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JP2010052609A - シートクッションの高さ調整機構のロック機構 - Google Patents

シートクッションの高さ調整機構のロック機構 Download PDF

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JP2010052609A JP2008220702A JP2008220702A JP2010052609A JP 2010052609 A JP2010052609 A JP 2010052609A JP 2008220702 A JP2008220702 A JP 2008220702A JP 2008220702 A JP2008220702 A JP 2008220702A JP 2010052609 A JP2010052609 A JP 2010052609A
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Toshiaki Wakao
俊彰 若尾
Toshiaki Nagata
俊顕 永田
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】シートクッションの調整機構をロックするロック機構の信頼性を向上させる。
【解決手段】後面衝突により衝突荷重を受けると、慣性力によって、引張コイルバネ180の付勢力に抗して、ロック部材160が回転し、ロック部材160の歯部168がリフタリンク100の歯部120に噛合うことで、リフタリンク100の傾動が防止され、その結果、シートクッションが車両後方への沈み込みが防止又は抑制される。このとき、ロック部材160の歯部168のN極とリフタリンク100の歯部120のS極と引き合うので、ロック部材160の歯部168とリフタリンク100の歯部120とが噛合った状態が保持(維持)される。
【選択図】図2

Description

本発明は、シートクッションの高さ調整機構のロック機構に関する。
乗員が着座するシートクッションの高さを調整するシートクッションの高さ調整機構(ハイト機構)が備わっている車両用シートが知られている。
シートクッションの高さ調整機構としては、シートクッションの車両幅方向外側及び車室幅方向内側におけるそれぞれ前部及び後部の四箇所とフロア側とに連結され垂直面内で傾動可能なリフタリンクを設けると共に、これらリフタリンクの車両前後方向の傾動(回転)により、シートクッションの高さを調整するリンク機構が知られている。
このようなシートクッションの高さ調整機構が設けられた車両用シートを備える車両が、車両後面衝突した場合には、乗員に作用する慣性力によってシートクッションが車両後方側に沈み込むことになる。
よって、車両後面衝突による慣性力によって、係合部材(ロック部材)が付勢力に抗してスライドしてロックギヤに噛合し、ロックギヤを介してリヤリンク(リフタリンク)が間接的にロックされることで、シートクッションの後方への沈み込みを防止又は抑制するロック機構が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2008−24041号公報
ここで、車両前面衝突又は車両後面衝突による慣性力によって、ロック部材が回転し、ロック部材の係合部(歯部)がリフタリンクの被係合部(歯部)に係合することで(歯部と歯部が噛合うことで)、リフタリンクの傾動を阻止(高さ調整機構をロック)するロック機構を考える。
このようなロック機構は、ロック部材の係合部がリフタリンクの被係合部に一旦係合しても、例えばロック部材の回転の勢いが強い場合、ロック部材が係合後に跳ね返り、被係合部との係合(噛合い)が外れる畏れがある。よって、シートクッションの高さ調整機構をロックするロック機構の信頼性の向上が求められている。
本発明は、上記を考慮して、シートクッションの調整機構をロックするロック機構の信頼性を向上させることが目的である。
請求項1の発明は、下部が車室内のフロア側に回転可能に取り付けられ且つ上部がシートクッション側に回転可能に取り付けられ、前記シートクッションを支えると共に、フロア部に対して垂直面内で車両前後方向に傾動し前記シートクッションの高さを調整するリフタリンクに設けられた被係合部と、前記フロア側に設けられ、車両前面衝突又は車両後面衝突によって生じる慣性力によってフロア部に対して垂直面内で回転し、前記リフタリンクの前記被係合部に係合部が係合して前記リフタリンクの傾動を阻止するロック部材と、前記リフタリンクの前記被係合部と前記ロック部材の前記係合部との係合状態を保持させる保持手段と、を備えることを特徴としている。
したがって、車両前面衝突又は車両後面衝突によって生じる慣性力によって、ロック部材が垂直面内で回転し、リフタリンクの被係合部に係合部が係合してリフタリンクの傾動が阻止される(ロックされる)。更に、保持手段によってリフタリンクの被係合部とロック部材の係合部との係合状態が保持(維持)させるので、例えば、ロック部材の回転の勢いが強い場合に跳ね返り、係合が外れること(ロックが解除されること)が防止される。つまり、シートクッションの高さ調整機構のロック機構の信頼性が向上する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のシートクッションの高さ調整機構のロック機構において、前記ロック部材の前記係合部と前記リフタリンクの前記被係合部とが着磁されて異なる極性の磁極とされることで、保持手段が構成されていることを特徴としている。
したがって、リフタリンクの被係合部とロック部材の係合部とを着磁して異なる極性の磁極とすることで、リフタリンクの被係合部とロック部材の係合部とが磁力によって引き合い係合状態が保持される。つまり、部品点数を増やすことなくシートクッションの高さ調整機構のロック機構の信頼性が向上する。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のシートクッションの高さ調整機構のロック機構において、車両前面衝突又は車両後面衝突によって生じる慣性力によることなく、前記リフタリンクの前記被係合部に前記係合部を係合させる回転方向に前記ロック部材を回転させる回転手段と、車両前面衝突又は車両後面衝突を衝突前に検知する検知手段と、を有し、前記検知手段が車両前面衝突又は車両後面衝突を衝突前に検知すると、前記回転手段によって、前記ロック部材が回転し、前記リフタリンクの前記被係合部に前記ロック部材の前記係合部が係合することを特徴としている。
したがって、車両前面衝突又は車両後面衝突する前に、言い換えると、車両前面衝突又は車両後面衝突したときには既に、リフタリンクの被係合部にロック部材の係合部が係合している。よって、シートクッションの車両前方側へのせり出し、又は車両後方への沈み込みがより確実に防止される。つまり、ロック機構の信頼性が更に向上する。
請求項4の発明は、請求項1に記載のシートクッションの高さ調整機構のロック機構において、前記保持手段が、前記ロック部材の回転前は、前記ロック部材の前記係合部が前記リフタリンクの前記被係合部から離れる回転方向に前記ロック部材を付勢し、車両前面衝突又は車両後面衝突によって生じる慣性力によって付勢力に抗して前記ロック部材が回転し、前記ロック部材の前記係合部が前記リフタリンクの前記被係合部に係合した状態では、前記係合部が前記被係合部に係合する回転方向に前記ロック部材を付勢する付勢手段であることを特徴としている。
したがって、ロック部材の係合部がリフタリンクの被係合部から離れる回転方向にロック部材を付勢する付勢手段が、係合状態では係合を保持(維持)する保持手段となる。よって、部品点数を増やすことなく、シートクッションの高さ調整機構のロック機構の信頼性が向上する。
請求項1に記載の発明によれば、シートクッションの高さ調整機構のロック機構の信頼性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、簡単な方法で、シートクッションの高さ調整機構のロック機構の信頼性を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、車両前面衝突又は車両後面衝突する前に、リフタリンクの被係合部にロック部材の係合部を係合させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、部品点数を増やすことなく、シートクッションの高さ調整機構のロック機構の信頼性を向上させることができる。
以下、図1を用いて、本発明の第一実施形態のシートクッションの高さ機構をロックするロック機構について説明する。図1は、第一実施形態のロック機構を備える車両用シートを模式的に示す側面図である。なお、矢印UPは車両上方側を示し、矢印FRは車両前方側を示している。
図1に示すように、車両用シート10は、車両の車室内の床面を構成するフロア部50に組み付けられている。車両用シート10は、乗員が着座するシートクッション12と、シートクッション12の車両後方側端部に車両前後方向に回転可能に取り付けられたシートバック14と、を有している。また、シートバック14の上端部にはヘッドレスト(図示略)が取り付けられている。
シートクッション12には、シートクッション12のクッションフレームの一部を構成するロアアーム20が、車両前後方向に沿って設けられている。なお、ロアアーム20は、シートクッション12の車両幅方向両外側端部にそれぞれ設けられている(ロアアーム20は、車両幅方向に間隔をあけて車両前後方向に沿って平行に左右一対設けられている)。一対のロアアーム20の車両後方側端部間には、回転軸(図示略)が架設されており、この回転軸を回転中心にして、前述したシートバック14が車両前後方向へ回転可能に取り付けられている。なお、シートバック14のリクライニング角度は、周知のリクライニング機構(図示省略)によって、調整可能となっている。
シートクッション12(ロアアーム20)の下側には、車両前後方向に沿ってシートレール30が配設されている。シートレール30は、車両前後方向の端部がブラケット52、54を介して、フロア部50に固定されている。なお、シートレール30もロアアーム20に対応して、車両幅方向に間隔をあけて平行に左右一対設けられている。
シートレール30は、フロア部50にブラケット52、54を介して固定されたスライドレール32と、リンク締結ブラケット34と、が主要な構成要素とされている。
スライドレール32は、アッパーレール31とロアレール(図示略)とを有し、アッパーレール31がロアレールに対してスライド可能とされている。そして、リンク締結ブラケット34はアッパーレール31に取り付けられることで、車両前後方向にスライド可能(移動可能)な構成となっている。つまり、シートクッション12(リンク締結ブラケット34と後述するリフタリンク40、100によって連結されたロアアーム20)が車両前後方向に移動可能となっている。なお、周知のロック機構(図示省略)によって、シートクッション12(リンク締結ブラケット34)を車体前後方向にスライドさせて適当な位置(シートポジション)に固定(ロック)することが可能になっている。
ロアアーム20は、車両前方側のリフタリンク40と車両後方側のリフタリンク100とによって、その下方に位置するリンク締結ブラケット34に連結されている。なお、車両前方側のリフタリンク40と車両後方側のリフタリンク100は、側面視略長方形とされ、左右一対のロアアーム20及び左右一対のリンク締結ブラケット34のそれぞれ外側面に連結されている。
車両前方側のリフタリンク40は、上端部がリンク軸42によって回転可能にロアアーム20の前部に取り付けられ、下端部がリンク軸44によって回転可能にリンク締結ブラケット34の前部に取り付けられている。
同様に、車両後方側のリフタリンク100は、上端部がリンク軸102によって回転可能にロアアーム20の後部に取り付けられ、下端部がリンク軸104によって回転可能にリンク締結ブラケット34の後部に取り付けられている。
そして、リンク締結ブラケット34、ロアアーム20、車両前方側のリフタリンク40及び車両後方側のリフタリンク100が、リンク締結ブラケット34を固定節とする4節リンク機構を構成し、この4節リンク機構がシートクッション12の高さを調整する高さ調整機構とされている。
なお、リンク軸42、102よりもリンク軸44、104の方が車両前方側に位置している。つまり、リフタリンク40、100は車両前方側に向かって下り勾配に傾斜している。
そして、リフタリンク40、100をフロア部50に対して垂直面内で車両前後方向に回転させリフタリンク40、100の傾斜角度を変化させることで、すなわちリフタリンク40、100をフロア部50に対して垂直面内で傾動させることで、車両用シート10のシートクッション12の高さが調整される。
なお、本実施形態においては、図示されていない車両幅方向内側(車室外側)のリフタリンク100は、リフタモータ(図示略)によって、リフタリンク100が傾動し、車両用シート10のシートクッション12の高さが調整される駆動機構(図示略)を有している。つまり、本実施形態においては、シートクッションの高さ調整機構は電動式とされている。そして、例えば、伝達ロッド(図示略)を介して駆動機構が備えられていない他方(本実施形態では図示されている車両幅方向内側(車室中央側))のリフタリンク100に伝達され、四つのリフタリンク40、100が同期して傾動し、シートクッション12の高さが調整される。
つぎに、車両後面衝突時に、リフタリンク100の傾動(回転)を阻止するロック機構150について説明する。
リフタリンク100の下部の車両前方側の端面には、歯部120が形成されている。リフタリンク100の車両前方側には、ロック部材160が設けられている。ロック部材160は、回転軸164によって回転可能にリンク締結ブラケット34に取り付けられている。
ロック部材160の回転軸164の車両上方側は、車両前後方向に幅狭となって延在された延出部166が形成されている。延出部166の車両後方側の端面には、リフタリンク100の歯部120に噛合い可能な歯部168が形成されている。
ロック部材160の回転軸164の車両下方側は、車両幅方向に幅広となりその下端部にはウエイト(おもり)162が設けられている。よって、ロック部材160は、特に力が加わらない限り、ウエイト162を下側、延出部166が上側とした状態で静止する。
また、ロック部材160は、引張コイルバネ180で、ロック部材160の歯部168がリフタリンク100の歯部120から離れる回転方向(本図では反時計回り方向)に付勢されている。なお、リンク締結ブラケット34の上端に設けられた回り止め部182によって、所定角度以上、回転しないようになっている。
ロック部材160は、歯部168の磁極がN極となるように着磁されている。また、リフタリンク100は、歯部120の磁極がS極となるように着磁されている。
つぎに、本実施形態の作用について、図2を用いて説明する。なお、図2は、第一実施形態のロック機構を備えた車両用シートの要部を模式的に示す側面図であり、(A)はロック部材160によってリフタリンク100の傾動が阻止(ロック)される前の状態の図であり、(B)はロック部材160リフタリンク100の傾動が阻止(ロック)された状態の図である。
車両後面衝突により、シートクッション12及び着座した乗員(図示略)に作用する慣性力によって、シートクッション12(図1参照)が車両後方側に沈み込もうとする。しかし、図2(B)に示すように、車両後面衝突によるロック部材160のウエイト162に作用する慣性力によって、ロック部材160が、引張コイルバネ180の付勢力に抗して回転する(図における時計回り方向にロック部材160が回転する)。
そして、ロック部材160が回転し、ロック部材160の歯部168がリフタリンク100の歯部120に噛合うことで、リフタリンク100の傾動(リフタリンクターンオーバー)が防止され、その結果、シートクッションが車両後方への沈み込みが防止又は抑制される。つまり、シートクッションの高さ調整機構がロック機構150(ロック部材160)によってロックされる。
このとき、ロック部材160の歯部168(N極)とリフタリンク100の歯部120(S極)とが磁力によって引き合うので、ロック部材160の歯部168とリフタリンク100の歯部120とが噛合った状態が保持(維持)される。
よって、例えば、ロック部材160の回転の勢いが強い場合に跳ね返り、係合が外れること(ロックが解除されること)が防止される。つまり、ロック機構150の信頼性が向上さする。
なお、図1、図2では、ロック部材160の実際よりも大きく図示していると共に、ロック部材160の回転を判りやすくするため、ロック部材160の歯部168とリフタリンク100の歯部120との間隔を実際よりも大きく図示している。よって、実際には、ロック部材160が少し回転するだけで、ロック部材160の歯部168とリフタリンク100の歯部120とが噛合う。つまり、車両後面衝突直後にロック部材160の歯部168とリフタリンク100の歯部120とが噛合い、リフタリンク100の傾動が防止される。
つぎに、図3〜図5を用いて、本発明の第二実施形態のシートクッションの高さ機構をロック機構について説明する。図3は、第二実施形態のロック機構を備える車両用シートを模式的に示す側面図である。図5は、電磁石ユニットを示す模式図である。
また、第一実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、第二実施形態以降の実施形態では、ロック部材160とリフタリンク100は着磁されていないので、厳密には「同一の部材」とはいえないが、形状は同じであるので、本明細書では同一部材とする。
まず、図5を用いて電磁石ユニット300について説明する。
図5(C)に示すように、電磁石ユニット300は、図5(A)に示す直方体状の箱部302の中に、図5(B)に示す磁性材料からなる芯312のまわりにコイル314が捲かれた電磁石310が備えられた構成とされている。そして、コイル314に電流を流すことで、電磁石310に一時的に磁力が発生する。そして、電磁石ニット300の長手方向の両端が磁極となる、言い換えると、一端がN極となり他端がS極となる。
なお、図5では、判りやすくするためコイル314の巻き数を少なく模式的に図示しているが、実際は、コイル314は密に巻かれている。
また、複数の電磁石ユニット300を備えるので、各電磁石ユニット300の符号の後に、A,Bを付して区別する。また、電磁着310のコイル314に通電され磁力が発生した状態の電磁石ユニット300には、端部(磁極)にN(極)、S(極)と図面に図示する。
図3に示すように、ロック機構250を構成するロック部材160の上部には、車両前後方向に沿って略水平に、電磁石ユニット300Aが取り付けられている。また、リフタリンク100の歯部120の上方に電磁石ユニット300Bが車両後方側に向かって下り勾配となるように傾斜して取り付けられている。
なお、ロック部材160が回転し、ロック部材160の歯部168とリフタリンク100の歯部120とが噛合った状態においては、電磁石ユニット300A,300Bの長手方向の端部同士が近接して対向し、且つ略一直線上になるように、電磁石ユニット300A、300Bがロック部材160及びリフタリンク100に設けられている(図4(B)を参照)。
電磁石ユニット300A、300Bは制御部254に接続されている。そして、制御部300Aが、電磁着ユニット300A,300B(のコイル314)への通電を制御している。
また、車両には、衝突前に車両の衝突を検知することが可能なプリクラッシュセンサ252が備えられている。プリクラッシュセンサ252は制御部254に接続されている。
ここで、プリクラッシュセンサ252とは、車両に衝突が生ずる可能性が高まり、衝突が回避不可能であることを衝突前に予知可能なセンサであって、例えば、物体(被衝突体)との距離を計測できるミリ波レーダ、車両のスピンを検知するセンサ、ABS装置等、種々の手段を用いることができる。
そして、制御部254は、プリクラッシュセンサ252の検知結果に基づき、車両の衝突予知を行う。
つぎに、本実施形態の作用について、図4を用いて説明する。図4は、第二実施形態のロック機構を備える車両用シートの要部を模式的に示す側面図であり、(A)はロック部材160によってリフタリンク100の傾動が阻止(ロック)される前の状態の図であり、(B)はロック部材160リフタリンク100の傾動が阻止(ロック)された状態の図である。
プリクラッシュセンサ252(図3参照)の検知結果に基づき、制御部254(図3参照)が衝突予知を行い衝突すると判定した場合、制御部254は電磁石ユニット300A,300Bのコイル314(図5参照)に通電する。これにより、電磁石ユニット300A,300B(の電磁石310)に磁力が発生し、発生した磁力によって電磁石ユニット300A,300Bの端部同士が引き合う。これにより、引張コイルバネ180の付勢力に抗して、ロック部材160が回転する。
そして、ロック部材160が回転し、ロック部材160の歯部168がリフタリンク100の歯部120に噛合うことで、リフタリンク100の傾動(リフタリンクターンオーバー)が防止され、その結果、シートクッションが車両後方への沈み込みが防止又は抑制される。つまり、シートクッションの高さ調整機構がロック機構250(ロック部材160)によってロックされる。
このとき、電磁石ユニット300Aと電磁石ユニット300Bとが磁力によって引き合うので、ロック部材160の歯部168とリフタリンク100の歯部120とが噛合った状態が保持(維持)される。
よって、例えば、ロック部材160の回転の勢いが強い場合に跳ね返り、係合が外れること(ロックが解除されること)が防止される。つまり、ロック機構250の信頼性が向上さする。
ここで、例えば、第一実施形態のように、衝突によって生じる慣性力によってロック部材が回転して歯部が噛合ってリフタリンクの傾動を阻止する場合、衝突からリフタリンクの傾動が阻止されるまで、僅かな時間があり、その間にシートクッションが僅かに沈み込むことがある。
これに対して、本実施形態では、車両後面衝突する前に、言い換えると、車両後面衝突したときには既に、リフタリンク100の歯部120にロック部材160の歯部168が係合している。よって、シートクッション12の沈み込みをより確実に防止される。
なお、第一実施形態で説明したように、図3、図4では、ロック部材160の回転を判りやすくするため、ロック部材160の歯部168とリフタリンク100の歯部120との間隔を実際よりも大きく図示している。よって、実際には、図4(A)の状態であっても、電磁石ユニット300Aの端部(磁極)と電磁石ユニット300Bの端部(磁極)とは近接している。よって、電磁石ユニット300Aと電磁石ユニット300Bとが磁力によって引き合い、ロック部材160が回転することが可能となっている。
なお、本実施形態においては、回転手段と保持手段の両方を電磁石ユニット300(電磁石310)が担っている。言い換えると、電磁石ユニット300(電磁石310)が回転手段と保持手段の両方を兼ねている。
なお、本実施形態では、電磁石ユニット300を二つ備える構成であったが、ロック部材160とリフタリンク100のいずれか一方にのみ電磁石ユニット300を設け、いずれか他方には磁性体或いは永久磁石を設けた構成であってもよい。
つぎに、図6を用いて、本発明の第三実施形態のシートクッションの高さ機構をロックするロック機構について説明する。図6は、第三実施形態のロック機構を備える車両用シートの要部を模式的に示す側面図であり、(A)はロック部材160によってリフタリンク100の傾動が阻止(ロック)される前の状態の図であり、(B)はロック部材160リフタリンク100の傾動が阻止(ロック)された状態の図である。
第三実施形態のロック機構350では、ロック部材160にはウエイト162(図3参照)が設けられていない。また、引張コイルバネ180(図3参照)によって付勢されていない。
ロック部材160の車両前方側面の下部には、車両上下方向を長手方向して配置された電磁石ユニット300Cが取り付けられている。また、スライドレール32(アッパーレール31)には、車両上下方向を長手方向して配置された電磁石ユニット300Dが取り付けられている。なお、電磁石ユニット300C,300Dの端部(磁極)同士が近接して対向し且つ略一直線上になるように、電磁石ユニット300C,300Dがロック部材160及びスライドレール32(アッパーレール31)に設けられている。
また、電磁石ユニット300A,300Bに加え、電磁石ユニット300C,300Dも制御部254(図3参照)に接続され、制御部254が通電を制御している。
つぎに、本実施形態の作用について説明する。
通常は、制御部254(図3参照)は、対向する電磁石ユニット300Cの端部(磁極)と電磁石ユニット300Dの端部(磁極)とは異なる極性の磁極(一方がN極、他方がS極)となるように、通電している。つまり、電磁石ユニット300C側がS極なり、電磁石ユニット300D側がN極となり、引き合っている。よって、ロック部材160は、歯部168がリフタリンク100の歯部120から離れる回転方向(本図では反時計回り方向)に付勢されている。
しかし、プリクラッシュセンサ252(図3参照)の検知結果に基づき、制御部254(図3参照)が衝突予知を行い衝突すると判定した場合、制御部254は電磁石ユニット300Dのコイル314(図5参照)に流れる電流方向を逆にし、すなわち、電磁石ユニット300Cの端部(磁極)に対向する電磁石ユニット300Dの端部(磁極)の極性を同極性(S極)となるように通電する。
これにより電磁石ユニット300Cと電磁石ユニット300Dとの間に斥力が働く。また、第二実施形態と同様に制御部254は電磁石ユニット300A,300Bに通電し、電磁石ユニット300A,300B士が引き合う。これら電磁石ユニット300間に働く磁力によって、ロック部材160が回転する。
そして、ロック部材160が回転し、ロック部材160の歯部168がリフタリンク100の歯部120に噛合うことで、リフタリンク100の傾動(リフタリンクターンオーバー)が防止され、その結果、シートクッションが車両後方への沈み込みが防止又は抑制される。つまり、シートクッションの高さ調整機構がロック機構(ロック部材)によってロックされる。
このとき、電磁石ユニット300Aと電磁石ユニット300Bとが磁力によって引き合うと共に、電磁石ユニット300Aと電磁石ユニット300Bとが磁力によって反発するで、ロック部材160の歯部168とリフタリンク100の歯部120とが噛合った状態が保持(維持)される。
このように第二実施形態と比較し、第三実施形態では、電磁石ユニット300C、300Dによる磁力によってロック部材160を回転させる回転力が付与されているので、ロック部材160の歯部168とリフタリンク100の歯部120の噛合いが、より確実に保持(維持)される(保持力(維持力)が大きくなる)。
また、ロック部材160には、ウエイト162と引張コイルバネ180が不要となる。
なお、第一実施形態及び第二実施形態で説明したように、実際には、ロック部材160の回転は僅かなので、歯部同士が噛合った状態でも電磁石ユニット300Cの端部の磁極と電磁石ユニット300Dの端部の磁極とは近接している。よって、電磁石ユニット300C,300Dが磁力によって反発することによって、ロック部材160の回転力を生み出すことができる。
なお、本実施形態においても、回転手段と保持手段の両方を電磁石ユニット300(電磁石310)が担っている。言い換えると、電磁石ユニット300が回転手段と保持手段の両方を兼ねている。また、電磁石ユニット300C,300Dのいずれか一方は永久磁石であってもよい。
つぎに、図7を用いて、本発明の第四実施形態のシートクッションの高さ機構をロックするロック機構について説明する。図7は、第四実施形態のロック機構を備える車両用シートの要部を模式的に示す側面図であり、(A)はロック部材160によってリフタリンク100の傾動が阻止(ロック)される前の状態の図であり、(B)はロック部材160リフタリンク100の傾動が阻止(ロック)された状態の図である。
図7(A)に示すように、ロック機構450を構成するロック部材160を付勢する引張コイルバネ480は、一端がロック部材160における回転軸164よりも上方且つ車両後方側の軸482に引っ掛けられ、他端がリンク締結ブラケット34におけるロック部材160よりも車両後方側の軸484に引っ掛けられている。なお、軸484とロック部材160の回転軸164とは、略同じ高さに位置している。
ここで、通常の状態では、引張コイルバネ480の長手方向の中心線(軸線)、すなわち、軸482と軸484を結ぶ線分Lは、ロック部材160の回転軸164よりも上側にある。よって、ロック部材160は、引張コイルバネ480によって、歯部168がリフタリンク100の歯部120から離れる回転方向(矢印X1方向(図では反時計回り))に付勢される。
しかし、図7(B)に示すように、ロック部材160が回転してロック部材160の歯部168とリフタリンク100の歯部120とが噛合った状態では、引張コイルバネ480の長手方向の中心線、すなわち、A点とB点とを結ぶ線分Lは、ロック部材160の回転軸164よりも下側にある。よって、ロック部材160は、引張コイルバネ480によって、歯部168がリフタリンク100の歯部120に噛合う回転方向(矢印X2方向(図では時計回り方向))に付勢される。
つぎに、本実施形態の作用について説明する。
後面衝突により衝突荷重を受けると、リフタリンク100が傾動し、シートクッション12(図1参照)が車両後方に沈み込もうとする。しかし、後面衝突によって発生する慣性力によって、ロック部材160のウエイト162が車両前方側に移動し、引張コイルバネ480の付勢力に抗して、ロック部材160が回転する(図7(B)参照)。
そして、ロック部材160の歯部168がリフタリンク100の歯部120に噛合い、リフタリンク100の傾動(リフタリンクターンオーバー)が防止され、その結果、シートクッション12(図1参照)の車両後方への沈み込みが防止又は抑制される。
こときに、ロック部材160は、歯部168がリフタリンク100の歯部に噛合う回転方向(矢印X2方向)に、引張コイルバネ480によって回転力を付与されているので、ロック部材160の歯部168とリフタリンク100の歯部120とが噛合った状態が保持(維持)される。
このように、ロック部材160の歯部168がリフタリンク100の歯部120から離れる回転方向にロック部材160を付勢する付勢手段である引張コイルバネ480が、ロック部材160の歯部168とリフタリンク100の歯部120とが噛合った状態を保持(維持)する保持手段を兼ねている。よって、部品点数を増やすことなく、シートクッションの高さ調整機構のロック機構の信頼性が向上する。
尚、本発明は上記実施形態に限定されない。本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態のロック機構は、いずれも車両後面衝突時にリフタリンク100の傾動を阻止(ロック)することで、シートクッション12の車両後方側への沈み込みを防止又は抑制している。しかし、本発明は、車両前面衝突時にリフタリンク100の傾動を阻止(ロック)することで、シートクッション12の車両前方側へのせり出しを防止又は抑制するロック機構にも適用することができる。
言い換えると、シートクッションの高さ調整機構をロックするロック機構が、車両前面衝突によって生じる慣性力によってフロア部に対して垂直面内で回転しリフタリンクの被係合部に係合部が係合してリフタリンクの傾動を阻止するロック部材と、リフタリンクの被係合部とロック部材の係合部との係合状態を保持させる保持手段と、を有していればよい。
また、ロック機構は、車両前面衝突時及び車両後面衝突時の両方でリフタリンクの傾動を阻止(ロック)してもよいし、車両前面衝突時及び車両後面衝突時のいずれか一方の場合にのみ、リフタリンクの傾動を阻止(ロック)してもよい。
また、例えば、第二実施形態及び第三実施形態において、電磁石以外の方法でロック部材160を回転させてもよい。例えば、モーターによってロック部材160を回転させてもよい。
本発明の第一実施形態のロック機構を備える車両用シートを模式的に示す側面図である。 本発明の第一実施形態のロック機構を備える車両用シートの要部を模式的に示す側面図であり、(A)はロック部材によってリフタリンクの傾動が阻止される前の状態の図であり、(B)はロック部材によってリフタリンクの傾動が阻止された状態の図である。 本発明の第二実施形態のロック機構を備える車両用シートを模式的に示す側面図である。 本発明の第二実施形態のロック機構を備える車両用シートの要部を模式的に示す側面図であり、(A)はロック部材によってリフタリンクの傾動が阻止される前の状態の図であり、(B)はロック部材によってリフタリンクの傾動が阻止された状態の図である。 (A)は電磁石ユニットを構成する箱部を模式的に示す斜視図であり、(B)は電磁石ユニットを構成する電磁石を模式的に示す斜視図であり、(C)が電磁石ユニットを模式的に示す斜視図である。 本発明の第三実施形態のロック機構を備える車両用シートの要部を模式的に示す側面図であり、(A)はロック部材によってリフタリンクの傾動が阻止される前の状態の図であり、(B)はロック部材によってリフタリンクの傾動が阻止された状態の図である。 本発明の第四実施形態のロック機構を備える車両用シートの要部を模式的に示す側面図であり、(A)はロック部材によってリフタリンクの傾動が阻止される前の状態の図であり、(B)はロック部材によってリフタリンクの傾動が阻止された状態の図である。
符号の説明
10 車両用シート
12 シートクッション
50 フロア部
100 リフタリンク
120 歯部(被係合部)
150 ロック機構。
160 ロック部材
168 歯部(係合部)
250 ロック機構。
252 プリクラッシュセンサ(検知手段)
300 電磁石ユニット(保持手段、回転手段)
350 ロック機構
450 ロック機構
480 引張コイルバネ(付勢手段)

Claims (4)

  1. 下部が車室内のフロア側に回転可能に取り付けられ且つ上部がシートクッション側に回転可能に取り付けられ、前記シートクッションを支えると共に、フロア部に対して垂直面内で車両前後方向に傾動し前記シートクッションの高さを調整するリフタリンクに設けられた被係合部と、
    前記フロア側に設けられ、車両前面衝突又は車両後面衝突によって生じる慣性力によってフロア部に対して垂直面内で回転し、前記リフタリンクの前記被係合部に係合部が係合して前記リフタリンクの傾動を阻止するロック部材と、
    前記リフタリンクの前記被係合部と前記ロック部材の前記係合部との係合状態を保持させる保持手段と、
    を備えることを特徴とするシートクッションの高さ調整機構のロック機構。
  2. 前記ロック部材の前記係合部と前記リフタリンクの前記被係合部とが着磁されて異なる極性の磁極とされることで、前記保持手段が構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシートクッションの高さ調整機構のロック機構。
  3. 車両前面衝突又は車両後面衝突によって生じる慣性力によることなく、前記リフタリンクの前記被係合部に前記係合部を係合させる回転方向に前記ロック部材を回転させる回転手段と、
    車両前面衝突又は車両後面衝突を衝突前に検知する検知手段と、
    を有し、
    前記検知手段が車両前面衝突又は車両後面衝突を衝突前に検知すると、前記回転手段によって、前記ロック部材が回転し、前記リフタリンクの前記被係合部に前記ロック部材の前記係合部が係合することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシートクッションの高さ調整機構のロック機構。
  4. 前記保持手段が、
    前記ロック部材の回転前は、前記ロック部材の前記係合部が前記リフタリンクの前記被係合部から離れる回転方向に前記ロック部材を付勢し、
    車両前面衝突又は車両後面衝突によって生じる慣性力によって付勢力に抗して前記ロック部材が回転し、前記ロック部材の前記係合部が前記リフタリンクの前記被係合部に係合した状態では、前記係合部が前記被係合部に係合する回転方向に前記ロック部材を付勢する付勢手段であることを特徴とする請求項1に記載のシートクッションの高さ調整機構のロック機構。
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