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JP2010022624A - 足湯装置および足湯水製造方法 - Google Patents

足湯装置および足湯水製造方法 Download PDF

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JP2010022624A
JP2010022624A JP2008188299A JP2008188299A JP2010022624A JP 2010022624 A JP2010022624 A JP 2010022624A JP 2008188299 A JP2008188299 A JP 2008188299A JP 2008188299 A JP2008188299 A JP 2008188299A JP 2010022624 A JP2010022624 A JP 2010022624A
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JP
Japan
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footbath
carbon dioxide
micro
radon
water
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Application number
JP2008188299A
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English (en)
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Kazuyuki Yamazaki
和幸 山嵜
Kazumi Nakajo
数美 中條
Koji Iwata
耕治 岩田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

【課題】足の血流改善のさらなる向上とコスト抑制を実現することができる足湯装置を提供する。
【解決手段】この足湯装置によれば、マイクロナノバブル発生機19は、炭酸ガス貯留調整部22から導入されたラドンと炭酸ガスによるラドン炭酸ガスマイクロナノバブルをマイクロナノバブル発生ノズル2から足湯槽3内の足湯水に発生させる。よって、このラドン炭酸ガスマイクロナノバブルを含有した足湯水によれば、マイクロナノバブルの効果に加えて、マイクロナノバブル化した放射性気体ラドンの効果や炭酸ガスの効果を発揮できる。また、水中撹拌機35が足湯槽内の足湯水に微振動を起こさせるので、足に対するマッサージ効果を発揮でき、それらが相乗的に人体足に作用して、足の血流量を増加させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば糖尿病患者や高齢者のように人体の足部分の血流が悪くなった患者に対する足湯装置および足湯水製造方法に関する。
従来、マイクロナノバブル発生機を利用した足湯槽は存在していたが、発生したマイクロナノバブルの量が少なく、また、マイクロナノバブルのサイズの範囲が狭く、人間の足に対する影響、特に、血液の流れに対する影響度は少ない内容であった。
特に、日本では糖尿病患者が多く、糖尿病患者においては、足の末端付近の血流悪化を原因とする壊疽による足の切断の事例もある。人の足の血流が悪化した場合の改善装置として、マイクロナノバブルを発生させた足湯槽のシステムが考えられる。
ところが、血流改善の効果を発揮させるためには、多数の旋回流方式のマイクロナノバブル発生機を設置する必要があった。具体的には、旋回流方式のマイクロナノバブル発生機を数台設置したシステムがある。このシステムでは、マイクロナノバブル発生機を数台を運転するための電気代や、マイクロナノバブル発生機数台のイニシャルコスト等の足湯槽全体を構成するシステムのコストアップにもつながり、現実的ではないシステムである。
すなわち、人の足の血流を改善するためには、マイクロナノバブルの幅広い種類と、その幅広い種類のマイクロナノバブルを多量により経済的に製造する足湯装置が求められている。
ところで、従来技術としてのナノバブルの利用方法および装置が、特許文献1(特開2004−121962号公報)に開示されている。この従来技術は、ナノバブルが有する浮力の減少、表面積の増加、表面活性の増大、局所高圧場の生成、静電分極の実現による界面活性作用と殺菌作用などの特性を活用したものである。より具体的には、それらが相互に関連することによって、汚れ成分の吸着機能、物体表面の高速洗浄機能、殺菌機能によって各種物体を高機能、低環境負荷で洗浄することができ、汚濁水の浄化を行うことができることが特許文献1に開示されている。
また、別の従来技術としての人工炭酸泉の製造方法が、特許文献2(特開2008−63236号公報)に開示されている。この従来技術は、微細空気を水に巻き込み、ナノからマイクロオーダーの気泡径を発生させるナノまたはマイクロバブル発生装置でもって二酸化炭素ガスを水または温水に溶解させて、溶存二酸化炭素ガスの濃度を温泉法の炭酸泉の基準250ppm以上、好ましくは療養泉の基準1000ppm以上とすることを開示している。
また、さらに別の従来技術として、特許文献3(特開2008−43906号公報)に、機能性マイクロバブルおよび機能性マイクロバブル水を製造する技術が開示されている。この技術では、気体と液体との混合液よりなる気液二相流体を、内側形状が円筒形または円錐形の容器内で毎分20000〜40000回転させて、同容器の中心部に液体および気体の二相旋回流を形成させている。そして、この二相旋回流の回転軸に沿って気体の負圧空洞部を形成させて、旋回する気体空洞部を形成させ、その気体空洞部の旋回によって気体を千切り、かつ粉砕している。これにより、発生時に直径が10〜40μmで、電位が−40〜−100mVの微細気泡を含む機能性マイクロバブルまたは機能性マイクロバブル水を、生物へ供与(例えばマイクロバブル水に生物を浸漬)することを開示している。
ところで、従来の療養泉や足湯槽において、マイクロナノバブルや炭酸ガスマイクロナノバブルを利用した技術は存在したものの、人の足の血流改善のさらなる向上とコスト抑制を実現することが望まれている。
特開2004−121962号公報 特開2008−63236号公報 特開2008−43906号公報
そこで、この発明の課題は、足の血流改善のさらなる向上とコスト抑制を実現することができる足湯装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の足湯装置は、足湯槽と、
上記足湯槽内に配置されていると共に上記足湯槽内の足湯水に振動を発生させる水中撹拌機と、
ラドンと炭酸ガスを発生させるガス発生部と、
上記足湯槽内に配置されていると共に上記ガス発生部からラドンと炭酸ガスが供給されて上記足湯槽内の足湯水に上記ラドンと炭酸ガスによるラドン炭酸ガスマイクロナノバブルを発生させるマイクロナノバブル発生部と、
上記足湯槽内の足湯水を上記マイクロナノバブル発生部に供給する足湯水ポンプとを備えることを特徴としている。
この発明によれば、上記マイクロナノバブル発生部は、上記ガス発生部から供給されたラドンと炭酸ガスによるラドン炭酸ガスマイクロナノバブルを上記足湯槽内の足湯水に発生させる。よって、このラドン炭酸ガスマイクロナノバブルを含有した足湯水によれば、マイクロナノバブルの効果に加えて、マイクロナノバブル化した放射性気体ラドンの効果や炭酸ガスの効果を発揮できる。また、上記水中撹拌機が足湯槽内の足湯水に微振動を起こさせるので、足に対するマッサージ効果を発揮でき、それらが相乗的に人体足に作用して、足の血流量を増加させる効果を発揮できる。
また、一実施形態の足湯装置では、上記ガス発生部は、
ラジウム鉱石が内部に収容されていると共に貯留水にラドンと炭酸ガスを発生させる炭酸ガス貯留調整容器と、
上記炭酸ガス貯留調整容器からの上記ラドンと炭酸ガスを上記マイクロナノバブル発生部に導くための気体配管とを有し、上記足湯水ポンプは高揚程ポンプであり、上記マイクロナノバブル発生部はマイクロナノバブル発生ノズルである。
この実施形態によれば、炭酸ガス貯留調整容器に調整,貯留したラドンと炭酸ガスの混合物をマイクロナノバブル発生部に自給させまたは供給して、マイクロナノバブル発生部において微細なラドン炭酸ガスマイクロナノバブルを製造して、足湯槽に吐出させることができると同時に水中撹拌機で水流を起こして、足をマッサージすることができる。また、微細なラドン炭酸ガスマイクロナノバブルを足湯槽に吐出させるので、微細なラドン炭酸ガスマイクロナノバブルを足湯槽水に含有させて、足の治療等に利用することができる。
また、一実施形態の足湯装置では、上記炭酸ガス貯留調整容器は、内部に投入された炭酸ガスを発生する固形入浴剤でもって炭酸ガスを発生させる。
この実施形態によれば、上記炭酸ガス貯留調整容器では、投入された固形入浴剤で容易に炭酸ガスを発生させて、マイクロナノバブル発生ノズルに自給させまたは供給して、マイクロナノバブル発生ノズルで炭酸ガスマイクロナノバブルを発生させて利用できる。
また、一実施形態の足湯装置では、上記固形入浴剤の投入量を、上記足湯槽内の足湯水に対して重量換算で0.04〜0.05%とした。
また、一実施形態の足湯装置では、上記炭酸ガスを発生する固形入浴剤が薬用植物の成分を含有している。
この実施形態によれば、炭酸ガスを発生する固形入浴剤が薬用植物の成分を含有しているので、薬用植物の成分をも含有した炭酸ガスマイクロナノバブルを足湯水に含有させて、薬用植物の成分がもつ薬理効果を足湯水に発揮させることができる。
また、一実施形態の足湯装置では、上記炭酸ガスを発生する固形入浴剤が人体における足の疾患に治療効果のある成分を含有している。
この実施形態によれば、足湯装置の足湯槽に足を入れることにより人体の足の疾患に対する治療効果を期待できる。例えば、上記成分を、オクチルフタリドとすることで、糖尿病患者の足の壊疽に関係する疾患対策とすることができる。
また、一実施形態の足湯装置では、上記薬用植物が、朝鮮人参、ショウブ、トウキ、カミツレ、アロエ、ハマゴボウのうちのいずれか1つ、もしくは、朝鮮人参、ショウブ、トウキ、カミツレ、アロエ、ハマゴボウのうちのいずれか2つ以上の混合物である。
この実施形態によれば、足湯装置の足湯槽に足を入れることにより、朝鮮人参、ショウブ、トウキ、カミツレ、アロエ、ハマゴボウのうちのいずれか1つ以上による作用を期待できる。
また、一実施形態の足湯装置では、上記ガス発生部で発生させる炭酸ガス量を、自動的に約60mリットル/分から約1mリットル/分まで減少させる。
この実施形態によれば、上記ガス発生部で発生させる炭酸ガス量を自動的に減少させるので、マイクロナノバブル発生ノズルで発生させるマイクロナノバブルのサイズを自動的に小さくして、より小さなサイズのマイクロナノバブルによる新たな効果作用を期待できる。
また、一実施形態の足湯装置では、上記炭酸ガス貯留調整容器の内部に収容されているラジウム鉱石の重量が、上記足湯槽内の足湯水の重量の70〜100%である。
この実施形態によれば、上記炭酸ガス貯留調整容器内のラジウム鉱石から発生する気体としての放射性ラドンをマイクロナノバブルの気体として利用し、放射性ラドンの効果作用を期待できる。
また、一実施形態の足湯装置では、上記炭酸ガス貯留調整容器の内部に収容されたラジウム鉱石は、1時間当たり0.1〜2.0マイクロシーベルト(μSV)の放射線を放射する。
この実施形態によれば、0.1マイクロシーベルト(μSV)以上のラジウムの効果作用を期待できる。
また、一実施形態の足湯装置では、上記炭酸ガス貯留調整容器は、内部にトルマリン鉱石を収容しており、このトルマリン鉱石の重量を、上記足湯槽内の足湯水の体積0.1mに対して50〜100gとした。
この実施形態によれば、上記炭酸ガス貯留調整容器内に、ラジウム鉱石とトルマリン鉱石との2種類の鉱石を充填しているので、ラジウム鉱石とトルマリン鉱石による相乗作用が期待できる。具体的には体の細胞を少しずつ刺激する作用であるホルミシス効果を高めることができる。トルマリン鉱石(電気石)を足湯水体積0.1mに対して50〜100g(重量換算で0.05〜0.1%)充填することが、足湯による足や全身の発汗作用の観点から重要になる。
また、一実施形態の足湯装置では、上記炭酸ガス貯留調整容器は、
上記足湯槽内の足湯水の体積0.1mに対して300〜400gの硫酸マグネシウムが内部に投入される。
この実施形態によれば、炭酸ガスと硫酸マグネシウムの効果作用を期待できる。すなわち、炭酸ガスによる血流量増加作用と硫酸マグネシウムによる皮膚表面への保湿ベール作用がある。
また、一実施形態の足湯装置では、上記炭酸ガス貯留調整容器は、
上記足湯槽内の足湯水の体積0.1mに対して300〜400gの炭酸カルシウムが内部に投入される。
この実施形態によれば、炭酸ガスと炭酸カルシウムの効果作用を期待できる。
すなわち、炭酸ガスの血流量増加効果作用と炭酸カルシウムの血行促進効果作用を期待できる。
また、一実施形態の足湯装置では、上記炭酸ガス貯留調整容器は、上記足湯槽内の足湯水の体積0.1mに対して300〜400gの塩化ナトリウムが内部に投入される。
この実施形態によれば、炭酸ガスと塩化ナトリウムの効果作用を期待できる。すなわち、炭酸ガスの血流量増加効果作用と塩化ナトリウムの温熱効果作用を期待できる。
また、一実施形態の足湯装置では、上記炭酸ガス貯留調整容器は、
上記足湯槽内の足湯水の体積0.1mに対して300〜400gの炭酸水素ナトリウムが内部に投入される。
この実施形態によれば、炭酸ガスと炭酸水素ナトリウムの効果作用を期待できる。すなわち、炭酸ガスによる血流量増加効果作用と、炭酸水素ナトリウムによる毛穴を開き余分な皮脂汚れを除去する効果作用を期待できる。
また、一実施形態の足湯装置では、上記水中撹拌機は、水平翼と立て翼を有する。
この実施形態によれば、水中撹拌機が水平翼と立て翼を有しているので、超微振動を起こすことができ、足に対するマッサージ効果をも合わせて期待できる。
また、一実施形態の足湯水製造方法では、マイクロナノバブル発生機に気体としてラドンと炭酸ガスとの混合物および有効成分を含む液体を供給し、
上記マイクロナノバブル発生機から足湯槽内の足湯水にラドンと炭酸ガスおよび上記有効成分を含有するラドン炭酸ガスマイクロナノバブルを発生させる。
この実施形態の足湯水製造方法によれば、マイクロナノバブル化した放射性気体ラドンの効果と炭酸ガスの効果に加えて上記有効成分の作用効果を発揮できる有効成分含有ラドン炭酸ガスマイクロナノバブルを含有した足湯水を製造できる。なお、上記有効成分としては、例えば、薬用植物の成分、足の疾患に治療効果のある成分が挙げられる。
また、一実施形態の足湯水製造方法では、マイクロナノバブル発生機に気体としてラドンと炭酸ガスとの混合物を供給した後、有効成分を含む液体を上記マイクロナノバブル発生機に供給し、
上記マイクロナノバブル発生機から足湯槽内の足湯水にラドンと炭酸ガスおよび上記有効成分を含有するラドン炭酸ガスマイクロナノバブルを発生させる。
この実施形態の足湯水製造方法によれば、マイクロナノバブルの効果に加えて、マイクロナノバブル化した放射性気体ラドンの効果と炭酸ガスの効果を発揮できるラドン炭酸ガスマイクロナノバブルによる作用効果を発揮し、その後にさらに上記有効成分の作用効果が加わるような足湯水を製造できる。
この発明の足湯装置によれば、マイクロナノバブル発生部は、ガス発生部から供給されたラドンと炭酸ガスによるラドン炭酸ガスマイクロナノバブルを足湯槽内の足湯水に発生させる。よって、このラドン炭酸ガスマイクロナノバブルを含有した足湯水によれば、マイクロナノバブルの効果に加えて、マイクロナノバブル化した放射性気体ラドンの効果や炭酸ガスの効果を発揮できる。また、水中撹拌機が足湯槽内の足湯水に微振動を起こさせるので、足に対するマッサージ効果を発揮でき、それらが相乗的に人体足に作用して、足の血流量を増加させる効果を発揮できる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1実施形態の足湯装置1を模式的に示す図である。この足湯装置1は、大略、足湯槽3と、マイクロナノバブル発生機19と、炭酸ガス貯留調整部22から構成されている。上記マイクロナノバブル発生機19は、マイクロナノバブル発生部としてのマイクロナノバブル発生ノズル2と高揚程ポンプ7とストレーナー4を有している。
この足湯装置1では、浴槽室内で使用する場合、特にマイクロナノバブル発生機19の漏電に対する安全対策が重要であるので、図示していないが、高感度漏電ブレーカーを設置している。また、万が一のことを考慮して、感電防止対策として、収容容器9の底部を絶縁ラバー8で構成している。また、収容容器9には、上部に炭酸ガス貯留調整容器10、下部に高揚程ポンプ7が収容されている。
炭酸ガス貯留調整容器10は、上部がネジ構造になっており、ネジ式蓋14を締めると、炭酸ガス貯留調整容器10内で発生した気体が外部に漏洩しないように構成されている。なお、この第1実施形態では、炭酸ガス貯留調整容器10の蓋をネジ構造としたが、内部で発生した気体が外部に漏洩しなければ、特にネジ構造に限定しない。例えば、調整容器10の蓋としては、ネジ方式の他、パッキンと蓋固定方式などいくつかの方式がある。よって、上記蓋の構造は、目的や操作性から判断して最適な方式を選定すればよい。
なお、上記収容容器9の材質は特に限定しないが、炭酸ガス貯留調整容器10に投入する炭酸ガスを発生する固形入浴剤12が液体である温水13中で溶解する際に、液体である温水13のpHや発生する炭酸ガスによって腐蝕しない材料であればよい。この第1実施形態では、上記収容容器9の材質としてプラスチックを選定したが、金属のアルミニウム、ステンレス鋼、または、硬質木材でも特に問題はない。
なお、固形入浴剤12の投入量は、市販の固形入浴剤12の1個当りの重量が、一例として40g〜50g程度であることから、40g〜50gの範囲で投入する。また、一例として、収容容器9に投入する温水の量を30リットルとした場合に、この30リットルの温水に対する固形入浴剤12の重量換算での濃度を0.13〜0.17%とした。また、一例として、固形入浴剤12の投入量を、足湯槽3の足湯水に対する重量換算で0.04〜0.05%とした。
次に、炭酸ガス貯留調整容器10の内部下部には、ラジウム鉱石11が充填されている。ラジウム鉱石11は、自然界の特定場所の地下で天然の放射線を出している鉱石である。自然界で、ラジウム鉱石11が存在し、地下水が放射性鉱石の近くを通って、水にラジウムを多く含み湧き出したのが、ラドン温泉であり、国内では秋田県の玉川温泉、鳥取県の三朝温泉が有名である。また、ラジウム鉱石11は、アルファ・ベータ・ガンマー線を放射している。ラジウム鉱石11に、液体を注入すると、その放射性を持つ気体としてのラドンを発生する。そして、放射性ラドンが空気に触れると空気がイオン化する。ラドンの作用効果としては、ラドンの適当量が温浴中に人体の呼吸によって肺から直接に血液中に、また皮膚を通じて組織内に吸収されるとラドンの強力なイオン化作用が人体の血液および組織に働いて血液が浄化される作用がある。なお、ラジウム鉱石11の充填重量は、顕著な作用効果を出すために、20g〜30gとした。一例として、ラジウム鉱石11の充填重量は、上記足湯槽内の足湯水の重量の70〜100%とした。
炭酸ガス貯留調整容器10内のラジウム鉱石11は、毎回取り替える必要はなく、使用回数が多く、汚れが発生した時点、例えば1年程度を目安に交換すればよい。
次に、具体的な取り扱いの一例について説明する。
まず、炭酸ガス貯留調整容器10のネジ式蓋14を開けて、ラジウム鉱石11を炭酸ガス貯留調整容器10内に収容した後、液体としてのお湯を注入する。そして、お湯を注入すると気体としてのラドンガス26が発生する。
なお、ラジウム鉱石11としては、具体的には、黄麦堂のラジウムボール(商品名)を採用した。この黄麦堂のラジウムボール(商品名)は、ラジウムボール10個当り、0.601マイクロシーベルト/時の放射線を出すことができる。ここで、この第1実施形態では、一例として上記ラジウム鉱石11を炭酸ガス貯留調整容器10内に28個収容したので、1.683マイクロシーベルト/時の放射線を出している。
次に、放射線量について説明する。放射線量が、0.1マイクロシーベルト/時未満の場合は、体の細胞を少しずつ刺激して体の恒常性(一般に業界ではホルミシス効果と言われている)を増加する作用がなくなる。一方、放射線量が、2.0マイクロシーベルト/時を超える場合は、肺がん発生の確率が高くなると言われている。特に、喫煙者におけるラジウムによる被爆では、肺がん発生の確率が高くなるとの報告もある。
また、炭酸ガス貯留調整容器10内の液体としてのお湯は、最終的には、排水バルブ28を開として、毎回抜くこととしている。その理由は、ラジウム鉱石11が液体中に存在するとラドンガスが発生するので、使用しない時はラジウム鉱石11を空気中で保管することが望ましいからである。
そして、次に、炭酸ガスを発生する固形入浴剤12をラジウム鉱石11の上方に投入する。この炭酸ガスを発生する固形入浴剤12としては花王株式会社のバブ濃厚炭酸湯(商品名)を採用した。この固形入浴剤12を投入する操作をすると、ラジウム鉱石11からはラドンガス26が発生し、また固形入浴剤12からは炭酸ガス25が発生して、ラドンガス26と炭酸ガス25の混合物による気体流27が炭酸ガス貯留調整容器10内に形成されることになる。
そして、収容容器9の下部に収容されている高揚程ポンプ7を運転して、高揚程ポンプ7は、足湯槽水を予め注入してあった足湯槽3の足湯槽水をストレーナー4および吸い込み側ホース6を経由して、高揚程ポンプ7に取り込む。そして、さらに、高揚程ポンプ7のインペラが高速回転して、吐出側ホース5を介して上記足湯槽水がマイクロナノバブル発生ノズル2に送出され、このマイクロナノバブル発生ノズル2は気体としてのラドンと炭酸ガスの混合物を吸い込みながら高速旋回させる。このマイクロナノバブル発生ノズル2では、ラドンと炭酸ガスの混合物がさらにせん断されてラドン炭酸ガスマイクロナノバブルが発生することになる。
ここで、上記ラドンと炭酸ガスの混合物は、気体用バルブ23を開とし、液体用バルブ24を閉とした状態で、気体配管15を経由して、かつ気体流量計17で正確な量が確認され、さらにバルブ16で微調整されてマイクロナノバブル発生ノズル2に自動的に供給(自給)される。なお、上記固形入浴剤12が有効成分を含有し、その有効成分が液体中に存在する場合は、液体用バルブ24を開とし、バルブ23を閉として、液体配管31,バルブ29,液体流量計30を通してマイクロナノバブル発生ノズル2に上記有効成分を含有する液体を自動的に供給(自給)することも可能である。この場合は、液体流量計30を使用する。なお、上記有効成分としては、例えば、薬用植物の成分、足の疾患に治療効果のある成分が挙げられる。上記薬用植物としては、朝鮮人参、ショウブ、トウキ、カミツレ、アロエ、ハマゴボウのうちのいずれか1つ、もしくは、朝鮮人参、ショウブ、トウキ、カミツレ、アロエ、ハマゴボウのうちのいずれか2つ以上の混合物が挙げられる。また、上記足の疾患に治療効果のある成分としては、例えば、硫酸マグネシウムが挙げられる。
なお、気体流量計17や液体流量計30は、一例として東京計装株式会社の製品を選定した。また、足湯槽3に投入する液体入浴剤20としては、一例として、ドラッグストアーで販売されている日本リーバ株式会社のLUX スパモイスト(商品名)を選定した。この液体入浴剤20の役目は、多量のラドン炭酸ガスマイクロナノバブルを製造することであり、固形入浴剤10の役目は、炭酸ガス貯留調整容器10内で炭酸ガスを発生させて、マイクロナノバブル発生ノズル2において、足湯槽水にラドンと混合したラドン炭酸ガスマイクロナノバブルを含有させることである。そして、上記炭酸ガスを発生する固形入浴剤12としてのバブ濃厚炭酸湯(商品名)は、炭酸ガスが溶け込み易い油性成分を配合してあり、その効能として炭酸ガスが湯に高濃度に溶け込み、温浴効果を高めて血行を促進し、冷え症、疲れ、肩こりなどに効果があるとされている。
こうして、マイクロナノバブル発生ノズル2から吐出されるラドン炭酸ガスマイクロナノバブルによるマイクロナノバブル流18が形成される。
ここで、マイクロナノバブル発生機19において、上記炭酸ガスを発生する固形入浴剤12を炭酸ガス貯留調整容器10に投入する一方、上記足湯槽3に液体入浴剤20を投入しない第1の場合と、上記固形入浴剤12と液体入浴剤20の両方が投入された第2の場合とでマイクロナノバブル発生量を比較した。このマイクロナノバブル発生量の測定は、BECKMAN COULTER社のMultisizerにて測定した。
その結果、上記第1の場合では、直径1μmの単位容積当たりのマイクロバブル個数は290(個数/ml)であり、直径500nmの単位容積当たりのナノバブル個数は6400(個数/ml)であった。また、上記第2の場合では、直径1μmの単位容積当たりのマイクロバブル個数は2450(個数/ml)であり、直径500nmの単位容積当たりのナノバブル個数は39400(個数/ml)であった。
なお、マイクロナノバブル発生機19は、主とし4つの部分から構成されている。この4つの部分とは、高揚程ポンプ7と、マイクロナノバブル発生ノズル2と、ストレーナー4、および流量計17とそれらを連結する吐出側ホース5,吸込側ホース6や配管である。マイクロナノバブル発生機19が吐出側ホース5と吸い込み側ホース6を有している理由は、既存のどんな足湯槽3に対しても、足湯装置1を容易に実現できるからである。すなわち、上記ホース5,6に替えて配管とした場合は、配管寸法が決まっていることから、足湯槽3のサイズ,形状等に応じてその都度配管の取り替え工事が発生して、面倒でもあり、費用も発生することになる。これに対して、ホース5,6を採用すれば、どの様な形状の足湯槽3にも適合できる。
また、足湯槽3における足湯槽水は、条件が整えば療養泉とすることができる。療養泉は、環境庁鉱泉分析法指針によって特に治療の目的に供しうるものとして規定された基準値を満たす温泉と説明されている。この基準値は、炭酸ガス(CO)1000ppm以上と規定されている。そして、さらに、ラドンを含有していれば、炭酸ガスと放射性を有し、イオン化しているラドンを含有していることにより、好ましい足湯水すなわち療養泉とすることができる。
また、環境庁鉱泉分析法指針によれば、療養泉の定義は、その湯に、下記のいずれかの条件を有していれば、療養泉と表現することができる。すなわち、
(1) 温度(源泉から採取されるときの温度):摂氏25度以上
(2) 物質:下記に掲げるもののうち、いずれかひとつ含有しておれば、『療養泉』という。なお、下記の放射能泉では、ラジウム鉱石から放射線のラドンが発生する。

(番号) (物質名) 含有量(1kg中) (備考)
1 遊離二酸化炭素(CO) 1000mg以上 二酸化炭素泉
2 総鉄イオン 20mg以上 含鉄泉
3 アルミニウムイオン 100mg以上 含アルミニウム泉
4 ラドン(Rn) 8.25マッへ単位以上 放射能泉
この第1実施形態では、炭酸ガス濃度が、1000ppm以上となるように炭酸ガス貯留調整容器10に炭酸ガスを発生する固形入浴剤12を投入し、足湯槽3には、多量にマイクロナノバブルが発生するように液体入浴剤20を投入した。
マイクロナノバブル発生機19が接続されていない通常の足湯槽3においては、固形入浴剤12を複数投入しても、炭酸ガス濃度を1000ppmとすることができない。これに対し、マイクロナノバブル発生機19と、炭酸ガス貯留調整容器10に投入した固形入浴剤12、および足湯槽3に投入した液体入浴剤20との組み合わせで、炭酸ガス濃度を1000ppm以上とすることができた。
すなわち、一測定例として、上記足湯槽3に上記マイクロナノバブル発生機19が接続されていなくて、かつ、固形入浴剤12および液体入浴剤20のいずれも投入しない場合には、足湯槽3内の炭酸ガス濃度は、10ppm以下であった。また、上記足湯槽3に上記マイクロナノバブル発生機19が接続されていなくて、かつ、固形入浴剤12が投入されるが液体入浴剤20が投入されない場合には、足湯槽3内の炭酸ガス濃度は、720ppm以下であった。足湯槽3にマイクロナノバブル発生機19が接続されていて固形入浴剤12と液体入浴剤20の両方が投入される本実施形態では、足湯槽3内の炭酸ガス濃度を1040ppmであった。なお、上記一測定例において、炭酸ガス濃度は、東亜ディーケーケー株式会社の炭酸ガス濃度計CGP1にて測定した。
こうして、この実施形態では、足湯槽3内の足湯槽水の炭酸ガス濃度1000ppm以上とした。
なお、上記マイクロナノバブル発生機19は、市販されているものならば、メーカーを限定するものではなく、具体的には、株式会社ナノプラネット研究所の商品M2型を採用した。上記マイクロナノバブル発生機19としての他の商品としては、野村電子工業株式会社等、他メーカーの商品も数多く販売されているが、目的に従って選定すればよい。
次に、マイクロナノバブル発生機19としてのメカニズムを詳細に説明する。前述したように、マイクロナノバブル発生機19は、主とし4つの部分から構成されている。この4つの部分とは、高揚程ポンプ7と、マイクロナノバブル発生ノズル2と、ストレーナー4と、流量計17とバルブ16および連結する配管や吐出側ホース5,吸込側ホース6である。
前述のマイクロナノバブル発生ノズル2において、流体力学的に圧力を制御し、負圧形成部分から気体を吸入し、高速流体運動させて、負圧部を形成し、マイクロナノバブルを発生させる。より解り易く簡単に説明すると、水と空気を効果的に自給,混合,溶解し、圧送することにより、マイクロナノバブル白濁水を製造することができる。
さらに、詳細に説明すると、上記マイクロナノバブル発生ノズル2において、マイクロナノバブルを発生させるために、液体および気体の混相旋回流を発生させ、マイクロナノバブル発生ノズル2の中心部に高速旋回させる気体空洞部を形成させる。次に、この空洞部を圧力で竜巻状に細くして、より高速で旋回する回転せん断流を発生させる。この空洞部に気体としての炭酸ガスとラドンガスを、マイナス圧(負圧)を利用して、自動的に供給させる。さらに、上記空洞部を切断,粉砕しながら混相流を回転する。この切断,粉砕は、マイクロナノバブル発生ノズル2の出口付近における内外の気液二相流体の旋回速度差により起きる。この時の回転速度は、500〜600回転/秒である。すなわち、マイクロナノバブル発生ノズル2において、流体力学的に圧力を制御することで、負圧形成部分から気体を吸入し、高揚程ポンプ7で高速流体運動させて負圧部を形成し、ラドン炭酸ガスマイクロナノバブルを発生させる。より解り易く簡単に説明すると、高揚程ポンプ7で水と空気を効果的に自給,混合,溶解し、圧送することにより、ラドン炭酸ガスマイクロナノバブル白濁水を製造することができるのである。
ここで、4種類のバブルについて説明する。
(1) 通常のバブル(気泡)は水の中を上昇して、ついには表面でパンとはじけて消滅する。
(2) マイクロバブルは、発生時において10〜数10ミクロン(μm)の気泡径を有し、発生後に収縮運動によりマイクロナノバブルになる。
(3) マイクロナノバブルは、10μm〜数100nm前後の直径を有する気泡である。
(4) ナノバブルは、数100nm以下の直径を有する気泡である。
なお、足湯槽3には、足を支えるための台34が設置されている。この台34は複数本設置され、台34と台34の間には一定間隔のすき間が設けてある。足湯槽3の下部に設置された水中撹拌機35から発生する「マイクロナノバブル含有超微振動水流」が、台34と台34とのすき間から上昇して、足をマッサージしたり、また足の血流量を増加させたりする。マイクロナノバブルは、あくまでもマイクロナノバブル発生ノズル2から吐出するが、水中撹拌機35から発生する超微振動水流と合体して、「マイクロナノバブル含有超微振動水流」となる。
水中撹拌機35が、モータ38で回転される立て翼36と水平翼37の両方を有していることで、超微振動水流39を発生させることとなる。これにより、足湯槽3における水面は、波形状水面33となる。この水中撹拌機35の構成としては、回転軸を中心として四方向に配置した水平主翼の四端に、柔軟性の高い立て翼36と水平翼37を各対称方向に配置している。この立て翼36と水平翼37の配置によって、超微振動水流39を発生させている。より正確には、水中撹拌機35で立て翼36と水平翼37に高回転運動を与えることにより、四方向に配置した立て翼36と水平翼37のそれぞれが「旗めき運動」を起こし、液中に超微振動水流39を発生する。その超微振動水流39を発生することによる、足32へのマッサージ効果が、マイクロナノバブルの効果と相乗効果となり、足32への血流量の大幅な増加作用となる。
次に、血流量の測定の一実験例による結果を説明する。なお、この実験例では、血流量の測定器として、オメガフロー社製FLO型測定器を採用した。この実験例では、予備実験として、マイクロナノバブル発生機19および水中撹拌機35を稼動させない状態で足湯槽3内の足湯水に足32を浸して足湯槽3を使用した後の足血流量Q0を測定しておく。
次に、上記測定実験の第1の実験では、マイクロバブルを発生させた足湯槽を使用した後の足血流量Q1を測定した。その結果、血流量比(Q1/Q0)は、1.2であった。次に、第2の実験では、マイクロナノバブル発生機19を稼動させて足湯槽3内にラドン炭酸ガスマイクロナノバブルを発生させるが水中撹拌機35を稼動させない状態で足湯槽3を使用した後の足血流量Q2を測定した。その結果、血流量比(Q2/Q0)は、1.3であった。次に、第3の実験では、マイクロナノバブル発生機19と水中撹拌機35の両方を稼動させて足湯槽3内にラドン炭酸ガスマイクロナノバブル含有超微振動水流を発生させた状態で足湯槽3を使用した後の足血流量Q3を測定した。その結果、血流量比(Q3/Q0)は、1.4であった。
上記第1の実験による測定の結果から分るように、マイクロバブルの存在により足血流量が2割向上し、第2の実験結果からは、ラドン炭酸ガスマイクロナノバブルの存在により足血流量が3割向上し、第3の実験結果からは、ラドン炭酸ガスマイクロナノバブル含有超微振動水流39の存在により足血流量が4割向上した。なお、上記各実験結果は、4名の被験者を対象にした平均値である。また、各実験において、足湯槽3に足を浸している時間は0.5時間とし、足湯水の温度は38℃とした。
次に、足の体表温度の測定の一実験例による結果を説明する。この測定実験では、まず、予備実験として、マイクロナノバブル発生機19および水中撹拌機35を稼動させない状態で足湯槽3内の足湯水に足を浸して足湯槽3を使用した後の足の体表温度T0を測定しておく。次に、上記測定実験の第1の実験では、マイクロバブルを発生させた足湯槽を使用した後の足の体表温度T1を測定した。その結果、足の体表温度比(T1/T0)は、1.1であった。次に、第2の実験では、マイクロナノバブル発生機19を稼動させて足湯槽3内にラドン炭酸ガスマイクロナノバブルを発生させるが水中撹拌機35を稼動させない状態で足湯槽3を使用した後の足の体表温度T2を測定した。その結果、体表温度比(T2/T0)は、1.2であった。次に、第3の実験では、マイクロナノバブル発生機19と水中撹拌機35の両方を稼動させて足湯槽3内にラドン炭酸ガスマイクロナノバブル含有超微振動水流を発生させた状態で足湯槽3を使用した後の足の体表温度T3を測定した。その結果、体表温度比(T3/T0)は、1.3であった。
上記第1の実験による測定の結果から分るように、マイクロバブルの存在により足の体表温度が1割向上し、第2の実験結果からは、ラドン炭酸ガスマイクロナノバブルの存在により足の体表温度が2割向上し、第3の実験結果からは、ラドン炭酸ガスマイクロナノバブル含有超微振動水流の存在により足の体表温度が3割向上した。なお、上記各実験結果は、4名の被験者を対象にした平均値である。また、各実験において、足湯槽3に足を浸している時間は0.5時間とし、足湯水の温度は38℃とした。
(参考例)
次に、図2にこの発明の足湯装置の参考例を示す。この参考例は、図1の炭酸ガス貯留調整容器10内にラジウム鉱石11が充填されていない点だけが、前述の第1実施形態と異なる。よって、この参考例では、前述の第1実施形態と同じ部分については、同じ符号を付けて詳細な説明を省略し、前述の第1実施形態と異なる部分を説明する。
この参考例では、炭酸ガス貯留調整容器10にラジウム鉱石11が充填されていない。したがって、前述の第1実施形態とは異なり、ラジウム鉱石11から発生する気体である放射性ラドンの効果を期待できない。すなわち、この参考例では、適当量のラドンが温浴中に人体の呼吸により肺より直接血液中に、また皮膚を通じて組織内に吸収されると、その強力なイオン化作用が人体の足の血液および組織に働いて血液が浄化される作用を期待できない。
この参考例では、炭酸ガス貯留調整容器10に投入した固形入浴剤12としての花王株式会社のバブ濃厚炭酸湯(商品名)には、炭酸ガスが溶け込みやすい油性成分を配合してあり、炭酸ガスが湯に高濃度に溶け込み、温浴効果を高めて足の血行を促進し、血流量を増加させて、冷え症、疲れ、肩こりなどの効果が期待できる。
(第2の実施の形態)
次に、図3にこの発明の足湯装置の第2実施形態を示す。この第2実施形態は、前述の第1実施形態における炭酸ガス貯留調整容器10に硫酸マグネシウムを新たに添加している点のみが、前述の第1実施形態と異なっている。よって、この第2実施形態では、前述の第1実施形態と同じ部分については、同じ符号を付けて詳細な説明を省略し前述の第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
この第2実施形態では、炭酸ガス貯留調整容器10に、新たに硫酸マグネシウムが添加されている。この炭酸ガス貯留調整容器10に添加する硫酸マグネシウムの量は、足湯体積0.1mに対して300g〜400g(重量換算で0.3〜0.4%)である。上記硫酸マグネシウムの量を、300〜400g(重量換算で0.3〜0.4%)として添加する理由は、その程度の重量の商品が存在することと、その商品の作用効果が判明しているからである。
これにより、この第2実施形態では、硫酸マグネシウムを含んだマイクロナノバブルがマイクロナノバブル発生ノズル2から吐出し、さらに足に対する温浴効果を高めて、人体の足の皮膚表面に保湿ベールをつくり、保湿効果を持続する。より具体的には、炭酸ガス貯留調整容器10の液体である温水中に硫酸マグネシウムを溶解させて、液体用バルブ24を開とし、気体用バルブ23を閉とする条件で、バルブ29と液体流量計30で流量を調整して、硫酸マグネシウムを溶解させた液体である温水をマイクロナノバブル発生ノズル2に自動的に供給(自給)させる内容である。
このように、硫酸マグネシウムを添加すると、液体である温水中のイオン量が増加して、電気伝導度が上昇して多量のマイクロナノバブルが発生する。このことは、淡水中よりも、イオン量の多い海水中でマイクロバブルが多量に発生する現象と同様である。
(第3の実施の形態)
次に、図4に本発明の足湯装置の第3実施形態を示す。この第3実施形態は、前述の第1実施形態における炭酸ガス貯留調整容器10に炭酸カルシウムを新たに添加している点のみが、前述の第1実施形態と異なっている。よって、この第3実施形態では、前述の第1実施形態と同じ部分については、同じ符号を付けて詳細な説明を省略し前述の第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
この第3実施形態では、前述の第1実施形態における炭酸ガス貯留調整容器10に炭酸カルシウムが新たに添加されている。この炭酸ガス貯留調整容器10に添加する炭酸カルシウムの量は、足湯体積0.1mに対して300〜400g(重量換算で0.3〜0.4%)である。上記炭酸カルシウムの量を、300〜400g(重量換算で0.3〜0.4%)として添加する理由は、その程度の重量の商品が存在することと、その商品の作用効果が判明しているからである。
これにより、この第3実施形態では、炭酸カルシウムを含んだマイクロナノバブルがマイクロナノバブル発生ノズル2から吐出され、さらに足に対する温浴効果を高めて、血行障害で生じる症状に作用する。より具体的には、炭酸ガス貯留調整容器10の液体である温水中に炭酸カルシウムを溶解させて、バルブ24を開とし、バルブ23を閉とする条件で、バルブ29と液体流量計30とで流量を調整して、炭酸カルシウムを溶解させた温水をマイクロナノバブル発生ノズル2に自動的に供給(自給)させる内容である。
このように、炭酸カルシウムを添加すると、液体である温水中のイオン量が増加して、電気伝導度が上昇して多量のマイクロナノバブルが発生する。このことは、淡水中よりも、イオン量の多い海水中でマイクロバブルが多量に発生する現象と同様である。
(第4の実施の形態)
次に、図5に本発明の足湯装置の第4実施形態を示す。この第4実施形態は、前述の第1実施形態における炭酸ガス貯留調整容器10に塩化ナトリウムを新たに添加している点のみが、前述の第1実施形態と異なっている。よって、この第4実施形態では、前述の第1実施形態と同じ部分については、同じ符号を付けて詳細な説明を省略し前述の第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
この第4実施形態では、前述の第1実施形態における炭酸ガス貯留調整容器10に、塩化ナトリウムが新たに添加されている。この炭酸ガス貯留調整容器10に添加する塩化ナトリウムの量は、足湯体積0.1mに対して300〜400g(重量換算で0.3〜0.4%)である。上記塩化ナトリウムの量を、300〜400g(重量換算で0.3〜0.4%)として添加する理由は、その程度の重量の商品が存在することと、その商品の作用効果が判明しているからである。
これにより、この第4実施形態では、塩化ナトリウムを含んだマイクロナノバブルがマイクロナノバブル発生ノズル2から吐出され、さらに足に対する温浴効果を高めて、温熱効果が人体の足の末端まで行き渡る。より具体的には、炭酸ガス貯留調整容器10の液体である温水中に塩化ナトリウムを溶解させて、バルブ24を開とし、バルブ23を閉とする条件で、バルブ29と液体流量計30とで流量を調整して、塩化ナトリウムを溶解させた温水をマイクロナノバブル発生ノズル2に自動的に供給(自給)させる内容である。
このように、塩化ナトリウムを添加すると、液体である温水中のイオン量が増加して、電気伝導度が上昇して多量のマイクロナノバブルが発生する。このことは、淡水中よりも、イオン量の多い海水中でマイクロバブルが多量に発生する現象と同様である。
(第5の実施の形態)
次に、図6に本発明の足湯装置の第5実施形態を示す。この第5実施形態は、前述の第1実施形態における炭酸ガス貯留調整容器10に炭酸水素ナトリウムを新たに添加されている点のみが、前述の第1実施形態と異なっている。よって、この第5実施形態では、前述の第1実施形態と同じ部分については、同じ符号を付けて詳細な説明を省略し前述の第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
この第5実施形態は、前述の第1実施形態における炭酸ガス貯留調整容器10に、炭酸水素ナトリウムが新たに添加されている。したがって、この第5実施形態では、炭酸水素ナトリウムを含んだマイクロナノバブルがマイクロナノバブル発生ノズル2から吐出し、さらに足の温浴効果を高めて、人体の足の皮膚表面の毛穴を開き余分の皮脂汚れを除去し易くする。また、新陳代謝を促進して足の肌表面を整える。
この炭酸ガス貯留調整容器10に添加する炭酸水素ナトリウムの量は、足湯体積0.1mに対して300〜400g(重量換算で0.3〜0.4%)である。上記炭酸水素ナトリウムの量を、300〜400g(重量換算で0.3〜0.4%)として添加する理由は、その程度の重量の商品が存在することと、その商品の作用効果が判明しているからである。
より具体的には、炭酸ガス貯留調整容器10の液体である温水中に炭酸水素ナトリウムを溶解させて、バルブ24を開とし、バルブ23を閉とする条件で、バルブ29と液体流量計30とで流量を調整して、炭酸水素ナトリウムを溶解させた温水をマイクロナノバブル発生ノズル2に自動的に供給(自給)させる内容である。
このように、炭酸水素ナトリウムを添加すると、液体である温水中のイオン量が増加して、電気伝導度が上昇して多量のマイクロナノバブルが発生する。このことは、淡水中よりも、イオン量の多い海水中でマイクロバブルが多量に発生する現象と同様である。
(第6の実施の形態)
次に、図7に本発明の足湯装置の第6実施形態を示す。この第7実施形態は、前述の第1実施形態における炭酸ガス貯留調整容器10に、ラジウム鉱石11とその下に充填されているトルマリン鉱石21とを配置した点のみが、前述の第1の実施形態と異なっている。よって、この第6実施形態では、前述の第1実施形態と同じ部分については、同じ符号を付けて詳細な説明を省略し前述の第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
この第6実施形態は、前述の第1実施形態における炭酸ガス貯留調整容器10に、ラジウム鉱石11とその下に充填されているトルマリン鉱石21が配置されている。したがって、ラジウム鉱石11から発生する気体である放射性ラドンの効果とトルマリン鉱石21の効果を期待できる。ここで、このトルマリン鉱石21の具体的一例として、トルマリンボールZ(商品名)を採用した。また、このトルマリン鉱石(電気石)21は、足湯体積0.1mに対して50〜100g(重量換算で0.05〜0.1%)充填した。トルマリン鉱石21の充填量を50〜100gとする理由は、この50〜100gの程度の商品が存在することによる。
この第6実施形態では、第1に、ラドンの作用効果としては、ラドンの適当量が足の温浴中に人体の呼吸により肺より直接血液中に吸収され、また皮膚を通じて組織内に吸収される。すると、その強力なイオン化作用が人体の血液および組織に働いて血液が浄化される作用がある。第2に、トルマリン鉱石21の作用としてはマイナスイオンを放出する。
ここで、トルマリン鉱石21についてさらに説明する。トルマリンは、別名を電気石といい、外部から熱や圧力が加わることにより、微弱な電気を流す。結晶体のトルマリンは、極性結晶体といわれ、一方にマイナスの電極、もう一方にプラスの電極を備えており、電極を備えた結晶体であるから効率的に電気作用を示す。このトルマリン鉱石21の効果として、遠赤外線効果、水の電気分解およびイオン化、マイナスイオン効果等がある。
また、このトルマリン鉱石21の特に注目すべき作用として、マイナスイオン効果がある。トルマリン鉱石21は、マイナスイオンを多量に放出するので、水のクラスターがイオン化され、体内に吸収され易くなり、具体的には皮膚から吸収される。マイナスイオンは、人体に対して、精神的、肉体的にリラックス、リフレッシュ効果があると言われている。
次に、マイナスイオン生成量の一例を述べる。すなわち、(1) 一般的な100gのトルマリンを静置した状態で、マイナスイオンテスターでマイナスイオンを測定した結果、マイナスイオンの発生量は28(個/cc)であった。(2) また、100gのイオン発生トルマリンを静置した状態で、マイナスイオンテスターでマイナスイオンを測定した結果、マイナスイオンの発生量は460(個/cc)であった。(3) また、100gのトルマリンボールZ(商品名)を静置した状態で、マイナスイオンテスターでマイナスイオンを測定した結果、マイナスイオンの発生量は1630(個/cc)であった。
(実験例)
図1の足湯装置1に対応した足湯装置を作製した。この実験の足湯装置では、収容容器9の容量を約0.1mとし、足湯槽3の容量を0.1mとした。また、炭酸ガスを発生する固形入浴剤12を花王株式会社のバブ濃厚炭酸湯(商品名)とし、足湯槽3に添加する液体入浴剤20を日本リーバ株式会社のLUX スパモイスト(商品名)を選定し、またマイクロナノバブル発生機19を株式会社ナノプラネットのM2型とした。また、高揚程ポンプ7をイワキのマグネットポンプMD型0.2kwで構成し、また、ラジウム鉱石11としては黄麦堂のラジウムボール(商品名)を採用して炭酸ガス貯留調整容器10内に約30リットル充填した。
そして、足湯装置1を運転して、真っ白なラドン炭酸ガスマイクロナノバブルを発生させて、足32を足湯槽3に入れた。そして、足を観察したところ、全体的に足が赤くなった。花王株式会社のバブ濃厚炭酸湯には、効能として、温浴効果を高めて血行を促進し、冷え症、疲労回復、肩のこり、腰痛、神経痛、リウマチ、痔、あせも、しもやけ、荒れ症、ひび、あかぎれ、しっしん、にきびに対する効能が記載されている。また、花王株式会社のバブEXには、効能として、温浴効果を高めて血行を促進し、冷え症、疲労回復、肩のこり、腰痛、神経痛、リウマチ、痔、あせも、しもやけ、荒れ症、ひび、あかぎれ、しっしん、にきびに対する効能が記載されている。
この実験例の実験結果を総合的に考察すると、花王株式会社のバブ濃厚炭酸湯(商品名)や花王株式会社のバブEX(商品名)の効能を、ラドン炭酸ガスマイクロナノバブルにより、さらに増強した効能を有することが判明した。
この発明の足湯装置の第1実施形態を示す断面図である。 この発明の足湯装置の参考例を示す断面図である。 この発明の足湯装置の第2実施形態を示す断面図である。 この発明の足湯装置の第3実施形態を示す断面図である。 この発明の足湯装置の第4実施形態を示す断面図である。 この発明の足湯装置の第5実施形態を示す断面図である。 この発明の足湯装置の第6実施形態を示す断面図である。
符号の説明
1 足湯装置
2 マイクロナノバブル発生ノズル
3 足湯槽
4 ストレーナー
5 吐出側ホース
6 吸い込み側ホース
7 高揚程ポンプ
8 絶縁ラバー
9 収容容器
10 炭酸ガス貯留調整容器
11 ラジウム鉱石
12 固形入浴剤
13 液体
14 ネジ式蓋
15 気体配管
16 バルブ
17 気体流量計
18 マイクロナノバブル流
19 マイクロナノバブル発生機
20 液体入浴剤
21 トルマリン鉱石
22 炭酸ガス貯留調整部
23 気体用バルブ
24 液体用バルブ
25 炭酸ガス
26 ラドンガス
27 気体流
28 排水バルブ
29 バルブ
30 液体流量計
31 液体配管
32 足
33 波形状水面
34 台
35 水中撹拌機
36 立て翼
37 水平翼
38 モータ
39 マイクロナノバブル含有超微振動水流

Claims (18)

  1. 足湯槽と、
    上記足湯槽内に配置されていると共に上記足湯槽内の足湯水に振動を発生させる水中撹拌機と、
    ラドンと炭酸ガスを発生させるガス発生部と、
    上記足湯槽内に配置されていると共に上記ガス発生部からラドンと炭酸ガスが供給されて上記足湯槽内の足湯水に上記ラドンと炭酸ガスによるラドン炭酸ガスマイクロナノバブルを発生させるマイクロナノバブル発生部と、
    上記足湯槽内の足湯水を上記マイクロナノバブル発生部に供給する足湯水ポンプとを備えることを特徴とする足湯装置。
  2. 請求項1に記載の足湯装置において、
    上記ガス発生部は、
    ラジウム鉱石が内部に収容されていると共に貯留水にラドンと炭酸ガスを発生させる炭酸ガス貯留調整容器と、
    上記炭酸ガス貯留調整容器からの上記ラドンと炭酸ガスを上記マイクロナノバブル発生部に導くための気体配管とを有し、
    上記足湯水ポンプは高揚程ポンプであり、上記マイクロナノバブル発生部はマイクロナノバブル発生ノズルであることを特徴とする足湯装置。
  3. 請求項2に記載の足湯装置において、
    上記炭酸ガス貯留調整容器は、内部に投入された炭酸ガスを発生する固形入浴剤でもって炭酸ガスを発生させることを特徴とする足湯装置。
  4. 請求項3に記載の足湯装置において、
    上記固形入浴剤の投入量を、上記足湯槽内の足湯水に対して重量換算で0.04〜0.05%としたことを特徴とする足湯装置。
  5. 請求項3または4に記載の足湯装置において、
    上記炭酸ガスを発生する固形入浴剤が薬用植物の成分を含有していることを特徴とする足湯装置。
  6. 請求項3または4に記載の足湯装置において、
    上記炭酸ガスを発生する固形入浴剤が人体における足の疾患に治療効果のある成分を含有していることを特徴とする足湯装置。
  7. 請求項5に記載の足湯装置において、
    上記薬用植物が、朝鮮人参、ショウブ、トウキ、カミツレ、アロエ、ハマゴボウのうちのいずれか1つ、もしくは、朝鮮人参、ショウブ、トウキ、カミツレ、アロエ、ハマゴボウのうちのいずれか2つ以上の混合物であることを特徴とする足湯装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1つに記載の足湯装置において、
    上記ガス発生部で発生させる炭酸ガス量を、自動的に約60mリットル/分から約1mリットル/分まで減少させることを特徴とする足湯装置。
  9. 請求項2から8のいずれか1つに記載の足湯装置において、
    上記炭酸ガス貯留調整容器の内部に収容されているラジウム鉱石の重量が、上記足湯槽内の足湯水の重量の70〜100%であることを特徴とする足湯装置。
  10. 請求項9に記載の足湯装置において、
    上記炭酸ガス貯留調整容器の内部に収容されたラジウム鉱石は、1時間当たり0.1〜2.0マイクロシーベルト(μSV)の放射線を放射することを特徴とする足湯装置。
  11. 請求項3から10のいずれか1つに記載の足湯装置において、
    上記炭酸ガス貯留調整容器は、内部にトルマリン鉱石を収容しており、このトルマリン鉱石の重量を、上記足湯槽内の足湯水の体積0.1mに対して50〜100gとしたことを特徴とする足湯装置。
  12. 請求項2から11のいずれか1つに記載の足湯装置において、
    上記炭酸ガス貯留調整容器は、
    上記足湯槽内の足湯水の体積0.1mに対して300〜400gの硫酸マグネシウムが内部に投入されることを特徴とする足湯装置。
  13. 請求項2から11のいずれか1つに記載の足湯装置において、
    上記炭酸ガス貯留調整容器は、
    上記足湯槽内の足湯水の体積0.1mに対して300〜400gの炭酸カルシウムが内部に投入されることを特徴とする足湯装置。
  14. 請求項2から11のいずれか1つに記載の足湯装置において、
    上記炭酸ガス貯留調整容器は、
    上記足湯槽内の足湯水の体積0.1mに対して300〜400gの塩化ナトリウムが内部に投入されることを特徴とする足湯装置。
  15. 請求項2から11のいずれか1つに記載の足湯装置において、
    上記炭酸ガス貯留調整容器は、
    上記足湯槽内の足湯水の体積0.1mに対して300〜400gの炭酸水素ナトリウムが内部に投入されることを特徴とする足湯装置。
  16. 請求項1から15のいずれか1つに記載の足湯装置において、
    上記水中撹拌機は、水平翼と立て翼を有することを特徴とする足湯装置。
  17. マイクロナノバブル発生機に気体としてラドンと炭酸ガスとの混合物および有効成分を含む液体を供給し、
    上記マイクロナノバブル発生機から足湯槽内の足湯水にラドンと炭酸ガスおよび上記有効成分を含有するラドン炭酸ガスマイクロナノバブルを発生させることを特徴とする足湯水製造方法。
  18. マイクロナノバブル発生機に気体としてラドンと炭酸ガスとの混合物を供給した後、有効成分を含む液体を上記マイクロナノバブル発生機に供給し、
    上記マイクロナノバブル発生機から足湯槽内の足湯水にラドンと炭酸ガスおよび上記有効成分を含有するラドン炭酸ガスマイクロナノバブルを発生させることを特徴とする足湯水製造方法。
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