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JP2010117689A - 画像表示システム、画像表示装置および環境光制御装置 - Google Patents

画像表示システム、画像表示装置および環境光制御装置 Download PDF

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JP2010117689A JP2008292738A JP2008292738A JP2010117689A JP 2010117689 A JP2010117689 A JP 2010117689A JP 2008292738 A JP2008292738 A JP 2008292738A JP 2008292738 A JP2008292738 A JP 2008292738A JP 2010117689 A JP2010117689 A JP 2010117689A
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Takeshi Masutani
健 増谷
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】観察者に対する負担を抑制させながら、複数の観察者に異なる表示内容の画像を見せたい。
【解決手段】表示装置100は、第1画像と第2画像とを時間または偏光によって分割して表示する。シャッタメガネ200は、第1観察者から第2画像を見えなくする。第2画像は、第1画像の表示内容を打ち消しつつ、シャッタメガネ200を使用しない第2観察者に別の表示内容を認識させるための画像である。第2画像内の画素には、背景成分、第1画像の表示内容を形成する第1成分を打ち消すための成分、および第2観察者に認識させるべき表示内容を発生させるための第2成分を含む画素値が設定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の観察者に見られるべき画像を表示する画像表示システム、画像表示装置および環境光制御装置に関する。
一つの表示領域に、表示内容が異なる複数の画像を時間的または空間的に分割して表示する技術が実用化されている。この技術は、観察者に立体画像を認識させたり、複数の観察者に異なる画像を見せる用途などに利用されている。
複数の観察者に異なる画像を見せるための手法として様々なものが考えられる。たとえば、表示装置にパララックスバリアやレンチキュラレンズを取り付け、その表示装置に異なる画像を空間的に分割して表示することが考えられる。また、異なる画像を時分割に表示し、それぞれの観察者がシャッタメガネをかけ、それぞれの観察者が所望の画像のみを見るようにすることも考えられる。
特開平6−186506号公報
しかしながら、前者の手法ではそれぞれの観察者の観察位置の範囲が制限されてしまう。後者の手法では、すべての観察者がシャッタメガネをかけなければならない。ここで、大型スクリーンで同じ洋画の、日本語字幕版と英語字幕版を同時に上映するアプリケーションについて考える。上述した前者の手法では日本語字幕が見える角度、英語字幕が見える角度がそれぞれ所定の範囲に制限されるため、当該手法はこのアプリケーションには適さない。また、画像の解像度も低下してしまう。
上述した後者の手法では観客全員がメガネをかける必要があり、観客全員に負担をかけてしまう。通常、日本人観客の大多数が日本語字幕での視聴を希望し、その少数が英語字幕での視聴を希望すると考えられる。英語字幕での視聴を希望する観客だけがメガネをかけることですめば、大多数の観客にメガネをかけるという負担をかけずにすむ。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、観察者に対する負担を抑えつつ、複数の観察者に異なる表示内容の画像を見せることができる技術を提供することにある。
本発明のある態様の画像表示システムは、第1画像と第2画像とを時間または偏光によって分割して表示する表示装置と、第1観察者から第2画像を見えなくするための遮光装置と、を備える。第2画像は、第1画像の表示内容を打ち消しつつ、遮光装置を使用しない第2観察者に別の表示内容を認識させるための画像である。
本発明の別の態様は、画像表示装置である。この装置は、第1画像と第2画像とを時間または偏光によって分割してに表示する画像表示装置であって、第2画像は、その第2画像を見えなくするための遮光装置を使用する第1観察者が見る第1画像の表示内容を打ち消しつつ、遮光装置を使用しない第2観察者に別の表示内容を認識させるための画像である。
本発明のさらに別の態様は、環境光制御装置である。この装置は、点灯と消灯を繰り返しながら環境光を発する発光装置と、ユーザに装着され、ユーザの眼に入射されるべき光を時分割に透過または遮光する遮光装置と、の少なくとも一方を制御する装置であって、遮光装置の透過期間に発光装置の消灯期間が対応するよう、発光装置の点灯と消灯のタイミングおよび遮光装置の透過と遮光のタイミングの、少なくとも一方を制御する制御部を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、観察者に対する負担を抑えつつ、複数の観察者に異なる表示内容の画像を見せることができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る画像表示システム300の全体構成を示す図である。この画像表示システム300は、第1観察者および第2観察者にそれぞれ異なる画像を見せるためのシステムである。たとえば、第1観察者に同じ映画の、英語字幕版を、第2観察者に日本語字幕版を見せる。図1にて第1視線V1は第1観察者の視線を、第2視線V2は第2観察者の視線を示す。すなわち、第1観察者は遮光装置を介して表示装置100に表示される画像を見る者であり、第2観察者は遮光装置を介さずに表示装置100に表示される画像を見る者である。
画像表示システム300は、表示装置100および遮光装置を含む。表示装置100は、プラズマディスプレイ、液晶ディスプレイなどのディスプレイであってもよいし、スクリーンや壁に画像を投影するプロジェクタであってもよい。表示装置100は、第1画像と、第2画像とを時分割に表示する。より厳密には、第1画像は第1動画像を構成する静止画、第2画像は第2動画像を構成する静止画であるが、以下、単に第1画像および第2画像と表記する。第1画像と第2画像の構成例は後述する。
遮光装置は、第1観察者から第2画像を見えなくするためのものである。遮光装置は、表示装置100に第2画像が表示される期間に第1観察者の視界を遮り、第1画像が表示される期間に第1観察者の視界を解放する装置であればよい。以下、遮光装置としてシャッタメガネ200を採用する例を説明する。第1観察者がシャッタメガネ200を装着することにより、表示装置100に時分割に表示される第1画像と第2画像のうち、第1画像のみが第1観察者の視界に入る状態を作り出すことができる。
第2観察者はシャッタメガネ200を装着しないため、第2観察者は第1画像と第2画像の両方を見ることになる。第1画像と第2画像は高速に切り替えられて表示されるため、第2観察者は第1画像と第2画像とを平均化した画像を認識する。
図2は、図1の表示装置100およびシャッタメガネ200の構成を示すブロック図である。表示装置100は、画像入力部110、同期信号生成部120、画像切替部130、表示部140および同期信号送信部150を含む。シャッタメガネ200は、同期信号受信部210、開閉駆動部220およびシャッタ230を含む。
画像入力部110は異なる二種類の画像、すなわち第1画像および第2画像を画像切替部130に入力する。同期信号生成部120は第1画像と第2画像とを切り替えるための同期信号を生成する。たとえば、120Hzのクロック信号を生成する。同期信号生成部120は生成した同期信号を画像切替部130および同期信号送信部150に出力する。画像切替部130は画像入力部110から入力される第1画像と第2画像とを、同期信号生成部120から入力される同期信号に応じて、交互に選択して表示部140に出力する。
表示部140は画像切替部130から入力される第1画像および第2画像を交互に表示する。同期信号送信部150は同期信号生成部120から入力される同期信号を所定の無線チャネルまたは有線チャネルを介してシャッタメガネ200(より具体的には同期信号受信部210)に送信する。たとえば、2.4GHzの周波数帯を用いた短距離無線通信を採用してもよい。
同期信号受信部210は同期信号送信部150から送信される同期信号を受信し、開閉駆動部220に出力する。開閉駆動部220は、同期信号受信部210から入力される同期信号に応じて、シャッタ230を駆動する。シャッタ230は、液晶シャッタなどで構成され、開閉駆動部220からの制御信号に応じて開閉する。具体的には、表示装置100に第1画像が表示される期間に開き、第2画像が表示される期間に閉じる。
なお、当該シャッタメガネ200は立体画像鑑賞用のシャッタメガネが転用されたものであってもよい。立体画像鑑賞用のシャッタメガネでは、右眼シャッタと左眼シャッタとが交互に開閉するように制御されるが、実施の形態1に係るシャッタメガネ200として使用される場合、両眼のシャッタが同じタイミングで開閉するように制御されればよい。
以下、第1画像と第2画像の構成例について説明する。第2画像は、第1画像の表示内容を打ち消しつつ、シャッタメガネ200を装着しない第2観察者に別の表示内容を認識させるための画像である。より具体的には、第2画像内の画素には、背景成分、第1画像の表示内容を形成する第1成分を打ち消すための成分、および第2観察者に認識させるべき表示内容を発生させるための第2成分を含む画素値が設定される。ここで、表示内容とは文字や図形など、有意な情報を示す表示対象を意味する。なお、第2画像には第1成分の最大値より大きい画素値の背景が設定される。
図3は、実施の形態1の設定例1に係る、第1画像I1の画素値D1、第2画像I2の画素値D2、および画像I3の画素値D3の関係を説明するための図である。図4は、設定例1にしたがって生成された、第1画像I1、第2画像I2、第3画像I3の一例を示す図である。第1画像I1は第1観察者が見る画像である。第3画像I3は第2観察者が体感する画像である。以下、モノクロ画像の例を説明する。また、各画素が8ビット(階調数が256)で表現される例を説明する。もちろん、カラー画像にも、階調数が256以外で表現される場合にも適用可能である。カラー画像に適用する場合、赤、緑、青のそれぞれの画素について以下に説明する手法を適用すればよい。
設定例1では、第1画像I1と第2画像I2とのデューティ比が1/2(1:1)に設定される。すなわち、第1画像I1と第2画像I2の表示時間が同じに設定される。第1画像I1は第1観察者が見る画像である。第1画像I1と第2画像I2とのデューティ比が1:1で、第1画像I1と第2画像I2とが高速に切り替えられるため、第2観察者は第1画像I1と第2画像I2とが1:1で混合された第3画像I3を体感する。
図3および図4にて、第1画像I1、第2画像I2、および第3画像I3の、最大画素値Dmaxは255、最小画素値Dminは0に設定される。最大画素値Dmaxが最も明るく、最小画素値Dminが最も暗い。背景画素値BGは最大画素値Dmaxの1/2に設定される。第1画像I1、第2画像I2、および第3画像I3の背景画素値BGはすべて同じ値に設定され、設定例1では127である。
設定例1に係る、第1画像I1の画素値D1、第2画像I2の画素値D2、および第3画像I3の画素値D3は、下記式(1)〜式(3)により表現される。第1画像I1の画素値D1は、背景画素値BGに第1成分S1を加算した値である。第2画像I2の画素値D2は、背景画素値BGから第1成分S1を減算し、第2成分S2を加算した値である。第3画像I3の画素値D3は、背景画素値BGに第2成分S2の1/2を加算した値である。
D1=BG+S1 ・・・式(1)
D2=BG−S1+S2 ・・・式(2)
D3=D1×1/2+D2×1/2=BG+S2×1/2 ・・・式(3)
第2成分S2は第1画像I1と第2画像I2とのデューティ比に応じた画素値が設定される。より具体的には、第2成分S2は第1画像I1と第2画像I2とのデューティ比が1/N(N>1)のとき、第2観察者に認識させるべき表示内容に対応する画素値にN/(N−1)を掛けた値に設定される。設計例1ではN=2であるため、第2成分S2は第2観察者に認識させるべき表示内容に対応する画素値の2倍の値に設定される。
設定例1では、第1成分S1および第2成分S2は、下記式(4)、式(5)に示す範囲で設定される必要がある。背景画素値BGが最大画素値Dmaxの1/2に設定されているためである。
0≦S1≦Dmax×1/2 ・・・(式4)
0≦S2≦Dmax×1/2 ・・・(式5)
図4にて、第1観察者が認識する第1画像I1には第1図形F1が形成され、第2観察者が体感する第3画像I3には第2図形F2が形成される。第1図形F1は縦棒型の図形であり、第2図形F2は横棒型の図形である。
第1画像I1の背景の画素値D1dは127に設定される。第1画像I1の第1図形F1を形成する画素の画素値D1aは255に設定される。すなわち、第1画像I1のうち、第1図形F1を形成する画素の第1成分S1が128に設定され、その他の画素の第1成分S1は0に設定される。
第2画像I2の背景の画素値D2dは127に設定される。第2画像I2の第1図形F1を形成する画素の画素値D2aは0に設定される。第2画像I2の第2図形F2を形成する画素の画素値D2bは255に設定される。第2画像I2の、第1図形F1と第2図形F2とがクロスする領域を形成する画素の画素値D2cは127に設定される。すなわち、第2画像I2のうち、第2図形F2を形成する画素の第2成分S2は128に設定され、その他の画素の第2成分S2は0に設定される。なお、階調を0〜255の値で表現しているため、第2図形F2を形成する以外の画素の画素値は上記式(2)の演算結果から−1した値で表記している。
この第1画像I1と第2画像I2とが、デューティ比が1:1で高速に切り替えて表示されるため、第2観察者は以下に示す画素値を持つ第3画像I3を体感する。第3画像I3の背景の画素値D3dは127に設定される。第3画像I3の第2図形F2が形成される画素の画素値D3cは、191に設定される。第3画像I3のそれぞれの画素について、対応する、第1画像I1の画素値D1および第2画像I2の画素値D2を上記式(3)に代入すると、上記画素値が得られる。
このように、一つの表示領域に第1画像I1と第2画像I2を交互に高速に切り替えて表示することにより、第1観察者は第1図形F1のみを認識することができ、第2観察者は第2図形F2のみを体感することができる。
図5は、実施の形態1の設定例2に係る、第1画像I1の画素値D1、第2画像I2の画素値D2、および第3画像I3の画素値D3の関係を説明するための図である。図6は、設定例2にしたがって生成された、第1画像I1、第2画像I2、第3画像I3の一例を示す図である。
設定例2では、第1画像I1と第2画像I2とのデューティ比が1/4(1:3)に設定される例を説明する。すなわち、第1画像I1と第2画像I2の表示時間が1:3に設定される。第1画像I1と第2画像I2とのデューティ比が1:3で第1画像I1と第2画像I2とが高速に切り替えられるため、第2観察者は第1画像I1と第2画像I2とが1:3で混合された第3画像I3を体感する。
図5および図6にて、第1画像I1、第2画像I2、および第3画像I3の、最大画素値Dmaxは255、最小画素値Dminは0に設定される。背景画素値BGは最大画素値Dmaxの1/4に設定される。第1画像I1、第2画像I2、および第3画像I3の背景画素値BGはすべて同じ値に設定され、設定例2では63である。
設定例2に係る、第1画像I1の画素値D1、第2画像I2の画素値D2、および第3画像I3の画素値D3は、下記式(6)〜式(8)により表現される。第1画像I1の画素値D1は、背景画素値BGに第1成分S1を加算した値である。第2画像I2の画素値D2は、背景画素値BGから第1成分S1の1/3を減算し、第2成分S2を加算した値である。第3画像I3の画素値D3は、背景画素値BGに第2成分S2の3/4を加算した値である。
D1=BG+S1 ・・・式(6)
D2=BG−S1×1/3+S2 ・・・式(7)
D3=D1×1/4+D2×3/4=BG+S2×3/4 ・・・式(8)
第2成分S2は、第2観察者に認識させるべき表示内容に対応する画素値にN/(N−1)を掛けた値に設定される。設計例2ではN=4であるため、第2成分S2は第2観察者に認識させるべき表示内容に対応する画素値の4/3の値に設定される。
設定例2では、第1成分S1および第2成分S2は、下記式(9)、式(10)に示す範囲で設定される必要がある。背景画素値BGが最大画素値Dmaxの1/4に設定されているためである。
0≦S1≦Dmax×3/4 ・・・式(9)
0≦S2≦Dmax×3/4 ・・・式(10)
図6にて、第1観察者が認識する第1画像I1には第1図形F1が形成され、第2観察者が体感する第3画像I3には第2図形F2が形成される。第1図形F1は縦棒型の図形であり、第2図形F2は横棒型の図形である。
第1画像I1の背景の画素値D1dは63に設定される。第1画像I1の第1図形F1を形成する画素の画素値D1aは255に設定される。すなわち、第1画像I1のうち、第1図形F1を形成する画素の第1成分S1が192に設定され、その他の画素の第1成分S1は0に設定される。
第2画像I2の背景の画素値D2dは63に設定される。第2画像I2の第1図形F1を形成する画素の画素値D2aは0に設定される。第2画像I2の第2図形F2を形成する画素の画素値D2bは255に設定される。第2画像I2の、第1図形F1と第2図形F2とがクロスする領域を形成する画素の画素値D2cは191に設定される。すなわち、第2画像I2のうち、第2図形F2を形成する画素の第2成分S2は191に設定され、その他の画素の第2成分S2は0に設定される。
この第1画像I1と第2画像I2とが、デューティ比が1:3で高速に切り替えて表示されるため、第2観察者は以下に示す画素値を持つ第3画像I3を体感する。第3画像I3の背景の画素値D3dは63に設定される。第3画像I3の第2図形F2が形成される画素の画素値D3cは、207に設定される。第3画像I3のそれぞれの画素について、対応する、第1画像I1の画素値D1および第2画像I2の画素値D2を上記式(8)に代入すると、上記画素値が得られる。
設定例2では、設定例1と比較し、第1画像I1および第3画像I3の表示内容のコントラストを向上させることができる。すなわち、第1画像I1の、背景の画素値と第1図形F1の画素値との差、および第3画像I3の、背景の画素値と第2図形F2の画素値との差を、設置例1におけるそれぞれの差と比較し、大きくすることができる。
図7は、実施の形態1の設定例3に係る、第1画像I1の画素値D1、第2画像I2の画素値D2、および画像I3の画素値D3の関係を説明するための図である。設定例1おおよび設定例2では、第1画像I1および第3画像I3の背景が無模様で、背景の画素値が均一な例を説明した。設定例3では背景に模様、文字、図形などが含まれ、背景の画素値が不均一な例を説明する。なお、この背景は第1画像I1と第3画像I3で共通である。
設定例3では、第1画像I1と第2画像I2とのデューティ比が1/2(1:1)に設定される。設置例3に係る背景の画素値は、背景変動成分BG1および背景固定成分BG2の和で構成される。背景固定成分BG2はすべての画素で共通の成分である。背景変動成分BG1は背景に含まれる模様などに応じて、画素単位で変動する成分である。図7にて、背景画素値BG1maxは背景変動成分BG1の最大値を示す。背景画素値(BG1max+BG2)は背景変動成分BG1の最大値と背景固定成分BG2の和を示す。
設定例3に係る、第1画像I1の画素値D1、第2画像I2の画素値D2、および第3画像I3の画素値D3は、下記式(11)〜式(13)により表現される。第1画像I1の画素値D1は、背景変動成分BG1と背景固定成分BG2との和に、第1成分S1を加算した値である。第2画像I2の画素値D2は、背景変動成分BG1と背景固定成分BG2との和から第1成分S1を減算し、第2成分S2を加算した値である。第3画像I3の画素値D3は、背景変動成分BG1と背景固定成分BG2との和に、第2成分S2の1/2を加算した値である。
D1=BG1+BG2+S1 ・・・式(11)
D2=BG1+BG2−S1+S2 ・・・式(12)
D3=D1×1/2+D2×1/2=BG1+BG2+S2×1/2 ・・・式(13)
設定例3では、第1成分S1および第2成分S2は、下記式(14)〜式(16)に示す範囲で設定される必要がある。
0≦S1≦(Dmax−BG2−BG1max) ・・・式(14)
0≦S1≦(BG2+BG1max) ・・・式(15)
0≦S2≦(Dmax−BG2−BG1max) ・・・式(16)
このように、背景に模様などを含める場合、第1成分S1、第2成分S2、背景変動成分BG1の最大値、および背景固定成分BG2を上記式(14)〜式(16)に示す関係を満たすように設定する必要がある。
図8は、実施の形態1の設定例4に係る、第1画像I1の画素値D1、第2画像I2の画素値D2、および画像I3の画素値D3の関係を説明するための図である。設定例1〜設定例3では、第1画像I1と第3画像I3とで背景のレベルが同じ例を説明した。設定例4では第1画像I1と第3画像I3とで背景のレベルが異なる例を説明する。第1画像I1と第3画像I3とで背景のレベルを異ならしめるには、第1画像I1内の画素に含まれる背景成分と、第2画像I2内の画素に含まれる背景成分とを異なる値に設定する。
以下、第3画像I3の背景のレベルが第1画像I1の背景のレベルの1/2に設定される例を説明する。設定例4では、第1画像I1と第2画像I2とのデューティ比が1/2(1:1)に設定される。
設定例4に係る、第1画像I1の画素値D1、第2画像I2の画素値D2、および第3画像I3の画素値D3は、下記式(17)〜式(19)により表現される。第1画像I1の画素値D1は、第1成分S1の値である。すなわち、第1画像I1の背景画素値は0である。第2画像I2の画素値D2は、背景画素値BGから第1成分S1が減算され、第2成分S2が加算された値である。第3画像I3の画素値D3は、背景画素値BGの1/2に、第2成分S2の1/2を加算した値である。
D1=S1 ・・・式(17)
D2=BG−S1+S2 ・・・式(18)
D3=D1×1/2+D2×1/2=BG×1/2+S2×1/2 ・・・式(19)
設定例4では、第1成分S1および第2成分S2は、下記式(20)、式(21)に示す範囲で設定される必要がある。
0≦S1≦BG ・・・式(20)
0≦S2≦(Dmax−BG) ・・・式(21)
このように、第1画像I1内の画素に含まれる背景成分と、第2画像I2内の画素に含まれる背景成分とを異なる値に設定することにより、第1画像I1と第3画像I3とで背景のレベルを異ならしめることができる。
ここまでは二種類の画像を時分割に表示して、二種類の観察者にそれぞれ異なる画像を認識させる例を説明したが、三種類以上の画像を時分割に表示して、三種類以上の観察者にそれぞれ異なる画像を認識させることも可能である。以下の説明ではシャッタメガネ200を装着するタイプの観察者を第1観察者といい、この第1観察者に見せる画像を第1像という。シャッタメガネ200を装着しないタイプの観察者を第2観察者といい、この第2観察者に見せる画像を第2画像という。
ここで、第1画像は、それぞれ表示内容が異なる複数の画像で構成される。第1観察者はその複数の画像ごとに分類される。表示装置100はその複数の画像および第2画像を時分割に表示する。シャッタメガネ200は、その複数の画像ごとに設けられ、それぞれのシャッタメガネ200は、当該複数の画像のうち対応する一つの画像を見えるようにし、その残りの画像および第2画像を見えなくする。以下、第1画像が二つの画像で構成される例を説明する。この場合、表示装置100は三種類の画像を時分割に表示する。たとえば、同じ洋画の、日本語字幕版、英語字幕版、および中国語字幕版を時分割に表示する。
図9は、実施の形態1の設定例5に係る、第1画像I1aの画素値D1a、第1画像I1bの画素値D1b、第2画像I2の画素値D2、および画像I3の画素値D3の関係を説明するための図である。第1画像I1aは第1観察者aが見る画像であり、第1画像I1bは第1観察者bが見る画像である。設定例5では、第1画像I1a、第1画像I1b、および第2画像I2のデューティ比が1:1:1に設定される。
設定例5に係る、第1画像I1aの画素値D1a、第1画像I1bの画素値D1b、第2画像I2の画素値D2、および第3画像I3の画素値D3は、下記式(22)〜式(25)により表現される。第1画像I1aの画素値D1aは、第1成分S1aの値である。すなわち、第1画像I1aの背景画素値は0である。第1画像I1bの画素値D1bは、第1成分S1bの値である。すなわち、第1画像I1bの背景画素値は0である。第2画像I2の画素値D2は、背景画素値BGから第1成分S1aおよび第1成分Sbが減算され、第2成分S2が加算された値である。第3画像I3の画素値D3は、背景画素値BGの1/3に、第2成分S2の1/3を加算した値である。ここで、第1成分S1aは第1画像I1aの表示内容を形成する成分であり、第1成分S1bは第1画像I1bの表示内容を形成する成分である。
D1a=S1a ・・・式(22)
D1b=S1b ・・・式(23)
D2=BG−S1a−S1b+S2 ・・・式(24)
D3=D1a×1/3+D1b×1/3+D2×1/3=BG×1/3+S2×1/3 ・・・式(25)
このように、一つの表示領域に三種類以上の画像を高速に切り替えて表示することにより、三種類以上の観察者にそれぞれ別の表示内容の画像を認識させることができる。
以上説明したように実施の形態1によれば、シャッタメガネを装着した観察者とそれを装着しない観察者とに表示内容が異なる画像を見せることができるため、観察者に対する負担を抑制しつつ、複数の観察者に異なる表示内容の画像を見せることができる。
つぎに、実施の形態2について説明する。
図10は、実施の形態2に係る環境光制御システム700の構成を示すブロック図である。実施の形態2に係る環境光制御システム700は、発光装置400、遮光装置および環境光制御装置600を備える。
発光装置400は、点灯と消灯を繰り返しながら環境光を発する。発光装置400には各種照明機器が該当する。たとえば、蛍光灯、LEDやLDなどの半導体素子を光源とする照明機器が該当する。また、発光装置400には各種機器の、LEDなどを光源とするインジケータも該当する。また、発光装置400には、点滅しない光源や外光と液晶シャッタ付き窓とを組み合わせた、照明機器またはインジケータも該当する。これらも、外部からみて点灯と消灯を繰り返しながら環境光を発する装置であることに変わりない。
遮光装置は、ユーザに装着され、ユーザの眼に入射されるべき光を時分割に透過または遮光するためのである。以下、遮光装置としてシャッタメガネ500を採用する例を説明する。
環境光制御装置600は、発光装置400の点灯/消灯タイミング、およびシャッタメガネ500の透過/遮光のタイミングの、少なくとも一方を制御する装置である。なお、図10では環境光制御装置600を独立の装置として描いているが、発光装置400またはシャッタメガネ500に内蔵されていてもよい。
以下、実施の形態2に係る環境光制御システム700をより具体的に説明する。発光装置400は、制御信号受信部410、発光駆動部420および発光部430を含む。制御信号受信部410は、環境光制御装置600の制御信号送信部620から送信される第1制御信号を受信し、発光駆動部420に出力する。発光駆動部420は、その第2制御信号により指示されるタイミングで発光部430を点灯または消灯させる。
シャッタメガネ500は、制御信号受信部510、開閉駆動部520、シャッタ530および動き検出センサ540を含む。制御信号受信部510は、環境光制御装置600の制御信号送信部620から送信される第2制御信号を受信し、開閉駆動部520に出力する。開閉駆動部520は、その第2制御信号により指示されるタイミングでシャッタ530を開閉する。動き検出センサ540は、シャッタメガネ500を装着しているユーザの頭部の動きを検出する。動き検出センサ540にはジャイロセンサなどを採用することができる。
頭部の動きは、カメラで観察者を撮影し、リアルタイムに顔検出を行い、その移動から検出してもよい。シャッタメガネ500に再帰反射シールを貼り付け、カメラ側から赤外線を出射し、反射光の動きを検出してもよい。カメラは、たとえば環境光制御装置600に備えられていてもよい。また、観察者がディスプレイを観察しているか周囲を見ているかが重要であるため、頭部の動き検出だけでなく、顔の向きを検出するなど、他の方法であってもよい。顔の向きは、たとえば上記顔検出の後、顔のパーツを検出し、その位置関係から判断することができる。たとえば、顔の領域に対して眼の位置が通常より端に寄っている、などから判断することができる。
環境光制御装置600は、制御部610、制御信号送信部620および検出信号受信部630を含む。制御部610は、シャッタメガネ500の透過期間に発光装置400の消灯期間が対応するよう、発光装置400の点灯と消灯のタイミングおよびシャッタメガネ500の透過と遮光のタイミングの、少なくとも一方を制御する。制御部610は、発光装置400の点灯期間と消灯期間の第1デューティと、シャッタメガネ500の透過期間と遮光期間との第2デューティとが逆になるよう制御する。
制御信号送信部620は、制御部610により決定された、発光装置400の点灯と消灯のタイミングを第1制御信号として、発光装置400の制御信号受信部410に送信する。また、制御部610により決定された、シャッタメガネ500の透過と遮光のタイミングを第2制御信号としてシャッタメガネ500の制御信号受信部510に送信する。検出信号受信部630は、動き検出センサ540からユーザの頭部の移動量を示す検出信号を受信し、制御部610に出力する。
制御部610は、動き検出センサ540により所定の設定値を超える動きが検出された場合、発光装置400が消灯すべき期間にも点灯せさるよう、またはシャッタメガネ500が遮光すべき期間にも透過させるよう制御する。たとえば、制御部610は第1デューティおよび第2デューティの少なくとも一方をずらすように制御することにより、シャッタメガネ500の遮光期間の少なくとも一部の期間に、発光装置400が点灯している状況を作り出してもよい。また、制御部610はシャッタメガネ500の遮光期間の、シャッタ530の透過率を0より高くなるようよう制御してもよい。たとえば、透過率を50%に設定してもよい。また、制御部610は単純に、発光装置400が点灯し続けるよう制御してもよい。
制御部610は、上記設定値を超える動きが検出されない状態が所定の設定期間、継続した場合、この制御を解除し、通常の制御に戻す。
図11は、実施の形態2に係る環境光制御装置600により制御される、通常時の、発光装置400の第1デューティとシャッタメガネ500の第2デューティとの関係を示す図である。図11に示すように第1デューティと第2デューティとの位相が逆になるよう制御されると、シャッタメガネ500を装着しているユーザの体感光量は0となる。すなわち、環境光がまったくない状態を体感する状態となる。
図12は、実施の形態2に係る環境光制御装置600により制御される、動き検出時の、発光装置400の第1デューティとシャッタメガネ500の第2デューティとの関係を示す図である。図12に示すように第1デューティと第2デューティとの位相が合致するように制御されると、シャッタメガネ500を装着しているユーザの体感光量は100となる。すなわち、シャッタメガネ500を装着していない状態と同様の環境光を体感する状態となる。なお、第1デューティと第2デューティとの位相を完全に一致させる必要はなく、シャッタメガネ500の透過期間の少なくとも一部の期間で発光装置400が点灯されればよい。
以上説明したように実施の形態2によれば、環境光が存在しない状態を作り出すことができるため、部屋のなかで映像コンテンツを視聴しているユーザの没入感を高めることができる。映像コンテンツ視聴時に、部屋のなかにそれを視聴しない者がいるなどの理由で、部屋を暗くすることができない環境であっても、シャッタメガネの装着者には暗い部屋と認識される。シャッタメガネの装着者にとって環境光が存在しない状態となり、映像コンテンツ視聴時の没入感を高めることができる。また、環境光に対するディスプレイ画面の相対輝度が高くなるため、ディスプレイの光量を下げても高い視認性を確保することができる。その光量を下げた場合、ディスプレイの消費電力を低減することができる。また、外光がスクリーンで反射することにより発生する、コントラストの低下や映り込みを低減することもできる。
また、機器のインジケータなども見えなくすることができるため、映像コンテンツ視聴の妨げとなる光を取り除くことができる。また、映画館などの施設における非常灯からの漏れ光を見えなくすることもできる。
また、ユーザの頭部が所定の設定値以上、動いた場合、環境光を見えるように制御することにより、シャッタメガネの装着状態でも、ユーザは頭部を動かすことにより周囲の状況を把握することができる。これにより、緊急時の安全性も確保することができる。
以上、本発明をいくつかの実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態1では、時分割に第1画像と第2画像とを表示する表示装置と、第1観察者から第2画像を見えなくする遮光装置としてのシャッターメガネとを用いる例を説明した。本発明はこの例に限定されることなく、第1画像の偏光方向と第2画像の偏光方向とが90°交差するように表示する表示装置と、第1観察者から第2画像を見えなくする遮光装置としての偏光メガネとを用いる例も当然、含まれる。
実施の形態2ではシャッタメガネを装着したユーザに部屋が暗い状況を体感させる例を説明したが、変形例では部屋が特定の色で照らされている状態を体感させる例を説明する。この変形例では、発光装置400は、複数の色の光源を有する。たとえば、赤、緑、青のLEDを有する。制御部610は、シャッタメガネ500の透過と遮光のタイミングに応じて、複数の色の光源それぞれの点灯と消灯のタイミングを制御する。たとえば、シャッタメガネ500の遮光期間に、複数の色のうち、あらかじめ設定された一つの色の環境光を点灯し、他の色の環境光を消灯するよう制御する。なお、発光は単色である必要はなく、シャッタメガネ500の透過期間内における、複数の色の光源の点灯期間を異ならせるように設定し、点灯および消灯することにより、演出のための様々な色や明るさを作り出すことができる。また、点灯のタイミングは、たとえば画像に含まれる三原色の比率から色度をリアルタイムに演算し、同じ色度の環境光が得られるように、シャッタメガネ500の透過期間内における各光源の点灯期間を決定してもよい。
図13は、実施の形態2の変形例に係る環境光制御システム700において、シャッタメガネ500を装着しているユーザにダークシアンを体感させるための一手法を説明するための図である。発光装置400は、赤のLED、緑のLEDおよび青のLEDを備える。制御部610は、シャッタメガネ500の透過期間に、赤のLEDを消灯させつつ、緑のLEDおよび青のLEDを少しの期間、点灯させる。これにより、シャッタメガネ500を装着しているユーザにダークシアンを体感させることができる。なお、赤のLED、緑のLEDおよび青のLEDの、点灯期間は少しずれているが同期間であるため、シャッタメガネ500を装着していない者に対して、白色を認識させることができる。
このような部屋が特定の色で照らされている状態を体感させる変形例は、たとえば、つぎのような利用方法が考えられる。ゲームや映画のシナリオの、特定のシーンに沿った色を、特定のタイミングで点灯させるよう制御する。たとえば、夕焼けのシーンで赤を点灯させるよう制御する。この場合、環境光制御装置600の図示しない記憶部にあらかじめ点灯させるべき色およびタイミングが設定される。環境光制御装置600の図示しないコンテンツ進行受信部は、そのコンテンツを再生する再生装置からコンテンツの進行状況を受信する。この変形例によれば、ゲームプレイや映画鑑賞の臨場感をより高めることができる。
ここでは映像に合わせて色と明るさを同時に制御する手法を述べたが、白色のまま、明るさのみを制御してもよい。また、本制御は立体映像を表示している場合にも利用できる。この場合、右眼用映像を表示しているとき、すなわち右眼のシャッタが透過しているときと、左眼用映像を表示しているとき、すなわち左眼のシャッタが透過しているときは、光源の制御を同一にする。つまり、左右の眼が同じ明るさ、同じ色を感じるように制御する。
実施の形態2では、発光装置400の消灯期間に完全に消灯する例を説明したが、点灯期間の光量より低い光量であればよい。たとえば、50%の光量でもよい。また、シャッタメガネ500の遮光期間に完全に遮光する例を説明したが、透過期間の透過率より低い透過率であればよい。たとえば、50%の透過率でもよい。
実施の形態2では完全に暗くする例を説明したが、完全に暗くする必要がない場合、第1デューティと第2デューティとの間に1/4周期より小さいずれがあってもよい。
本発明の実施の形態1に係る画像表示システムの全体構成を示す図である。 図1の表示装置およびシャッタメガネの構成を示すブロック図である。 実施の形態1の設定例1に係る、第1画像の画素値、第2画像の画素値、および画像の画素値の関係を説明するための図である。 設定例1にしたがって生成された、第1画像、第2画像、第3画像の一例を示す図である。 実施の形態1の設定例2に係る、第1画像の画素値、第2画像の画素値、および第3画像の画素値の関係を説明するための図である。 設定例2にしたがって生成された、第1画像、第2画像、第3画像の一例を示す図である。 実施の形態1の設定例3に係る、第1画像の画素値、第2画像の画素値、および画像の画素値の関係を説明するための図である。 実施の形態1の設定例4に係る、第1画像の画素値、第2画像の画素値、および画像の画素値の関係を説明するための図である。 実施の形態1の設定例5に係る、第1画像の画素値、第1画像の画素値、第2画像の画素値、および画像の画素値の関係を説明するための図である。 実施の形態2に係る環境光制御システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る環境光制御装置により制御される、通常時の、発光装置の第1デューティとシャッタメガネの第2デューティとの関係を示す図である。 実施の形態2に係る環境光制御装置により制御される、動き検出時の、発光装置の第1デューティとシャッタメガネの第2デューティとの関係を示す図である。 実施の形態2の変形例に係る環境光制御システムにおいて、シャッタメガネを装着しているユーザにダークシアンを体感させるための一手法を説明するための図である。
符号の説明
100 表示装置、 110 画像入力部、 120 同期信号生成部、 130 画像切替部、 140 表示部、 150 同期信号送信部、 200 シャッタメガネ、 210 同期信号受信部、 220 開閉駆動部、 230 シャッタ、 300 画像表示システム、 400 発光装置、 410 制御信号受信部、 420 発光駆動部、 430 発光部、 500 シャッタメガネ、 510 制御信号受信部、 520 開閉駆動部、 530 シャッタ、 540 動き検出センサ、 600 環境光制御装置、 610 制御部、 620 制御信号送信部、 630 検出信号受信部、 700 環境光制御システム。

Claims (7)

  1. 第1画像と第2画像とを時間または偏光によって分割して表示する表示装置と、
    第1観察者から前記第2画像を見えなくするための遮光装置と、を備え、
    前記第2画像は、前記第1画像の表示内容を打ち消しつつ、前記遮光装置を使用しない第2観察者に別の表示内容を認識させるための画像であることを特徴とする画像表示システム。
  2. 前記第1画像内の画素に含まれる背景成分と、前記第2画像内の画素に含まれる背景成分とが異なる値に設定されることを特徴とする請求項1に記載の画像表示システム。
  3. 前記第1画像は、それぞれ表示内容が異なる複数の画像で構成され、
    前記表示装置は、前記複数の画像および前記第2画像を時分割に表示し、
    前記遮光装置は、前記複数の画像ごとに設けられ、それぞれの遮光装置は、前記複数の画像のうち対応する一つの画像を見えるようにし、その残りの画像および前記第2画像を見えなくすることを特徴とする請求項1に記載の画像表示システム。
  4. 第1画像と第2画像とを時間または偏光によって分割して表示する画像表示装置であって、
    前記第2画像は、その第2画像を見えなくするための遮光装置を使用する第1観察者が見る第1画像の表示内容を打ち消しつつ、前記遮光装置を使用しない第2観察者に別の表示内容を認識させるための画像であることを特徴とする画像表示装置。
  5. 点灯と消灯を繰り返しながら環境光を発する発光装置と、ユーザに装着され、ユーザの眼に入射されるべき光を時分割に透過または遮光する遮光装置と、の少なくとも一方を制御する装置であって、
    前記遮光装置の透過期間に前記発光装置の消灯期間が対応するよう、前記発光装置の点灯と消灯のタイミングおよび前記遮光装置の透過と遮光のタイミングの、少なくとも一方を制御する制御部を備えることを特徴とする環境光制御装置。
  6. 前記制御部は、前記ユーザの頭部の動きを検出するためのセンサにより所定の設定値を超える動きが検出された場合、前記発光装置が消灯すべき期間にも点灯せさるよう、または前記遮光装置が遮光すべき期間にも透過させるよう制御することを特徴とする請求項5に記載の環境光制御装置。
  7. 前記発光装置は、複数の色の光源を有し、
    前記制御部は、前記遮光装置の透過と遮光のタイミングに応じて、前記複数の色の光源それぞれの点灯と消灯のタイミングを制御することを特徴とする請求項5に記載の環境光制御装置。
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