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JP2010010997A - 中継装置及びその制御方法 - Google Patents

中継装置及びその制御方法 Download PDF

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JP2010010997A
JP2010010997A JP2008166996A JP2008166996A JP2010010997A JP 2010010997 A JP2010010997 A JP 2010010997A JP 2008166996 A JP2008166996 A JP 2008166996A JP 2008166996 A JP2008166996 A JP 2008166996A JP 2010010997 A JP2010010997 A JP 2010010997A
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Takeshi Isagoda
健 沙田
Atsushi Miyado
敦史 宮堂
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Alaxala Networks Corp
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Alaxala Networks Corp
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Abstract

【課題】ネットワーク間の中継装置において、ケーブルの接続前においても、正しい接続先を視覚的にわかり易く指示し、環境構築時において、作業時間を短縮させると共に、作業効率を向上させる。
【解決手段】CPU100Aは、接続端子RPA,入出力インタフェース120Aを介して受信したイベントに含まれる情報と、メモリ110Aに格納されている接続情報112Aと、に基づき、複数の接続ポートPA1〜PA24のうち、ケーブルを接続すべき接続ポートを特定し、特定した接続ポートのリンクLEDを緑点灯させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信ネットワークを構成するための中継装置に関するものである。
近年、インターネットでは、利用形態の多様化及び利用者の増加が進み、これに伴いネットワーク上を流れるデータ量も増加している。そこで、ネットワーク間の中継装置においては、高速・大容量通信に対応するために複数の物理ポートを論理的に1本に束ねたりしているが、そのために、多ポート化が求められている。また、収容ユーザの増加によっても、多ポート化が求められている。また、これと同時に、限られたスペースでより多くの回線を収容するために、省スペース化が求められ、中継装置におけるポート集積度が増大している。
ところで、環境構築時には、中継装置内において、どの接続ポートにケーブルが接続されるべきか、中継装置間を結ぶケーブルは正しく接続されているかなどを確認するため、作業員が、装置構成図や構成設定情報などを参照しながら、ケーブルを一方の端部から手探りで探るなどして、人手で確認する必要があった。このため、接続ポート数が多い場合や、対象となる中継装置間が非常に離れている場合や、ケーブルの敷設経路が床下や机の間など狭い所の場合には、そのような確認が困難となり、多大な労力と時間がかかっていた。
また、ケーブルを誤って接続してしまった場合は、本来流れてはいけない経路に信号が流れ込んでしまう、いわゆるループ構成となってしまい、ネットワークの末端の接続間違えが、ネットワーク全体の障害へと波及していた。
なお、従来において、ケーブルの誤接続検出方式としては、例えば、下記の特許文献1に記載のものが知られている。
特開2006−269213号公報
ネットワーク間の中継装置においては、装置間をいずれの接続ポートで接続すべきかを短時間で確認し、接続の誤りを検出する手段が必要とされている。
上記した特許文献1に記載された技術では、自装置と接続先装置とをケーブルで接続した後に、接続したケーブルを通じて、接続先装置に、自装置の情報を通知し、接続先の誤りがないかを判定するようにしていた。
しかし、この特許文献1に記載された技術では、装置間をケーブルで接続した後でなければ、誤接続を検出することができないため、作業員が装置構成図や構成設定情報などを参照して、ケーブルを人手で確認しなければならなかった。また、視覚的にわかり易く正しい表示することも行っていないため、ポート数が多くなればなるほど、ケーブルを接続するための接続試行回数が多くなり、時間がかかってしまうという問題もあった。
従って、本発明の目的は、ネットワーク間の中継装置において、ケーブルの接続前においても、正しい接続先を視覚的にわかり易く指示し、環境構築時において、作業時間を短縮させると共に、作業効率を向上させることにある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
通信ネットワークを構成するための中継装置であって、
複数の接続ポートと、
各接続ポート毎にそれぞれ対応して設けられる複数の点灯部と、
外部からのイベントを受信するための受信部と、
他の装置との間の接続ポート同士のケーブルの接続関係を示す接続情報を格納する格納部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記受信部を介して受信したイベントに含まれる情報と、前記接続情報と、に基づき、前記複数の接続ポートのうち、ケーブルを接続すべき接続ポートを特定し、特定した接続ポートとそれ以外の接続ポートとを区別可能なように、前記点灯部を点灯させることを特徴とする中継装置。
このように、適用例1では、点灯部を、ケーブルを接続すべき接続ポートとそれ以外の接続ポートとを区別可能なように点灯させることによって、ユーザは、ケーブルを接続すべきポートの位置を視覚的に分かり易く確認することが可能となる。また、ケーブルを接続すべきポートは、外部から受信した情報や予め格納されている接続情報などに基づいて特定されるため、接続誤りによる意図しない通信やネットワーク障害を事前に防止することも可能となる。
[適用例2]
適用例1に記載の中継装置において、前記制御部は、前記接続ポートに前記ケーブルが接続された場合に、前記受信部を介して受信したイベントに含まれる情報と、前記接続情報と、に基づき、前記ケーブルが、自装置及び前記他の装置におけるケーブルを接続すべき接続ポートに、正しく接続されているか否かを判定し、その判定結果に基づいて、前記点灯部を点灯させることを特徴とする中継装置。
このように、適用例2では、点灯部を、自装置及び他の装置におけるケーブルを接続すべき接続ポートに、正しく接続されているかどうかの判定結果に基づいて、点灯させているので、ユーザは、点灯部の点灯状態を見ることにより、誤接続について直ちに発見することが可能となる。また、短時間で正確にネットワーク間の中継装置の接続構成を構築することが可能となる。
[適用例3]
適用例2に記載の中継装置において、前記制御部は、前記ケーブルが、ケーブルを接続すべき接続ポート以外の誤った接続ポートに、接続されていると判定した場合に、自装置及び前記他の装置のうち、何れの装置において誤った接続ポートに接続されているのかを区別可能なように、前記点灯部を点灯させることを特徴とする中継装置。
このように、適用例3では、点灯部を、自装置及び他の装置のうちの何れの装置において誤った接続ポートに接続されているのかを区別可能なように、点灯させているため、ユーザは、誤接続されている装置を直ちに把握することができる。
[適用例4]
適用例1ないし適用例3のうちの任意の1つに記載の中継装置において、前記他の装置とケーブルで接続可能な管理ポートをさらに備え、
前記制御部は、前記管理ポートを介して、前記接続情報の少なくとも一部を前記他の装置に送信することを特徴とする中継装置。
このように、適用例4では、制御部が、接続情報の少なくとも一部を他の装置に送信するようにしているため、自装置に格納されている接続情報と他の装置に格納されている接続情報とを同期させることが可能となり、従って、例えば、システム構成が変わって、ケーブル接続構成が変わった場合でも、自装置に格納されている接続情報を修正するだけで、他の装置に格納されている接続情報も自動的に修正されることになり、容易に対応が可能となる。
[適用例5]
適用例1ないし適用例4のうちの任意の1つに記載の中継装置において、前記格納部は、前記通信ネットワークを構成するための自装置に関する第1のネットワーク構成情報をさらに格納していると共に、
前記制御部は、前記他の装置から前記他の装置に関する第2のネットワーク構成情報を取得し、格納されている前記第1のネットワーク構成情報と取得した前記第2のネットワーク構成情報とに基づいて、前記接続情報を生成することを特徴とする中継装置。
このように、適用例5では、制御部が接続情報を自動的に生成するため、ユーザは、接続情報を作成したり、中継装置に送信したりする手間を省くことができる。
[適用例6]
適用例1ないし適用例5のうちの任意の1つに記載の中継装置において、前記点灯部とは別に、各接続ポート毎にそれぞれ対応して設けられる複数の動作状態表示用点灯部をさらに備え、
前記制御部は、対応する接続ポートの動作状態を表示するよう、前記動作状態表示用点灯部の点灯を制御することを特徴とする中継装置。
従って、適用例6では、動作状態表示用点灯部により、対応する接続ポートの動作状態を表示しつつ、点灯部により、対応する接続ポートがケーブルの接続されるべきポートであるか否かの識別も可能となる。
[適用例7]
適用例1ないし適用例6のうちの任意の1つに記載の中継装置において、前記制御部は、前記受信部を介して受信したイベントに含まれる情報と、前記接続情報と、に基づき、前記複数の接続ポートのうち、ケーブルを接続すべき接続ポートとして、論理的に束ねて使用される複数の物理ポートを特定した場合、特定した前記複数の物理ポートとそれ以外の接続ポートとを区別可能なように、前記点灯部を点灯させることを特徴とする中継装置。
このように、適用例7では、複数の物理ポートを論理的に束ねて使用するような場合において、それら物理ポートが、ケーブルを接続すべき接続ポートとして指定された場合でも、点灯部によって、それら物理ポートの位置を視覚的に分かり易く表示させることができる。
[適用例8]
適用例1ないし適用例7のうちの任意の1つに記載の中継装置において、前記接続ポートへの前記ケーブルの接続を検知する接続検知部をさらに備え、
前記制御部は、前記接続検知部により前記ケーブルの接続を検知したら、前記接続情報を参照して、前記他の装置において前記ケーブルを接続すべき接続ポートを特定するための情報を、前記他の装置に対して通知することを特徴とする中継装置。
このように、自装置における接続ポートへのケーブルの接続を契機として、他の装置に対し、上記のような通知がなされることにより、他の装置では、その通知に基づいて、そのケーブルを接続すべき接続ポートの位置を視覚的に分かり易く表示させることが可能となる。
[適用例9]
通信ネットワークを構成するための中継装置を制御する制御方法であって、
前記中継装置は、
複数の接続ポートと、
各接続ポート毎にそれぞれ対応して設けられる複数の点灯部と、
他の装置との間の接続ポート同士のケーブルの接続関係を示す接続情報を格納する格納部と、
を備えると共に、
前記制御方法は、
(a)外部からイベントを受信する工程と、
(b)受信した前記イベントに含まれる情報と、前記接続情報と、に基づき、前記複数の接続ポートのうち、ケーブルを接続すべき接続ポートを特定する工程と、
(c)特定した接続ポートとそれ以外の接続ポートとを区別可能なように、前記点灯部を点灯させる工程と、
を備える制御方法。
このように、適用例9の制御方法によれば、適用例1と同等の効果を奏することができる。
なお、本発明は、上記した中継装置などの装置発明の態様や、中継装置の制御方法などの方法発明としての態様に限ることなく、それら方法や装置を構築するためのコンピュータプログラムとしての態様や、そのようなコンピュータプログラムを記録した記録媒体としての態様など、種々の態様で実現することも可能である。
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.実施例の構成:
B.実施例の動作:
B−1.装置モード変更処理(接続先確認モードへの変更):
B−2.接続先確認対象通知処理:
B−3.割り込みイベント対応処理:
B−4.リンクアップ時接続先確認処理:
B−5.装置モード変更処理(通常モードへの変更):
C.実施例の効果:
D.変形例:
A.実施例の構成:
図1は本発明の一実施例としての中継装置を用いたネットワーク接続システムを示す説明図である。
本実施例の中継装置A,Bのうち、一方の中継装置Aには管理端末Cが接続されている。本実施例では、両中継装置A,Bを区別するために、中継装置Aを接続元装置Aと、中継装置Bを接続先装置Bと、それぞれ言う場合がある。
図1に示すように、中継装置A,Bは、それぞれ、装置内の各構成部を制御するためのCPU100A,100Bと、所望の情報を記憶するためのメモリ110A,110Bと、後述する各ポートとの間でデータや情報の受け渡しを行ったり、後述する各リンクLEDの駆動を行ったりするための入出力インタフェース120A,120Bと、他の中継装置との間でケーブル接続を行うための24個の接続ポートPA1〜PA24,PB1〜PB24と、他の中継装置との間で管理用の情報のやりとりを行うための管理ポートAPA,APBと、管理端末CなどにRS−232Cケーブル等を介して接続するための接続端子RPA,RPBと、を主として備えている。このうち、メモリ110A,110Bには、後述する接続情報112A,112Bや、ネットワーク構成情報114A,114Bなどが格納され得る。また、中継装置A,Bの外面には、それぞれ、各ポート毎に、リンクLED(発光ダイオード:Light Emitting Diode)αA1〜αA24,αA,αB1〜αB24,αBが設けられている。一方、管理端末Cは、パーソナルコンピュータ等によって構成されている。
なお、本実施例において、中継装置Aには、装置IDとして「A」が、中継装置Bには、装置IDとして「B」が、それぞれ割り当てられているものとする。また、中継装置Aの各接続ポートPA1〜PA24には、ポート番号として“1”〜“24”が、中継装置Bの各接続ポートPB1〜PB24には、ポート番号として“1”〜“24”が、それぞれ割り当てられているものとする。
また、本実施例において、中継装置A,Bが、請求項における中継装置に、接続ポートPA1〜PA24,PB1〜PB24が、請求項における接続ポートに、リンクLEDαA1〜αA24,αB1〜αB24が、請求項における点灯部に、接続端子RPA,RPB及び入出力インタフェース120A,120Bが、請求項における受信部に、メモリ110A,110Bが、請求項における格納部に、CPU100A,100Bが、請求項における制御部に、管理ポートAPA,APBが、請求項における管理ポートに、それぞれ相当する。なお、管理ポートAPA,APB,接続ポートPA1〜PA24,PB1〜PB24なども、処理の内容に応じて、請求項における受信部に相当する場合がある。
B.実施例の動作:
本実施例において、ユーザが、ネットワークを構成するために、接続元装置である中継装置Aに対し、接続先装置である中継装置Bを、ケーブルで接続しようとする場合の動作について説明する。
まず、ユーザ(作業員)は、接続元装置Aの接続端子RPAに、管理端末CをRS−232Cケーブル等を介して接続すると共に、接続元装置Aの管理ポートAPAに、ケーブル202の一端を接続し、その他端を接続先装置Bの管理ポートAPBに接続する。次に、ユーザが、管理端末Cを操作して、所望の指示を出すと、ユーザ(管理者)によって予め設定された接続情報が、管理端末Cから接続元装置Aに送信される。接続元装置Aにおいて、CPU100Aが、その送信された接続情報を、接続端子RPAから入出力インタフェース120Aを介して受信すると、メモリ110Aに、その接続情報112Aを格納する。その後、CPU100Aは、メモリ110Aから、その接続情報112Aを読み出し、入出力インタフェース120Aを介して管理ポートAPAから、その接続情報112Aを接続先装置Bに対し送信する。接続先装置Bにおいて、CPU100Bが、その送信された接続情報を、管理ポートAPBから入出力インタフェース120Bを介して受信すると、メモリ110Bに、その接続情報112Bを格納する。
こうして、接続元装置A及び接続先装置Bに、それぞれ、同一の接続情報112A,112Bが格納されることになる。このように、本実施例では、接続元装置Aに接続情報を設定するだけで、接続先装置Bにも接続情報を保持させることが可能である。
図2は図1の接続元装置A及び接続先装置Bに格納された接続情報の一例を示す説明図である。接続情報は、接続元装置Aと接続先装置Bとをケーブルで接続する際に必要な情報であり、接続元装置Aと接続先装置Bとの間で、各々の接続ポートがどの接続ポートと接続されるべきかを示す情報である。
図2に示すように、接続情報は、複数の接続エントリから成り、各々の接続エントリは、接続元装置の項目と、接続先装置の項目と、に分かれており、各装置の項目には、それぞれ、装置ID,ポート番号,LA(リンクアグリゲーション:Link Aggregation)グループ番号が入力されている。これらの情報によって、接続元装置Aと接続先装置Bとの間で、接続されるべき接続ポート同士を特定することができる。また、例えば、同じLAグループに所属する接続元装置の接続ポートの数と装置先装置の接続ポートの数との比が、N:M(N≠M)のような関係にあった場合でも、適切な接続候補をLAグループ単位で生成することで、接続されるべき接続ポートを特定することが可能となる。
また、本実施例では、接続情報に変更があった場合に、接続元装置Aから接続先装置Bに、前回との差分情報のみを送信して、接続元装置Aに格納されている接続情報112Aと接続先装置Bに格納されている接続情報112Bとが常に一致するように、同期させている。こうすることにより、システム構成が変わって、ケーブル接続構成が変わった場合でも、接続元装置Aに格納されている接続情報112Aを修正するだけで、接続先装置Bに格納されている接続情報112Bも自動的に修正されることになり、容易に対応が可能となる。また、装置構成が大きくなると情報量が膨大になるが、上記の如く、前回との差分情報のみを接続元装置Aから接続先装置Bへ送信することで、同期にかかる時間短縮・同期通信によるオーバヘッドの削減を行うことができる。
図3は図1の接続元装置AにおけるCPU100Aの動作内容を示すフローチャートであり、図4は図1の接続先装置BにおけるCPU100Bの動作内容を示すフローチャートである。
これら図に示すように、接続元装置AにおけるCPU100A及び接続先装置BにおけるCPU100Bは、共に、外部からイベントを受信するまで待機状態にあり、その後、イベントを受信すると(ステップS10,S60)、そのイベントの種別を判定し(ステップS12,S62)、そのイベントの種別に応じて、対応する処理を実行する(ステップS14〜S18,S64〜S68)。
以下、イベントの種別に応じて実行される処理の内容について説明する。なお、図3におけるステップS20,S22及び図4におけるステップS70の処理については、後述する変形例1において説明する。
B−1.装置モード変更処理(接続先確認モードへの変更):
接続元装置A及び接続先装置Bは、それぞれ、装置全体のモード、すなわち、装置モードとして、「通常モード」及び「接続先確認モード」のうち、何れか一方を採り得る。また、それとは別に、接続元装置A及び接続先装置Bに搭載されるポート毎に、リンクLEDの動作モードとして、「通常モード」及び「接続先確認モード」のうち、何れか一方を採り得る。
そこで、まず、管理端末Cから接続元装置Aに対しモード変更イベントが送信され、接続元装置AにおけるCPU100Aが、接続端子RPAから入出力インタフェース120Aを介して、そのイベントを受信し(ステップS10)、そのイベントの種別がモード変更イベントであると判定すると(ステップS12)、CPU100Aは、装置モード変更処理を実行する(ステップS14)。なお、モード変更イベントは、後述するように、接続ポート確認開始イベント及び接続ポート確認終了イベントのうちの何れかである。
図5は図1の接続元装置AにおけるCPU100Aが実行する装置モード変更処理の内容を示すフローチャートである。
CPU100Aは、装置モードが「通常モード」か否かを判定し(ステップS102)、通常モードであった場合、受信したモード変更イベントが接続ポート確認開始イベントであるか否かを判定する(ステップS104)。判定した結果、接続ポート確認開始イベントであった場合、CPU100Aは、装置モードを「接続先確認モード」に変更すると共に(ステップS106)、接続元装置Aに搭載される全ポートのリンクLED動作モードを「接続先確認モード」に変更し(ステップS108)、さらに、全ポートのリンクLEDを消灯させる(ステップS110)。その後、CPU100Aは、入出力インタフェース120Aを介して管理ポートAPAから、接続先装置Bに対し、接続ポート確認開始イベントをモード変更イベントとして通知して(ステップS112)、装置モード変更処理を終了する。
一方、接続先装置Bでは、CPU100Bが、管理ポートAPBから入出力インタフェース120Bを介して、そのイベントを受信し(ステップS60)、そのイベントの種別がモード変更イベントであると判定すると(ステップS62)、CPU100Bは、装置モード変更処理を実行する(ステップS64)。
図6は図1の接続先装置BにおけるCPU100Bが実行する装置モード変更処理の内容を示すフローチャートである。
CPU100Bは、装置モードが「通常モード」か否かを判定し(ステップS602)、「通常モード」であった場合、受信したモード変更イベントが接続ポート確認開始イベントであるか否かを判定する(ステップS604)。判定した結果、接続ポート確認開始イベントであった場合、CPU100Bは、装置モードを「接続先確認モード」に変更すると共に(ステップS606)、接続先装置Bに搭載される全ポートのリンクLED動作モードを「接続先確認モード」に変更し(ステップS608)、さらに、全ポートのリンクLEDを消灯させて(ステップS610)、装置モード変更処理を終了する。
既存の殆どの中継装置では、リンクLEDがポートの動作状態に応じて点灯する仕様となっているが、本実施例における、後述するような、接続ポートを確認する際にリンクLEDを点灯させる方式では、リンクLEDの通常動作(すなわち、ポートの動作状態を示す動作)と区別が付かなくなってしまう。このため、本実施例では、接続先確認作業を開始する際には、上述したとおり、管理端末Cより送信されるモード変更イベントを契機に、接続元装置A及び接続先装置Bの装置モードを、それぞれ、「接続先確認モード」に移行し、各ポートの動作状態とリンクLEDの状態とを切り離すため、リンクLEDを全て消灯させるようにしている。
ところで、接続元装置Aにおける装置モード変更処理では、ステップS104における判定の結果、接続ポート確認開始イベントでなく、接続ポート確認終了イベントであった場合は、CPU100Aは、入出力インタフェース120Aを介して、接続端子RPAから管理端末Cに対し、装置モードが既に「通常モード」であることをメッセージ出力して(ステップS114)、装置モード変更処理を終了する。一方、接続先装置Bにおける装置モード変更処理では、ステップS604における判定の結果、接続ポート確認終了イベントであった場合は、CPU100Bは、そのまま、装置モード変更処理を終了する。
なお、図5におけるステップS102及び図6におけるステップS602において、装置モードが「接続先確認モード」であると判定した場合の動作については、後ほど説明する。
B−2.接続先確認対象通知処理:
次に、管理端末Cから接続元装置Aに対し接続先確認対象通知イベントが送信され、接続元装置AにおけるCPU100Aが、接続端子RPAから、そのイベントを受信し(ステップS10)、そのイベントの種別が接続先確認対象通知イベントであると判定すると(ステップS12)、CPU100Aは、接続先確認対象通知処理を実行する(ステップS16)。なお、管理端末Cからの接続先確認対象通知イベントには、接続先確認対象を特定するために、ポート番号やLAグループ番号が含まれている。
図7は図1の接続元装置AにおけるCPU100Aが実行する接続先確認対象通知処理の内容を示すフローチャートである。
CPU100Aは、受信した接続先確認対象通知イベントから、接続先確認対象を特定した後(ステップS151)、装置モードが「接続先確認モード」か否かを判定する(ステップS152)。判定した結果、接続先確認モードであった場合、CPU100Aは、接続元装置Aに搭載される全ポートのリンクLEDを消灯させると共に(ステップS154)、接続先確認対象が物理ポート指定であるか否かを判定する(ステップS156)。接続先確認対象がポート番号として特定されている場合は、物理ポート指定であると判定し、LAグループ番号として特定されている場合は、論理ポート指定であると判定する。判定した結果、物理ポート指定であった場合、CPU100Aは、該当するポート番号が、メモリ110Aに格納されている接続情報112A内に存在するか否かを判定し(ステップS158)、存在していた場合、該当するポートのリンクLEDを緑点灯させると共に(ステップS160)、接続情報112Aの中から、該当するポート番号に対応する接続エントリの番号を導き出し、接続先確認対象通知イベントとして、管理ポートAPAから接続先装置Bに対し通知して(ステップS162)、接続先確認対象通知処理を終了する。
従って、例えば、接続先確認対象に該当するポート番号が“4”である場合には、図2に示すように、接続情報内(具体的には、接続エントリ♯4)に存在するため、ポート番号“4”に対応する接続ポートPA4のリンクLEDαA4を緑点灯させることになる。
また、ステップS156において、判定した結果、論理ポート指定であった場合、CPU100Aは、該当するLAグループ番号が接続情報112A内に存在するか否かを判定し(ステップS164)、存在していた場合、該当するLAグループに所属する全ポートのリンクLEDを緑点灯させると共に(ステップS166)、接続情報112Aの中から、該当するLAグループ番号に対応する接続エントリの番号を導き出し、接続先確認対象通知イベントとして、管理ポートAPAから接続先装置Bに対し通知して(ステップS168)、接続先確認対象通知処理を終了する。
従って、例えば、接続先確認対象に該当するLAグループ番号が“2”である場合には、図2に示すように、接続情報内(具体的には、接続エントリ♯2,♯3)に存在し、その番号“2”のLAグループに所属するポート番号が“2”,“3”であるため、そのポート番号“2”,“3”に対応する接続ポートPA2,PA3のリンクLEDαA2,αA3を、それぞれ、緑点灯させることになる。
一方、接続先装置Bでは、CPU100Bが、管理ポートAPBから、そのイベントを受信し(ステップS60)、そのイベントの種別が接続先確認対象通知イベントであると判定すると(ステップS62)、CPU100Bは、接続先確認対象通知処理を実行する(ステップS66)。
図8は図1の接続先装置BにおけるCPU100Bが実行する接続先確認対象通知処理の内容を示すフローチャートである。
CPU100Bは、受信した接続先確認対象通知イベントから接続エントリの番号を取得した後(ステップS651)、装置モードが「接続先確認モード」か否かを判定する(ステップS652)。判定した結果、接続先確認モードであった場合、CPU100Bは、接続先装置Bに搭載される全ポートのリンクLEDを消灯させると共に(ステップS654)、取得した接続エントリの番号が、メモリ110Bに格納されている接続情報112B内に存在するか否かを判定し(ステップS658)、存在していた場合、該当する接続エントリに対応するポートのリンクLEDを緑点灯させて(ステップS660)、接続先確認対象通知処理を終了する。
従って、例えば、接続エントリの番号として“♯4”を取得した場合、図2に示すように、その接続エントリの番号は接続情報内に存在し、番号“♯4”の接続エントリに対応する接続先装置Bのポート番号は“5”であるため、そのポート番号“5”に対応する接続ポートPB5のリンクLEDαB5を緑点灯させることになる。また、例えば、接続エントリの番号として“♯2”,“♯3”を取得した場合には、図2に示すように、それら接続エントリの番号は接続情報内に存在し、番号“♯2”の接続エントリに対応する接続先装置Bのポート番号は“10”であり、番号“♯3”の接続エントリに対応する接続先装置Bのポート番号は“15”であるため、それらポート番号“10”,“15”に対応する接続ポートPB10,PB15のリンクLEDαB10,αB15を、それぞれ、緑点灯させることになる。
以上説明したように、接続元装置Aと接続先装置Bとの間で実際に接続ポート同士をケーブルで接続する前に、各装置A,Bにおいて、接続先確認対象であるポートのリンクLEDを緑点灯させることによって、ユーザは、ケーブルを接続すべきポートの位置を視覚的に分かり易く確認することが可能となる。また、ケーブルを接続すべきポートは、管理端末Cから指示された接続先確認対象や予め格納されている接続情報などに基づいて特定されるため、接続誤りによる意図しない通信やネットワーク障害を事前に防止することも可能となる。
ところで、接続元装置Aにおける接続先確認対象通知処理では、ステップS158における判定の結果、該当するポート番号が接続情報112A内に存在していなかった場合には、CPU100Aは、接続端子RPAから管理端末Cに対し、該当するポート番号が接続情報に存在しないことをメッセージ出力して(ステップS174)、接続先確認対象通知処理を終了する。また、同様に、ステップS164における判定の結果、該当するLAグループ番号が接続情報112A内に存在していなかった場合には、CPU100Aは、接続端子RPAから管理端末Cに対し、該当するLAグループ番号が接続情報に存在しないことをメッセージ出力して(ステップS172)、接続先確認対象通知処理を終了する。さらに、ステップS152における判定の結果、装置モードが「通常モード」であった場合は、CPU100Aは、接続端子RPAから管理端末Cに対し、装置モードが「接続先確認モード」でないことをメッセージ出力して(ステップS170)、接続先確認対象通知処理を終了する。一方、接続先装置Bにおける接続先確認対象通知処理では、ステップS658における判定の結果、取得した接続エントリの番号が接続情報112B内に存在していなかった場合や、ステップS652における判定の結果、装置モードが「通常モード」であった場合は、CPU100Bは、そのまま、接続先確認対象通知処理を終了する。
B−3.割り込みイベント対応処理:
次に、接続元装置Aと接続先装置Bとの間で接続ポート同士をケーブルで接続した際の、または、接続ポートからケーブルを抜去した際の処理である、割り込みイベント対応処理について説明する。なお、以下において、接続元装置Aの接続ポートと接続先装置Bの接続ポートとを区別するために、接続元装置Aの接続ポートを「接続元ポート」と、接続先装置Bの接続ポートを「接続先ポート」と、それぞれ言う場合がある。
図9は図1の接続元装置AにおけるCPU100Aが実行する割り込みイベント処理の内容を示すフローチャートであり、図10は図1の接続先装置BにおけるCPU100Bが実行する割り込みイベント処理の内容を示すフローチャートである。
接続元装置AにおけるCPU100A及び接続先装置BにおけるCPU100Bは、共に、割り込みイベントを検出するまで待機状態にある。そして、前述した接続先確認対象通知処理によって、接続元装置A及び接続先装置Bにおいて、それぞれ、接続すべきポートのリンクLEDが緑点灯している状態で、接続元装置Aと接続先装置Bとの間で接続ポート同士をケーブルで接続すると、接続されたポートがリンクアップする。すなわち、その接続ポートは、ケーブルが接続されたことにより、通信可能な状態となる。
例えば、接続元装置Aにおいて、ポート番号“4”の接続ポートPA4がリンクアップすると、その接続ポートPA4は割り込みイベントとしてリンクアップイベントを発生する。CPU100Aは、入出力インタフェース120Aを介して、その割り込みイベントを検出すると(ステップS30)、その割り込みイベントがリンクアップイベントか否かを判定し(ステップS32)、リンクアップイベントであった場合、装置モードが「接続先確認モード」であるかを判定する(ステップS34)。判定した結果、「接続先確認モード」であった場合、CPU100Aは、メモリ110Aに格納されている接続情報112Aから、リンクアップした接続ポート(すなわち、接続元ポート)PA4が属する接続エントリの番号(この場合、接続エントリの番号“♯4”)を取得し、リンクアップした接続元ポートPA4から、その接続元ポートの接続エントリの番号“♯4”を、リンクアップ時確認イベントとして、接続先装置Bに対し通知して(ステップS36)、割り込みイベント対応処理を終了する。
一方、接続先装置Bにおいても、例えば、ポート番号“5”の接続ポートPB5がリンクアップすると、その接続ポートPA5は割り込みイベントとしてリンクアップイベントを発生する。CPU100Bは、入出力インタフェース120Bを介して、その割り込みイベントを検出すると(ステップS80)、その割り込みイベントがリンクアップイベントか否かを判定し(ステップS82)、リンクアップイベントであった場合、装置モードが「接続先確認モード」であるかを判定する(ステップS84)。判定した結果、「接続先確認モード」であった場合、CPU100Bは、メモリ110Bに格納されている接続情報112Bから、リンクアップした接続ポート(すなわち、接続先ポート)PB5が属する接続エントリの番号(この場合、接続エントリの番号“♯4”)を取得し、リンクアップした接続先ポートPB5から、その接続先ポートの接続エントリの番号“♯4”を、リンクアップ時確認イベントとして、接続元装置Aに対し通知して(ステップS86)、割り込みイベント対応処理を終了する。
ところで、接続元装置A及び接続先装置Bにおいて、それぞれ、接続ポートにケーブルが接続されている状態で、その接続ポートからケーブルを抜去すると、抜去されたポートがリンクダウンする。すなわち、その接続ポートは、ケーブルが抜去されたことにより、通信不可能な状態となる。そして、接続ポートがリンクダウンすると、その接続ポートは割り込みイベントとしてリンクダウンイベントを発生する。
接続元装置A及び接続先装置Bにおける割り込みイベント対応処理では、ステップS32,S82における判定の結果、割り込みイベントがリンクダウンイベントであった場合、CPU100A,100Bは、装置モードが「接続先確認モード」であるかを判定し(ステップS40,S90)、「接続先確認モード」であった場合、確認中の接続先確認対象通知イベントを自装置宛に再送して(ステップS42,S92)、割り込みイベント対応処理を終了する。
また、接続元装置A及び接続先装置Bにおける割り込みイベント対応処理において、ステップS34,S84における判定の結果、装置モードが「通常モード」であった場合には、CPU100A,100Bは、リンクアップした接続ポートのリンクLEDを緑点灯させて(ステップS38,S88)、割り込みイベント対応処理を終了する。同様に、ステップS40,S90における判定の結果、装置モードが「通常モード」であった場合にも、CPU100A,100Bは、リンクダウンした接続ポートのリンクLEDを緑点灯させて(ステップS44,S94)、割り込みイベント対応処理を終了する。
B−4.リンクアップ時接続先確認処理:
次に、接続先装置Bから接続元装置Aに対しリンクアップ時確認イベントが送信され、接続元装置AにおけるCPU100Aが、或る接続ポートから、そのイベントを受信し(図3のステップS10)、そのイベントの種別がリンクアップ時確認イベントであると判定すると(ステップS12)、CPU100Aは、リンクアップ時接続先確認処理を実行する(ステップS18)。なお、接続先装置Bからのリンクアップ時確認イベントには、前述したとおり、接続先ポートの接続エントリの番号が含まれている。
図11は図1の接続元装置AにおけるCPU100Aが実行するリンクアップ時接続先確認処理の内容を示すフローチャートである。
CPU100Aは、受信したリンクアップ時確認イベントから、接続エントリの番号を取得し、メモリ110Aに格納された接続情報112Aを参照して、接続先ポートを特定する(ステップS182)。例えば、接続エントリの番号として“♯4”を取得した場合、図2に示すように、番号“♯4”の接続エントリに対応する接続先装置Bのポート番号が“5”であるため、CPU100Aは、接続先ポートは、接続先装置Bにおけるボート番号“5”の接続ポートPB5であると特定することになる。
次に、CPU100Aは、そのリンクアップ時確認イベントを受信した接続元ポートが、接続先確認対象であったポートであるか否かを判定する(ステップS184)。例えば、リンクアップ時確認イベントを受信した接続元ポートが、ポート番号“4”の接続ポートPA4であった場合、CPU100Aは、その接続ポートPA4が、接続先確認対象通知処理の際に管理端末Cから指示された接続先確認対象のポート(図7のステップS151参照)であるか否かを判定することになる。
判定した結果、接続元ポートが接続先確認対象のポートであった場合、CPU100Aは、さらに、ステップS182で特定した接続先ポートが、接続先確認対象であったポートであるか否かを判定する(ステップS186)。具体的には、例えば、CPU100Aは、ステップS182で取得した接続エントリの番号が、接続先確認対象通知処理の際に接続先確認対象通知イベントとして通知した接続エントリの番号(図7のステップS162参照)と一致するか否かを判定し、一致する場合には、ステップS182で特定した接続先ポートが、接続先確認対象のポートであると判定し、一致しない場合には、ステップS182で特定した接続先ポートが、接続先確認対象のポートではないと判定するようにする。
判定した結果、接続先ポートも接続先確認対象のポートであった場合、接続元装置A及び接続先装置B共に、ケーブルは正しい接続ポート(すなわち、接続先確認対象通知処理において、ケーブルを接続すべきポートとして、リンクLEDが緑点灯していた接続ポート)に接続されているため、CPU100Aは、リンクアップ時確認イベントを受信した接続元ポートのリンクLEDを緑点灯させて(ステップS188)、リンクアップ時接続先確認処理を終了する。
ところで、接続元装置Aにおけるリンクアップ時接続先確認処理では、ステップS184における判定の結果、リンクアップ時確認イベントを受信した接続元ポートが接続先確認対象のポートでなかった場合には、接続元装置Aにおいて、ケーブルが誤った接続ポート(すなわち、接続先確認対象通知処理において、リンクLEDが緑点灯していなかった接続ポート)に接続されているため、CPU100Aは、リンクアップ時確認イベントを受信した接続元ポートのリンクLEDを橙点灯させて(ステップS190)、リンクアップ時接続先確認処理を終了する。
また、ステップS186における判定の結果、ステップS182で特定した接続先ポートが接続先確認対象のポートでなかった場合には、接続元装置Aにおいて、ケーブルが正しい接続ポートに接続されているものの、接続先装置Bにおいて、ケーブルが誤った接続ポートに接続されているため、CPU100Aは、リンクアップ時確認イベントを受信した接続元ポートのリンクLEDを緑と橙とで交互点滅させて(ステップS192)、リンクアップ時接続先確認処理を終了する。
一方、接続元装置Aから接続先装置Bに対しに対しリンクアップ時確認イベントが送信され、接続先装置BにおけるCPU100Bが、或る接続ポートから、そのイベントを受信し(図4のステップS60)、そのイベントの種別がリンクアップ時確認イベントであると判定すると(ステップS62)、CPU100Bは、リンクアップ時接続先確認処理を実行する(ステップS68)。なお、接続元装置Aからのリンクアップ時確認イベントには、前述したとおり、接続元ポートの接続エントリの番号が含まれている。
図12は図1の接続先装置BにおけるCPU100Bが実行するリンクアップ時接続先確認処理の内容を示すフローチャートである。
なお、図からも明らかなとおり、接続先装置Bにおけるリンクアップ時接続先確認処理は、図11に示した接続元装置Aにおけるリンクアップ時接続先確認処理と同様であるので、それらについての説明は省略する。
このように、リンクアップ時接続先確認処理を実行することにより、ケーブルが誤った接続ポートに接続されていた場合、接続ポートのリンクLEDが橙点灯または緑と橙との交互点滅するため、ユーザは、誤接続について直ちに発見することが可能となる。すなわち、本来ケーブルが接続されるべき正しい接続ポートのリンクLEDは緑点灯させたままで、誤接続された接続ポートのリンクLEDが異なる色で点灯されることになるため、容易に誤接続を確認することができる。また、短時間で正確にネットワーク間の中継装置の接続構成を構築することが可能となる。
B−5.装置モード変更処理(通常モードへの変更):
前述の装置モード変更処理では、装置モードが「通常モード」であった場合に、接続先確認作業などを開始するため、「接続先確認モード」に変更する場合の動作について説明したが、次に、装置モードが「接続先確認モード」であった場合に、接続先確認作業などを終了した後に、「通常モード」に戻す場合の動作について説明する。
図5に示すように、接続元装置Aにおける装置モード変更処理では、ステップS102における判定の結果、装置モードが「接続先確認モード」であった場合は、CPU100Aは、管理端末Cからの受信したモード変更イベントが接続ポート確認終了イベントであるか否かを判定する(ステップS116)。判定した結果、接続ポート確認終了イベントであった場合、CPU100Aは、装置モードを「通常モード」に変更すると共に(ステップS118)、接続元装置Aに搭載される全ポートのLED動作モードを「通常モード」に変更し(ステップS120)、さらに、全ポートのLEDを各ポートの動作状態に応じて再設定する(ステップS122)。その後、CPU100Aは、入出力インタフェース120Aを介して管理ポートAPAから、接続先装置Bに対し、接続ポート確認終了イベントをモード変更イベントとして通知して(ステップS124)、装置モード変更処理を終了する。
一方、図6に示すように、接続先装置Bにおける装置モード変更処理でも、ステップS602における判定の結果、装置モードが「接続先確認モード」であった場合は、CPU100Bは、接続元装置Aからの受信したモード変更イベントが接続ポート確認終了イベントであるか否かを判定する(ステップS616)。判定した結果、接続ポート確認終了イベントであった場合、CPU100Bは、装置モードを「通常モード」に変更すると共に(ステップS618)、接続先装置Bに搭載される全ポートのLED動作モードを「通常モード」に変更し(ステップS620)、さらに、全ポートのLEDを各ポートの動作状態に応じて再設定して(ステップS622)、装置モード変更処理を終了する。
こうして、本実施例では、接続先確認作業を終了した際には、管理端末Cより送信されるモード変更イベントを契機に、接続元装置A及び接続先装置Bの装置モードを、それぞれ、「通常モード」に戻すようにしている。
C.実施例の効果:
以上説明したとおり、本実施例においては、以下の効果がある。
(1)接続元装置A及び接続先装置Bにおいて、リンクLEDのみを点灯させることで、接続すべきポートの位置を視覚的に分かり易く指示することができる。
(2)システム構成が変わり、ケーブルの接続構成が変わる場合でも、接続情報を修正することで容易に対応ができる。
(3)ケーブル接続前に接続すべきポートを指示することができるため、接続誤りによる意図しない通信やネットワーク障害を防止することができる。
(4)接続を誤ってしまった場合でも、不正を示すリンクLEDが点灯するため、ユーザ(作業員)の間違えを早期に発見することができる。
D.変形例:
なお、本発明は上記した実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にて実施することが可能である。
D−1.変形例1:
上記した実施例では、接続元装置A及び接続先装置Bに格納される接続情報は、ユーザ(管理者)によって予め設定され、管理端末Cから接続元装置Aに送信されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、接続元装置A及び接続先装置Bに予め設定されているネットワーク構成情報から自動的に生成することも可能である。それでは、そのような接続情報の自動生成について、以下説明する。
まず、接続元装置Aにおけるメモリ110Aには、接続元装置Aに対応したネットワーク構成情報114Aが、接続先装置Bにおけるメモリ110Bには、接続先装置Bに対応したネットワーク構成情報114Bが、それぞれ、格納されている。
そこで、管理端末Cから接続元装置Aに対し接続情報自動生成イベントが送信され、接続元装置AにおけるCPU100Aが、接続端子RPAから、そのイベントを受信し(図3のステップS10)、そのイベントの種別が接続情報自動生成イベントであると判定すると(ステップS12)、CPU100Aは、ネットワーク構成情報取得要求処理を実行する(ステップS20)。
図13は図1の接続元装置AにおけるCPU100Aが実行するネットワーク構成情報取得要求処理の内容を示すフローチャートである。図13に示すように、CPU100Aは、ネットワーク構成情報取得要求イベントを、管理ポートAPAから接続先装置Bへ通知して(ステップS202)、ネットワーク構成情報取得要求処理を終了する。
一方、接続先装置Bでは、CPU100Bが、管理ポートAPBから、そのイベントを受信し(ステップS60)、そのイベントの種別がネットワーク構成情報取得要求イベントであると判定すると(ステップS62)、CPU100Bは、ネットワーク構成情報取得応答処理を実行する(ステップS70)。
図14は図1の接続先装置BにおけるCPU100Bが実行するネットワーク構成情報取得応答処理の内容を示すフローチャートである。図14に示すように、CPU100Bは、メモリ110Bから、接続先装置Bに対応するネットワーク構成情報114Bを取得して、ネットワーク構成情報取得応答イベントとして、管理ポートAPBから接続先装置Bへ通知して(ステップS702)、ネットワーク構成情報取得応答処理を終了する。
これに対し、接続元装置Aでは、CPU100Aが、管理ポートAPAから、そのイベントを受信し(図3のステップS10)、そのイベントの種別がネットワーク構成情報取得応答イベントであると判定すると(ステップS12)、CPU100Aは、接続情報自動生成処理を実行する(ステップS22)。
図15は図1の接続元装置AにおけるCPU100Aが実行する接続情報自動生成処理の内容を示すフローチャートである。図15に示すように、CPU100Aは、まず、メモリ110Aから、接続元装置Aに対応するネットワーク構成情報114Aを取得すると共に(ステップS212)、受信したネットワーク構成情報取得応答イベントから、接続先装置Bに対応するネットワーク構成情報114Bを取得する(ステップS214)。そして、CPU100Aは、取得した接続元装置Aに対応するネットワーク構成情報114Aと、接続先装置Bに対応するネットワーク構成情報114Bと、を比較して、所望のアルゴリズムに従って、接続情報を自動的に生成する(ステップS216)。
図16は接続元装置Aのネットワーク構成情報と、接続先装置Bのネットワーク構成情報と、それらから生成される接続情報の一例を示す説明図である。図16に示すように、ネットワーク接続情報は、ポート番号,LAグループ番号及びVLAN(バーチャルLAN:Virtual LAN)番号が含まれている。図16において、接続情報の自動生成は、以下のようにして行う。すなわち、接続元装置Aのネットワーク構成情報を基準とすると共に、ポート番号の小さい方から順に割り振っていく。
具体的には、接続元装置Aのネットワーク構成情報において、ポート番号“1”には、LAグループ番号“1”,VLAN番号“2”が対応しているため、それらLAグループ番号“1”,VLAN番号“2”と一致するポート番号を、接続先装置Bのネットワーク構成情報から探すと、最も値の小さいポート番号として“9”が得られる。そこで、接続情報の接続エントリ“♯1”については、接続元装置Aのネットワーク構成情報から、ポート番号“1”,LAグループ番号“1”を割り振り、接続先装置Bのネットワーク構成情報から、そのポート番号“9”,LAグループ番号“1”を割り振る。次に、接続元装置Aのネットワーク構成情報において、ポート番号“2”には、LAグループ番号“2”,VLAN番号“3”が対応しているため、それらLAグループ番号“2”,VLAN番号“3”と一致するポート番号を、接続先装置Bのネットワーク構成情報から探すと、最も値の小さいポート番号として“14”が得られる。そこで、接続情報の接続エントリ“♯2”については、接続元装置Aのネットワーク構成情報から、ポート番号“2”,LAグループ番号“2”を割り振り、接続先装置Bのネットワーク構成情報から、そのポート番号“14”,LAグループ番号“2”を割り振る。次に、接続元装置Aのネットワーク構成情報において、ポート番号“3”には、VLAN番号“10”のみが対応しているため、そのVLAN番号“10”と一致するポート番号を、接続先装置Bのネットワーク構成情報から探すと、最も値の小さいポート番号として“1”が得られる。そこで、接続情報の接続エントリ“♯3”については、接続元装置Aのネットワーク構成情報から、ポート番号“3”を割り振り、接続先装置Bのネットワーク構成情報から、そのポート番号“1”を割り振る。以下同様にして、接続エントリ“♯24”までポート番号及びLAグループ番号の割り振りを行う。
こうして、接続情報を自動的に生成したら、CPU100Aは、その生成した接続情報をメモリ110Aに格納すると共に、接続先装置Bに送信して、メモリ110B二か苦悩させ、接続元装置Aと接続先装置Bとの間で接続情報を同期させて(ステップS218)、接続情報自動生成処理を終了する。
D−2.変形例2:
上記した実施例では、接続元装置A及び接続先装置Bにおいて、リンクLEDを、ポートの動作状態を示すためだけでなく、ポートの接続確認を行うためにも使用していたが、本発明はこれに限定されるものではなく、各ポート毎に、リンクLEDとは別に、ポート接続確認専用としてコネクタチェックLEDを設けるようにしてもよい。すなわち、この場合、リンクLEDは、CPUによって、対応するポートの動作状態を表示するよう、その点灯が制御され、コネクタチェックLEDは、CPUによって、対応するポートがケーブルの接続されるべきポートであるかどうかを識別可能なように、その点灯が制御されることになる。
従って、このようなコネクタチェックLEDを設けることにより、接続ポートが通常モードにおいても、LEDを消灯せずに、リンクLEDによりポートの動作状態を表示しつつ、コネクタチェックLEDにより接続されるべきポートの識別も可能となる。
D−3.変形例3:
上記した実施例では、接続先確認対象通知処理において、管理端末Cから接続元装置Aに対し接続先確認対象通知イベントが送信されることを契機として、各装置A,Bにおいて、接続先確認対象であるポートのリンクLEDを緑点灯させることにより、ケーブルを接続すべきポートの位置を視覚的に分かり易く確認することができるようにしていた。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、接続元装置Aの各接続ポートに、ケーブルの接続を検知する仕組みをそれぞれ実装し、接続元装置Aの接続ポートにケーブルが接続されたことを契機として、接続先装置Bにおいて、そのケーブルを接続すべきポートのリンクLEDを緑点灯させるようにして、接続先のポートを確認することができるようにしてもよい。
具体的には、例えば、接続元装置Aにおいて、或る接続ポートにケーブルが接続された場合に、接続検知手段によって、そのケーブルの接続を検知したら、CPU100Aは、図7に示したステップS162を実行して、接続情報112Aの中から、該当するポート番号に対応する接続エントリの番号を導き出し、接続先確認対象通知イベントとして、管理ポートAPAから接続先装置Bに対し通知するようにする。これにより、接続先装置Bでは、CPU100Bが、受信した接続先確認対象通知イベントから接続エントリの番号を取得し、取得した接続エントリに対応するポートのリンクLEDを緑点灯させるようにすればよい。
D−4.変形例4:
上記した実施例では、リンクLEDの点灯の仕方として、ケーブルを接続すべき接続ポートを表示する際には、緑点灯を、自装置において誤接続があった場合には、橙点灯を、他の装置において誤接続があった場合は、緑と橙との交互点滅を、自装置,他の装置共に適正な接続がなされている場合には、緑点滅を、それぞれ、させるようにしていたが、本発明は、このような点灯の仕方に限定されるものではなく、ユーザが見て識別可能な点灯の仕方であれば、どのような点灯の仕方であってもよい。例えば、ケーブルを接続すべき接続ポートを表示するために、その対象となる接続ポートのリンクLEDを緑点灯させる代わりに、その対象となる接続ポートのリンクLEDは消灯させ、それ以外の全ての接続ポートのリンクLEDを点灯させるようにしても、ユーザから見れば、ケーブルを接続すべき接続ポートの位置を把握することができる。
D−5.変形例5:
上記した実施例では、接続元装置A及び接続先装置B共に、接続ポートの個数は24個であったが、これ以外の個数であってもよい。また、接続元装置Aと接続先装置Bとで個数が異なっていてもよい。
D−6.変形例6:
上記した実施例では、中継装置A,Bの2台を対象としたが、本発明は2台に限定されるものではなく、3台以上の中継装置をケーブルにて相互に接続させるような場合にも適用し得る。
本発明の一実施例としての中継装置を用いたネットワーク接続システムを示す説明図である。 図1の接続元装置A及び接続先装置Bに格納された接続情報の一例を示す説明図である。 図1の接続元装置AにおけるCPU100Aの動作内容を示すフローチャートである。 図4は図1の接続先装置BにおけるCPU100Bの動作内容を示すフローチャートである。 図1の接続元装置AにおけるCPU100Aが実行する装置モード変更処理の内容を示すフローチャートである。 図1の接続先装置BにおけるCPU100Bが実行する装置モード変更処理の内容を示すフローチャートである。 図1の接続元装置AにおけるCPU100Aが実行する接続先確認対象通知処理の内容を示すフローチャートである。 図1の接続先装置BにおけるCPU100Bが実行する接続先確認対象通知処理の内容を示すフローチャートである。 図1の接続元装置AにおけるCPU100Aが実行する割り込みイベント処理の内容を示すフローチャートである。 図1の接続先装置BにおけるCPU100Bが実行する割り込みイベント処理の内容を示すフローチャートである。 図1の接続元装置AにおけるCPU100Aが実行するリンクアップ時接続先確認処理の内容を示すフローチャートである。 図1の接続先装置BにおけるCPU100Bが実行するリンクアップ時接続先確認処理の内容を示すフローチャートである。 図1の接続元装置AにおけるCPU100Aが実行するネットワーク構成情報取得要求処理の内容を示すフローチャートである。 図1の接続先装置BにおけるCPU100Bが実行するネットワーク構成情報取得応答処理の内容を示すフローチャートである。 図1の接続元装置AにおけるCPU100Aが実行する接続情報自動生成処理の内容を示すフローチャートである。 接続元装置Aのネットワーク構成情報と、接続先装置Bのネットワーク構成情報と、それらから生成される接続情報の一例を示す説明図である。
符号の説明
100A,100B…CPU
110A,110B…メモリ
112A,112B…接続情報
114A,114B…ネットワーク構成情報
120A,120B…入出力インタフェース
202…ケーブル
A…接続元装置(中継装置)
B…接続先装置(中継装置)
APA,APB…管理ポート
PA1〜PA24,PB1〜PB24…接続ポート
RPA,RPB…接続端子
αA1〜αA24,αB1〜αB2…リンクLED

Claims (9)

  1. 通信ネットワークを構成するための中継装置であって、
    複数の接続ポートと、
    各接続ポート毎にそれぞれ対応して設けられる複数の点灯部と、
    外部からのイベントを受信するための受信部と、
    他の装置との間の接続ポート同士のケーブルの接続関係を示す接続情報を格納する格納部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記受信部を介して受信したイベントに含まれる情報と、前記接続情報と、に基づき、前記複数の接続ポートのうち、ケーブルを接続すべき接続ポートを特定し、特定した接続ポートとそれ以外の接続ポートとを区別可能なように、前記点灯部を点灯させることを特徴とする中継装置。
  2. 請求項1に記載の中継装置において、
    前記制御部は、前記接続ポートに前記ケーブルが接続された場合に、前記受信部を介して受信したイベントに含まれる情報と、前記接続情報と、に基づき、前記ケーブルが、自装置及び前記他の装置におけるケーブルを接続すべき接続ポートに、正しく接続されているか否かを判定し、その判定結果に基づいて、前記点灯部を点灯させることを特徴とする中継装置。
  3. 請求項2に記載の中継装置において、
    前記制御部は、前記ケーブルが、ケーブルを接続すべき接続ポート以外の誤った接続ポートに、接続されていると判定した場合に、自装置及び前記他の装置のうち、何れの装置において誤った接続ポートに接続されているのかを区別可能なように、前記点灯部を点灯させることを特徴とする中継装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちの任意の1つに記載の中継装置において、
    前記他の装置とケーブルで接続可能な管理ポートをさらに備え、
    前記制御部は、前記管理ポートを介して、前記接続情報の少なくとも一部を前記他の装置に送信することを特徴とする中継装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちの任意の1つに記載の中継装置において、
    前記格納部は、前記通信ネットワークを構成するための自装置に関する第1のネットワーク構成情報をさらに格納していると共に、
    前記制御部は、前記他の装置から前記他の装置に関する第2のネットワーク構成情報を取得し、格納されている前記第1のネットワーク構成情報と取得した前記第2のネットワーク構成情報とに基づいて、前記接続情報を生成することを特徴とする中継装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のうちの任意の1つに記載の中継装置において、
    前記点灯部とは別に、各接続ポート毎にそれぞれ対応して設けられる複数の動作状態表示用点灯部をさらに備え、
    前記制御部は、対応する接続ポートの動作状態を表示するよう、前記動作状態表示用点灯部を点灯させることを特徴とする中継装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のうちの任意の1つに記載の中継装置において、
    前記制御部は、前記受信部を介して受信したイベントに含まれる情報と、前記接続情報と、に基づき、前記複数の接続ポートのうち、ケーブルを接続すべき接続ポートとして、論理的に束ねて使用される複数の物理ポートを特定した場合、特定した前記複数の物理ポートとそれ以外の接続ポートとを区別可能なように、前記点灯部を点灯させることを特徴とする中継装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のうちの任意の1つに記載の中継装置において、
    前記接続ポートへの前記ケーブルの接続を検知する接続検知部をさらに備え、
    前記制御部は、前記接続検知部により前記ケーブルの接続を検知したら、前記接続情報を参照して、前記他の装置において前記ケーブルを接続すべき接続ポートを特定するための情報を、前記他の装置に対して通知することを特徴とする中継装置。
  9. 通信ネットワークを構成するための中継装置を制御する制御方法であって、
    前記中継装置は、
    複数の接続ポートと、
    各接続ポート毎にそれぞれ対応して設けられた複数の点灯部と、
    他の装置との間の接続ポート同士のケーブルの接続関係を示す接続情報を格納する格納部と、
    を備えると共に、
    前記制御方法は、
    (a)外部からイベントを受信する工程と、
    (b)受信したイベントに含まれる情報と、前記接続情報と、に基づき、前記複数の接続ポートのうち、ケーブルを接続すべき接続ポートを特定する工程と、
    (c)特定した接続ポートとそれ以外の接続ポートとを区別可能なように、前記点灯部を点灯させる工程と、
    を備える制御方法。
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