JP2010049513A - マンション管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】安全性の高いネットワークを有するマンション管理システムを提供すること。
【解決手段】居室部6と専有部8との通信と、専有部8と共有部10との通信とはそれぞれ異なるプロトコルで行うようにした。また、中継装置12を、居室部6又はデータセンタ4から共有部10への電文のみを共有部10へ中継するように構成し、かつ、共有部10又はデータセンタ4から居室部6への電文のみを居室部6へ中継するように構成した。
【選択図】図1
【解決手段】居室部6と専有部8との通信と、専有部8と共有部10との通信とはそれぞれ異なるプロトコルで行うようにした。また、中継装置12を、居室部6又はデータセンタ4から共有部10への電文のみを共有部10へ中継するように構成し、かつ、共有部10又はデータセンタ4から居室部6への電文のみを居室部6へ中継するように構成した。
【選択図】図1
Description
本発明は、マンション管理システムに関する。
一般に、マンション管理システムは、複数の居室の保安管理をそれぞれ行う居室管理装置を複数備えた居室部と、マンションの共有部の保安管理を行う共有部管理装置を複数備える共有部とから構成されている。ここで、居室の保安管理とは、例えば、各居室の出入り口に設置される電気錠及びカードリーダの制御、また、それらの故障情報、居住者によるカードの使用履歴及び他者による不正使用や停止カード使用等の警報情報の管理、送信である。また、マンションの共有部分の保安管理とは、例えば、マンションの集合玄関や会議室、宿泊施設、電気錠、照明、空調等の制御、また、それらの故障情報、共有部での居住者によるカードの使用履歴、共有部内での異常発生の履歴情報の管理、送信である。通常、これらの情報の送信先は、複数のマンション管理システムを管理するデータセンタである。居室部と共有部とは通信可能であり、同一ネットワーク(同一のプロトコルによる通信)で構成されている。
上述したように、従来のマンション管理システムでは、居室部と共有部とが同一のネットワークで構成されているため、共有部から居室部に対して不正に侵入されるという問題があった。各居住者に割り当てられた居室の玄関の電気錠などの制御については、各居住者の管理であり、共有部から居室部に対して不正に侵入され、遠隔制御されてはならない。
また、居室部から共有部に対して不正に侵入されるという問題もあった。特に、共有部管理装置には、通常、居住者の名前、居室番号、カード番号等からなる個人情報が格納されているため、個人情報が盗まれる可能性があった。
なお、ルータ設定によって共有部と居室部のネットワークを別々に構成した従来例もあるが、ルータによって指定ポートやIPアドレス、MACアドレス等のフィルタリングを行うものの居室部と共有部との通信内容までのチェックは行われていなかったため、上述した問題は残る。
本発明が解決しようとする課題は、安全性の高いネットワークを有するマンション管理システムを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明のマンション管理システムは、複数の居室の保安管理をそれぞれ行う居室管理装置と、居室管理装置と通信可能に形成された専有部制御装置と、専有部制御装置と通信可能に形成され、マンションの共有部の保安管理を行い、複数の居室の居住者の個人情報を格納してなる共有部管理装置とを備え、居室管理装置と専有部制御装置との通信と、専有部制御装置と共有部管理装置との通信とはそれぞれ異なるプロトコルで行われ、専有部制御装置は、居室管理装置から共有部管理装置への電文のみを共有部管理装置へ中継し、また、共有部管理装置から居室管理装置への電文のみを居室管理装置へ中継してなることを特徴とする。
本発明によれば、居室管理装置と専有部制御装置との通信と、専有部制御装置と共有部管理装置との通信とはそれぞれ異なるプロトコルで行うようにしたことから、居室管理装置から共有部管理装置又は共有部管理装置から居室管理装置への不正侵入がされにくくなり、ネットワークの安全性が高まる。また、専有部制御装置は、居室管理装置から共有部管理装置への電文のみを共有部管理装置へ中継するように構成され、かつ、共有部管理装置から居室管理装置への電文のみを居室管理装置へ中継するように構成されていることから、マンション管理システムの外部のネットワークから居室管理装置又は共有部管理装置への不正侵入がされにくくなる。
ところで、一般に、共有部で異常が発生した場合、例えば、火災が発生した場合、共有部の火災報知器からの火災検知信号は、共有部の各設備に送信されるようになっている。この検知信号は、共有部内でのみ必要であるが、従来は、居室部と共有部とが同一のネットワークで構成されていたため、この検知信号が居室部へも送信され、居室部のネットワークに負荷がかかっていた。
本発明によれば、共有部管理装置から居室管理装置への電文のみを居室管理装置へ中継するように構成されていることから、上記検知信号は居室部へ送信されることなく、ネットワークに負荷がかからなくなる。
この場合において、専有部制御装置は、保安管理情報及び個人情報を格納するデータセンタと通信可能に形成され、複数の居室管理装置及び共有部管理装置からの保安管理情報をデータセンタへ中継するように構成することもできる。
これにより、前述した居室部でのカード使用履歴、故障情報、被害情報等の居室部の保安管理情報、及び、共有部でのカード使用履歴、居室部の故障情報、異常発生の履歴等の共有部の保安管理情報をデータセンタへ格納することができる。
また、専有部制御装置を、居室管理装置又はデータセンタから共有部管理装置への電文のみを共有部管理装置へ中継し、また、共有部管理装置又はデータセンタから居室管理装置への電文のみを居室管理装置へ中継するように構成することもできる。
これにより、居室管理装置及び共有部管理装置は、それぞれが格納しているデータセンタからの個人情報の変更指令を受け取ることができる。
また、専有部制御装置を、中継装置によって電文又は保安管理情報を中継するように構成してもよい。すわなち、上述した電文又は保安管理情報の中継は、専有部制御装置で行ってもよく、中継装置にて行ってもよい。
本発明によれば、安全性の高いネットワークを有するマンション管理システムを提供することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1はマンション管理システム1の構成図である。マンション管理システム1は、ネットワーク2及びルータ3を介してデータセンタ4と通信可能であり、居室部6と、専有部8と、共有部10と、専有部8と共有部10との通信を中継する中継装置12とを備えて構成されている。また、マンション管理システム1のネットワーク構成は、居室部6と専有部8と共有部10とを3つ別々のアドレス体系に分けて構成されている。
データセンタ4は、マンション管理システム1に対して、居住者の個人情報の変更をネットワーク2を通じて行う。また、マンション管理システム1からの保安管理情報をネットワーク2を通じて受信する、マンション敷地外に設置されているものである。
居室部6は、複数の居室、本実施例では2000個の居室の保安管理をそれぞれ行う居室管理装置6B1〜6B2000と、各居室の入口に設置され、居室管理装置6B1に制御されるカードリーダ6B1Aと電気錠6B1B及び、居室管理装置6B2000に制御されるカードリーダ6B2000Aと電気錠6B2000Bと、居室管理装置6B1〜6B2000とルータ3との通信を行うハブ6Aとを備えている。各居室管理装置は、各居室でのカード使用履歴、各カードリーダの故障情報、各電気錠の被害情報等の保安管理情報及び、共有部10への指令をそれぞれ専有部8に送信するようになっている。共有部10への指令とは、例えば、各居住者が各居室から行う共有部10の集合玄関の開錠指令が挙げられる。
専有部8は、居室管理装置6B1〜6B2000をそれぞれ200個ずつ監視し、それらからの保安管理情報及び上記指令等を制御する専有部制御装置8D1〜8D10と、専有部制御装置8D1〜8D10とそれぞれ通信可能なインターフォン制御盤8F及び宅配ロッカー制御盤8E1と、専有部制御装置8D1〜8D10とルータ3及び中継装置12との通信を行うハブ8Cとを備えて構成されている。また、ルータ3の設定により、居室管理装置6B1〜6B2000は専有部制御装置8D1〜8D10とのみ通信可能に設定されている。なお、インターフォン制御盤8F及び宅配ロッカー制御盤8E1については、後に詳述する。
共有部10は、共有部10の各設備の制御、保安情報管理を可能とする画面インタフェースを持つ監視装置10Cと、共有部10にある施設の電気錠やカードリーダの制御の制御及び、火災検知装置10D2Aからの信号を検知できる共有部管理装置10D1,10D2と、共有部10内の空調10E1や照明10E2を管理するビル管理装置10Eと、マンション内に設置されたカメラ10F1からの画像を保存し、管理装置10Cに定期的に送信を行うカメラサーバ10Fと、異常発生時に管制センタ14に電話回線を通じて発報を行い、共有部管理装置10D1,10D2と通信可能な発報装置10Gと、エレベータ制御を行うエレベータ制御盤10Hと、監視装置10Cと共有部管理装置10D1,10D2とビル管理装置10Eとカメラサーバ10Fとエレベータ制御盤10Hとに通信可能に接続され、中継装置12との通信を行うハブ10Bとで構成されている。
ここで、本発明の特徴部である中継装置12の構成について説明する。中継装置12は、2つのLANポート、LAN12A及びLAN12Bを有し、それぞれLANテーブル、コマンドテーブルを備えている。LAN12Aは、専有部8と同一のアドレス体系であるTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を用いており、中継装置のLAN12Bは共有部10と同一のアドレス体系であるUDP(User Datagram Protocol)を用いている。中継装置12は、演算処理装置と、演算処理装置を動作させるプログラムが格納されたメモリとを備えており、プログラムは後述する処理フローを行い、専有部8又は共有部10からの電文をLAN12A又はLAN12Bを介して専有部8又は共有部10へ送信するようになっている。
このように構成される中継装置12の動作について、図2,3を参照して説明する。図2(a)は、TCP/IPの通信フォーマット16、LANテーブル18、コマンドテーブル20を示し、図2(b)は、UDPの通信フォーマット22、LANテーブル24、コマンドテーブル26を示す。図3は、中継装置12がLAN12Aから電文を受信した場合の処理フローである。また、図4(a)は、LAN12Bから電文を受信した場合の処理フローである。
まず、LAN12Aに電文を受信した場合(S01)、電文の送信元が専有部8内の設備又はデータセンタ4からであるかどうかの判定を行う。送信元は、TCPヘッダ、LANテーブル18、パスコードを参照して判定する(S02)。送信元が不明な場合は、異常検知を行い、LAN12Bより監視装置10Cに異常を非同期に通知し、電文を破棄する(S03)。送信元が正しい場合には、電文の送信先が共有部10内の設備かどうかの判定を行う。ここでは、装置名を解析し、LANテーブル24を参照して装置名からIPアドレスを割り出す(S04)。送信先が不明な場合は、異常検知を行い、LAN12Bより監視装置10Cに異常を非同期に通知し、電文を破棄する(S05)。送信先が正しい場合には、電文のデータ部を解析し、送信先に送ってよいかどうかのデータ部の整合性のチェックを行う。データ部とは、通信フォーマット16のコマンドとデータであり、コマンドからコマンドテーブル26を参照して送信先のポートを特定する(S06)。不整合と判断された場合には、LAN12Bより監視装置10Cに異常を非同期に通知し、電文を破棄する(S07)。整合と判断された場合には、LAN12Bから送信先に電文を送信する(S08)。
また、LAN12Bに電文を受信した場合(S09)、電文の送信元が共有部10内の設備からであるかどうかの判定を行う。送信元は、UDPヘッダ、LANテーブル24、パスコードを参照して判定する(S10)。送信元が不明な場合は、異常検知を行い、LAN12Aよりデータセンタ4に異常を非同期に通知し、電文を破棄する(S11)。送信元が正しい場合には、電文がブロードキャストでないか、電文の送信先が専有部8又はデータセンタ4かどうかの判定を行う。ここでブロードキャストとは、共有部10内で異常が発生した場合に共有部10内で送信される電文であり、後に詳述する。このステップでは、装置名を解析し、LANテーブル18を参照して装置名からIPアドレスを割り出す(S12)。ブロードキャストである場合は、LAN12Aよりデータセンタ4に電文を送信する。これは、データセンタ4に異常発生を知らせるためである。送信先が不明な場合は、異常検知を行い、LAN12Aよりデータセンタ4に異常を非同期に通知し、電文を破棄する(S13)。送信先が正しい場合には、電文のデータ部を解析し、送信先に送ってよいかどうかのデータ部の整合性のチェックを行う。通信フォーマット22のコマンドからコマンドテーブル20を参照して送信先のポートを特定する(S14)。不整合と判断された場合には、LAN12Aよりデータセンタ4に異常を非同期に通知し、電文を破棄する(S15)。整合と判断された場合には、LAN12Aから送信先に電文を送信する(S16)。
以上説明したような中継装置12を備えたマンション管理システム1において、データセンタ4、居室部6、専有部8、共有部10がそれぞれに通信を行う必要がある場合の動作について、具体例を挙げて説明する。
まず、データセンタ4によって、居住者の個人情報の変更を行う場合について説明する。全ての個人情報は、データセンタ4で管理されている。マンション管理システム1内の居室部6では、居室管理装置6B1等が、該当する居住者の個人情報を格納する。共有部10では、監視装置10Cと共有部管理装置10D1,10D2が、全ての居住者の個人情報を格納する。ここで、専有部制御装置8D1等及び中継装置12が個人情報を格納していないのは、外部のネットワーク2からの不正侵入により、個人情報が盗まれるのを防ぐためである。
よって、データセンタ4より居室部6の個人情報の変更を行う場合には、ネットワーク2及びルータ3を介して専有部制御装置8D1等へ個人情報の変更指令が送信され、専有部制御装置8D1等は該当する居室管理装置6B1等へ変更指令を送信する。変更が正常終了した場合には、居室管理装置6B1等が専有部制御装置8D1等へ正常終了の応答を送信し、専有部制御装置8D1等はデータセンタ4へ正常終了の応答を送信する。
データセンタ4より共有部10が格納する個人情報の変更を行う場合には、中継装置12へ変更指令を送信し、中継装置12は監視装置10Cと共有部管理装置10D1,10D2へ変更指令を送信する。変更が正常終了した場合には、監視装置10Cと共有部管理装置10D1,10D2が、中継装置12に正常終了の応答を送信し、中継装置12はデータセンタ4へ正常終了の応答を送信する。データセンタ4は、専有部8及び共有部10ともに正常終了した場合に、データセンタ4の個人情報を更新する。
次に、共有部10で異常が発生した場合について説明する。例えば、共有部10で火災が発生すると、火災検知装置10D2Aが火災を検知し、共有部管理装置10D2がその検知信号を受信し、発報装置10Gへの伝達とイーサーネットによるブロードキャスト通信を行う。発報装置10Gは、管制センタ14へ電話回線を通じて火災を通知する。
共有部10内の各設備がブロードキャストによる電文を受け取った場合には、それぞれ独立で定められた処理を行う。例えば、電気錠10D1Bは、共有部10にある施設の開錠を行う。監視装置10Cは、火災発生を画面と音声にて表現する。中継装置12は、データセンタ4へ火災発生の通知を行う。前述したようにブロードキャスト通信は、中継装置12から専有部8へは流れないため、専有部8側はネットワーク負荷がかからない。なお、電話回線経由での管制センタ14と、イーサーネット経由でのデータセンタ4への発報の2系統あるのは、どちらかの経路の故障や障害などによるリスクを回避するためである。
さらに、共有部10と専有部8の連携が必要なサービスとして、宅配ロッカー連動とインターフォン連動の2つがある。宅配ロッカー連動とは、共有部10の集合玄関のカードリーダ10D1Aにカードがかざされた際に、専有部8に設置されている宅配ロッカーにカードの持ち主の荷物が届いているかを知らせるサービスである。図4(b)のように集合玄関の脇には、カードリーダ10D1Aと宅配ロッカー制御盤8E1からのLED8E2が設置されている。集合玄関のカードリーダ10D1Aにカードがかざされると、共有部管理装置10D1は、カード番号をカードリーダ10D1Aから受け取り、居住者かどうかの判定を行い、居住者であった場合には、電気錠10D1Bの開錠を行う。同時に中継装置12に対して、マンションの棟番号と居室番号を送信する。中継装置12は、受け取った棟番号と居室番号を専有部制御装置8D1へ送信し、専有部制御装置8D1は受け取った棟番号と居室番号から宅配ロッカー番号を検索し、宅配ロッカー制御盤8E1に通知を行う。宅配ロッカーに荷物が入っていた場合にはLED8E2が点灯するので、居住者は居室に戻る前に荷物の有無を知ることができる。
インターフォン連動とは、居室部6の各居室内に設置されているインターフォン解錠ボタンを押すと、共有部10の集合玄関が開錠したり、エレベータを集合玄関のある階へ移動させたりするサービスであり、来客時に用いられる。各居室に設置されているインターフォン解錠ボタンが押されると、各居室のインターフォンに割り当てられたインターフォン番号がインターフォン制御盤8Fに通知される。インターフォン制御盤8Fは、そのインターフォン番号を専有部制御装置8D1に通知する。専有部制御装置8D1は、インターフォン番号より共有部管理装置10D1のIPアドレスと電気錠番号とエレベータ制御盤10HのIPアドレスとエレベータ番号を取得し、中継装置12へ2回に分けて送信する。1回目は、中継装置12は、該当のIPアドレスへ電気錠番号を送信する。共有部管理装置10D1は、電気錠番号に該当する電気錠を解錠する。また、2回目は、中継装置12は、エレベータ制御盤10Hにエレベータ番号を送信する。エレベータ制御盤10Hは、その時点でエレベータが使用されてない場合には、集合玄関のある階にエレベータを移動させる。
以上のように本発明のマンション管理システム1は、データセンタ4、居室部6、専有部8、共有部10がそれぞれに通信を行う必要がある場合でも、問題なく適用できる。
以上説明したように本実施例のマンション管理システム1によれば、居室部6と専有部8との通信と、専有部8と共有部10との通信とはそれぞれ異なるプロトコルで行うようにしたことから、居室部6から共有部10又は共有部10から居室部6への不正侵入がされにくくなり、ネットワークの安全性が高まる。また、中継装置12は、居室部6又はデータセンタ4から共有部10への電文のみを共有部10へ中継するように構成され、かつ、共有部10又はデータセンタ4から居室部6への電文のみを居室部6へ中継するように構成されていることから、マンション管理システム1の外部のネットワーク2から居室部6又は共有部10への不正侵入がされにくくなる。また、共有部10内で異常が発生した際のブロードキャスト通信が専有部8及び居室部6へ送信されることなく、ネットワーク負荷がかからなくなる。
以上、本実施例のマンション管理システム1について説明したが、本発明は、これらの実施例に限らず適宜構成を変更して適用することができる。例えば、監視装置10Cと共有部管理装置10D1,10D2を一体に構成してもよい。
また、宅配ロッカー制御盤8E1、インターフォン制御盤8Fを共有部管理装置10D1,10D2に設けてもよい。
また、中継装置12を専有部制御装置8D1等と一体にして構成してもよい。また、マンション管理システム1内の通信プロトコルとして、TCP/IP、UDPを用いたがこれらに限られるものではない。
1 マンション管理システム
4 データセンタ
6 居室部
6B1〜6B10 居室管理装置
8 専有部
8D1〜8D10 専有部制御装置
10 共有部
10D1,10D2 共有部管理装置
4 データセンタ
6 居室部
6B1〜6B10 居室管理装置
8 専有部
8D1〜8D10 専有部制御装置
10 共有部
10D1,10D2 共有部管理装置
Claims (4)
- 複数の居室の保安管理をそれぞれ行う居室管理装置と、該居室管理装置と通信可能に形成された専有部制御装置と、該専有部制御装置と通信可能に形成され、マンションの共有部の保安管理を行い、前記複数の居室の居住者の個人情報を格納してなる共有部管理装置とを備え、
前記居室管理装置と前記専有部制御装置との通信と、前記専有部制御装置と前記共有部管理装置との通信とはそれぞれ異なるプロトコルで行われ、
前記専有部制御装置は、前記居室管理装置から前記共有部管理装置への電文のみを前記共有部管理装置へ中継し、また、前記共有部管理装置から前記居室管理装置への電文のみを前記居室管理装置へ中継してなるマンション管理システム。 - 請求項1に記載のマンション管理システムにおいて、
前記専有部制御装置は、保安管理情報及び前記個人情報を格納するデータセンタと通信可能に形成され、
前記複数の居室管理装置及び前記共有部管理装置からの保安管理情報を前記データセンタへ中継することを特徴とするマンション管理システム。 - 請求項2に記載のマンション管理システムにおいて、
前記専有部制御装置は、前記居室管理装置又は前記データセンタから前記共有部管理装置への電文のみを前記共有部管理装置へ中継し、また、前記共有部管理装置又は前記データセンタから前記居室管理装置への電文のみを前記居室管理装置へ中継してなるマンション管理システム。 - 請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のマンション管理システムにおいて、
前記専有部制御装置は、中継装置によって前記電文又は前記保安管理情報を中継することを特徴とするマンション管理システム。
Priority Applications (2)
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- 2008-08-22 JP JP2008213503A patent/JP2010049513A/ja active Pending
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