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JP2010076812A - 包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】湯の注入操作が容易であり、湯切り操作に当って火傷の恐れが少なく、安全に使用できる即席食品用紙包装容器を提供することである。
【解決手段】内容物を収納する収納部と収納部の上端開口部の外周に水平方向に延設したフランジ部とを備えた紙容器本体と、該フランジ部に接合し、前記上端開口部を開封可能に覆う少なくとも紙を基材とした蓋とを備えた包装容器であって、蓋の相対する1組の辺に、側板、持板、接着板を順次連設し、接着板を容器本体の側壁に接着することにより、容器の両側に前記側板と持板からなる把手部を形成したことを特徴とする包装容器である。
【選択図】図1

Description

本発明は、即席焼そば等の即席食品を収納する包装容器に関し、特に一旦注いだ湯を捨てる湯切り操作を安全に行うことができる紙製の食品包装容器に関する。
湯を注ぐことにより食べられるようになる即席食品のなかで、焼きそば、つけめん、スパゲッティなど、一旦注いだ湯を、麺が戻った時点で捨てる、いわゆる湯切り操作を必要とする食品がある。ところが本来ならばざる等で行うべき湯切り操作をその食品の容器で行おうとするために、さまざまな不都合が生じていた。例えば容器に入れた湯を捨てる際に、指先に湯がかかったり、湯気が当って火傷を負ったりする場合があった。さらに熱さのために容器本体を落して、さらにひどい火傷を負う場合もあった。
従来、湯を注いで使用する容器の材料としては、発泡ポリスチレン樹脂等の断熱性を有する材料が広く用いられていたが、近年環境対応および材料コスト削減の目的から、プラスチックに替って紙容器が用いられるようになってきた。紙容器を紙の単層で作成した場合、発泡プラスチック容器に比較して断熱性が劣るため、湯切り操作を要する用途には特別の配慮が必要である。
特許文献1に記載の即席食品包装容器は、即席食品を収納する収納部と該収納部の上端開口部の外周に水平方向に延設したフランジ部とを備えた容器本体と、該フランジ部に沿ってスライド可能に嵌合し且つ収納部の上端開口部を開閉可能に施蓋する蓋部とを備えた即席食品包装容器であって、少なくとも容器本体収納部の端部に位置する蓋部に湯切孔が孔設され、該蓋部に湯切孔を封鎖するシート状のシール材が剥離可能に貼着されていることを特徴とする即席食品包装容器である。この容器は、焼きそば等の湯切り操作が容易に実施できるように、蓋部をスライド可能とし、湯の注入および排出が容易に行えるようにしたものであるが、肝心の湯切り操作の際に手で持つところがなく、フランジ部を両手で挟むようにして持たざるを得ないため、前記火傷の危険性を除去できなかった。
特許文献2に記載された包装容器は、全外周にフランジ部を有する容器本体と、前記フランジ部に嵌合する成形蓋とからなる包装容器であって、該成形蓋が、容器本体に凹んでいる中央の円弧部から下方に所定形状で延びた先端に同一長さで垂直に延びた上下二カ所の嵌合部を有する蓋の円弧部の容器本体と反対側の表面に複数本の直線状の押え棒部を垂直に設け、さらに外周縁に近接する位置に所定形状の湯切り口用カット線を設けたものからなることを特徴とする包装容器である。この容器は、湯切り時に湯の排出路及び湯切り口が内容物に起因して詰まることがなく、スムーズに湯切りが実施できるようにしたものであるが、複雑な構造の成形蓋を使用するためにコストがかかるばかりでなく、構造的に見て湯切り操作の際に成形蓋から本体が外れて落下するという可能性を完全には否定できないものである。
特許文献3に記載された湯切り機能付き蓋材及び湯切り機能付き容器は、容器本体のフランジ部にシールする蓋材であって、蓋材の対向する位置に注湯口部と湯切り口部が設けられ、前記湯切り口部の所定部分に蓋材を上蓋部と下蓋部に剥離するための部分的な剥離コート層が設けられ、前記剥離コート層を有する領域内の下蓋部に湯切り孔と、上蓋部と下蓋部に剥離するきっかけとなる剥離開始用ハーフカットが、蓋材がシールされる容器本体のフランジ部上に位置するように形成されていることを特徴とする湯切り機能付き蓋材及びこれを用いた湯切り機能付き容器である。この蓋材及び容器は、蓋材に予め注湯口部と湯切り口部が設けられており、湯切り口部には湯切り孔を有する下蓋部とこの湯切り孔
をふさぐ上蓋部とが設けられているため、開封や注湯、湯切りの操作を円滑に行えるものであるが、蓋材全面にわたって下蓋部、上蓋部の2重構造を備えるため無駄な材料が多く、コスト面で好ましくない。また湯切り操作を行う際に手で持つところがないため安全性の面で不十分であった。
特開2000-185775号公報 特開2007-161277号公報 特開2007-223665号公報
本発明は、上記の問題点に鑑み、湯の注入操作が容易であり、湯切り操作に当って火傷の恐れが少なく、安全に使用できる即席食品用紙包装容器を提供するものである。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、内容物を収納する収納部と収納部の上端開口部の外周に水平方向に延設したフランジ部とを備えた紙容器本体と、該フランジ部に接合し、前記上端開口部を開封可能に覆う少なくとも紙を基材とした蓋とを備えた包装容器であって、蓋の相対する1組の辺に、側板、持板、接着板を順次連設し、接着板を容器本体の側壁に接着することにより、容器の両側に前記側板と持板からなる把手部を形成したことを特徴とする包装容器である。
また、請求項2に記載の発明は、前記蓋に湯切り孔が設けられており、この湯切り孔をカバーシールが覆っていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器である。
また、請求項3に記載の発明は、前記把手部の側板に指の入る持孔を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の包装容器である。
また、請求項4に記載の発明は、前記把手部の持板に指の入る持孔を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の包装容器である。
また、請求項5に記載の発明は、前記側板に設けた持孔は、蓋と側板の間の折り線かまたは側板と持板の間の折り線を開始点および終了点とする一連のミシン目を破断することによって形成されることを特徴とする請求項3に記載の包装容器である。
また、請求項6に記載の発明は、前記持板に設けた持孔は、接着板と持板の間の折り線から持板と側板に向けて設けた2本の縦切込み線と、側板または持板と側板の間の折り線部で縦切込み線の端部を結ぶ横切込み線とによって形成されたことを特徴とする請求項4に記載の包装容器である。
また、請求項7に記載の発明は、前記紙容器本体が、隣合う側壁の間に折り線を介して設けられた折畳み板を折畳んで接着した構造であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の包装容器である。
また、請求項8に記載の発明は、前記紙容器本体が、立方体、立方台、直方体、直方台のいずれかの形状であることを特徴とする請求項7に記載の包装容器である。
また、請求項9に記載の発明は、前記蓋が、開口開始部を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の包装容器である。
また、請求項10に記載の発明は、前記蓋が、把手部との切離しを容易にする切断線を
有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の包装容器である。
本発明に係る包装容器は、内容物を収納する収納部と収納部の上端開口部の外周に水平方向に延設したフランジ部とを備えた紙容器本体と、該フランジ部に接合し、前記上端開口部を開封可能に覆う少なくとも紙を基材とした蓋とを備えた包装容器であって、蓋の相対する1組の辺に、側板、持板、接着板を順次連設し、接着板を容器本体の側壁に接着することにより、容器の両側に前記側板と持板からなる把手部を形成したことを特徴とする包装容器であるから、容器本体に湯を注入し、注入した湯を捨てる湯切り操作を行う際に、容器の過熱した部分に触れることなく把手部を持って確実に行うことが可能であるため、火傷の恐れもなく、安全性が高い。
また主たる材料として紙を使用しているので、使用後の容器はリサイクルが可能であり、環境保護の観点からも好ましいものである。また、本発明に係る包装容器は、容器本体に把手部を設けず、蓋に連設した側板、持板から把手部を形成するようにしたので、包装容器を包装容器メーカーから、内容物を収納する食品メーカーまで輸送する際に、容器本体と蓋をそれぞれ積重ねて梱包、輸送することが可能であるため、梱包や輸送に要する費用を最小限とすることができる。
また、蓋に湯切り孔が設けられており、この湯切り孔をカバーシールが覆っている場合にあっては、湯切り用の開口部を開く操作が容易で確実となり、従来の単に蓋の一端を少し開いて湯切り用の開口部を設ける場合と異なり、開きすぎて内容物の麺が流出してしまうといった問題が生じることはない。
また、前記把手部の側板あるいは、持板に指の入る持孔を設けた場合には、持孔に指を入れて把手を確実に掴むことが可能となり、指が滑って容器を落すといった事故を防止する効果がある。
また、前記紙容器本体が、隣合う側壁の間に折り線を介して設けられた折畳み板を折畳んで接着した構造である場合には、側壁の間を切込み線によって切り離したブランクスを折畳んで接着した構造と異なり、容器内に液体を注入した場合であっても接着不良に起因する液漏れを生じることがなく、安全性が高い。
また、前記紙容器本体が、立方体、立方台、直方体、直方台のいずれかの形状である場合には、容器の構造が単純であり、組立てが容易であるばかりでなく、最終製品を大箱に収納する際に、大箱への収納効率が良好であり、輸送コストの削減に役立つ。
また、前記蓋が、開口開始部を有する場合には、開口のきっかけが容易につかめる。また、把手部との切離しを容易にする切断線を有する場合には、湯切り後に蓋を取外した後も、把手部が容器本体に残るため、容器としての利便性が高まる。
以下図面に従って、本発明に係る包装容器について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る包装容器の一実施態様を示した斜視図である。図2は、図1に示した包装容器の容器本体を示した斜視図である。図3は、図1のA−A断面を示した断面模式図である。図4は、図1に示した包装容器の蓋のブランクスの平面図である。
本発明係る包装容器は、内容物を収納する収納部2と収納部の上端開口部の外周に水平方向に延設したフランジ部3とを備えた紙容器本体1と、該フランジ部3に接合し、前記上端開口部を開封可能に覆う少なくとも紙を基材とした蓋4とを備えた包装容器であって
、蓋4の相対する1組の辺に、側板8、持板9、接着板10を順次連設し、接着板10を容器本体の側壁19に接着することにより、容器の両側に前記側板8と持板9からなる把手部11を形成したことを特徴とする包装容器である。
図1に示したように、この実施態様においては、蓋4に開口開始部15と、図では見ることができないが、湯切り孔12が設けられており、この上に湯切り孔カバーシール13が湯切り孔を覆うように仮着されている。図4は、蓋4のブランクスの平面図であるが、この湯切り孔カバーシールを取除いた状態を示しており、湯切り孔12が示されている。湯切り孔12は、湯のみが流出し、内容物は流出しない程度の大きさの開口径であることが好ましい。また蓋4には、蓋4を完全に取除く時に切りやすいようにするためと、把手部11を容器本体1に残すようにするために、切断線14を容器本体1のフランジ部3の上またはフランジ部3よりも内側に位置するように設けている。切断線14は、内容物の保存性を確保するために、蓋4の全層を貫通せず、少なくとも最内層は残すような、半切り線または、ミシン線とする。
図4に示したように、蓋4の相対する1組の辺には、側板8、持板9、接着板10を順次連設してあり、この実施態様においては蓋4と側板8の間、側板8と持板9の間、および持板9と接着板10の間にそれぞれ折り線5、6、7が設けられている。これらの折り線を折り、接着板10を容器本体1の側壁19に接着することにより、図3に示したような立体的な把手部11が形成される。図4に示したように、この実施態様においては、接着板10と持板9の間の折り線7から持板9と側板8に向けて設けた2本の縦切込み線16と、側板8内で縦切込み線16の端部を結ぶ横切込み線17とによって、図では示されない四角形状の持孔が形成されるようになっている。持孔は、ここに指を入れて把手部11を持つことにより手が滑ることを防止する効果を発揮する。なお、本実施態様においては、横切込み線17を側板8内に設けたが、側板8と持板9の間の折り線6上に設けても良い。
図6は、図2に示した容器本体1のブランクスを示した平面図である。図で実線は外形線または切込み線を点線は折り線を示している。この実施態様においては折り線を折ってブランクスを立ち上げると底面および開口部が正方形である立方台形状の容器本体1が形成される。また隣合う側壁19の間に折り線21を介して設けられた折畳み板20を折畳んで接着することによって立体形状が形成されるようになっており、側壁と側壁の間に切込み線が存在しないため、万一折畳み板20同士の接着に不備があったような場合であっても、内部に注入した湯が漏れ出すことはない。本実施態様においては、図1に見られるように折畳み板20は、間の折り線を谷折りして容器本体の外側に折り出し、折曲げて側壁19に接着してあるが、逆に間の折り線を山折りして折畳み板20を容器の内側に折曲げて接着してもよい。
容器本体1の形状については、この実施態様に見られるような立方台形状の他、立方体、直方体、直方台形状等、四辺形形状であることにより、原紙の無駄が少なくなりまた包装容器を箱詰めする際にも充填効率が良く、輸送コストの削減につながるものであるが、本特許は勿論これに限定されるものではなく、円筒形、円錐台形状、楕円台形状等任意である。
容器本体1および蓋4に使用する材料としては、カートン原紙の片面または両面に熱可塑性樹脂層を設けた複合材料が好適に使用される。容器本体の内面にあたる側には、カートン原紙と熱可塑性樹脂層との中間にバリア性を向上させる目的で、アルミ箔、無機蒸着フィルム等のバリア層を設けることができる。また外面にあたる側には、印刷絵柄層、保護層等を設けることができる。
図5は、本発明に係る包装容器の他の実施態様における蓋の平面図である。本実施態様においては、蓋4の相対する1組の辺に、折り線5を介して側板8を、さらに折り線6を介して持板9を、またさらに折り線7を介して接着板10を順次連設しており、各折り線を折り曲げ、接着板10を容器本体の側壁に接着することにより、容器の両側に側板8と持板9からなる把手部を形成するようにしたものである。本実施態様においては側板8の幅が蓋4の辺の長さにほぼ等しいため、把手部は長く、持ち易くなっている。
本実施態様においては、側板8に、蓋4と側板8の間の折り線5を開始点および終了点とする一連のミシン目18が設けられており、このミシン目18で囲まれた部分を外側から押込んで破断することによって持孔が形成されるようになっている。側板8に持孔を形成するミシン目18は、側板8と持板9の間の折り線6を開始点および終了点としても良い。またミシン目18の形状も図のように半円形に限らず楕円形、四角形等任意である。
このように持孔は、この実施態様のように側板8に設けても良いし、先の実施態様のように持板9に設けても良い。またその形状も任意である。
図5に示した実施態様においては、開口開始部15と湯切り孔カバーシール13が設けられている。また、蓋4を開封する際のしやすさと、蓋4を完全に除去した際に把手部を容器本体1に残すために、切断線14が設けられている。切断線14は、蓋4を開封する際にこの切断線14に沿って切れるようにするためのものであり、容器本体1のフランジ部3の上か、フランジ部よりも内側に位置し、少なくとも蓋材の最内面の層を残した半切り線または、ミシン線である。
図7は、本発明に係る包装容器の他の実施態様を示した断面模式図である。この実施態様においては、蓋4の相対する1組の辺に、折り線を介することなく側板8を連設し、側板8に、折り線を介して持板9を、またさらに折り線を介して接着板10を順次連設し、側板8と持板9とによって把手部11を形成したものである。このような構造とすることにより、把手部の幅が広がり、厚さも薄くなるので持ちやすいものとなる。
以下実施例に基づき、本発明の包装容器についてさらに具体的に説明する。
図6に示した形状のブランクスから、容器本体を作成した。ブランクスにおけるフランジ部を含めた最外辺の寸法は、約27cmである。材料としては、坪量400g/m2のカートン原紙の内面にバリア層としての酸化アルミニウムを蒸着した厚さ12μmのPET(ポリエチレンテレフタレート樹脂)フィルムとシーラント層として厚さ50μmのポリエチレン樹脂層を積層し外面に印刷絵柄層と保護コート層を設けた複合材料を使用した。蓋としては、図5に示された形状を有するものを作成した。材料としては、容器本体に使用したものと同じ材料を使用した。湯切り孔と湯切り孔カバーシールは、予め形成しておいた。容器本体の収納部に即席焼きそばとソースの小袋を収納し、蓋をして窒素充填シールを行った。しかる後に蓋に連設された側板、持板、接着板を折り線で折曲げ、接着板を容器本体の側壁に接着して製品が完成した。
得られた即席焼きそば包装体の蓋を開口開始部から一部切断線に沿って開き、熱湯を注入した後、所定時間後に湯切り孔カバーシールを剥がし、把手部を両手で持って湯切り孔から湯をこぼした。容器本体の外面は、70℃以上の高温になっていたが、手が直接触れることはなく、安全に湯切り操作を行うことができた。また、麺が戻るまでの間に湯が容器本体から漏れ出すようなこともなかった。最後に蓋を切断線に沿って完全に切開き、取除いた後、麺にソースを混ぜて調理を完了した。この時も把手部があるために容器を片手で持って固定することができ、ソースを混ぜる操作は容易であった。なお即席焼きそばの包装体は、バリア層を含む材料で包装されているため、長期保存に耐えるものであった。
また、使用後の容器は、紙容器としてリサイクルすることが可能である。
実施例1と同様の材料を用いて、容器本体と蓋を作成した。蓋の形状は、図4に示された形状とした。なお湯切り孔には、予め湯切り孔カバーシールが貼られている。実施例1と同様に内容物を充填し、即席焼きそばの包装体を作成した。得られた即席焼きそばの包装体は、実施例1と同様に開封操作、湯切り操作等において優れた使い勝手を示し、また包装体の保存性等についても同様であった。
本発明に係る包装容器の一実施態様を示した斜視図である。 図1に示した包装容器の容器本体を示した斜視図である。 図1に示した包装容器のA−A断面を示した断面模式図である。 図1に示した包装容器の蓋のブランクスの平面図である。 本発明に係る包装容器の他の実施態様における蓋の平面図である。 図2に示した容器本体のブランクスを示した平面図である。 本発明に係る包装容器の他の実施態様を示した断面模式図である。
符号の説明
1・・・容器本体
2・・・収納部
3・・・フランジ部
4・・・蓋
5・・・折り線
6・・・折り線
7・・・折り線
8・・・側板
9・・・持板
10・・・接着板
11・・・把手部
12・・・湯切り孔
13・・・湯切り孔カバーシール
14・・・切断線
15・・・開口開始部
16・・・縦切込み線
17・・・横切込み線
18・・・ミシン目
19・・・側壁
20・・・折畳み板
21・・・折り線

Claims (10)

  1. 内容物を収納する収納部と収納部の上端開口部の外周に水平方向に延設したフランジ部とを備えた紙容器本体と、該フランジ部に接合し、前記上端開口部を開封可能に覆う少なくとも紙を基材とした蓋とを備えた包装容器であって、蓋の相対する1組の辺に、側板、持板、接着板を順次連設し、接着板を容器本体の側壁に接着することにより、容器の両側に前記側板と持板からなる把手部を形成したことを特徴とする包装容器。
  2. 前記蓋に湯切り孔が設けられており、この湯切り孔をカバーシールが覆っていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  3. 前記把手部の側板に指の入る持孔を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の包装容器。
  4. 前記把手部の持板に指の入る持孔を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の包装容器。
  5. 前記側板に設けた持孔は、蓋と側板の間の折り線かまたは側板と持板の間の折り線を開始点および終了点とする一連のミシン目を破断することによって形成されることを特徴とする請求項3に記載の包装容器。
  6. 前記持板に設けた持孔は、接着板と持板の間の折り線から持板と側板に向けて設けた2本の縦切込み線と、側板または持板と側板の間の折り線部で縦切込み線の端部を結ぶ横切込み線とによって形成されたことを特徴とする請求項4に記載の包装容器。
  7. 前記紙容器本体は、隣合う側壁の間に折り線を介して設けられた折畳み板を折畳んで接着した構造であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の包装容器。
  8. 前記紙容器本体は、立方体、立方台、直方体、直方台のいずれかの形状であることを特徴とする請求項7に記載の包装容器。
  9. 前記蓋は、開口開始部を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の包装容器。
  10. 前記蓋は、把手部との切離しを容易にする切断線を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の包装容器。
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