JP2010034994A - デジタル放送受信装置およびデジタル放送受信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 第1のデジタル放送から第2のデジタル放送への切替えを素早く円滑に行うことのできるデジタル放送受信装置を提供する。
【解決手段】 デジタル放送受信装置100は、12セグ放送のストリームデータから分離された映像ストリームデータをデコード処理する12セグビデオデコード部105と、1セグ放送のストリームデータから分離された映像ストリームデータをデコード処理する1セグビデオデコード部112と、12セグ放送が選択されているときに、1セグ放送の映像ストリームデータを保持するストリームバッファ111とを備える。12セグビデオデコード部105は、12セグ放送から1セグ放送へ出力表示の選択が切り換えられたときに、ストリームバッファ111に保持された1セグ放送の映像ストリームデータを高速デコード処理する。
【選択図】 図1
【解決手段】 デジタル放送受信装置100は、12セグ放送のストリームデータから分離された映像ストリームデータをデコード処理する12セグビデオデコード部105と、1セグ放送のストリームデータから分離された映像ストリームデータをデコード処理する1セグビデオデコード部112と、12セグ放送が選択されているときに、1セグ放送の映像ストリームデータを保持するストリームバッファ111とを備える。12セグビデオデコード部105は、12セグ放送から1セグ放送へ出力表示の選択が切り換えられたときに、ストリームバッファ111に保持された1セグ放送の映像ストリームデータを高速デコード処理する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、二つのデジタル放送で同時に送信される同一番組の複数のストリームデータを受信する機能を有するデジタル放送受信装置に関し、特に、二つのデジタル放送のストリームを切換えて映像をデコードして表示出力する技術に関するものである。
日本の地上波デジタル放送では、伝送帯域を13のセグメントに分割し、セグメント単位で変調方式を変更して伝送可能である。すなわち、複数種類の変調方式を組み合わせて伝送することができる。例えば、13セグメントのうち、12セグメントを用いて固定受信機向けに高精細放送を送信し、1セグメントを用いて携帯受信機向けに簡易放送を送信することが可能である。12セグメントを使用する階層は、デジタル放送の送信電波強度が弱いため弱階層と呼ばれ、1セグメントを使用する階層は、デジタル放送の送信電波強度が強いため強階層と呼ばれる。1セグメントを使用する階層は、12セグメントを使用する階層よりもノイズ耐性の強い変調方式で変調しているため、12セグメントを使用する階層よりも受信環境が悪い環境下での受信が可能となり、送信強度が強い階層となる。なお、12セグメントと1セグメントに分割する以外にも、3セグメントと9セグメントなどに分割したデジタル放送の伝送方式も考えられる。また、12セグメントを用いた階層では、12セグメントを使用して高精細放送(HD放送)の番組を送信する場合と、12セグメントの内の4セグメントを使用して標準画質放送(SD放送)の番組を送信する場合がある。
12セグメント放送(単に、12セグ放送ともいう)は、広い伝送帯域を利用して高精細な映像と音声を提供できるが、ノイズに弱く、移動しながらの受信には不向きである。一方、1セグメント放送(単に、1セグ放送ともいう)は、伝送帯域は狭く映像と音声は簡易な放送となるが、12セグメント放送よりもノイズに強く移動しながらの受信にも適している。そして、近年、上記のような特徴を持つ12セグメント放送および1セグメント放送で同一の番組を提供するサイマル放送が実施されている。
従来のデジタル放送受信装置としては、弱階層の12セグメント放送と強階層の1セグメント放送の両方に対応可能であり、同一番組の12セグメント放送と1セグメント放送をそれぞれ受信状態に応じて12セグメント放送と1セグメント放送を切換えて映像と音声を出力する車載向けのデジタル放送受信装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この従来のデジタル放送受信装置では、チューナーからの電界強度、復調器からのビット誤り率とデコーダからのブロックノイズのマクロブロック数のいずれかを参照して、出力する12セグメント放送と1セグメント放送を選択し出力を切換えていた。
特開2005−277873号公報(第1図)
従来のデジタル放送受信装置においては、12セグメント放送の受信状態が良好であれば、高精細放送を提供する12セグメント放送を出力し、移動により12セグメント放送の受信状態が悪化し十分な映像と音声出力が困難になった場合に、受信状態が悪くとも放送受信が可能である1セグメント放送の同一番組の放送に切換える。しかしながら、上記従来のデジタル放送受信装置では、12セグメント放送から1セグメント放送への詳しい切換え処理に関して言及されていない。
このような従来のデジタル放送受信装置では、例えば、12セグメント放送から1セグメント放送へ切換えることを決定してから、1セグメント放送のストリームデータを受信し、受信したストリームデータから映像ストリームデータを抽出しデコードするまでの間、表示映像を出力することができず、受信状態が悪化した12セグメント放送の最後の乱れた映像を出力するかブラックアウトした出力画面を長期間表示することとなり、ユーザーに不快感を与えてしまうという問題がある。
ビデオデータを圧縮符号化した映像ストリームデータはフレーム間の差分データを圧縮処理しているため、フレーム間の差分データをとる元となる画面内予測フレーム(イントラフレームまたはIフレームとも呼ぶ)をデコードしない限り、それに続く画面間予測フレーム(Pフレームとも呼ぶ)をデコードすることができないため、イントラフレームのデータを含む映像ストリームデータを受信するまでデコード処理ができず、1セグメント放送の場合、イントラフレームと次のイントラフレームの表示時間として2秒程度の間隔があり、最大では5秒の間隔が開くことがあるという問題がある。
そこで、12セグメント放送と1セグメント放送の両方の映像ストリームデータをデコードしておき出力を切換える方法も考えられるが、その場合には、常時両放送の映像ストリームデータをデコードする必要があるため、消費電力が増大してしまうという問題がある。
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、第1のデジタル放送から第2のデジタル放送への切替えを素早く円滑に行うことのできるデジタル放送受信装置を提供することを目的とする。
本発明のデジタル放送受信装置は、同一番組を同時に送信する第1のデジタル放送と第2のデジタル放送の複数のストリームデータを受信する機能を有するデジタル放送受信装置であって、前記第1のデジタル放送は、前記第2のデジタル放送より伝送帯域が大きく設定されており、かつ、前記第2のデジタル放送は、前記第1のデジタル放送より送信電波強度が強く設定されており、前記デジタル放送受信装置は、前記第1のデジタル放送のストリームデータから分離された映像ストリームデータをデコード処理する第1のビデオデコード手段と、前記第2のデジタル放送のストリームデータから分離された映像ストリームデータをデコード処理する第2のビデオデコード手段と、前記第1のデジタル放送の受信品質に応じて、前記第1のデジタル放送と前記第2のデジタル放送のいずれか一方を表示出力として選択するデジタル放送の切替え制御を行う制御手段と、前記第1のデジタル放送が選択されているときに、前記第2のデジタル放送の映像ストリームデータを保持するストリーム保持手段と、を備え、前記第1のビデオデコード手段は、前記第1のデジタル放送から前記第2のデジタル放送へ表示出力の選択が切り換えられたときに、前記ストリーム保持手段に保持された前記第2のデジタル放送の映像ストリームデータを、前記第2のビデオデコード手段より高速にデコード処理する構成を有している。
本発明のデジタル放送受信方法は、同一番組を同時に送信する第1のデジタル放送と第2のデジタル放送の複数のストリームデータを受信する機能を有するデジタル放送受信装置において用いられるデジタル放送受信方法であって、前記第1のデジタル放送は、前記第2のデジタル放送より伝送帯域が大きく設定されており、かつ、前記第2のデジタル放送は、前記第1のデジタル放送より送信電波強度が強く設定されており、前記デジタル放送受信装置は、前記第1のデジタル放送のストリームデータから分離された映像ストリームデータをデコード処理する第1のビデオデコード手段と、前記第2のデジタル放送のストリームデータから分離された映像ストリームデータをデコード処理する第2のビデオデコード手段を備えており、前記デジタル放送受信方法は、前記第1のデジタル放送の受信品質に応じて、前記第1のデジタル放送と前記第2のデジタル放送のいずれか一方を表示出力として選択するデジタル放送の切替え制御を行い、前記第1のデジタル放送が選択されているときに、前記第2のデジタル放送の映像ストリームデータを保持し、前記第1のデジタル放送から前記第2のデジタル放送へ表示出力の選択が切り換えられたときに、前記第1のビデオデコード手段を用いて、前記ストリーム保持手段に保持された前記第2のデジタル放送の映像ストリームデータを、前記第2のビデオデコード手段より高速にデコード処理する。
本発明は、第1のデジタル放送から第2のデジタル放送へ選択が切り換えられたときに、第1のデジタル放送が選択されているときに保持しておいた第2のデジタル放送の映像ストリームデータを、第1のビデオデコード手段を用いて高速にデコード処理することにより、第1のデジタル放送から第2のデジタル放送への切替えを素早く円滑に行うことができるという効果を有するデジタル放送受信装置を提供することができるものである。
以下、本発明の実施の形態のデジタル放送受信装置について、図面を用いて説明する。本実施の形態では、二つのデジタル放送(12セグ放送と1セグ放送)でサイマル放送される同一番組を受信するデジタル放送受信装置の場合を例示する。このデジタル放送受信装置は、例えば、携帯電話機、携帯TV、ポータブルナビゲーション機器等の携帯端末や、車載向けナビゲーション機器などに適用される。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態のデジタル放送受信装置を、図1〜図8を参照して説明する。ここでは、まず、本実施の形態のデジタル放送受信装置の構成について説明する。
本発明の第1の実施の形態のデジタル放送受信装置を、図1〜図8を参照して説明する。ここでは、まず、本実施の形態のデジタル放送受信装置の構成について説明する。
図1は、本実施の形態のデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、デジタル放送受信装置100は、12セグ放送の受信データを処理するための構成として、12セグチューナー101と、12セグ復調部102と、12セグ多重分離部103と、12セグ用のストリームバッファ104と、12セグビデオデコード部105と、12セグ用のフレームバッファ106を備えている。
12セグチューナー101は、アンテナで受信したデジタル放送波から弱階層のデジタル放送である12セグメント放送の指定された番組の変調データを受信する。また、変調データの受信強度を表す電界強度を測定し、測定した電界強度値を制御部115へ送信する。
12セグ復調部102は、12セグチューナー101からの変調データを復調し、復調したトランスポートストリーム(TS)データを12セグ多重分離部103へ出力する。また、復調時のトランスポートストリームデータのビットエラー率を計測し、計測したビットエラー率を制御部115へ送信する。
12セグ多重分離部103は、12セグ復調部102からのトランスポートストリームデータを入力とし、入力されたトランスポートストリームデータにスクランブルがかかった状態であればスクランブルを解除(デスクランブル処理)し、多重化されたトランスポートストリームから、映像ストリームデータ、音声ストリームデータと、番組情報を含むセクションデータに分離して、分離した各データをストリームバッファ104へ出力する。
ストリームバッファ104は、12セグ多重分離部103から入力されるデータを保持する。入力された映像ストリームデータは12セグビデオデコード部105でデコード処理され、音声ストリームデータは図示していない音声デコード部で音声デコードされ外部スピーカー等に出力される。セクションデータは図示していないCPU等のプロセッサ部で別途必要な処理がなされる。
12セグビデオデコード部105は、ストリームバッファ104に保持された映像ストリームデータを入力としデコード処理をしてビデオデータをフレームバッファ106へ出力する。
フレームバッファ106は、12セグビデオデコード部105でデコードされたビデオデータを保持する。
また、図1に示すように、デジタル放送受信装置100は、1セグ放送の受信データを処理するための構成として、1セグチューナー107と、1セグ復調部108と、1セグ多重分離部109と、Iフレーム検出部110と、1セグ用のストリームバッファ111と、1セグビデオデコード部112と、1セグ用のフレームバッファ113を備えている。
1セグチューナー107は、アンテナで受信したデジタル放送波から強階層のデジタル放送である1セグメント放送の指定された番組の変調データを受信する。また、変調データの受信強度を表す電界強度を測定し、測定した電界強度値を制御部115へ送信する。
1セグ復調部108は、1セグチューナー107からの変調データを復調し、復調したトランスポートストリーム(TS)データを1セグ多重分離部109へ出力する。また、復調時のトランスポートストリームデータのビットエラー率を計測し、計測したビットエラー率を制御部115へ送信する。
1セグ多重分離部109は、1セグ復調部108からのトランスポートストリームデータを入力とし、多重化されたトランスポートストリームから、映像ストリームデータ、音声ストリームデータと、番組情報を含むセクションデータに分離して、分離した各データをストリームバッファ111へ出力する。
Iフレーム検出部110は、1セグ多重分離部109で分離された映像ストリームデータからフレーム先頭を表す同期語を検出、その後に続くフレームヘッダ情報を解析してフレームのピクチャ種別を特定しイントラフレームの映像ストリームデータの先頭データを検出する。
ストリームバッファ111は、1セグ多重分離部109から入力されるデータを保持する。入力された映像ストリームデータは1セグビデオデコード部112でデコード処理され、音声ストリームデータは図示していない音声デコード部で音声デコードされ外部スピーカー等に出力される。セクションデータは図示していないCPU等のプロセッサ部で別途必要な処理がなされる。
ここでは、1セグ多重分離部109、Iフレーム検出部110、ストリームバッファ111によって、1セグ多重分離ブロック(図1において点線で示した)が形成されているともいえる。
1セグビデオデコード部112は、ストリームバッファ111に保持された映像ストリームデータを入力としデコード処理をしてビデオデータをフレームバッファ113へ出力する。
フレームバッファ113は、1セグビデオデコード部112でデコードされたビデオデータを保持する。
また、図1に示すように、このデジタル放送受信装置100は、表示出力部114と、制御部115と、液晶ディスプレイ(LCD)116を備えている。
表示出力部114は、フレームバッファ106に保持された12セグメント放送のビデオデータとフレームバッファ113に保持された1セグメント放送のビデオデータを入力とし、制御部115から指示された放送側のビデオデータを選択し、外部表示装置へ出力するのに必要な拡大・縮小処理、回転処理、高画質化処理等の画像処理を実行しLCD116へ出力する。
制御部115は、12セグチューナー101からの電界強度、12セグ復調部102からのビットエラー率、1セグチューナー107からの電界強度と1セグ復調部108からのビットエラー率を入力とし、これら電界強度とビットエラー率から受信している12セグメント放送と1セグメント放送の品質を判断し、12セグメント放送の受信品質が所定の品質以上であれば12セグメント放送の出力を選択し、12セグメント放送の受信品質が所定の品質を下回り、1セグメント放送の受信品質が所定の品質以上であれば1セグメント放送の出力を選択し、さらには1セグメント放送の受信品質が所定の品質を下回っていればどちらの放送も出力しないことを選択する。選択した結果に応じて、表示出力部114へ出力するビデオデータを指示し、12セグチューナー101、12セグ復調部102、12セグ多重分離部103、12セグビデオデコード部105、1セグチューナー107、1セグ復調部108、1セグ多重分離部109と1セグビデオデコード部112に必要な制御指示を出力する。
なお、別途セクションデータ処理やEPG情報等から12セグメント放送と同一番組の1セグメント放送の番組が放送されていない点を検出した場合には、1セグメント放送の出力は選択しない。
また、このデジタル放送受信装置100は、電源クロック制御部117〜122を備えている。
電源クロック制御部117〜122は、電源電圧とクロックを制御するブロックであり、クロック停止、あるいは電源遮断を実行する。電源クロック制御部117は12セグチューナー101と12セグ復調部102の電源とクロックを制御し、電源クロック制御部118は12セグ多重分離部103の電源とクロックを制御し、電源クロック制御部119は12セグビデオデコード部105の電源とクロックを制御する。電源クロック制御部120は1セグチューナー107と1セグ復調部108の電源とクロックを制御し、電源クロック制御部121は1セグ多重分離部109の電源とクロックを制御し、電源クロック制御部122は1セグビデオデコード部112の電源とクロックを制御する。
なお、ストリームバッファ104、フレームバッファ106、ストリームバッファ111、フレームバッファ113は同一のSDRAM上のメモリ領域に確保してもよい。
ここで、映像ストリームデータについて説明する。図2は、1セグメント放送の映像ストリームデータを構成するフレームシーケンスの説明図である。図2に示すように、映像ストリームデータを構成する複数のフレームは、横軸の時間軸方向に表示する順序で並んでいる。図2では、IまたはPと書かれた矩形は1枚のフレームを表している。Iと記載したフレームはイントラフレームを表し、Pと記載したフレームは画面間予測フレームを表す。このように、映像ストリームデータは、表示順序と同じ並びのフレームのデータ順序で構成される。
以上のように構成された第1の実施の形態のデジタル放送受信装置100について、図面を用いてその動作を説明する。
図3は、第1の実施の形態のデジタル放送受信装置100を用いたデジタル放送受信動作の処理フローを示す図である。図3に示すように、デジタル放送受信開始時においては、12セグチューナー101と12セグ復調部102、1セグチューナー107と1セグ復調部108を動作させて、ユーザーにより指定された放送局の番組を、12セグメント放送と1セグメント放送の番組を受信する。そして、それぞれの放送波の電界強度とビットエラー率を取得し、制御部115により12セグメント放送と1セグメント放送のどちらの放送を出力するかを決定する(S100)。
制御部115による決定(S100)の結果、12セグメント放送の受信品質が所定の品質以上であった場合は、高精細な映像と音声を出力できる12セグメント放送を選択し出力する(S101)。この12セグメント放送受信出力処理については、図面を用いて後述する。
12セグメント放送の出力中に、12セグメント放送の受信品質が所定の品質を下回り(S102)、1セグメント放送の受信品質が所定の品質以上であった場合(S103)、1セグメント放送を出力するように切換え処理が行われる(S104)。この12セグ放送から1セグ放送への切換え処理についても、図面を用いて後述する。
制御部115による決定(S100)の結果、12セグメント放送の受信品質が所定の品質を下回り、1セグメント放送の受信品質が所定の品質以上であった場合は、1セグメント放送を選択し出力する(S105)。この1セグメント放送受信出力処理については、図面を用いて後述する。
1セグメント放送の出力中に、1セグメント放送の受信品質が所定の品質を下回った場合には(S106)、受信出力不可通知処理が行われる。この受信出力不可通知処理についても、図面を用いて後述する。
1セグメント放送の出力中に、12セグメント放送の受信品質が所定の品質以上であった場合(S107)、12セグメント放送を出力するように切換え処理が行われる(S108)。この1セグ放送から12セグ放送への切換え処理についても、図面を用いて後述する。
制御部115による決定(S100)の結果、12セグメント放送と1セグメント放送のいずれの受信品質も所定の品質を下回った場合には、受信出力不可通知処理が行われる(S109)。
(12セグメント放送受信出力処理)
ここで、12セグメント放送受信出力処理について、図4を用いて説明する。図4は、12セグメント放送受信出力処理の処理フローを示す図である。12セグメント放送受信出力処理では、12セグメント放送を受信し出力する場合に使用する12セグチューナー101、12セグ復調部102、12セグ多重分離部103、ストリームバッファ104、12セグビデオデコード部105、フレームバッファ106と表示出力部114を動作させる。
ここで、12セグメント放送受信出力処理について、図4を用いて説明する。図4は、12セグメント放送受信出力処理の処理フローを示す図である。12セグメント放送受信出力処理では、12セグメント放送を受信し出力する場合に使用する12セグチューナー101、12セグ復調部102、12セグ多重分離部103、ストリームバッファ104、12セグビデオデコード部105、フレームバッファ106と表示出力部114を動作させる。
具体的には、図4に示すように、12セグチューナー101、12セグ復調部102、12セグ多重分離部103、12セグビデオデコード部105を起動して受信・デコードを実行し(S111)、12セグビデオデコード部105のデコードフレームを表示出力部114からLCD116へ出力する(S112)。
1セグチューナー107、1セグ復調部108、1セグ多重分離部109、Iフレーム検出部110、ストリームバッファ111は、12セグメント放送から1セグメント放送への切換え時に備えて、12セグメント放送受信、出力中においても動作させる。そして、1セグチューナー107、1セグ復調部108と1セグ多重分離部109により、12セグメント放送の番組と同一番組のストリームデータを受信しストリームバッファ111へ保存する(S113)。
ただし、1セグ多重分離部109により分離された映像ストリームデータに対しては、Iフレーム検出部110によりイントラフレームの先頭データを検出し、検出したイントラフレームの先頭データからのストリームデータをストリームバッファ111へ保存するように動作する。映像ストリームデータの保存処理に際しては、次のイントラフレームの先頭データを検出し保存する段階では以前のイントラフレームの先頭データから検出したイントラフレームの先頭データ以前までのストリームデータは破棄してもよい。このようにイントラフレームの先頭データから保存することでストリームバッファ111の確保しておくメモリ容量を軽減することができる。
この場合、1セグメント放送は出力しないため、電源クロック制御部122により1セグビデオデコード部112の電源遮断、またはクロック停止をするように制御部115から指示が出力される。このようにして、1セグビデオデコード部112を低電力モードへ遷移させる(S114)。
(1セグメント放送受信出力処理)
つぎに、1セグメント放送受信出力処理について、図5を用いて説明する。図5は、1セグメント放送受信出力処理の処理フローを示す図である。1セグメント放送受信出力処理では、1セグメント放送を受信し出力する場合に使用する1セグチューナー107、1セグ復調部108、1セグ多重分離部109、ストリームバッファ111、1セグビデオデコード部112、フレームバッファ113と表示出力部114を動作させる。
つぎに、1セグメント放送受信出力処理について、図5を用いて説明する。図5は、1セグメント放送受信出力処理の処理フローを示す図である。1セグメント放送受信出力処理では、1セグメント放送を受信し出力する場合に使用する1セグチューナー107、1セグ復調部108、1セグ多重分離部109、ストリームバッファ111、1セグビデオデコード部112、フレームバッファ113と表示出力部114を動作させる。
具体的には、図5に示すように、1セグチューナー107、1セグ復調部108、1セグ多重分離部109、1セグビデオデコード部112を起動して受信・デコードを実行し(S121)、1セグビデオデコード部112のデコードフレームを表示出力部114からLCD116へ出力する(S122)。
このとき、12セグチューナー101は、停止している場合には起動し(S123)、12セグメント放送の放送波を受信し電界強度を計測して12セグメント放送の受信品質が所定品質以上に回復するのを検出する。
この場合、12セグメント放送は出力しないため、電源クロック制御部118と電源クロック制御部119により12セグ多重分離部103と12セグビデオデコード部105の電源遮断、またはクロック停止をするように制御部115から指示が出力される。このようにして、12セグビデオデコード部105を低電力モードへ遷移させる(S124)。なお、電源クロック制御部117により、12セグ復調部102の電源遮断、またはクロック停止をしてもよい。
(受信出力不可通知処理)
つぎに、受信出力不可通知処理について、図6を用いて説明する。図6は、受信出力不可通知処理の処理フローを示す図である。図6に示すように、この受信出力不可通知処理では、表示出力部114からLCD116へデジタル放送の受信ができない旨を表示出力させる(S131)。
つぎに、受信出力不可通知処理について、図6を用いて説明する。図6は、受信出力不可通知処理の処理フローを示す図である。図6に示すように、この受信出力不可通知処理では、表示出力部114からLCD116へデジタル放送の受信ができない旨を表示出力させる(S131)。
(12セグ放送から1セグ放送への切換え処理)
12セグ放送から1セグ放送への切換え処理は、本発明の特徴的な動作であり、例えば、12セグメント放送を受信、出力時において、デジタル放送受信装置100を移動中に使用等した結果、12セグメント放送の受信品質が所定の品質を下回り、受信出力動作を十分に実行できない状態となって1セグメント放送の受信、出力に切換える場合の動作である。
12セグ放送から1セグ放送への切換え処理は、本発明の特徴的な動作であり、例えば、12セグメント放送を受信、出力時において、デジタル放送受信装置100を移動中に使用等した結果、12セグメント放送の受信品質が所定の品質を下回り、受信出力動作を十分に実行できない状態となって1セグメント放送の受信、出力に切換える場合の動作である。
具体的には、12セグチューナー101と12セグ復調部102からの電界強度とビットエラー率により制御部115が12セグメント放送の受信品質が所定の品質を下回ったのを検出すると、まず1セグチューナー107からの電界強度から1セグメント放送の受信品質を確認する。そして、1セグメント放送の受信品質が所定の品質以上であり、受信出力している12セグメント放送の番組と同一の番組を受信している場合は1セグメント放送の受信、出力に切換える。なお、1セグメント放送の受信品質が所定の品質を下回っている場合は受信出力できる放送がないため、表示出力部114からLCD116へデジタル放送の受信ができない旨を画面表示しユーザーへ通知する。
ここで、12セグ放送から1セグ放送への切換え処理について、図面を用いてより詳細に説明する。図7は、12セグ放送から1セグ放送への切換え処理の処理フローを示す図である。図7に示すように、12セグ放送から1セグ放送への切換え処理が開始されると、ストリームバッファ111に保存していた1セグメント放送の映像ストリームデータの高速デコード処理を、12セグビデオデコード部105で実行する(S141)。12セグメント放送の映像は1セグメント放送の映像よりも高精細(例えば、解像度1920×1080、60フィールド/秒に対して解像度320×240、15フレーム/秒)であるため、12セグビデオデコード部105は1セグビデオデコード部112よりもデコード性能が高く、高速デコードする際の速度は12セグビデオデコード部105を用いた方が速い。
ビデオデコード部105による高速デコード処理を実行し、切換え後の表示可能なフレームを検出すると(S142)、表示出力部114からLCD116へ表示出力しているフレームをフレームバッファ106に格納している12セグメント放送のフレームデータからフレームバッファ113に格納した切換え後の1セグメント放送の表示フレームデータに切換える(S143)。
その場合、フレームをデコード処理する度にデコードしたフレームの表示時刻情報(例えばPTS(Present Time Stamp)情報)から切換え後に表示可能なフレームデータを検出し切換え後の表示フレームを決定する。ここで表示可能なフレームとは、表示時刻情報が現在の時刻よりも過去の時刻ではなく、現在よりも先の時刻で切換えて表示出力する際に同期が取れるフレームを意味する。1セグビデオデコード部112は、通常再生のフレームレートでのデコード処理よりも高速にデコード処理が可能であり、通常、ビデオデコード部は早送り機能への対応等により高速デコード処理は可能である。
この1セグメント放送のフレームに表示切換えと並行して、切換え後の表示フレームを決定すると、12セグメントビデオデコード部105のデコード速度を通常再生のフレームレートに変更し(S144)、Iフレーム検出部110で次のイントラフレームを検出すると、直前の画面間予測フレーム(Pフレーム)までのデコード処理を12セグメントビデオデコード部105で実行し、続くイントラフレームのデコード処理からは1セグビデオデコード部112による通常再生フレームレートでのデコード処理に変更し1セグメント放送の受信出力処理を継続する(S145)。そして、1セグメント放送の受信出力処理では不必要な処理となるIフレーム検出部110の処理を停止させる。(S146)。
図7の処理フローとする場合、12セグビデオデコード部105は12セグメント放送の映像ストリームデータに加えて1セグメント放送の映像ストリームデータのデコードにも対応する必要がある。12セグメント放送の映像ストリームデータの動画圧縮伸長規格(MPEG−2)と1セグメント放送の映像ストリームデータの動画圧縮伸長規格(H .264)とで規格が異なるためである。このような12セグビデオデコード部105の実現構成の1つとしては、それぞれの規格で処理が異なる部分の処理に対してプログラマブルに対応可能な専用回路またはDSPと、共通の処理部分を処理する専用回路とで構成された回路が考えられる。
なお、12セグメント放送から1セグメント放送への切換え処理として、図7とは別の方法を用いてもよい。例えば、予めストリームバッファ111に保存していた1セグメント放送の映像ストリームデータのイントラフレームからのフレームデコードは、1セグビデオデコード部112により最大処理性能で通常のフレームレート(1セグメント放送の場合15フレーム/秒)よりも高速にデコードしてもよい。
(1セグ放送から12セグ放送への切換え処理)
1セグ放送から12セグ放送への切換え処理は、1セグメント放送を受信、出力時において、本発明のデジタル放送受信装置100を移動中に使用する等で12セグメント放送の受信品質が所定の品質以上に回復し、1セグメント放送の受信、出力に切換える場合の動作である。
1セグ放送から12セグ放送への切換え処理は、1セグメント放送を受信、出力時において、本発明のデジタル放送受信装置100を移動中に使用する等で12セグメント放送の受信品質が所定の品質以上に回復し、1セグメント放送の受信、出力に切換える場合の動作である。
具体的には、12セグチューナー101からの電界強度により制御部115が12セグメント放送の受信品質が安定して所定の品質以上になったのを検出すると、12セグメント放送の受信、出力に切換える。
ここで、1セグ放送から12セグ放送への切換え処理について、図面を用いてより詳細に説明する。図8は、1セグ放送から12セグ放送への切換え処理の処理フローを示す図である。図8に示すように、1セグ放送から12セグ放送への切換え処理が開始されると、12セグ復調部102、12セグ多重分離部103、12セグビデオデコード部105の低電力モードを解除して起動し、12セグメント放送波の復調処理、多重分離処理とビデオデコード処理を開始する(S151)。
そして、12セグビデオデコード部105からフレームバッファ106に出力される表示切換え後のフレームデータが出力されるまで待機し(S152)、表示切換え後のフレームデータが出力されると、表示出力部114からLCD116への表示出力を1セグビデオデコード部112からのフレームデータからフレームバッファ106に格納した12セグメント放送の表示切換え後のフレームデータに切換える(S153)。
この切換え処理においては、1セグメント放送の受信出力は安定動作しているため、12セグメント放送への切換えを特に急ぐ必要はない。したがって、12セグビデオデコード部105によるデコード処理は高速デコードにより表示フレームへデコード処理を追いつく必要はなく、イントラフレームのデコード処理から開始してもよい。
なお、制御部115の処理は、CPUでのプロセッサ処理で実現することが考えられるが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、別途、専用回路でのシーケンス処理で実現してもよい。
このような本発明の第1の実施の形態のデジタル放送受信装置100によれば、12セグ放送から1セグ放送へ選択が切り換えられたときに、12セグ放送が選択されているときに保持しておいた1セグ放送の映像ストリームデータを、12セグビデオデコード部105を用いて高速にデコード処理することにより、12セグ放送から1セグ放送への切替えを素早く円滑に行うことができる。
すなわち、本実施の形態のデジタル放送受信装置100では、12セグ放送の受信状態に応じて12セグ放送と1セグ放送との間で出力する放送を切換え、切換え時においても切換え後の表示画像の出力が遅くならないようにすることができ、併せて低消費電力を実現することができる。
具体的には、本実施の形態のデジタル放送受信装置100では、12セグ放送の受信状態に応じて、12セグ放送と1セグ放送の表示出力を切換えることが可能であり、12セグ放送から1セグ放送への切換え時において、あらかじめストリームバッファに保存した1セグ放送のイントラフレームを含む映像ストリームデータを用いて、切換え後に必要なフレームデータを12セグビデオデコード部105で高速デコードして用意することができる。そのため、1セグ放送への切換え後の映像出力を即座に実行できる。さらに、12セグビデオデコード部105と1セグビデオデコード部112の両方を常時実行させずに、両者を使い分けて低電力モードとするため、低消費電力での実行が可能である。
このようなデジタル放送受信装置100によれば、12セグ放送の受信状態に応じて、12セグ放送と1セグ放送の表示出力を切換えることが可能であり、12セグ放送から1セグ放送への切換え時において、ユーザーに不快感を与えないように、切換え後の映像出力を即座に出力することを、低消費電力で実行することができる。
このデジタル放送受信装置100では、使用されていないビデオデコード部105、112が低電力モードに設定されるので、装置の省電力化が可能になる。
また、このデジタル放送受信装置100では、12セグ放送から1セグ放送へ選択が切り換えられたときに、ストリームバッファ111に保持しておいたイントラフレームのデータを用いて、1セグ放送の映像ストリームデータのデコード処理をすぐに開始することができる。したがって、12セグ放送から1セグ放送への切替えを素早く円滑に行うことができる。
以上のようなデジタル放送受信装置100によれば、受信状況に応じて12セグメント放送と1セグメント放送との間で受信出力を切換える場合、特に、12セグメント放送の受信状況が悪化し1セグメント放送へ受信出力を切換える際にも、あらかじめバッファ111に保存した1セグメント放送のイントラフレームを含む映像ストリームデータを用いて、切換え後に必要なフレームデータを12セグビデオデコード部105で高速デコードして用意するため、切換え後の映像出力を即座に実行できる。その上、12セグメント放送用のビデオデコード部105と1セグメント放送用のビデオデコード部112の両方を常時実行させずに使い分けて低電力モードとするため低消費電力での実行を可能とする。さらには、1セグメント放送用のビデオデコード部112よりも高性能な12セグメント放送用のビデオデコード部105を1セグメント放送の映像ストリームのデコード処理にも対応させ、1セグメント放送の映像ストリームを1セグメント放送用のビデオデコード部112よりもさらに高速でデコード処理することで表示切換えにかかる時間をさらに短縮することが可能である。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態のデジタル放送受信装置を、図9〜図13を参照して説明する。ここでは、本実施の形態のデジタル放送受信装置の構成が、第1の実施の形態と相違する点を中心に説明する。つまり、ここで特に言及しない限り、本実施の形態のデジタル放送受信装置の構成は、第1の実施の形態と同様である。
次に、本発明の第2の実施の形態のデジタル放送受信装置を、図9〜図13を参照して説明する。ここでは、本実施の形態のデジタル放送受信装置の構成が、第1の実施の形態と相違する点を中心に説明する。つまり、ここで特に言及しない限り、本実施の形態のデジタル放送受信装置の構成は、第1の実施の形態と同様である。
図9は、本実施の形態のデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。図9に示すように、デジタル放送受信装置200は、12セグ放送と1セグ放送に共通のビデオデコード部201とフレームバッファ202と電源クロック制御部203を備えている。
このビデオデコード部201は、ストリームバッファ104に保持された12セグメント放送の映像ストリームデータとストリームバッファ111に保持された1セグメント放送の映像ストリームデータを入力とし、制御部115の指示により指示された映像ストリームデータをデコードし、デコードしたビデオデータをフレームバッファ202へ出力する12セグメント放送と1セグメント放送の映像ストリームデータの両方に対応したデコード機能を備えている。
ビデオデコード部201は、12セグメント放送の映像ストリームデータに加えて1セグメント放送の映像ストリームデータのデコードにも対応する必要がある。12セグメント放送の映像ストリームデータの動画圧縮伸長規格(MPEG−2)と1セグメント放送の映像ストリームデータの動画圧縮伸長規格(H.264)とで規格が異なるためである。このようなビデオデコード部201の実現構成の1つとしては、それぞれの規格で処理が異なる部分の処理に対してプログラマブルに対応可能な専用回路またはDSPと、共通の処理部分を処理する専用回路とで構成された回路が考えられる。
フレームバッファ202は、ビデオデコード部201でデコードされた12セグメント放送と1セグメント放送のビデオデータを保持する。また、電源クロック制御部203は、制御部115の指示によりビデオデコード部201の動作周波数を制御し、動作周波数に連動して電源電圧を制御する。
そして、表示出力部114は、フレームバッファ202に保持された12セグメント放送のビデオデータ、または1セグメント放送のビデオデータから制御部115から指示された放送側のビデオデータを選択し、外部表示装置へ出力するのに必要な拡大・縮小処理、回転処理、高画質化処理等の画像処理を実行しLCD116へ出力する。
以上のように構成された第2の実施の形態のデジタル放送受信装置200について、図面を用いてその動作を説明する。ここでも、本実施の形態のデジタル放送受信装置200の動作が、第1の実施の形態と相違する点を中心に説明する。つまり、ここで特に言及しない限り、本実施の形態のデジタル放送受信装置200の動作は、第1の実施の形態と同様である。
第2の実施の形態のデジタル放送受信装置200では、第1の実施の形態に対して、12セグメント放送受信出力処理、1セグメント放送受信出力処理、12セグメント放送から1セグメント放送への切換え処理、1セグメント放送から12セグメント放送への切換え処理の処理フローの一部処理で違いが生じる。したがって、以下、本実施の形態におけるそれぞれの処理について説明する。
(12セグメント放送受信出力処理)
まず、12セグメント放送受信出力処理について、図10を用いて説明する。図10は、12セグメント放送受信出力処理の処理フローを示す図である。この12セグメント放送受信出力処理では、共通のビデオデコード部201のクロックと電源電圧を、12セグメント放送の通常再生処理に必要な範囲で設定する(S211)。そして、12セグチューナー101、12セグ復調部102、12セグ多重分離部103、ビデオデコード部201を起動して受信・デコードを実行し(S212)、ビデオデコード部201のデコードフレームを表示出力部114よりLCD116へ出力する(S213)。
まず、12セグメント放送受信出力処理について、図10を用いて説明する。図10は、12セグメント放送受信出力処理の処理フローを示す図である。この12セグメント放送受信出力処理では、共通のビデオデコード部201のクロックと電源電圧を、12セグメント放送の通常再生処理に必要な範囲で設定する(S211)。そして、12セグチューナー101、12セグ復調部102、12セグ多重分離部103、ビデオデコード部201を起動して受信・デコードを実行し(S212)、ビデオデコード部201のデコードフレームを表示出力部114よりLCD116へ出力する(S213)。
1セグチューナー107、1セグ復調部108、1セグ多重分離部109、Iフレーム検出部110、ストリームバッファ111は、12セグメント放送から1セグメント放送への切換え時に備えて、12セグメント放送受信、出力中においても動作させる。そして、1セグチューナー107、1セグ復調部108と1セグ多重分離部109により、12セグメント放送の番組と同一番組のストリームデータを受信しストリームバッファ111へ保存する(S214)。
(1セグメント放送受信出力処理)
つぎに、1セグメント放送受信出力処理について、図11を用いて説明する。図11は、1セグメント放送受信出力処理の処理フローを示す図である。この1セグメント放送受信出力処理では、共通のビデオデコード部201のクロックと電源電圧を1セグメント放送の通常再生処理に必要な範囲で設定する(S221)。そして、1セグチューナー107、1セグ復調部108、1セグ多重分離部109、ビデオデコード部201を起動して受信・デコードを実行し(S222)、ビデオデコード部201のデコードフレームを表示出力部114からLCD116へ出力する(S223)。
つぎに、1セグメント放送受信出力処理について、図11を用いて説明する。図11は、1セグメント放送受信出力処理の処理フローを示す図である。この1セグメント放送受信出力処理では、共通のビデオデコード部201のクロックと電源電圧を1セグメント放送の通常再生処理に必要な範囲で設定する(S221)。そして、1セグチューナー107、1セグ復調部108、1セグ多重分離部109、ビデオデコード部201を起動して受信・デコードを実行し(S222)、ビデオデコード部201のデコードフレームを表示出力部114からLCD116へ出力する(S223)。
このとき、12セグチューナー101は、停止している場合には起動し(S224)、12セグメント放送の放送波を受信し電界強度を計測して12セグメント放送の受信品質が所定品質以上に回復するのを検出する。
この場合、12セグメント放送は出力しないため、電源クロック制御部117と電源クロック制御部118により12セグ復調部102、12セグ多重分離部103、Iフレーム検出部110の電源遮断、またはクロック停止をするように制御部115から指示が出力される。このようにして、12セグ復調部102、12セグ多重分離部103、Iフレーム検出部110を低電力モードへ遷移させる(S225)。
(12セグ放送から1セグ放送への切換え処理)
図12は、12セグ放送から1セグ放送への切換え処理の処理フローを示す図である。図12に示すように、12セグ放送から1セグ放送への切換え処理が開始されると、共通のビデオデコード部201のクロックと電源電圧を最大とし、1セグメント放送の映像ストリームを高速デコード処理する(S231)。
図12は、12セグ放送から1セグ放送への切換え処理の処理フローを示す図である。図12に示すように、12セグ放送から1セグ放送への切換え処理が開始されると、共通のビデオデコード部201のクロックと電源電圧を最大とし、1セグメント放送の映像ストリームを高速デコード処理する(S231)。
ビデオデコード部201による高速デコード処理を実行し、切換え後の表示可能なフレームを検出すると(S232)、表示出力部114からLCD116へ表示出力しているフレームをフレームバッファ202に格納している12セグメント放送のフレームデータからフレームバッファ202に格納した切換え後の1セグメント放送の表示フレームデータに切換える(S233)。
つぎに、ビデオデコード部201の1セグメント放送デコード処理を通常フレームレートでの処理に変更し(S234)、ビデオデコード部201のクロックと電源電圧を1セグメント放送の通常再生処理に必要な範囲で低減させる(S235)。そして、1セグメント放送の受信出力処理では不必要な処理となるIフレーム検出部110の処理を停止させる。(S236)。
(1セグ放送から12セグ放送への切換え処理)
図13は、1セグ放送から12セグ放送への切換え処理の処理フローを示す図である。図13に示すように、1セグ放送から12セグ放送への切換え処理が開始されると、12セグ復調部102、12セグ多重分離部103の低電力モードを解除して起動する(S241)。
図13は、1セグ放送から12セグ放送への切換え処理の処理フローを示す図である。図13に示すように、1セグ放送から12セグ放送への切換え処理が開始されると、12セグ復調部102、12セグ多重分離部103の低電力モードを解除して起動する(S241)。
その後、ビデオデコード部201のクロックと電源電圧を12セグメント放送の通常再生処理に必要な範囲で設定し、受信・デコードを実行する(S242)。そして、ビデオデコード部201からデコードフレームが出力されるまで待機し(S243)、表示切換え後のフレームデータが出力されると、表示出力部114からLCD116への表示出力を1セグ放送から12セグ放送のフレームデータに切換える(S244)。
第1の実施の形態では、12セグメント放送の映像ストリームデータをデコードするビデオデコード部105と1セグメント放送の映像ストリームデータをデコードするビデオデコード部112がそれぞれ別に存在している構成に対して、本実施の形態のデジタル放送受信装置200では、12セグメント放送と1セグメント放送の映像ストリームデータの両方に対応可能な共通のビデオデコード部201で構成されている。
したがって、12セグメント放送の受信出力処理、1セグメント放送の受信出力処理と両放送間の切換え処理時において、第1の実施の形態では2つのビデオデコード部105、112を処理シーンに応じて、電源遮断またはクロック停止で低電力化を実現するのに対して、第2の実施の形態のデジタル放送受信装置200では、共通のビデオデコード部201を処理シーンに応じて必要な処理性能となるようにクロックの動作周波数と電源電圧を低減することで低電力化を実現している。
なお、12セグメント放送の映像ストリームデータと1セグメント放送の映像ストリームデータでは、動画圧縮伸長規格が異なってはいるが、画面解像度とフレームレートの違いから12セグメント放送の映像ストリームデータのデコード処理の方が1セグメント放送の映像ストリームデータのデコード処理よりも高い処理性能が必要となる。そのため、1セグメント放送の映像ストリームデータを通常再生処理する場合は、12セグメント放送の映像ストリームを通常再生処理する場合よりもビデオデコード部201のクロックと電源電圧は低減することができる。
このような本発明の第2の実施の形態のデジタル放送受信装置200によっても、第1の実施の形態と同様の作用効果が奏される。
この場合、12セグ放送と1セグ放送に共通のビデオデコード部201により、部品の共通化やスペースの共有化を図ることが可能になり、装置の低コスト化や小型化が可能になる。
以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
本発明のデジタル放送受信装置は、同一番組を同時に送信する第1のデジタル放送と第2のデジタル放送の複数のストリームデータを受信する機能を有するデジタル放送受信装置であって、前記第1のデジタル放送は、前記第2のデジタル放送より伝送帯域が大きく設定されており、かつ、前記第2のデジタル放送は、前記第1のデジタル放送より送信電波強度が強く設定されており、前記デジタル放送受信装置は、前記第1のデジタル放送のストリームデータから分離された映像ストリームデータをデコード処理する第1のビデオデコード手段と、前記第2のデジタル放送のストリームデータから分離された映像ストリームデータをデコード処理する第2のビデオデコード手段と、前記第1のデジタル放送の受信品質に応じて、前記第1のデジタル放送と前記第2のデジタル放送のいずれか一方を表示出力として選択するデジタル放送の切替え制御を行う制御手段と、前記第1のデジタル放送が選択されているときに、前記第2のデジタル放送の映像ストリームデータを保持するストリーム保持手段と、を備え、前記第1のビデオデコード手段は、前記第1のデジタル放送から前記第2のデジタル放送へ表示出力の選択が切り換えられたときに、前記ストリーム保持手段に保持された前記第2のデジタル放送の映像ストリームデータを、前記第2のビデオデコード手段より高速にデコード処理する構成を有している。
この構成により、第1のデジタル放送(例えば12セグ放送)から第2のデジタル放送(例えば1セグ放送)へ選択が切り換えられたときに、第1のデジタル放送が選択されているときに保持しておいた第2のデジタル放送の映像ストリームデータを、第1のビデオデコード手段(例えば12セグビデオデコード部105)を用いて高速にデコード処理することにより、第1のデジタル放送から第2のデジタル放送への切替えを素早く円滑に行うことができる。
また、本発明のデジタル放送受信装置では、前記第1のデジタル放送が選択されているときに、前記第2のビデオデコード手段を低電力モードに設定し、前記第2のデジタル放送が選択されているときに、前記第1のビデオデコード手段を低電力モードに設定する低電力モード制御手段を備えた構成を有している。
この構成により、使用されていないビデオデコード手段(例えばビデオデコード部105、112)が低電力モードに設定されるので、装置の省電力化が可能になる。
また、本発明のデジタル放送受信装置では、前記ストリーム保持手段は、前記第2のデジタル放送の映像ストリームデータに含まれる少なくとも1つのイントラフレームのデータを保持する構成を有している。
この構成により、第1のデジタル放送から第2のデジタル放送へ選択が切り換えられたときに、ストリーム保持手段(例えばストリームバッファ111)に保持しておいたイントラフレームのデータを用いて、第2のデジタル放送の映像ストリームデータのデコード処理をすぐに開始することができる。したがって、第1のデジタル放送から第2のデジタル放送への切替えを素早く円滑に行うことができる。
また、本発明のデジタル放送受信装置では、前記第1のビデオデコード手段と前記第2のビデオデコード手段は、前記第1のデジタル放送と前記第2のデジタル放送の映像ストリームデータに共通のデコード手段として構成されている。
この構成により、部品の共通化やスペースの共有化を図ることが可能になり、製品の低コスト化や小型化が可能になる。
本発明のデジタル放送受信方法は、同一番組を同時に送信する第1のデジタル放送と第2のデジタル放送の複数のストリームデータを受信する機能を有するデジタル放送受信装置において用いられるデジタル放送受信方法であって、前記第1のデジタル放送は、前記第2のデジタル放送より伝送帯域が大きく設定されており、かつ、前記第2のデジタル放送は、前記第1のデジタル放送より送信電波強度が強く設定されており、前記デジタル放送受信装置は、前記第1のデジタル放送のストリームデータから分離された映像ストリームデータをデコード処理する第1のビデオデコード手段と、前記第2のデジタル放送のストリームデータから分離された映像ストリームデータをデコード処理する第2のビデオデコード手段を備えており、前記デジタル放送受信方法は、前記第1のデジタル放送の受信品質に応じて、前記第1のデジタル放送と前記第2のデジタル放送のいずれか一方を表示出力として選択するデジタル放送の切替え制御を行い、前記第1のデジタル放送が選択されているときに、前記第2のデジタル放送の映像ストリームデータを保持し、前記第1のデジタル放送から前記第2のデジタル放送へ表示出力の選択が切り換えられたときに、前記第1のビデオデコード手段を用いて、前記ストリーム保持手段に保持された前記第2のデジタル放送の映像ストリームデータを、前記第2のビデオデコード手段より高速にデコード処理する。
この方法によれば、第1のデジタル放送から第2のデジタル放送へ選択が切り換えられたときに、第1のデジタル放送が選択されているときに保持しておいた第2のデジタル放送の映像ストリームデータを、第1のビデオデコード手段を用いて高速にデコード処理することにより、第1のデジタル放送から第2のデジタル放送への切替えを素早く円滑に行うことができる。
以上のように、本発明にかかるデジタル放送受信装置は、第1のデジタル放送から第2のデジタル放送への切替えを素早く円滑に行うことができるという効果を有し、例えば、携帯電話機、携帯TV、ポータブルナビゲーション機器等の携帯端末や、車載向けナビゲーション機器等に用いられ、有用である。
100 デジタル放送受信装置
101 12セグチューナー
102 12セグ復調部
103 12セグ多重分離部
104 ストリームバッファ
105 12セグビデオデコード部
106 フレームバッファ
107 1セグチューナー
108 1セグ復調部
109 1セグ多重分離部
110 Iフレーム検出部
111 ストリームバッファ
112 1セグビデオデコード部
113 フレームバッファ
114 表示出力部
115 制御部
116 液晶ディスプレイ(LCD)
117〜122 電源クロック制御部
200 デジタル放送受信装置
201 ビデオデコード部
202 フレームバッファ
203 電源クロック制御部
101 12セグチューナー
102 12セグ復調部
103 12セグ多重分離部
104 ストリームバッファ
105 12セグビデオデコード部
106 フレームバッファ
107 1セグチューナー
108 1セグ復調部
109 1セグ多重分離部
110 Iフレーム検出部
111 ストリームバッファ
112 1セグビデオデコード部
113 フレームバッファ
114 表示出力部
115 制御部
116 液晶ディスプレイ(LCD)
117〜122 電源クロック制御部
200 デジタル放送受信装置
201 ビデオデコード部
202 フレームバッファ
203 電源クロック制御部
Claims (5)
- 同一番組を同時に送信する第1のデジタル放送と第2のデジタル放送の複数のストリームデータを受信する機能を有するデジタル放送受信装置であって、
前記第1のデジタル放送は、前記第2のデジタル放送より伝送帯域が大きく設定されており、かつ、前記第2のデジタル放送は、前記第1のデジタル放送より送信電波強度が強く設定されており、
前記デジタル放送受信装置は、
前記第1のデジタル放送のストリームデータから分離された映像ストリームデータをデコード処理する第1のビデオデコード手段と、
前記第2のデジタル放送のストリームデータから分離された映像ストリームデータをデコード処理する第2のビデオデコード手段と、
前記第1のデジタル放送の受信品質に応じて、前記第1のデジタル放送と前記第2のデジタル放送のいずれか一方を表示出力として選択するデジタル放送の切替え制御を行う制御手段と、
前記第1のデジタル放送が選択されているときに、前記第2のデジタル放送の映像ストリームデータを保持するストリーム保持手段と、
を備え、
前記第1のビデオデコード手段は、
前記第1のデジタル放送から前記第2のデジタル放送へ表示出力の選択が切り換えられたときに、前記ストリーム保持手段に保持された前記第2のデジタル放送の映像ストリームデータを、前記第2のビデオデコード手段より高速にデコード処理することを特徴とするデジタル放送受信装置。 - 前記第1のデジタル放送が選択されているときに、前記第2のビデオデコード手段を低電力モードに設定し、前記第2のデジタル放送が選択されているときに、前記第1のビデオデコード手段を低電力モードに設定する低電力モード制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
- 前記ストリーム保持手段は、前記第2のデジタル放送の映像ストリームデータに含まれる少なくとも1つのイントラフレームのデータを保持することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデジタル放送受信装置。
- 前記第1のビデオデコード手段と前記第2のビデオデコード手段は、前記第1のデジタル放送と前記第2のデジタル放送の映像ストリームデータに共通のデコード手段として構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のデジタル放送受信装置。
- 同一番組を同時に送信する第1のデジタル放送と第2のデジタル放送の複数のストリームデータを受信する機能を有するデジタル放送受信装置において用いられるデジタル放送受信方法であって、
前記第1のデジタル放送は、前記第2のデジタル放送より伝送帯域が大きく設定されており、かつ、前記第2のデジタル放送は、前記第1のデジタル放送より送信電波強度が強く設定されており、
前記デジタル放送受信装置は、前記第1のデジタル放送のストリームデータから分離された映像ストリームデータをデコード処理する第1のビデオデコード手段と、前記第2のデジタル放送のストリームデータから分離された映像ストリームデータをデコード処理する第2のビデオデコード手段を備えており、
前記デジタル放送受信方法は、
前記第1のデジタル放送の受信品質に応じて、前記第1のデジタル放送と前記第2のデジタル放送のいずれか一方を表示出力として選択するデジタル放送の切替え制御を行い、
前記第1のデジタル放送が選択されているときに、前記第2のデジタル放送の映像ストリームデータを保持し、
前記第1のデジタル放送から前記第2のデジタル放送へ表示出力の選択が切り換えられたときに、前記第1のビデオデコード手段を用いて、前記ストリーム保持手段に保持された前記第2のデジタル放送の映像ストリームデータを、前記第2のビデオデコード手段より高速にデコード処理することを特徴とするデジタル放送受信方法。
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