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JP2010119216A - 電力変換装置 - Google Patents

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JP2010119216A
JP2010119216A JP2008290775A JP2008290775A JP2010119216A JP 2010119216 A JP2010119216 A JP 2010119216A JP 2008290775 A JP2008290775 A JP 2008290775A JP 2008290775 A JP2008290775 A JP 2008290775A JP 2010119216 A JP2010119216 A JP 2010119216A
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Hiroya Tsuji
浩也 辻
Takeshi Morioka
健 森岡
Junji Miyaji
準二 宮地
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Denso Corp
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Abstract

【課題】インバータの過熱時にドライバに違和感を与えることなく過熱を回避すること。
【解決手段】バッテリー11の直流電力を昇降圧コンバータ12で昇圧し、この昇圧電力を複数のスイッチング素子34〜39,44〜49を有するインバータ13,14で交流電力に変換し、この交流電力でモータジェネレータGM2を駆動する。この際に駆動制御部16により、インバータ13,14の温度を検出し、この検出温度が、インバータ13,14がその温度が所定時間継続した際に破損する過熱温度以上の場合に、インバータ13,14によるモータジェネレータMG1,MG2の制御モードが正弦波モードの場合に過変調モードとなるようにインバータ入力電圧VHを下げ、制御モードが過変調モードの場合に矩形波モードとなるようにインバータ入力電圧VHを下げる制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などの電力変換用のスイッチング素子を用いてモータジェネレータを駆動する電力変換装置に関し、特にスイッチング素子の過熱時にモータジェネレータのトルクを下げることなく過熱を回避する電力変換装置に関する。
従来、車両に搭載された電力変換装置におけるハイブリッド用のモータジェネレータの制御には、複数のIGBTから成るインバータに対する正弦波モードや過変調モードなどの複数の制御モードを切り換えて、モータジェネレータに最適な電圧を印加する方法が用いられている(例えば特許文献1)。また、インバータの過熱時には、過熱したインバータが駆動するモータジェネレータへのトルク指令を下げることで、電流振幅を下げ、過熱を回避するようになっている。
特開2002−125378号公報
しかし、上記のように、過熱したインバータが駆動するモータジェネレータへのトルク指令を下げた場合、トルクの減少によりモータジェネレータの駆動力が減少するため、ドライバに違和感を与えるという問題がある。 本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、インバータの過熱時にドライバに違和感を与えることなく過熱を回避することができる電力変換装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明による電力変換装置は、バッテリーの直流電力を昇降圧コンバータで昇圧し、この昇圧電力を複数のスイッチング素子を有するインバータで交流電力に変換し、この交流電力でモータジェネレータを駆動し、また、当該モータジェネレータを発電機とする際に当該モータジェネレータから出力される交流電力をインバータで直流電力に変換し、この変換した直流電力を昇降圧コンバータで降圧してバッテリーに回生する電力変換装置において、前記インバータの温度を検出し、この検出温度が、前記インバータがその温度が所定時間継続した際に破損する過熱温度となる前に設定された所定温度以上となった場合に、前記昇降圧コンバータから前記インバータへ入力されるインバータ入力電圧を下げる制御を行う駆動制御手段を備えることを特徴とする。
この構成によれば、インバータのスイッチング素子のスイッチング損失が下がり、インバータが過熱温度となることを回避することができる。
本発明による電力変換装置は、バッテリーの直流電力を昇降圧コンバータで昇圧し、この昇圧電力を複数のスイッチング素子を有するインバータで交流電力に変換し、この交流電力でモータジェネレータを駆動し、また、当該モータジェネレータを発電機とする際に当該モータジェネレータから出力される交流電力をインバータで直流電力に変換し、この変換した直流電力を昇降圧コンバータで降圧してバッテリーに回生する電力変換装置において、前記インバータの温度を検出し、この検出温度が、前記インバータがその温度が所定時間継続した際に破損する過熱温度以上の場合に、前記インバータによる前記モータジェネレータの制御モードが正弦波モードの場合に過変調モードとなるように、前記昇降圧コンバータから前記インバータへ入力されるインバータ入力電圧を下げ、前記制御モードが過変調モードの場合に矩形波モードとなるように前記インバータ入力電圧を下げる制御を行う駆動制御手段を備えることを特徴とする。
この構成によれば、モータジェネレータのトルクはそのままで、正弦波モードから過変調モード、又は過変調モードから矩形波モードへ移行することによって、インバータのスイッチング回数が減少して、インバータのスイッチング素子の過熱が回避される。従って、トルクが減少しないので、ドライバに違和感を与えることなくインバータの過熱を回避することができる。
本発明による電力変換装置は、バッテリーの直流電力を昇降圧コンバータで昇圧し、この昇圧電力を複数のスイッチング素子を有するインバータで交流電力に変換し、この交流電力でモータジェネレータを駆動し、また、当該モータジェネレータを発電機とする際に当該モータジェネレータから出力される交流電力をインバータで直流電力に変換し、この変換した直流電力を昇降圧コンバータで降圧してバッテリーに回生する電力変換装置において、前記インバータの温度を検出し、この検出温度が、前記インバータがその温度が所定時間継続した際に破損する過熱温度となる前に設定された所定温度以上となった場合に、前記昇降圧コンバータから前記インバータへ入力されるインバータ入力電圧を下げる制御を行い、また、前記過熱温度以上の場合に、前記インバータによる前記モータジェネレータの制御モードが正弦波モードの場合に過変調モードとなるように、前記昇降圧コンバータから前記インバータへ入力されるインバータ入力電圧を下げ、前記制御モードが過変調モードの場合に矩形波モードとなるように前記インバータ入力電圧を下げる制御を行う駆動制御手段を備えることを特徴とする。
この構成によれば、インバータのスイッチング素子のスイッチング損失が下がり、インバータが過熱温度となることを回避することができ、例え、過熱温度となった場合でも、モータジェネレータのトルクはそのままで、インバータのスイッチング回数を減少させ、インバータのスイッチング素子の過熱を回避することができる。従って、トルクが減少しないので、ドライバに違和感を与えることなくインバータの過熱を回避することができる。
以上説明したように本発明によれば、インバータの過熱時にドライバに違和感を与えることなく過熱を回避することができるという効果がある。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。但し、本明細書中の全図において相互に対応する部分には同一符号を付し、重複部分においては後述での説明を適時省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る電力変換装置の回路構成を示すブロック図である。
図1に示す電力変換装置10は、バッテリー11と、昇降圧コンバータ12と、モータジェネレータMG1,MG2と、MG1用のインバータ13と、MG2用のインバータ14と、蓄電の役割も有するサージ電圧吸収用コンデンサ15と、駆動制御部(駆動制御手段)16とを備えて構成されている。
本発明の特徴は、駆動制御部16にあり、これは、温度検出部51−1,51−2と、過熱防止制御部52と、モータ制御部53と、回転数検出部54−1,54−2と、MGパワー演算部55と、昇降圧電圧演算部56と、昇降圧制御部57とを備えて構成されている。
バッテリー11は、昇降圧コンバータ12に接続されており、昇降圧コンバータ12に直流電力を供給し、また昇降圧コンバータ12から回生される直流電力を蓄電する。
昇降圧コンバータ12は、バッテリー11から供給された直流電力を昇圧してインバータ13及び14へ出力し、またインバータ13及び14から出力された直流電力を降圧してバッテリー11へ出力する。また、昇降圧コンバータ12は、コンデンサ23と、リアクトル24と、高圧側の半導体素子である上アーム用スイッチング素子(電力変換用スイッチング素子)21と、高圧GND(グランド)側の半導体素子である下アーム用スイッチング素子(電力変換用スイッチング素子)22と、ダイオードD1,D2を含んで構成されている。
これら構成要素は、バッテリー11の正極側にコンデンサ23及びリアクトル24の一端が接続され、負極側にコンデンサ23の他端と下アーム用スイッチング素子22のエミッタ端子が接続されている。上アーム用スイッチング素子21と下アーム用スイッチング素子22とは直列に接続されており、リアクトル24の他端は、その間、つまり上アーム用スイッチング素子21のエミッタ端子及び下アーム用スイッチング素子22のコレクタ端子に接続されている。
上アーム用スイッチング素子21のコレクタ端子は、後述するMG1用インバータ13及びMG2用インバータ14の一端側に接続されている。下アーム用スイッチング素子22のエミッタ端子は、MG1用インバータ13及びMG2用インバータ14の他端側に接続されている。スイッチング素子21,22のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側に電流を流すダイオードD1,D2が接続されている。また、スイッチング素子21,22のゲート端子は、昇降圧制御部57に接続されている。
モータジェネレータMG1及びモータジェネレータMG2は、それぞれMG1用インバータ13、MG2用インバータ14に接続されており、バッテリー11から供給される電力により駆動する。発電機として働く場合は、交流電力をそれぞれに接続されるインバータ13及び14に出力する。
MG1用インバータ13及びMG2用インバータ14は、互いに並列に接続されており、昇降圧コンバータ12によって昇圧された直流電力を三相交流に変換して、モータジェネレータMG1及びMG2に出力する。また、モータジェネレータMG1及びMG2が発電機として働く場合は、モータジェネレータMG1及びMG2から出力される交流電力を直流に変換して昇降圧コンバータ12に出力する。
MG1用インバータ13は、U相31、V相32及びW相33からなり、U相31、V相32及びW相33は、昇降圧コンバータ12に並列に接続されている。U相31は、高圧側の半導体素子の上アーム用スイッチング素子34と高圧GND側の半導体素子の下アーム用スイッチング素子35とが直列に接続されてなる。同様に、V相は上アーム用スイッチング素子36と下アーム用スイッチング素子37、W相は上アーム用スイッチング素子38と下アーム用スイッチング素子39が直列に接続されてなる。
各スイッチング素子34〜39のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD3〜D8がそれぞれ接続されている。各スイッチング素子34〜39のゲート端子には、モータ制御部53からのPWM(パルス幅変調)指令信号が入力され、当該スイッチング素子34〜39の駆動が制御されるようになっている。UVW各相の中間点は、モータジェネレータMG1の各相コイル(図示略)の各相端に接続されている。
MG2用インバータ14は、U相41、V相42及びW相43からなり、U相41、V相42及びW相43は、昇降圧コンバータ12及びMG1用インバータ13に並列に接続されている。U相41は、高圧側の半導体素子の上アーム用スイッチング素子44と高圧GND側の半導体素子の下アーム用スイッチング素子45とが直列に接続されてなる。同様に、V相は上アーム用スイッチング素子46と下アーム用スイッチング素子47、W相は上アーム用スイッチング素子48と下アーム用スイッチング素子49が直列に接続されてなる。
各スイッチング素子44〜49のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD9〜D14がそれぞれ接続されている。各スイッチング素子44〜49のゲート端子には、モータ制御部53からのPWM指令信号が入力され、当該スイッチング素子44〜49の駆動が制御されるようになっている。UVW各相の中間点は、モータジェネレータMG2の各相コイル(図示略)の各相端に接続されている。ここで、昇降圧コンバータ12及びインバータ13,14にそれぞれ含まれるスイッチング素子は、IGBT等のパワーデバイスが用いられているとする。
このような電力変換装置10においては、バッテリー11の直流電力が昇降圧コンバータ12で昇圧されてインバータ13及び14で三相交流に変換され、この三相交流でモータジェネレータMG2が駆動される。一方、モータジェネレータMG1が発電機として働く場合は、モータジェネレータMG1から出力される交流電力がインバータ13で直流電力に変換され、更に昇降圧コンバータ12で降圧されてバッテリー11に回生されるようになっている。
次に、駆動制御部16において、モータ制御部53は、インバータ13,14のスイッチング素子34〜39及び44〜49の駆動を制御するPWM指令信号を該当のスイッチング素子34〜39及び44〜49へ出力し、また、モータジェネレータMG1,MG2のトルク指令信号をMGパワー演算部55へ出力し、更に、各インバータ13,14によるモータジェネレータGM1,GM2の現在の制御モードを過熱防止制御部52へ出力する。
制御モードには、図2(a)に示す正弦波モード、(b)に示す過変調モード、(c)に示す矩形波モードがある。正弦波モードとは、インバータ13,14で直流電圧を交流電圧に変換する際に、変調信号である連続パルス信号のパルス幅を連続パルス幅信号と同振幅以下の正弦波信号で変化させ、図2(a)に波形を示す交流信号とするものである。過変調モードとは、図2(b)に波形を示すように、その連続パルス信号のパルス幅を連続パルス幅信号よりも大きい振幅の正弦波信号で変化させるものである。矩形波モードとは、図2(c)に波形を示すように、連続パルス信号のパルス幅を過変調モードよりも更に大きい振幅の正弦波信号で変化させて矩形波とするものである。
これら制御モードにおける変調率は、インバータ13,14への入力電圧に対して何割をモータジェネレータGM1,GM2へ出力するかを決めるものであり、次式(1)で表される。
変調率=インバータ出力線間電圧/インバータ入力電圧 …(1)
インバータ入力電圧は、図1に示すように、昇降圧コンバータ12からインバータ13へ入力される電圧VHである。インバータ出力線間電圧は、モータジェネレータGM1又はGM2へ出力される相電圧である。このインバータ出力線間電圧は、本発明では一定に制御され、次式(2)で表される。
インバータ出力線間電圧(モータジェネレータへの出力電圧)=インバータ入力電圧VH×変調率 …(2)
変調率は、図2に示すように、正弦波モードにおいては0〜71%であって、この際のモータジェネレータGM1,GM2へ出力される相電圧(インバータ出力線間電圧)の波形(スイッチング波形)は、図示の通りである。なお、スイッチング波形とは、スイッチング素子のON/OFF(オン/オフ)に応じた電圧波形である。
また、過変調モードにおいては71%〜78%であって、この際の相電圧の波形は、b1,b2で示すように、正弦波モードにおける複数パルス分がオン又はオフとなる。更に、矩形波モードにおいては78%〜(以上)であって、この際の相電圧の波形は、c1,c2で示すように、過変調モードよりも更に複数パルス分がオン又はオフとなる。
回転数検出部54−1は、モータジェネレータGM1の回転数を検出してMGパワー演算部55へ出力し、回転数検出部54−2は、モータジェネレータGM2の回転数を検出してMGパワー演算部55へ出力する。
MGパワー演算部55は、モータ制御部53からのモータジェネレータMG1,MG2へのトルク指令信号及び回転数検出部54−1,54−2からのモータジェネレータGM1,GM2の回転数に応じて、モータジェネレータGM1,GM2のパワーを演算し、このパワー又は回転数を昇降圧電圧演算部56へ出力する。
昇降圧電圧演算部56は、MGパワー演算部55からのモータジェネレータGM1,GM2のパワー又は回転数に応じて、昇降圧コンバータ12からインバータ13へ入力されるインバータ入力電圧VHの目標値VH*を演算して昇降圧制御部57へ出力する。目標値VH*は、後述する過熱防止制御部52からの電圧低減値ΔVHに応じても可変されるようになっている。
昇降圧制御部57は、インバータ入力電圧VHが目標値VH*となるようにスイッチング素子21,22を制御する。
温度検出部51−1は、インバータ13のスイッチング素子34〜39の温度を検出して過熱防止制御部52へ出力し、また、温度検出部51−2は、インバータ14のスイッチング素子44〜49の温度を検出して過熱防止制御部52へ出力する。
過熱防止制御部52は、温度検出部51−1,51−2で検出された温度に応じて次に説明する第1の制御及び第2の制御を行う。
第1の制御は、温度検出部51−1,51−2での検出温度が、後述する第1の閾値以上となった際に、インバータ入力電圧VHを僅かに下げるための電圧低減値ΔVHを設定して昇降圧制御部57へ出力する制御を行う。この場合、昇降圧制御部57において、インバータ入力電圧VHの目標値VH*が、その電圧低減値ΔVHだけ下げられることになる。
第1の閾値とは、インバータ13,14のスイッチング素子34〜39,44〜49が、その温度が所定時間継続した際に破損する過熱温度となる前に設定された所定温度である。この第1の閾値を検出してインバータ入力電圧VHを下げることにより、スイッチング損失を下げることができ、これによってスイッチング素子34〜39,44〜49が過熱温度となることを回避することができる。そもそも、IGBT等のスイッチング素子の損失には、スイッチング素子がオン時に流れる電流が抵抗で損失するオン損失と、オン/オフ時のスイッチング損失とがある。
第2の制御は、温度検出部51−1,51−2での検出温度が、上記の過熱温度の値である第2の閾値以上となった際に、モータ制御部53からの制御モードが正弦波モードであるか、過変調モードであるか、正弦波モード及び過変調モードの何れでもないかの何れかを判定し、正弦波モードである場合、モータジェネレータGM1,GM2が過変調モードで制御されるようにするための電圧低減値ΔVHを設定して昇降圧電圧演算部56へ出力する制御を行う。この場合、昇降圧電圧演算部56において、インバータ入力電圧VHの目標値VH*が、その電圧低減値ΔVHだけ下げられることによって、モータジェネレータGM1,GM2への出力電圧が過変調モードの波形となる。
また、上述の第2の閾値以上となった際に過変調モードである場合、モータジェネレータGM1,GM2が矩形波モードで制御されるようにするための電圧低減値ΔVHを設定して昇降圧電圧演算部56へ出力する制御を行う。この場合、昇降圧電圧演算部56において、インバータ入力電圧VHの目標値VH*が、その電圧低減値ΔVHだけ下げられることによって、モータジェネレータGM1,GM2への出力電圧が矩形波モードの波形となる。
更には、上述の第2の閾値以上となった際に正弦波モード及び過変調モードの何れでもない場合は、矩形波モードで制御されているので、電圧低減値ΔVHを0に設定して昇降圧電圧演算部56へ出力する制御を行う。この場合、昇降圧電圧演算部56におけるインバータ入力電圧VHの目標値VH*は変化しない。
ここで、上述したスイッチング素子34〜39,44〜49のオン損失と、スイッチング損失との各々の割合は、約50/50である。本実施形態では、スイッチング損失を減少させることで過熱を回避している。即ち、モータジェネレータGM1,GM2への出力電圧(正弦波の振幅に相当)は一定であるので、正弦波モードから過変調モード又は矩形波モードとしてスイッチング回数を減少させ、スイッチング素子34〜39,44〜49の過熱を回避している。
このよう構成の電力変換装置10におけるインバータ13,14のスイッチング素子34〜39,44〜49の過熱時の動作について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
ステップS1において、昇降圧電圧演算部56でインバータ入力電圧VHの目標値VH*が設定され、昇降圧制御部57がその設定された目標値VH*にインバータ入力電圧VHを制御して、モータジェネレータGM1,GM2が駆動されているとする。
ステップS2において、過熱防止制御部52で、温度検出部51−1で検出されたMG1用インバータ13の温度が第1の閾値以上か否かが判断される。この判断結果がNoであればステップS3において、過熱防止制御部52で、温度検出部51−1で検出されたMG1用インバータ13の温度が第2の閾値以上か否かが判断される。この判断結果がNoであればステップS4において、電圧低減値ΔVH1=0とされ、更にステップS5において、今まで設定されている電圧低減値ΔVH1と比較され、大きい方がΔVH1とされる。ここでは、今までも電圧低減値ΔVH1=0であるため、ΔVH1=0がΔVHとして昇降圧電圧演算部56へ出力される。
この結果、ステップS6において、昇降圧電圧演算部56では、インバータ入力電圧VHの目標値VH*は変えられず、現在のままの設定値とされる。
一方、ステップS2において、過熱防止制御部52で、MG1用インバータ13の温度が第1の閾値以上であると判断されたとする。この場合、ステップS7において、過熱防止制御部52で、インバータ入力電圧VHを僅かに下げるための電圧低減値ΔVHが設定され、これがステップS5でΔVHとして選択され、昇降圧電圧演算部56へ出力される。
従って、ステップS6において、昇降圧電圧演算部56では、そのΔVHだけ目標値VH*が下げられるので、昇降圧制御部57は、その下げられた目標値VH*となるようにスイッチング素子21,22を制御してインバータ入力電圧VHを下げる。これによって、スイッチング損失が下がってスイッチング素子34〜39が過熱温度となることが回避される。
また、ステップS3において、過熱防止制御部52で、温度検出部51−1で検出されたMG1用インバータ13の温度が第2の閾値以上であると判断されたとする。この場合、ステップS8において、過熱防止制御部52で、制御モードが正弦波モードであるか否かが判断される。この結果、正弦波モードと判断された場合、ステップS7において、過熱防止制御部52で、モータジェネレータGM1が過変調モードで制御されるようにするための電圧低減値ΔVHが設定され、これがステップS5でΔVHとして選択され、昇降圧電圧演算部56へ出力される。
この場合、ステップS6において、昇降圧電圧演算部56では、そのΔVHだけ目標値VH*が下げられるので、昇降圧制御部57は、その下げられた目標値VH*となるようにスイッチング素子21,22を制御してインバータ入力電圧VHを下げる。これによって、インバータ入力電圧VHが、その電圧低減値ΔVHだけ下げられることによって、モータジェネレータGM1への出力電圧が過変調モードの波形となる。このため、スイッチング回数が減少し、MG1用インバータ13のスイッチング素子34〜39の過熱が回避される動作状態となる。
一方、ステップS8において、過熱防止制御部52で、制御モードが正弦波モードでないと判断された場合、更に、ステップS9において、過変調モードであるか否かが判断される。この結果、過変調モードと判断された場合、ステップS7において、過熱防止制御部52で、モータジェネレータGM1が矩形波モードで制御されるようにするための電圧低減値ΔVHが設定され、これがステップS5でΔVHとして選択され、昇降圧電圧演算部56へ出力される。
この場合、ステップS6において、昇降圧電圧演算部56では、そのΔVHだけ目標値VH*が下げられるので、昇降圧制御部57は、その下げられた目標値VH*となるようにスイッチング素子21,22を制御してインバータ入力電圧VHを下げる。これによって、インバータ入力電圧VHが、その電圧低減値ΔVHだけ下げられることによって、モータジェネレータGM1への出力電圧が矩形波モードの波形となる。このため、スイッチング回数が減少し、MG1用インバータ13のスイッチング素子34〜39の過熱が回避される動作状態となる。
なお、ステップS9において、過変調モードでないと判断された場合、言い換えれば、正弦波モード及び過変調モードの何れでもないと判断された場合、矩形波モードで制御されていることになる。この場合、ステップS10において、過熱防止制御部52で、電圧低減値ΔVHが0に設定され、これがステップS5でΔVHとして選択され、昇降圧電圧演算部56へ出力される。この場合、昇降圧電圧演算部56におけるインバータ入力電圧VHの目標値VH*は変化しない。
次に、ステップS11,S12,S13では、MG2用インバータ14側の温度検出に応じたモータジェネレータGM2の駆動制御が行われるが、これは、ステップS2,S3,S4で説明したMG1用インバータ13側での制御と同様である。また、ステップS11,S12,S13に付随する一点鎖線枠102内のMG2用インバータ14の制御も、一点鎖線枠101内のMG1用インバータ13の制御と同様であるため、その説明を省略する。
このように本実施形態の電力変換装置10によれば、次のような効果を得ることができる。従来はインバータの過熱時に、過熱したインバータが駆動するモータジェネレータへのトルクを、図4(a)に示すように、符号110から111へ下げることで、電流振幅を下げ、過熱を回避していた。このため、トルクの減少によりモータジェネレータの駆動力が減少するため、ドライバに違和感を与えていた。 本実施形態では、過熱防止制御部52が行う第2の制御によって、図4(b)に符号110で示すようにトルクはそのままで、正弦波モード120から過変調モード121又は矩形波モード122へ移行することによって、スイッチング回数を減少させ、インバータ13,14のスイッチング素子34〜39,44〜49の過熱を回避するようにした。従って、トルクが減少しないので、ドライバへの違和感が無くなる。言い換えれば、インバータ13,14の過熱時にドライバに違和感を与えることなく過熱を回避することができる。
また、過熱防止制御部52が行う第1の制御によって、インバータ13,14が過熱温度となる前に、インバータ13,14が第1の閾値以上となった場合、インバータ入力電圧VHをやや下げる制御を行うようにしたので、インバータ13,14のスイッチング素子34〜39,44〜49のスイッチング損失が下がり、スイッチング素子34〜39,44〜49が過熱温度となることを回避することができる。
この他、上記の電力変換装置10は、第1の制御及び第2の制御の双方を備える構成となっていたが、何れか一方の制御のみを行う構成としても良い。
本発明の実施形態に係る電力変換装置の回路構成を示すブロック図である。 実施形態の電力変換装置のインバータによるモータジェネレータの制御モード、変調率、相電圧を示す図である。 実施形態の電力変換装置のインバータ過熱回避の動作を説明するためのフローチャートである。 実施形態の電力変換装置の効果を説明するための図である。
符号の説明
10 電力変換装置
11 バッテリー
12 昇降圧コンバータ
13 MG1用インバータ
14 MG2用インバータ
15 サージ電圧吸収用コンデンサ
16 駆動制御部
21,22,34〜39,44〜49 スイッチング素子
23 コンデンサ
24 リアクトル
16 駆動制御部
51−1,51−2 温度検出部
52 過熱防止制御部
53 モータ制御部
54−1,54−2 回転数検出部
55 MGパワー演算部
56 昇降圧電圧演算部
57 昇降圧制御部
D1〜D14 ダイオード
VH インバータ入力電圧
VH* インバータ入力電圧の目標値
ΔVH 電圧低減値

Claims (3)

  1. バッテリーの直流電力を昇降圧コンバータで昇圧し、この昇圧電力を複数のスイッチング素子を有するインバータで交流電力に変換し、この交流電力でモータジェネレータを駆動し、また、当該モータジェネレータを発電機とする際に当該モータジェネレータから出力される交流電力をインバータで直流電力に変換し、この変換した直流電力を昇降圧コンバータで降圧してバッテリーに回生する電力変換装置において、
    前記インバータの温度を検出し、この検出温度が、前記インバータがその温度が所定時間継続した際に破損する過熱温度となる前に設定された所定温度以上となった場合に、前記昇降圧コンバータから前記インバータへ入力されるインバータ入力電圧を下げる制御を行う駆動制御手段を備えることを特徴とする電力変換装置。
  2. バッテリーの直流電力を昇降圧コンバータで昇圧し、この昇圧電力を複数のスイッチング素子を有するインバータで交流電力に変換し、この交流電力でモータジェネレータを駆動し、また、当該モータジェネレータを発電機とする際に当該モータジェネレータから出力される交流電力をインバータで直流電力に変換し、この変換した直流電力を昇降圧コンバータで降圧してバッテリーに回生する電力変換装置において、
    前記インバータの温度を検出し、この検出温度が、前記インバータがその温度が所定時間継続した際に破損する過熱温度以上の場合に、前記インバータによる前記モータジェネレータの制御モードが正弦波モードの場合に過変調モードとなるように、前記昇降圧コンバータから前記インバータへ入力されるインバータ入力電圧を下げ、前記制御モードが過変調モードの場合に矩形波モードとなるように前記インバータ入力電圧を下げる制御を行う駆動制御手段を備えることを特徴とする電力変換装置。
  3. バッテリーの直流電力を昇降圧コンバータで昇圧し、この昇圧電力を複数のスイッチング素子を有するインバータで交流電力に変換し、この交流電力でモータジェネレータを駆動し、また、当該モータジェネレータを発電機とする際に当該モータジェネレータから出力される交流電力をインバータで直流電力に変換し、この変換した直流電力を昇降圧コンバータで降圧してバッテリーに回生する電力変換装置において、
    前記インバータの温度を検出し、この検出温度が、前記インバータがその温度が所定時間継続した際に破損する過熱温度となる前に設定された所定温度以上となった場合に、前記昇降圧コンバータから前記インバータへ入力されるインバータ入力電圧を下げる制御を行い、また、前記過熱温度以上の場合に、前記インバータによる前記モータジェネレータの制御モードが正弦波モードの場合に過変調モードとなるように、前記昇降圧コンバータから前記インバータへ入力されるインバータ入力電圧を下げ、前記制御モードが過変調モードの場合に矩形波モードとなるように前記インバータ入力電圧を下げる制御を行う駆動制御手段を備えることを特徴とする電力変換装置。
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