JP2010047401A - エレベータ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】地震や停電等の緊急時にダブルデッキ型エレベータの上下のかご室を同時に2つの階床に着床させることができない場合、2つのかご室からエレベータ利用者を安全に避難させることである。
【解決手段】ダブルデッキ型エレベータを制御するエレベータ制御装置において、乗りかごを緊急停止させる必要がある異常を検出する異常検出部と、異常が検出されて乗りかごが緊急停止される際に、2つのかご室が同時に着床できるか否かを判断する手段と、2つのかご室が同時に着床できない場合に、一方のかご室を一つの階床に着床させる手段と、着床した一方のかご室のドアが戸開及び戸閉された後に他方のかご室を他の階床に着床させる手段と、を備える。
【選択図】 図3
【解決手段】ダブルデッキ型エレベータを制御するエレベータ制御装置において、乗りかごを緊急停止させる必要がある異常を検出する異常検出部と、異常が検出されて乗りかごが緊急停止される際に、2つのかご室が同時に着床できるか否かを判断する手段と、2つのかご室が同時に着床できない場合に、一方のかご室を一つの階床に着床させる手段と、着床した一方のかご室のドアが戸開及び戸閉された後に他方のかご室を他の階床に着床させる手段と、を備える。
【選択図】 図3
Description
本発明は、エレベータ制御装置に関し、特に、上下に配置された2つのかご室を有する乗りかごを備えたダブルデッキ型エレベータにおいて、緊急時にかご室内のエレベータ利用者を安全に避難させることができるエレベータ制御装置に関する。
従来、上下に配置された2つのかご室(上部かご室、下部かご室)を有する乗りかごを備えたダブルデッキ型エレベータが知られている。
このようなダブルデッキ型エレベータでは、地震や停電などの緊急時には、乗りかごを緊急停止させるとともに各かご室を避難可能な階床に着床させ、各かご室内のエレベータ利用者を避難させなければならない。
乗りかごを緊急停止させた場合、上下2つのかご室が同時に上下2つの階床に着床できれば、2つのかご室のドアを同時に戸開して2つのかご室内からエレベータ利用者を同時に避難させることができる。しかし、上下の階床間の寸法(階高寸法)と、上下のかご室の間隔とが一致しない場合には、2つのかご室を同時に着床させることができない。
このような場合において2つのかご室を片方ずつ着床させる方法が、下記特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された方法によれば、まず、一方のかご室を1つの階床に着床させ、着床した一方のかご室内からエレベータ利用者を避難させる。一方のかご室内からのエレベータ利用者の避難が終了した後、乗りかごを昇降させて他方のかご室を一方のかご室が着床していた階床と同じ階床に着床させ、他方のかご室内からエレベータ利用者を避難させる。
特許第3201082号公報
特許文献1に記載されたエレベータによれば、一方のかご室が着床する階床と、他方のかご室が着床させる階床とが同じ階床である。このため、一方のかご室を着床させた後、他方のかご室を着床させるまでの間に他方のかご室が移動する距離は、かご室の高さ寸法より大きくなる。
乗りかごを緊急停止させてかご室内のエレベータ利用者を避難させる場合において、一旦停止した乗りかごを再度移動させる場合には、二次災害のリスクを考えると、かご室の移動距離をできるだけ小さくすることが望ましい。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的は、地震や停電等の緊急時に上下のかご室を同時に2つの階床に着床させることができない場合において、2つのかご室からエレベータ利用者を避難させる際の安全性を高めることである。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、上下に配置された2つのかご室を有する乗りかごを備えるダブルデッキ型エレベータを制御するエレベータ制御装置において、前記乗りかごを緊急停止させる必要がある異常を検出する異常検出部と、前記異常が検出されて前記乗りかごが緊急停止される場合に、2つの前記かご室が同時に着床できるか否かを判断する手段と、2つの前記かご室が同時に着床できない場合に、一方の前記かご室を一つの階床に着床させる手段と、着床した一方の前記かご室のドアが戸開及び戸閉された後に、他方の前記かご室を他の階床に着床させる手段と、を備えることである。
本発明によれば、地震や停電等の緊急時に上下のかご室を同時に2つの階床に着床させることができない場合、一方のかご室を一つの階床に着床させ、その後、他方のかご室を他の階床に着床させるようにしたので、一方のかご室を着床させてから他方のかご室を着床させるまでの間のかご室の移動距離が小さくなり、乗りかごを緊急停止させた後のかご室の移動に伴なう二次災害のリスクを小さくすることができ、2つのかご室からエレベータ利用者を避難させる際の安全性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態のエレベータ制御装置を備えたダブルデッキ型エレベータの全体構成を示す概略図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態のエレベータ制御装置を備えたダブルデッキ型エレベータの全体構成を示す概略図である。
ダブルデッキ型エレベータは、建物内に設けられた昇降路1と、昇降路1の上部に設けられた機械室2と、機械室2内に設置された制御装置3及び巻上機4を備えている。巻上機4にはこの巻上機4により回転駆動されるメインシーブ5が連結され、メインシーブ5とメインシーブ5に近接させて配置されたそらせシーブ6とにメインロープ7が巻き掛けられている。メインロープ7の両端は昇降路1内に吊り下げられ、メインロープ7の一端側に乗りかご8が連結され、メインロープ7の他端側につり合い重り9が連結されている。
乗りかご8は、かご枠10と、上下に配置されて上下方向移動可能にかご枠10に支持された2つのかご室(上部かご室11、下部かご室12)と、上部かご室11と下部かご室12との床面間距離を調整可能な階間調整機構13とを備えている。
上部かご室11にはドア14が設けられ、下部かご室12にはドア15が設けられている。
階間調整機構13は、上部かご室11と下部かご室12とを独立して昇降させるように構成されている。例えば、上部かご室11を支持するボールネジとこのボールネジを駆動するサーボモータ、下部かご室12を支持するボールネジとこのボールネジを駆動させるサーボモータ等により構成されている。
なお、図1は、地震や停電等の緊急時に乗りかご8が緊急停止された状態を示しており、下部かご室12は一つの階床に着床しているが、上部かご室11は着床していない状態である。
図2は、地震や停電等の緊急時に乗りかご8を緊急停止させてかご室11、12内のエレベータ利用者を避難させる構成を示すブロック図である。制御装置3内には、地震や停電等の緊急時に乗りかご8を緊急停止させるとともにかご室11、12内のエレベータ利用者を避難させる制御を行う緊急時制御部16が設けられている。この緊急時制御部16には、乗りかご8を緊急停止させる必要がある異常を検出する異常検出部17、各かご室11、12にそれぞれ設けられてドア14、15が閉じられていることを検出する戸閉検出センサ18が接続されている。異常検出部17としては、例えば、地震計、電力の供給が遮断されたことを検出する回路等を用いることができる。なお、制御装置3には、乗りかご8の緊急停止時の制御に関係する機器として、巻上機4、階間調整機構13、ドア14、15を開閉させるドア開閉機構19等が接続されている。
図3は、地震や停電等の緊急時に、乗りかご8を緊急停止させ、及び、かご室11、12内からエレベータ利用者を避難させる制御について説明するフローチャートである。
乗りかご8の走行中に異常検出部17が異常を検出したか否かが緊急時制御部16において判断され(S1)、異常を検出した場合には(S1のYES)、上下2つのかご室11、12を同時に最寄階に着床できるか否かが緊急時制御部16において判断される(S2)。この判断は、緊急停止しようとする最寄階の階高と、上下のかご室11、12の床面間距離とが一致するか否かにより判断され、一致した場合には同時に着床できると判断される(S2のYES)。なお、この実施の形態では、このエレベータが設置されている建物は、一般階床の階高は一定である場合について説明している。このため、乗りかご8が一般階床にのみ停止される通常運転時には階間調整機構13による階間調整は行なわれず、緊急停止時に乗りかご8が一般階床と階高が異なる避難用階床に停止される場合に必要に応じて階間調整が行なわれる。
上下のかご室11、12が同時に最寄階に着床できると判断された場合には(S2のYES)、緊急停止される乗りかご8の上下のかご室11、12が同時に最寄階に着床され(S3)、着床した2つのかご室11、12のドア14、15が戸開され(S4)、戸開したドア14、15が一定時間経過後に戸閉される(S5)。かご室11、12内に搭乗しているエレベータ利用者は、ドア14、15が戸開されている間にかご室11、12外に避難することができる。なお、エレベータ利用者がかご室11、12内の戸開釦を押すことにより、ドア14、15の戸開時間を延長することができる。
一方、上下のかご室11、12を同時に最寄階に着床できないと判断された場合には(S2のNO)、上下いずれか一方のかご室11(又は12)が最寄階に着床するように緊急時制御部16内において演算され、その演算結果に基づいて巻上機4が駆動され、乗りかご8の走行が停止されるとともに一方のかご室11(又は12)が最寄階に着床される(S6)。このときの状態が、例えば、図1に示す状態となる。
図1に示すように一方のかご室12が着床した後、そのかご室12のドア15が戸開され(S7)、戸開したドア15が一定時間経過後に戸閉される(S8)。かご室12内に搭乗しているエレベータ利用者は、ドア15が戸開されている間にかご室12外に避難することができる。この場合においても、エレベータ利用者がかご室12内の戸開釦を押すことにより、ドア15の戸開時間を延長することができる。
ステップS8の戸閉が行われた後、緊急時制御部16内において行なわれた演算結果に基づいて、他方のかご室11が、一方のかご室12が着床していた最寄階とは異なる他の最寄階に着床される(S9)。この着床は、巻上機4のブレーキを開放して乗りかご8全体を下降させることにより、又は、巻上機4を駆動させて乗りかご8全体を昇降させることにより、又は、階間調整機構13を駆動させてかご室11を昇降させることにより行なわれる。
他方のかご室11が他の最寄階に着床した後、そのかご室11のドア14が戸開され(S10)、戸開したドア14が一定時間経過後に戸閉される(S11)。かご室11内に搭乗しているエレベータ利用者は、ドア14が戸開されている間にかご室11外に避難することができる。
このような構成において、地震や停電等の緊急時に、上下のかご室11、12を同時に最寄階に着床させることができない場合には、緊急停止される乗りかご8の一方のかご室11(又は12)を最寄階に着床させ、そのかご室11(又は12)内のエレベータ利用者を避難させる。そして、一方のかご室11(又は12)からの避難が終了した後、他方のかご室12(又は11)を他の最寄階に着床させ、そのかご室12(又は11)内のエレベータ利用者を避難させる。
ここで、このエレベータでは、先に一方のかご室11(又は12)が着床する最寄階と、後から他方のかご室12(又は11)が着床する最寄階とが異なる。このように、一方のかご室11(又は12)を最寄階に着床させた後に他方のかご室12(又は11)を異なる最寄階に着床させることにより、上述した特許文献1に記載されたように2つのかご室11、12を同じ階床に着床させる場合に比べて、後から着床させる他方のかご室12(又は11)の移動距離が小さくなる。これにより、乗りかご8を緊急停止させて一方のかご室11(又は12)を着床させ、その後に、他方のかご室12(又は11)を移動させて着床させる場合の二次災害のリスクを小さくすることができ、エレベータ利用者の避難時の安全性を高めることができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態のエレベータ制御装置について、図4ないし図6に基づいて説明する。なお、第2の実施の形態及びこれ以降の他の実施の形態においては、第1の実施の形態で説明した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付け、重複する説明は省略する。
本発明の第2の実施の形態のエレベータ制御装置について、図4ないし図6に基づいて説明する。なお、第2の実施の形態及びこれ以降の他の実施の形態においては、第1の実施の形態で説明した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付け、重複する説明は省略する。
第2の実施の形態の基本的な構成は第1の実施の形態と同じであり、第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、かご室11、12内の積載重量を検出する重量検出部20が設けられている点と、緊急時制御部16が、重量検出部20が検出した積載重量と乗りかご8自体の重量とからなる乗りかご8側の重量であるかご側重量とつり合い重り9の重量とを比較する手段と、この比較結果に基づいて2つのかご室11、12のいずれを先に着床させるかを判断する手段とを有する点である。重量検出部20としては、例えば、かご室11、12の床部に設置される圧力センサを用いることができる。
図5は、地震や停電等の緊急時に、乗りかご8を緊急停止させ、及び、かご室11、12内からエレベータ利用者を避難させる制御について説明するフローチャートである。
乗りかご8の走行中に異常検出部17が異常を検出したか否かが緊急時制御部16において判断され(S21)、異常を検出した場合には(S21のYES)、上下2つのかご室11、12を同時に最寄階に着床できるか否かが緊急時制御部16において判断される(S22)。この判断は、緊急停止しようとする最寄階の階高と、上下のかご室11、12の床面間距離とが一致するか否かにより判断され、一致した場合には同時に着床できると判断される(S22のYES)。なお、この実施の形態では、このエレベータが設置されている建物は、一般階床の階高は一定である場合について説明している。このため、乗りかご8が一般階床にのみ停止される通常運転時には階間調整機構13による階間調整は行なわれず、緊急停止時に乗りかご8が一般階床と階高が異なる避難用階床に停止される場合に必要に応じて階間調整が行なわれる。
上下のかご室11、12が同時に最寄階に着床できると判断された場合には(S22のYES)、緊急停止される乗りかご8の上下のかご室11、12が同時に最寄階に着床され(S23)、着床したかご室11、12のドア14、15が戸開され(S24)、戸開したドア14、15が一定時間経過後に戸閉される(S25)。かご室11、12内に搭乗しているエレベータ利用者は、ドア14、15が戸開されている間にかご室11、12外に避難することができる。
一方、上下のかご室11、12を同時に最寄階に着床できないと判断された場合には(S22のNO)、重量検出部20によりかご室11、12内の積載重量が検出される(S26)。
ステップS26の積載重量の検出が行われた後、重量検出部20が検出した積載重量と乗りかご8自体の重量とからなるかご側重量が、つり合い重り9の重量より大きいか否かが緊急時制御部16において比較される(S27)。
かご側重量がつり合い重り9の重量より大きい場合には(S27のYES)、上下のかご室11、12の床面間距離が、着床しようとする2つの階床(2つの最寄階)の階高より小さいか否かが緊急時制御部16において判断される(S28)。
上下のかご室11、12の床面間距離が、着床しようとする2つの階床(2つの最寄階)の階高より小さい場合には(S28のYES)、先に上部かご室11を最寄階に着床させるように緊急時制御部16において判断され、その判断結果に基づいて巻上機4が駆動され、先に上部かご室11が上側の最寄階に着床する(S29)。
図6(a)は、ステップS29の状態を示す模式図である。この図6(a)において、“X”は着床しようとする2つの最寄階の階高を表わし、“Y”は上下のかご室11、12の床面間距離を表わしている。
上下のかご室11、12の床面間距離が、着床しようとする2つの階床(2つの最寄階)の階高より大きい場合には(S28のNO)、先に下部かご室12を最寄階に着床させるように緊急時制御部16において判断され、その判断結果に基づいて巻上機4が駆動され、先に下部かご室12が下側の最寄階に着床する(S30)。
図6(b)は、ステップS30の状態を示す模式図である。この図6(b)において、“X1”は着床しようとする2つの階床の階高を表わし、“Y”は上下のかご室11、12の床面間距離を表わしている。
ステップS29又はS30において、かご室11(又は12)が先に着床された場合には、着床したかご室11(又は12)のドア14(又は15)が戸開され(S31)、戸開したドア14(又は15)が一定時間経過後に戸閉される(S32)。着床したかご室11(又は12)内に搭乗しているエレベータ利用者は、ドア14(又は15)が戸開されている間にかご室11(又は12)外に避難することができる。
ステップS32でドア14(又は15)が戸閉された後、乗りかご8が全体として下降され、他方のかご室12(又は11)が他方の最寄階に着床される(S33)。
乗りかご8を全体として下降させる場合、かご側重量がつり合い重り9の重量より大きいため、乗りかご8を下降させる方向への巻上機4の駆動時に巻上機4に作用する負荷を小さくすることができ、又は、巻上機4のブレーキを開放することにより巻上機4を駆動させずに乗りかご8を下降させることができる。
ステップS33において他方のかご室12(又は11)が着床された場合には、着床したかご室12(又は11)のドア15(又は14)が戸開され(S34)、戸開したドア15(又は14)が一定時間経過後に戸閉される(S35)。着床したかご室12(又は11)内に搭乗しているエレベータ利用者は、ドア15(又は14)が戸開されている間にかご室12(又は11)外に避難することができる。
ステップS27において、かご側重量がつり合い重り9の重量より小さいと判断された場合には(S27のNO)、上下のかご室11、12の床面間距離が、着床しようとする2つの階床(2つの最寄階)の階高より小さいか否かが緊急時制御部16において判断される(S36)。
上下のかご室11、12の床面間距離が、着床しようとする2つの階床(2つの最寄階)の階高より小さい場合には(S36のYES)、先に下部かご室12を最寄階に着床させるように緊急時制御部16において判断され、その判断結果に基づいて巻上機4が駆動され、先に下部かご室12が下側の最寄階に着床する(S37)。
図6(c)は、ステップS37の状態を示す模式図である。この図6(c)において、“X”は着床しようとする2つの最寄階の階高を表わし、“Y”は上下のかご室11、12の床面間距離を表わしている。
上下のかご室11、12の床面間距離が、着床しようとする2つの階床(2つの最寄階)の階高より大きい場合には(S36のNO)、先に上部かご室11を最寄階に着床させるように緊急時制御部16において判断され、その判断結果に基づいて巻上機4が駆動され、先に上部かご室11が上側の最寄階に着床する(S38)。
図6(d)は、ステップS38の状態を示す模式図である。この図6(d)において、“X1”は着床しようとする2つの最寄階の階高を表わし、“Y”は上下のかご室11、12の床面間距離を表わしている。
ステップS37又はS38においてかご室11(又は12)が先に着床された場合には、着床したかご室11(又は12)のドア14(又は15)が戸開され(S39)、戸開したドア14(又は15)が一定時間経過後に戸閉される(S40)。着床したかご室11(又は12)内に搭乗しているエレベータ利用者は、ドア14(又は15)が戸開されている間にかご室11(又は12)外に避難することができる。
ステップS40でドア14(又は15)が戸閉された後、乗りかご8が全体として上昇され、他方のかご室12(又は11)が他方の最寄階に着床される(S41)。
乗りかご8を全体として上昇させる場合、かご側重量がつり合い重り9の重量より小さいため、乗りかご8を上昇させる方向への巻上機4の駆動時に巻上機4に作用する負荷を小さくすることができ、又は、巻上機4のブレーキを開放することにより巻上機4を駆動させずに乗りかご8を上昇させることができる。
ステップS41において他方のかご室12(又は11)が着床された場合には、着床したかご室12(又は11)のドア15(又は14)が戸開され(S34)、戸開したドア15(又は14)が一定時間経過後に戸閉される(S35)。着床したかご室12(又は11)内に搭乗しているエレベータ利用者は、ドア15(又は14)が戸開されている間にかご室12(又は11)外に避難することができる。
なお、一般階床以外の避難用階床の階高や、通常運転時における上下のかご室11、12の床面間距離や、つり合い重り9の重量などは、制御装置3内の記憶部に予め格納されている。
このような構成において、地震や停電等の緊急時に、上下のかご室11、12を同時に最寄階に着床させることができない場合には、第1の実施の形態と同様に、緊急停止させる乗りかご8の一方のかご室11(又は12)を最寄階に着床させ、そのかご室11(又は12)内のエレベータ利用者を避難させる。そして、一方のかご室11(又は12)からの避難が終了した後、他方のかご室12(又は11)を他の最寄階に着床させ、他方のかご室12(又は11)内のエレベータ利用者を避難させる。
ここで、このエレベータでは、先に一方のかご室11(又は12)が着床する最寄階と、後からかご室12(又は11)が着床する最寄階とが異なる。このように、一方のかご室11(又は12)を最寄階に着床させた後に他方のかご室12(又は11)を異なる最寄階に着床させることにより、上述した特許文献1に記載されたように2つのかご室11、12を同じ階床に着床させる場合に比べて、後から着床させる他方のかご室12(又は11)の移動距離が小さくなる。これにより、乗りかご8を緊急停止させて一方のかご室11(又は12)を着床させ、その後に、他方のかご室12(又は11)を移動させて着床させる場合の二次災害のリスクを小さくすることができ、エレベータ利用者の避難時の安全性を高めることができる。
さらに、このエレベータでは、先に着床させるかご室11(又は12)を決定する場合に、かご室11、12内の積載重量を検出してかご側重量とつり合い重り9の重量とを比較し、その比較結果に応じて先に着床させるかご室11(又は12)を決定している。これにより、後からかご室12(又は11)を着床させる場合には、かご側重量とつり合い重り9の重量との差を利用し、巻上機4を軽負荷にて駆動することにより、又は、巻上機4のブレーキを開放することにより、乗りかご8を全体として下降させ又は上昇させることができ、巻上機4の駆動に要する消費エネルギーを削減することができる。特に、巻上機4のブレーキを解放して乗りかご8を下降させ又は上昇させる場合には、緊急時に電力供給が遮断された場合でもかご室11(又は12)内へのエレベータ利用者の閉じ込め事故を防止することができる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態のエレベータ制御装置について、図7及び図8に基づいて説明する。
本発明の第3の実施の形態のエレベータ制御装置について、図7及び図8に基づいて説明する。
第3の実施の形態の基本的な構成は第1の実施の形態と同じであり、第3の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、まず、かご室11、12内の積載重量を検出する重量検出部20と、階間調整機構13の駆動により変化する上下のかご室11、12の床面間距離を検出する床面間距離検出部21とが設けられている点である。さらに、緊急時制御部16が、重量検出部20が検出した積載重量と乗りかご8自体の重量とからなるかご側重量と、つり合い重り9の重量とを比較する第1の比較手段と、2つのかご室11、12の床面間距離と、2つのかご室11、12が着床する2つの階床(2つの最寄階)の階高とを比較する第2の比較手段と、第1の比較手段による比較結果と第2の比較手段による比較結果とに基づいて2つのかご室11、12のいずれを先に着床させるかを判断する手段とを有する点である。重量検出部20としては、例えば、かご室11、12の床部に設置される圧力センサを用いることができる。
図8は、地震や停電等の緊急時に、乗りかご8を緊急停止させ、及び、かご室11、12内からエレベータ利用者を避難させる制御について説明するフローチャートである。制御の基本的な内容は第2の実施の形態で説明したフローチャート(図5)と同じであり、図5と同じ部分については説明を省略する。
なお、このエレベータが設置されている建物は、一般階床において階高が異なる部分がある。このため、乗りかご8が一般階床にのみ停止させる通常運転時においても必要に応じて階間調整機構13による階間調整が行なわれる。
乗りかご8の走行中に異常検出部17が異常を検出したか否かが緊急時制御部16において判断され(S21)、異常を検出した場合には(S21のYES)、上下2つのかご室11、12を同時に最寄階に着床できるか否かが緊急時制御部16において判断される(S22)。
上下のかご室11、12が同時に最寄階に着床できると判断された場合には(S22のYES)、その後、ステップS23〜S25の制御が行われる。
一方、上下のかご室11、12を同時に最寄階に着床できないと判断された場合には(S22のNO)、重量検出部20によりかご室11、12内の積載重量が検出され(S26)、さらに、床面間距離検出部21により上下のかご室11、12の床面間距離が検出される(S50)。
ステップS26での検出、及び、ステップS50での検出が行われた後、重量検出部20が検出した積載重量と乗りかご8自体の重量とからなるかご側重量が、つり合い重り9の重量より大きいか否かが緊急時制御部16において比較される(S27)。
さらに、ステップS27の比較が行われた後、上下のかご室11、12の床面間距離が、着床しようとする2つの階床(2つの最寄階)の階高より小さいか否かが緊急時制御部16において判断される(S28、S36)。
かご側重量がつり合い重り9の重量より大きく(S27のYES)、上下のかご室11、12の床面間距離が着床しようとする2つの階床(2つの最寄階)の階高より小さい場合(S28のYES)には、先に上部かご室11を最寄階に着床させるように緊急時制御部16において判断され、その判断結果に基づいて巻上機4が駆動され、先に上部かご室11が上側の最寄階に着床する(S29)。この場合の状態は、例えば、図6(a)に示すようになる。なお、図6は、乗りかご8が一般階床にのみ停止される通常運転時には、階間調整機構13による階間調整は行なわれず、乗りかご8はかご室11、12の床面間距離“Y”が一定に保たれることを前提としているが、この第3の実施の形態では、乗りかご8が一般階床にのみ停止される通常運転時においても床面間距離“Y”が必要に応じて変化する。
つぎに、かご側重量がつり合い重り9の重量より大きく(S27のYES)、上下のかご室11、12の床面間距離が着床しようとする2つの階床(2つの最寄階)の階高より大きい場合(S28のNO)には、先に下部かご室12を最寄階に着床させるように緊急時制御部16において判断され、その判断結果に基づいて巻上機4が駆動され、先に下部かご室12が下側の最寄階に着床する(S30)。この場合の状態は、例えば、図6(b)に示すようになる。
ステップS29又はS30においてかご室11(又は12)が先に着床された場合には、その後、ステップS31〜S35の制御が行われる。
ステップS33において、乗りかご8を全体として下降させる場合、かご側重量がつり合い重り9の重量より大きいため、乗りかご8を下降させる方向への巻上機4の駆動時に巻上機4に作用する負荷を小さくすることができ、又は、巻上機4のブレーキを開放することにより巻上機4を駆動させずに乗りかご8を下降させることができる。
つぎに、かご側重量がつり合い重り9の重量より小さく(S27のNO)、上下のかご室11、12の床面間距離が着床しようとする2つの階床(2つの最寄階)の階高より小さい場合(S36のYES)には、先に下部かご室12を最寄階に着床させるように緊急時制御部16において判断され、その判断結果に基づいて巻上機4が駆動され、先に下部かご室12が下側の最寄階に着床する(S37)。この場合の状態は、例えば、図6(c)に示すようになる。
つぎに、かご側重量がつり合い重り9の重量より小さく(S27のNO)、上下のかご室11、12の床面間距離が着床しようとする2つの階床(2つの最寄階)の階高より大きい場合(S36のNO)には、先に上部かご室11を最寄階に着床させるように緊急時制御部16において判断され、その判断結果に基づいて巻上機4が駆動され、先に上部かご室11が上側の最寄階に着床する(S39)。この場合の状態は、例えば、図6(d)に示すようになる。
ステップS37又はS38においてかご室11(又は12)が先に着床された場合には、その後、ステップS39〜S41、及び、ステップS34、S35の制御が行われる。
このような構成において、地震や停電等の緊急時に、上下のかご室11、12を同時に最寄階に着床させることができない場合には、第1の実施の形態と同様に、緊急停止させる乗りかご8の一方のかご室11(又は12)を最寄階に着床させ、そのかご室11(又は12)内のエレベータ利用者を避難させる。そして、一方のかご室11(又は12)からの避難が終了した後、他方のかご室12(又は11)を他の最寄階に着床させ、他方のかご室12(又は11)内のエレベータ利用者を避難させる。
ここで、このエレベータでは、先に一方のかご室11(又は12)が着床する最寄階と、後からかご室12(又は11)が着床する最寄階とが異なる。このように、一方のかご室11(又は12)を最寄階に着床させた後に他方のかご室12(又は11)を異なる最寄階に着床させることにより、上述した特許文献1に記載されたように2つのかご室11、12を同じ階床に着床させる場合に比べて、後から着床させる他方のかご室12(又は11)の移動距離が小さくなる。これにより、乗りかご8を緊急停止させて一方のかご室11(又は12)を着床させ、その後に、他方のかご室12(又は11)を移動させて着床させる場合の二次災害のリスクを小さくすることができ、エレベータ利用者の避難時の安全性を高めることができる。
さらに、このエレベータでは、先に着床させるかご室11(又は12)を決定する場合に、かご室11、12内の積載重量を検出してかご側重量とつり合い重り9の重量とを比較し、及び、かご室11、12の床面間距離と着床させる最寄階の階高とを比較し、それらの比較結果に応じて先に着床させるかご室11(又は12)を決定している。このため、通常運転時において階間調整機構13によりかご室11、12の床面間距離を変動させるエレベータであっても、後からかご室12(又は11)を着床させる場合には、かご側重量とつり合い重り9の重量との差を利用し、巻上機4を軽負荷にて駆動することにより、又は、巻上機4のブレーキを開放することにより、乗りかご8を全体として下降させ又は上昇させることができ、巻上機4の駆動に要する消費エネルギーを削減することができる。特に、巻上機4のブレーキを解放して乗りかご8を下降又は上昇させる場合には、緊急時に電力供給が遮断された場合でもかご室11(又は12)内へのエレベータ利用者の閉じ込め事故を防止することができる。
4 巻上機
8 乗りかご
11、12 かご室
13 階間調整機構
14、15 ドア
17 異常検出部
20 重量検出部
21 床面間距離検出部
8 乗りかご
11、12 かご室
13 階間調整機構
14、15 ドア
17 異常検出部
20 重量検出部
21 床面間距離検出部
Claims (5)
- 上下に配置された2つのかご室を有する乗りかごを備えるダブルデッキ型エレベータを制御するエレベータ制御装置において、
前記乗りかごを緊急停止させる必要がある異常を検出する異常検出部と、
前記異常が検出されて前記乗りかごが緊急停止される場合に、2つの前記かご室が同時に着床できるか否かを判断する手段と、
2つの前記かご室が同時に着床できない場合に、一方の前記かご室を一つの階床に着床させる手段と、
着床した一方の前記かご室のドアが戸開及び戸閉された後に、他方の前記かご室を他の階床に着床させる手段と、
を備えることを特徴とするエレベータ制御装置。 - 前記かご室内の積載重量を検出する重量検出部と、
前記重量検出部が検出した積載重量と前記乗りかご自体の重量とからなるかご側重量と、前記乗りかごにメインロープを介して連結されたつり合い重りの重量とを比較する手段と、
前記比較する手段による比較結果に基づいて2つの前記かご室のいずれを先に着床させるかを判断する手段と、
を備えることを特徴とする請求項1記載のエレベータ制御装置。 - 2つの前記かご室の床面間距離を調節可能な階間調整機構と、
2つの前記かご室の床面間距離を検出する床面間距離検出部と、
前記かご室内の積載重量を検出する重量検出部と、
前記重量検出部が検出した積載重量と前記乗りかご自体の重量とからなるかご側重量と、前記乗りかごにメインロープを介して連結されたつり合い重りの重量とを比較する第1の比較手段と、
2つの前記かご室の床面間距離と、2つの前記かご室が着床する2つの階床の階高とを比較する第2の比較手段と、
前記第1の比較手段による比較結果と前記第2の比較手段による比較結果とに基づいて2つの前記かご室のいずれを先に着床させるかを判断する手段と、
を備えることを特徴とする請求項1記載のエレベータ制御装置。 - 他方の前記かご室を他の階床に着床させる手段は、前記乗りかごを昇降させる巻上機を、前記乗りかご側のかご側重量と前記つり合い重りの重量とのうち重量が大きいほうを下降させるように駆動することを特徴とする請求項2又は3記載のエレベータ制御装置。
- 他方の前記かご室を他の階床に着床させる手段は、前記乗りかごを昇降させる巻上機のブレーキを開放し、前記乗りかご側のかご側重量と前記つり合い重りの重量とのうち重量が大きいほうを下降させることを特徴とする請求項2又は3記載のエレベータ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008215416A JP2010047401A (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | エレベータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008215416A JP2010047401A (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | エレベータ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010047401A true JP2010047401A (ja) | 2010-03-04 |
Family
ID=42064839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008215416A Pending JP2010047401A (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | エレベータ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010047401A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2008
- 2008-08-25 JP JP2008215416A patent/JP2010047401A/ja active Pending
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