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JP2010013032A - 車両用空気調和システム - Google Patents

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JP2010013032A JP2008176350A JP2008176350A JP2010013032A JP 2010013032 A JP2010013032 A JP 2010013032A JP 2008176350 A JP2008176350 A JP 2008176350A JP 2008176350 A JP2008176350 A JP 2008176350A JP 2010013032 A JP2010013032 A JP 2010013032A
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Abstract

【課題】暖房効率の低下を伴わず、しかも、質の高い暖房風を車室内に供給することができる暖房運転ができる。
【解決手段】空調ユニット11は、空気導入口16から導入した送風が流れる第1送風路14及び第2送風路15と、第1送風路14に配置されたヒータコア52と、第2送風路15に配置されたエバポレータ46と、ヒータコア52とエバポレータ46の下流に設けられた送風出口26,27,28と、エバポレータ46を通過した冷風をヒータコア52の上流側に戻す冷風環流路32と、エバポレータ46を通過した冷風を冷風環流路32に導く環流ドア33と、エバポレータ46を通過した冷風を冷風環流路32を介してヒータコア52に戻したり排気口34より車室外に排出したりできる排気ドア35とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷房運転と暖房運転ができる車両用空気調和システムに関する。
この種の従来の車両用空気調和システムとしては、特許文献1に開示されたものがある。この車両用空気調和システム100は、図8に示すように、フロントユニット101とリアユニット110を有する。フロントユニット101にはヒートポンプ式冷房装置120のフロント側内部熱交換器121とエンジン冷却用循環装置130のヒータコア131がこの順で配置されている。フロントユニット101の上流端には空気導入口102が、フロントユニット101の下流端には複数の室内吹出口103が設けられている。リアユニット110には、ヒートポンプ式冷房装置120のリア側内部熱交換器122が配置されている。リアユニット110の上流端には空気導入口111が、リアユニット110の下流端には室内吹出口112と共に室外排出口113が設けられている。室内吹出口112と室外排出口113は排気ドア114によって互いの開閉割合が調整される。
ヒートポンプ式冷房装置120は、冷媒を圧縮するコンプレッサ123と、外部コンデンサ124と、前記したフロント側内部熱交換器121と、前記したリア側内部熱交換器122と、サブ熱交換器125とを有し、冷房運転ではフロント側内部熱交換器121及びリア側内部熱交換器122がエバポレータとして機能し、暖房運転ではフロント側内部熱交換器121及びリア側内部熱交換器122がコンデンサとして機能し、熱回収暖房運転ではフロント側内部熱交換器121がコンデンサとし、且つ、リア側内部熱交換器122がエバポレータとして機能するよう冷媒経路及び冷媒圧力を調整できるよう構成されている。
暖房運転では、リアユニット110に導入された送風は、リア側内部熱交換器122で加熱され、この加熱によって得られた温風が室内吹出口112から車室内に供給される。これによって、リア側室内が暖房される。
熱回収暖房運転では、リアユニット110に導入された送風は、リア側内部熱交換器122で冷媒と熱交換され、熱交換によって得られた冷風が室外排出口113から車外に排気される。
リア側内部熱交換器122を通過した冷媒は、送風との熱交換によって吸熱して高温となる。この高温の冷媒がコンプレッサ123で圧縮されると、更に高温の冷媒が吐出されるため、暖房性能の向上となる。つまり、車室外に排出する送風の熱を冷媒によって回収し、暖房性能の向上を図らんとするものである。
特開2000−62449号公報
ところで、車室内の空気を車室外に排気すると、それと同量の外気が車室内に導入される。従って、リア側内部熱交換器122を通過した送風の温度が外気温度より高い場合には、排気した空気温度よりも低い温度の外気が車室内に導入されるため、その分だけ暖房性能が低下するという問題がある。特に、外気温が極低温の場合には、排気する送風の温度と外気温の差が大きくなる場合があり、この場合には暖房性能が大きく低下する事態が発生することになる。
ここで、リア側内部熱交換器122を通過した送風の温度が外気温度より高い場合には、排気せずに車室内に導入することが考えられるが、リア側内部熱交換器122を通過した空気は冷風であるため、この冷風をそのまま車室内に導入すると暖房感が著しく阻害され、質の高い暖房風が車室内に供給されない。
そこで、本発明は、暖房効率の低下を伴わず、しかも、質の高い暖房風を車室内に供給することができる暖房運転ができる車両用空気調和システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1の発明は、空気導入口から導入した送風がそれぞれ流れる第1送風路及び第2送風路と、第1送風路に配置され、送風を加熱するヒータコアと、第2送風路に配置され、送風を冷却するエバポレータと、ヒータコアとエバポレータの双方の下流に設けられ、流入した送風を車室内に導く送風出口と、エバポレータを通過した冷風をヒータコアの上流側に戻す冷風環流路と、エバポレータを通過した冷風を冷風環流路に導く環流選択手段と、エバポレータを通過した冷風を冷風環流路を介してヒータコアに戻したり排気口より車室外に排出したりできる排気手段とを有する空調ユニットを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の車両用空気調和システムであって、排気口は、冷風環流路の分岐によって設けられ、排気口と空気導入口は近接位置に配置されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2記載の車両用空気調和システムであって、排気口と空気導入口は、同じインテークケースに設けられたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の車両用空気調和システムであって、空気導入口は、第1送風路と第2送風路にそれぞれ開口し、第2送風路に開口する導入口は、少なくとも車室内の空気を導入する第2内気導入口を有することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の車両用空気調和システムであって、空調ユニットには、エバポレータを通過した冷風とヒータコアを通過した温風との混合割合を調整できる混合手段が設けられていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の車両用空気調和システムであって、空調ユニットには、第1送風路に配置された第1ブロアファンと、第2送風路に配置された第2ブロアファンが設けられていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6記載の車両用空気調和システムであって、空調ユニットには、エバポレータに導く送風とヒータコアに導く送風との配風割合を調整できる配風手段が設けられていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、暖房運転では、エバポレータの出口側冷風温度が外気温度より低い場合には、エバポレータを通過した冷風の少なくとも一部が車室外に排気されるよう排気手段を制御し、エバポレータの出口側冷風温度が外気温度より高い場合には、エバポレータを通過した冷風を冷風還流路を介してヒータコアの上流側に戻すように環流選択手段を制御する。すると、エバポレータの出口側冷風温度が外気温度より低い場合には、エバポレータを通過した冷風の少なくとも一部が車室外に排気されるが、車室外に排気した冷風より高温の外気が車室内に導入されるので、暖房効率が向上する。又、エバポレータの出口側冷風温度が外気温度より高い場合には、エバポレータを通過した冷風がヒータコアの上流側に戻されるので、エバポレータの出口側冷風よりも低温の外気が車室内に導入されることがない。その上、エバポレータを通過した冷風は、ヒータコアを通過した温風と混合等されて車室内に導入されるのではなく、再びヒータコアを通って加熱された後に車室内に導入されるため、温風として温度ムラのない質の高い暖房風を車室内に導入することができる。以上より、暖房効率の低下を伴わず、しかも、質の高い暖房風を車室内に供給することができる暖房運転が可能である。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、空気導入口の外気導入口と排気口は、共に車室外への開口に適した位置に設置する必要があるため、車両に搭載し易い配置である。
請求項3の発明によれば、請求項2の発明の効果に加え、ほぼ同じ設置条件の空気導入口の外気導入口と排気口が同一のインテークケースに設けられているため、取扱いが容易である。又、空調ユニットのコンパクト化にも寄与する。
請求項4の発明によれば、請求項1〜請求項3の発明の効果に加え、暖房モード時に、通常では外気よりも暖かい内気がエバポレータに導かれるため、省動力化、暖房性能の向上を図ることができる。
請求項5の発明によれば、請求項1〜請求項4の発明の効果に加え、混合手段によって、ヒータコアを通過した温風とエバポレータを通過した冷風の混合割合を調整することができるため、車室内への吹き出し温度を所望の温度に調整できる。
請求項6の発明によれば、請求項1〜請求項5の発明の効果に加え、第1及び第2ブロアファンの各出力を調整することによって、ヒータコアからの温風量とエバポレータからの冷風量を調整できるため、車室内への吹き出し温度を調節できる。つまり、第1及び第2ブロアファンの出力調整によっても暖房性能及び冷房性能を制御できる。
請求項7の発明によれば、請求項6の発明の効果に加え、配風手段によって、第1ブロアファンによる送風と第2ブロアファンによる送風をエバポレータ側とヒータコア側に自由に配風できるため、車室内への吹き出し温度を調整できる。つまり、配風手段の調整によって暖房性能及び冷房性能を制御できる。特に、配風手段によってエバポレータ側の第2送風路又はヒータコア側の第1送風路を完全に閉塞した状態で第1及び第2ブロアファンを同時運転させることで、冷風又は温風の最大風量を増大させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
図1〜図7は本発明の一実施形態を示し、図1は車両用空気調和システムの空調ユニットの概略構成図、図2は車両用空気調和システムの冷暖房用冷媒循環装置の概略構成図、図3は車両用空気調和システムの概略制御ブロック図、図4は暖房モード時における空調ユニットのインテーク側制御フローチャート、図5は空調ユニットのフル外気導入状態を示す概略構成図、図6は空調ユニットの配外気/内気導入状態を示す概略構成図、図7は空調ユニットのフル外気導入状態を示す概略構成図である。
図1及び図2において、車両用空気調和システムは、車両の車室外に配置された空調ユニット10と、この空調ユニット10に配置されたエバポレータ46及びヒータコア52をサイクル部品とする冷暖房用冷媒循環装置40とを備えている。
空調ユニット10は、図1に詳しく示すように、ユニットケース11を有する。このユニットケース11は、インテークケース12とこれが連結される本体ケース13とから構成されている。インテークケース12と本体ケース13内には、空調風を作成するための第1送風路14と第2送風路15がそれぞれ設けられている。インテークケース12には、第1送風路14と第2送風路15に空気を導入するための空気導入口16が設けられている。
空気導入口16は、第1送風路14に開口する第1内気導入口17と、同じく第1送風路14に開口する外気導入口18と、第2送風路15に開口する第2内気導入口19とから構成されている。第1内気導入口17及び第2内気導入口19はそれぞれ車室内に開口し、外気導入口18は車室外に開口している。インテークケース12には、第1内気導入口17から導入する内気(車室内の空気)と外気導入口から導入する外気を調整する内外気切替ドア20が設けられている。内外気切替ドア20は、図1にて実線位置のフル内気導入位置(図7参照)と図1にて仮想線位置のフル外気導入位置(図5参照)との間を変移し、第1内気導入口17と外気導入口18の開閉割合を調整できる。フル内気位置とフル外気位置の中間位置は半外気/内気導入位置(図6参照)である。
インテークケース12の第1送風路14と第2送風路15には、第1ブロアファン21と第2ブロアファン22がそれぞれ配置されている。第1ブロアファン21は、第1送風路14に内気や外気を吸引する。第2ブロアファン22は、第2送風路15に内気を吸引する。
本体ケース13の第1送風路14内には、冷暖房用冷媒循環装置40のヒータコア52が、第2送風路15内には冷暖房用冷媒循環装置40のエバポレータ46がそれぞれ配置されている。ヒータコア52は、第1送風路14の送風を加熱し、温風とする。エバポレータ46は、第2送風路15の送風を冷却し、冷風とする。冷暖房用冷媒循環装置40の構成については、下記に詳述する。
本体ケース13のヒータコア52及びエバポレータ46の直ぐ上流には、配風手段である配風ドア23が設けられている。配風ドア23は、第1送風路14と第2送風路15に導入された送風を全てヒータコア52に送る位置と、逆に全てエバポレータ46に送る位置との間を変移でき、ヒータコア52への送風量とエバポレータ46への送風量の割合を調整できる。図1にて実線の中間位置では、第1送風路14から導入された送風はヒータコア52に、第2送風路15から導入された送風はエバポレータ46にそれぞれ配風する。
本体ケース13のヒータコア52及びエバポレータ46の直ぐ下流には、第1送風路14と第2送風路15が合流するミックス室24が設けられていると共に混合手段であるミックスドア25が設けられている。ミックス室24では、ミックスドア25の位置によってヒータコア52からの温風とエバポレータ46からの冷風がミックスされたり、ミックスされることなく排出されたりする。ミックスドア25は、図1にて実線位置のフル暖房位置と、図1にて仮想線のフル冷房位置の間を変移できる。又、ミックス室24には、送風出口であるデフ吹出口26、ベント吹出口27、フット吹出口28が開口され、これら吹出口26,27,28より送風が車室内に導かれる。デフ吹出口26はデフドア29によって、ベント吹出口27はベントドア30によって、フット吹出口28はフットドア31によって吹き出しモードに応じてそれぞれ開閉される。
また、インテークケース12と本体ケース13には、冷風還流路32が設けられている。冷風還流路32は、エバポレータ46の直ぐ下流に冷風還流入口32aを有し、第1送風路14の第1ブロアファン21の更に上流位置(ヒータコア52より上流位置)に冷風還流出口32bを有する。冷風還流入口32aは、還流選択手段である還流ドア33によって開閉される。冷風還流路32の冷風還流出口32bの直ぐ上流位置には排気口34が分岐によって設けられ、排気口34は車室外に開口している。排気口34は、ラム圧が作用しない位置に設定されている。冷風還流出口32bと排気口34は、排気手段である排気ドア35によって互いの開閉割合が調整できるようになっている。排気ドア35は、図1の実線位置では全ての還流冷風を第1送風路14に還流し、図1の仮想線位置では全ての還流冷風を車室外に排気する。図1の実線位置と図1の仮想線位置の中間位置では、還流冷風の半分を第1送風路14に還流し、他の半分を車室外に排気する。
また、車両用空気調和システムには、車室内の温度を検知する車室内温度検知センサ36、外気の温度を検知する外気温検知センサ37、エバポレータ46の出口側冷風温度を検知するエバ出口冷風温度検知センサ38等が設けられている。
次に、冷暖房用冷媒循環装置40を説明する。図2に示すように、冷暖房用冷媒循環装置40は、ヒートポンプ式冷房装置Aと暖房循環装置Bとの組み合わせによって構成されている。
ヒートポンプ式冷房装置Aは、第1の冷媒としての二酸化炭素が封入された第1循環経路41を有し、この第1循環経路41中に、コンプレッサ42,コンデンサである水冷コンデンサ43、内部熱交換器44,膨張手段である膨張弁45、エバポレータ46及びアキュームレータ47が順に設けられている。つまり、冷凍サイクルが構成されている。
コンプレッサ42は、吸入した比較的低温低圧の第1の冷媒を圧縮して高温高圧の冷媒として吐出する。
水冷コンデンサ43は、下記する第2循環経路48中の機器収容室55内に配置されており、コンプレッサ42から圧送された第1の冷媒を第2の冷媒によって冷却する。すなわち、水冷コンデンサ43において第1の冷媒と第2の冷媒との間で熱交換が行われ、第2の冷媒は第1の冷媒によって加熱される。
内部熱交換器44は、水冷コンデンサ43から送出された第1の冷媒とアキュームレータ47から送出されたより冷温の第1の冷媒との間で熱交換させ、水冷コンデンサ43から送出された第1の冷媒はさらに冷却される。
膨張弁45は、内部熱交換器44を通過した第1の冷媒を膨張(減圧)させて低温低圧のガスとしてエバポレータ46へと送出する。
エバポレータ46は、冷凍サイクルの低圧側を熱源とし、膨張弁45から送出された第1の冷媒とエバポレータ46を通過する送風を熱交換させて送風を冷却する。
アキュームレータ47は、エバポレータ46から送出された第1の冷媒を気液分離して気相状態の第1の冷媒のみを内部熱交換器44へと送出し、液相状態の第1の冷媒を一時的に貯留する。
暖房循環装置Bは、第2の冷媒としての水や不凍液などの液体が封入された第2循環経路48を有し、この第2循環経路48中に、ポンプ49、放熱器50、機器収容室55及びヒータコア52が順に設けられている。機器収容室55は、第2循環経路48よりも大きな断面積を有するスペースであり、この内部に上記した水冷コンデンサ43と共にヒータである電気ヒータ51が収納されている。
ポンプ49は、第2の冷媒を第2循環経路48内に循環させるため、吸入した第2の冷媒を加圧して圧送する。ポンプ49で圧送された液体の冷媒は、相変化することなく液相のまま第2循環経路48内を循環し、熱交換により顕熱変化する。
放熱器50は、第2の冷媒の熱を外気に放熱させるものであり、電動ファンや走行風によって外気が吹き付けられ、第2の冷媒と外気との間で熱交換が行われる。
電気ヒータ51は、水冷コンデンサ43の下流側に設けられ、通電することで発熱して第2の冷媒を加熱する。
ヒータコア52は、冷凍サイクルの高圧側と電気ヒータ51を熱源とし、第2の冷媒とヒータコア52を通過する送風を熱交換させて送風を加熱する。
第2循環経路48には、放熱器50をバイパスする放熱器バイパス流路53が設けられ、放熱器バイパス流路53の上流側に設けられた流路切換弁54を切り換えることで、第2の冷媒の流れを放熱器50側又は放熱器バイパス流路53側へと切り換えることができる。
次に、車両用空気調和システムの制御系を簡単に説明する。図3に示すように、制御部39には、車室内温度検知センサ36、外気温検知センサ37、エバ出口冷風温度検知センサ38の各検知データが入力されている。制御部39は、コンプレッサ42、ポンプ49、電気ヒータ51、第1ブロアモータ21a、第2ブロアモータ22aの駆動を制御すると共に、流路切換弁54の切り換えを制御する。又、制御部39は、各種ドアモータ20a,23a,25a,29a,30a,31a,33a,35aの駆動を制御する。そして、暖房モードでは図4に示すフローチャートを実行する。このフローチャートの具体的内容については、下記する。
次に、車両用空気調和システムの動作を説明する。この車両用空気調和システムでは、ヒータコア52とエバポレータ46の内、少なくともエバポレータ46を通過した冷風を用いて車室内温度を降下させる冷房運転と、ヒータコア52とエバポレータ46の内、少なくともヒータコア52を通過した温風を用いて車室内温度を上昇させる暖房運転とを行うことができる。
冷房運転が選択されると、ヒートポンプ式冷房装置Aのコンプレッサ42が駆動されると共に、暖房循環装置Bのポンプ49が駆動されるが、電気ヒータ51はオンされない。又、流路切換弁54は、通常では放熱器50側とされる。これにより、ヒートポンプ式冷房装置Aは、その水冷コンデンサ43の熱が暖房循環装置Bのヒータコア52と放熱器50を介して放熱されるため、エバポレータ46が第2送風路15を通過する送風より吸熱し、第2送風路15を通過する送風が冷風とされる。又、第1送風路14を通過する送風もヒータコア52によって温風とされ、第1送風路14より温風を得ることができる。このように得られる冷風がそのまま、又は、ヒータコア52を通過した温風とエアミックスされ、所望温度の冷風が車室内に導入される。
暖房運転が選択されると、暖房循環装置Bのポンプ49が駆動され、ヒートポンプ式冷房装置Aのコンプレッサ42と電気ヒータ51の少なくともいずれか一方が駆動される。ヒートポンプ式冷房装置Aのコンプレッサ42と電気ヒータ51の駆動・非駆動条件の詳細は省略するが、以下の説明ではコンプレッサ42が駆動されているものとして説明する。又、流路切換弁54は、通常では放熱器バイパス流路53側とされる。これにより、暖房循環装置Bは、水冷コンデンサ43からの放熱や電気ヒータ51の放熱によって第2の冷媒が加熱され、ヒータコア52が第1送風路14を通過する送風に放熱し、第1の送風路14を通過する送風が温風とされる。又、第2送風路15を通過する送風もエバポレータ46によって冷風とされる。
又、暖房運転では、通常では、配風ドア23は中間位置に、ミックスドア25はフル暖房位置に位置され、還流ドア33は冷風還流入口32aの開放位置に位置される。これにより、エバポレータ46を通過した冷風は、全て冷風還流路32に導かれる。
次に、暖房運転における空気導入・排気に関する動作を詳しく説明する。図4に示すように、暖房運転が選択されると(ステップS1)、エバポレータ46の出口側冷風温度Tevapが外気温度Tambを超える温度か否かチェックされる(ステップS2)。エバポレータ46の出口側冷風温度Tevapが外気温度Tambより高ければ、図7に示すように、排気ドア35及び内外気切替ドア20がフル内気位置とされる(ステップS3)。
エバポレータ46の出口側冷風温度Tevapが外気温度Tambより低ければ、その温度差がB℃(例えば10℃)以上であるか否かがチェックされる(ステップS22)。温度差がB℃(例えば10℃)以上であれば、図5に示すように、排気ドア35及び内外気切替ドア20がフル外気位置とされる(ステップS5)。温度差がB℃(例えば10℃)未満であれば、図6に示すように、排気ドア35及び内外気切替ドア20が半内気/外気位置とされる(ステップS6)。
次に、車両用空気調和システムの始動時の外気温度が極低温(例えば−20℃)の場合を説明する。外気温度Tambが−20℃であれば車室内温度もほぼ−20℃である。暖房運転が選択されると(図4のステップS1)、電気ヒータ51が駆動して車室内温度が徐々に加熱される。車室内温度Trが−10℃になるとコンプレッサ42が駆動し、第2送風路15を通過する送風がエバポレータ46で冷却され、エバポレータ46の出口側冷風温度Tevapは外気温度TambよりB℃(例えば10℃)以上も低い温度となる(図4のステップS4)。すると、排気ドア35及び内外気切替ドア20が図5に示すフル外気位置とされ(図4のステップS5)、エバポレータ46を通過した冷風は、冷風還流路32を通って排気口34より車室外に排気される。そして、外気導入口18から−20℃の外気が導入される。導入された外気はエバポレータ46を通過した冷風より高温であるため、外気を加熱する場合に比べて効率の良い暖房ができる。
車室内温度が徐々に暖まってくると、エバポレータ46を通過した冷風の温度も徐々に高くなり、エバポレータ46の出口側冷風温度Tevapが外気温度Tambより温度差がB℃(例えば10℃)未満の温度となる(図4のステップS4)。すると、排気ドア35及び内外気切替ドア20が図6に示す半外気/内気位置とされ(図4のステップS6)、エバポレータ46を通過した冷風は、冷風還流路32を通って排気口34より半分だけ排気され、後の半分はヒータコア52の上流に還流される。第1送風路14には外気と還流冷風のミックスされた送風が流れ込み、このミックスされた送風がヒータコア52で加熱され、加熱された温風が車室内に導入される。
車室内温度が更に暖まってくると、エバポレータ46を通過した冷風の温度も更に高くなり、エバポレータ46の出口側冷風温度Tevapは外気温度Tambより高温となる(図4のステップS2)。すると、排気ドア35及び内外気切替ドア20が図7に示すフル内気位置とされ(図4のステップS3)、エバポレータ46を通過した冷風は、全てヒータコア52の上流に還流される。この還流冷風がヒータコア52で加熱され、加熱された温風が車室内に導入される。エバポレータ46を通過した冷風は、外気よりも高温であるため、外気を加熱するよりも効率の良い暖房ができる。
また、エバポレータ46を通過した冷風は、ヒータコア52を通過した温風とヒータコア52の下流で混合等されて車室内に導入されるのではなく、再びヒータコア52を通って加熱された後に車室内に導入されるため、温風として温度ムラのない質の高い暖房風が車室内に導かれる。
上記した暖房モードでは、配風ドア23の位置を中間位置として説明したが、配風ドア23の位置によって第1送風路14への送風と第2送風路15への送風の割合を調整できる。また、ミックスドア25の位置をフル暖房位置として説明したが、ミックスドア25の位置によってヒータコア52を通過した温風とエバポレータ46を通過した冷風の混合割合を調整し、車室内への吹き出し温度を調整できる。更に、第1ブロアファン21と第2ブロアファン22の送風出力をそれぞれ別個に調整することによって、第1送風路14への送風量と第2送風路15への送風量を調整できる。
以上説明したように、この車載用空気調和システムでは、エバポレータ46の出口側冷風温度Tevapが外気温度Tambより低い場合にはエバポレータ46を通過した冷風の少なくとも一部が車室外に排気されるよう排気ドア35を制御し、エバポレータ46の出口側冷風温度Tevapが外気温度Tambより高い場合にはエバポレータ46を通過した冷風が冷風還流路32を介してヒータコア52の上流側に戻されるよう還流ドア33を制御する。従って、エバポレータ46の出口側冷風温度Tevapが外気温度Tambより低い場合には、エバポレータ46を通過した冷風の少なくとも一部が車室外に排気されるが、車室外に排気した冷風より高温の外気が車室内に導入されるため、暖房効率が向上する。又、エバポレータ46の出口側冷風温度Tevapが外気温度Tambより高い場合には、エバポレータ46を通過した冷風がヒータコア52の上流側に戻されるため、エバポレータ46の出口側冷風よりも低温の外気が車室内に導入されることがない。その上、エバポレータ46を通過した冷風は、ヒータコア52を通過した温風とヒータコア52の下流で混合等されて車室内に導入されるのではなく、再びヒータコア52を通って加熱された後に車室内に導入されるため、温風として温度ムラのない質の高い暖房風が車室内に導かれる。以上より、暖房効率の低下を伴わず、しかも、質の高い暖房風を車室内に供給することができる暖房運転が可能である。
この実施形態では、排気口34は、冷風環流路32の分岐によって設けられ、排気口34と空気導入口16は近接位置に配置されている。従って、空気導入口16の外気導入口18と排気口34は、共に車室外への開口に適した位置に設置する必要があるため、車両に搭載し易い配置である。
この実施形態では、排気口34と空気導入口16は、同じインテークケース12に設けられいる。ほぼ同じ設置条件の空気導入口16の外気導入口18と排気口34が同一のインテークケース12に設けられているため、取扱いが容易である。又、空調ユニット11のコンパクト化にも寄与する。
この実施形態では、空気導入口16は、第1送風路14と第2送風路15にそれぞれ開口し、第2送風路15に開口する導入口は、車室内の空気を導入する第2内気導入口19のみである。暖房モード時に、通常では外気よりも暖かい内気がエバポレータ46に導かれるため、省動力化、暖房性能の向上を図ることができる。尚、第2送風路15に開口する導入口も、第1送風路14に開口する導入口と同様に、第2内気導入口19と内気導入口の双方としても良い。
この実施形態では、空調ユニット11には、エバポレータ46を通過した冷風とヒータコア52を通過した温風との混合割合を調整できる混合ドア25が設けられている。従って、ミックスドア25の位置によって、ヒータコア52を通過した温風とエバポレータ46を通過した冷風の混合割合を調整することができるため、車室内への吹き出し温度を所望の温度に調整できる。
この実施形態では、空調ユニット11には、第1送風路14に配置された第1ブロアファン21と、第2送風路15に配置された第2ブロアファン22が設けられている。従って、第1ブロアファン21及び第2ブロアファン22の各出力を調整することによって、ヒータコア52からの温風量とエバポレータ46からの冷風量を調整できるため、車室内への吹き出し温度を調節できる。つまり、第1ブロアファン21及び第2ブロアファン22の出力調整によっても暖房性能及び冷房性能を制御でき、きめ細かな制御が可能である。
この実施形態では、空調ユニット11には、エバポレータ46に導く送風とヒータコア52に導く送風との配風割合を調整できる配風ドア23が設けられている。従って、配風ドア23の位置によって、第1ブロアファン21による送風と第2ブロアファン22による送風をエバポレータ46側とヒータコア52側に自由に配風できるため、車室内への吹き出し温度を調整できる。つまり、配風ドア23の調整によって暖房性能及び冷房性能を制御でき、きめ細かな制御が可能である。特に、配風ドア23によってエバポレータ46側の第2送風路15又はヒータコア52側の第1送風路14を完全に閉塞した状態で第1ブロアファン21及び第2ブロアファン22を同時運転させることで、冷風又は温風の最大風量を増大させることができる。
この実施形態では、エバポレータ46の出口側冷風温度Tevapが外気温度Tambより低く、且つ、その温度差が小さい場合(B℃未満)には、エバポレータ46を通過した冷風の一部のみを車室外に排気し、他の冷風を車室内に導入し、エバポレータ46の出口側冷風温度Tevapが外気温度Tambより低く、且つ、その温度差が大きい場合(B℃以上)には、エバポレータ46を通過した冷風の全てを車室外に排気するよう構成した。従って、外気導入から内気導入への移行時において、暖房感の違和感を極力防止ができる。
この実施形態では、排気ドア35と連動して内外気切替ドア20が同様に切替されるため、排気口34から内気が車室外に排出される場合には、外気が外気導入口18から入り込み、入り込んだ外気は常にヒータコア52を通過して車室内に導入される。従って、外気が車両のドアの隙間等から入り込むような事態を極力回避でき、車室内を質の高い暖房空間とすることができる。
この実施形態では、冷風還流路32は、第1ブロアファン21よりも更に上流に冷風を戻すので、冷風還流路32より還流された冷風と空気導入口16より導入された送風が第1ブロアファン21によって攪拌された後にヒータコア52に導かれるため、ヒータコア52には温度ムラのない冷風が導かれることになり、ヒータコア52より温度ムラのない温風が排出される。従って、エアミックス性が向上する。
(その他)
前記実施形態では、ヒータとして電気ヒータ51を使用しているが、燃焼ヒータなどを用いても同様の作用・効果を得ることができる。
前記実施形態では、第1の冷媒として二酸化炭素を、第2の冷媒として水や不凍液などの液体をそれぞれ使用しているが、これら以外を冷媒として使用しても良いことはもちろんである。
本発明の一実施形態を示し、車両用空気調和システムの空調ユニットの概略構成図である。 本発明の一実施形態を示し、車両用空気調和システムの冷暖房用冷媒循環装置の概略構成図である。 本発明の一実施形態を示し、車両用空気調和システムの概略制御ブロック図である。 本発明の一実施形態を示し、暖房モード時における空調ユニットのインテーク側制御フローチャートである。 本発明の一実施形態を示し、空調ユニットのフル外気導入状態を示す概略構成図である。 本発明の一実施形態を示し、空調ユニットの配外気/内気導入状態を示す概略構成図である。 本発明の一実施形態を示し、空調ユニットのフル外気導入状態を示す概略構成図である。 従来例の車両用空気調和システムの概略構成図である。
符号の説明
11 空調ユニット
12 インテークケース
14 第1送風路
15 第2送風路
16 空気導入口
19 第2内気導入口(空気導入口)
21 第1ブロアファン
22 第2ブロアファン
23 配風ドア(配風手段)
25 ミックスドア(混合手段)
26 デフ吹出口(送風出口)
27 ベント吹出口(送風出口)
28 フット吹出口(送風出口)
32 冷風還流路
33 還流ドア(還流選択手段)
34 排気口
35 排気ドア(排気手段)
46 エバポレータ
52 ヒータコア

Claims (7)

  1. 空気導入口(16)から導入した送風がそれぞれ流れる第1送風路(14)及び第2送風路(15)と、前記第1送風路(14)に配置され、送風を加熱するヒータコア(52)と、前記第2送風路(15)に配置され、送風を冷却するエバポレータ(46)と、前記ヒータコア(52)と前記エバポレータ(46)の双方の下流に設けられ、流入した送風を車室内に導く送風出口(26),(27),(28)と、前記エバポレータ(46)を通過した冷風を前記ヒータコア(52)の上流側に戻す冷風環流路(32)と、前記エバポレータ(46)を通過した冷風を前記冷風環流路(32)に導く環流選択手段(33)と、前記エバポレータ(46)を通過した冷風を冷風環流路(32)を介して前記ヒータコア(52)に戻したり排気口(34)より車室外に排出したりできる排気手段(35)とを有する空調ユニット(11)を備えたことを特徴とする車両用空気調和システム。
  2. 請求項1記載の車両用空気調和システムであって、
    前記排気口(34)は、前記冷風環流路(32)の分岐によって設けられ、前記排気口(34)と前記空気導入口(16)は近接位置に配置されていることを特徴とする車両用空気調和システム。
  3. 請求項2記載の車両用空気調和システムであって、
    前記排気口(34)と前記空気導入口(16)は、同じインテークケース(12)に設けられたことを特徴とする車両用空気調和システム。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の車両用空気調和システムであって、
    前記空気導入口(16)は、前記第1送風路(14)と前記第2送風路(15)にそれぞれ開口し、前記第2送風路(15)に開口する導入口は、少なくとも車室内の空気を導入する第2内気導入口(19)を有することを特徴とする車両用空気調和システム。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の車両用空気調和システムであって、
    前記空調ユニット(11)には、前記エバポレータ(46)を通過した冷風と前記ヒータコア(52)を通過した温風との混合割合を調整できる混合手段(25)が設けられていることを特徴とする車両用空気調和システム。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の車両用空気調和システムであって、
    前記空調ユニット(11)には、前記第1送風路(14)に配置された第1ブロアファン(21)と、前記第2送風路(15)に配置された第2ブロアファン(22)が設けられていることを特徴とする車両用空気調和システム。
  7. 請求項6記載の車両用空気調和システムであって、
    前記空調ユニット(11)には、前記エバポレータ(46)に導く送風と前記ヒータコア(52)に導く送風との配風割合を調整できる配風手段(23)が設けられていることを特徴とする車両用空気調和システム。
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