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JP2010097993A - プラズマ処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】環境や洗浄部品に影響されずに、装置立上げおよびメンテナンス後の初期金属汚染量を低減することを可能とするプラズマ処理方法を提供する。
【解決手段】新規装置立上げ工程および/またはメンテナンス後再稼働工程後における製品ウエハ生産処理(本処理)工程前に、初期金属汚染防止工程を設ける。初期金属汚染防止工程は、処理室内に設けられたサセプタにプロダクトウエハを載置しないで処理室に窒素ガスを含むガスを供給しつつプラズマ放電するステップと、処理室内に設けられたサセプタにプロダクトウエハを載置しないで処理室に酸素ガスを含むガスを供給しつつプラズマ放電するステップと、で構成し、窒素プラズマ処理ステップおよび酸素プラズマ処理ステップを初期金属汚染の状況に応じて繰り返して実施する。
【選択図】図2

Description

本発明は、処理基板の汚染量を改善したプラズマ処理方法に関する。
一般に、デバイスを製造する基板処理装置は、基板を処理する処理室を備えており、処理室外部から処理室内に基板を搬入し、ガスを供給しつつ排気することにより基板を処理し、処理済みの基板を処理室から処理室外へ搬出するように構成されている。
基板は処理室内で金属汚染されないことが好ましい。金属汚染された状態だとデバイスの特性が低下するからである。
ところで、基板処理装置を新規に製作した後の装置立上げ(commissioning)時や基板処理装置のメンテナンス後の再稼働時における、処理室内の初期汚染量は、クリーンルームの環境および処理室を構成する構成部品(洗浄部品)の洗浄具合で左右される。このため、クリーンルーム環境のクリーン度を高め、メンテナンス時の洗浄部品の洗浄度を高めている。
したがって、装置立上げ時やメンテナンス後の再稼働時における初期汚染は、クリーンルームの環境および洗浄された構成部品からの汚染ではなく、別なルートからの汚染であると考えられていた。
このため、従来は、装置の立上げ時やメンテナンス後の再稼働時には、処理室内でダミー基板等を数枚処理(初期汚染防止処理)した後に、製品基板の生産処理(本処理)に移行していた。
しかしながら、基板の汚染は、クリーンルームの環境やメンテナンス後の洗浄部品の運搬方法および運搬時間に影響されることがわかってきた。このため、前述した従来技術のように、装置立上げ時やメンテナンス後の再稼働時に、ダミー基板等を数枚処理しただけでは、基板の汚染を有効に防止できず、かといってダミー基板の枚数を増加すると、生産性が低下するという問題があった。
そこで、環境や洗浄部品に影響されずに装置立上げおよびメンテナンス後の汚染量を低減することができる基板処理方法として、処理室内に設けられた基板載置台に基板を載置しないで、処理室に窒素(N2 )ガスを含むガスを供給しつつ排気してプラズマ放電し、その後、基板載置台に基板を載置して、製品基板を処理する基板処理方法、が提案されている。例えば、特許文献1参照。
特開2006−5287号公報
しかしながら、前述した基板処理方法においては、装置立上げ時やメンテナンス後の再稼働時の初期金属汚染を充分に防止することができないという問題点がある。
本発明の目的は、初期金属汚染を充分に防止することができるプラズマ処理方法を提供することにある。
前記した課題を解決するための手段のうち代表的なものは、次の通りである。
(1)処理室内に設けられた載置台に基板を載置しないで、前記処理室に窒素ガスを含むガスを供給しつつプラズマ放電するステップと、
前記処理室内に設けられた前記載置台に基板を載置しないで、前記処理室に酸素ガスを含むガスを供給しつつプラズマ放電するステップと、
を備えたプラズマ処理方法。
(2)前記酸素ガスを供給しつつプラズマ放電するステップと、前記窒素ガスを供給しつつプラズマ放電するステップと、を繰り返し実施することを特徴とする前記(1)に記載のプラズマ処理方法。
この基板処理方法によれば、装置立上げ時およびメンテナンス後の装置再稼働時の初期金属汚染を充分に防止することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に即して説明する。
本実施形態において、本発明に係るプラズマ処理方法は、電界と磁界により高密度プラズマを生成できる変形マグネトロン型プラズマ源(Modified Magnetron Typed Plasma Source)を用いてウエハ等の基板をプラズマ処理する基板処理装置(以下、MMT装置と称する)、によって実施される。
このMMT装置は、気密性を確保した処理室に基板を設置し、シャワープレートを介して反応ガスを処理室に導入し、処理室をある一定の圧力に保ち、放電用電極に高周波電力を供給して電界を形成するとともに、磁界をかけてマグネトロン放電を起こす。放電用電極から放出された電子がドリフトしながらサイクロイド運動を続けて周回することにより、長寿命となって電離生成率を高めるので、高密度プラズマを生成できる。このように反応ガスを励起分解させて基板表面を酸化または窒化等の拡散処理を施す、または、基板表面に薄膜を形成する、または、基板表面をエッチングする等、基板へ各種のプラズマ処理を施すことができる。このMMT装置は、酸化処理や窒化処理の均一性に優れいているので、酸化窒化装置として使用される。
図1に、このようなMMT装置の概略構成図を示す。
MMT装置は処理室201が、第2の容器である下側容器211と、該下側容器211上に被せられる第1の容器である上側容器210とから形成されている。上側容器210はドーム型の酸化アルミニウムまたは石英で形成されており、下側容器211はアルミニウムで形成されている。
また、後述するヒータ一体型の基板保持手段であるサセプタ217を窒化アルミニウムや、セラミックスまたは石英で構成することによって、処理の際に膜中に取り込まれる金属汚染を低減している。
上側容器210の上部にはガス分散空間であるバッファ室237を形成するシャワーヘッド236が設けられ、シャワーヘッド236の上壁にはガス導入用の導入口であるガス導入口234が設けられている。下壁はガスを噴出する噴出孔であるガス噴出孔234aを有するシャワープレート240からなっており、ガス導入口234は、ガスを供給する供給管であるガス供給管232により開閉弁であるバルブ243a、流量制御手段であるマスフローコントローラ241を介して図中省略の反応ガス230のガスボンベに繋がっている。
下側容器211の側壁にはガスを排気する排気口であるガス排気口235が、シャワーヘッド236から反応ガス230が処理室201に供給され、また、基板処理後のガスがサセプタ217の周囲から処理室201の底方向へ流れるように設けられている。ガス排気口235はガスを排気する排気管であるガス排気管231により圧力調整器であるAPC242、開閉弁であるバルブ243bを介して排気装置である真空ポンプ246に接続されている。
なお、プラズマ処理炉には反応ガス230を供給するガス供給管232の他に、酸素ガス(O2 )や窒素(N2 )ガスを供給するガス供給管(ガスライン)が設けられている。
供給される反応ガス230を励起させる放電手段として断面が筒状であり、好適には円筒状の第1の電極である筒状電極215が設けられる。筒状電極215は処理室201外周に設置されて処理室201内のプラズマ生成領域224を囲んでいる。筒状電極215には高周波電力を印加する高周波電源273がインピーダンスの整合を行う整合器272を介して接続されている。
また、断面が筒状であり、好適には円筒状の磁界形成手段216は、例えば筒状の永久磁石からなっている。磁界形成手段216は筒状電極215の内周面に沿って円筒軸方向に磁力線を形成するようになっている。
処理室201の底側中央には、基板であるウエハ200を保持するための基板保持手段としてサセプタ217が配置されている。サセプタ217はウエハ200を加熱できるようになっている。サセプタ217は、例えば窒化アルミニウムで構成され、内部に加熱手段としてのヒータ(図中省略)が一体的に埋め込まれている。ヒータは高周波電力が印加されてウエハ200を500℃程度にまで加熱できるようになっている。
また、サセプタ217の内部には、さらにインピーダンスを可変するための電極である第2の電極も装備されており、この第2の電極がインピーダンス可変機構274を介して接地されている。インピーダンス可変機構274は、コイルや可変コンデンサから構成され、コイルのパターン数や可変コンデンサの容量値を制御することによって、電極およびサセプタ217を介してウエハ200の電位を制御できるようになっている。
ウエハ200をマグネトロン型プラズマ源でのマグネトロン放電により処理するための処理炉202は、処理室201、サセプタ217、筒状電極215、磁界形成手段216、シャワーヘッド236および排気口235を備えており、処理室201でウエハ200をプラズマ処理することが可能となっている。
筒状電極215および磁界形成手段216の周囲には、筒状電極215および磁界形成手段216で形成される電界や磁界を外部環境や他処理炉等の装置に悪影響を及ぼさないように、電界や磁界を有効に遮蔽する遮蔽板223が設けられている。
サセプタ217は下側容器211と絶縁され、サセプタ217を昇降させる昇降手段であるサセプタ昇降機構268が設けられている。サセプタ217には貫通孔217aを有し、下側容器211底面にはウエハ200を突上げるための基板突上手段であるウエハ突上げピン266が少なくとも3箇所に設けられている。
そして、サセプタ昇降機構268によりサセプタ217が下降させられた時にはウエハ突上げピン266がサセプタ217と非接触な状態で貫通孔217aを突き抜けるような位置関係となるよう、貫通孔217aおよびウエハ突上げピン266が設けられる。
また、下側容器211の側壁には仕切弁となるゲートバルブ244が設けられ、開いている時には図中省略の搬送手段により処理室201へウエハ200が搬入、または搬出され、閉まっている時には処理室201を気密に閉じることができる。
また、制御手段であるコントローラ121は高周波電源273、整合器272、バルブ243a、マスフローコントローラ241、APC242、バルブ243b、真空ポンプ246、サセプタ昇降機構268、ゲートバルブ244、サセプタに埋め込まれたヒータに高周波電力を印加する高周波電源と接続し、それぞれを制御している。
以上の構成に係るMMT装置により、ウエハ200表面またはウエハ200上に形成された下地膜の表面に、所定のプラズマ処理を施す方法について説明する。
ウエハ200は処理炉202を構成する処理室201の外部(クリーンルーム)からウエハを搬送する図中省略の搬送手段によって処理室201に搬入され、サセプタ217上に搬送される。この搬送動作の詳細は、次の通りである。
まず、サセプタ217が下った状態になっており、ウエハ突上げピン266の先端がサセプタ217の貫通孔217aを通過してサセプタ217表面よりも所定の高さ分だけ突き出された状態で、下側容器211に設けられたゲートバルブ244が開き、図中省略の搬送手段によってウエハ200をウエハ突上げピンの先端に載置する。搬送手段は処理室201外へ退避すると、ゲートバルブ244が閉まり、サセプタ217がサセプタ昇降機構268により上昇すると、サセプタ217上面にウエハ200を載置することができ、ウエハ200を処理する位置までさらに上昇する。
サセプタ217に埋め込まれたヒータは予め加熱されており、搬入されたウエハ200を室温〜500℃の範囲内でウエハ処理温度に加熱する。真空ポンプ246およびAPC242を用いて処理室201の圧力を0.1〜100Paの範囲内に維持する。
ウエハ200を処理温度に加熱したら、ガス導入口234からシャワープレート240のガス噴出孔234aを介して、反応ガスを処理室201に配置されているウエハ200の上面(処理面)に向けてシャワー状に導入する。
同時に、筒状電極215に高周波電源273から整合器272を介して高周波電力を印加する。このときインピーダンス可変機構274は予め所望のインピーダンス値に制御しておく。
磁界形成手段216の磁界の影響を受けてマグネトロン放電が発生し、ウエハ200の上方空間に電荷をトラップしてプラズマ生成領域224に高密度プラズマが生成される。そして、生成された高密度プラズマにより、サセプタ217上のウエハ200の表面にプラズマ処理が施される。表面処理が終わったウエハ200は、図示略の搬送手段を用いて、ウエハ搬入と逆の手順で処理室201外のクリーンルームへ搬送される。
なお、コントローラ121により高周波電源273の電力ON・OFF、整合器272の調整、バルブ243aの開閉、マスフローコントローラ241の流量、APC242の弁開度、バルブ243bの開閉、真空ポンプ246の起動・停止、サセプタ昇降機構268の昇降動作、ゲートバルブ244の開閉、サセプタに埋め込まれたヒータに高周波電力を印加する高周波電源への電力ON・OFFをそれぞれを制御している。
さて、前述したように、MMT装置においては、新規装置の立上げ時やメンテナンス後の再稼働時に、処理室内でダミー基板等を数枚処理しただけで、製品ウエハの生産処理に移行すると、クリーンルーム環境を高清浄にしたり、洗浄部品を高清浄に保ったりしているにもかかわらず、ウエハをプラズマ酸化またはプラズマ窒化すると、プラズマ処理ウエハが金属汚染されることがあった。これは、クリーンルームの環境やメンテナンス後の洗浄部品の運搬方法および運搬時間に影響されることにも起因していると、推測される。
そこで、本実施形態においては、図2に示されているように、新規装置立上げ工程P1および/またはメンテナンス後再稼働工程P2後における製品ウエハ生産処理(本処理)工程P3前に、初期金属汚染防止工程P4を設けるものとした。
初期金属汚染防止工程P4は、処理室201内に設けられたサセプタ217にウエハ(以下、プロダクトウエハという)200を載置しないで、処理室201に窒素ガスを含むガスを供給しつつプラズマ放電するステップ(窒素プラズマ処理ステップという)S1と、処理室201内に設けられたサセプタ217にプロダクトウエハ200を載置しないで、処理室201に酸素ガスを含むガスを供給しつつプラズマ放電するステップ(酸素プラズマ処理ステップという)S2と、を備えている。
窒素プラズマ処理ステップS1および酸素プラズマ処理ステップS2は、初期金属汚染の状況に応じて、繰り返して実施される。
新規装置立上げ工程P1および/またはメンテナンス後再稼働工程P2後における製品ウエハ生産処理(本処理)工程P3前に初期金属汚染防止工程P4を実施すると、ウエハの初期金属汚染量が低減する事実を評価する実験を、MMT装置を用いて行った。
まず、初期金属汚染発生のモデルを究明するために、窒素プラズマ処理ステップでの金属汚染特性を確認した。図3はこの特性を示すグラフである。
図3に示されているように、高周波電源(以下、RFという)のオン・オフにおいて、RFオンでしか、ナトリウム(Na)汚染は発生しない。この事実により、石英(サセプタおよびヒータ等)表面に存在するナトリウムがプラズマにより、処理室内に飛散していることが推測される。
図4に示されているように、RFオン時間が長いと、金属汚染は若干だけ低減することができる。この事実により、プラズマによって飛散したナトリウムが調圧ガスによって排気されていることが推測される。
図5に示されているように、温度依存性を確認した結果、温度が高い程、金属汚染は多くなる。この事実により、石英の中からもナトリウムが析出していることが推測される。
ヒータ温度を上げることにより、ナトリウムを積極的に析出可能なことが判る。
離脱させたナトリウムを積極的に排出するために、ガス種を酸素ガスに変更した酸素プラズマ処理ステップを実施し金属汚染を測定した。図6はその結果を示している。
図6によれば、酸素プラズマ処理ステップを実施することにより、ナトリウムを効率よく除去可能であることが判った。
以上の結果から、窒素プラズマ処理ステップS1および酸素プラズマ処理ステップS2を繰り返して実施することにより、初期金属汚染を効率よく低減可能であることが検証された。
窒素プラズマ処理ステップS1および酸素プラズマ処理ステップS2を繰り返して実施することによる初期金属汚染低減のメカニズム(原理)を、図7によって説明する。
図7(a)に示されているように、窒素プラズマ処理ステップS1において、石英表面のナトリウムをプラズマ中に離脱させることにより、石英表面に石英中のナトリウムを析出させる。析出させたナトリウムを窒素プラズマ処理によってプラズマ中に離脱させる。ナトリウムを効率よくプラズマ中に離脱させる。
図7(b)に示されているように、離脱したナトリウムを酸素プラズマ処理ステップS2において、酸素プラズマによって酸化結合することにより、酸化物として効率よく排出させる。
以上のように、本実施形態においては、初期金属汚染防止工程P4を窒素プラズマ処理ステップS1と酸素プラズマ処理ステップS2とにより構成し、窒素プラズマ処理ステップS1と酸素プラズマ処理ステップS2とを初期金属汚染の程度に応じて繰り返して実施するものとすることにより、初期金属汚染を充分かつ効率よく低減することができる。
したがって、MMT装置において、新規装置立上げ工程P1および/またはメンテナンス後再稼働工程P2後であって製品ウエハ生産処理(本処理)工程P3前における、初期金属汚染を確実に防止することができるので、MMT装置の生産性の安定を向上することができる。
本実施形態によれば、ダミーウエハを使う必要がなく、ダミー放電回数を増やすだけで良いので、資源の有効利用を図ることができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。
前記実施形態では、MMT装置による基板処理方法について説明したが、これ以外のプラズマ処理方法またはプラズマを用いない基板処理方法にも、本発明は適用可能である。一般的に電気または電子デバイスを製造するとき、金属汚染された状態だと電気または電子デバイスの特性が低下するが、本発明は、この金属汚染を防止できるからである。
本発明の好ましい態様を付記する。
(1)減圧可能な処理室と、
石英部品を加熱するヒータと、
前記石英部品の片側に配されて直流電圧の正極が印加される電極と、
を備えた基板処理装置。
(2)前記電極と対向して直流電圧の負極を印加される電極を有する前記(1)に記載の基板処理装置。
本発明の一実施形態が実施される基板処理装置を概略構成図である。 本発明の一実施形態である基板処理方法を示すフローチャートである。 RFオン・オフとナトリウム析出量の関係を示すグラフである。 RFオンタイムとナトリウム析出量の関係を示すグラフである。 ヒータ温度とナトリウム析出量の関係を示すグラフである。 窒素プラズマ処理と酸素プラズマ処理のナトリウム析出量を比較するグラフである。 初期金属汚染低減のメカニズムを示す各模式図であり、(a)は窒素プラズマ処理ステップを示しており、(b)は酸素プラズマ処理ステップを示している。
符号の説明
200 ウエハ(基板)
201 処理室
217 サセプタ(基板載置台)
224 プラズマ生成領域
232 ガス供給管

Claims (1)

  1. 処理室内に設けられた載置台に基板を載置しないで、前記処理室に窒素ガスを含むガスを供給しつつプラズマ放電するステップと、
    前記処理室内に設けられた前記載置台に基板を載置しないで、前記処理室に酸素ガスを含むガスを供給しつつプラズマ放電するステップと、
    を備えたプラズマ処理方法。
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