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JP2010108202A - 機器監視制御システム、機器監視制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

機器監視制御システム、機器監視制御方法、及び制御プログラム Download PDF

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JP2010108202A
JP2010108202A JP2008279030A JP2008279030A JP2010108202A JP 2010108202 A JP2010108202 A JP 2010108202A JP 2008279030 A JP2008279030 A JP 2008279030A JP 2008279030 A JP2008279030 A JP 2008279030A JP 2010108202 A JP2010108202 A JP 2010108202A
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Kenji Urakawa
賢治 浦川
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Abstract

【課題】データベースアクセス処理において用いられるタイムアウト時間をアプリケーション毎に好適な値を設定することが可能な機器監視制御システムを提供する。
【解決手段】本発明の機器監視制御システムは、制御装置に接続された表示入力装置と、コンピュータと、コンピュータに接続されたデータベースとを含んでいる。コンピュータは、監視手段及び監視制御手段を備えている。監視手段は、表示入力装置からの指示により起動されたアプリケーションがデータベースへのアクセスを行う場合、アクセス時間を監視し、アクセス時間が所定のタイムアウト時間を超えた場合に、タイムアウトが発生したと判定する。監視制御手段は、アプリケーションの種別、ストアドプロシージャの種別、またはストアドプロシージャの処理内容に基づいてアプリケーション毎の監視時間を算出し、算出した監視時間を用いてタイムアウトの判定を行うよう、監視手段に指示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、制御装置で取得されたデータをデータベースにより管理する機器監視制御システム、機器監視制御方法、及び制御プログラムに関する。
近年、工場機械等を制御するためのPLC(Programmable Logic Controller)と、PLCに接続されて情報の表示及び入力を行うプログラマブル表示器が普及している。プログラマブル表示器は、PLCに接続されたデバイスの稼働状況を表示したり、デバイスへの制御指示を与えるための操作入力を受け付けたりする機能を備えた、表示入力装置である。一般に、プログラマブル表示器は、グラフィック表示機能を備えるので、操作盤、スイッチ、表示灯などを表示することができ、制御システムにおける操作端末としての役割を果たす。
近年、ネットワーク技術の発展に伴い、複数のプログラマブル表示器をLAN(Local Area Network)等のネットワークに接続し、プログラマブル表示器をPC(Personal Computer)等のコンピュータから管理する機器監視制御システムが実用化されている。
これにより例えば、各プログラマブル表示器が保持する情報をPCで収集し、データベースに記録することにより、情報の一元管理を行うことが可能である。PCには予め、プログラマブル表示器と通信するためのミドルウェアやアプリケーションがインストールされている。プログラマブル表示器がミドルウェアに対して所定のコマンドを送信すると、PCはコマンドに対応したアプリケーションを起動させる。
アプリケーションは所定のストアドプロシージャを呼び出すことにより、データベースへアクセスする。そしてデータベースに対してデータの読み出し、または書き込みを行う。なおデータベースは、PCの内部に存在する形態もあれば、ネットワーク上に存在するDB(Data Base)サーバに格納されている形態もある。
上記のような手順によりデータベースへのアクセスを行う場合、ストアドプロシージャを呼び出すタイミングで、個々のストアドプロシージャにタイムアウト時間(=監視時間)を設定する必要がある。
しかしながら、ストアドプロシージャには通常、複数の命令文が含まれている。このため、ストアドプロシージャ毎に設定するタイムアウト時間の最適値は、実行するストアドプロシージャに含まれる命令文の内容等によって異なる。
このため従来は、アプリケーションがストアドプロシージャを呼び出す際に用いるタイムアウト時間は、全アプリケーション共通の固定値を用いていた。処理効率を考慮すれば、アプリケーション毎にタイムアウト時間の設定を行うことが望ましい。しかしこの設定を行うには、各アプリケーションの内部的な動作、つまり呼び出すストアドプロシージャの種別やその命令文を、ユーザが理解している必要がある。
このため、ユーザがアプリケーションに関する知識が乏しい場合、タイムアウト時間の設定を容易に行うことができないという問題があった。また、知識があったとしても、アプリケーション毎にタイムアウト時間の好適値を算出して手動で設定するのは、非常に手間がかかるという問題があった。
上記に関連して、特許文献1には、ネットワーク管理者がタイムアウト時間の設定作業を行う必要がないネットワーク処理装置が開示されている。このネットワーク処理装置は、新たなセッションを検出すると、セッションレート及びセッションメモリの記録容量から、新たなセッションに対応するタイムアウト時間を求める。そして求めたタイムアウト時間に基づいて、タイムアウトになったセッションのエントリを削除する。
特開2006−279531号公報
しかしながら上記特許文献1に示されているネットワーク処理装置は、通信処理におけるタイムアウト時間を、セッション単位で算出するものである。このため、使用するアプリケーション及びストアドプロシージャに応じて好適なタイムアウト時間が変化するデータベースアクセス処理においては、適応することができない。
本発明はこれらの課題を解決するために考案されたものであり、その目的は、データベースアクセス処理において用いられるタイムアウト時間を、ユーザによる手動設定を必要とすることなく、且つアプリケーション毎に好適な値を設定することが可能な機器監視制御システム、機器監視制御方法、及び制御プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の機器監視制御システムは、制御装置に接続されて情報の表示及び入力受け付けを行う表示入力装置と、前記表示入力装置に接続されたコンピュータと、前記コンピュータに接続されたデータベースとを含み、前記コンピュータが、複数のアプリケーションを実行しうる機器監視制御システムにおいて、前記コンピュータが、前記表示入力装置からの指示に基づいて、前記データベースにアクセスするための複数のアプリケーションから前記指示に対応したアプリケーションを選択して実行するアプリケーション実行手段と、前記アプリケーション実行手段により実行されたアプリケーションが前記データベースへアクセスする場合、アクセス開始から経過した時間を計測し、計測時間が予め定められた監視時間を超えるか否かを判定する監視手段と、前記選択されたアプリケーションに基づいて前記アプリケーション毎の監視時間を算出し、算出した前記監視時間を用いて前記監視手段を制御する監視制御手段とを備えたことを特徴としている。
この構成によれば、本発明の機器監視制御システムは、制御装置に接続された表示入力装置と、表示入力装置に接続されて複数のアプリケーションを実行可能なコンピュータと、コンピュータに接続されたデータベースとを含んでいる。コンピュータは、表示入力装置から所定の処理実行指示を受けることにより、指示された処理に応じたアプリケーションを選択して起動する、アプリケーション実行手段を備えている。またコンピュータは、上記アプリケーションがデータベースへのアクセスを行う場合、アクセス時間を監視し、アクセス時間が所定のタイムアウト時間(=監視時間)を超えた場合にタイムアウトが発生したと判定する監視手段を備えている。またコンピュータは、アプリケーション実行手段により選択されたアプリケーションに基づいてアプリケーション毎の監視時間を算出し、算出した監視時間を用いてタイムアウトの判定を行うよう監視手段に指示する、監視制御手段を備えている。このため、アプリケーション毎に好適なタイムアウト時間を、ユーザ操作を必要とすることなく算出し、タイムアウト監視を行うことが可能である。
また上記目的を達成するために本発明の機器監視制御システムは、前記アプリケーションが、ストアドプロシージャを用いて前記データベースへアクセスし、前記監視制御手段が、前記ストアドプロシージャの種別に基づいて前記監視時間を算出する。
また上記目的を達成するために本発明の機器監視制御システムは、前記監視制御手段が、前記ストアドプロシージャが実行する処理の回数及び前記ストアドプロシージャが扱うデータ量の少なくとも一方を用いて、前記監視時間を算出する。
また上記目的を達成するために本発明の機器監視制御システムは、前記監視制御手段が、前記ストアドプロシージャが実行する処理の回数と、前記ストアドプロシージャが一処理に要する時間の平均を示す基準値とを積算することにより、前記監視時間を算出する。
以上の構成によれば、本発明の機器監視制御システムに含まれる監視制御手段は、アプリケーションにより用いられるストアドプロシージャの種別や、ストアドプロシージャが実行する処理内容に基づいて、タイムアウト時間を決定する。このため、ユーザがアプリケーションの内部処理や、呼び出されるストアドプロシージャに関する知識を持っていない場合であっても、アプリケーション毎に好適なタイムアウト時間を設定することができる。
また上記目的を達成するために本発明の機器監視制御方法は、アプリケーションを用いてデータベースへのアクセスを行う機器監視制御方法において、アプリケーションの実行指示を受け付け、データベースにアクセスするための複数のアプリケーションから前記指示に対応したアプリケーションを選択して実行するアプリケーション実行ステップと、前記アプリケーション実行ステップにおいて実行されたアプリケーションが前記データベースへアクセスする場合、アクセス開始から経過した時間を計測し、計測時間が予め定められた監視時間を超えるか否かを判定する監視ステップと、前記監視ステップにおいて用いられる前記監視時間を、前記選択されたアプリケーションに基づいて前記アプリケーション毎に算出する算出ステップとを含むことを特徴としている。
この構成によれば、本発明の機器監視制御方法は、アプリケーションの実行指示を受け付け、データベースにアクセスするための複数のアプリケーションから実行指示に対応したアプリケーションを選択して実行するアプリケーション実行ステップを含んでいる。また、アプリケーション実行ステップにおいて実行されたアプリケーションがデータベースへアクセスする場合、タイムアウト判定を行う監視ステップを含んでいる。また、タイムアウト判定に用いられるタイムアウト時間を選択されたアプリケーションに基づいてアプリケーション毎に算出する算出ステップを含んでいる。このため、アプリケーション毎に好適なタイムアウト時間を用いて、タイムアウト監視を行うことが可能である。
また上記目的を達成するために本発明の機器監視制御方法は、前記算出ステップが、前記アプリケーションにより用いられるストアドプロシージャの種別に基づいて前記監視時間を算出するステップを含む。
また上記目的を達成するために本発明の機器監視制御方法は、前記算出ステップが、前記ストアドプロシージャが実行する処理の回数及び前記ストアドプロシージャが扱うデータ量の少なくとも一方を用いて前記監視時間を算出するステップを含む。
また上記目的を達成するために本発明の機器監視制御方法は、前記算出ステップが、前記ストアドプロシージャが実行する処理の回数と、前記ストアドプロシージャが一処理に要する時間の平均を示す基準値とを積算することにより前記監視時間を算出するステップを含む。
以上の構成によれば、本発明の機器監視制御方法に含まれる算出ステップにおいて、アプリケーションにより用いられるストアドプロシージャの種別や、ストアドプロシージャが実行する処理内容に基づいて、タイムアウト時間を決定する。このため、ユーザがアプリケーションの内部処理や、呼び出されるストアドプロシージャに関する知識を持っていない場合であっても、アプリケーション毎に好適なタイムアウト時間を設定することができる。
また上記目的を達成するために本発明の制御プログラムは、コンピュータを上述のアプリケーション実行手段、監視手段、及び監視制御手段として機能させる。
本発明によれば、プログラマブル表示器からコンピュータに送信されたコマンドにより呼び出されるアプリケーションの種別に基づき、タイムアウト時間を算出する。このため、ユーザがアプリケーションの知識に乏しい場合であっても、アプリケーション毎に好適なタイムアウト時間を設定することができる。また、各アプリケーションに対して手動でタイムアウト時間を個別設定する手間を、省くことができる。
以下に、本発明の一実施形態に係る機器監視制御システムについて、図面を参照しつつ説明する。なお、ここで示す実施形態は一例であり、本発明はここに示す実施形態に限定されるものではない。
〈1.機器監視制御システムの構成について〉
図1に示すように本実施形態の機器監視制御システムは、少なくともPC100(=コンピュータ)と、DBサーバ200と、プログラマブル表示器300(=表示入力装置)と、PLC400(=制御装置)と、ターゲットデバイス500とを含むように構成されている。またPC100、DBサーバ200、及びプログラマブル表示器300は、LAN600(=通信網)により相互接続されている。なお図示していないが、LAN600には上記装置を複数接続することも可能である。
PC100は、予めインストールされたOS上で各種アプリケーションを実行することにより様々な機能を実現するコンピュータである。PC100には、プログラマブル表示器と通信を行うと共に送受信データの変換処理等を行うミドルウェアと、DBサーバ200にアクセスするための各種アプリケーションがインストールされている。
DBサーバ200は、内部にデータベース、及びデータベース管理用のソフトウェアを格納したサーバ装置である。DBサーバ200は、LAN600を介して受信するアクセス要求に応じて、データベースへの書き込みまたは読み込みを行う。
プログラマブル表示器300は、シリアルケーブルを介したPLC400との通信により、PLC400を介して表示画面に表示される各ターゲットデバイス500の状態を取得する。そして後述するディスプレイ340に、各ターゲットデバイス500の状態を表示する機能を備えている。また、プログラマブル表示器300は、後述するタッチパネル350への操作に応じて、各ターゲットデバイス500の状態制御をPLC400に指示する機能を備えている。
またプログラマブル表示器300は、LAN600を介してPC100との間で、各種データを送受信する機能を備えている。例えば、PLC400を介して取得したターゲットデバイス500の駆動履歴情報や状態情報等を、PC100に送信することが可能である。
PLC400は、ユーザが作成したシーケンスプログラムに従って、ターゲットデバイス500に制御指示を与える。例えば、数十msなどの予め定められたスキャンタイム毎に、入力ユニットを介して入力用のターゲットデバイス500の状態を取り込むとともに、出力用のターゲットデバイス500に状態を変更するように制御指示を与える。
入力用のターゲットデバイス500としては、例えばセンサやスイッチのような機器が用いられる。出力用のターゲットデバイス500としては、例えばアクチュエータ、リレー、電磁弁、表示器などが用いられる。これらのデバイス11は、製造ラインなどの所要各部に配置される。
〈2.機能部の構成について〉
次に、本発明の一実施形態に係る機器監視制御システムの機能構成について説明する。図2は、PC100〜プログラマブル表示器300が備える機能部の構成を示したブロック図である。なお、本発明と直接関わりのない機能部については、図示するのを省略している。
制御部110は、PC100に含まれる各装置を統括制御するための中央処理装置である。また制御部110は、制御部110が備える演算処理装置上で所定のプログラムを実行することにより実現される機能部として、アプリケーション実行部111〜タイムアウト制御部113を備えている。
アプリケーション実行部111(=アプリケーション実行手段)は、通信I/F部130を用いて、プログラマブル表示器300から受信されるコマンドの検知を行う。そしてコマンドの解析を行い、コマンドに含まれる指示を実行するために必要なアプリケーションがPC100にインストールされているか否かを判定する。
インストールされている場合、必要な、すなわち指示に対応したアプリケーションを起動する。例えばプログラマブル表示器300で採取したデータをデータベース220に記録するコマンドを検知した場合、データ変換用のアプリケーションや、データベース書き込み用のアプリケーションを起動する。
起動されたアプリケーションは、ストアドプロシージャを呼び出してデータベース220にアクセスし、データの書き込みや読み込み等を行う。なおアプリケーション実行部111は、主にPCにインストールされたOS(Operating System)や、後述する通信ミドルウェア(図3)により実現される機能部である。
タイムアウト判定部112(=監視手段)は、アプリケーション実行部111がアプリケーションを起動すると、アプリケーション毎の処理時間の計測を開始し、処理時間が所定のタイムアウト時間(=監視時間)を超えるか否かを判定する。タイムアウト時間を超える場合、タイムアウトが発生したとみなし、エラー処理を実施する。
タイムアウト制御部113(=監視制御手段)は、タイムアウト判定部112が用いるタイムアウト時間を、アプリケーション毎に算出する。具体的には例えば、起動されたアプリケーションの種別や、アプリケーションが用いるストアドプロシージャの種別、処理実行数及び処理データ量等の少なくとも一つに基づいて、タイムアウト時間を算出する。
さらにタイムアウト制御部113は、算出したタイムアウト時間をメモリ120等の記録媒体に記録する。併せて、タイムアウト判定部112に対して、算出されたタイムアウト時間を用いてタイムアウト判定を行うように指示する。
なおタイムアウト判定部112及びタイムアウト制御部113は、各アプリケーションに含まれる所定のプログラムが実行されることにより実現される機能部である。従って、アプリケーション実行部111により起動されるアプリケーションが異なれば、両機能部の処理内容も異なるものとなる。
メモリ120は、制御部110が各種処理を行う際のデータを一時的に記録するための記録媒体である。通信I/F部130は、PC100がDBサーバ200やプログラマブル表示器300との通信を行うための通信制御部である。通信I/F部130には通信ケーブルが接続されている。通信ケーブルとしては、例えばツイストペアケーブルが用いられる。
制御部210は、DBサーバ200に含まれる各装置を統括制御するための中央処理装置である。制御部210は例えば、PC100からのデータベースアクセス要求に応じて、データベース220への書き込み処理や読み込み処理、さらには例外処理等を行う。
データベース220は、PC100より受信したデータ、例えばPC100に含まれるアプリケーションが実行されることによりデータ変換された業務データ等を記録する。具体的には例えば、RDBMS(Relational Database Management System)等を用いて、データの管理を行う。通信I/F部230は、通信I/F部130と同様の機能を備えるため、説明を省略する。
制御部310は、プログラマブル表示器300に含まれる各装置を統括制御するための中央処理装置である。制御部310は例えば、所定の時間間隔毎や所定のイベント毎にPLC400と通信を行い、ターゲットデバイス500の状態を状態データとして取得し、メモリ320に書き込む。また制御部310は、複数のオブジェクトを組み合わせて作成された画面データに基づいて、ターゲットデバイス500の状態データを描画表示する制御を行う。
通信I/F部330は、通信I/F部130と同様の機能を備えるため、説明を省略する。ディスプレイ340は、プログラマブル表示器300を薄型に構成するための表示装置である。具体的には例えば、液晶ディスプレイ、ELディスプレイ、またはプラズマディスプレイのような平板型ディスプレイが用いられる。タッチパネル350は、ディスプレイ340の表示画上でタッチ入力を行うために設けられた入力装置である。
通信I/F部360は、プログラマブル表示器300とPLC400とがシリアル通信を行うための通信制御部である。両装置はシリアルケーブルで接続されている。通信I/F部360は、PLC400のメーカや機種に応じた通信プロトコルを用いて通信を行う。なお、両装置の接続は、シリアルケーブルに限らず、例えばイーサネット(登録商標)等のネットワークや、その他の通信手段によってなされる形態でもよい。
〈3.データベースアクセス処理について〉
ここで、本発明の一実施形態に係るデータベースアクセス処理の一例を、図3のシーケンス図を用いながら説明する。
プログラマブル表示器300からPC100へ所定のコマンドが送信されると、このコマンドをPC100の通信ミドルウェアが受信する。コマンドを受けた通信ミドルウェアはコマンドを解析し、解析結果に応じたアプリケーションを立ち上げる。
次に、起動されたアプリケーションが、DBサーバ200に登録されているストアドプロシージャを呼び出す。呼び出されたストアドプロシージャは、データベース220へのアクセスを行い、データの書き込みまたは読み出しを行う。
アプリケーションが起動されると、処理時間A(=ストアドプロシージャの処理実行時間)を、アプリケーションが監視する。そして処理時間Aがタイムアウト時間を超過した場合に、タイムアウトが発生したとみなし、エラー処理を行う。
処理時間Aの長さは、図中の処理時間Bの処理内容や実施回数によって、その長さが動的に変化する。処理時間Bは、ストアドプロシージャが一ステップの処理を行うのにかかる時間を示している。具体的には例えば、複数行のCSVファイルに含まれるデータを一行毎に登録するストアドプロシージャの場合、一行分の登録を行うのにかかる時間が処理時間Bである。従って、CSVファイルの行数分、処理時間Bが発生することとなる。
このため、タイムアウト判定部112が処理時間Aのタイムアウト監視に用いるタイムアウト時間は、起動されたアプリケーションが用いるストアドプロシージャの種別、及び該ストアドプロシージャの処理内容から算出する必要がある。
〈4.タイムアウト時間算出処理について〉
ここで、本発明の一実施形態に係るタイムアウト時間算出処理を、図4のフロー図を用いながら説明する。なお図4に示すタイムアウト時間算出処理は一例であり、アプリケーション実行部111により起動されるアプリケーションが異なれば、その処理内容も異なるものとなる。
図4に示す処理フローは、CSVファイルに記載されたデータを、一行毎にデータベース220へ登録する機能を備えたアプリケーションが起動された場合の、タイムアウト時間算出処理を示している。
本処理の開始後、タイムアウト制御部113はステップS110において、上記アプリケーションが使用するCSVファイルをオープンする。なお使用するCSVファイルとしては例えば、プログラマブル表示器300が生成したものや、プログラマブル表示器300から与えられたデータに基づいて通信ミドルウェアが生成したものを用いる。
次にタイムアウト制御部113はステップS120において、CSVファイルのリード行を示すリード用変数を、0に初期化する。次にステップS130において、CSVファイルの一行リードを行う。リード中に改行コード等により行末が検知されると、ステップS140において、リード用変数の値を1だけカウントアップする。
次にタイムアウト制御部113はステップS150において、CSVファイルのファイル終端を検知したか否かを判定する。これは例えば、CSVファイルに含まれるEOF(End Of File)コードをチェックすること等により行う。終端を検知していない場合、ステップS130に再び移行する。
ファイル終端を検知した場合、タイムアウト制御部113はステップS160において、取得した行数と、予め定められている基準値との積算を行い、タイムアウト時間を求める。取得した行数をm、基準値をf、求めるタイムアウト時間をTとすると、
T=m×f
の計算式により、タイムアウト時間が算出される。なお、算出されたタイムアウト時間が所定の上限値を超える場合は、算出値を破棄し、上限値をタイムアウト時間として決定する。
なお基準値fの値は、ストアドプロシージャがCSVファイル一行分のデータを書き込むのに用いる命令文の種別や、データベース220の性能等から、ユーザが予め算出し、PC100に設定しておく。基準値fの値は通常、図3に示す処理時間Bの長さに近似する値となる。
次にタイムアウト制御部113はステップS170において、算出したタイムアウト時間をメモリ120に記録する。そしてタイムアウト判定部112に対して、メモリ120に記録している該タイムアウト時間を用いてタイムアウト判定を行うよう、指示する。次にタイムアウト制御部113はステップS190において、オープンしていたCSVファイルをクローズし、本処理を終了する。
なお図示していないが、上記のタイムアウト時間算出処理は、タイムアウト監視部112及びタイムアウト制御部113を実現するアプリケーションが起動される直前に行われる形態でもよいし、起動と並行して行われる形態でもよい。或いは、アプリケーションがPC100にインストールされていれば、ユーザからの指示に基づいて任意のタイミングで実施される形態でもよい。
以上に説明した本実施形態によれば、アプリケーションによるデータベース220へのアクセスが発生した際に、タイムアウト制御部113がアプリケーション毎のタイムアウト時間を動的に設定する。従ってユーザは、予めアプリケーション毎のタイムアウト時間を、PC100に設定しておく必要がない。このため、ユーザがアプリケーションに関する知識に乏しい場合であっても、好適なタイムアウト時間によるタイムアウト処理を行うことができる。
[その他の実施の形態]
以上、好ましい実施の形態及び実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
従って本発明は、以下の形態にも適用可能である。
(A)上記実施形態では、ストアドプロシージャがDBサーバ200に格納されている実施形態を例に説明を行っているが、ストアドプロシージャがPC100に格納されている形態でもよい。さらには、PC100とDBサーバ200とが、一筐体内に含まれる複合装置となっている構成でもよい。
(B)上記実施形態では、タイムアウト時間の算出、及びタイムアウト監視を行うための各機能部が、マイクロプロセッサ等の演算処理装置上でプログラムを実行することにより実現されているが、各種処理部が複数の回路により実現される形態でもよい。
(C)上記実施形態では、データベース220がネットワーク上に一つしか存在しない形態を例に説明を行っているが、データベース220がネットワーク上に複数存在し、PC100のアプリケーションが複数のデータベースに対して分散アクセスを行う形態でもよい。この場合、タイムアウト時間Tの算出に用いる基準値fは、例えば分散アクセスを試験的に複数回実施し、測定された実測値の平均値に基づいて算出する。
(D)上記実施形態では、ストアドプロシージャがデータベース220に登録するデータとしてCSVファイルを例に説明しているが、これ以外のデータをデータベース220に登録する処理において、本発明を適応することも可能である。例えば登録するデータがバイナリ形式の画像データである場合、タイムアウト制御部113はバイナリデータのデータサイズを予め定められた所定の基準値と積算することにより、タイムアウト時間を算出する。
(E)上記実施形態では、タイムアウト制御部113が、各アプリケーションに内包されているプログラムを実施することによりアプリケーション単位で実現されているが、タイムアウト制御部113を実現するための専用プログラムが別途用意されている形態でもよい。この場合、各アプリケーションから該専用プログラムへタイムアウト時間算出要求が送られる。これを受けた該専用プログラムは、タイムアウト時間の算出を行い、算出値を各アプリケーションへ返す動作を行う。
(F)上記実施形態は、タイムアウト制御部113がPC100の内部に存在しているが、ネットワークを介してPC100に接続された装置、例えばDBサーバ200や、プログラマブル表示器300が所定のプログラムを実行することにより、タイムアウト制御部113を実現する形態でもよい。
本発明の機器監視制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の機能部の構成を示すブロック図である。 データベースアクセス処理の処理シーケンスを示すシーケンス図である。 本発明のタイムアウト時間算出処理の処理フローを示すフロー図である。
符号の説明
100 PC(コンピュータ)
110 制御部
111 アプリケーション実行部(アプリケーション実行手段)
112 タイムアウト判定部(監視手段)
113 タイムアウト制御部(監視制御手段)
120 メモリ
130 通信I/F部
200 DBサーバ
210 制御部
220 データベース
230 通信I/F部
300 プログラマブル表示器(表示入力装置)
330 通信I/F部

Claims (9)

  1. 制御装置に接続されて情報の表示及び入力受け付けを行う表示入力装置と、前記表示入力装置に接続されたコンピュータと、前記コンピュータに接続されたデータベースとを含み、前記コンピュータが、複数のアプリケーションを実行しうる機器監視制御システムにおいて、
    前記コンピュータが、前記表示入力装置からの指示に基づいて、前記データベースにアクセスするための複数のアプリケーションから前記指示に対応したアプリケーションを選択して実行するアプリケーション実行手段と、
    前記アプリケーション実行手段により実行されたアプリケーションが前記データベースへアクセスする場合、アクセス開始から経過した時間を計測し、計測時間が予め定められた監視時間を超えるか否かを判定する監視手段と、
    前記選択されたアプリケーションに基づいて前記アプリケーション毎の監視時間を算出し、算出した前記監視時間を用いて前記監視手段を制御する監視制御手段とを備えたこと
    を特徴とする機器監視制御システム。
  2. 前記アプリケーションが、ストアドプロシージャを用いて前記データベースへアクセスし、
    前記監視制御手段が、前記ストアドプロシージャの種別に基づいて前記監視時間を算出する、
    請求項1に記載の機器監視制御システム。
  3. 前記監視制御手段が、前記ストアドプロシージャが実行する処理の回数及び前記ストアドプロシージャが扱うデータ量の少なくとも一方を用いて、前記監視時間を算出する、
    請求項2に記載の機器監視制御システム。
  4. 前記監視制御手段が、前記ストアドプロシージャが実行する処理の回数と、前記ストアドプロシージャが一処理に要する時間の平均を示す基準値とを積算することにより、前記監視時間を算出する、
    請求項2に記載の機器監視制御システム。
  5. アプリケーションを用いてデータベースへのアクセスを行う機器監視制御方法において、
    アプリケーションの実行指示を受け付け、データベースにアクセスするための複数のアプリケーションから前記指示に対応したアプリケーションを選択して実行するアプリケーション実行ステップと、
    前記アプリケーション実行ステップにおいて実行されたアプリケーションが前記データベースへアクセスする場合、アクセス開始から経過した時間を計測し、計測時間が予め定められた監視時間を超えるか否かを判定する監視ステップと、
    前記監視ステップにおいて用いられる前記監視時間を、前記選択されたアプリケーションに基づいて前記アプリケーション毎に算出する算出ステップとを含むこと
    を特徴とする機器監視制御方法。
  6. 前記算出ステップが、前記アプリケーションにより用いられるストアドプロシージャの種別に基づいて前記監視時間を算出するステップを含む、
    請求項5に記載の機器監視制御方法。
  7. 前記算出ステップが、前記ストアドプロシージャが実行する処理の回数及び前記ストアドプロシージャが扱うデータ量の少なくとも一方を用いて前記監視時間を算出するステップを含む、
    請求項6に記載の機器監視制御方法。
  8. 前記算出ステップが、前記ストアドプロシージャが実行する処理の回数と、前記ストアドプロシージャが一処理に要する時間の平均を示す基準値とを積算することにより前記監視時間を算出するステップを含む、
    請求項6に記載の機器監視制御方法。
  9. 請求項1〜4のいずれかに記載のコンピュータを前記各手段として機能させるための制御プログラム。
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