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JP2010116891A - フローリミッタ - Google Patents

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JP2010116891A
JP2010116891A JP2008291996A JP2008291996A JP2010116891A JP 2010116891 A JP2010116891 A JP 2010116891A JP 2008291996 A JP2008291996 A JP 2008291996A JP 2008291996 A JP2008291996 A JP 2008291996A JP 2010116891 A JP2010116891 A JP 2010116891A
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JP
Japan
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stopper
casing
valve
space
flow limiter
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JP2008291996A
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English (en)
Inventor
Shogo Shoda
章吾 鎗田
Kenichi Kubo
賢一 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Bosch Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】ストッパを圧入しないでケーシングに取り付けることにより、削りかすやバリの発生を無くしてこれらの発生に起因する作業を不要とすると共に圧入力の調整を不要とし、また、圧力減衰用オリフィスをバルブと噴射口(流出口)との間に配置することにより、バルブが受ける圧力を軽減して、ストッパを従来のような高強度(高硬度)な材質で製造することを不要とし、もって、フローリミッタの製造コストを低減させることができるフローリミッタを得る。
【解決手段】ケーシング2、流入口3、流出口4、空間5、バルブ6、弁座7、弾性部材8及びストッパ10を備えたフローリミッタであって、ストッパ10は、半径方向外方に弾性力を有する筒状の弾性部材であり、該弾性力によってケーシング2の流入口側に取り付けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料噴射装置に設けられ、高圧燃料を蓄えるコモンレールから内燃機関の各気筒に対応するインジェクタへ過剰の燃料量が流れるのを防止するフローリミッタに関するものである。
従来において、種々のフローリミッタが知られている。
特開2004−027966号公報
図4には、従来におけるフローリミッタの一例を示している。図4に示すように、このフローリミッタ50は、インジェクタの上流側に設けられており、燃料量(圧力)が所定値以上となった場合に燃料の流通を停止させるものであり、ケーシング51の内部には、流入口52、流出口53、空間54、バルブ55、弁座56、圧縮コイルスプリング57及びストッパ59等で構成されている。ストッパ59は、ケーシング51に圧入されており、流入口52と空間54とを連通する連通路58が形成されており、この連通路58には、通路面積を絞る圧力減衰用オリフィス61が形成されている。
コモンレール(図示せず)からの燃料が流入口52に流入すると、この燃料は、連通路58を通って空間54に進入し、バルブ55を圧縮コイルスプリング57の押圧力に抗して弁座56側へ移動させ、バルブ55に形成された中空部60及び連通口65を通り空間54を経て流出口53から流出し、インジェクタ(図示せず)に流入するようになっている。
そして、コモンレールからの燃料が流入口52に流入がないか又はほとんどない場合には、圧縮コイルスプリング57の押圧力によりバルブ55の後端部62がストッパ59に接した状態となる。すなわち、インジェクタの閉弁時に発生したウォータハンマーによる、インジェクタ側からコモンレール側へ伝播する反射波(圧力波)がバルブ55に作用し、バルブ55がストッパ59側に移動する。このとき、圧力減衰用オリフィス61が、反射波(圧力波)を減衰するため、コモンレール内の圧力の変動が防止されている。
一方、流入口52に流入されるコモンレールからの燃料の量(圧力)が所定値以上となった場合には、バルブ55の先端部63が弁座56に嵌合した状態となり、インジェクタへ過剰の燃料量が流れるのが防止されている。
しかしながら、上述した従来におけるフローリミッタには、以下の問題がある。すなわち、連通路58が形成されているストッパ59がケーシング51に圧入されて取り付けられているため、スットパ59の圧入工程の際にケーシング51の被圧入内側面が削られ、削りかすやバリが発生する問題があった。また、圧入によってストッパ59をケーシング51に保持させているため、この保持力(圧入力)を管理(バリが発生した場合には、圧入力値の補正のための手直し等)しなければならない問題があった。また、ストッパ59を圧入したフローリミッタの特性が良好でなかった場合には、そのフローリミッタを廃却しなければならないという問題があった。その結果、フローリミッタは、製造コストの高いものとなっていた。
また、上述のように、圧力減衰用オリフィス61がストッパ59の連通路58に形成されているため、バルブ55は、インジェクタ側からコモンレール側へ伝播する大きな圧力を受け、その結果、このバルブ55と当接するストッパ59には高面圧が発生するという問題があった。そのため、ストッパ59は、高強度(高硬度)な材質で製造しなければならず、製造コストが高くなってしまうという問題があった。
本発明は、上述のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、ストッパを圧入しないでケーシングに取り付けることにより、削りかすやバリの発生を無くしてこれらの発生に起因する作業を不要とすると共に圧入力の調整を不要とし、また、圧力減衰用オリフィスをバルブと噴射口(流出口)との間に配置することにより、バルブが受ける圧力を軽減して、ストッパを従来のような高強度(高硬度)な材質で製造することを不要とし、もって、フローリミッタの製造コストを低減させることができるフローリミッタを提供することを目的とする。
本発明は、ケーシングと、前記ケーシング内に所定の物質を流入させる流入口と、前記流入口から流入した物質を外部に流出させる流出口と、前記流入口及び前記流出口を連通するように前記ケーシング内に形成された空間と、前記空間内に摺動可能に設けられたバルブと、前記空間の前記流出口側に形成された、前記バルブを着座可能とする弁座と、前記空間に設けられ、前記バルブを前記流入口側に押圧する弾性部材と、前記ケーシングの前記流入口側に設けられ、前記流入口と前記空間とを連通する流入側連通路を有するストッパと、を備えたフローリミッタであって、前記ストッパは、半径方向外方に弾性力を有する筒状の弾性部材であり、該弾性力によって前記ケーシングの前記流入口側に取り付けられていることを特徴とするフローリミッタを提供する。
前記ストッパは、前記ケーシングに対し着脱可能に取り付けられることができる。また、前記ストッパは、前記フローリミッタの組み立て時において、該ストッパの一端面が前記ケーシングの前記流入口側端面から突出した状態で取り付けられている方が好ましい。
前記ストッパは、例えば、筒状に巻かれ、一端部に凸状部が形成され、他端部に該凸状部と係合しかつ該凸状部を受け入れる凹部が形成され、半径方向内方に押圧されると、この押圧力に抗して半径方向外方への弾性力で元の形状に戻ろうとする筒状の圧縮スプリングにすることができる。
また、前記空間内に摺動可能に設けられたバルブと前記流出口との間には、圧力減衰用オリフィスが形成されており、この圧力減衰用オリフィスは、例えば、前記空間の前記流出口側に形成された弁座と前記流出口との間に形成された前記空間と前記流出口とを連通する流出側連通路に形成することができる。
請求項1記載の発明によれば、ケーシングと、前記ケーシング内に所定の物質を流入させる流入口と、前記流入口から流入した物質を外部に流出させる流出口と、前記流入口及び前記流出口を連通するように前記ケーシング内に形成された空間と、前記空間内に摺動可能に設けられたバルブと、前記空間の前記流出口側に形成された、前記バルブを着座可能とする弁座と、前記空間に設けられ、前記バルブを前記流入口側に押圧する弾性部材と、前記ケーシングの前記流入口側に設けられ、前記流入口と前記空間とを連通する流入側連通路を有するストッパと、を備えたフローリミッタであって、前記ストッパは、半径方向外方に弾性力を有する筒状の弾性部材であり、該弾性力によって前記ケーシングの前記流入口側に取り付けられているため、従来のように、ストッパを圧入によってケーシングに取り付けることが不要であり、その結果、圧入による削りかすやバリの発生を無くしてこれらの発生に起因する作業を不要とすると共に圧入力の調整を不要とし、もって、フローリミッタの製造コストを低減させることができる。
請求項2記載の発明によれば、前記ストッパは、前記ケーシングに対し着脱可能に取り付けられているため、フローリミッタの特性が良好でなかった場合であっても、そのフローリミッタを廃却せずに、前記ストッパを取り外して部品を交換することができ、もって、フローリミッタの製造コストを低減させることができる。
請求項3記載の発明によれば、前記ストッパは、前記フローリミッタの組み立て時において、該ストッパの一端面が前記ケーシングの前記流入口側端面から突出した状態で取り付けられているため、ストッパの一端面をコモンレール本体に対して完全に接面させることができ、コモンレール本体に対しフローリミッタを所定の高さ(位置)に確実に設定することができる。
請求項4記載の発明によれば、前記ストッパは、筒状に巻かれ、一端部に凸状部が形成され、他端部に該凸状部と係合しかつ該凸状部を受け入れる凹部が形成され、半径方向内方に押圧されると、この押圧力に抗して半径方向外方への弾性力で元の形状に戻ろうとする筒状の圧縮スプリングであるため、従来のように、ストッパを圧入によってケーシングに取り付けることが不要であり、その結果、圧入による削りかすやバリの発生を無くしてこれらの発生に起因する作業を不要とすると共に圧入力の調整を不要とし、もって、フローリミッタの製造コストを低減させることができる。
請求項5記載の発明によれば、前記空間内に摺動可能に設けられたバルブと前記流出口との間には、圧力減衰用オリフィスが形成されているため、バルブが受ける圧力を軽減して、ストッパを従来のような高強度(高硬度)な材質で製造することを不要とし、もって、フローリミッタの製造コストを低減させることができる。
請求項6記載の発明によれば、前記空間の前記流出口側に形成された弁座と前記流出口との間には、前記空間と前記流出口とを連通する流出側連通路が形成されており、該流出側連通路に前記圧力減衰用オリフィスが形成されているため、請求項5記載の発明と同様に、バルブが受ける圧力を軽減して、ストッパを従来のような高強度(高硬度)な材質で製造することを不要とし、もって、フローリミッタの製造コストを低減させることができる。
以下、本発明にかかるフローリミッタを実施するための最良の形態について図面を参照しながら述べる。本発明にかかるフローリミッタは、周知の通り、内燃機関用燃料噴射システム(図示せず)において用いられるものであり、この内燃機関用燃料噴射システムは、フローリミッタ、燃料タンク、高圧燃料供給装置、コモンレール、インジェクタ、スイッチ・センサ類及び電子式コントロールユニット(ECU)等で主に構成されている。
そして、高圧燃料供給装置は燃料タンクから汲み上げた燃料を高圧化してコモンレールに供給し、コモンレールは高圧燃料供給装置から供給された高圧燃料を蓄えてインジェクションパイプを介して内燃機関の各気筒に対応するインジェクタへ分配し、各インジェクタは、高圧燃料を所定のタイミングで内燃機関の燃料室に噴射するようになっている。ECUは、スイッチ・センサ類により検出されたアクセル開度、エンジン回転数、コモンレール内の圧力等のフィードバック情報に基づいて、燃料噴射量、噴射タイミング等の目標値を決定し、インジェクタ等に対して制御信号を出力するようになっている。
フローリミッタ1は、コモンレールから内燃機関の各気筒に対応するインジェクタへ過剰の燃料量が流れるのを防止するためのものである。図1には、本発明にかかるフローリミッタの横断面図を示している。図1に示すように、フローリミッタ1は、一端側がコモンレール本体の所定の位置に取り付けられており、中空状に形成されたケーシング2と、ケーシング2内にコモンレール内の燃料(所定の物質)を流入させる流入口3と、ケーシング2内に流入した燃料(物質)をインジェクタ側(外部)に流出させる流出口4と、流入口3及び流出口4を連通するようにケーシング2内に形成された空間5と、空間5内に摺動可能に設けられたバルブ6と、空間5の流出口4側に形成された、バルブ6を着座可能とする弁座7と、空間5内に設けられ、バルブ6を流入口3側に押圧する弾性部材としての圧縮コイルスプリング8と、ケーシング2の流入口3側に設けられ、流入口3と空間5とを連通する流入側連通路9を有するストッパ10とを主に備えている。
バルブ6は、その先端部11が弁座7に嵌合可能な形状に形成され、後端部12には、開口部13が形成されている。また、バルブ6の中間部には、一端側が開口部13と連通すると共に他端側が先端部11の近傍まで延びる中空部14が形成され、この中空部14の先端部11寄りの部分には、中空部14と空間5とを連通させる連通口15が形成されている。
ストッパ10は、ケーシング2内に設けられたバルブ6の開弁方向の移動範囲を規制するためのものである。このストッパ10は、半径方向外方に弾性力を有する筒状の弾性部材であり、この弾性力によってケーシング2の流入口3側に着脱可能に取り付けられている。このストッパ10は、例えば、図2に示すように、筒状に巻かれ、その一端側に凸状部10aが形成され、他端側に該凸状部10aと係合しかつ該凸状部10aを受け入れる凹部10bが形成されており、半径方向内方に押圧すると、この押圧力に抗して半径方向外方への弾性力で元の形状に戻ろうとする筒状の圧縮スプリングにすることができる。従って、ストッパ10は、ケーシング2の流入口3の開口に対し、半径方向外方への弾性力で保持されるように圧縮された状態(ゆるい嵌め合い状態)で着脱可能に取り付けられている。
そして、ストッパ10は、フローリミッタ1の組み立て時においては、ストッパ10の一端面(図1において左側の端面)がケーシング2の流入口3の側端面から少しだけ突出した状態で取り付けられている。これにより、フローリミッタ1をコモンレール本体の所定の位置に取り付ける時に、ストッパ10の一端面(図1において左側の端面)をコモンレール本体に対して完全に接面させることができ、コモンレール本体に対しフローリミッタ1を所定の高さ(位置)に確実に設定することができる。
また、上記空間5内に摺動可能に設けられたバルブ6と流出口4との間には、流路面積を絞る圧力減衰用オリフィス16が形成されている。図1に示す圧力減衰用オリフィス16は、空間5の流出口側に形成された弁座7と流出口4との間に形成された、空間5と流出口4とを連通する流出側連通路17に形成されている。
次に、上記実施の形態の動作について説明する。コモンレール(図示せず)からの燃料が流入口3に流入すると、この燃料は、ストッパ10の流入側連通路9を通って空間5に進入し、バルブ6を圧縮コイルスプリング8の押圧力に抗して弁座7側へ移動させ、バルブ6に形成された中空部14及び連通口15を通り空間5を経て流出口4から流出し、インジェクタ(図示せず)に流入するようになっている。このとき、流入口3から流入される燃料の圧力が適正な範囲である場合には、バルブ6は、連通口15の上流側と下流側の圧力差によって受ける力と圧縮コイルスプリング8の押圧力とのバランスにより、スットパ10と弁座7との中間位置に存することになる。
そして、コモンレールからの燃料が流入口3に流入がないか又はほとんどない場合には、図1に示すように、圧縮コイルスプリング8の押圧力によりバルブ6の後端部12がストッパ10に接した状態となる。すなわち、インジェクタの閉弁時に発生したウォータハンマーによる、インジェクタ側からコモンレール側へ伝播する反射波(圧力波)がバルブ6に作用し、バルブ6がストッパ10側に移動する。このとき、空間5と流出口4とを連通する流出側連通路17には、圧力減衰用オリフィス16が形成されているため、この圧力減衰用オリフィス16によって、インジェクタの閉弁時に発生したウォータハンマーによる、インジェクタ側からコモンレール側へ伝播する圧力が減衰され、バルブ6が受ける圧力を従来よりも小さくすることができる。従って、バルブ6の後端部12と当接するストッパ10を従来のような高強度(高硬度)な材質で製造することを不要とし、もって、フローリミッタの製造コストを低減させることができる。
また、インジェクタの閉弁時に発生したウォータハンマーによる、インジェクタ側からコモンレール側へ伝播する反射波(圧力波)がバルブ6をインジェクタ側からコモンレール側へ押すことによって発生する、バルブ6のストッパ10に対する当接力(圧力)Fは、ストッパ10がゆるい嵌め合い状態でケーシング2の流入口3の開口に取り付けられているため、コモンレール本体側に伝達されて、その反力fと釣り合う。従って、ストッパ10が作動中にケーシング2の流入口3の開口に対して動くことはない。従来のストッパは、ケーシングに圧入で取り付けられているため、上記当接力(圧力)を完全に受け止めており、そのため、ストッパを高強度(高硬度)な材質で製造しなければならなかったが、本発明のストッパ10は、ゆるい嵌め合い状態でケーシング2に取り付けられているために上記当接力(圧力)がコモンレール本体側に伝達されるので、この点においてもストッパを従来のような高強度(高硬度)な材質で製造することを不要とし、もって、フローリミッタの製造コストを低減させることができる。
一方、流入口3に流入されるコモンレールからの燃料の量(圧力)が所定値以上となった場合には、バルブ6の先端部11が弁座7に嵌合した状態となり、インジェクタへ過剰の燃料量が流れるのが防止される。
なお、上記実施の形態においては、ストッパが図2に示すような筒状の圧縮スプリングで構成されているが、ストッパはこれに限定されない。すなわち、ストッパは、半径方向外方に弾性力を有する弾性部材であり、該弾性力でストッパがケーシングにゆるい嵌め合い状態で保持されることができるものであればよい。
図1は、本発明にかかるフローリミッタの実施の形態を示す横断面図である。 図2は、上記実施の形態に適用可能なストッパの一例を示す斜視図である。 図3は、図1に示すフローリミッタの一部拡大横断面図である。 図4は、従来におけるフローリミッタを示す横断面図である。
符号の説明
1 フローリミッタ
2 ケーシング
3 流入口
4 流出口
5 空間
6 バルブ
7 弁座
8 圧縮コイルスプリング
9 流入側連通路
10 ストッパ
10a 凸状部
10b 凹部
11 先端部
12 後端部
13 開口部
14 中空部
15 連通口
16 圧力減衰用オリフィス
17 流出側連通路

Claims (6)

  1. ケーシングと、
    前記ケーシング内に所定の物質を流入させる流入口と、
    前記流入口から流入した物質を外部に流出させる流出口と、
    前記流入口及び前記流出口を連通するように前記ケーシング内に形成された空間と、
    前記空間内に摺動可能に設けられたバルブと、
    前記空間の前記流出口側に形成された、前記バルブを着座可能とする弁座と、
    前記空間に設けられ、前記バルブを前記流入口側に押圧する弾性部材と、
    前記ケーシングの前記流入口側に設けられ、前記流入口と前記空間とを連通する流入側連通路を有するストッパと、を備えたフローリミッタであって、
    前記ストッパは、半径方向外方に弾性力を有する筒状の弾性部材であり、該弾性力によって前記ケーシングの前記流入口側に取り付けられていることを特徴とするフローリミッタ。
  2. 前記ストッパは、前記ケーシングに対し着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のフローリミッタ。
  3. 前記ストッパは、前記フローリミッタの組み立て時において、該ストッパの一端面が前記ケーシングの前記流入口側端面から突出した状態で取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフローリミッタ。
  4. 前記ストッパは、筒状に巻かれ、一端部に凸状部が形成され、他端部に該凸状部と係合しかつ該凸状部を受け入れる凹部が形成され、半径方向内方に押圧されると、この押圧力に抗して半径方向外方への弾性力で元の形状に戻ろうとする筒状の圧縮スプリングであることを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか一つに記載のフローリミッタ。
  5. 前記空間内に摺動可能に設けられたバルブと前記流出口との間には、圧力減衰用オリフィスが形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか一つに記載のフローリミッタ。
  6. 前記空間の前記流出口側に形成された弁座と前記流出口との間には、前記空間と前記流出口とを連通する流出側連通路が形成されており、該流出側連通路に前記圧力減衰用オリフィスが形成されていることを特徴とする請求項5に記載のフローリミッタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2388597A2 (en) 2010-05-21 2011-11-23 Yokogawa Electric Corporation Analyzer

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