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JP2010030186A - 液滴吐出装置および液滴吐出装置のヘッドクリーニング制御方法 - Google Patents

液滴吐出装置および液滴吐出装置のヘッドクリーニング制御方法 Download PDF

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JP2010030186A
JP2010030186A JP2008195873A JP2008195873A JP2010030186A JP 2010030186 A JP2010030186 A JP 2010030186A JP 2008195873 A JP2008195873 A JP 2008195873A JP 2008195873 A JP2008195873 A JP 2008195873A JP 2010030186 A JP2010030186 A JP 2010030186A
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cleaning
liquid
head cleaning
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陽美 齊藤
Hiroyuki Motoyama
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    • B41J2/16547Constructions for the positioning of wipers the wipers and caps or spittoons being on the same movable support

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Abstract

【課題】液滴吐出装置において、フラッシング中に気泡が侵入したと考えられる場合に混
入気泡を速やかに除去できるようにヘッドクリーニングを行なうこと。
【解決手段】フラッシング時にインクカートリッジカバー2bが開けられてインク供給路
に気泡が侵入した可能性がある場合に、クリーニング強度設定カウンタNのカウント値N
aにΔN1を加算する。不良ノズルが検出されると行なわれるヘッドクリーニングでは、
カウント値Naが閾値Nmaxを超えると、最もクリーニング強度の高いヘッドクリーニ
ング(CL4)が行なわれる。フラッシング時にインクカートリッジカバー2bが開けら
れると、カウント値NaにΔN1が加算されるので、その分、ヘッドクリーニング(CL
4)の実行時期が早まり、侵入した気泡を速やかにノズルから排出できる。
【選択図】図9

Description

本発明は、液タンク装着部の開閉カバーを閉じると液タンクが液滴吐出ヘッドへの液供
給路に接続され、開閉カバーを開けると液タンクが液供給路から外れるように構成されて
いる液滴吐出装置に関する。さらに詳しくは、かかる液滴吐出装置において液供給路に侵
入した気泡に起因する不良ノズルを効率良く回復させるための液滴吐出装置のヘッドクリ
ーニング制御方法に関する。
ノズルから液滴を吐出する液滴吐出ヘッドを備えた液滴吐出装置としては、一般に、ノ
ズルからインク液滴を吐出して印刷を行なうインクジェットヘッドを備えたインクジェッ
トプリンタが知られている。このような液滴吐出装置の液滴吐出ヘッドでは、ノズルから
液滴の吐出が不良あるいは不能になることがある。インクジェットプリンタを例に挙げて
説明すると、インクジェットヘッドの各ノズルが、ノズル内に残っているインクなどの液
滴の増粘や気泡の混入、異物の付着などによって目詰まり状態になり、インク液滴を吐出
できない吐出不能に陥ることがある。また、ノズルが部分的に詰まり、十分な量のインク
液滴を吐出できない吐出不良状態に陥ることがある。このような状態に陥ったノズル(以
下、不良ノズルと呼ぶ。)が含まれているインクジェットヘッドを用いて印刷を行うとド
ット抜けなどが発生して印刷品位が低下するおそれがある。そこで、定期的に、あるいは
所定のタイミングで、インクジェットヘッドを印刷領域外へ移動させて、各ノズルからイ
ンク液滴を吐出させるフラッシングや、各ノズルからインクを吸引するインク吸引動作な
どのヘッドクリーニングが行なわれている。
特許文献1にはノズルチェックおよびヘッドクリーニングを行うノズルチェック機能付
きのプリンタが開示されている。このプリンタでは、電源投入時に、起動処理の一部とし
てノズルチェックおよびヘッドクリーニングを行っている。また、ノズルチェックを行っ
て不良ノズルの個数をチェックし、不良ノズル数がユーザが設定した閾値以上ならば不良
ノズル数に対応する内容のヘッドクリーニングを行い、不良ノズル数が閾値未満ならばヘ
ッドクリーニングを行わないようにしている。
一方、インクジェットプリンタのインク供給源としては一般にインクカートリッジが用
いられている。この場合、インクジェットプリンタにはインクカートリッジ装着部が形成
され、その開閉カバーを開けてインクカートリッジが装着される。インクカートリッジに
はインク供給口が形成されており、インクカートリッジ装着部の側にはインク供給口に差
し込み可能なインク供給針が配置されている。開閉カバーを閉じると、インクカートリッ
ジのインク供給口がインク供給針の側に押され、インク供給針がインク供給口に差し込ま
れた状態になる。これにより、インクカートリッジがインクジェットヘッドへのインク供
給路に接続され、インクの供給が可能になる。開閉カバーを開くと、インクカートリッジ
のインク供給口がインク供給針から外れて、インク供給針は大気開放状態になる。インク
カートリッジの交換時などにおいて大気開放状態のインク供給針からインク供給路に気泡
が侵入することが無い様に、インク供給路に取り付けられているバルブを閉じてインク供
給路を閉鎖するようにしている。特許文献2には、このようなインク供給部を備えたイン
クジェットプリンタが開示されている。
特開2007−7960号公報 特開2007−106019号公報
ここで、不良ノズルの発生を未然に防止するために行なわれるフラッシング中に、イン
クカートリッジ装着部の開閉カバーが開けられると、大気開放状態になったインク供給針
から気泡がインク供給路に吸い込まれる可能性が高い。インク供給路に侵入した気泡は、
その後のインク供給動作に伴って徐々にインク供給路内をインクジェットヘッドのノズル
に向けて進む。気泡がノズルまで到達すると、当該ノズルはインク液滴の吐出不良あるい
は吐出不能状態に陥る。したがって、インク供給針の側から侵入した気泡を除去するため
には、ノズルから多目のインク吸引を行なうヘッドクリーニングを行なう必要がある。
しかしながら、従来においては、インクタンク装着部あるいはインクカートリッジ装着
部の開閉カバーが開いた状態のままでフラッシングが行なわれてしまった場合における混
入気泡除去対策については何ら提案されていない。
本発明の課題は、この点に鑑みて、フラッシング中に気泡が侵入したと考えられる場合
に混入気泡を速やかに除去できるようにヘッドクリーニングを行なうことのできるインク
ジェットプリンタなどの液滴吐出装置のヘッドクリーニング制御方法を提案することにあ
る。
上記の課題を解決するために、本発明は、開閉カバーを閉じると、液タンクの液供給口
に液滴吐出ヘッドに液を供給する液供給路が接続され、前記開閉カバーを開けると、前記
液供給口から前記液供給路が切り離される液滴吐出装置のヘッドクリーニング制御方法で
あって、
前記液滴吐出ヘッドの各ノズルから液滴を吐出するフラッシングを行い、
当該フラッシング時に前記開閉カバーが開けられたか否かを検出し、
前記開閉カバーが開けられたことが検出された場合には、前記フラッシング後に行われ
るヘッドクリーニングのクリーニング強度および実行時期の少なくとも一方を変更するこ
とを特徴としている。
例えば、本発明においては、前記開閉カバーが開けられたことが検出された場合には、
前記フラッシング後に行われるヘッドクリーニングのうち、クリーニング強度が最も高い
ヘッドクリーニングの実行時期を早めるようにしている。
本発明の液滴吐出装置のヘッドクリーニング制御方法では、フラッシング時に開閉カバ
ーが開けられたことが検出された場合には、その後に行われるヘッドクリーニングのクリ
ーニング強度を強くし、あるいは、クリーニング強度の強いヘッドクリーニングの実行時
期を早めるようにすることができる。これにより、液供給路に侵入した気泡を速やかにノ
ズル側に移動させて除去することができる。
ここで、フラッシング時の気泡の侵入を未然に防止するために、本発明の液滴吐出装置
のヘッドクリーニング制御方法においては、前記フラッシングを行う前に、前記開閉カバ
ーが開いているか否かを検出し、前記開閉カバーが開いている場合には前記液供給路を封
鎖し、前記開閉カバーが閉じられたことが検出されたとき前記フラッシングを行うことを
特徴としている。
また、侵入した気泡を速やかに除去できるようにするために、本発明の液滴吐出装置の
ヘッドクリーニング制御方法において、前記ヘッドクリーニングは前記液滴吐出ヘッドの
各ノズルから液を吸引する液吸引処理であり、当該液吸引処理における液吸引量を増加す
る制御、および、液吸引力を高める制御のうちの少なくとも一方の制御を行うことにより
前記クリーニング強度を強くすることを特徴としている。
さらに、不良ノズルによる品質の劣化を未然に防止できるようにするために、本発明の
液滴吐出装置のヘッドクリーニング制御方法においては、前記液滴吐出ヘッドの各ノズル
が不良ノズルであるか否かを検出するノズルチェクを行い、前記不良ノズルが検出された
場合に前記ヘッドクリーニングを行うことを特徴としている。
次に、本発明は、上記のヘッドクリーニング制御方法を用いてヘッドクリーニングを行
なう液滴吐出装置に関するものであり、本発明の液滴吐出装置は、
液タンク装着部と、
前記液タンク装着部を開閉する開閉カバーと、
前記開閉カバーを閉じると前記液タンク装着部に装着されている液タンクの液供給口を
液滴吐出ヘッドに液を供給する液供給路に接続し、前記開閉カバーを開くと前記液供給口
が前記液供給路から切り離すカバー連動機構と、
前記開閉カバーの開閉を検出する開閉センサと、
前記液滴吐出ヘッドの各ノズルから液を吸引する液吸引手段と、
前記液滴吐出ヘッドのノズルが不良ノズルであるか否かを検出するノズルチェック手段
と、
前記液滴吐出ヘッドの各ノズルから液滴を吐出させるフラッシングを行なわせるフラッ
シング手段と、
前記ノズルチェック手段によって前記不良ノズルが検出された場合に、前記液吸引手段
を用いて前記不良ノズルを回復させるヘッドクリーニングを行なわせるヘッドクリーニン
グ制御手段とを有し、
当該ヘッドクリーニング制御手段は、前記開閉カバーが開けられたことが検出された場
合には、前記フラッシング後に行われる前記ヘッドクリーニングのクリーニング強度およ
び実行時期の少なくとも一方を変更することを特徴としている。
ここで、混入気泡を効率良く除去するためには、クリーニング強度が最も強いヘッドク
リーニングを早めに行なうことが望ましい。そのために、本発明の液滴吐出装置において
は、予め定めた事象の発生に応じてカウント値が加算されるクリーニング強度設定カウン
タを有しており、前記事象には、前記開閉カバーが開けられたことが検出された場合が含
まれており、前記制御手段は、前記クリーニング強度設定カウンタのカウント値が予め定
めた閾値を超えた場合には、前記クリーニング強度が最も高い前記ヘッドクリーニングを
実行させるようにしている。
また、本発明の液滴吐出装置において、前記液供給路を閉鎖可能なバルブを有しており
、前記ヘッドクリーニング制御手段は、前記フラッシングを行う前に、前記センサによっ
て前記開閉カバーが開いているか否かを検出し、前記開閉カバーが開いている場合には前
記バルブを用いて前記液供給路を封鎖し、前記開閉カバーが閉じられたことが検出された
とき前記フラッシングを行うことが望ましい。
さらに、本発明の液滴吐出装置において、前記ヘッドクリーニング制御手段は、前記液
吸引手段による液吸引量を増加する制御、および、液吸引力を高める制御の少なくとも一
方の制御を行うことにより前記クリーニング強度を強くすることが望ましい。
本発明では、フラッシング時に液タンク装着部の開閉カバーが開けられたことが検出さ
れると、当該フラッシング後に行なわれるヘッドクリーニングにおけるクリーニング強度
を高める制御、あるいは実行時期を早める制御を行うようにしている。この結果、液供給
路に侵入した気泡を速やかに除去できる。また、フラッシング前に開閉カバーが開いてい
る場合にはフラッシングを行わないようにしているので、気泡の侵入および気泡侵入に起
因する不良ノズルの発生を未然に防止でき、これにより、品質を確保することができる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した液滴吐出装置の実施の形態を説明する。以
下に述べる実施の形態は本発明をインクジェットプリンタに適用したものであるが、本発
明は、インク以外の液滴を吐出する液滴吐出ヘッドを備えた液滴吐出装置にも同様に適用
可能なことは勿論である。例えば、試薬などを分注する液滴吐出装置に適用可能である。
(インクジェットプリンタの全体構成)
図1はインクジェットプリンタの外観斜視図であり、図2はロール紙カバーを全開にし
た状態を示す外観斜視図である。図3はインクジェットプリンタの内部構造を示すために
外装ケースを取り外した状態のプリンタ機構部を示す斜視図である。
これらの図を参照して説明すると、インクジェットプリンタ1は箱型の外装ケース2を
備えており、この外装ケース2の前面には、ロール紙カバー2aおよびインクカートリッ
ジカバー2b(開閉カバー)が左右に並んでおり、これらの上には、印刷後の記録紙を排
出するための排紙口3が形成されている。ロール紙カバー2aを開くと、図2、図3に示
すように、外装ケース2の内部に形成されているロール紙収納部4が開放状態になり、こ
こに収納されているロール紙5の補充や交換を行うことができる。インクカートリッジカ
バー2bを開くと、図3に示すように、インク液を封入したインクカートリッジ6を装着
するためのインクカートリッジ装着部7が開放状態になり、インクカートリッジ6の装着
や取り外しが可能になる。
外装ケース2の前面部分には、図2に示すように、ロール紙収納部4あるいはインクカ
ートリッジ装着部7に連通する開口の縁部に、ロール紙カバー2aが閉じたことを検出す
るための開閉センサ2c、および、インクカートリッジカバー2bが閉じたことを検出す
るための開閉センサ2dが取り付けられている。外装ケース2の内側の所定位置には、イ
ンクジェットプリンタ1に外部から加えられた衝撃を検出するための衝撃センサ2eが取
り付けられている。衝撃センサ2eは、例えば、衝撃時の加速度による錘の動きを圧電材
料や位置センサなどにより検出するものが用いられる。
外装ケース2によって覆われているプリンタ機構部10は、図3に示すように、ロール
紙収納部4の上側に配置された印刷機構11と、ロール紙収納部4の右側に配置されたイ
ンクカートリッジ装着部7と、このインクカートリッジ装着部7の上に配置されたヘッド
クリーニング機構40とを備えている。また、後述するように、ロール紙収納部4に収納
されたロール紙5から引き出された記録紙を印刷機構11による印刷位置を経由して搬送
する紙送り機構、排紙口3の近傍に位置する記録紙切断機構などの各種の機構を備えてい
る。
図4はインクジェットプリンタ1の内部構造を示す概略断面図である。図3および図4
を参照してインクジェットプリンタ1の内部構造を説明する。ロール紙収納部4およびイ
ンクカートリッジ装着部7の上側に配置されている印刷機構11は、インクジェットヘッ
ド12と、インクジェットヘッド12が搭載されたキャリッジ13と、キャリッジ13を
ガイドするための水平なキャリッジ軸14とを備えている。キャリッジ13は無端ベルト
15によりキャリッジモータ16の出力軸に連結されており、キャリッジモータ16の回
転に基づいてイクジェットヘッド12がプリンタ幅方向すなわちロール紙5の紙幅方向に
往復移動する。
インクジェットヘッド12は、インクを吐出するための複数のノズルが形成されたノズ
ル面12aを備えており、ノズル面12aがキャリッジ13の下側において下向きになっ
て露出している。キャリッジ13の上面にはインクジェットヘッド12に接続された背圧
調整ユニット17が搭載されており、背圧調整ユニット17は、その背面側に接続された
ダンパユニット18を介してインク供給チューブ19の先端に接続されている。インクジ
ェットヘッド12は、ロール紙収納部4の上側に水平に配置されたプラテン20の上面に
よって規定される印刷位置を通って往復移動するときに、プラテン20の上面に送り出さ
れた記録紙5aにノズル面12a上の各インクノズルからインク滴を吐出して印刷を行う
。印刷を行わないときには、インクジェットヘッド12は、キャリッジ軸14の右端まで
移動してヘッドクリーニング機構40に対峙した待機位置(図3に示す位置)に戻る。
次に、図4を主に参照して紙送り機構を説明すると、プラテン20の後側(搬送方向の
上流側)には、後側紙送りローラ21および後側紙押えローラ22がプリンタ幅方向に水
平に架け渡されている。後側紙送りローラ21には、記録紙5aを介して後側紙押えロー
ラ22が上側から所定の押圧力で押し付けられている。プラテン20の前端側には、前側
紙送りローラ23および前側紙押えローラ24が配置されている。前側紙送りローラ23
には記録紙5aを介して前側紙押えローラ24が上側から押し付けられている。後側紙送
りローラ21および前側紙送りローラ23は紙送りモータ25によって同期して回転駆動
される。
ロール紙5は、排紙口3から手で掴んだ分の長さを引き出された状態でロール紙カバー
2aを閉めてセットされる。ロール紙収納部4のロール紙5から繰り出される記録紙5a
は、テンションガイド26によって所定の張力が付与された状態でプラテン20の上面の
印刷位置を経由する搬送路に沿って搬送される。紙送りモータ25が駆動制御されると、
後側紙送りローラ21および前側紙送りローラ23が回転し、記録紙5aが一定の送り量
で1行印刷毎に間欠送りされる。記録紙5aの送りと同期してインクジェットヘッド12
が駆動され、印刷位置を通過する記録紙5aの表面に印刷が行われる。印刷済みの記録紙
5aが排紙口3から排出された状態で停止し、排紙口3の近傍に配置された記録紙切断機
構8によって記録紙5aの先端の印刷部分が切断され、印刷済みの記録紙片が発行される
次に、図5はインクカートリッジ装着部7およびインク供給経路を示す模式図である。
図3および図5を参照して説明すると、インクカートリッジ装着部7には、インクカート
リッジカバー2bの開閉に連動して前後にスライドする連動式スライダ71が配置されて
いる。また、インクカートリッジ装着部7の背面には前方に突出した複数本のインク供給
針72が配置されている。これらのインク供給針72はインク供給路73を介して、イン
クジェットヘッド12にインクを供給する各インク供給チューブ19に接続されている。
インク供給路73におけるインク供給針72に隣接した部位には、当該インク供給路73
を封鎖可能なバルブ74が配置されている。一方、インクカートリッジ6はその背面に各
インク供給針72を差し込み可能なインク供給口61が形成されている。
インクカートリッジカバー2bを前方に開けると、それに連動して連動式スライダ71
が前方にスライドする。図5(a)に示すように、この連動式スライダ71にインクカー
トリッジ6を装着し、しかる後にインクカートリッジカバー2bを閉じると、それに伴っ
て連動式スライダ71が後方に押し込まれる。この結果、図5(a)に示すように、イン
クカートリッジ6のインク供給口61にインク供給針72が差し込まれた装着状態が形成
され、インクカートリッジ6がインクジェットヘッド12に供給するインク供給路73に
接続される。インクカートリッジカバー2bを開けると、図5(b)の状態になり、イン
ク供給路73のインク供給針72がインクカートリッジ6のインク供給口61から引き抜
かれて、これらが切り離され、インク供給針72に形成されているインク供給穴の先が大
気開放状態になる。この状態でバルブ74を閉じることによりインク供給路73が封鎖さ
れ、当該インク供給路73への気泡の侵入を防止できる。
(ヘッドクリーニング機構)
図6はヘッドクリーニング機構40を取り出して示す斜視図である。ヘッドクリーニン
グ機構40は、インクジェットヘッド12のノズル面12aを封止するためのヘッドキャ
ップ41と、ノズル面12aに付着しているインクや異物などを払拭するためのワイパ4
2と、インクジェットヘッドヘッド12のインクノズル内に残留あるいは目詰まり等して
いるインクを吸引するためのインク吸引部43を備えている。ヘッドキャップ41、ワイ
パ42、およびインク吸引部43はヘッドクリーニング機構40のフレーム44に取り付
けられている。フレーム44は、キャリッジ軸14やプラテン20などを支持するインク
ジェットプリンタ1の本体フレームに固定されている。
ヘッドキャップ41は、待機位置におけるノズル面12aの真下に配置されており、ノ
ズル面12aに正対する上向きの封止面41aを備えている。ヘッドキャップ41は、図
示しない駆動機構を作動させることにより、ノズル面12aに対して垂直な方向、すなわ
ち、キャリッジ軸14と直交する方向に上下にスライド可能に構成されている。これによ
り、封止面41aがノズル面12aに対して近づく方向または遠ざかる方向にヘッドキャ
ップ41が移動する。
図7はインクジェットヘッド12およびヘッドキャップ41が正対している状態を示す
部分断面図である。この図に示すように、ヘッドキャップ41は、封止面41aの縁部4
1bが垂直に立ち上がっている箱型状であり、ゴムなどの弾力性のある素材で形成されて
いる。ヘッドキャップ41は、ノズル面12aのノズル形成部分を縁部41bで囲むよう
に覆いながら、ノズル面12aに密着させることが可能な大きさおよび形状である。封止
面41aおよび縁部41bで囲まれる凹部41c内には、インク吸引部43が備える図示
しないポンプモータから延びる吸引用チューブが接続されている。縁部41bをノズル面
12aに密着させた状態でポンプモータが作動すると、ポンプモータの吸引力により凹部
41cとノズル面12aで囲まれた密閉空間が減圧され、インクジェットヘッド12の各
ノズルに残留しているインクが吸引されて凹部41c内に吐出される。
ワイパ42はゴムなどの弾性材からなる板状の部材であり、ヘッドクリーニング機構4
0のフレーム44に固定された図示しないガイド部材によって上下にスライド可能に保持
されている。ワイパ42は、図示しない駆動機構を作動させることにより、ヘッドキャッ
プ41と同様に、ノズル面12aに対して垂直な方向に移動可能に構成されている。ワイ
パ42でノズル面12aを払拭する際には、ノズル面12aをワイパ42の真上から横方
にずらした状態でワイパ42を上昇させ、ワイパ42の先端をノズル面12aの高さより
もわずかに上に突出させ、この状態でインクジェットヘッド12をキャリッジ軸14に沿
って移動させ、ワイパ42の先端をノズル面12aに摺接させる。これにより、ノズル面
12aに付着した異物やインクがワイパ42の先端によって掻きとられる。
印刷ジョブが終了してインクジェットヘッド12を待機位置で待機させる場合には、縁
部41bがノズル面12aの周囲に密着する位置までヘッドキャップ41が移動してノズ
ルを封鎖する。これにより、待機時におけるノズル内のインクを増粘しにくくして目詰ま
り等を発生しにくくすることができる。また、インクジェットヘッド12を待機位置側あ
るいは印刷位置側に移動させるタイミングに同期させてワイパ42を上昇させることによ
り、ワイパ42でノズル面12aを払拭するワイピング処理を行うことができる。
ノズルの目詰まり等によりヘッドクリーニングが必要になった場合には、インクノズル
を封鎖する位置にヘッドキャップ41を移動させた状態でポンプモータを作動させて凹部
41cとノズル面12aで囲まれた密閉空間内を吸引し、各インクノズルからインクを吐
出させるインク吸引処理を実行することができる。
また、インクノズル内のインク滴の状態を適切に保つために、インクジェットヘッド1
2をヘッドキャップ41と対向させた状態で、インクジェットヘッド12の全インクノズ
ルから、印刷動作とは関係なく、所定量のインクをヘッドキャップ41の凹部41c内に
吐出させるフラッシング処理が定期的に行われる。また、この定期フラッシング処理で吐
出するインク滴よりも多量のインク滴をまとめて吐出させるフラッシング処理を所望のタ
イミングで実行し、これによりヘッドクリーニングを行ってノズルの目詰まり等を回復す
ることもできる。
クリーニング処理として、上記ワイピング処理、インク吸引処理、フラッシング処理の
いずれか一つ、あるいは、これらの処理を適宜組み合わせて行うことができる。これらの
処理を実際に行う前に、インクノズルからのインクの吐出状態を検査するノズルチェック
処理が行われる。ノズルチェック結果に基づき、ヘッドクリーニングを行うか否かなどを
判断し、必要な場合にヘッドクリーニング処理が行われる。
(ノズルチェック機構)
ノズルチェック処理を行うために、ヘッドクリーニング機構40には不良ノズルを検出
するためのノズルチェック機構が備わっている。すなわち、凹部41c内には、吐出され
た廃インクを吸収するための吸収材41dが配置されていると共に、吸収材41dと電気
的に導通するように導電材41eが取り付けられている。導電材41eを流れた電気信号
は配線などによって取り出される。この構成により、インクジェットヘッド12の各ノズ
ルから帯電したインク液滴を吐出して、帯電したインク液滴が吸収材41dに着弾する際
に生じる電流変化の信号を取り出すことができる。インク液滴を吐出したにも拘らず、こ
の信号が所定の閾値以下の場合、インクノズルの吐出不良と判断することができる。この
他に、不良ノズルの検出方法として、吐出したインク滴をレーザーなど光学的な手段で検
出する方法がある。
ノズルチェック処理は、具体的には、インクジェットヘッド12のノズルから帯電した
インク液滴を吐出し、このインク液滴が凹部41c内の吸収材41dに着弾する際の電流
変化に基づき、ノズルからのインク液滴の吐出状態を検査する。ノズルチェック処理の際
には、ノズル面12aとヘッドキャップ41における縁部41bの上端との隙間L1、お
よび、ノズル面12aと吸収材41dの表面との隙間L2が所定寸法になるようにヘッド
キャップ41を位置決めし、この状態で、インクジェットヘッド12とヘッドキャップ4
1が所定の電位差になるように、インクジェットヘッド12側を接地し、ヘッドキャップ
41側に電圧を印加し所定の電界状態にする。インクジェットヘッド12から吐出したイ
ンクは、この電界により着弾するまでに所定量の電荷を帯電する。インクが着弾すると帯
電した電荷が導電材41eに流れる。このようにすると、インク液滴の吐出状態を精度良
く検査することができる。
(制御系)
次に、図8はインクジェットプリンタ1の制御系を示す概略ブロック図である。インク
ジェットプリンタ1の制御系は、CPU、ROM、RAMなどを備えた制御部30を中心
に構成されている。制御部30には、送受信部31を介して、ホスト装置32などの上位
機器から印刷データやコマンドなどが供給される。制御部30は、ホスト装置32などか
らの印刷指令に基づき、各部の駆動を制御して、紙送り動作および印刷動作を実行する。
制御部30の出力側には、ヘッドドライバ12bを介してインクジェットヘッド12が
接続されている。また、モータドライバ33、34を介してキャリッジモータ16および
紙送りモータ25が接続されている。制御部30の入力側には、操作入力部30a、セン
サ2c、2d、2e、記録紙搬送経路に配置されているセンサ群35が接続されている。
制御部30は、各センサの検出出力などに基づき、ノズルチェック処理、ヘッドクリーニ
ング処理、記録紙搬送処理、印刷処理などを制御する。
(ヘッドクリーニング制御)
次に、上記構成のインクジェットプリンタ1におけるヘッドクリーニング制御動作を説
明する。本例では、不良ノズルが多数発生する可能性がある所定の状態(不良ノズル多発
条件に該当する状態)でヘッドクリーニングを行った場合には、最初に行う1回目のクリ
ーニング処理を通常よりも強めにすることにより、できるだけ少ない回数および少ないイ
ンク消費量でヘッドクリーニングを完了させるようにしている。
なお、以下においては、インク吸引処理、フラッシング処理、ワイピング処理やこれら
を組み合わせた様々なクリーニング処理のうち、一例として、インクの吸引量が異なる(
クリーニング強度が異なる)5種類のインク吸引処理のいずれかを、不良ノズル多発条件
やその他の実施条件により適宜選択して行う場合について説明する。
制御部30は、ヘッドクリーニングの開始前には、以下の(1)〜(5)に示すように
、インクジェットプリンタ1が不良ノズル多発条件に該当する状態になったことを検出し
、そのことを示す所定のフラグをセットする。
(1)タイマAIDフラグ
インクジェットプリンタ1は、定期的にあるいは所定のタイミングで、ヘッドクリーニ
ング処理を行う。そのため、制御部30は、直近の印刷処理あるいはヘッドクリーニング
処理から所定時間経過したことを内蔵するタイマにより検出した場合に、タイマAIDフ
ラグをセットする。なお、印刷処理およびヘッドクリーニング処理以外の所定の処理から
所定時間経過した場合にタイマAIDフラグをセットするようにしてもよい。
(2)衝撃検出フラグ
制御部30は、インクジェットプリンタ1に所定の衝撃が発生したことを衝撃センサ2
eで検出した場合には、衝撃検出フラグをセットする。なお、すでに衝撃検出フラグがセ
ットされている状態で更にインクジェットプリンタ1の衝撃を検出した場合には、引き続
き衝撃検出フラグをセットしたままにする。
(3)起動処理フラグ
制御部30は、インクジェットプリンタ1の電源スイッチがオン状態になった場合や、
ホスト装置などから入力された起動信号あるいはリセット信号や、インクジェットプリン
タ1の内部からのリセット信号を検出した場合には、起動処理あるいは再起動処理を行う
と共に、起動処理フラグをセットする。
(4)ヘッドクリーニング実行保留フラグ(AID保留フラグ)
制御部30は、定期的あるいは所定のタイミングで行われるヘッドクリーニングが、そ
の実行開始タイミングにおいてインクジェットプリンタ1が丁度印刷処理を実行中だった
などの何らかの理由によって実行できなかった場合に、その回のヘッドクリーニングの実
行を保留すると共に、ヘッドクリーニング実行保留フラグ(以下、AID保留フラグとい
う)をセットする。
(5)カバークローズフラグ
制御部30は、インクジェットプリンタ1のロール紙カバー2aが閉じたことを開閉セ
ンサ2cで検出した場合と、プリンタ1のインクカートリッジカバー2bが閉じたことを
開閉センサ2dで検出した場合の、2つの場合には、カバークローズフラグをセットする
。なお、すでにカバークローズフラグがセットされている状態で更にロール紙カバー2a
あるいはインクカートリッジカバー2bの開閉を検出した場合には、引き続きカバークロ
ーズフラグをセットしたままにする。
制御部30は、上記タイマAIDフラグがセットされているか否かを定期的にチェック
し、タイマAIDフラグがセットされていることを検出した場合に、ヘッドクリーニング
処理を開始する。また、制御部30は、インクジェットプリンタ1の操作部で所定のヘッ
ドクリーニング開始操作が行われた場合、あるいはホスト装置からヘッドクリーニング実
行指令が入力された場合、あるいはプリンタ1の内部からのヘッドクリーニング実行指令
を検出した場合に、当該開始操作あるいはヘッドクリーニング実行指令に基づき、タイマ
AIDフラグの有無とは無関係にヘッドクリーニング処理を開始する。
図9はヘッドクリーニング処理動作を示す概略フローチャートである。制御部30は、
ヘッドクリーニング処理を開始すると、1回目のノズルチェックを行う(ステップS1a
)。このノズルチェック処理における不良ノズルの検出結果に基づき、クリーニングの要
否判定を行う(ステップS2)。要否判定では、不良ノズルが1箇所でも検出された場合
にはクリーニング処理が必要と判定し、全く検出されなかった場合には不要と判定する。
なお、ヘッドクリーニング処理を開始する際にインクジェットヘッド12が待機位置に位
置していなかった場合には、1回目のノズルチェック(ステップS1a)を行う前に、イ
ンクジェットヘッド12を待機位置に戻す処理を行う。また、クリーニング要否判定(ス
テップS2)における閾値は任意に設定することができる。例えば、不良ノズルがn箇所
以上(n:2以上)検出された場合にクリーニング処理が必要と判定してもよい。
制御部30は、クリーニング要否判定(ステップS2)においてクリーニング処理が必
要であると判定した場合には、積算カウンタACLのカウント値が「4」未満であるか否
かの判定を行う(ステップS3)。積算カウンタACLは制御部30などに内蔵されるカ
ウンタであり、制御部30は、クリーニング処理を実行した場合には、その都度、積算カ
ウンタACLに必ず「1」を加算している。従って、積算カウンタACLのカウント値は
、今回のヘッドクリーニング処理において現在までに行ったクリーニング処理の実行回数
を示す。なお、積算カウンタACLは、後述するように、ヘッドクリーニングの終了ごと
にリセットされるので、ヘッドクリーニングの開始時には、必ずACLが「0」の状態に
なっている。
制御部30は、ステップS3で積算カウンタACLのカウント値が「4」未満である場
合には、積算カウンタACLのカウント値が「0」であるか否かの判定(ステップS4a
)を行う。積算カウンタACLのカウント値が「0」である場合(ステップS4aのYE
S)、すなわち、まだ1度もクリーニング処理を行っていない場合には、制御部30は、
クリーニング強度設定カウンタNのカウント値Naが予め設定した閾値Nmaxを超えた
か否かを判別する(ステップS4b)。
クリーニング強度設定カウンタNは制御部30などに内蔵されているカウンタである。
このクリーニング強度設定カウンタNは、後述するフラッシング時にインクカートリッジ
カバー2bが開けられた場合には、カウント値NaがΔN1だけカウントアップされる。
また、カウントアップされる他のタイミングは、印刷開始前のヘッドクリーニングが必要
となった場合、後述のようにノズルチェックで不良ノズルが検出されてヘッドクリーニン
グ(CL2)が必要となった場合(図9のステップS6→S8c)である。これらの場合
には予め定めた値がカウントアップされる。また、印刷開始前に、ヘッドキャップが開の
状態となっている時間の累積が4時間以上になるとクリーニング強度設定カウンタはカウ
ントアップし、この場合には、前に行なったフラッシングからの経過時間に応じてヘッド
クリーニングの強さが設定される。
クリーニング強度設定カウンタNのカウント値Naが閾値Nmaxを超えている場合に
は、クリーニング処理として最もインク吸引量の多いインク吸引処理(CL4)、すなわ
ち最もクリーニング強度の高いインク吸引処理を選択する(ステップS8g)。カウント
値Naが閾値Nmax以下の場合には、ステップS5に進み、先に述べた(1)〜(5)
のタイマAIDフラグ、衝撃検出フラグ、起動処理フラグ、AID保留フラグ、カバーク
ローズフラグの各フラグがセットされているか否かを判定する。
いずれのフラグもセットされていないと判定した場合には(ステップS5)、クリーニ
ング処理として、最もインク吸引量が少ないインク吸引処理(CL0)を選択する(ステ
ップS8a)。換言すると、インクジェットプリンタ1が不良ノズル多発条件に該当しな
い状態であると判定し、最も弱いクリーニング強度のクリーニング処理(CL0)を行う
一方、制御部30は、タイマAIDフラグ、衝撃検出フラグ、起動処理フラグ、AID
保留フラグ、カバークローズフラグの各フラグのうち1つあるいはそれ以上がセットされ
ている場合には(ステップS5)、インクジェットプリンタ1が、予め設定した不良ノズ
ル多発条件のうち、少なくとも1つに該当する状態であると判定する。この場合には、1
回目のノズルチェック工程(ステップS1)における不良ノズルの検出数が「3」未満で
あるか否かを判定する(ステップS6)。すなわち、不良ノズルの検出数に基づき、ノズ
ルの目詰まり等の程度を判定する。不良ノズルの検出数が「3」未満である場合には(ス
テップS6のYES)、それほど目詰まり等がひどくないと判定して、2番目にインクの
吸引量が少ないインク吸引処理(CL1)を選択する(ステップS8b)。これに対し、
不良ノズルの検出数が「3」以上である場合には(ステップS6のNO)、不良ノズルが
多発していると判定して、3番目にインクの吸引量が少ないインク吸引処理(CL2)を
選択する(ステップS8c)。
このように、制御部30は、1回目のクリーニング処理の実行前に、ステップS4b、
S5、S6を行うことにより、クリーニング強度設定カウンタNのカウント値Na、並び
に、不良ノズル多発条件に該当する状態か否かの判定結果、および、不良ノズルの検出数
が所定の閾値未満か否かの判定結果に基づいて、1回目のクリーニング処理の内容を決定
している。なお、ステップS6における不良ノズル検出数の判定閾値は「3」以外の数で
あってもよい。
制御部30は、ステップS8a〜S8c、S8gのいずれかの内容のクリーニング処理
(第1ヘッドクリーニング工程)を実行した後には、積算カウンタACLに1を加算する
(ステップS9)。そして、再びノズルチェック工程を行い(ステップS1b:第2ノズ
ルチェック工程)、不良ノズルが検出されれば、さらに処理を継続してステップS3、S
4a、4bに進む。1回目のクリーニング処理を行った後には、ステップS4aにおいて
積算カウンタACLのカウント値が「0」でないと判定されるので(ステップS4aのN
O)、ステップS7に進む。ステップS7では、制御部30は、不良ノズル多発条件やノ
ズルチェック工程における不良ノズルの検出数とは無関係に、積算カウンタACLのカウ
ント値に基づいてクリーニング処理の内容を決定している。
制御部30は、ステップS7では、積算値カウンタACLのカウント値(ACL)が「
1」の場合、すなわち、これが2回目のクリーニングである場合には、2番目にインクの
吸引量が少ないインク吸引処理(CL1)を選択する(ステップS8d)。また、カウン
ト値(ACL)が「2」の場合、すなわち、今回が3回目のクリーニングである場合には
、3番目にインクの吸引量が少ないインク吸引処理(CL2)を選択し、実行する(ステ
ップS8e)。そして、カウント値(ACL)が「3」の場合、すなわち、今回が4回目
のクリーニングである場合には、2番目にインク吸引量が多いインク吸引処理(CL3)
を選択する(ステプS8f)。
制御部30は、S8d〜S8fのいずれかの内容のクリーニング処理(第2ヘッドクリ
ーニング工程)を実行した後には、積算カウンタACLに更に「1」を加算する(ステッ
プS9a、9b)。そして、再びノズルチェック工程を行い(ステップS1c)、不良ノ
ズルが検出されれば、さらに処理を継続する。そして、積算カウンタACLの値に対応す
るインク吸引処理を選択して実行する工程(ステップS8d〜S8f)と、ノズルチェッ
ク工程(ステップS1c)の2つの工程をこの順で繰り返し行い、後述するエラー処理(
ステップS10)、あるいは、ヘッドクリーニング終了処理(ステップS11〜S12)
に進むまでは、この2工程の繰り返しを継続する。
制御部30は、ステップS3において積算カウンタACLの値が「4」未満でないと判
定した場合には(ステップS3のNO)、すでに規定回数以上のクリーニング処理を繰り
返したにも拘らず、まだ不良ノズルが検出されているとして、エラー処理に進む(ステッ
プS10)。エラー処理では、例えば、ホスト装置にクリーニングエラーの発生を示すエ
ラー信号を送信してホスト装置画面上でエラー表示を行ったり、プリンタ1のエラー表示
ランプの点灯やプリンタ1の液晶表示部へのエラー表示を行ったり、あるいは、音声での
エラー報知を行うなどの処理が考えられる。
また、制御部30は、ノズルチェック工程(ステップS1a〜S1c)において不良ノ
ズルが1つも検出されない場合には、クリーニング要否判定でクリーニングが不要と判定
し(ステップS2のNO)、積算カウンタACLをリセットしてそのカウント値を「0」
にする(ステップS11)。そして、インクジェットヘッド11を待機位置に戻してその
位置でキャリッジ12をロックする(ステップS12)。これにより、ヘッドクリーニン
グが終了する。制御部30は、ヘッドクリーニングが正常に終了した場合には、タイマA
IDフラグ、衝撃検出フラグ、起動処理フラグ、AID保留フラグ、カバークローズフラ
グを全てクリアする。
(フラッシング制御処理)
次に、インクジェットプリンタ1におけるフラッシング制御動作を説明する。フラッシ
ングは、電源投入時、一定期間毎などの予め設定されたタイミングで実行される。制御部
30は予め設定されているフラッシング実行時点になると、インクジェットヘッド12を
待機位置に移動してヘッドキャップに対峙させ、この状態で各ノズルから印刷に関与しな
いインク液滴を吐出させるフラッシングを行なわせる。
図10はフラッシング制御処理を示す概略フローチャートである。制御部30はフラッ
シング実行時点になると、まず、開閉センサ2dによりインクカートリッジカバー2bの
開閉状態を検出する(ステップS21)。インクカートリッジカバー2bが開いている場
合には、バルブ74を閉じる処理を含む所定のカバーオープン処理を実行し(ステップS
22)、処理を終了する。この後はインクカートリッジカバー2bが閉じるまでフラッシ
ングの開始を保留状態にする。
開閉センサ2dによりインクカートリッジカバー2bが閉じていることが検出された場
合にはフラッシングを実行する(ステップS23)。そして、フラッシング直後に再び開
閉センサ2dによりインクカートリッジカバー2bの開閉状態を検出する(ステップS2
4)。すなわち、フラッシング中にインクカートリッジカバー2bが開けられたか否かを
検出する。インクカートリッジカバー2bが開けられていない場合には処理を終了し、イ
ンクカートリッジカバー2bが開けられたことが検出された場合には、先に述べたヘッド
クリーニング処理におけるクリーニング強度を規定するための強度設定カウンタNのカウ
ント値Naに、予め定めた値ΔN1を加算する処理を実行し(ステップS25)、しかる
後に処理を終了する。この加算処理によって、最もインク吸引量が多い(最もクリーニン
グ強度の高い)クリーニング処理(CL4)の実行時期を早めることができる。
以上説明したように、インクジェットプリンタ1では、フラッシングを行なう直前にイ
ンクカートリッジカバー2bが開いているか否かを検出し、開いている場合には、気泡の
侵入を防止するためにフラッシングを行なわないようにしている。したがって、インクカ
ートリッジカバー2bを開けたことにより大気開放状態になっているインク供給路73の
インク供給針72の先から気泡が侵入して不良ノズルが発生するという不具合を未然に防
止できる。
また、フラッシング中にインクカートリッジカバー2bが開けられたことが検出された
場合には、クリーニング強度設定カウンタNのカウント値NaにΔN1を加算するように
している。この結果、最も強いクリーニング強度によるヘッドクリーニング(CL4)が
実行される時期を早めることができる。したがって、フラッシング中に大気開放されたイ
ンク供給路73のインク供給針72の先から気泡が侵入してしまったとしても、最も強い
ヘッドクリーニング(CL4)を早めに行なうことにより、侵入した気泡を早めに取り除
くことができる。
なお、上記の実施の形態では、フラッシング中にインクカートリッジカバー2bが開け
られた場合には、クリーニング強度設定カウンタNのカウント値Naに所定の値ΔN1を
加算して、最も強いヘッドクリーニング(CL4)が行なわれる時期を早めている。この
代わりに、フラッシング中にインクカートリッジカバー2bが開けられた場合を、不良ノ
ズル多発条件の一つとして設定し、3番目あるいは4番目のクリーニング強度でのヘッド
クリーニング(CL2、CL1)を行なうようにしてもよい(ステップS5、S6、S8
b、S8c)。また、フラッシング中にインクカートリッジカバー2bが開けられたこと
が検出された場合には、他の不良ノズル多発条件の場合のヘッドクリーニングよりもイン
ク吸引量の多いヘッドクリーニング(CL3)を行なうようにしてもよい。
また、クリーニング処理としてインクの吸引量が異なる5種類のインク吸引処理(CL
0〜CL4)を行っていたが、フラッシング処理あるいはワイピング処理を行ってもよく
、これらの処理を適宜組み合わせて行っても良い。さらに、インク吸引処理におけるイン
ク吸引量あるいはインク吸引力、フラッシング処理におけるインク吐出量、などは適宜変
更可能である。また、直前のノズルチェック工程における不良ノズルの検出数に応じてイ
ンクの吸引量や吐出量を変えてもよい。
本発明を適用したインクジェットプリンタの外観斜視図である。 インクジェットプリンタを開けた状態の外観斜視図である。 インクジェットプリンタのプリンタ機構部を示す斜視図である。 インクジェットプリンタの概略断面図である。 インクカートリッジ装着部の構成を示す説明図である。 インクジェットプリンタのヘッドクリーニング機構を示す斜視図である。 ヘッドクリーニング機構のノズルチェック状態を示す説明図である。 インクジェットプリンタの制御系を示す概略ブロック図である。 ノズルチェックとヘッドクリーニングの動作を示す概略フローチャートである。 フラッシング制御動作を示す概略フローチャートである。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ、2 外装ケース、2b インクカートリッジカバー、3
排紙口、4 ロール紙収納部、5 ロール紙、5a 記録紙、5b 剥離台紙、5c ラ
ベル、5d ブラックマーク、6 インクカートリッジ、7 インクカートリッジ装着部
、8 記録紙切断機構、10 プリンタ機構部、11 印刷機構、12 インクジェット
ヘッド、12a ノズル面、13 キャリッジ、14 キャリッジ軸、15 無端ベルト
、16 キャリッジモータ、17 背圧調整ユニット、18 ダンパユニット、19 イ
ンク供給チューブ、20 プラテン、21 後側紙送りローラ、22 後側紙押えローラ
、23 前側紙送りローラ、24 前側紙押えローラ、25 紙送りモータ、26 テン
ションガイド、30 制御部、30a 操作入力部、31 送受信部、32 ホスト装置
、33,34 モータドライバ、40 ヘッドクリーニング機構、41 ヘッドキャップ
、41a 封止面、41b 縁部、41c 凹部、41d 吸収材、41e 導電材、4
2 ワイパ、43 インク吸引部、44 フレーム、61 インク供給口、71 連動式
スライダ、72 インク供給針、73 インク供給路、74 バルブ

Claims (9)

  1. 開閉カバーを閉じると、液タンクの液供給口に液滴吐出ヘッドに液を供給する液供給路
    が接続され、前記開閉カバーを開けると、前記液供給口から前記液供給路が切り離される
    液滴吐出装置のヘッドクリーニング制御方法であって、
    前記液滴吐出ヘッドの各ノズルから液滴を吐出するフラッシングを行い、
    当該フラッシング時に前記開閉カバーが開けられたか否かを検出し、
    前記開閉カバーが開けられたことが検出された場合には、前記フラッシング後に行われ
    るヘッドクリーニングのクリーニング強度および実行時期のうちの少なくとも一方を変更
    することを特徴とする液滴吐出装置のヘッドクリーニング制御方法。
  2. 請求項1に記載の液滴吐出装置のヘッドクリーニング制御方法において、
    前記開閉カバーが開けられたことが検出された場合には、前記フラッシング後に行われ
    る前記ヘッドクリーニングのうち、クリーニング強度が最も高いヘッドクリーニングの実
    行時期を早めることを特徴とする液滴吐出装置のヘッドクリーニング制御方法。
  3. 請求項1または2に記載の液滴吐出装置のヘッドクリーニング制御方法において、
    前記フラッシングを行う前に、前記開閉カバーが開いているか否かを検出し、
    前記開閉カバーが開いている場合には前記液供給路を封鎖し、前記開閉カバーが閉じら
    れたことが検出されたときに前記フラッシングを行うことを特徴とする液滴吐出装置のヘ
    ッドクリーニング制御方法。
  4. 請求項1ないし3のうちのいずれかの項に記載の液滴吐出装置のヘッドクリーニング制
    御方法において、
    前記ヘッドクリーニングは前記液滴吐出ヘッドの各ノズルから液を吸引する液吸引処理
    であり、
    前記クリーニング強度の変更を、前記液吸引処理における液吸引量および液吸引力のう
    ちの少なくとも一方を変えることにより行なうことを特徴とする液滴吐出装置のヘッドク
    リーニング制御方法。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれかの項に記載の液滴吐出装置のヘッドクリーニング制
    御方法において、
    前記液滴吐出ヘッドの各ノズルが不良ノズルであるか否かを検出するノズルチェクを行
    い、
    前記不良ノズルが検出された場合に前記ヘッドクリーニングを行うことを特徴とする液
    滴吐出装置のヘッドクリーニング制御方法。
  6. 液タンク装着部と、
    前記液タンク装着部を開閉する開閉カバーと、
    前記開閉カバーを閉じると前記液タンク装着部に装着されている液タンクの液供給口を
    液滴吐出ヘッドに液を供給する液供給路に接続し、前記開閉カバーを開くと前記液供給口
    を前記液供給路から切り離すカバー連動機構と、
    前記開閉カバーの開閉を検出する開閉センサと、
    前記液滴吐出ヘッドの各ノズルから液を吸引する液吸引手段と、
    前記液滴吐出ヘッドのノズルが不良ノズルであるか否かを検出するノズルチェック手段
    と、
    前記液滴吐出ヘッドの各ノズルから液滴を吐出させるフラッシングを行なわせるフラッ
    シング手段と、
    前記ノズルチェック手段によって前記不良ノズルが検出された場合に、前記液吸引手段
    を用いて前記不良ノズルを回復させるヘッドクリーニングを行なわせるヘッドクリーニン
    グ制御手段とを有し、
    当該ヘッドクリーニング制御手段は、前記開閉カバーが開けられたことが検出された場
    合には、前記フラッシング後に行われる前記ヘッドクリーニングのクリーニング強度およ
    び実行時期の少なくとも一方を変更することを特徴とする液滴吐出装置。
  7. 請求項6に記載の液滴吐出装置において、
    予め定めた事象の発生に応じてカウント値が加算されるクリーニング強度設定カウンタ
    を有しており、
    前記事象には、前記開閉カバーが開けられたことが検出された場合が含まれており、
    前記制御手段は、前記クリーニング強度設定カウンタのカウント値が予め定めた閾値を
    超えた場合には、前記クリーニング強度が最も高い前記ヘッドクリーニングを実行させる
    ことを特徴とする液滴吐出装置。
  8. 請求項7に記載の液滴吐出装置において、
    前記液供給路を閉鎖可能なバルブを有しており、
    前記ヘッドクリーニング制御手段は、
    前記フラッシングを行う前に、前記センサによって前記開閉カバーが開いているか否か
    を検出し、
    前記開閉カバーが開いている場合には前記バルブを用いて前記液供給路を封鎖し、前記
    開閉カバーが閉じられたことが検出されたとき前記フラッシングを行うことを特徴とする
    液滴吐出装置。
  9. 請求項6ないし8のうちのいずれかの項に記載の液滴吐出装置において、
    前記ヘッドクリーニング制御手段は、
    前記液吸引手段による液吸引量を増加する制御、および、液吸引力を高める制御の少な
    くとも一方の制御を行うことにより前記クリーニング強度を強くすることを特徴とする液
    滴吐出装置。
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