JP2010025039A - 燃焼異常状態判別装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】自着火燃焼の発生を検出した場合に、さらにその燃焼態様を判別することのできる燃焼異常状態判別装置を新規に提供する。
【解決手段】1つの気筒の複数箇所にイオン電流検出手段(燃焼検出装置)としての点火プラグが備えられた火花点火式内燃機関に適用する。そして、イオン電流検出手段による検出結果に基づき自着火燃焼の発生を検出する自着火検出手段(S30)と、自着火燃焼を検出した場合において、複数のイオン電流検出手段による各々の検出結果が示す着火時期が略同一である場合には気筒内の全体が高温となっているHCCI燃焼状態(重度異常状態)と判定し、各々の検出結果が示す着火時期が略同一でない場合には気筒内の一部分が高温となっているヒートスポット燃焼状態(軽度異常状態)と判定する異常状態判別手段(S50,S60,S70)と、を備える。
【選択図】 図3
【解決手段】1つの気筒の複数箇所にイオン電流検出手段(燃焼検出装置)としての点火プラグが備えられた火花点火式内燃機関に適用する。そして、イオン電流検出手段による検出結果に基づき自着火燃焼の発生を検出する自着火検出手段(S30)と、自着火燃焼を検出した場合において、複数のイオン電流検出手段による各々の検出結果が示す着火時期が略同一である場合には気筒内の全体が高温となっているHCCI燃焼状態(重度異常状態)と判定し、各々の検出結果が示す着火時期が略同一でない場合には気筒内の一部分が高温となっているヒートスポット燃焼状態(軽度異常状態)と判定する異常状態判別手段(S50,S60,S70)と、を備える。
【選択図】 図3
Description
本発明は、点火式内燃機関にて発生した圧縮自着火燃焼の状態を判別する燃焼異常状態判別装置に関する。
点火プラグの火花で着火させる点火式内燃機関において、高圧縮比となるよう設計された近年の内燃機関では、点火プラグにより火花着火する場合よりも早いタイミングで圧縮自着火して燃焼する自着火燃焼の発生が懸念される。この懸念に対し特許文献1では、気筒内での燃焼発生に伴い点火プラグの中心電極及び接地電極間にイオン電流が流れることに着目しており、イオン電流が検出されるタイミングが早ければ自着火燃焼が発生していると判定している。そして、自着火燃焼の発生を検出した場合には、点火プラグによる点火時期を遅角させている。つまり、点火時期を最適点火時期MBT(Minimum Advance for the Best Torque)から遠ざけることで、気筒内温度を低下させて自着火燃焼の抑制を図っている。
特開平11−13615号公報
本発明者らは、自着火燃焼の態様について検討したところ、以下に説明する2種類の態様が存在することを見出した。1つは、気筒内の全体が高温となっている状態で、気筒内の混合気全体が一気に自着火して燃焼するといった態様である(以下、HCCI燃焼と呼ぶ)。1つは、点火プラグの先端部分や気筒内に堆積したデポジットが局部的に高温となった状態で、その高温となった箇所(ヒートスポット)の近傍の混合気が自着火し、その自着火による火炎が気筒内の混合気全体に伝播して燃焼するといった態様である(以下、ヒートスポット燃焼と呼ぶ)。
そして、HCCI燃焼の場合には気筒内の全体が高温となっているため燃焼エネルギが過大であり、クランク軸等のエンジン部品の損傷が懸念される。これに対し、ヒートスポット燃焼の場合にはHCCI燃焼に比べれば燃焼エネルギは小さいため、部品損傷の懸念は軽減される。
したがって、自着火燃焼の発生を検出するだけでなく、HCCI燃焼及びヒートスポット燃焼のいずれの態様で自着火燃焼しているかを判別できれば、その判別結果に応じた内容で内燃機関を制御できる。換言すれば、自着火燃焼の発生を検出した時に単純に点火時期を遅角させていた従来制御では、ヒートスポット燃焼の場合にもHCCI燃焼の場合と同様の遅角量にするため、必要以上に遅角させていることとなり、燃費向上の余地がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、自着火燃焼の発生を検出した場合に、さらにその燃焼態様を判別することのできる燃焼異常状態判別装置を新規に提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
請求項1記載の発明は、
点火プラグの火花で着火させる点火式内燃機関に適用された燃焼異常状態判別装置であって、
前記内燃機関を構成する1つの気筒の複数箇所に配置され、実際の着火時期と相関のある物理量(以下、単に着火時期と記載)を検出する燃焼検出装置と、
前記複数の燃焼検出装置による各々の検出結果のうち少なくとも1つの検出結果に基づき、前記点火プラグにより火花着火する場合よりも早いタイミングで圧縮自着火して燃焼する自着火燃焼の発生を検出する自着火検出手段と、
前記自着火検出手段により自着火燃焼を検出した場合において、前記複数の燃焼検出装置による各々の検出結果が示す着火時期が略同一である場合には前記気筒内の全体が高温となっている重度異常状態(HCCI燃焼状態)と判定し、前記各々の検出結果が示す着火時期が略同一でない場合には前記気筒内の一部分が高温となっている軽度異常状態(ヒートスポット燃焼状態)と判定する異常状態判別手段と、
を備えることを特徴とする。
点火プラグの火花で着火させる点火式内燃機関に適用された燃焼異常状態判別装置であって、
前記内燃機関を構成する1つの気筒の複数箇所に配置され、実際の着火時期と相関のある物理量(以下、単に着火時期と記載)を検出する燃焼検出装置と、
前記複数の燃焼検出装置による各々の検出結果のうち少なくとも1つの検出結果に基づき、前記点火プラグにより火花着火する場合よりも早いタイミングで圧縮自着火して燃焼する自着火燃焼の発生を検出する自着火検出手段と、
前記自着火検出手段により自着火燃焼を検出した場合において、前記複数の燃焼検出装置による各々の検出結果が示す着火時期が略同一である場合には前記気筒内の全体が高温となっている重度異常状態(HCCI燃焼状態)と判定し、前記各々の検出結果が示す着火時期が略同一でない場合には前記気筒内の一部分が高温となっている軽度異常状態(ヒートスポット燃焼状態)と判定する異常状態判別手段と、
を備えることを特徴とする。
ここで、先述したHCCI燃焼の場合には、気筒内の混合気全体が一気に自着火して燃焼するため、複数箇所に配置された燃焼検出装置の各々にて検出される着火時期は略同一となるはずである。一方、先述したヒートスポット燃焼の場合には、ヒートスポット近傍の混合気が自着火し、その自着火燃焼が気筒内の混合気全体に伝播して燃焼するため、燃焼検出装置の各々にて検出される着火時期には「ずれ」が生じるはずである。
この知見に基づき、上記請求項1記載の発明では、1つの気筒の複数箇所に燃焼検出装置を配置して、複数の燃焼検出装置による各々の検出結果が示す着火時期が略同一である場合には重度異常状態(HCCI燃焼状態)、略同一でない場合には軽度異常状態(ヒートスポット燃焼状態)と判定するので、自着火燃焼の発生を検出した場合に、さらにその燃焼態様を判別(つまりHCCI燃焼及びヒートスポット燃焼のいずれであるかを判別)することができる。
請求項2記載の発明では、前記自着火燃焼を抑制するよう前記内燃機関の制御内容を変更する自着火抑制手段を備え、前記異常状態判別手段により前記重度異常状態であると判定された場合には、前記自着火抑制手段による前記変更を実行し、前記軽度異常状態であると判定された場合には、前記重度異常状態時に比べて前記変更の度合いを小さくする又は前記変更を禁止することを特徴とする。
これによれば、軽度異常状態の時に自着火を抑制させるよう制御内容を変更するにあたり、重度及び軽度のいずれの異常状態であるかに拘わらずに自着火抑制手段による変更を実行する場合に比べて、過剰に変更させてしまうことを軽減できる。例えば、点火時期を遅角させるよう変更することで自着火抑制を図る場合において、軽度異常状態時に過剰遅角させることを軽減して燃費向上を図ることができる。
請求項3記載の発明では、前記内燃機関には、前記気筒に取り付けられた吸気バルブ及び排気バルブの少なくとも一方の開弁期間を変更するバルブタイミング調整装置が搭載されており、前記自着火抑制手段は、前記両バルブが同時に開弁するオーバラップ期間を長くするよう前記制御内容を変更することを特徴とする。
このようにオーバラップ期間を長くすれば、気筒内の圧力が低下されて温度が低下することとなる。よって、気筒内の全体が高温となっている状態を即座に回避できるので、HCCI燃焼による自着火燃焼を容易に抑制することができる。
請求項4記載の発明では、前記複数の燃焼検出装置による各々の検出結果が示す着火時期のずれ量のうち、前記火花着火により燃焼している場合のずれ量の平均値を正常ずれ量とし、前記異常状態判別手段は、検出した前記ずれ量が前記正常ずれ量の半分以下である場合に、前記略同一であるとして前記重度異常状態と判定することを特徴とする。このように、正常ずれ量の半分以下である場合を略同一として重度異常状態と判定すれば、異常状態判別手段による判別の精度を良好にできるとの知見を本発明者らは得ている。例えば、請求項5記載の如く、前記正常ずれ量をクランク角度で約4℃Aに設定することが具体例として挙げられる。
請求項6記載の発明では、前記燃焼検出装置は、前記気筒内での燃焼発生に伴い前記点火プラグの中心電極及び接地電極間に流れるイオン電流を検出するイオン電流検出手段であることを特徴とする。
気筒内での燃焼発生に伴い点火プラグの両電極間にイオン電流が流れるので、このようにイオン電流が生じたタイミングを検出することで実際の着火時期を推定することが容易に実現できる。よって、イオン電流検出手段を燃焼検出装置として適用した上記請求項6記載の発明によれば、実際の着火時期を精度良く推定でき、ひいては異常状態判別手段による判別精度を向上できる。
なお、イオン電流検出手段の他に、燃焼検出装置の具体例としては、気筒内の圧力を検出する筒内圧力センサが挙げられる。筒内圧力のピーク時期と着火時期とは相関が高いので、筒内圧力センサを燃焼検出装置として適用しても、実際の着火時期を精度良く推定できる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態の点火制御システムは、火花点火式のガソリンエンジンに適用され、当該エンジンの点火制御を司る電子制御装置(以下、ECUという)は、エンジン運転状態に基づいて各気筒に設けられた点火プラグの点火時期を最適時期に制御する。以下、点火制御システムの詳細を説明する。
図1は、本実施形態における燃焼異常状態判別装置が搭載された、エンジン制御装置の概要を示す構成図である。エンジン10(内燃機関)のシリンダヘッドには、1つの気筒に対して2本の点火プラグ20,201が配設されている。一方の点火プラグ20(センタプラグ)は燃焼室11の上部中央に配置され、他方の点火プラグ201(サイドプラグ)は燃焼室の側部に配置されている。これらの両プラグ20,201は同じ構造であるため、以下、センタプラグ20の構造について説明し、サイドプラグ201の構造については説明を省略する。
プラグ先端に備えられた中心電極21及び接地電極22は燃焼室11内に露出している。また、点火プラグ20にはイグニッションコイル30を構成する二次コイル32の一端が接続され、二次コイル32の他端は、後述するイオン電流検出回路40(燃焼検出装置(イオン電流検出手段))を介して接地されている。
イグニッションコイル30を構成する一次コイル31の一端は12Vのバッテリ33に接続され、一次コイル31の他端はパワートランジスタ34のコレクタに接続されている。パワートランジスタ34のベースに入力されるECU50(点火制御装置)からのオンオフ点火信号に応じてパワートランジスタ34がオンされると、バッテリ33から供給された一次電流が一次コイル31に流れる。一次コイル31への通電後、トランジスタ35がオフされると、二次コイル32に高電圧が誘起され、点火プラグ20の両電極21,22間にてスパーク(火花)が生じる。なお、筒内圧変化を表す図2(a)に示すように、混合気への着火時期t3は、スパーク開始時期t2からタイムラグ(着火遅れ時間)がある。
図2(b)は、上述の如く一次コイル31への通電を制御した場合における二次側電圧の変化を示しており、圧縮行程中のt1時点において、一次側への通電開始により二次側に電圧が発生する。その後、t2時点において、一次側への通電終了により二次側での容量放電が起こり、両電極21,22間でのスパークが開始され、燃焼行程中のt4時点においてスパークが終了する。
イオン電流検出回路40は、一対のツェナーダイオード41,42、コンデンサ43(充電手段)及び抵抗44等から構成されている。かかる構成において、パワートランジスタ34がオンからオフに切り替えられ、点火プラグ20にてスパークすると、ツェナーダイオード41によって規定される電圧でコンデンサ43に電荷が蓄積される。つまり、イグニッションコイル30の二次側から点火プラグ20に供給される電力の一部を用いてコンデンサ43を充電(自己充電)する。そして、点火プラグ20の両電極21,22間には、充電されたコンデンサ43を電源として電圧印加される。
混合気が着火、燃焼して燃焼室11で火炎が発生すると、点火プラグ20の両電極21,22間がイオン化されて通電経路が形成されることとなる。すると、コンデンサ43に蓄積された電荷がイオン電流として、点火電流とは逆向きに両電極21,22間を流れる(図1中の符号Iion参照)。このイオン電流は、抵抗44の両端電位差として検出される。この電位差信号は、反転増幅器45により反転増幅され、イオン電流の出力値VaとしてECU50に出力される。
ちなみに、ツェナーダイオード41は、コンデンサ43へ自己充電する時にコンデンサ43への充電電圧をツェナー電圧に規制する役割を果たす。また、ツェナーダイオード42は、イオン電流が流れる時に抵抗44に生じる電圧をツェナー電圧に規制する役割を果たす。
センタプラグ20に対して設けられているイグニッションコイル30、パワートランジスタ34及びイオン電流検出回路40は、サイドプラグ201についても同様にして設けられており、サイドプラグ201に対して設けられたイオン電流検出回路401からは、イオン電流出力値VbがECU50へ向けて出力される。なお、点火プラグ20,201及びイオン電流検出回路40,401は、実際の着火時期と相関のある物理量(イオン電流)を検出するイオン電流検出手段(燃焼検出装置)に相当する。つまり、センタプラグ20及びサイドプラグ201により、気筒内の2箇所で燃焼の有無が検出可能である。
ECU50は、CPU、RAM、ROM等からなるマイクロコンピュータ51、イオン電流検出部52、及び点火制御部53等を有して構成されている。イオン電流検出部52は、イオン電流検出回路40,401から出力されたイオン電流検出信号Va,Vb(つまり反転増幅器45からの出力値)を取得する。取得した信号波形は、失火した場合等、燃焼がなされていない場合には図2(c)中の一点鎖線に示す波形となり、燃焼した場合には図2(c)中の実線に示す波形となる。
さらにイオン電流検出部52は、ピークホールド回路等を用いて、予め設定された所定期間(例えば、スパーク開始直後から燃焼行程終了までの期間)におけるイオン電流検出信号Va,Vbの最大値Vpeakを算出する。ちなみに、図2(c)中の符号N1に示す波形は、一次側への通電を開始させて二次側に電圧が発生させたことに伴い生じるノイズである。また、符号N2に示す波形は、スパーク開始に伴い生じるノイズである。
マイコン51は、イオン電流検出部52にて算出された最大値Vpeakが現れた時期t5(図2(c)参照)に基づき、着火時期t3(図2(a)参照)を推定することができる。また、その最大値Vpeakの大きさに基づき、燃焼行程にて失火が生じたか否かを判定する。本実施形態では、センタプラグ20により検出されたイオン電流検出信号Vaに基づき算出された最大値Vpeak及びその出現時期t5に基づき、着火時期t3の推定及び失火有無の判定を行っている。
ECU50には、クランク角センサ(図示せず)から出力されるエンジン回転速度信号、及びエアフロセンサ(図示せず)から出力される吸気量信号(又は吸気圧センサから出力される吸気圧信号)等が入力される。マイコン51は、これらの信号に基づき図示しないマップを用いて最適点火時期を算出し、当該点火時期に基づき点火信号IGtを点火制御部53に出力する。点火制御部53は、点火信号IGtに基づき、スパーク開始時点t2が前述の最適点火時期となるよう、パワートランジスタ34へのベース電流を制御する。
ちなみに、点火時期を最適点火時期MBTまで進角させることができれば燃費を向上できるものの、MBTに近づけるように進角させていくとノッキングの発生が懸念される。そこで、点火時期を制御するにあたり、点火時期を徐々に進角させていき、ノックセンサ等によるノッキングの発生が検出されると遅角補正する。これにより、ノッキングが発生しない程度に点火時期をMBTに近づけることを図っている。
さらにECU50は、エンジンの運転状態を制御する各種エンジン制御手段60の作動を制御する。エンジン制御手段60の具体例としては燃料噴射弁(図示せず)、スロットルバルブ(図示せず)、及びバルブタイミング調整装置18等が挙げられる。バルブタイミング調整装置18は、クランク軸の回転角度に対するカム軸17の回転角度を調整(位相調整)する装置であり、この位相調整により、吸気バルブ13又は排気バルブ14の開閉タイミングを制御する。つまりECU50は、燃料噴射量及び噴射時期の制御、燃焼室11に流入する吸気量の制御、及び吸気バルブ13又は排気バルブ14の開閉タイミング等を制御する。
ところで、エンジン10を高圧縮比となるよう設計している場合には、燃焼室11の温度が高温になってくると、点火プラグ20,201により火花着火する場合よりも早いタイミングで圧縮自着火して燃焼する自着火燃焼の発生が懸念される。なお、図2(a)中の一点鎖線は、自着火燃焼した場合における筒内圧変化を表している。
マイコン51は、このような自着火燃焼の発生有無を検出するとともに、先述したHCCI燃焼状態(重度異常状態)及びヒートスポット燃焼状態(軽度異常状態)のいずれの態様で自着火燃焼しているのかを判別する。つまり、自着火燃焼の発生を検出した場合において、気筒内の全体が高温となっていることに起因して自着火燃焼(HCCI燃焼)しているのか、或いは、点火プラグ20,201の先端部分等が局部的に高温となっていることに起因して自着火燃焼(ヒートスポット燃焼)しているのかをマイコン51は判別する。そして、自着火燃焼の発生有無、及び燃焼態様の判別結果に応じて、自着火燃焼が抑制されるようエンジン10の制御内容を変更している。
次に、上述した自着火燃焼の発生有無判定、及び燃焼態様の判別等を実行する手順を説明する。図3は、これらの判定及び判別を実行するマイコン51の処理手順を示しており、イグニッションスイッチがオン操作されたことをトリガとして起動した後、所定周期(例えば先述のCPUが行う演算周期)毎又は所定のクランク角度毎に繰り返し実行される。なお、図3の処理を実行する時のECU50は燃焼異常状態判別装置に相当する。
先ず、ステップS10において、両点火プラグ20,201にて検出されたイオン電流検出信号Va,Vbを取得し、続くステップS20において、取得したイオン電流検出信号Va,Vbの最大値Vpeakが現れた時期t5を算出する。なお、図2(d)(e)は、自着火燃焼が発生した時のイオン電流検出信号Va,Vbをそれぞれ示しており、以下、センタプラグ20によるイオン電流検出信号Vaの最大値Vpeakが現れた時期をイオン検出時期taと表記し、サイドプラグ201によるイオン電流検出信号Vbの最大値Vpeakが現れた時期をイオン検出時期tbと表記する。
続くステップS30(自着火検出手段)では、両イオン検出時期ta,tbの少なくとも一方に基づき自着火燃焼の発生有無を判定する。ここでは、センタプラグ20によるイオン検出時期taが、予め設定された閾値THt5よりも早い時期である場合に自着火燃焼が発生していると判定し、イオン検出時期taが閾値THt5よりも遅い時期である場合には点火プラグ20,201の火花で着火して燃焼(正常燃焼)していると判定する。ここで用いる閾値THt5は、エンジン10の運転状態(例えばエンジン回転速度及びエンジン負荷等)に応じて可変設定される。
続くステップS40では、センタプラグ20によるイオン検出時期taと、サイドプラグ20によるイオン検出時期tbとのずれ量M(図2(d)(e)参照)を算出する(M=|ta−tb|)。続くステップS50(異常状態判別手段)では、算出したずれ量Mに基づき、HCCI燃焼及びヒートスポット燃焼のいずれであるかを判別する。
ここで、HCCI燃焼の場合には、気筒内の混合気全体が一気に自着火して燃焼するため、センタプラグ20によるイオン検出時期taとサイドプラグ20によるイオン検出時期tbとは略同一となるはずである。一方、ヒートスポット燃焼の場合には、ヒートスポット部分近傍の混合気が自着火し、その自着火燃焼が気筒内の混合気全体に伝播して順次燃焼するため、両検出時期ta,tbには「ずれ」が生じるはずである。
上記ステップS50では、この点に着目して判別を行っており、具体的には、ずれ量Mが予め設定された閾値THm以下であれば、両検出時期ta,tbは略同一であるとみなしている。そして、ずれ量M≦THmであると判定されれば(S50:YES)、続くステップS60(異常状態判別手段)においてHCCI燃焼であると判定し、ずれ量M≦THmでないと判定されれば(S50:NO)、続くステップS70(異常状態判別手段)においてヒートスポット燃焼であると判定する。
ここで、自着火が生じていない場合の正常燃焼時、或いはヒートスポット燃焼時において生じる、両検出時期ta,tbのずれ量の平均的な値は、両点火プラグ20,201の間隔に応じて変化する。正確には、センタプラグ20の電極21とサイドプラグ201の電極との距離(点火栓間隔)に比例して変化する。図4は、イオン検出時期ずれ量Mと点火栓間隔との関係を示す試験結果であり、図4中の実線は、正常燃焼時或いはヒートスポット燃焼時におけるずれ量Mの平均値を示し、図4中の一点鎖線は、正常燃焼時或いはヒートスポット燃焼時におけるずれ量Mの最小値を示す。したがって、ステップS40にて算出したずれ量Mが一点鎖線に示す値より小さい場合には、HCCI燃焼が発生していると言える。
なお、ずれ量Mの最小値は平均値の約半分になることが本発明者らの試験により明らかになっている。図1に示す場合には、点火栓間隔を20mmとしているため、正常燃焼時或いはヒートスポット燃焼時におけるずれ量Mの平均値はクランク角度で4℃A、最小値はその半分の2℃Aとなっている。よって、ステップS50での判定に用いる閾値THmをクランク角度で2℃Aに設定している。
HCCI燃焼の場合には、気筒内の全体が高温となっているため燃焼エネルギが過大であり、クランク軸等のエンジン部品の損傷が懸念される。よって、HCCI燃焼を回避させるようエンジン制御の内容を早急に変更することを要する。そこで、ステップS50,S60においてHCCI燃焼であると判定された場合には、続くステップS80(自着火抑制手段)においてHCCI燃焼を回避させる制御を実行する。例えば、吸気バルブ13及び排気バルブ14が同時に開弁するオーバラップ期間を長くするよう、エンジン制御手段60によるバルブタイミング調整装置18の制御内容を変更する。このようにオーバラップ期間を長くすれば、気筒内の圧力が低下されて温度が低下することとなる。よって、気筒内の全体が高温となっている状態を即座に回避できるので、HCCI燃焼を早急に回避させるのに好適である。
ところで、先述したようにノッキングが検出されるまで点火時期を進角させるにあたり、ノッキングが生じる領域まで進角させていないにも拘わらず自着火燃焼が検出される場合があることを本発明者らは見出した。そして、この場合の自着火燃焼はヒートスポット燃焼であり、このヒートスポット燃焼の状態が継続するとノッキングが発生し、ノッキングが発生して気筒が振動すると、その振動により燃焼室11内の混合気が加熱されて混合気全体が高温となり、その結果、HCCI燃焼が誘発されるということが分かった。
つまり、自着火が検出された場合であっても、ヒートスポット燃焼による自着火の場合には、即座に高温化抑制を図る必要性が低く、このような場合にまで点火時期を遅角補正させたり、HCCI燃焼を回避させるよう制御内容を変更させたりすることは、点火時期を最適点火時期MBTに近づけることを過剰に抑制させることになる、との知見を本発明者らは得た。
この知見に基づき本実施形態では、イオン電流検出手段としての点火プラグ20,201を1つの気筒に対して2箇所に配設し、両プラグ20,201でのイオン検出時期ta,tbに「ずれ」が生じていればヒートスポット燃焼による自着火と、両検出時期ta,tbが略同一であればHCCI燃焼による自着火と判別する。そして、ヒートスポット燃焼と判定された場合には、ステップS80によるHCCI燃焼回避制御を実行せず、HCCI燃焼と判定された場合にはじめてHCCI燃焼回避制御を実行する。また、ノッキングが検出されれば点火時期を遅角補正するが、ヒートスポット燃焼と判定された場合であってもノッキングが検出されていなければ点火時期の遅角補正を実行しない。
したがって、点火時期を最適点火時期MBTに近づけることを過剰に抑制させることを回避させて燃費向上を図ることができる。しかもその一方では、HCCI燃焼によるクランク軸等の損傷のおそれを回避できる。
また、本実施形態では、HCCI燃焼回避制御として、吸気バルブ13及び排気バルブ14が同時に開弁するオーバラップ期間を長くする制御を採用している。これによれば、気筒内の圧力を即座に低下できるので、気筒内の温度を即座に低下させることができる。よって、気筒内の全体が高温となっている状態を即座に回避できるので、HCCI燃焼による自着火燃焼を即座に回避することができ、好適である。
(他の実施形態)
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、以下のように変更して実施してもよい。また、各実施形態の特徴的構成をそれぞれ任意に組み合わせるようにしてもよい。
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、以下のように変更して実施してもよい。また、各実施形態の特徴的構成をそれぞれ任意に組み合わせるようにしてもよい。
・上記実施形態では、図3のステップS50において、算出したずれ量Mが1回でも閾値THm以下となればHCCI燃焼と判定しているが、ずれ量M≦THmと判定される状態が所定回数以上連続して生じたことを条件としてHCCI燃焼であると判定してもよい。これによれば、イオン電流検出信号Va,Vbに重畳されるノイズ等の影響によりずれ量M≦THmと判定された場合に、HCCI燃焼であると誤判定することを抑制できる。
・同様にして、図3のステップS30において自着火燃焼の有無を判定する場合においても、イオン検出時期taが閾値THt5よりも早い時期であると判定される状態が所定回数以上連続して生じたことを条件として自着火燃焼が生じていると判定してもよい。これによれば、イオン電流検出信号Va,Vbに重畳されるノイズ等の影響で自着火燃焼であると誤判定することを抑制できる。
・図3のステップS80においてHCCI燃焼回避制御を実施するにあたり、算出したずれ量Mの大きさに応じてHCCI燃焼回避制御の制御内容を可変設定してもよい。つまり、HSSI燃焼と判定された場合において、ずれ量Mに応じてオーバラップ量や点火進角量を可変設定する。
・上記実施形態では、イオン電流を検出することで燃焼状態を検出している。つまり、燃焼状態を検出する燃焼検出装置として点火プラグ20,201及びイオン電流検出回路40,401を採用している。これに対し、筒内圧センサを用いて筒内圧を検出することで燃焼状態を検出してもよい。
具体的には、1つの気筒に対して2つの筒内圧センサを配置する。そして、筒内圧センサで検出された筒内圧のピーク出現時期が所定の時期より早ければ自着火燃焼が発生していると判定する。そして、両筒内圧センサによる各々の筒内圧のピーク出現時期のずれ量を算出し、そのずれ量が所定値以上であればヒートスポット燃焼と判定し、所定値より小さければHCCI燃焼と判定する。
・上記実施形態では、図3のステップS50の燃焼態様判定で用いる閾値THmを固定した値に設定しているが、エンジンの運転状態(例えばエンジン回転速度、エンジン負荷、EGR率等)に応じて閾値THmを可変設定するようにしてもよい。
・図3のステップS30にて自着火燃焼と判定されていないにも拘わらず、ずれ量M≦THmと判定された場合には、イオン電流検出回路40,401等の検出異常であると判定するようにしてもよい。
・図3のステップS80にてHCCI燃焼回避制御を実施するにあたり、上記実施形態では、バルブタイミング調整装置18を制御することでオーバラップ量を変更させているが、バルブリフト量を制御するバルブリフト量制御装置によりオーバラップ量を変更させるようにしてもよい。また、両バルブ13,14の開閉タイミングやリフト量を変更させることに替え、燃料噴射量を増量補正して、噴射された液体燃料が気化する時の気化潜熱により気筒内温度を低下させることで、HCCI燃焼の回避を図るようにしてもよい。
10…エンジン(内燃機関)、18…バルブタイミング調整装置、20…センタプラグ(イオン電流検出手段(燃焼検出装置))、201…サイドプラグ(イオン電流検出手段(燃焼検出装置))、40,401…イオン電流検出回路(イオン電流検出手段(燃焼検出装置))、50…ECU(燃焼異常状態判別装置)、S30…自着火検出手段、S50,S60,S70…異常状態判別手段、S80…自着火抑制手段。
Claims (6)
- 点火プラグの火花で着火させる火花点火式内燃機関に適用された燃焼異常状態判別装置であって、
前記内燃機関を構成する1つの気筒の複数箇所に配置され、実際の着火時期と相関のある物理量を検出する燃焼検出装置と、
前記複数の燃焼検出装置による各々の検出結果のうち少なくとも1つの検出結果に基づき、前記点火プラグにより火花着火する場合よりも早いタイミングで圧縮自着火して燃焼する自着火燃焼の発生を検出する自着火検出手段と、
前記自着火検出手段により自着火燃焼を検出した場合において、前記複数の燃焼検出装置による各々の検出結果が示す着火時期が略同一である場合には前記気筒内の全体が高温となっている重度異常状態と判定し、前記各々の検出結果が示す着火時期が略同一でない場合には前記気筒内の一部分が高温となっている軽度異常状態と判定する異常状態判別手段と、
を備えることを特徴とする燃焼異常状態判別装置。 - 前記自着火燃焼を抑制するよう前記内燃機関の制御内容を変更する自着火抑制手段を備え、
前記異常状態判別手段により前記重度異常状態であると判定された場合には、前記自着火抑制手段による前記変更を実行し、
前記軽度異常状態であると判定された場合には、前記重度異常状態時に比べて前記変更の度合いを小さくする又は前記変更を禁止することを特徴とする請求項1に記載の燃焼異常状態判別装置。 - 前記内燃機関には、前記気筒に取り付けられた吸気バルブ及び排気バルブの少なくとも一方の開弁期間を変更するバルブタイミング調整装置が搭載されており、
前記自着火抑制手段は、前記両バルブが同時に開弁するオーバラップ期間を長くするよう前記制御内容を変更することを特徴とする請求項2に記載の燃焼異常状態判別装置。 - 前記複数の燃焼検出装置による各々の検出結果が示す着火時期のずれ量のうち、前記火花着火により燃焼している場合のずれ量の平均値を正常ずれ量とし、
前記異常状態判別手段は、検出した前記ずれ量が前記正常ずれ量の半分以下である場合に、前記略同一であるとして前記重度異常状態と判定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の燃焼異常状態判別装置。 - 前記正常ずれ量をクランク角度で約4℃Aに設定したことを特徴とする請求項4に記載の燃焼異常状態判別装置。
- 前記燃焼検出装置は、前記気筒内での燃焼発生に伴い前記点火プラグの中心電極及び接地電極間に流れるイオン電流を検出するイオン電流検出手段であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の燃焼異常状態判別装置。
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JP2008189329A JP2010025039A (ja) | 2008-07-23 | 2008-07-23 | 燃焼異常状態判別装置 |
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-
2008
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