JP2010027505A - 端子金具および端子金具付き電線 - Google Patents
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Abstract
【課題】圧着部が前後方向への力を受けた場合に金属素線の軸線方向への移動を確実に阻止する。
【解決手段】本発明は、相手側導体と接続される本体部20の後方に、複数本の金属素線41を撚り合わせた撚り線からなる芯線42を被覆43で覆った被覆電線40における芯線42の端末に抱き込むように圧着される圧着部30が設けられた端子金具10であって、圧着部30における芯線42の端末を包む接触面には、圧着に伴って芯線42が食い込む複数のセレーション34が形成され、各セレーション34の開口縁部には、金属素線41の軸線方向P1と略直交する引掛け辺部34Aが形成されている構成としたところに特徴を有する。
【選択図】図4
【解決手段】本発明は、相手側導体と接続される本体部20の後方に、複数本の金属素線41を撚り合わせた撚り線からなる芯線42を被覆43で覆った被覆電線40における芯線42の端末に抱き込むように圧着される圧着部30が設けられた端子金具10であって、圧着部30における芯線42の端末を包む接触面には、圧着に伴って芯線42が食い込む複数のセレーション34が形成され、各セレーション34の開口縁部には、金属素線41の軸線方向P1と略直交する引掛け辺部34Aが形成されている構成としたところに特徴を有する。
【選択図】図4
Description
本発明は、端子金具および端子金具付き電線に関する。
従来、複数本の金属素線を撚り合わせた撚り線からなる芯線を圧着する圧着部を備えた端子金具として下記特許文献1に記載の端子金具が知られている。この圧着部には、被覆で覆った被覆電線における芯線の端末を左右両側から抱き込む一対の圧着片が設けられている。両圧着片の対向面には、芯線の表面に食い込む一対の引掛け辺部(稜部)が突出して設けられている。圧着の際には、これらの引掛け辺部が芯線の表面の酸化被膜を突き破って内部導体に接触することにより確実に導通をとることが可能とされている。
特開2003−317817公報
しかしながら、上記の端子金具によると、引掛け辺部を芯線の軸線方向と直交する方向に配置した結果、引掛け辺部は金属素線の軸線方向に対して斜め方向に配置されることになる。ここで、被覆電線が上下に振られるなどして圧着部が前後方向への力を受けた場合、これと同時に各金属素線は軸線方向への引っ張り力を受けるものの、上記したように引掛け辺部が金属素線の軸線方向に対して斜め方向に配置されているため、金属素線の軸線方向への移動を確実に阻止することができない。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、圧着部が前後方向への力を受けた場合に金属素線の軸線方向への移動を確実に阻止することを目的とする。
本発明は、相手側導体と接続される接続部の後方に、複数本の金属素線を撚り合わせた撚り線からなる芯線を被覆で覆った被覆電線における芯線の端末に抱き込むように圧着される圧着部が設けられた端子金具であって、圧着部における芯線の端末を包む接触面には、圧着に伴って芯線が食い込む複数の凹部が形成され、各凹部の開口縁部には、金属素線の軸線方向と略直交する引掛け辺部が形成されている構成としたところに特徴を有する。
このような構成によると、圧着に伴って凹部内に芯線が埋め込まれ、この埋め込まれた部分が引掛け辺部と係止する。ここで、引掛け辺部を金属素線の軸線方向と略直交して配置したため、圧着部が前後方向への力を受けた場合に金属素線の軸線方向への移動を確実に阻止することができる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
凹部は、引掛け辺部の延出方向に延びる溝状に形成され、複数の凹部は、金属素線の軸線方向に一定の間隔をあけて並んで配置されている構成としてもよい。
このような構成によると、金型において溝状をなす凹部を叩き出しする部分を細長い突部として形成すればよいから、金型の構造を簡素化することができる。
凹部は、引掛け辺部の延出方向に延びる溝状に形成され、複数の凹部は、金属素線の軸線方向に一定の間隔をあけて並んで配置されている構成としてもよい。
このような構成によると、金型において溝状をなす凹部を叩き出しする部分を細長い突部として形成すればよいから、金型の構造を簡素化することができる。
凹部は、方形の開口縁部を有する孔状に形成されている構成としてもよい。方形の開口縁部としては、正方形や平行四辺形などの開口縁部にしてもよい。
このような構成によると、引掛け辺部によって金属素線の軸線方向への移動を阻止することができることに加えて、引掛け辺部に隣接する隣接辺部によって引掛け辺部の延出方向への移動も阻止することができる。
このような構成によると、引掛け辺部によって金属素線の軸線方向への移動を阻止することができることに加えて、引掛け辺部に隣接する隣接辺部によって引掛け辺部の延出方向への移動も阻止することができる。
複数の凹部は、引掛け辺部の延出方向に一定の間隔をあけて並んで配置され、かつ、引掛け辺部に隣接する隣接辺部の延出方向に一定の間隔をあけて並んで配置されている構成としてもよい。
このような構成によると、金型において凹部を叩き出しする突部が一列に並ぶことになるから、放電加工など時間のかかる加工方法を伴うことなく各突部間を切削加工によって形成することにより、金型を簡易に製造することができる。
このような構成によると、金型において凹部を叩き出しする突部が一列に並ぶことになるから、放電加工など時間のかかる加工方法を伴うことなく各突部間を切削加工によって形成することにより、金型を簡易に製造することができる。
また、本発明は、複数本の金属素線を撚り合わせた撚り線からなる芯線を被覆で覆った被覆電線における芯線の端末に、上記いずれかの端子金具が圧着されている端子金具付き電線としてもよい。
その際、金属素線は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる構成としてもよい。
その際、金属素線は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる構成としてもよい。
本発明によれば、圧着部が前後方向への力を受けた場合に金属素線の軸線方向への移動を確実に阻止することができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図4の図面を参照しながら説明する。本実施形態における端子金具10は、図1に示すように、角筒形状をなす本体部(本発明の「接続部」の一例)20と、本体部20の後方に形成された圧着部30とを備えている。圧着部30は、被覆電線40の端末に抱き込むように圧着されている。
本発明の実施形態1を図1ないし図4の図面を参照しながら説明する。本実施形態における端子金具10は、図1に示すように、角筒形状をなす本体部(本発明の「接続部」の一例)20と、本体部20の後方に形成された圧着部30とを備えている。圧着部30は、被覆電線40の端末に抱き込むように圧着されている。
被覆電線40はアルミ電線であって、複数本の金属素線41を撚り合わせた撚り線からなる芯線42を被覆43で覆った構成である。本実施形態の被覆電線40は、断面積が0.75sqで、金属素線41が11本のものを使用している。また、芯線42の導体外径(標準)は、1mmである。また、金属素線41の撚り角度は、芯線42の軸線方向に対して約5°に設定されている。なお、金属素線41は、アルミニウムまたはアルミニウム合金によって構成されている。
本体部20の内部には、弾性変位可能な弾性接触片21が本体部20の底面部22の前縁からの折り返しによって形成されている。本体部20の内部において弾性接触片21と対向する対向面(図示せず)と弾性接触片21との間には、タブ状をなす相手側導体(図示せず)が挿入可能となっている。
自然状態にある弾性接触片21と対向面との距離は、相手側導体の板厚よりも小さめとされている。このため、相手側導体が弾性接触片21を撓ませつつ対向面との間に挿入されると、相手側導体と弾性接触片21とは弾性的に接触し電気的に接続される。
圧着部30は、略U字状をなすワイヤバレル部31と、ワイヤバレル部31の後方に配置された略U字状をなすインシュレーションバレル部32とを備えている。ワイヤバレル部31とインシュレーションバレル部32は、本体部20の底面部22と連続するベース面33を有し、それぞれベース面33の両側縁から対向状態で立ち上がる一対のかしめ片31A,32Aを備えて構成されている。
ワイヤバレル部31は、図2に示すように、両かしめ片31Aによって被覆電線40の芯線42をかしめ付けることにより芯線42を固着可能である。同様に、インシュレーションバレル部32は、両かしめ片32Aによって被覆電線40の被覆43をかしめ付けることにより被覆43を固着可能である。
ワイヤバレル部31における芯線42の端末を包む接触面には、図3に示すように、圧着に伴って芯線42が食い込む複数のセレーション(本発明の「凹部」の一例)34が形成されている。セレーション34は、図4に示すように、金属素線41の軸線方向P1に対して直交する方向に延びる溝状をなしている。また、セレーション34は、金属素線41の軸線方向P1に一定の間隔L1をあけて並んで配置されている。
各セレーション34の開口縁部には、金属素線41の軸線方向P1と直交する方向に延びる一対の引掛け辺部34Aが設けられている。図4のθは、金属素線41の軸線方向P1に対する引掛け辺部34Aの延出方向P3の角度を示しており、本実施形態における角度θは90°である。
ワイヤバレル部31によって芯線42が圧着されると、芯線42は、セレーション34内にほぼ完全に埋め込まれ、この埋め込まれた部分が引掛け辺部34Aに対して金属素線41の軸線方向P1に係止することにより、金属素線41の軸線方向P1への移動が確実に阻止され、もって被覆電線40の芯線42の軸線方向P2への移動が確実に阻止される。
次に、セレーション34を叩き出しする金型の構造について簡単に説明すると、金型においてセレーション34を形成する部分は、複数条からなる細長い突部によって構成することができるため、金型の構造を簡素化することができる。このような細長い突部を形成する場合、各突部間を切削加工によって形成することができるから、金型を簡易に製造することができる。
本実施形態は以上のような構成であって、続いてその作用を説明する。まず、被覆電線40の端末において被覆43を皮剥ぎし、芯線42を露出させる。次に、芯線42をワイヤバレル部31の接触面に配置し、被覆43をインシュレーションバレル部32の接触面に配置する。そして、ワイヤバレル部31のかしめ片31Aおよびインシュレーションバレル部32のかしめ片32Aをかしめ付けることにより、芯線42がワイヤバレル部31に固着され、被覆43がインシュレーションバレル部32に固着され、端子金具付き電線が完成する。
このようにして製造された端子金具付き電線は、次の工程へ向けて出荷される。ここで、例えば搬送途中に被覆電線40が上下に振られるなどして圧着部30に対し前後方向の力が加わる場合がある。このとき、芯線42は、その軸線方向P2への力を受けることになるものの、これと同時に各金属素線41は、その軸線方向P1への力を受けることになる。しかしながら、芯線42は、セレーション34の内部に埋め込まれており、この埋め込まれた部分が引掛け辺部34Aに係止することにより、各金属素線41の軸線方向P1への移動が規制され、もって芯線42の軸線方向P2への移動が規制される。
以上のように本実施形態では、圧着部30におけるセレーション34の引掛け辺部34Aが各金属素線41の軸線方向P1に対して直交する配置とされているから、圧着部30の前後方向の力が加わった場合に、被覆電線40が芯線42の軸線方向P2に移動することを確実に阻止することができる。また、溝状をなすセレーション34を金属素線41の軸線方向P1に一定の間隔L1をあけて並んで配置したから、金型の構造を簡素化することができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図5ないし図7の図面を参照しながら説明する。本実施形態は、実施形態1のセレーション34の構造を一部変更したものであって、その他の重複する構造、作用、および効果については説明を省略する。
次に、本発明の実施形態2を図5ないし図7の図面を参照しながら説明する。本実施形態は、実施形態1のセレーション34の構造を一部変更したものであって、その他の重複する構造、作用、および効果については説明を省略する。
本実施形態のセレーション35は、図5に示すように、正方形の開口縁部を有する孔状に形成されている。セレーション35の引掛け辺部35Aは、実施形態1と同様に、図6に示すように、金属素線41の軸線方向P1と直交する配置とされている。すなわち、金属素線41の軸線方向P1に対する引掛け辺部35Aの延出方向P3の角度θは、90°である。セレーション35の開口縁部において引掛け辺部35Aと隣接する隣接辺部35Bは、金属素線41の軸線方向P1に延びる形態とされている。このため、引掛け辺部35Aによって金属素線41の軸線方向P1への移動を阻止することができることに加えて、隣接辺部35Bによって引掛け辺部35Aの延出方向P3への移動も阻止することができる。
セレーション35は、ワイヤバレル部31における芯線42の端末を包む接触面に複数配置されている。複数のセレーション35は、引掛け辺部35Aの延出方向P3に一定の間隔S2をあけて並んで配置され、かつ、引掛け辺部35Aに隣接する隣接辺部35Bの延出方向(金属素線41の軸線方向P1)に一定の間隔L2をあけて並んで配置されている。このため、金型50においてセレーション35を叩き出しする突部51は、図7に示すように、金属素線41の軸線方向P1に一定の間隔L2をあけて並んで配置され、かつ、引掛け辺部35Aの延出方向P3に一定の間隔S2をあけて並んで配置される。したがって、各突部51間も、金属素線41の軸線方向P1および引掛け辺部35Aの延出方向P3に一列に並んで配置されるため、切削加工によって各突部51を形成することができる。よって、放電加工など時間のかかる加工方法を伴うことなく各突部51間を切削加工によって形成することにより、金型50を簡易に製造することができる。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を図8ないし図10の図面を参照しながら説明する。本実施形態は、実施形態2のセレーション35の開口縁部の形状を変更したものであって、その他の重複する構造、作用、および効果については説明を省略する。
次に、本発明の実施形態3を図8ないし図10の図面を参照しながら説明する。本実施形態は、実施形態2のセレーション35の開口縁部の形状を変更したものであって、その他の重複する構造、作用、および効果については説明を省略する。
本実施形態のセレーション36は、図8に示すように、平行四辺形の開口縁部を有する孔状に形成されている。セレーション36の引掛け辺部36Aは、実施形態2と同様に、図9に示すように、金属素線41の軸線方向P1と直交する配置とされている。すなわち、金属素線41の軸線方向P1に対する引掛け辺部36Aの延出方向P3の角度θは、90°である。セレーション36の開口縁部において引掛け辺部36Aと隣接する隣接辺部36Bは、金属素線41の軸線方向P1に延びる形態とされている。このため、引掛け辺部36Aによって金属素線41の軸線方向P1への移動を阻止することができることに加えて、隣接辺部36Bによって引掛け辺部36Aの延出方向P3への移動も阻止することができる。
また、金型60においてセレーション36を叩き出しする突部61は、図10に示すように、金属素線41の軸線方向P1に一定の間隔L3をあけて並んで配置され、かつ、引掛け辺部36Aの延出方向P3に一定の間隔S3をあけて並んで配置される。したがって、各突部61間も、金属素線41の軸線方向P1および引掛け辺部36Aの延出方向P3に一列に並んで配置されるため、切削加工によって各突部61を形成することができる。よって、放電加工など時間のかかる加工方法を伴うことなく各突部61間を切削加工によって形成することにより、金型60を簡易に製造することができる。
さらに、本実施形態では、引掛け辺部36Aの延出方向に一列に並んだ複数のセレーション36は、金属素線41の軸線方向P1へ一段移動するにしたがって引掛け辺部36Aの延出方向P3へオーバーラップする態様でずれて配置されているため、引掛け辺部36Aの延出方向P3における全ての位置で金属素線41を引っ掛けることができる。一方、実施形態2の配置とした場合には、金属素線41の引っ掛かりがないラインが発生してしまい、引掛け辺部35Aの延出方向P3にセレーション35をまんべんなく配置することができない。したがって、本実施形態では金型60の製造を簡易にしつつも実施形態2よりも金属素線41の引っ掛かりを強くすることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態では各セレーションを金属素線41の軸線方向P1に一定の間隔をあけて並んで配置しているものの、本発明によると、各セレーションを金属素線41の軸線方向P1に異なる間隔をあけて配置してもよい。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態では各セレーションを金属素線41の軸線方向P1に一定の間隔をあけて並んで配置しているものの、本発明によると、各セレーションを金属素線41の軸線方向P1に異なる間隔をあけて配置してもよい。
(2)本実施形態では一つのセレーションの開口縁部に一対の引掛け辺部を設けているものの、本発明によると、一つのセレーションの開口縁部に引掛け辺部を一つだけ設けてもよい。
(3)本実施形態では溝状や方形の開口縁部を有するセレーションを設けているものの、本発明によると、三角形の開口縁部を有するセレーションを設けてもよい。
(4)実施形態2や実施形態3では各セレーションを引掛け辺部の延出方向P3に一定の間隔をあけて並んで配置しているものの、本発明によると、各セレーションを引掛け辺部の延出方向P3に異なる間隔をあけて配置してもよい。
(5)本実施形態では被覆電線40としてサイズが0.75sq(圧縮導体で金属素線41の本数が11本)で、導体外径(標準)が1mmで、撚り角度が8.93°のアルミ電線を使用しているものの、本発明によると、以下のアルミ電線を使用してもよい。
アルミ電線1 サイズ:1.25sq(圧縮導体で金属素線41の本数が16本)、導体外径(標準):1.4mm、撚り角度:12.40°
アルミ電線2 サイズ:2sq(圧縮導体でなく金属素線41の本数が19本)、導体外径(標準):1.8mm、撚り角度:13.26°
アルミ電線3 サイズ:2.5sq(圧縮導体でなく金属素線41の本数が19本)、導体外径(標準):2.1mm、撚り角度:15.37°
アルミ電線4 サイズ:3sq(圧縮導体でなく金属素線41の本数が37本)、導体外径(標準):2.25mm、撚り角度:16.41°
アルミ電線1 サイズ:1.25sq(圧縮導体で金属素線41の本数が16本)、導体外径(標準):1.4mm、撚り角度:12.40°
アルミ電線2 サイズ:2sq(圧縮導体でなく金属素線41の本数が19本)、導体外径(標準):1.8mm、撚り角度:13.26°
アルミ電線3 サイズ:2.5sq(圧縮導体でなく金属素線41の本数が19本)、導体外径(標準):2.1mm、撚り角度:15.37°
アルミ電線4 サイズ:3sq(圧縮導体でなく金属素線41の本数が37本)、導体外径(標準):2.25mm、撚り角度:16.41°
10…端子金具
20…本体部(接続部)
30…圧着部
31…インシュレーションバレル部
34…セレーション(凹部)
34A…引掛け辺部
35…セレーション(凹部)
35A…引掛け辺部
35B…隣接辺部
36…セレーション
36A…引掛け辺部
36B…隣接辺部
40…被覆電線
41…金属素線
42…芯線
43…被覆
P1…金属素線の軸線方向
P2…芯線の軸線方向
P3…引掛け辺部の延出方向
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31…インシュレーションバレル部
34…セレーション(凹部)
34A…引掛け辺部
35…セレーション(凹部)
35A…引掛け辺部
35B…隣接辺部
36…セレーション
36A…引掛け辺部
36B…隣接辺部
40…被覆電線
41…金属素線
42…芯線
43…被覆
P1…金属素線の軸線方向
P2…芯線の軸線方向
P3…引掛け辺部の延出方向
Claims (6)
- 相手側導体と接続される接続部の後方に、複数本の金属素線を撚り合わせた撚り線からなる芯線を被覆で覆った被覆電線における前記芯線の端末に抱き込むように圧着される圧着部が設けられた端子金具であって、
前記圧着部における前記芯線の端末を包む接触面には、圧着に伴って前記芯線が食い込む複数の凹部が形成され、前記各凹部の開口縁部には、前記金属素線の軸線方向と略直交する引掛け辺部が形成されていることを特徴とする端子金具。 - 前記凹部は、前記引掛け辺部の延出方向に延びる溝状に形成され、前記複数の凹部は、前記金属素線の軸線方向に一定の間隔をあけて並んで配置されていることを特徴とする請求項1に記載の端子金具。
- 前記凹部は、方形の開口縁部を有する孔状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の端子金具。
- 前記複数の凹部は、前記引掛け辺部の延出方向に一定の間隔をあけて並んで配置され、かつ、前記引掛け辺部に隣接する隣接辺部の延出方向に一定の間隔をあけて並んで配置されていることを特徴とする請求項3に記載の端子金具。
- 複数本の金属素線を撚り合わせた撚り線からなる芯線を被覆で覆った被覆電線における前記芯線の端末に、請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の端子金具が圧着されている端子金具付き電線。
- 前記金属素線は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなることを特徴とする請求項5に記載の端子金具付き電線。
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