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JP2010074931A - 電圧変換回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】トランス及びチョークコイルを省略することにより、装置の小型化及び変換効率の向上を実現し得る、電圧変換回路を得る。
【解決手段】電圧変換回路は、交流の第1電圧を整流して直流の第2電圧を出力する整流回路2と、第2電圧を降圧して直流の第3電圧を出力する降圧回路3とを備える。降圧回路3は、複数のコンデンサC1〜C3と、複数のコンデンサC1〜C3の接続を、第2電圧による複数のコンデンサC1〜C3の充電動作時には直列接続に切り換え、複数のコンデンサC1〜C3の放電動作時には並列接続に切り換える、スイッチング素子(トランジスタQ1〜Q4)とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、モデム等の情報通信機器の電源回路に使用される電圧変換回路に関し、特に、交流−直流変換回路に関する。
図9は、背景技術に係る電圧変換回路(交流−直流変換回路)の構成を示す回路図である(例えば下記非特許文献1参照)。この電圧変換回路は、交流電源1の電圧を直流に整流した後に降圧して負荷4に供給するものであり、図9に示すように、トランジスタQ、ダイオードD1〜D4,Da,Db、トランスT、チョークコイルL、及びコンデンサCa,Cbを備えて構成されている。
戸川治朗著、「実用電源回路設計ハンドブック」、第26版、CQ出版株式会社、2008年1月1日、p160
図9に示した電圧変換回路は、トランスT及びチョークコイルLを備えて構成されている。一般的にトランス及びチョークコイルは大型であるため、トランスT及びチョークコイルLを備えることによって電圧変換回路の全体が大型化する。また、トランス及びチョークコイルは巻線又は鉄芯内で損失が発生するため、トランスT及びチョークコイルLを備えることによって電圧変換回路の変換効率が低下する。
本発明はかかる事情に鑑みて成されたものであり、トランス及びチョークコイルを省略することにより、装置の小型化及び変換効率の向上を実現し得る、電圧変換回路を得ることを目的とする。
本発明の第1の態様に係る電圧変換回路は、交流の第1電圧を整流して直流の第2電圧を出力する整流回路と、前記第2電圧を降圧して直流の第3電圧を出力する第1の降圧回路とを備え、前記第1の降圧回路は、複数の第1のコンデンサと、前記複数の第1のコンデンサの接続を、前記第2電圧による前記複数の第1のコンデンサの充電動作時には直列接続に切り換え、前記複数の第1のコンデンサの放電動作時には並列接続に切り換える、第1のスイッチング素子とを有することを特徴とするものである。
第1の態様に係る電圧変換回路によれば、複数の第1のコンデンサは、直列接続された状態で第2電圧によって充電される。従って、各第1のコンデンサの電圧は、第2電圧よりも低くなる。そのため、複数の第1のコンデンサのうちの一の第1のコンデンサの電圧を第3電圧として取り出すことにより、第2電圧が降圧された第3電圧を得ることができる。しかも、放電動作時には複数の第1のコンデンサが並列接続されるため、負荷に対して複数の第1のコンデンサから十分な電流を供給することが可能である。
本発明の第2の態様に係る電圧変換回路は、第1の態様に係る電圧変換回路において特に、前記第1の降圧回路の後段に接続され、直流の入力電圧を降圧して直流の出力電圧を出力する、第2の降圧回路をさらに備え、前記第2の降圧回路は、複数の第2のコンデンサと、前記入力電圧による前記複数の第2のコンデンサの充電動作と、前記複数の第2のコンデンサの放電動作とを切り換える、第2のスイッチング素子と、前記複数の第2のコンデンサの接続を、前記複数の第2のコンデンサの充電動作時には直列接続に切り換え、前記複数の第2のコンデンサの放電動作時には並列接続に切り換える、第3のスイッチング素子とを有することを特徴とするものである。
第2の態様に係る電圧変換回路によれば、第1の降圧回路の後段に第2の降圧回路が縦続接続されることにより、第1の降圧回路に入力された入力電圧を第2の降圧回路によってさらに降圧することができる。
本発明の第3の態様に係る電圧変換回路は、第2の態様に係る電圧変換回路において特に、縦続接続された複数の前記第2の降圧回路を備え、初段の前記第2の降圧回路においては、前記第3電圧によって、初段の前記第2の降圧回路が有する前記複数の第2のコンデンサが充電され、二段目以降の前記第2の降圧回路においては、前段の前記第2の降圧回路から出力された前記出力電圧によって、自段の前記第2の降圧回路が有する前記複数の第2のコンデンサが充電されることを特徴とするものである。
第3の態様に係る電圧変換回路によれば、第1の降圧回路の後段に複数の第2の降圧回路が縦続接続されることにより、第1の降圧回路に入力された入力電圧を、複数の第2の降圧回路によってさらに降圧することができる。従って、縦続接続する第2の降圧回路の段数を変更することによって、最終段の第2の降圧回路の出力電圧として、所望のレベルに降圧された電圧を得ることが可能となる。
本発明の第4の態様に係る電圧変換回路は、第1〜第3のいずれか一つの態様に係る電圧変換回路において特に、前記第1の降圧回路は、前記第2電圧による前記複数の第1のコンデンサの充電動作と、前記複数の第1のコンデンサの放電動作とを切り換える、第4のスイッチング素子をさらに有することを特徴とするものである。
第4の態様に係る電圧変換回路によれば、第4のスイッチング素子を制御することによって、複数の第1のコンデンサの充電動作と放電動作とを、能動的に切り換えることが可能となる。従って、複数の第1のコンデンサの充電期間及び放電期間を所望に設定することが可能となる。
本発明の第5の態様に係る電圧変換回路は、第4の態様に係る電圧変換回路において特に、前記第1の降圧回路は、前記整流回路と前記第1の降圧回路との電気的な接続又は分離を切り換える、第5のスイッチング素子をさらに有することを特徴とするものである。
第5の態様に係る電圧変換回路によれば、第4のスイッチング素子が非導通状態である場合には第5のスイッチング素子も非導通状態とすることにより、整流回路と第1の降圧回路とを電気的に分離することが可能となる。その結果、電圧変換回路の入力と出力との間を、電気的に分離することが可能となる。
本発明の第6の態様に係る電圧変換回路は、第3の態様に係る電圧変換回路において特に、複数の前記第2の降圧回路の各々は、第6のスイッチング素子をさらに有し、初段の前記第2の降圧回路が有する前記第6のスイッチング素子は、前記複数の第1のコンデンサの充電動作時には、初段の前記第2の降圧回路を前記第1の降圧回路から電気的に分離し、前記複数の第1のコンデンサの放電動作時には、初段の前記第2の降圧回路を前記第1の降圧回路に電気的に接続し、二段目以降の前記第2の降圧回路が有する前記第6のスイッチング素子は、前段の前記第2の降圧回路が有する前記複数の第2のコンデンサの充電動作時には、自段の前記第2の降圧回路を前段の前記第2の降圧回路から電気的に分離し、前段の前記第2の降圧回路が有する前記複数の第2のコンデンサの放電動作時には、自段の前記第2の降圧回路を前段の前記第2の降圧回路に電気的に接続することを特徴とするものである。
第6の態様に係る電圧変換回路によれば、前段の第2の降圧回路が有する第6のスイッチング素子が導通状態である場合には、自段の第2の降圧回路が有する第6のスイッチング素子を非導通状態とし、前段の第2の降圧回路が有する第6のスイッチング素子が非導通状態である場合には、自段の第2の降圧回路が有する第6のスイッチング素子を導通状態とすることにより、電圧変換回路の入力と出力との間を、いずれかの第6のスイッチング素子によって電気的に分離することが可能となる。
本発明の第7の態様に係る電圧変換回路は、第1〜第6のいずれか一つの態様に係る電圧変換回路において特に、電圧変換回路は情報通信機器の電源回路に使用されることを特徴とするものである。
第7の態様に係る電圧変換回路によれば、トランス及びチョークコイルを省略したことにより、小型化でき、また、発熱量も少ない。そのため、壁際や部屋の隅等の、狭所でかつ熱対策の面からも不利な環境下に設置されやすい情報通信機器の電源回路として好適である。
本発明に係る電圧変換回路によれば、トランス及びチョークコイルを省略することにより、装置の小型化及び変換効率の向上を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、異なる図面において同一の符号を付した要素は、同一又は相応する要素を示すものとする。
図1は、本発明の実施の形態に係る電圧変換回路(交流−直流変換回路)の構成を示す回路図である。電圧変換回路は、整流回路2と降圧回路3とを備えて構成されている。
整流回路2においては、複数のダイオードD1〜D4によってダイオードブリッジが形成されている。ダイオードD1のアノードは、端子N1aを介して交流電源1に接続されており、ダイオードD1のカソードは、端子N2aに接続されている。ダイオードD2のアノードは、端子N2bに接続されており、ダイオードD2のカソードは、端子N1aを介して交流電源1に接続されている。ダイオードD3のアノードは、端子N1bを介して交流電源1に接続されており、ダイオードD3のカソードは、端子N2aに接続されている。ダイオードD4のアノードは、端子N2bに接続されており、ダイオードD4のカソードは、端子N1bを介して交流電源1に接続されている。
降圧回路3は、コンデンサC1〜C3と、ダイオードD5,D6と、スイッチング素子の一例としてのNチャネルMOSFET(以下「トランジスタ」と略称する)Q1〜Q4とを有している。
トランジスタQ1のドレイン電極は、ノードP1に接続されている。トランジスタQ1のソース電極は、ノードP2に接続されている。トランジスタQ2のドレイン電極は、ノードP2に接続されている。トランジスタQ2のソース電極は、ノードP3に接続されている。トランジスタQ3のドレイン電極は、ノードP4に接続されている。トランジスタQ3のソース電極は、ノードP5に接続されている。トランジスタQ4のドレイン電極は、ノードP5に接続されている。トランジスタQ4のソース電極は、ノードP6に接続されている。
コンデンサC1の一方電極は、ノードP1に接続されている。コンデンサC1の他方電極は、ノードP4に接続されている。コンデンサC2の一方電極は、ノードP2に接続されている。コンデンサC2の他方電極は、ノードP5に接続されている。コンデンサC3の一方電極は、ノードP3に接続されている。コンデンサC3の他方電極は、ノードP6に接続されている。
ダイオードD5のアノードは、ノードP4に接続されている。ダイオードD5のカソードは、ノードP2に接続されている。ダイオードD6のアノードは、ノードP5に接続されている。ダイオードD6のカソードは、ノードP3に接続されている。
ノードP2は、端子N3aを介して、負荷4に接続されている。ノードP5は、端子N3bを介して、負荷4に接続されている。ノードP1は端子N2aに接続されており、ノードP6は端子N2bに接続されている。
図2は、本実施の形態に係る電圧変換回路の動作を示すタイミングチャートである。交流電源1によって、端子N1aと端子N1bとの間には、電圧V1が印加されている。電圧V1が端子N2aと端子N2bとの間の電圧V2以上となる期間においては、順バイアスによってダイオードD1(及びD4)又はダイオードD3(及びD2)がオンされるため、交流電源1から整流回路2を介して、降圧回路3に電流が供給される。一方、電圧V1が電圧V2未満となる期間においては、ダイオードD1及びダイオードD3がともにオフされるため、交流電源1から降圧回路3に電流は供給されない。
時刻T1〜T2の期間においては、ダイオードD3がオンされ、交流電源1から降圧回路3に電流が供給される。
この時刻T1〜T2の期間においては、トランジスタQ1〜Q4の各ゲート電極に、ローレベルのゲート電圧(ゲート−ソース間電圧。以下同様。)が印加されている。これにより、トランジスタQ1〜Q4がオフされ、トランジスタQ1〜Q4の各ドレイン電極と各ソース電極との間が非導通状態となる。その結果、コンデンサC1〜C3が直列接続される。つまり、ノードP1から、コンデンサC1、ノードP4、ダイオードD5、ノードP2、コンデンサC2、ノードP5、ダイオードD6、ノードP3、及びコンデンサC3をこの順に経由してノードP6に到る経路が形成される。
この時、交流電源1から整流回路2を介して降圧回路3に電流が供給されているため、直列接続されたコンデンサC1〜C3は、この電流によって充電される。その結果、端子N3aと端子N3bとの間の電圧V3が、徐々に上昇する。
時刻T2〜T3の期間においては、ダイオードD1及びダイオードD3がともにオフされ、交流電源1から降圧回路3に電流は供給されない。この時刻T2〜T3の期間においても、トランジスタQ1〜Q4の各ゲート電極には、ローレベルのゲート電圧が印加されている。その結果、コンデンサC1〜C3は直列接続の状態を維持する。この時、交流電源1から降圧回路3に電流が供給されていないため、直列接続されたコンデンサC1〜C3は、放電動作を行う。コンデンサC2の放電に伴い、電圧V3は徐々に低下する。また、電圧V2も徐々に低下する。
時刻T3〜T4は、電圧V1が所定値(この例では電圧V2の最大値Vmaxの1/3)未満となる期間である。この時刻T3〜T4の期間においては、トランジスタQ1〜Q4の各ゲート電極に、ハイレベルのゲート電圧が印加される。これにより、トランジスタQ1〜Q4がオンされ、トランジスタQ1〜Q4の各ドレイン電極と各ソース電極との間が導通状態となる。その結果、コンデンサC1〜C3が並列接続される。つまり、端子N3aと端子N3bとの間で、コンデンサC1〜C3が並列接続される。
この時、交流電源1から降圧回路3には電流が供給されていない。従って、コンデンサC1〜C3は放電動作を行っている。コンデンサC1〜C3からの放電電流は、負荷4に供給される。ここで、コンデンサC2の一方電極からコンデンサC1の他方電極に向けての電流の逆流が、ダイオードD5によって規制される。また、コンデンサC3の一方電極からコンデンサC2の他方電極に向けての電流の逆流が、ダイオードD6によって規制される。
コンデンサC1〜C3から放電電流が流出することにより、図2に示すように、電圧V3が徐々に低下する。同様に、電圧値V2も徐々に低下する。但し、時刻T3〜T4の期間においては、コンデンサC2のみからではなく、並列接続されたコンデンサC1〜C3から負荷4に電流が供給される。そのため、時刻T3〜T4の期間における電圧V3の低下の程度は、時刻T2〜T3の期間におけるそれよりも緩やかである。なお、静電容量が十分に大きいコンデンサをコンデンサC1〜C3として採用することにより、放電電流の流出に伴う電圧V3の低下を抑制することができる。
時刻T4〜T5の期間においては、時刻T2〜T3の期間と同様に、トランジスタQ1〜Q4の各ゲート電極に、ローレベルのゲート電圧が印加される。その結果、コンデンサC1〜C3は直列接続される。この時、交流電源1から降圧回路3に電流が供給されていないため、直列接続されたコンデンサC1〜C3は、放電動作を行う。コンデンサC2の放電に伴い、電圧V3は徐々に低下する。また、電圧V2も徐々に低下する。
時刻T5において、ダイオードD1がオンされ、交流電源1から降圧回路3に電流が供給される。以降の動作は上記と同様である。
図2に示すように、降圧回路3からの出力電圧V3は、電圧変換回路への入力電圧V1よりも小さい。換言すれば、電圧変換回路への入力電圧V1が、整流回路2によって整流された後、降圧回路3によって降圧されて、出力電圧V3として出力されている。
ここで、コンデンサC1,C2,C3の各静電容量をそれぞれC1,C2,C3とすると、出力電圧V3は、
V3=3・V1/((1/C1+1/C2+1/C3)・(C1+C2+C3))
となる。
コンデンサC1〜C3の各静電容量が互いに等しい場合(つまりC1=C2=C3である場合)には、
V3=V1/3
となる。つまり、この場合は、入力電圧V1が降圧回路3によって1/3に降圧されて、出力電圧V3として出力されている。
上記の例では3個のコンデンサC1〜C3が用いられたが、コンデンサの個数は3個に限らず、複数個であれば良い。一般化して、n個(nは2以上の自然数)のコンデンサが用いられると仮定すると、
V3=n・V1/((1/C1+・・・+1/Cn)・(C1+・・・+Cn))
となる。
全てのコンデンサC1〜Cnの各静電容量が互いに等しい場合(つまりC1=・・・=Cnである場合)には、
V3=V1/n
となる。
本実施の形態に係る電圧変換回路によれば、トランスT及びチョークコイルL(図9参照)を省略できるため、装置の小型化及び変換効率の向上を図ることができる。
また、本実施の形態に係る電圧変換回路によれば、複数のコンデンサC1〜C3は、直列接続された状態で、降圧回路3への入力電圧V2によって充電される。従って、各コンデンサC1〜C3の両端電圧は、入力電圧V2よりも低くなる。そのため、複数のコンデンサC1〜C3のうちの一のコンデンサ(上記の例ではコンデンサC2)の両端電圧を出力電圧V3として取り出すことにより、入力電圧V2が降圧された出力電圧V3を得ることができる。しかも、放電動作時(特に時刻T3〜T4の期間)には複数のコンデンサC1〜C3が並列接続されるため、負荷4に対して複数のコンデンサC1〜C3から十分な電流を供給することが可能である。
また、本実施の形態に係る電圧変換回路によれば、放電動作時に、コンデンサC3からコンデンサC2に向けて逆流する電流がダイオードD6によって規制され、コンデンサC2からコンデンサC1に向けて逆流する電流がダイオードD5によって規制される。従って、コンデンサC2,C3からの放電電流は適切に負荷4に供給される。その結果、複数のコンデンサC1〜C3から負荷4に対して十分な電流を供給することが可能となる。
<第1の変形例>
図3は、第1の変形例に係る電圧変換回路の構成を示す回路図である。第1の変形例に係る電圧変換回路は、図1に示した電圧変換回路において、降圧回路3と負荷4との間に、降圧回路3と同様の降圧回路5を追加したものである。つまり、降圧回路を複数段(この例では2段)に縦続接続したものである。
降圧回路5は、降圧回路3と同様に、コンデンサC4〜C6と、ダイオードD7,D8と、トランジスタQ5〜Q8とを有している。また、降圧回路5は、トランジスタQ20を有している。各素子の接続関係は図3に示した通りであり、基本的には降圧回路3と同様の構成であるため、繰り返しの説明は省略する。
図4は、第1の変形例に係る電圧変換回路の動作を示すタイミングチャートである。時刻T1〜T2の期間においては、ダイオードD1がオンされ、交流電源1から降圧回路3に電流が供給される。
この時刻T1〜T2の期間においては、トランジスタQ1〜Q4の各ゲート電極に、ローレベルのゲート電圧が印加されている。これにより、トランジスタQ1〜Q4がオフされ、トランジスタQ1〜Q4の各ドレイン電極と各ソース電極との間が非導通状態となる。その結果、コンデンサC1〜C3が直列接続される。つまり、ノードP1から、コンデンサC1、ノードP4、ダイオードD5、ノードP2、コンデンサC2、ノードP5、ダイオードD6、ノードP3、及びコンデンサC3をこの順に経由してノードP6に到る経路が形成される。
この時、交流電源1から整流回路2を介して降圧回路3に電流が供給されているため、直列接続されたコンデンサC1〜C3は、この電流によって充電される。その結果、端子N4aと端子N4bとの間の電圧V4が、徐々に上昇する。
また、時刻T1〜T2の期間においては、トランジスタQ20のゲート電極に、ローレベルのゲート電圧が印加されている。これにより、トランジスタQ20がオフされ、トランジスタQ20のドレイン電極とソース電極との間が非導通状態となる。
また、時刻T1〜T2の期間においては、トランジスタQ5〜Q8の各ゲート電極に、ハイレベルのゲート電圧が印加される。これにより、トランジスタQ5〜Q8がオンされ、トランジスタQ5〜Q8の各ドレイン電極と各ソース電極との間が導通状態となる。その結果、コンデンサC4〜C6が並列接続される。つまり、端子N3aと端子N3bとの間で、コンデンサC4〜C6が並列接続される。
この時、トランジスタQ20がオフされているため、コンデンサC4〜C6には降圧回路3からの出力電圧V4が印加されない。従って、コンデンサC4〜C6は放電動作を行う。コンデンサC4〜C6からの放電電流は、負荷4に供給される。ここで、コンデンサC5の一方電極からコンデンサC4の他方電極に向けての電流の逆流が、ダイオードD7によって規制される。また、コンデンサC6の一方電極からコンデンサC5の他方電極に向けての電流の逆流が、ダイオードD8によって規制される。
コンデンサC4〜C6から放電電流が流出することにより、図4に示すように、端子N3aと端子N3bとの間の電圧V3が徐々に低下する。但し、静電容量が十分に大きいコンデンサをコンデンサC4〜C6として採用することにより、放電電流の流出に伴う電圧V3の低下を抑制することができる。
時刻T2〜T3の期間においては、ダイオードD1及びダイオードD3がともにオフされ、交流電源1から降圧回路3に電流は供給されない。この時刻T2〜T3の期間においても、トランジスタQ1〜Q4の各ゲート電極には、ローレベルのゲート電圧が印加されている。その結果、コンデンサC1〜C3は直列接続の状態を維持する。この時、交流電源1から降圧回路3に電流が供給されていないため、直列接続されたコンデンサC1〜C3は、放電動作を行う。コンデンサC2の放電に伴い、電圧V4は徐々に低下する。また、電圧V2も徐々に低下する。
また、時刻T2〜T3の期間においても、トランジスタQ20のゲート電極に、ローレベルのゲート電圧が印加されている。これにより、トランジスタQ20がオフされ、トランジスタQ20のドレイン電極とソース電極との間が非導通状態となる。
また、時刻T2〜T3の期間においては、トランジスタQ5〜Q8の各ゲート電極に、ローレベルのゲート電圧が印加される。これにより、トランジスタQ5〜Q8がオフされ、トランジスタQ5〜Q8の各ドレイン電極と各ソース電極との間が非導通状態となる。その結果、コンデンサC4〜C6が直列接続される。
この時、トランジスタQ20がオフされているため、コンデンサC4〜C6には降圧回路3からの出力電圧V4が印加されない。従って、コンデンサC4〜C6は放電動作を行う。コンデンサC4〜C6からの放電電流は、負荷4に供給される。コンデンサC4〜C6から放電電流が流出することにより、電圧V3が徐々に低下する。
電圧V1が電圧V2の最大値Vmaxの1/3未満となる時刻T3〜T4の期間において、トランジスタQ1〜Q4の各ゲート電極に、ハイレベルのゲート電圧が印加される。これにより、トランジスタQ1〜Q4がオンされ、トランジスタQ1〜Q4の各ドレイン電極と各ソース電極との間が導通状態となる。その結果、コンデンサC1〜C3が並列接続される。つまり、端子N4aと端子N4bとの間で、コンデンサC1〜C3が並列接続される。
この時、交流電源1から降圧回路3には電流が供給されていない。従って、コンデンサC1〜C3は放電動作を行っている。コンデンサC1〜C3からの放電電流は、降圧回路5に供給される。
コンデンサC1〜C3から放電電流が流出することにより、図4に示すように、電圧V4が徐々に低下する。但し、時刻T3〜T4の期間においては、コンデンサC2のみからではなく、並列接続されたコンデンサC1〜C3から降圧回路5に電流が供給される。そのため、時刻T3〜T4の期間における電圧V4の低下の程度は、時刻T2〜T3の期間におけるそれよりも緩やかである。
時刻T3〜T4の期間においては、トランジスタQ20のゲート電極に、ハイレベルのゲート電圧が印加される。これにより、トランジスタQ20がオンされ、トランジスタQ20のドレイン電極とソース電極との間が導通状態となる。
また、時刻T3〜T4の期間においては、トランジスタQ5〜Q8の各ゲート電極に、ローレベルのゲート電圧が印加されている。これにより、コンデンサC4〜C6は、直列接続の状態を維持している。つまり、コンデンサC4、ダイオードD7、コンデンサC5、ダイオードD8、及びコンデンサC6をこの順に経由する経路が形成されている。
この時、トランジスタQ20がオンされているため、直列接続されたコンデンサC4〜C6は、降圧回路3からの出力電圧V4によって充電される。その結果、電圧V3が徐々に上昇する。
時刻T4〜T5の期間においては、時刻T2〜T3の期間と同様に、トランジスタQ1〜Q4の各ゲート電極に、ローレベルのゲート電圧が印加される。その結果、コンデンサC1〜C3は直列接続される。この時、交流電源1から降圧回路3に電流が供給されていないため、直列接続されたコンデンサC1〜C3は、放電動作を行う。コンデンサC2の放電に伴い、電圧V4は徐々に低下する。
また、時刻T4〜T5の期間においては、トランジスタQ20のゲート電極に、ローレベルのゲート電圧が印加される。これにより、トランジスタQ20がオフされ、トランジスタQ20のドレイン電極とソース電極との間が非導通状態となる。
また、時刻T4〜T5の期間においては、トランジスタQ5〜Q8の各ゲート電極に、ローレベルのゲート電圧が印加されている。これにより、コンデンサC4〜C6は、直列接続の状態を維持している。
この時、トランジスタQ20がオフされているため、コンデンサC4〜C6には降圧回路3からの出力電圧V4が印加されない。従って、コンデンサC4〜C6は放電動作を行う。コンデンサC4〜C6からの放電電流は、負荷4に供給される。コンデンサC4〜C6から放電電流が流出することにより、電圧V3が徐々に低下する。
時刻T5において、ダイオードD3がオンされ、交流電源1から降圧回路3に電流が供給される。以降の動作は上記と同様である。
図4に示すように、降圧回路3からの出力電圧V4は、電圧変換回路への入力電圧V1よりも小さい。換言すれば、入力電圧V1が、整流回路2によって整流された後、降圧回路3によって降圧されて、出力電圧V4として出力されている。また、降圧回路5からの出力電圧V3は、降圧回路5への入力電圧V4よりも小さい。換言すれば、入力電圧V4が降圧回路5によって降圧されて、出力電圧V3として出力されている。結果として、入力電圧V1が降圧回路3,5によって降圧されて、出力電圧V3として出力されている。
ここで、コンデンサC4,C5,C6の各静電容量をそれぞれC4,C5,C6とすると、出力電圧V3は、
V3=3・V4/((1/C4+1/C5+1/C6)・(C4+C5+C6))
となる。
コンデンサC4〜C6の各静電容量が互いに等しい場合(つまりC4=C5=C6である場合)には、
V3=V4/3
となる。つまり、この場合は、入力電圧V4が降圧回路5によって1/3に降圧されて、出力電圧V3として出力されている。なお、上記の例では3個のコンデンサC4〜C6が用いられたが、コンデンサの個数は3個に限らず、複数個であれば良い。
コンデンサC1〜C3の各静電容量が互いに等しく(つまりC1=C2=C3)、コンデンサC4〜C6の各静電容量が互いに等しい(つまりC4=C5=C6)場合には、
V3=V1・1/3・1/3=V1/9
となる。つまり、この場合は、入力電圧V1が降圧回路3,5によって1/9に降圧されて、出力電圧V3として降圧回路5から出力される。
第1の変形例に係る電圧変換回路によれば、降圧回路3の後段に降圧回路5が縦続接続されることにより、電圧変換回路への入力電圧V1を降圧回路5によってさらに降圧することができる。
<第2の変形例>
図5は、第2の変形例に係る電圧変換回路の構成を示す回路図である。第2の変形例に係る電圧変換回路は、図3に示した第1の変形例に係る電圧変換回路において、降圧回路5と負荷4との間に、降圧回路5と同様の降圧回路6を追加したものである。つまり、降圧回路を複数段(この例では3段)に縦続接続したものである。
降圧回路6は、降圧回路5と同様に、コンデンサC7〜C9と、ダイオードD9,D10と、トランジスタQ9〜Q12,Q21とを有している。各素子の接続関係は図5に示した通りであり、降圧回路5と同様の構成であるため、繰り返しの説明は省略する。
トランジスタQ20のオン期間(つまりコンデンサC4〜C6の充電期間)においては、トランジスタQ21はオフされ、コンデンサC7〜C9は放電動作を行う。一方、トランジスタQ20のオフ期間(つまりコンデンサC4〜C6の放電期間)においては、トランジスタQ21はオンされ、降圧回路5からの出力電圧(端子N5aと端子N5bとの間の電圧)によってコンデンサC7〜C9は充電動作を行う。
第2の変形例に係る電圧変換回路によれば、降圧回路3の後段に複数の降圧回路5,6が縦続接続されることにより、電圧変換回路への入力電圧V1を、複数の降圧回路5,6によってさらに降圧することができる。従って、縦続接続する降圧回路5,6の段数を変更することによって、最終段の降圧回路6の出力電圧として、所望のレベルに降圧された電圧を得ることが可能となる。
<第3の変形例>
図6は、第3の変形例に係る電圧変換回路の構成を示す回路図である。第3の変形例に係る電圧変換回路は、図1に示した電圧変換回路において、トランジスタQ30を追加したものである。トランジスタQ30のドレイン電極は、端子N2aに接続されている。トランジスタQ30のソース電極は、ノードP1に接続されている。
上記実施の形態に係る電圧変換回路では、コンデンサC1〜C3の充電期間及び放電期間は、ダイオードD1,D3のオン期間又はオフ期間に基づいて受動的に定められた。これに対して、第3の変形例に係る電圧変換回路では、トランジスタQ30のオン又はオフによって、コンデンサC1〜C3の充電期間又は放電期間が能動的に規定される。
具体的に、トランジスタQ30のゲート電極にハイレベルのゲート電圧を印加することによってトランジスタQ30がオンされ、これにより、整流回路2からの出力電圧によってコンデンサC1〜C3は充電動作を行う。トランジスタQ30のオン期間においては、トランジスタQ1〜Q4はオフされる。
一方、トランジスタQ30のゲート電極にローレベルのゲート電圧を印加することによってトランジスタQ30がオフされ、これにより、コンデンサC1〜C3は放電動作を行う。トランジスタQ30のオフ期間においては、トランジスタQ1〜Q4はオンされる。
第3の変形例に係る電圧変換回路によれば、トランジスタQ30のゲート電圧を制御することによって、コンデンサC1〜C3の充電動作と放電動作とを、能動的に切り換えることが可能となる。従って、コンデンサC1〜C3の充電期間及び放電期間を所望に設定することが可能となる。
<第4の変形例>
図7は、第4の変形例に係る電圧変換回路の構成を示す回路図である。第4の変形例に係る電圧変換回路は、図6に示した第3の変形例に係る電圧変換回路において、トランジスタQ31を追加したものである。トランジスタQ31のドレイン電極は、ノードP6に接続されている。トランジスタQ31のソース電極は、端子N2bに接続されている。
トランジスタQ30のオン期間(つまりコンデンサC1〜C3の充電期間)においては、トランジスタQ31のゲート電極にハイレベルのゲート電圧が印加されることにより、トランジスタQ31もオンされる。
一方、トランジスタQ30のオフ期間(つまりコンデンサC1〜C3の放電期間)においては、トランジスタQ31のゲート電極にローレベルのゲート電圧が印加されることにより、トランジスタQ31もオフされる。トランジスタQ30,Q31が双方ともオフされるため、コンデンサC1〜C3の放電期間においては、交流電源1と負荷4とを電気的に分離することが可能となる。
<第5の変形例>
図8は、第5の変形例に係る電圧変換回路の構成を示す回路図である。第5の変形例に係る電圧変換回路は、図5に示した第2の変形例に係る電圧変換回路において、トランジスタQ40,Q41を追加したものである。トランジスタQ40のソース電極は、端子N4bに接続されている。トランジスタQ41のソース電極は、端子N5bに接続されている。
トランジスタQ20のオン期間においては、トランジスタQ40のゲート電極にハイレベルのゲート電圧が印加されることにより、トランジスタQ40もオンされる。また、トランジスタQ21のオン期間においては、トランジスタQ41のゲート電極にハイレベルのゲート電圧が印加されることにより、トランジスタQ41もオンされる。
一方、トランジスタQ20のオフ期間においては、トランジスタQ40のゲート電極にローレベルのゲート電圧が印加されることにより、トランジスタQ40もオフされる。また、トランジスタQ21のオフ期間においては、トランジスタQ41のゲート電極にローレベルのゲート電圧が印加されることにより、トランジスタQ41もオフされる。
上記の通り、トランジスタQ20のオン期間(つまりコンデンサC4〜C6の充電期間)はトランジスタQ21のオフ期間(つまりコンデンサC7〜C9の放電期間)に等しく、トランジスタQ20のオフ期間(つまりコンデンサC4〜C6の放電期間)はトランジスタQ21のオン期間(つまりコンデンサC7〜C9の充電期間)に等しい。従って、トランジスタQ20,Q40がともにオンされている期間においては、トランジスタQ21,Q41はともにオフされており、一方、トランジスタQ21,Q41がともにオンされている期間においては、トランジスタQ20,Q40はともにオフされている。つまり、トランジスタQ20,Q40の対と、トランジスタQ21,Q41の対との一方は、オフされている。
その結果、第5の変形例に係る電圧変換回路によれば、オフされているトランジスタQ20,Q40又はトランジスタQ21,Q41によって、交流電源1と負荷4との間を電気的に分離することが可能となる。
<第6の変形例>
トランジスタQ1〜Q12は、SiC(シリコンカーバイド)の基板、GaN(ガリウムナイトライド)の基板、又はダイヤモンド半導体の基板を用いたトランジスタであることが望ましい。SiC、GaN、又はダイヤモンド半導体の基板を用いたトランジスタは、シリコン基板を用いたトランジスタよりも高耐圧である。従って、高耐圧であるが集積化が困難な縦型トランジスタとは異なり、複数のトランジスタQ1〜Q12を、横型トランジスタとして基板の同一面上に並べて形成することが可能となる。つまり、複数のトランジスタQ1〜Q12を、単体のICチップとして集積化することが可能となる。その結果、さらなる小型化を図ることができる。
なお、他のトランジスタQ20,Q21,Q30,Q31,Q40,Q41についても同様に、SiC、GaN、又はダイヤモンド半導体の基板を用いることにより、シリコン基板を用いたトランジスタと比較して、高耐圧化を図ることができる。
<第7の変形例>
上記実施の形態又は上記各変形例に係る電圧変換回路は、モデム、ルータ、ホームゲートウェイ、セットトップボックス、又はノートパソコン等の情報通信機器の電源回路としての用途に好適である。例えば、PLC(Power Line Communication)等の電力線通信システムにおいては、電力線(又は電力線と信号線との同軸ケーブル)と各端末との間にモデムが介挿される。このモデムの電源回路内の電圧変換回路として、上記実施の形態又は上記各変形例に係る電圧変換回路を用いることができる。
上記実施の形態又は上記各変形例に係る電圧変換回路によれば、トランスT及びチョークコイルL(図9参照)を省略したことにより、小型化でき、また、発熱量も少ない。そのため、壁際や部屋の隅等の、狭所でかつ熱対策の面からも不利な環境下に設置されやすいモデム等の情報通信機器の電源回路として好適である。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係る電圧変換回路の構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態に係る電圧変換回路の動作を示すタイミングチャートである。 第1の変形例に係る電圧変換回路の構成を示す回路図である。 第1の変形例に係る電圧変換回路の動作を示すタイミングチャートである。 第2の変形例に係る電圧変換回路の構成を示す回路図である。 第3の変形例に係る電圧変換回路の構成を示す回路図である。 第4の変形例に係る電圧変換回路の構成を示す回路図である。 第5の変形例に係る電圧変換回路の構成を示す回路図である。 背景技術に係る電圧変換回路の構成を示す回路図である。
符号の説明
1 交流電源
2 整流回路
3,5,6 降圧回路
4 負荷
Q1〜Q12,Q20,Q21,Q30,Q31,Q40,Q41 トランジスタ
C1〜C9 コンデンサ
D1〜D10 ダイオード

Claims (7)

  1. 交流の第1電圧を整流して直流の第2電圧を出力する整流回路と、
    前記第2電圧を降圧して直流の第3電圧を出力する第1の降圧回路と
    を備え、
    前記第1の降圧回路は、
    複数の第1のコンデンサと、
    前記複数の第1のコンデンサの接続を、前記第2電圧による前記複数の第1のコンデンサの充電動作時には直列接続に切り換え、前記複数の第1のコンデンサの放電動作時には並列接続に切り換える、第1のスイッチング素子と
    を有する、電圧変換回路。
  2. 前記第1の降圧回路の後段に接続され、直流の入力電圧を降圧して直流の出力電圧を出力する、第2の降圧回路をさらに備え、
    前記第2の降圧回路は、
    複数の第2のコンデンサと、
    前記入力電圧による前記複数の第2のコンデンサの充電動作と、前記複数の第2のコンデンサの放電動作とを切り換える、第2のスイッチング素子と、
    前記複数の第2のコンデンサの接続を、前記複数の第2のコンデンサの充電動作時には直列接続に切り換え、前記複数の第2のコンデンサの放電動作時には並列接続に切り換える、第3のスイッチング素子と
    を有する、請求項1に記載の電圧変換回路。
  3. 縦続接続された複数の前記第2の降圧回路を備え、
    初段の前記第2の降圧回路においては、前記第3電圧によって、初段の前記第2の降圧回路が有する前記複数の第2のコンデンサが充電され、
    二段目以降の前記第2の降圧回路においては、前段の前記第2の降圧回路から出力された前記出力電圧によって、自段の前記第2の降圧回路が有する前記複数の第2のコンデンサが充電される、請求項2に記載の電圧変換回路。
  4. 前記第1の降圧回路は、前記第2電圧による前記複数の第1のコンデンサの充電動作と、前記複数の第1のコンデンサの放電動作とを切り換える、第4のスイッチング素子をさらに有する、請求項1〜3のいずれか一つに記載の電圧変換回路。
  5. 前記第1の降圧回路は、前記整流回路と前記第1の降圧回路との電気的な接続又は分離を切り換える、第5のスイッチング素子をさらに有する、請求項4に記載の電圧変換回路。
  6. 複数の前記第2の降圧回路の各々は、第6のスイッチング素子をさらに有し、
    初段の前記第2の降圧回路が有する前記第6のスイッチング素子は、前記複数の第1のコンデンサの充電動作時には、初段の前記第2の降圧回路を前記第1の降圧回路から電気的に分離し、前記複数の第1のコンデンサの放電動作時には、初段の前記第2の降圧回路を前記第1の降圧回路に電気的に接続し、
    二段目以降の前記第2の降圧回路が有する前記第6のスイッチング素子は、前段の前記第2の降圧回路が有する前記複数の第2のコンデンサの充電動作時には、自段の前記第2の降圧回路を前段の前記第2の降圧回路から電気的に分離し、前段の前記第2の降圧回路が有する前記複数の第2のコンデンサの放電動作時には、自段の前記第2の降圧回路を前段の前記第2の降圧回路に電気的に接続する、請求項3に記載の電圧変換回路。
  7. 情報通信機器の電源回路に使用される、請求項1〜6のいずれか一つに記載の電圧変換回路。
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