JP2010091604A - 保護フィルム付き成形体、およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】表面に可視光の波長以下の周期の微細凹凸構造を有する成形体10に、該成形体10の表面を保護する保護フィルム20が貼着した保護フィルム付き成形体1であって、前記保護フィルム20は、ガラス転移温度(Tg)と融点(Tm)のいずれか高い方が50℃〜100℃である保護面を有し、該保護面と前記成形体10の表面が貼着した、保護フィルム付き成形体1、および前記保護面のTgとTmのいずれか高い方より5〜20℃高い温度で、前記保護フィルム20と成形体10を貼着する、保護フィルム付き成形体の製造方法。
【選択図】図1
Description
反射を減らすために、例えば反射防止フィルムを対象物の表面に貼着することがある。反射防止フィルムには、反射率や反射率の波長依存性が低いことが求められる。
これらのフィルムは、通常、スパッタリング、蒸着、コーティング等の方法で製造される。しかし、このような方法では、フィルムの積層数を増やしても反射率及び反射率の波長依存性の低下には限界があった。また、製造コスト削減を目的としてフィルムの積層数を減らすためには、より低屈折率の材料が求められていた。
すなわち、特にMoth−Eye構造の微細凹凸構造が形成された成形体に保護フィルムを貼着する際には、貼着時の密着強度が低く、しかし、一旦貼着すると時間が経過するに連れて保護フィルムを剥離するのが困難になってしまう特性があった。
また、本発明の保護フィルム付き成形体の製造方法は、本発明の保護フィルム付き成形体の製造方法であって、前記保護面のガラス転移温度(Tg)と融点(Tm)のいずれか高い方より5〜20℃高い温度で、前記保護フィルムと成形体を貼着することを特徴とする。
図1は、本発明の保護フィルム付き成形体1の一例を示す縦断面図である。この例の保護フィルム付き成形体1は、成形体10の表面に保護フィルム20が貼着されている。
なお、図2〜3において、図1と同じ構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する場合がある。また、図1〜4においては、各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各部材に毎に縮尺を異ならせてある。
また、本明細書において、(メタ)アクリレートは、アクリレートまたはメタクリレートを意味する。また、活性エネルギー線は、可視光線、紫外線、電子線、プラズマ、熱線(赤外線等)等を意味する。
図1に示す成形体10は、基材11と、該基材11の表面に形成された、活性エネルギー線硬化性樹脂組成物の硬化物12とを有する。
基材11としては、光を透過するものであれば特に限定されない。例えばメチルメタクリレート(共)重合体、ポリカーボネート、スチレン(共)重合体、メチルメタクリレート−スチレン共重合体、セルロースジアセテート、セルローストリアセテート、セルロースアセテートブチレート、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリエーテルスルフォン、ポリスルフォン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアセタール、ポリエーテルケトン、ポリウレタン、ガラスなどが挙げられる。基材11は射出成形、押し出し成形、キャスト成形のいずれの方法によって作成してもよい。
図2(a)に示す成形体10は、微細凹凸構造を有する凹凸部13と、微細凹凸構造を有さない非凹凸部14が表面に形成されている。この例の場合、凹凸部13は硬化物12の表面に、非凹凸部14は露出した基材11の表面に相当するが、本発明はこれに限定されず、例えば図2(b)に示すように、硬化物12の表面に、凹凸部13と非凹凸部14が形成されていてもよい。
なお、本明細書において、成形体の面のうち微細凹凸構造が形成されている側の面を「成形体の表面」とし、これに対向した面を「成形体の裏面」とする。
微細凹凸構造としては、略円錐形状、角錐形状等の突起(凸部)が複数並んだ、いわゆるMoth−Eye構造が好ましい。表面に、可視光の波長以下の周期の微細凹凸構造を有することで、防汚性に優れた成形体10が得られる。また、このような微細凹凸構造は、空気の屈折率から材料の屈折率に連続的に屈折率が増大していくことで有効な反射防止の手段となる。
微細凹凸構造の周期は、凸部の形成のしやすさの点から、25nm以上が好ましく、80nm以上がより好ましい。
凸部の高さは、電子顕微鏡観察によって10個の凸部の高さd1を測定し、これらの値を平均したものである。
なお、凸部の底面の長さとは、図2(a)に示すように、凸部13’の頂点から高さ方向に凸部13’を切断したときの断面における底部の長さd2のことである。
成形体が反射防止フィルムである場合には、例えば、液晶表示装置、プラズマディスプレイパネル、エレクトロルミネッセンスディスプレイ、陰極管表示装置のような画像表示装置、レンズ、ショーウィンドー、眼鏡レンズ、1/2波長板、ローパスフィルター等の対象物の表面に貼り付けて使用される。
成形体が立体形状の反射防止体である場合には、あらかじめ用途に応じた形状の透明基材を用いて反射防止体を製造しておき、これを上記対象物の表面を構成する部材として使用することもできる。
また、対象物が画像表示装置である場合には、その表面に限らず、その前面板に対して反射防止フィルムを貼り付けてもよいし、前面板そのものを本発明の成形体から構成することもできる。
保護フィルムは、成形体の表面を保護するものであり、例えば図1に示すように、フィルム基材21上に、粘着剤層22が積層していてもよいし、フィルム基材21上に、粘着剤層22が積層していなくてもよい。
フィルム基材21としては、例えばエチレン酢酸ビニル共重合体系樹脂、ポリエステル系樹脂、アセテート系樹脂、ポリエーテルサルホン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂などからなるフィルムを挙げることができる、中でも表面保護性能の観点からポリエステル系樹脂が好ましい。また、実用性を考慮すればポリエチレンテレフタレートを挙げることができる。
なお、粘着剤層22が、TgとTmのいずれか高い方が50℃〜100℃である材料から構成される場合、保護フィルムの保護面も必然的にTgとTmのいずれか高い方が50℃〜100℃となる。保護面は、TgとTmのいずれか高い方が60℃〜80℃であることが好ましい。
フィルム基材21としては、保護面のTgとTmのいずれか高い方が50℃〜100℃の範囲を示すものを用いる。TgとTmのいずれか高い方が50℃以上であれば、成形体に保護フィルムを加熱貼着したときに、保護フィルムの粘着剤層が成形体の微細凹凸構造の凹部に適度に入り込みやすくなるので、可視光の波長以下の周期の微細凹凸構造を有する成形体の表面と、該表面に貼着する保護フィルムの保護面との密着性が向上する。一方、TgとTmのいずれか高い方が100℃以下であれば、成形体に保護フィルムを加熱貼着したときに、保護フィルムのフィルム基材が変形しやすくなるので、本発明の保護フィルム付き成形体から保護フィルムを剥がす際に、糊残りがなく、必要以上に力を加えることなく容易に剥がすことができる。
保護面は、TgとTmのいずれか高い方が60℃〜80℃であることが好ましい。
フィルム基材上に粘着剤層が積層していない場合は、フィルム基材そのものを試料として用いる。フィルム基材上に粘着剤層が積層している場合は、該粘着剤層をスパチュラ等でかきとったものを試料として用いる。
試料を動的粘弾性試験機にセットし、測定周波数10Hz、昇温速度3℃/分の条件で測定し、測定値を保護面のTgとする。
フィルム基材上に粘着剤層が積層していない場合は、フィルム基材そのものを試料として用いる。フィルム基材上に粘着剤層が積層している場合は、該粘着剤層をスパチュラ等でかきとったものを試料として用いる。
試料を示差熱量計にセットし、一旦200℃まで昇温させ融解させた後、140℃まで冷却し、再度2.5℃/分の速度にて昇温する過程で発生する発熱スペクトルのピークの温度を保護面のTmとする。
本発明の保護フィルム付き成形体は、TgとTmのいずれか高い方が50℃〜100℃である保護面を有する保護フィルムと、表面に可視光の波長以下の周期の微細凹凸構造を有する成形体とが、保護面と成形体の表面が貼着するように貼り着いていれば特に限定されるものではない。
従って、Moth−Eye構造の微細凹凸構造が形成された成形体に保護フィルムを貼着する際には、貼着時の密着強度が低く、しかし、一旦貼着すると時間が経過するに連れて保護フィルムを剥離するのが困難になってしまう特性があった。
そのため、保護フィルムに粘着剤層が備わっていなくても、あるいは粘着剤層が備わる場合でも必要以上に粘着力の強い粘着剤を用いなくても、成形体の表面に保護フィルムを十分に貼着させることができる。従って、本発明であれば時間が経過しても容易に保護フィルムを成形体から剥離できる。
よって、本発明の保護フィルム付き成形体は、保護フィルムを貼着しやすく、かつ不用意に剥がれず、さらに意図的に剥がそうとすれば容易に剥離できる。
<保護フィルム付き成形体の製造装置>
図3は、保護フィルム付き成形体の製造装置30の一例を示す概略構成図であり、この例の製造装置30は、表面に微細凹凸構造を有するロール状モールド31と、活性エネルギー線硬化性樹脂組成物12’を収容するタンク32と、空気圧シリンダ33を備えたニップロール34と、活性エネルギー線照射装置35と、剥離ロール36と、空気圧シリンダ37を備えた一対のニップロール38とを具備する。
なお、図3に示す保護フィルム付き成形体の製造装置30は、成形体10を作製した後に、連続して保護フィルム付き成形体を製造する装置である。
ロール状モールド31は、活性エネルギー線硬化性樹脂組成物12’に微細凹凸構造を転写させるモールドであり、表面に陽極酸化アルミナを有する。表面に陽極酸化アルミナを有するモールドは、大面積化が可能であり、ロール状モールドの作製が簡便である。
陽極酸化アルミナは、アルミニウムの多孔質の酸化皮膜(アルマイト)であり、表面に複数の細孔(凹部)を有する。
(a)ロール状のアルミニウムを電解液中、定電圧下で陽極酸化して酸化皮膜を形成する工程。
(b)酸化皮膜を除去し、陽極酸化の細孔発生点を形成する工程。
(c)ロール状のアルミニウムを電解液中、再度陽極酸化し、細孔発生点に細孔を有する酸化皮膜を形成する工程。
(d)細孔の径を拡大させる工程。
(e)前記(c)工程と(d)工程を繰り返し行う工程。
図4に示すように、アルミニウム39を陽極酸化すると、細孔40を有する酸化皮膜41が形成される。
アルミニウムの純度は、99%以上が好ましく、99.5%以上がより好ましく、99.8%以上が特に好ましい。アルミニウムの純度が低いと、陽極酸化した時に、不純物の偏析により可視光を散乱する大きさの凹凸構造が形成されたり、陽極酸化で得られる細孔の規則性が低下したりすることがある。
電解液としては、硫酸、シュウ酸、リン酸等が挙げられる。
シュウ酸の濃度は、0.7M以下が好ましい。シュウ酸の濃度が0.7Mを超えると、電流値が高くなりすぎて酸化皮膜の表面が粗くなることがある。
化成電圧が30〜60Vの時、周期が100nmの規則性の高い細孔を有する陽極酸化アルミナを得ることができる。化成電圧がこの範囲より高くても低くても規則性が低下する傾向にある。
電解液の温度は、60℃以下が好ましく、45℃以下がより好ましい。電解液の温度が60℃を超えると、いわゆる「ヤケ」といわれる現象がおこり、細孔が壊れたり、表面が溶けて細孔の規則性が乱れたりすることがある。
硫酸の濃度は0.7M以下が好ましい。硫酸の濃度が0.7Mを超えると、電流値が高くなりすぎて定電圧を維持できなくなることがある。
化成電圧が25〜30Vの時、周期が63nmの規則性の高い細孔を有する陽極酸化アルミナを得ることができる。化成電圧がこの範囲より高くても低くても規則性が低下する傾向がある。
電解液の温度は、30℃以下が好ましく、20℃以下がよりに好ましい。電解液の温度が30℃を超えると、いわゆる「ヤケ」といわれる現象がおこり、細孔が壊れたり、表面が溶けて細孔の規則性が乱れたりすることがある。
図4に示すように、酸化皮膜41を一旦除去し、これを陽極酸化の細孔発生点42にすることで細孔の規則性を向上できる。
図4に示すように、酸化皮膜を除去したアルミニウム39を再度、陽極酸化すると、円柱状の細孔40を有する酸化皮膜41が形成される。
陽極酸化は、(a)工程と同様な条件で行えばよい。陽極酸化の時間を長くするほど深い細孔を得ることができる。
図4に示すように、細孔40の径を拡大させる処理(以下、細孔径拡大処理と記す。)を行う。細孔径拡大処理は、酸化皮膜を溶解する溶液に浸漬して陽極酸化で得られた細孔の径を拡大させる処理である。このような溶液としては、例えば、5質量%程度のリン酸水溶液等が挙げられる。
細孔径拡大処理の時間を長くするほど、細孔径は大きくなる。
図4に示すように、(c)工程の陽極酸化と、(d)工程の細孔径拡大処理を繰り返すと、直径が開口部から深さ方向に連続的に減少する形状の細孔40を有する陽極酸化アルミナが形成され、表面に陽極酸化アルミナを有するモールド(ロール状モールド31)が得られる。
繰り返し回数は、合計で3回以上が好ましく、5回以上がより好ましい。繰り返し回数が2回以下では、非連続的に細孔の直径が減少するため、このような細孔を有する陽極酸化アルミナを用いて製造された硬化物12の反射率低減効果は不十分である。
細孔40間の平均間隔(周期)は、可視光の波長以下、すなわち400nm以下が好ましく、300nm以下がより好ましい。
細孔40のアスペクト比(細孔の深さ/細孔の開口部の長さ)は、1.0〜5.0が好ましく、1.2〜4.0がより好ましく、1.5〜3.0が特に好ましい。
なお、細孔の開口部の長さとは、細孔の最深部から深さ方向に細孔を切断したときの断面における開口の長さのことである。
タンク32は、活性エネルギー線硬化性樹脂組成物12’を収容し、ロール状モールド31と、ロール状モールド31の表面に沿って移動する帯状の基材11との間に、活性エネルギー線硬化性樹脂組成物12’を供給する。
ニップロール34は、ロール状モールド31に対向して配置される。ニップロール34は、ロール状モールド31と共に基材11および活性エネルギー線硬化性樹脂組成物12’をニップする。
ニップ圧は、ニップロール34に備わる空気圧シリンダ33によって調整する。
活性エネルギー線照射装置35は、ロール状モールド31の下方に設置され、活性エネルギー線を照射して、基材11とロール状モールド31の間に充填された活性エネルギー線硬化性樹脂組成物12’を硬化させる。活性エネルギー線硬化性樹脂組成物12’が硬化されることにより、基材11上に、ロール状モールド31の微細凹凸構造が転写された硬化物12が形成される。
活性エネルギー線照射装置35としては、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ等を使用できる。この場合の光照射エネルギー量は、100〜10000mJ/cm2が好ましい。
剥離ロール36は、活性エネルギー線照射装置35よりも下流側に配置され、表面に硬化物12が形成された基材11をロール状モールド31から剥離する。
一対のニップロール38は、剥離ロール36の下流側に配置され、成形体10に保護フィルム20を貼着させる。
一対のニップロール38は、外周面がゴム等の弾性部材で形成された弾性ロール38aと、外周面が金属等の剛性が高い部材で形成された剛性ロール38bとからなる。
ニップ圧は、弾性ロール38aに備わる空気圧シリンダ37によって調整する。
活性エネルギー線硬化性樹脂組成物12’は、分子中にラジカル重合性結合および/またはカチオン重合性結合を有するモノマー、オリゴマー、反応性ポリマーを適宜含有するものであり、非反応性のポリマーを含有するものでもよい。また、活性エネルギー線ゾルゲル反応性組成物を使用したものであってもよい。
ラジカル重合性結合を有するモノマーとしては、特に限定されることなく使用できる。例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレート、s−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、アルキル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−メトキシエチル(メタ)アクリレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレートなどの(メタ)アクリレート誘導体、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリロニトリル、スチレン、α−メチルスチレンなどのスチレン誘導体、(メタ)アクリルアミド、N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−ジエチル(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドなどの(メタ)アクリルアミド誘導体等の単官能モノマー、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、イソシアヌール酸エチレンオキサイド変性ジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,5−ペンタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、2,2−ビス(4−(メタ)アクリロキシポリエトキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−(メタ)アクリロキシエトキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−(3−(メタ)アクリロキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)フェニル)プロパン、1,2−ビス(3−(メタ)アクリロキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)エタン、1,4−ビス(3−(メタ)アクリロキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)ブタン、ジメチロールトリシクロデカンジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物ジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物ジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ジビニルベンゼン、メチレンビスアクリルアミド等の二官能性モノマー、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンエチレンオキサイド変性トリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンプロピレンオキシド変性トリアクリレート、トリメチロールプロパンエチレンオキシド変性トリアクリレート、イソシアヌール酸エチレンオキサイド変性トリ(メタ)アクリレート、等の三官能モノマー、コハク酸/トリメチロールエタン/アクリル酸の縮合反応混合物、ジペンタエリストールヘキサ(メタ)アクリレート、ジペンタエリストールペンタ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート、テトラメチロールメタンテトラ(メタ)アクリレート等の多官能のモノマー、二官能以上のウレタンアクリレート、二官能以上のポリエステルアクリレートなどが挙げられる。これらは、単独で用いても、二種類以上を組み合わせて用いてもよい。
オリゴマーおよび反応性ポリマーの例としては、不飽和ジカルボン酸と多価アルコールの縮合物などの不飽和ポリエステル類、ポリエステル(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、ポリオール(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、カチオン重合型エポキシ化合物、側鎖にラジカル重合性結合を有する上述のモノマーの単独または共重合ポリマー等が挙げられる。
非反応性のポリマーとしては、アクリル樹脂、スチレン系樹脂、ポリウレタン樹脂、セルロース樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリエステル樹脂、熱可塑性エラストマーなどが挙げられる。
アルコキシシラン化合物としては、RxSi(OR’)yで表せるものが使用でき、RおよびR’は炭素数1〜10のアルキル基を表し、xおよびyはx+y=4の関係を満たす整数である。
具体的には、テトラメトキシシラン、テトラ−iso−プロポキシシラン、テトラ−n−プロポキシシラン、テトラ−n−ブトキシシラン、テトラ−sec−ブトキシシラン、テトラ−tert−ブトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、メチルトリプロポキシシラン、メチルトリブトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、トリメチルエトキシシラン、トリメチルメトキシシラン、トリメチルプロポキシシラン、トリメチルブトキシシランなどが挙げられる。
アルキルシリケート化合物としては、R1O[Si(OR3)(OR4)O]zR2で表せるものが使用でき、R1〜R4はそれぞれ炭素数1〜5のアルキル基を示し、zは3〜20の整数を示す。
具体的にはメチルシリケート、エチルシリケート、イソプロピルシリケート、n−プロピルシリケート、n−ブチルシリケート、n−ペンチルシリケート、アセチルシリケートなどが挙げられる。
光反応を利用する場合、光開始剤としては、例えば、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンジル、ベンゾフェノン、p−メトキシベンゾフェノン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、α,α−ジメトキシ−α−フェニルアセトフェノン、メチルフェニルグリオキシレート、エチルフェニルグリオキシレート、4,4’−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン等のカルボニル化合物;テトラメチルチウラムモノスルフィド、テトラメチルチウラムジスルフィド等の硫黄化合物;2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド、ベンゾイルジエトキシフォスフィンオキサイド;などが挙げられる。これらは1種を単独で用いても、2種以上を併用してもよい。
本発明の保護フィルム付き成形体の製造方法は、保護フィルムの保護面のTgとTmのいずれか高い方より5〜20℃高い温度で、保護フィルムと成形体を貼着することを特徴とする。
ここで、上述した保護フィルム成形体の製造装置30を用いて、保護フィルム成形体を製造する方法の一例を説明する。
まず、成形体10を作製する。
具体的には、図3に示すように、回転するロール状モールド31の表面に沿うように帯状の基材11を搬送させ、基材11とロール状モールド31との間に、タンク32から活性エネルギー線硬化性樹脂組成物12’を供給する。
図4に示すような細孔40を転写して形成された硬化物12の表面は、可視光の波長以下の周期の微細凹凸構造、いわゆるMoth−Eye構造となる。
次に、得られた成形体10の表面に、保護フィルム20を貼着する。
具体的には、先に得られた成形体10を一対のニップロール38の間に通過させると同時に、保護フィルム繰り出し機(図示略)から繰り出される保護フィルム20の保護面が、微細凹凸構造が形成された側の表面に貼着するように、成形体10と一対のニップロール38の間に保護フィルムを供給する。
このとき、成形体10は、成形体10の裏面(微細凹凸構造が形成されていない側の面)が剛性ロール38bに接触するように、弾性ロール38aと剛性ロール38bとの間に送り込まれる。
なお、フィルム基材21上に粘着剤層22が積層した保護フィルム20を用いる場合は、粘着剤層22が成形体10の表面(微細凹凸構造が形成された側の面)に接触し、フィルム基材21が弾性ロール38aと接触するようにして、弾性ロール38aと成形体10の間に送り込まれる。
貼着時の温度は、保護フィルムの保護面のTgとTmのいずれか高い方より5〜20℃高い温度である。TgとTmのいずれか高い方より5℃以上高ければ、成形体に保護フィルムを加熱貼着したときに、保護フィルムの粘着剤層が成形体の微細凹凸構造の凹部に適度に入り込みやすくなるので、成形体の表面と、保護フィルムの保護面の密着性を良好にできる。一方、TgとTmのいずれか高い方より20℃以下低ければ、成形体に保護フィルムを加熱貼着したときに、保護フィルムのフィルム基材が変形しやすくなるので、本発明の保護フィルム付き成形体から保護フィルムを剥がす際に、糊残りがなく、必要以上に力を加えることなく容易に剥がすことができる。
また、ロール自体に熱をかけることが可能な一対のニップロール38を用いてもよく、一対のニップロール38より上流で熱をかけることが可能な装置を装着してもよい。
なお、成形体10の表面は、保護フィルム20を介して弾性ロール38aと接触することになるので、微細凹凸構造が変形したり破損したりしにくい。
保護フィルムとしては、上述したような方法で別途作製したものを用いてもよく、市販のものを用いてもよい。
また、特定の圧力にて成形体と保護フィルムとを貼着するので、両者は適度なアンカー効果によって物理的に貼着する。
よって、本発明の保護フィルム付き成形体は、保護フィルムを貼着しやすく、かつ不用意に剥がれず、さらに意図的に剥がそうとすれば容易に剥離できる。
表面に陽極酸化アルミナが形成されたモールドの縦断面または表面を1分間プラチナ蒸着し、電界放出形走査電子顕微鏡(日本電子社製、「JSM−7400F」)を用いて、加速電圧3.00kVの条件にて、断面または表面を観察し、酸化皮膜の厚さ、細孔間の間隔、細孔の深さを測定した。各測定は、それぞれ10点について行い、平均値を求めた。細孔間の平均間隔をモールドの周期とする。
成形体の縦断面または表面を5分間プラチナ蒸着し、(1)と同様にして微細凹凸構造の凸部間の間隔、凸部の高さを測定した。各測定は、それぞれ10点について行い、平均値を求めた。凸部間の平均間隔を微細凹凸構造の周期とする。
密着強度の測定は、テンシロン試験機(ORIENTEC社製、「テンシロンRTC−1210」)に保護フィルム付き成形体をセットし、10kNのロードセルを使用して、JIS Z−0237に準拠して、凹凸部と保護フィルムが貼着している箇所において180°引き剥がし試験を行うことで、凹凸部に対する保護フィルムの密着強度Aを測定した。
なお、保護フィルム付き成形体の製造後1時間以内に測定したものを初期密着強度Aとし、保護フィルム付き成形体を1年間高温常湿(40℃、50%)の環境下で保管した後に測定したものを1年後密着強度Aとした。
(3)と同様にして、非凹凸部と保護フィルムが貼着している箇所において180°引き剥がし試験を行うことで、非凹凸部に対する保護フィルムの密着強度Bを測定した。
なお、保護フィルム付き成形体の製造後1時間以内に測定したものを初期密着強度Bとし、保護フィルム付き成形体を1年間高温常湿(40℃、50%)の環境下で保管した後に測定したものを1年後密着強度Bとした。
保護フィルムの粘着剤層をスパチュラでかきとり、これを試料とした。試料を動的粘弾性試験機(レオバイブロン社製、「DDVシリーズ」)にセットし、測定周波数10Hz、昇温速度3℃/分の条件で保護面のTgを測定した。
保護フィルムの粘着剤層をスパチュラでかきとり、これを試料とした。試料を示差熱量計(パーキンエルマー社製、「DSC−2C」)にセットし、一旦200℃まで昇温させ融解させた後、140℃まで冷却し、再度2.5℃/分の速度にて昇温する過程で発生する発熱スペクトルのピークの温度を保護面のTmとした。
<ロール状モールドの作製>
純度99.90%のアルミニウムインゴットに鍛造処理を施して、直径200mm、内径155mm、厚さ350mmに切断した圧延痕のない円筒状アルミニウム原型に羽布研磨処理を施した後、これを過塩素酸、エタノール混合溶液中(体積比1:4)で電解研磨し鏡面化した。
ついで、表面が鏡面化されたアルミニウム原型を、0.3Mシュウ酸水溶液中で、浴温16℃において直流40Vの条件下で30分間陽極酸化を行い、厚さ3μmの酸化皮膜を形成した(工程(a))。形成された酸化皮膜を、6質量%のリン酸と1.8質量%のクロム酸混合水溶液中で一旦溶解除去した(工程(b))後、再び工程(a)と同一条件下において、30秒間陽極酸化を行い、酸化皮膜を形成した(工程(c))。その後、5質量%リン酸水溶液(30℃)中に8分間浸漬して、酸化皮膜の細孔を拡径する孔径拡大処理(工程(d))を施した。
さらに工程(c)と工程(d)を繰り返し、これらを合計で5回追加実施することで(工程(e))、細孔の開口部の長さ:100nm、深さ:230nmの略円錐形状のテーパー状細孔を有する陽極酸化アルミナが表面に形成されたロール状モールドを得た。
ついで、離形剤であるダイキン工業社製、「オプツールDSX(商品名)」の0.1質量%溶液にロール状モールドを10分間ディッピングし、24時間風乾して離形処理し、酸化皮膜表面のフッ素化処理を行った。
得られたロール状モールドを図3に示す保護フィルム付き成形体の製造装置30に設置し、以下のようにして成形体を作製し、連続して保護フィルム付き成形体を製造した。
まず、図3に示すように、ロール状モールド31を冷却水用の流路を内部に設けた機械構造用炭素鋼製の軸芯にはめ込んだ。ついで、下記の組成の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物12’をタンク32から室温で供給ノズルを介して、ニップロール34とロール状モールド31の間にニップされている基材(東洋紡社製PETフィルム、「A4300(商品名)」、フィルム幅360mm、長さ400m)11上に供給した。この際、空気圧シリンダ33によりニップ圧が調整されたニップロール34によりニップされ、ロール状モールド31の凹部内にも活性エネルギー線硬化性組成物12’が充填される。このとき、硬化・賦形される微細凹凸構造が、基材11の幅(フィルム幅)に対して300mm幅になるように、かつ、基材11の両端から中央部にかけてそれぞれ30mmの範囲に活性エネルギー線硬化性樹脂組成物12’が行渡らないように、活性エネルギー線硬化性樹脂組成物12’の供給量を調整した。
一方、保護フィルム20としてポリオレフィン系フィルム(サンエー化研社製、「PAC−4−50」)の粘着面(保護面)が、成形体10の表面(微細凹凸構造が形成された側の面)に貼着するようにして、保護フィルム20を弾性ロール38aと成形体10の間に送り込んだ。
そして、一対のニップロール38の温度を73℃に設定し、空気圧シリンダ37によって一対のニップロール38のニップ圧を0.8MPaに調整しながら、成形体10の表面に保護フィルム20を貼着し、図1に示すような保護フィルム付き成形体1を得た。
トリメチロールエタンアクリル酸・無水コハク酸縮合エステル:45質量部
ヘキサンジオールジアクリレート:45質量部
信越化学社製商品名「x−22−1602」:10質量部
チバ・スペシャリティケミカルズ社製商品名「イルガキュア184」:2.7質量部
チバ・スペシャリティケミカルズ社製商品名「イルガキュア819」:0.18質量部
製造直後(製造から60分以内)の保護フィルム付き成形体1について、保護フィルム20を成形体10から剥離し、微細凹凸構造を測定した。結果を表1に示す。
また、保護フィルム付き成形体1について、凹凸部および非凹凸部に対する保護フィルムの密着強度を測定した。結果を表1に示す。
さらに、製造直後の保護フィルム付き成形体から保護フィルムを剥離し成形体の表面を確認したところ、凹凸部には周期100nm、高さ230nmの凸部が形成され、ロール状モールドの微細凹凸構造が良好に転写された微細凹凸構造が形成されていた。
なお、実施例1で得られた保護フィルム付き成形体は、成形体の凹凸部においては貼着面積が小さいので保護フィルムが貼着しにくかったものの、成形体の非凹凸部においては十分な貼着面積を確保できたので、保護フィルムが剥離できる程度に貼着できた。また、時間が経過しても非凹凸部における保護フィルムの密着強度は変化せず、容易に保護フィルムを剥離できた。
10 成形体
11 基材
12 硬化物
20 保護フィルム
21 フィルム基材
22 粘着剤層
Claims (2)
- 表面に可視光の波長以下の周期の微細凹凸構造を有する成形体に、該成形体の表面を保護する保護フィルムが貼着した保護フィルム付き成形体であって、
前記保護フィルムは、ガラス転移温度(Tg)と融点(Tm)のいずれか高い方が50℃〜100℃である保護面を有し、該保護面と前記成形体の表面が貼着した、保護フィルム付き成形体。 - 請求項1に記載の保護フィルム付き成形体の製造方法であって、
前記保護面のガラス転移温度(Tg)と融点(Tm)のいずれか高い方より5〜20℃高い温度で、前記保護フィルムと成形体を貼着する、保護フィルム付き成形体の製造方法。
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