JP2010013974A - フィルタの再生システム及びフィルタの再生方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造の簡素化を図ると共にフィルタの再生を効率よく行うことができるフィルタの再生システム及びフィルタの再生方法を提供することを課題とする。
【解決手段】ガソリンを主燃料とする内燃機関1の排気通路54上に設けられ、排気中の微粒子を捕集するフィルタ5の再生システムであって、排気通路54上に設けられ、フィルタ5より上流側、下流側にそれぞれ設けられた上流側触媒4と下流側触媒6と、上流側触媒4とフィルタ5との間で排気通路54と接続した二次空気供給用通路61とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】ガソリンを主燃料とする内燃機関1の排気通路54上に設けられ、排気中の微粒子を捕集するフィルタ5の再生システムであって、排気通路54上に設けられ、フィルタ5より上流側、下流側にそれぞれ設けられた上流側触媒4と下流側触媒6と、上流側触媒4とフィルタ5との間で排気通路54と接続した二次空気供給用通路61とを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、内燃機関のフィルタの再生システム及びフィルタの再生方法に関する。
従来から、ディーゼルエンジンの排気中に含まれる微粒子(以下、PMと称する)を捕集するフィルタが知られている。特許文献1には、このフィルタに堆積したPMを燃焼させるために、フィルタの上流に配設されたヒータを作動させ、フィルタに二次空気を供給する技術が開示されている。
また、ディーゼルエンジンでは、フィルタに燃料を噴射することにより、フィルタに堆積したPMを燃焼させる技術も知られている。
また、ディーゼルエンジンでは、フィルタに燃料を噴射することにより、フィルタに堆積したPMを燃焼させる技術も知られている。
しかしながら特許文献1に開示されている技術では、ヒータを設ける必要がありエンジン周辺の構造が複雑化する。
また、フィルタへの燃料噴射によりPMを燃焼させる技術でも、同様に専用の燃料噴射手段を設ける必要がある。また、ガソリンエンジンの場合、通常は混合気の空燃比は理論空燃比近傍に制御されるので、フィルタに燃料を噴射してもPMの燃焼を促進するための酸素量が不足している場合が多い。このため、フィルタの再生を充分に行えない恐れがある。
また、フィルタの上流側に触媒が配置されている場合に、触媒の反応によって、排気中の酸素が消費されて、フィルタの再生に必要な酸素量を確保できない恐れがある。これは、触媒の上流側に二次空気を供給するように構成した場合であっても同様である。
したがって本発明の目的は、構造の簡素化を図ると共にフィルタの再生を効率よく行うことができるフィルタの再生システム及びフィルタの再生方法を提供することである。
上記目的は、ガソリンを主燃料とする内燃機関の排気通路上に設けられ、排気中の微粒子を捕集するフィルタの再生システムであって、前記排気通路上に設けられ、前記フィルタより上流側、下流側にそれぞれ設けられた上流側触媒と下流側触媒と、前記上流側触媒と前記フィルタとの間で前記排気通路と接続した二次空気供給用通路とを備えている、ことを特徴とするフィルタの再生システムによって達成できる。
これにより、フィルタを再生する際に、フィルタに二次空気を供給することができ、フィルタの再生に必要な酸素を供給できる。
上記構成において、混合気の空燃比をストイキよりもリッチ側に制御すると共に、前記二次空気供給通路を介して前記フィルタへ二次空気を供給することにより前記フィルタを再生するフィルタ再生制御手段とを備えている、構成を採用できる。
混合気の空燃比をリッチ側に制御することにより、フィルタには比較的多くの未燃燃料を含む排気が供給されることになる。フィルタには更に二次空気が供給されるので、排気中の未燃燃料と二次空気中の酸素との作用によって、フィルタに堆積したPMを燃焼できる。これにより、フィルタに堆積したPMを燃焼させるためのヒータや、燃料噴射手段を廃止できる。
上記構成において、前記フィルタの温度を算出するフィルタ温度算出手段を備え、前記フィルタ再生制御手段は、前記算出された温度に基づいて前記フィルタへの二次空気の供給を停止する、構成を採用できる。
上記構成において、フィルタの温度が所定以上となった場合には、所定期間はフィルタに捕集された微粒子の燃焼温度が維持されるので、二次空気の供給を停止できる。二次空気の供給を停止することにより、二次空気の供給に伴う電力の消費などを抑制できる。
上記構成において、前記フィルタ再生制御手段は、前記フィルタへの二次空気の供給の停止後は、混合気の空燃比をストイキに収束するように制御する、構成を採用できる。
フィルタへの二次空気の供給の停止後は、空燃比がストイキに制御されるので、リッチ制御時間が短縮される。これにより、燃料消費量の増大を抑制できる。また、リッチ制御時間の短縮により、NOxの排出量についても抑制できる。
上記構成において、前記フィルタは、酸素吸蔵放出機能を有した触媒が担持されており、前記フィルタ再生制御手段は、前記フィルタへの二次空気の供給の停止後、混合気の空燃比をリッチ側とリーン側とに交互に切り替える、構成を採用できる。
フィルタに担持された触媒は、リッチ雰囲気下では酸素を放出してフィルタに堆積したPMの燃焼に貢献し、リーン雰囲気下では酸素を吸蔵する。リッチ制御とリーン制御とが交互に繰り返されることにより、フィルタに堆積したPMの燃焼が維持される。
上記構成において、下流側触媒は、NOx触媒である、構成を採用できる。フィルタの再生処理が実行されている間では、PMの燃焼により排気が高温化し、NOxの生成量が増大する恐れがあるが、下流側触媒にNOx触媒を配置することにより、NOxの排出を抑制できる。
また、上記目的は、ガソリンを主燃料とする内燃機関の排気通路上に設けられ、排気中の微粒子を捕集するフィルタの再生方法であって、混合気の空燃比をストイキよりもリッチ側に制御するステップと、前記排気通路上に設けられ前記フィルタよりも上流側に設けられた上流側触媒と、前記フィルタとの間に二次空気を供給するステップとを含む、ことを特徴とするフィルタの再生方法によっても達成できる。
混合気の空燃比をリッチ側に制御することにより、フィルタには比較的多くの未燃燃料を含む排気が供給されることになる。フィルタには更に二次空気が供給されるので、排気中の未燃燃料と二次空気中の酸素との作用によって、フィルタに堆積したPMを燃焼できる。これにより、フィルタに堆積したPMの燃焼させるためのヒータや、燃料噴射手段を廃止できる。
本発明によれば、構造の簡素化を図ると共にフィルタの再生を効率よく行うことができるフィルタの再生システム及びフィルタの再生方法を提供できる。
以下、図面を参照して本発明に係る複数の実施例について説明する。
図1は、実施例1に係るフィルタ再生システムが採用されたエンジンシステムの概略構成を示す図である。エンジンシステムは、内燃機関1、電子制御ユニット(Electronic Control Unit、以下ECUと称する)20、排気通路54、上流側触媒4、フィルタ5、下流側触媒6等を含む。内燃機関1は、4つのシリンダ30を有する4サイクル・ガソリン機関であり、各シリンダ30のピストンの上方には、ピストンの頂面とシリンダヘッド1aの壁面とに囲まれた燃焼室が形成されている。また、エンジンシステムは、吸気系40、排気系50、二次空気供給系60を備えている。
ECU20は、内燃機関1の動作全体を制御するものであり、不図示のCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などから構成される。内燃機関1は、通常の運転状態において、ECU20によって混合気の空燃比がストイキ(理論空燃比)周辺に収束されるように制御される。また、ROMには、後述するフィルタ再生処理を実行するために必要なプログラムが格納されている。ECU20は、フィルタ再生制御手段、フィルタ温度算出手段に相当する。
吸気系40は、吸気管41、吸気枝管26を含む。それぞれの吸気枝管26に接続した吸気管41には、スロットル弁42が設けられており、この吸気管41はエアフィルタ43に接続されている。このエアフィルタ43とスロットル弁42の間には、吸入空気量を測定するためのエアフロメータ44が配設されている。また、エアフィルタ43よりも上流側には、吸気の温度を検出する吸気温センサ48が配置されている。
吸気枝管26には、それぞれ燃料噴射弁32が設けられている。燃料噴射弁32からの燃料噴射量は、ECU20からの指示により制御される。尚、シリンダ30内には、不図示の点火プラグが設けられ、ECU20からの制御によって点火タイミングが制御される。
排気系50は、排気通路54、排気枝管52を含む。排気通路54は、各燃焼室から排出される排気の通路である。排気通路54は、内燃機関1と接続した複数の排気枝管52と連通している。排気通路54には、上流から下流にかけて、上流側触媒4、フィルタ5、下流側触媒6が配置されている
上流側触媒4は、排気中に含まれる炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)、及び窒素酸化物(NOx)を浄化する機能を備えた三元触媒である。また、上流側触媒4は酸素吸蔵機能を有している。上流側触媒4は、セラミックから成る担持体に触媒物質である貴金属及びセリア(CeO2)が担持されている。上流側触媒4は、スタートキャタリティックコンバータ(SC)、又は第1触媒とも称される。
フィルタ5は、セラミックからなる周知のフィルタであって、排気中に含まれるPMを捕集する。フィルタ5は、上流側触媒4よりも下流側であって、下流側触媒6よりも上流側に配置されている。
下流側触媒6は、排気中の還元成分濃度が低い状態ではNOxを吸収し、排気中の還元成分濃度が高い状態ではNOxを放出する特性を有している。排気中に放出されたNOxは、排気中にHCやCO等の還元成分が存在していれば、それらと速やかに反応して窒素に還元される。下流側触媒6は、車両のフロア下方に配置されているため、アンダフロアキャタリティックコンバータ又は第2触媒とも称されている。
空燃比センサ4aは、空燃比センサ4aが配置された排気通路54内を通過する排気の空燃比に応じた出力値をECU20へと出力する。詳細には、空燃比センサ4aは、限界電流式の酸素濃度センサである。被検出ガスの空燃比に応じた電圧を出力する。出力値は、被検出ガスの空燃比が大きくなるほど(リーン側であるほど)増大する。
空燃比センサ4bは、上流側触媒4とフィルタ5との間に設けられている。空燃比センサ4bは、上流側触媒4とフィルタ5との間を通過する排気の空燃比に応じた出力値をECU20へ出力する。空燃比センサ4bは、起電力式の酸素濃度センサである。
また、上流側触媒4とフィルタ5との間には、圧力センサ5aが設けられている。また、フィルタ5と下流側触媒6との間には、圧力センサ5bが設けられている。従って、圧力センサ5a、5bは、フィルタ5を挟むように設けられている。圧力センサ5aは、フィルタ5を通過する前の排気の圧力を検出し、圧力センサ5bは、フィルタ5を通過した後の排気の圧力を検出する。圧力センサ5a、5bは、それぞれ排気の圧力に応じた出力値をECU20へと出力する。ECU20は、圧力センサ5a、5bからの出力値に基づいて、フィルタ5前後での圧力差を算出でき、フィルタ5前後での圧力差に基づいてフィルタ5に堆積したPM量を推定できる。フィルタ5に堆積したPM量は、ECU20のROMに予め記憶された、フィルタ5前後での圧力差と堆積量とが対応付けられたマップに基づいて推定される。
また、フィルタ5には温度センサ5cが設けられている。温度センサ5cは、公知のサーミスタなどから構成され、フィルタ5の温度に応じた出力値をECU20へと出力する。尚、その他の温度センサであってもよい。
二次空気供給系60は、内燃機関1の外部から取り入れた空気を二次空気として強制的に排気通路54に供給するように構成されている。
二次空気供給通路61上には、上流側からエアポンプ13、スイッチングバルブ62、逆止弁であるリードバルブ63が配置されている。また、エアポンプ13とエアスイッチングバルブ62の間には圧力センサ64が設けられている。前記エアスイッチングバルブ62には、吸気管41のスロットル弁42の下流から延びる配管65が接続され、この配管65には電磁弁66が設けられている。
エアポンプ13は電気モータにより駆動され、このエアポンプ13は、外部からの指示に基づいて回転駆動するモータ部と、このモータ部により回転駆動されて吸入した空気を加圧するポンプ部とを備えている。そして、空気導入通路14を通じて外部から空気を吸入する。エアポンプ13から圧送される空気は、二次通路供給通路61を介して排気通路54へと導かれる。
二次空気供給通路61は、図1に示すように、上流側触媒4とフィルタ5との間で排気通路54と接続している。従って、二次空気供給通路61から供給される二次空気は、フィルタ5に供給されることになる。
二次空気供給系60は、電磁弁66を開くことで、吸気管41内の負圧をエアスイッチングバルブ62に導き、このエアスイッチングバルブ62を開くことができる。この状態でエアポンプ13を駆動させることで、エアフィルタ43aを通過した外気は二次空気供給通路61を介して、排気通路54内に導かれる。
一般的な二次空気供給系は、主として、冷間始動時等であって燃料濃度が高く、空燃比が小さく、かつ排気を浄化する触媒が活性温度に達していない状態で、触媒に二次空気を供給することにより、触媒を早期に活性化温度まで暖機するものである。しかしながら、本実施例に係る二次空気供給系60は、触媒の暖機のみならず、フィルタ5を再生する際にフィルタ5へ二次空気を供給する。詳しくは後述する。
内燃機関1は、クランクシャフトの端部に取り付けられたタイミングロータと電磁ピックアップとからなるクランクポジションセンサ47と、内燃機関1の内部に形成された冷却水路を流れる冷却水の温度を検出すべくシリンダブロックに取り付けられた水温センサ46とを備えている。
ECU20には、空燃比センサ4a、4b、圧力センサ5a、5b、温度センサ5c、エアフローメータ44、スロットルポジションセンサ45、水温センサ46、クランクポジションセンサ47、等、の各種センサが電気配線を介して接続されている。ECU20は、クランクポジションセンサ47から入力される信号に基づいて、燃料の噴射時期及び点火時期を演算することができる。また、内燃機関1の運転状態に関する各制御や、特にエアポンプ13の駆動やスイッチングバルブ62の開閉駆動を通じて排気通路54に二次空気を供給する制御を実施する。
次に、ECU20が実行するフィルタ再生処理について説明する。図2は、ECU20が実行するフィルタ再生処理の一例を示したフローチャート図である。図2に示すように、ECU20は、フィルタ5に所定量のPMが堆積したか否かを判定する(ステップS1)。詳細には、ECU20は、圧力センサ5a、5bからの出力信号に基づいて、フィルタ5のPMの堆積量を推定する。即ち、圧力センサ5a、5bの出力信号の差が所定値よりも大きい場合には、フィルタ5に堆積したPM量は、フィルタ5の再生処理が必要なほど多いものと判定する。圧力センサ5a、5bの出力信号の差が所定値よりも小さい場合には、フィルタ5に堆積したPM量は、フィルタ5の再生処理が必要なほど堆積に至っていないものと判断する。
尚、フィルタ5の堆積量は、このような判定方法に限定されずに、その他の公知技術を採用しうる。例えば、フィルタ5の上流側の圧力と大気圧とを比較することにより、フィルタ5へのPMの堆積量を推定してもよい。
ステップS1において否定判定の場合には、ECU20は、本処理を終了する。肯定判定の場合には、ECU20は、内燃機関1の現在の運転状態が、フィルタ再生可能領域にあるか否かを判定する(ステップS2)。フィルタ再生可能領域とは、後述する手法によりフィルタ5の再生処理を行った場合であっても、内燃機関1の運転状態には大きな影響を与えない領域である。具体的には、ECU20は、機関回転数、機関の負荷の状態等に基づいて、現在の内燃機関1の運転状態を把握する。次にECU20は、現在の運転状態が、フィルタ再生領域内に該当するか否かを、RAMに予め記憶されたマップに基づいて判定する。ECU20は、内燃機関1の負荷状態については、スロットルポジションセンサ45などからの信号に基づいて判定し、機関回転数については、クランクポジションセンサ47からの信号に基づいて判定する。
ステップS2において否定判定の場合には、再度ステップS2を実行する。即ち、内燃機関1の運転状態がフィルタ再生可能領域に含まれるまでECU20は監視する。肯定判定の場合には、ECU20は、燃料噴射量を制御して、空燃比をストイキよりもリッチ側に制御する(ステップS3)。尚、ECU20が空燃比を制御する場合には、空燃比センサ4aからの出力を参照してフィードバック制御を行う。
次に、ECU20は、エアポンプ13、電磁弁66へ指令を出して、排気通路54へ二次空気を供給する(ステップS4)。これにより空燃比がリッチ側にあり、かつフィルタ5に二次空気が供給されることになる。従って、空燃比がリッチである排気中に含まれる未燃燃料と、フィルタ5へ供給される2次空気中との酸素との作用によって、フィルタ5に堆積したPMが燃焼される。このようにして、フィルタ5の再生処理が行われる。
次に、ECU20は、温度センサ5cからの出力に基づいて、フィルタ5の温度が所定値以上であるか否かを判定する(ステップS5)。所定値未満の場合には、ECU20は再度ステップS5の処理を実行する。即ち、ECU20は、フィルタ5の温度が所定値以上になるまで監視する。
フィルタ5の温度が所定値以上の場合には、ECU20は、エアポンプ13、電磁弁66へ指令を出して、二次空気の供給を停止する(ステップS6)。このように二次空気の供給を停止する理由は、一度フィルタ5の温度が所定値以上まで上昇すれば、未燃燃料が供給されなくてもフィルタ5に堆積したPMが次々と燃焼するからである。このように早期に二次空気の供給を停止することができるので、二次空気を供給するために必要となる電力消費を抑制できる。
次に、ECU20は、混合気の空燃比をリッチ側からストイキ周辺に収束するように制御する(ステップS7)。これにより、空燃比がリッチ側に制御されている時間を短縮化され、燃料消費量を抑制でき、燃費の悪化が防止される。尚、ステップS7の処理においても、ECU20は空燃比センサ4aからの出力によりフィードバック制御を行う。
また、空燃比がリッチ側に制御されて且つ二次空気がフィルタ5に供給されている場合には、未燃燃料の燃焼により排気が高温化する。この高温化により、排気中に含まれる窒素と酸素とが結合してNOxが発生する。しかしなら、上述したようにリッチ側に制御されている時間を短縮化することにより、排気が高温化する期間を短縮でき、NOxの排出量を抑制できる。
次にECU20は、空燃比をストイキに制御を開始してから所定時間経過したか否かを判定する(ステップS8)。具体的には、ECU20は、空燃比をストイキに収束させるように制御を開始してからカウントをして、カウンタ値と所定の閾値とを比較することにより、所定時間の経過を判定する。尚、ECU20はこれ以外の公知の方法で所定時間の経過を判定してもよい。否定判定の場合には、ECU20は再度ステップS7を実行する。即ち、所定期間継続して空燃比がストイキに収束するように制御される。
所定時間経過後は、ECU20は、フィルタ5の再生処理が完了したか否かを判定する(ステップS9)。具体的には、ECU20は、圧力センサ5a、5bからの出力値に基づいてフィルタ5前後での差圧を検出し、温度センサ5cからの出力値に基づいてフィルタ5の温度を検出する。即ち、ECU20は、フィルタ5前後での圧力差とフィルタ5の温度とに基づいて、フィルタ5の再生処理が完了したか否かを判定する。例えば、ECU20は、フィルタ5前後での圧力差が小さくなれば、フィルタ5に堆積したPMは減少したものと推定できる。また、フィルタ5の温度変化が低下して、略一定になった場合には、フィルタ5に堆積したPMは燃焼されたものと判定できる。尚、再生処理の完了の判定は、これ以外の公知の判定方法であってもよい。
ステップS9において否定判定の場合には、ECU20は、再度ステップS2の処理を実行し、フィルタの再生処理を実行する。肯定判定の場合には、ECU20は、この一連の処理を終了する。
以上のように、混合気の空燃比をリッチ側に制御すると共にフィルタ5へ二次空気を供給することにより、フィルタ5に堆積したPMを燃焼させるためのヒータや燃料噴射手段を設けることなく、フィルタ5を再生することができる。このように、フィルタ5の再生に必要な構造の簡素化を図ると共にフィルタ5の再生を効率よく行うことができる。尚、フィルタ5上でPMが燃焼されるので上流側触媒4が熱劣化することもない。
次に、フィルタ再生処理が実行された場合のフィルタ5の温度変化等について説明する。図3は、フィルタ再生処理が実行された場合のフィルタ5の温度変化等を示すグラフである。図3のグラフには、フィルタ5前後での差圧(kPa)を示す曲線L1、フィルタ5の温度(℃)を示す曲線L2、NOxの発生量(ppm)を示す曲線L3が示されている。また、図3のグラフは、横軸が時間(秒)を示しており、縦軸は、フィルタ5の温度、差圧を示している。尚、曲線L1は、圧力センサ5a、5bからの出力値に基づいて算出したものであり、曲線L2は、温度センサ5cに基づいて算出した。また、NOxの発生量については、フィルタ5と下流側触媒6との間の排気通路54に、公知のNOxセンサ(不図示)を配置して算出した。
図3に示すように、フィルタ再生処理が実行されると、フィルタ5の上流側に二次空気が供給されて、フィルタ5の上流側の圧力は急上昇する。このため、フィルタ5の前後での差圧が急上昇して曲線L1も上昇する。また、二次空気の供給と略同時期に、空燃比がリッチ側に制御されるので、フィルタ5には、未燃燃料を多く含んだ排気が供給される。排気中の未燃燃料と二次空気中の酸素との結合によって、未燃燃料が燃焼して、フィルタ5周辺の排気が高温化する。また、フィルタ5に付着した未燃燃料が燃焼することにより、フィルタ5に堆積したPMが燃焼し始める。曲線L2に示すように、フィルタ再生処理が実行されてからおよそ30秒後には、フィルタ5の温度は、当初温度400℃程度から200℃程度上昇して、600℃程度となって一定になる。
空燃比がリッチな混合気は上流側触媒4を通過する際に、アンモニアが生成される。また、排気中の未燃燃料が燃焼することにより、フィルタ5周辺の温度が上昇する。これにより、アンモニアを構成する窒素と二次空気中の酸素とが結合してNOxが発生する。曲線L3に示すように、フィルタ再生処理実行後から直ちに、NOxが発生する。NOxは、下流側触媒6によって浄化される。従って、NOxの排出量が抑制される。
フィルタ5の温度が600℃程度になると、二次空気の供給が停止され、空燃比がストイキに制御される。フィルタ5の温度が一度600℃程度まで上昇すると、フィルタ5に堆積したPMが燃焼し始め、二次空気の供給を停止し空燃比がストイキに制御された場合であっても、所定期間燃焼し続ける。図3の曲線L1に示すように、フィルタ5の温度が600℃程度に至った後、即ちフィルタ再生処理が実行されてから30秒程度経過した後は、徐々にフィルタ5前後での差圧が減少しているのがわかる。二次空気の供給の停止と、フィルタ5に堆積したPMの燃焼によりフィルタ5前後の差圧が減少する。
次に、実施例2に係るエンジンシステムの変形例について説明する。尚、実施例1と同様の部分については、同様の符号を付することによって、重複部分の説明を省略する。
図4は、実施例2に係るフィルタ再生システムが採用されたエンジンシステムの概略構成を示す図である。フィルタ5Aには、酸素吸蔵放出機能(O2ストレージ機能)を有した触媒が担持されている。詳細には、フィルタ5Aは、セラミックから成る担持体に触媒物質である貴金属及びセリア(CeO2)が担持されている。
図5は、ECU20が実行するフィルタ再生処理の一例を示したフローチャート図である。尚、図3に示した処理と重複する部分についての説明は省略する。
ECU20は、ステップS6処理の実行後、混合気の空燃比をリッチ側とリーン側とに所定の周期で交互に切り替える(ステップS7a)。これにより、二次空気の供給の停止後に、フィルタ5Aへ周辺は、リッチ雰囲気下とリーン雰囲気下とが交互に繰り返されることになる。フィルタ5Aに担持された触媒は酸素吸蔵放出機能を有しているため、リーン雰囲気下では酸素を吸蔵し、リッチ雰囲気下では酸素を放出してPMの燃焼に貢献する。従って、二次空気の供給が停止した後であっても、空燃比がリッチとリーンとが所定時間交互に繰り返されることにより、フィルタ5Aに堆積したPMの燃焼を維持することができる。これにより、フィルタ5の再生を効率的に行うことができる。
ECU20は、ステップS6処理の実行後、混合気の空燃比をリッチ側とリーン側とに所定の周期で交互に切り替える(ステップS7a)。これにより、二次空気の供給の停止後に、フィルタ5Aへ周辺は、リッチ雰囲気下とリーン雰囲気下とが交互に繰り返されることになる。フィルタ5Aに担持された触媒は酸素吸蔵放出機能を有しているため、リーン雰囲気下では酸素を吸蔵し、リッチ雰囲気下では酸素を放出してPMの燃焼に貢献する。従って、二次空気の供給が停止した後であっても、空燃比がリッチとリーンとが所定時間交互に繰り返されることにより、フィルタ5Aに堆積したPMの燃焼を維持することができる。これにより、フィルタ5の再生を効率的に行うことができる。
次に、ECU20は所定時間経過したか否かを判定し(ステップS8a)、肯定判定の場合には、ストイキ制御を行い(ステップS8b)、ステップS9の処理を実行する。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 内燃機関
1a シリンダヘッド
4 上流側触媒
4a、4b 空燃比センサ
5、5A フィルタ
5a、5b 圧力センサ
5c 温度センサ
6 下流側触媒
13 エアポンプ
14 空気導入通路
20 ECU(フィルタ再生制御手段、フィルタ温度算出手段)
26 吸気枝管
30 シリンダ
32 燃料噴射弁
40 吸気系
41 吸気管
42 スロットル弁
43、43a エアフィルタ
44 エアフロメータ
45 スロットルポジションセンサ
46 水温センサ
47 クランクポジションセンサ
48 吸気温センサ
50 排気系
52 排気枝管
54 排気通路
60 二次空気供給系
61 二次空気供給通路
62 スイッチングバルブ
63 リードバルブ
64 圧力センサ64
65 配管
66 電磁弁
1a シリンダヘッド
4 上流側触媒
4a、4b 空燃比センサ
5、5A フィルタ
5a、5b 圧力センサ
5c 温度センサ
6 下流側触媒
13 エアポンプ
14 空気導入通路
20 ECU(フィルタ再生制御手段、フィルタ温度算出手段)
26 吸気枝管
30 シリンダ
32 燃料噴射弁
40 吸気系
41 吸気管
42 スロットル弁
43、43a エアフィルタ
44 エアフロメータ
45 スロットルポジションセンサ
46 水温センサ
47 クランクポジションセンサ
48 吸気温センサ
50 排気系
52 排気枝管
54 排気通路
60 二次空気供給系
61 二次空気供給通路
62 スイッチングバルブ
63 リードバルブ
64 圧力センサ64
65 配管
66 電磁弁
Claims (7)
- ガソリンを主燃料とする内燃機関の排気通路上に設けられ、排気中の微粒子を捕集するフィルタの再生システムであって、
前記排気通路上に設けられ、前記フィルタより上流側、下流側にそれぞれ設けられた上流側触媒と下流側触媒と、
前記上流側触媒と前記フィルタとの間で前記排気通路と接続した二次空気供給用通路とを備えている、ことを特徴とするフィルタの再生システム。 - 混合気の空燃比をストイキよりもリッチ側に制御すると共に、前記二次空気供給通路を介して前記フィルタへ二次空気を供給することにより前記フィルタを再生するフィルタ再生制御手段とを備えている、ことを特徴とする請求項1に記載のフィルタの再生システム。
- 前記フィルタの温度を算出するフィルタ温度算出手段を備え、
前記フィルタ再生制御手段は、前記算出された温度に基づいて前記フィルタへの二次空気の供給を停止する、ことを特徴とする請求項2に記載のフィルタの再生システム。 - 前記フィルタ再生制御手段は、前記フィルタへの二次空気の供給の停止後は、混合気の空燃比をストイキに収束するように制御する、ことを特徴とする請求項2又は3に記載のフィルタの再生システム。
- 前記フィルタは、酸素吸蔵放出機能を有した触媒が担持されており、
前記フィルタ再生制御手段は、前記フィルタへの二次空気の供給の停止後、混合気の空燃比をリッチ側とリーン側とに交互に切り替える、ことを特徴とする請求項2又は3に記載のフィルタの再生システム。 - 前記下流側触媒は、NOx触媒である、ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のフィルタの再生システム。
- ガソリンを主燃料とする内燃機関の排気通路上に設けられ、排気中の微粒子を捕集するフィルタの再生方法であって、
混合気の空燃比をストイキよりもリッチ側に制御するステップと、
前記排気通路上に設けられ前記フィルタよりも上流側に設けられた上流側触媒と、前記フィルタとの間に二次空気を供給するステップとを含む、ことを特徴とするフィルタの再生方法。
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-
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- 2008-07-02 JP JP2008173312A patent/JP2010013974A/ja active Pending
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