JP2010120532A - 車両用車線逸脱防止システム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、運転者が握っている操舵ハンドルに直接力を加えることなく車線逸脱を防止し、運転者に違和感を与えることがないとともに、急なアシストが発生する頻度が少なくして走行安定性を向上し得ることを目的としている。
【解決手段】このため、車線検出手段と、車線検出手段の車線情報で判定する車線逸脱判定手段と、操舵ハンドルの操舵入力軸と、転舵輪の転舵出力軸と、操舵入力軸と転舵出力軸との回転角の伝達比を変化させて転舵出力軸を回転させる伝達比可変アクチュエータと、操作力軽減アクチュエータと、伝達比可変アクチュエータ及び操作力軽減アクチュエータを制御するアクチュエータ制御手段とを備えた車両用車線逸脱防止システムにおいて、アクチュエータ制御手段は、車線逸脱判定手段で逸脱と判定された場合に伝達比可変アクチュエータを制御して車線逸脱を防止する。
【選択図】図1
【解決手段】このため、車線検出手段と、車線検出手段の車線情報で判定する車線逸脱判定手段と、操舵ハンドルの操舵入力軸と、転舵輪の転舵出力軸と、操舵入力軸と転舵出力軸との回転角の伝達比を変化させて転舵出力軸を回転させる伝達比可変アクチュエータと、操作力軽減アクチュエータと、伝達比可変アクチュエータ及び操作力軽減アクチュエータを制御するアクチュエータ制御手段とを備えた車両用車線逸脱防止システムにおいて、アクチュエータ制御手段は、車線逸脱判定手段で逸脱と判定された場合に伝達比可変アクチュエータを制御して車線逸脱を防止する。
【選択図】図1
Description
この発明は車両用車線逸脱防止システムに係り、特に運転者が握っている操舵ハンドルに直接力を加えることなく、車線逸脱を防止して運転者に違和感を与えることがないとともに、急なアシストが発生する頻度が少なくして走行安定性の向上を図る車両用車線逸脱防止システムに関するものである。
車両においては、車両用車線逸脱防止システムを備えたものがある(特許文献1参照。)。
そして、この特許文献1に開示されるものは、車線から車両が逸脱しそうになったら、車両が車線逸脱を防止する方向にEPS(「電動パワーステアリング」ともいう。)のアシスト力を増加させ、車両の逸脱を防止している。
そして、この特許文献1に開示されるものは、車線から車両が逸脱しそうになったら、車両が車線逸脱を防止する方向にEPS(「電動パワーステアリング」ともいう。)のアシスト力を増加させ、車両の逸脱を防止している。
ところで、従来の車両用車線逸脱防止システムにおいては、運転者が車線中心を走っているつもりでも、上記の車両用車線逸脱防止システムの車線逸脱判定によって運転者の手にアシスト力が加わることがあり、不快な思いをするという不都合がある。
このとき、上述した不快な思いを回避するために、前記車両用車線逸脱防止システムの車線逸脱判定を緩く設定した場合には、車線逸脱直前にアシスト力が発生するため、急なアシストが発生してしまい、運転者にとって良い支援システムとは言えないという不都合がある。
また、前記車両用車線逸脱防止システムは、車線逸脱を防止するためにアシスト用モータを駆動して操舵ハンドルを切ろうと動作するが、運転者が操舵ハンドルを一定舵角で保持している場合には、車線逸脱防止機能の効果を発揮することができないという不都合がある。
このとき、上述した不快な思いを回避するために、前記車両用車線逸脱防止システムの車線逸脱判定を緩く設定した場合には、車線逸脱直前にアシスト力が発生するため、急なアシストが発生してしまい、運転者にとって良い支援システムとは言えないという不都合がある。
また、前記車両用車線逸脱防止システムは、車線逸脱を防止するためにアシスト用モータを駆動して操舵ハンドルを切ろうと動作するが、運転者が操舵ハンドルを一定舵角で保持している場合には、車線逸脱防止機能の効果を発揮することができないという不都合がある。
この発明の目的は、運転者が握っている操舵ハンドルに直接力を加えることなく車線逸脱を防止し、運転者に違和感を与えることがないとともに、急なアシストが発生する頻度が少なくして走行安定性を向上し得る車両用車線逸脱防止システムを実現することにある。
そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、車両の走行する道路上に標示された車線を検出する車線検出手段と、この車線検出手段により検出された車線情報に基づいて自車両の車線逸脱の可能性を判定する車線逸脱判定手段と、操舵ハンドルの回動操作に伴って一体的に回転する操舵入力軸と、転舵輪を転舵する転舵機構に接続される転舵出力軸と、前記操舵入力軸の回転角に対する前記転舵出力軸の回転角の伝達比を変化させて前記転舵出力軸を回転させる伝達比可変アクチュエータと、運転者による前記操舵ハンドルの操作力を軽減するためのトルクを発生する操作力軽減アクチュエータと、前記伝達比可変アクチュエータおよび操作力軽減アクチュエータの作動を制御するアクチュエータ制御手段とを備えた車両用車線逸脱防止システムにおいて、前記アクチュエータ制御手段は、車線逸脱判定手段より逸脱であると判定された場合には、前記伝達比可変アクチュエータを制御することにより車線逸脱を防止することを特徴とする。
以上詳細に説明した如くこの発明によれば、車両の走行する道路上に標示された車線を検出する車線検出手段と、車線検出手段により検出された車線情報に基づいて自車両の車線逸脱の可能性を判定する車線逸脱判定手段と、操舵ハンドルの回動操作に伴って一体的に回転する操舵入力軸と、転舵輪を転舵する転舵機構に接続される転舵出力軸と、操舵入力軸の回転角に対する転舵出力軸の回転角の伝達比を変化させて転舵出力軸を回転させる伝達比可変アクチュエータと、運転者による操舵ハンドルの操作力を軽減するためのトルクを発生する操作力軽減アクチュエータと、伝達比可変アクチュエータおよび操作力軽減アクチュエータの作動を制御するアクチュエータ制御手段とを備えた車両用車線逸脱防止システムにおいて、アクチュエータ制御手段は、車線逸脱判定手段より逸脱であると判定された場合には、伝達比可変アクチュエータを制御することにより車線逸脱を防止する。
従って、運転者が握っている操舵ハンドルに直接力を加えることなく、伝達比可変アクチュエータのみを用いて車線逸脱を防止することができるので、運転者に違和感を与えることがない。
これにより、ハンドル操作量とは無関係に車線逸脱の防止が可能であるため、運転者がハンドルを一定舵角に保持したとしても車線逸脱を防止できる。
また、前記伝達比可変アクチュエータのみを用いて車線逸脱を防止する場合には、車線逸脱警報を出さないので運転者が煩わしさを感じることがない。
更に、急なアシストが発生する頻度が少なくなるため、走行安定性が向上する。
従って、運転者が握っている操舵ハンドルに直接力を加えることなく、伝達比可変アクチュエータのみを用いて車線逸脱を防止することができるので、運転者に違和感を与えることがない。
これにより、ハンドル操作量とは無関係に車線逸脱の防止が可能であるため、運転者がハンドルを一定舵角に保持したとしても車線逸脱を防止できる。
また、前記伝達比可変アクチュエータのみを用いて車線逸脱を防止する場合には、車線逸脱警報を出さないので運転者が煩わしさを感じることがない。
更に、急なアシストが発生する頻度が少なくなるため、走行安定性が向上する。
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
図1及び図2はこの発明の実施例を示すものである。
図2において、1は車両用車線逸脱防止システムである。
この車両用車線逸脱防止システム1は、図示しない車両の走行する道路上に標示された車線を検出する車線検出手段2と、この車線検出手段2により検出された車線情報に基づいて自車両の車線逸脱の可能性を判定する車線逸脱判定手段3と、操舵ハンドル(単に「ハンドル」とも記載する。)4の回動操作に伴って一体的に回転する操舵入力軸5と、転舵輪6を転舵する転舵機構7に接続される転舵出力軸8と、前記操舵入力軸5の回転角に対する前記転舵出力軸8の回転角の伝達比を変化させて前記転舵出力軸8を回転させる伝達比可変アクチュエータ(「EPS VGR機構」ともいう。)9と、運転者による前記操舵ハンドル4の操作力を軽減するためのトルクを発生する操作力軽減アクチュエータ10と、前記伝達比可変アクチュエータ9および操作力軽減アクチュエータ10の作動を制御するアクチュエータ制御手段11とを備えている。
図2において、1は車両用車線逸脱防止システムである。
この車両用車線逸脱防止システム1は、図示しない車両の走行する道路上に標示された車線を検出する車線検出手段2と、この車線検出手段2により検出された車線情報に基づいて自車両の車線逸脱の可能性を判定する車線逸脱判定手段3と、操舵ハンドル(単に「ハンドル」とも記載する。)4の回動操作に伴って一体的に回転する操舵入力軸5と、転舵輪6を転舵する転舵機構7に接続される転舵出力軸8と、前記操舵入力軸5の回転角に対する前記転舵出力軸8の回転角の伝達比を変化させて前記転舵出力軸8を回転させる伝達比可変アクチュエータ(「EPS VGR機構」ともいう。)9と、運転者による前記操舵ハンドル4の操作力を軽減するためのトルクを発生する操作力軽減アクチュエータ10と、前記伝達比可変アクチュエータ9および操作力軽減アクチュエータ10の作動を制御するアクチュエータ制御手段11とを備えている。
前記車線検出手段2は、図2に示す如く、例えば、レーン逸脱警報用カメラからなる。
また、前記車線逸脱判定手段3は、「レーン逸脱警報ECU」とも言われるものであり、前記車線検出手段2の検出した車線情報(「白線情報」ともいう。)を入力し、この車線情報に基づいて自車両の車線逸脱の可能性があるか否かを判定する。
更に、前記操舵ハンドル4は、図2に示す如く、操舵入力軸5を介してステアリングコラム12に連絡している。
前記転舵輪6は、左右の第1、第2転舵輪6−1、6−2からなる。
そして、これらの第1、第2転舵輪6−1、6−2を、第1、第2転舵輪軸13−1、13−2を介して前記転舵機構7に連絡している。
このとき、この転舵機構7は、ラック・アンド・ピニオン構造のステアリングギアボックス14を有し、このステアリングギアボックス14に前記転舵出力軸8が接続されるとともに、前記第1、第2転舵輪軸13−1、13−2を介して前記第1、第2転舵輪6−1、6−2が接続されている。
前記ステアリングコラム12と前記転舵機構7のステアリングギアボックス14との間には、前記伝達比可変アクチュエータ9を配設する。
この伝達比可変アクチュエータ9は、「EPS VGR機構」や「バリアブルギアレシオ機構の付いたEPSシステム」と言われるものである。
そして、「EPS」は「電動パワーステアリング」と言われる一方、「VGR」は「可変ステアリングギヤレシオ機構」とも言われる。
また、前記操作力軽減アクチュエータ10は、図2に示す如く、前記ステアリングコラム12近傍に配設されるEPSアシスト用モータからなり、このEPSアシスト用モータからなる前記操作力軽減アクチュエータ10を駆動して運転者による前記操舵ハンドル4の操作力を軽減するためのトルクを発生させている。
そして、前記アクチュエータ制御手段11は、「EPS ECU」とも言われるものであり、前記車線逸脱判定手段3を接続して前記車線検出手段2により検出された車線情報に基づいたレーン逸脱情報を入力する。
また、前記アクチュエータ制御手段11は、前記伝達比可変アクチュエータ9および操作力軽減アクチュエータ10を接続して、伝達比可変アクチュエータ9にVRG制御信号を出力するとともに、操作力軽減アクチュエータ10にはアシスト制御信号を出力し、これらの伝達比可変アクチュエータ9および操作力軽減アクチュエータ10の作動を制御する。
また、前記車線逸脱判定手段3は、「レーン逸脱警報ECU」とも言われるものであり、前記車線検出手段2の検出した車線情報(「白線情報」ともいう。)を入力し、この車線情報に基づいて自車両の車線逸脱の可能性があるか否かを判定する。
更に、前記操舵ハンドル4は、図2に示す如く、操舵入力軸5を介してステアリングコラム12に連絡している。
前記転舵輪6は、左右の第1、第2転舵輪6−1、6−2からなる。
そして、これらの第1、第2転舵輪6−1、6−2を、第1、第2転舵輪軸13−1、13−2を介して前記転舵機構7に連絡している。
このとき、この転舵機構7は、ラック・アンド・ピニオン構造のステアリングギアボックス14を有し、このステアリングギアボックス14に前記転舵出力軸8が接続されるとともに、前記第1、第2転舵輪軸13−1、13−2を介して前記第1、第2転舵輪6−1、6−2が接続されている。
前記ステアリングコラム12と前記転舵機構7のステアリングギアボックス14との間には、前記伝達比可変アクチュエータ9を配設する。
この伝達比可変アクチュエータ9は、「EPS VGR機構」や「バリアブルギアレシオ機構の付いたEPSシステム」と言われるものである。
そして、「EPS」は「電動パワーステアリング」と言われる一方、「VGR」は「可変ステアリングギヤレシオ機構」とも言われる。
また、前記操作力軽減アクチュエータ10は、図2に示す如く、前記ステアリングコラム12近傍に配設されるEPSアシスト用モータからなり、このEPSアシスト用モータからなる前記操作力軽減アクチュエータ10を駆動して運転者による前記操舵ハンドル4の操作力を軽減するためのトルクを発生させている。
そして、前記アクチュエータ制御手段11は、「EPS ECU」とも言われるものであり、前記車線逸脱判定手段3を接続して前記車線検出手段2により検出された車線情報に基づいたレーン逸脱情報を入力する。
また、前記アクチュエータ制御手段11は、前記伝達比可変アクチュエータ9および操作力軽減アクチュエータ10を接続して、伝達比可変アクチュエータ9にVRG制御信号を出力するとともに、操作力軽減アクチュエータ10にはアシスト制御信号を出力し、これらの伝達比可変アクチュエータ9および操作力軽減アクチュエータ10の作動を制御する。
このとき、前記車両用車線逸脱防止システム1において、前記アクチュエータ制御手段11は、車線逸脱判定手段3より逸脱であると判定された場合には、前記伝達比可変アクチュエータ9を制御することにより車線逸脱を防止する構成とする。
詳述すれば、前記車線逸脱判定手段3が前記車線検出手段2により検出された車線情報を入力し、この車線情報に基づいて自車両の車線逸脱の可能性があるか否かを判定した際に、車線逸脱判定手段3が車線逸脱の可能性があると判定した場合に前記アクチュエータ制御手段11にレーン逸脱情報を出力する。
そして、この車線逸脱判定手段3からレーン逸脱情報を入力した前記アクチュエータ制御手段11は、前記伝達比可変アクチュエータ9にVGR制御信号を出力し、この伝達比可変アクチュエータ9により、前記操舵入力軸5の回転角に対する前記転舵出力軸8の回転角の伝達比を変化させて前記転舵出力軸8を回転させ、言い換えれば、タイヤ切れ角を変更して前記転舵出力軸8を回転させ、自車両の車線逸脱を防止するものである。
このとき、前記アクチュエータ制御手段11によってEPSアシスト用モータからなる前記操作力軽減アクチュエータ10を作動させることがないことにより、前記操舵ハンドル4に対してモータ作動による反力が加わらないため、運転者が握っている前記操舵ハンドル4に直接アシスト力を加えることなく、前記伝達比可変アクチュエータ9のみを用いて車線逸脱を防止することができ、運転者に違和感を与えることがなく、使い勝手を向上し得る。
これにより、前記操作力軽減アクチュエータ10を作動によるハンドル操作量とは無関係に車線逸脱の防止が可能であるため、たとえ運転者が前記操舵ハンドル4を一定舵角に保持したとしても車線逸脱を防止することができる。
また、前記伝達比可変アクチュエータ9のみを用いて車線逸脱を防止する場合には、車線逸脱警報を出さないので運転者が煩わしさを感じることがないとともに、急なアシストが発生する頻度が少なくなるため、走行安定性の向上に寄与し得る。
詳述すれば、前記車線逸脱判定手段3が前記車線検出手段2により検出された車線情報を入力し、この車線情報に基づいて自車両の車線逸脱の可能性があるか否かを判定した際に、車線逸脱判定手段3が車線逸脱の可能性があると判定した場合に前記アクチュエータ制御手段11にレーン逸脱情報を出力する。
そして、この車線逸脱判定手段3からレーン逸脱情報を入力した前記アクチュエータ制御手段11は、前記伝達比可変アクチュエータ9にVGR制御信号を出力し、この伝達比可変アクチュエータ9により、前記操舵入力軸5の回転角に対する前記転舵出力軸8の回転角の伝達比を変化させて前記転舵出力軸8を回転させ、言い換えれば、タイヤ切れ角を変更して前記転舵出力軸8を回転させ、自車両の車線逸脱を防止するものである。
このとき、前記アクチュエータ制御手段11によってEPSアシスト用モータからなる前記操作力軽減アクチュエータ10を作動させることがないことにより、前記操舵ハンドル4に対してモータ作動による反力が加わらないため、運転者が握っている前記操舵ハンドル4に直接アシスト力を加えることなく、前記伝達比可変アクチュエータ9のみを用いて車線逸脱を防止することができ、運転者に違和感を与えることがなく、使い勝手を向上し得る。
これにより、前記操作力軽減アクチュエータ10を作動によるハンドル操作量とは無関係に車線逸脱の防止が可能であるため、たとえ運転者が前記操舵ハンドル4を一定舵角に保持したとしても車線逸脱を防止することができる。
また、前記伝達比可変アクチュエータ9のみを用いて車線逸脱を防止する場合には、車線逸脱警報を出さないので運転者が煩わしさを感じることがないとともに、急なアシストが発生する頻度が少なくなるため、走行安定性の向上に寄与し得る。
追記すれば、走行安定性が向上するのは、急なアシストが発生する頻度が少なくなるためである。
よって、以下に急なアシストが発生する頻度減少の理由を説明します。
急なアシストが発生するのは、車線逸脱判定を緩くした場合に、車線逸脱直前にアシスト力が発生することとなるため、急なアシストが発生してしまう。
車線逸脱判定を緩くするのは、従来のEPSアシスト用モータからなる前記操作力軽減アクチュエータ10のみのシステムでは、運転者としては車線中央付近を走行していると認識しているにもかかわらず、システムが車線逸脱の可能性が高いと判定してアシスト力を発生させたり、警報を鳴らすことを避けるためである。
一方、「EPS VGR機構」とも言われる前記伝達比可変アクチュエータ9を用いて車線逸脱を防止する場合は、前記操舵ハンドル4に無関係にタイヤ切れ角の制御によって行う。
そのため、運転者に意識されずに車線の白線に近い位置から車線中央に車両位置をずらすことが可能である。
結果として、車線逸脱判定を緩くする必要がない。
よって、以下に急なアシストが発生する頻度減少の理由を説明します。
急なアシストが発生するのは、車線逸脱判定を緩くした場合に、車線逸脱直前にアシスト力が発生することとなるため、急なアシストが発生してしまう。
車線逸脱判定を緩くするのは、従来のEPSアシスト用モータからなる前記操作力軽減アクチュエータ10のみのシステムでは、運転者としては車線中央付近を走行していると認識しているにもかかわらず、システムが車線逸脱の可能性が高いと判定してアシスト力を発生させたり、警報を鳴らすことを避けるためである。
一方、「EPS VGR機構」とも言われる前記伝達比可変アクチュエータ9を用いて車線逸脱を防止する場合は、前記操舵ハンドル4に無関係にタイヤ切れ角の制御によって行う。
そのため、運転者に意識されずに車線の白線に近い位置から車線中央に車両位置をずらすことが可能である。
結果として、車線逸脱判定を緩くする必要がない。
安全性が向上するのは、前記操舵ハンドル4に無関係に車線逸脱を防止可能なためである。
従来のEPSアシスト用モータからなる前記操作力軽減アクチュエータ10のみのシステムでは、システムは車線逸脱を防止するのに、操作力軽減アクチュエータ10の駆動によって前記操舵ハンドル4を切ろうとするが、運転者が操舵ハンドル4を一定舵角で保持している場合に、車線逸脱防止は機能しない。
一方、「EPS VGR機構」とも言われる前記伝達比可変アクチュエータ9を用いて車線逸脱を防止する場合は、前記操舵ハンドル4に無関係にタイヤ切れ角の制御によって行う。
そのため、運転者が操舵ハンドル4を一定舵角で保持したとしても、車線逸脱防止機能に影響はない。
また、この発明の実施例においては、車線逸脱防止にEPSアシスト用モータからなる前記操作力軽減アクチュエータ10と「EPS VGR機構」とも言われる伝達比可変アクチュエータ9という2つの手段があるので、たとえ一方が制御不能な状態であっても車線逸脱の防止が可能である。
従来のEPSアシスト用モータからなる前記操作力軽減アクチュエータ10のみのシステムでは、システムは車線逸脱を防止するのに、操作力軽減アクチュエータ10の駆動によって前記操舵ハンドル4を切ろうとするが、運転者が操舵ハンドル4を一定舵角で保持している場合に、車線逸脱防止は機能しない。
一方、「EPS VGR機構」とも言われる前記伝達比可変アクチュエータ9を用いて車線逸脱を防止する場合は、前記操舵ハンドル4に無関係にタイヤ切れ角の制御によって行う。
そのため、運転者が操舵ハンドル4を一定舵角で保持したとしても、車線逸脱防止機能に影響はない。
また、この発明の実施例においては、車線逸脱防止にEPSアシスト用モータからなる前記操作力軽減アクチュエータ10と「EPS VGR機構」とも言われる伝達比可変アクチュエータ9という2つの手段があるので、たとえ一方が制御不能な状態であっても車線逸脱の防止が可能である。
また、前記アクチュエータ制御手段11は、前記伝達比可変アクチュエータ9により車線逸脱を防止できない場合には、前記操作力軽減アクチュエータ10を用いて車線逸脱を防止する構成をも有している。
つまり、前記車線逸脱判定手段3が前記車線検出手段2により検出された車線情報に基づいて自車両の車線逸脱の可能性があるか否かを判定した際に、車線逸脱判定手段3が車線逸脱の可能性があると判定した場合でも、以下の2つの状況により前記伝達比可変アクチュエータ9によって車線逸脱を防止できないと判断された際に、前記伝達比可変アクチュエータ9を作動させずに、代わりに前記操作力軽減アクチュエータ10を作動させて車線逸脱を防止する。
(1)逸脱が予想される車線の方に前記操舵ハンドル4が切られていない場合。
(2)現在のギア比は、前記伝達比可変アクチュエータ9を作動させて調整できる下限を下回っている場合。
このとき、前記アクチュエータ制御手段11は、EPSアシスト用モータからなる前記操作力軽減アクチュエータ10にアシスト制御信号を出力し、この操作力軽減アクチュエータ10を駆動して運転者による前記操舵ハンドル4の操作力を軽減するためのトルクを発生させるものである。
これにより、前記伝達比可変アクチュエータ9により車線逸脱を防止できない場合でも、前記操作力軽減アクチュエータ10を作動することにより車線逸脱を防止させることができるため、システムの信頼性を向上させることができる。
つまり、前記車線逸脱判定手段3が前記車線検出手段2により検出された車線情報に基づいて自車両の車線逸脱の可能性があるか否かを判定した際に、車線逸脱判定手段3が車線逸脱の可能性があると判定した場合でも、以下の2つの状況により前記伝達比可変アクチュエータ9によって車線逸脱を防止できないと判断された際に、前記伝達比可変アクチュエータ9を作動させずに、代わりに前記操作力軽減アクチュエータ10を作動させて車線逸脱を防止する。
(1)逸脱が予想される車線の方に前記操舵ハンドル4が切られていない場合。
(2)現在のギア比は、前記伝達比可変アクチュエータ9を作動させて調整できる下限を下回っている場合。
このとき、前記アクチュエータ制御手段11は、EPSアシスト用モータからなる前記操作力軽減アクチュエータ10にアシスト制御信号を出力し、この操作力軽減アクチュエータ10を駆動して運転者による前記操舵ハンドル4の操作力を軽減するためのトルクを発生させるものである。
これにより、前記伝達比可変アクチュエータ9により車線逸脱を防止できない場合でも、前記操作力軽減アクチュエータ10を作動することにより車線逸脱を防止させることができるため、システムの信頼性を向上させることができる。
次に、図1の車両用車線逸脱防止システム1の制御用フローチャートに沿って作用を説明する。
前記車両用車線逸脱防止システム1の制御用プログラムがスタート(101)すると、車線逸脱の可能性があるか否かの判断(102)に移行する。
この判断(102)においては、前記車線逸脱判定手段3が前記車線検出手段2により検出された車線情報を入力し、この車線情報に基づいて自車両の車線逸脱の可能性があるか否かを判定するものである。
そして、判断(102)がYES、つまり、前記車線逸脱判定手段3から前記アクチュエータ制御手段11にレーン逸脱情報が出力された場合には、逸脱が予想される車線の方に前記操舵ハンドル4が切られているか否かの判断(103)に移行する。
また、判断(102)がNO、つまり、前記車線逸脱判定手段3から前記アクチュエータ制御手段11にレーン逸脱情報が出力されない場合には、前記操舵ハンドル4が直進状態にあるか否かの判断(104)に移行する。
この判断(102)においては、前記車線逸脱判定手段3が前記車線検出手段2により検出された車線情報を入力し、この車線情報に基づいて自車両の車線逸脱の可能性があるか否かを判定するものである。
そして、判断(102)がYES、つまり、前記車線逸脱判定手段3から前記アクチュエータ制御手段11にレーン逸脱情報が出力された場合には、逸脱が予想される車線の方に前記操舵ハンドル4が切られているか否かの判断(103)に移行する。
また、判断(102)がNO、つまり、前記車線逸脱判定手段3から前記アクチュエータ制御手段11にレーン逸脱情報が出力されない場合には、前記操舵ハンドル4が直進状態にあるか否かの判断(104)に移行する。
また、上述の逸脱が予想される車線の方に前記操舵ハンドル4が切られているか否かの判断(103)において、この判断(103)がYESの場合には、現在のギア比は前記伝達比可変アクチュエータ9を作動させて調整できる下限を下回っているか否かの判断(105)に移行する。
そして、この判断(105)がNO、つまり、現在のギア比が前記伝達比可変アクチュエータ9を作動させて調整できる下限を下回っていない場合には、この伝達比可変アクチュエータ9を作動させてギア比を下げ、タイヤ切れ角を小さくする処理(106)に移行し、その後に、上述の車線逸脱の可能性があるか否かの判断(102)に戻る。
追記すれば、上述のギア比を下げ、タイヤ切れ角を小さくする処理(106)においては、前記伝達比可変アクチュエータ9により、前記操舵入力軸5の回転角に対する前記転舵出力軸8の回転角の伝達比を変化させ、タイヤ切れ角が小さくなるように変更して前記転舵出力軸8を回転させる。
そして、この判断(105)がNO、つまり、現在のギア比が前記伝達比可変アクチュエータ9を作動させて調整できる下限を下回っていない場合には、この伝達比可変アクチュエータ9を作動させてギア比を下げ、タイヤ切れ角を小さくする処理(106)に移行し、その後に、上述の車線逸脱の可能性があるか否かの判断(102)に戻る。
追記すれば、上述のギア比を下げ、タイヤ切れ角を小さくする処理(106)においては、前記伝達比可変アクチュエータ9により、前記操舵入力軸5の回転角に対する前記転舵出力軸8の回転角の伝達比を変化させ、タイヤ切れ角が小さくなるように変更して前記転舵出力軸8を回転させる。
更に、上述の判断(103)がNOの場合、及び判断(105)がYES、つまり、現在のギア比が前記伝達比可変アクチュエータ9を作動させて調整できる下限を下回っている場合には、前記アクチュエータ制御手段11によって警報を鳴らす処理(107)に移行し、EPSアシスト用モータからなる前記操作力軽減アクチュエータ10を作動させる処理(108)に移行する。
この処理(108)は、前記アクチュエータ制御手段11によってEPSアシスト用モータからなる前記操作力軽減アクチュエータ10を作動させ、この操作力軽減アクチュエータ10の作動力によって逸脱方向と逆にアシストし、前記操舵ハンドル4を戻す(「回す」と換言できる。)処理を行う。
そして、この処理(108)の後には、上述の車線逸脱の可能性があるか否かの判断(102)に戻る。
この処理(108)は、前記アクチュエータ制御手段11によってEPSアシスト用モータからなる前記操作力軽減アクチュエータ10を作動させ、この操作力軽減アクチュエータ10の作動力によって逸脱方向と逆にアシストし、前記操舵ハンドル4を戻す(「回す」と換言できる。)処理を行う。
そして、この処理(108)の後には、上述の車線逸脱の可能性があるか否かの判断(102)に戻る。
また、上述の前記操舵ハンドル4が直進状態にあるか否かの判断(104)において、この判断(104)がYESの場合には、ギア比を現在の走行状態で前記伝達比可変アクチュエータ9を作動させて最適値に戻す処理(109)に移行し、その後に、上述の車線逸脱の可能性があるか否かの判断(102)に戻る。
判断(104)がNOの場合には、そのまま上述の車線逸脱の可能性があるか否かの判断(102)に戻る。
判断(104)がNOの場合には、そのまま上述の車線逸脱の可能性があるか否かの判断(102)に戻る。
なお、この発明は上述実施例に限定されるものではなく、種々の応用改変が可能である。
例えば、この発明の実施例においては、EPSアシスト用モータからなる操作力軽減アクチュエータを使用して操舵ハンドルを戻すべく制御するとともに、VGR機能を有する伝達比可変アクチュエータ9を使用してタイヤ切れ角を調整する構成としたが、ステアリングコラムとステアリングラックとの間に機械的結合のないステアバイワイヤシステムを使用する特別構成とすることも可能である。
さすれば、ステアバイワイヤシステムの場合には、ハンドル切れ角に対してタイヤ切れ角を自由に設定することができるため、たとえ「ハンドル切れ角=0度」の時でも、タイヤ切れ角を調整することができることにより、車線逸脱防止制御を確実に実施することが可能となるものである。
さすれば、ステアバイワイヤシステムの場合には、ハンドル切れ角に対してタイヤ切れ角を自由に設定することができるため、たとえ「ハンドル切れ角=0度」の時でも、タイヤ切れ角を調整することができることにより、車線逸脱防止制御を確実に実施することが可能となるものである。
1 車両用車線逸脱防止システム
2 車線検出手段
3 車線逸脱判定手段
4 操舵ハンドル(単に「ハンドル」とも記載する。)
5 操舵入力軸
6 転舵輪
7 転舵機構
8 転舵出力軸
9 伝達比可変アクチュエータ(「EPS VGR機構」ともいう。)
10 操作力軽減アクチュエータ
11 アクチュエータ制御手段
2 車線検出手段
3 車線逸脱判定手段
4 操舵ハンドル(単に「ハンドル」とも記載する。)
5 操舵入力軸
6 転舵輪
7 転舵機構
8 転舵出力軸
9 伝達比可変アクチュエータ(「EPS VGR機構」ともいう。)
10 操作力軽減アクチュエータ
11 アクチュエータ制御手段
Claims (2)
- 車両の走行する道路上に標示された車線を検出する車線検出手段と、この車線検出手段により検出された車線情報に基づいて自車両の車線逸脱の可能性を判定する車線逸脱判定手段と、操舵ハンドルの回動操作に伴って一体的に回転する操舵入力軸と、転舵輪を転舵する転舵機構に接続される転舵出力軸と、前記操舵入力軸の回転角に対する前記転舵出力軸の回転角の伝達比を変化させて前記転舵出力軸を回転させる伝達比可変アクチュエータと、運転者による前記操舵ハンドルの操作力を軽減するためのトルクを発生する操作力軽減アクチュエータと、前記伝達比可変アクチュエータおよび操作力軽減アクチュエータの作動を制御するアクチュエータ制御手段とを備えた車両用車線逸脱防止システムにおいて、前記アクチュエータ制御手段は、車線逸脱判定手段より逸脱であると判定された場合には、前記伝達比可変アクチュエータを制御することにより車線逸脱を防止することを特徴とする車両用車線逸脱防止システム。
- 前記アクチュエータ制御手段は、前記伝達比可変アクチュエータにより車線逸脱を防止できない場合には、前記操作力軽減アクチュエータを用いて車線逸脱を防止することを特徴とする請求項1に記載の車両用車線逸脱防止システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008296527A JP2010120532A (ja) | 2008-11-20 | 2008-11-20 | 車両用車線逸脱防止システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008296527A JP2010120532A (ja) | 2008-11-20 | 2008-11-20 | 車両用車線逸脱防止システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010120532A true JP2010120532A (ja) | 2010-06-03 |
Family
ID=42322255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008296527A Pending JP2010120532A (ja) | 2008-11-20 | 2008-11-20 | 車両用車線逸脱防止システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010120532A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2008
- 2008-11-20 JP JP2008296527A patent/JP2010120532A/ja active Pending
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