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JP2010116948A - 密封装置及び密封構造 - Google Patents

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JP2010116948A JP2008289043A JP2008289043A JP2010116948A JP 2010116948 A JP2010116948 A JP 2010116948A JP 2008289043 A JP2008289043 A JP 2008289043A JP 2008289043 A JP2008289043 A JP 2008289043A JP 2010116948 A JP2010116948 A JP 2010116948A
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ring
groove
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annular
mounting groove
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Hiroaki Monma
弘明 門馬
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Nok Corp
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Abstract

【課題】耐久性の向上を図った密封装置を提供する。
【解決手段】相対的に回転する軸300とハウジング400のうちハウジング400に設けられた環状溝402に装着され、軸300とハウジング400との間の環状隙間を封止する密封装置100において、軸300に対して摺動自在な樹脂製の第1リング110と、第1リング110と環状溝402の溝底との間の環状隙間を封止するゴム状弾性体製の第2リング120と、を備え、第1リング110に外周面側には、第2リング120が装着される環状の装着溝111が設けられており、第2リング120が装着溝111に装着された状態では、装着溝111の両側の側壁111a,111bが押し広げられるように構成されており、これら両側の側壁111a,111bの外側の端縁部E1,E2が、それぞれ環状溝402の両内壁面に密着するように構成されていることを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、相対的に回転する2部材間の環状隙間を封止する密封装置及び密封構造に関するものである。
従来、各種油圧・空気圧機器において、相対的に回転する2部材間の環状隙間を封止する密封装置として、様々なタイプのものが知られている。以下、このような従来例に係る密封装置について説明する。
図6は従来例1に係る密封装置の装着状態を示す模式的断面図である。この密封装置は、相対的に回転する2部材間の環状隙間を封止するために設けられる。ここで、この従来例における2部材とは、軸300、及びこの軸300が挿通される軸孔401を有するハウジング400である。また、この従来例に係る密封装置は、軸孔401の内周面に設けられた環状溝402に装着される。なお、図中(H)は高圧側であり、(L)は低圧側である。
この従来例1に係る密封装置は、単一のゴム状弾性体製のシールリング500により構成されている。なお、図示の例では、断面の形状がD字形状のDリングの場合を示しているが、断面形状が円形のOリングが用いられる場合もある。
この従来例1に係る密封装置の場合には、高圧高速の条件下(例えば、10MPa以上の流体圧力が作用し、かつ軸300が周速1m/s以上で回転する条件下)で用いられる場合、摺動部(図中、矢印X1で示す部分)が潤滑不足になり、早期に摩耗が生じてしまう問題がある。また、ゴム状弾性体製のシールリング500の場合、一般的に摩擦抵抗が高くなるため、高圧条件下においては、回転トルクが高くなり、回転動作に悪影響が及ぼされる問題もある。
図7は従来例2に係る密封装置の装着状態を示す模式的断面図である。この従来例2に係る密封装置は、上記従来例1に係る密封装置に比べて、耐摩耗性の向上を図ることができ、かつ回転トルクの低減を図ることができるように構成されている。なお、図中(H)は高圧側であり、(L)は低圧側である。
この従来例2に係る密封装置は、軸300の表面に対して摺動自在な樹脂製の第1リング510と、第1リング510と環状溝402の溝底との間の環状隙間を封止するゴム状弾性体製の第2リング520とから構成される。
この従来例2に係る密封装置においては、第1リング510は、ゴム状弾性体に比べて摩擦抵抗が低く耐摩耗性に優れた樹脂材(特に、PTFEなど)によって構成されている。そのため、従来例1に係る密封装置に比べて、耐摩耗性の向上を図ることができ、かつ回転トルクの低減を図ることができる。
しかしながら、このように構成される従来例2に係る密封装置においては、環境の変化や経時劣化などの原因により、軸300と第1リング510との共回りを完全に防止することはできない。従って、第1リング510と第2リング520との間で摺動してしまうことがあり、第2リング520における摺動部(図中、矢印X2で示す部分)に摩耗が生じてしまう問題がある。
図8は従来例3に係る密封装置の装着状態を示す模式的断面図である。この従来例3に係る密封装置は、上記従来例2に係る密封装置において、第1リングと第2リングとの間の摺動を防止することができるように構成されたものである。なお、図中(H)は高圧側であり、(L)は低圧側である。
この従来例3に係る密封装置も、上記従来例2に係る密封装置の場合と同様に、軸300の表面に対して摺動自在な樹脂製の第1リング511と、第1リング511と環状溝402の溝底との間の環状隙間を封止するゴム状弾性体製の第2リング521とから構成される。そして、この従来例3に係る密封装置の場合には、第1リング511と第2リング521が加硫接着によって固定されている。
この従来例3に係る密封装置においては、第1リング511は、ゴム状弾性体に比べて摩擦抵抗が低く耐摩耗性に優れた樹脂材(特に、PTFEなど)によって構成されている。そのため、従来例1に係る密封装置に比べて、耐摩耗性の向上を図ることができ、かつ回転トルクの低減を図ることができる。また、この従来例3に係る密封装置においては、第1リング511と第2リング521が固定されているので、これらの間で摺動することはない。
しかしながら、上記のような各種の原因により、第1リング511と第2リング521が一体となって構成された密封装置と軸300との共回りを完全に防止することはできない。そのため、特に、高圧高速の条件下で用いられる場合には、この密封装置と環状溝402の内壁面との間で摺動するため、第1リング511と第2リング521との接着面部分(図中、矢印X3で示す部分)に剥がれ(破損)が生じてしまう問題がある。
なお、関連する技術としては、特許文献1〜3に開示されたものがある。
特開平11−230368号公報 実開平6−12872号公報 特開2006−329337号公報
本発明の目的は、耐久性の向上を図った密封装置を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明の密封装置は、
相対的に回転する2部材のうちの一方の部材に設けられた環状溝に装着され、これら2部材間の環状隙間を封止する密封装置において、
前記2部材のうちの他方の部材に対して摺動自在な樹脂製の第1リングと、
第1リングと前記環状溝の溝底との間の環状隙間を封止するゴム状弾性体製の第2リングと、
を備え、
第1リングにおける一方の部材との対向面側には、第2リングが装着される環状の装着溝が設けられており、第2リングが該装着溝に装着された状態では、該装着溝の両側の側壁が押し広げられるように構成されており、これら両側の側壁の外側の端縁部が、それぞれ前記環状溝の両内壁面に密着するように構成されていることを特徴とする。
また、本発明の密封構造は、
相対的に回転する2部材と、
前記2部材のうちの一方の部材に設けられた環状溝に装着され、これら2部材間の環状隙間を封止する密封装置と、
を備えた密封構造において、
前記密封装置は、
前記2部材のうちの他方の部材に対して摺動自在な樹脂製の第1リングと、
第1リングと前記環状溝の溝底との間の環状隙間を封止するゴム状弾性体製の第2リングと、
を備え、
第1リングにおける一方の部材との対向面側には、第2リングが装着される環状の装着溝が設けられており、第2リングが該装着溝に装着された状態では、該装着溝の両側の側壁が押し広げられるように構成されており、これら両側の側壁の外側の端縁部が、それぞれ前記環状溝の両内壁面に密着するように構成されていることを特徴とする。
これらの発明によれば、ゴム状弾性体製の第2リングは、樹脂製の第1リングに設けられた装着溝に装着される。従って、第1リングと第2リングとを加硫接着等により固定しなくても、これらの間で摺動してしまうことを抑制できる。
また、第2リングの装着によって、第1リングにおける装着溝の両側の側壁が押し広げられるように構成されており、これら両側の側壁の外側の端縁部が、それぞれ環状溝の両内壁面に密着するように構成されている。従って、第1リングと環状溝の両内壁面との間の密着力が加わることで、摩擦抵抗を高めることができ、第1リングが軸と共回りしてしまうことを抑制できる。
以上により、ゴム状弾性体製の第2リングに摺動部分が生じてしまうことを抑制でき、第2リングに摺動摩耗が発生してしまうことを抑制できる。また、第1リングと第2リングとを接着等により固定する必要がないので、製造工程数の増加を必要とせず、かつ、第1リングと第2リングとの剥がれの問題は生じない。
ここで、前記装着溝は、溝底側から溝の上端部に向かうにつれて徐々に溝幅が広くなるように構成されているとよい。
これにより、第2リングを装着溝に装着することで、装着溝の両側の側壁は無理なく押し広げられる。
以上説明したように、本発明によれば、耐久性の向上を図ることができる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例)
図1〜図5を参照して、本発明の実施例に係る密封装置及び密封構造について説明する。
<密封装置>
図1〜図3を参照して、本発明の実施例に係る密封装置の全体構成について説明する。図1は本発明の実施例に係る密封装置の模式的断面図である。図2は本発明の実施例に係
る密封装置における第1リングの模式的断面図である。図3は本発明の実施例に係る密封装置における第2リングの模式的断面図である。なお、図1〜図3においては、密封装置の切断面のみを示している。
本実施例に係る密封装置100は、樹脂(好適な例としてはPTFEやナイロン等の硬質樹脂)製の第1リング110と、第1リング110の外周面側に設けられた環状の装着溝111に装着されるゴム状弾性体製の第2リング120とから構成されている。そして、本実施例に係る密封装置100においては、第2リング120が第1リング110における装着溝111に装着されることによって、装着溝111の両側の側壁111a,111bが押し広げられるように構成されている。
ここで、本実施例における第1リング110に設けられた装着溝111は、図2に示すように、溝底側から溝の上端部に向かうにつれて徐々に溝幅が広くなるように構成されている。つまり、装着溝111の断面形状は台形である。
また、本実施例における第2リング120は、断面形状が円形のOリングによって構成されている。なお、第2リング120の材料としては、各種のゴム材料を適用し得る。
<密封装置及び密封装置が装着される環状溝の寸法関係>
図2〜図4を参照して、密封装置100及び密封装置100が装着される環状溝402の寸法関係について説明する。図4は本発明の実施例に係る密封装置が装着される相手部材の模式的断面図である。
図2に示すように、第1リング110における横幅,側壁111a,111bの先端の
幅,装着溝111の溝底の幅を、それぞれH1,H2,H3とする。また、第1リング110における内周表面から装着溝111の溝底面までの距離,内周表面から外周表面までの距離を、それぞれT1,T2とする。
そして、図3に示すように、第2リング120における断面の円の直径をWとする。
また、図4に示すように、ハウジング400における環状溝402の溝底面から軸300の表面までの距離,環状溝402の溝幅を、それぞれA,Bとする。
この場合、本実施例では、
0.25×A≦T1≦0.35×A
0.75×A≦T2≦0.85×A
0.75×B≦H1≦0.85×B
0.10×H1≦H2≦0.15×H1
0.45×H1≦H3≦0.55×H1
0.75×A≦W≦0.85×A
を満たすように構成されている。
より具体的な一例を説明する。
第1リング110については、その内径が(49.7±0.2)mmで、T1=(1.5±0.05)mm,T2=(4±0.05)mm,H1=(3.5±0.1)mm,H2=(0.5±0.05)mm,H3=(2±0.05)mmとなるように設定する。
第2リング120については、その内径が(53±0.25)mmで、W=(4.0±0.1)mmとなるように設定する。
ハウジング400における環状溝402及び軸300については、A=5mm,B=5mmとなるように設定する。
<密封構造>
特に、図5を参照して、本発明の実施例に係る密封構造について説明する。図5は本発明の実施例に係る密封構造(密封装置が装着された状態)を示す模式的断面図である。なお、図中(H)は高圧側であり、(L)は低圧側である。
本実施例に係る密封装置100は、各種油圧・空気圧機器において、相対的に回転する2部材間の環状隙間を封止するものである。本実施例においては、回転する軸300と、この軸300が挿通される軸孔401を有するハウジング400との間の環状隙間を封止するために用いられる。
そして、本実施例に係る密封装置100においては、第1リング110が、その内周面が軸300の外周面に対して摺動自在な状態で配置される。また、この第1リング110におけるハウジング400の軸孔401の内周面との対向面側に設けられた装着溝111に、第2リング120が装着される。上記の通り、第2リング120が、この装着溝111に装着された状態では、装着溝111の両側の側壁111a,111bが押し広げられるように構成されている。そして、これら両側の側壁111a,111bの外側の端縁部E1,E2が、それぞれ環状溝402の両内壁面に密着するように構成されている。
また、第1リング110の装着溝111に装着された第2リング120は、装着溝111の両内壁面及び溝底面に密着すると共に、ハウジング400の環状溝402の溝底面に密着する。
このように、本実施例に係る密封装置100においては、合計3箇所で環状溝402に対して接触するように構成されている。なお、接触箇所は、上記の通り、第2リング120における環状溝402の溝底面に対するシール部Sと、第1リング110の側壁111a,111bの端縁部E1,E2における環状溝402の両内壁面に対する2箇所の密着部である。
ここで、環状溝402内において、密封装置100が回転しようとする場合に、これら3箇所の接触部が摩擦抵抗となるため、密封装置100の回転を阻止するように作用する。
<本実施例の優れた点>
本実施例に係る密封装置100及び密封構造によれば、ゴム状弾性体製の第2リング120は、樹脂製の第1リング110に設けられた装着溝111に装着される。従って、第1リング110と第2リング120とを加硫接着等により固定しなくても、これらの間で摺動してしまうことを抑制できる。
また、第2リング120の装着によって、第1リング110における装着溝111の両側の側壁111a,111bが押し広げられるように構成されており、これら両側の側壁111a,111bの外側の端縁部E1,E2が、それぞれ環状溝402の両内壁面に密着するように構成されている。従って、第1リング110と環状溝402の両内壁面との間の密着力が加わることで、摩擦抵抗を高めることができ、第1リング110が環状溝402に対して回転してしまうことを抑制できる。つまり、第1リング110が軸300と共回りしてしまうことを抑制できる。
以上により、ゴム状弾性体製の第2リング120に摺動部分が生じてしまうことを抑制でき、第2リング120に摺動摩耗が発生してしまうことを抑制できる。また、第1リング110と第2リング120とを接着等により固定する必要がないので、製造工程数の増加を必要とせず、かつ、第1リング110と第2リング120との剥がれの問題は生じない。従って、本実施例に係る密封装置100の耐久性を高めることができる。
また、本実施例においては、装着溝111は、溝底側から溝の上端部に向かうにつれて徐々に溝幅が広くなるように構成されている。すなわち、装着溝111は、断面形状が台形となるように構成されている。従って、第2リング120を装着溝111に装着することで、装着溝111の両側の側壁111a,111bは無理なく押し広げられる。
<その他>
本実施例においては、第1リング110における装着溝111の断面形状が台形の場合を例にして説明したが、装着溝111の形状は、これに限られるものではない。例えば、装着溝111の断面形状は、矩形,三角形,半円形など、各種の形状を採用し得る。また、第2リング120については、Oリングの場合を例にして説明したが、その他、Dリングなどの各種シールリングを採用し得る。
すなわち、第1リング110における装着溝111に第2リング120を装着した状態で、装着溝111の両側の側壁111a,111bが押し広げられるように構成されており、かつ、第2リング120によって、第1リング110と環状溝402の溝底との間の環状隙間を封止することができれば、装着溝111の形状と第2リング120としての各種シールリングとの組合せを適宜採用し得る。
また、本実施例においては、ハウジング400の軸孔401の内周面に設けられた環状溝402に密封装置100が装着され、樹脂製の第1リング110が軸300の表面に摺動する構成を採用した場合について説明した。
しかし、本発明は、軸の外周面に設けられた環状溝に密封装置が装着され、樹脂製の第1リングが、ハウジングの軸孔の内周面に摺動するように構成されたものにも適用し得る。
図1は本発明の実施例に係る密封装置の模式的断面図である。 図2は本発明の実施例に係る密封装置における第1リングの模式的断面図である。 図3は本発明の実施例に係る密封装置における第2リングの模式的断面図である。 図4は本発明の実施例に係る密封装置が装着される相手部材の模式的断面図である。 図5は本発明の実施例に係る密封構造(密封装置が装着された状態)を示す模式的断面図である。 図6は従来例1に係る密封装置の装着状態を示す模式的断面図である。 図7は従来例2に係る密封装置の装着状態を示す模式的断面図である。 図8は従来例3に係る密封装置の装着状態を示す模式的断面図である。
符号の説明
100 密封装置
110 第1リング
111 装着溝
111a,111b 側壁
120 第2リング
300 軸
400 ハウジング
401 軸孔
402 環状溝
E1,E2 端縁部
S シール部

Claims (4)

  1. 相対的に回転する2部材のうちの一方の部材に設けられた環状溝に装着され、これら2部材間の環状隙間を封止する密封装置において、
    前記2部材のうちの他方の部材に対して摺動自在な樹脂製の第1リングと、
    第1リングと前記環状溝の溝底との間の環状隙間を封止するゴム状弾性体製の第2リングと、
    を備え、
    第1リングにおける一方の部材との対向面側には、第2リングが装着される環状の装着溝が設けられており、第2リングが該装着溝に装着された状態では、該装着溝の両側の側壁が押し広げられるように構成されており、これら両側の側壁の外側の端縁部が、それぞれ前記環状溝の両内壁面に密着するように構成されていることを特徴とする密封装置。
  2. 前記装着溝は、溝底側から溝の上端部に向かうにつれて徐々に溝幅が広くなるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の密封装置。
  3. 相対的に回転する2部材と、
    前記2部材のうちの一方の部材に設けられた環状溝に装着され、これら2部材間の環状隙間を封止する密封装置と、
    を備えた密封構造において、
    前記密封装置は、
    前記2部材のうちの他方の部材に対して摺動自在な樹脂製の第1リングと、
    第1リングと前記環状溝の溝底との間の環状隙間を封止するゴム状弾性体製の第2リングと、
    を備え、
    第1リングにおける一方の部材との対向面側には、第2リングが装着される環状の装着溝が設けられており、第2リングが該装着溝に装着された状態では、該装着溝の両側の側壁が押し広げられるように構成されており、これら両側の側壁の外側の端縁部が、それぞれ前記環状溝の両内壁面に密着するように構成されていることを特徴とする密封構造。
  4. 前記装着溝は、溝底側から溝の上端部に向かうにつれて徐々に溝幅が広くなるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の密封構造。
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