、
前記第1電極に電気的に接続された抵抗可変層と、
前記抵抗可変層に電気的に接続された複数の第2電極と、を備え、
複数の前記第1電極及び複数の前記第2電極のうち、1つの他方の電極と対をなす2つの一方の電極の配列方向と、前記活性化領域の延在方向とは平行ではないことを特徴とする不揮発性メモリ装置。 - 前記第1電極及び前記第2電極のうち、少なくとも一方の1つの電極に対して2つの抵抗可変層が電気的に接続されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の不揮発性メモリ装置。
- 複数の前記抵抗可変層、及び前記抵抗可変層に電気的に接続された複数の前記第1電極及び複数の前記第2電極は、前記抵抗可変層を介して前記第1電極と前記第2電極とが互い違いに配列された複数の抵抗可変層−電極配列を形成することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の不揮発性メモリ装置。
- 前記抵抗可変層−電極配列は、前記半導体基板面に対して平行に延在することを特徴とする請求項6に記載の不揮発性メモリ装置。
- 前記抵抗可変層−電極配列の少なくとも一部は、前記半導体基板の上面投影において、前記活性化領域と平行でないことを特徴とする請求項6又は7に記載の不揮発性メモリ装置。
- 前記抵抗可変層−電極配列は、前記半導体基板の上面投影において直線状をなすことを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載の不揮発性メモリ装置。
- 前記抵抗可変層−電極配列は、前記半導体基板の上面投影においてジグザグ状をなすことを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載の不揮発性メモリ装置。
- 1つの前記活性化領域に形成された2つの前記第1不純物拡散領域は、それぞれ異なる前記抵抗可変層−電極配列と電気的に接続されることを特徴とする請求項6〜10のいずれか一項に記載の不揮発性メモリ装置。
- 前記第1電極は、前記半導体基板の上面投影において、前記第1不純物拡散領域の少なくとも一部と重複することを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の不揮発性メモリ装置。
- ビット線をさらに備え、
前記第2電極は、前記半導体基板の上面投影において、前記ビット線の少なくとも一部と重複することを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の不揮発性メモリ装置。 - 前記選択能動素子は、ワード線となるゲート電極をさらに有し、
1つの前記活性化領域は、2つの前記ゲート電極と交差することを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の不揮発性メモリ装置。 - 1つの前記活性化領域において、前記第1不純物拡散領域は、前記活性化領域の両端にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の不揮発性メモリ装置。
- 前記第1不純物拡散領域は、前記半導体基板において格子状に配列されていることを特徴とする請求項1〜15のいずれか一項に記載の不揮発性メモリ装置。
- 複数の前記活性化領域は、隣接する2本のビット線のうち、いずれか一方のビット線に沿って配列されていることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一項に記載の不揮発性メモリ装置。
- 複数のメモリ部のうちの少なくとも1つのメモリ部における前記第1電極と前記第2電極の配列方向と、前記第1不純物拡散領域と前記第2不純物拡散領域の配列方向とのなす角度、
複数の前記第1電極及び複数の前記第2電極のうち、同一の可変抵抗層に電気的に接続された少なくとも1対の第1電極と第2電極の配列方向と、前記活性化領域の延在方向とのなす角度、又は
複数の前記第1電極及び複数の前記第2電極のうち、1つの他方の電極と対をなす2つの一方の電極の配列方向と、前記活性化領域の延在方向とのなす角度は、25°〜155°であることを特徴とする請求項1〜17のいずれか一項に記載の不揮発性メモリ装置。 - 前記抵抗可変層は、相変化材料を有する相変化層であることを特徴とする請求項1〜18のいずれか一項に記載の不揮発性メモリ装置。
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