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JP2010008683A - 画像形成装置および情報処理装置 - Google Patents

画像形成装置および情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ある画像形成装置で印刷した部分が、別の画像形成装置で、印刷する透明トナーの印刷領域に対して広い場合、透明トナーが印刷されない部分が生じてしまう。
【解決手段】 画像データを入力する手段と、画像形成装置の機器情報を保持する手段と、第二の画像形成装置を選択する手段と、第二の画像形成装置の機器情報を取得する手段と、画像形成装置による画像形成処理を設定するジョブ設定手段と、画像形成装置による画像形成処理を制御するジョブ制御手段と、画像形成処理の設定や実行結果を第二の画像形成装置に送信するジョブ情報送信手段を有し、第二の画像処理装置の機器情報により、画像形成装置におけるジョブ制御を行うことを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、画像形成装置により画像が形成済みの用紙上に、再度画像を形成する画像形成装置に関するものである。
近年、C、M、Y、Kの4色のトナーを用いた電子写真印刷によるフルカラー印刷だけではなく、特殊なトナーを用いた多色の印刷方式も注目を集めている。例えば、通常の電子写真印刷した紙面上にさらに透明なトナーによる像を形成し、紙面上の全面もしくは部分的にコーディングを施すことを可能とするものである。(特許文献1参照)
特開平10−55085号公報
透明トナーにより印刷面に光沢性を与える印刷方法としては、通常のカラー印刷に加えて透明トナーによる印刷が可能な1台の画像形成装置を用いて、5色のトナーで印刷を行う方法がある。その他に、通常の画像形成装置を用いて印刷された印刷物に対し、透明トナーによる印刷が可能な画像形成装置により透明トナーのみを印刷することで光沢性を与えるものがある。
また、透明トナーを印刷する領域としては、印刷面の全面に透明トナーを印刷し、全体的に光沢性を与えるもの、印刷面の一部にのみ透明トナーを印刷するもの、特定のパターンを透明トナーで印刷するものなどがある。
透明トナーによる印刷のなかで、印刷物の全面に透明トナーを印刷する際には、用紙面で既に印刷済みの部分に対し、透明トナーを印刷することが必要である。しかし、一般に異なる画像形成装置では、印刷用紙に対して印刷可能な最大領域は異なる。このため、印刷済みの部分が透明トナーの印刷可能領域に対して広い場合、透明トナーが印刷されない部分が生じ、光沢性に差が出るという問題がある。
前述した課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、
画像データを入力する手段と、画像形成装置の機器情報を保持する手段と、第二の画像形成装置を選択する手段と、第二の画像形成装置の機器情報を取得する手段と、画像形成装置による画像形成処理を設定するジョブ設定手段と、画像形成装置による画像形成処理を制御するジョブ制御手段と、画像形成処理の設定や実行結果を第二の画像形成装置に送信するジョブ情報送信手段を有し、第二の画像処理装置の機器情報により、画像形成装置におけるジョブ制御を行うことを特徴とする。
本提案の画像形成装置によれば、2台の画像形成装置を組み合わせることで、光沢性を持った印刷物を作成する場合でも、通常の印刷領域と透明トナーの印刷される領域を一致させることが可能となる。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
以下に本発明による実施例を説明する。
本発明の実施形態にかかわる画像形成装置の全体構成を、図1を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
図1において、200はリーダ部(画像入力装置)で、原稿画像を光学的に読み取り、画像データに変換する。リーダ部200は、原稿を読取るための機能を持つスキャナユニット210と、原稿用紙を搬送するための機能を持つ原稿給紙ユニット250とで構成される。
300はプリンタ部(画像出力装置)で、記録紙を搬送し、その上に画像データを可視画像として印字して装置外に排紙する。プリンタ部300は、複数種類の記録紙カセットを持つ給紙ユニット320と、画像データを記録紙に転写、定着させる機能を持つマーキングユニット310を有する。また、印字された記録紙をソート、ステープルして機外へ出力する機能を持つ排紙ユニット370を有する。
110は制御装置で、リーダ部200、プリンタ部300と電気的に接続されている。
制御装置110は、リーダ部200を制御して、原稿の画像データを読込む機能や、プリンタ部300を制御して画像データを記録用紙に出力する機能を提供する。また、制御装置110は、CD−ROMドライブ160からCD−ROMに格納されるデータを読み取ることができる。
150は操作部で、制御装置110に接続され、液晶タッチパネルで構成され、デバイスを操作するためのユーザI/Fを提供する。
図2に、図1の構成を含む全体の装置概観図を示す。図2において、200はリーダ部であり、原稿を読み取り、デジタル信号処理を行う部分である。また、300は、プリンタ部であり、リーダ201によって読み取られた原稿画像に対応した画像を用紙にフルカラーでプリント出力する部分である。
リーダ部200において、201は鏡面圧板であり、原稿台ガラス(以下プラテンガラス)203上の原稿204は、ランプ205で照射される。そして、原稿に照射された光は、反射し、ミラー206、207、208に導かれ、レンズ209によって、3ラインの個体撮像素子センサ(以下CCD)210上に像を結ぶ。その結果、フルカラー情報としてのレッド(R),グリーン(G),ブルー(B)の3つの画像信号がリーダ画像処理部211に送られる。なお、205、206は速度vで、207、208は速度1/2vでラインセンサの電気的走査(主走査)方向に対して垂直方向に機械的に動くことによって、原稿全面を走査(副走査)する。ここで、原稿204は、主走査および副走査ともに600dpi(dots/inch)の解像度で読みとられる。読み取られた画像信号は原稿1ページ分の単位で211の内部のデータ蓄積手段に蓄積される。
リーダ画像処理部211に入力されたスキャン画像信号は、所定の処理を施され、制御装置110へと出力される。制御装置110へ入力された画像信号は画素単位で電気的に処理され、マゼンタ(M),シアン(C),イエロ(Y),ブラック(K)の各成分に分解され、透明トナー信号(CL)と共にプリンタ部202に送られる。送出されたM、C、Y、K、CLの画像信号がレーザードライバー212に送られる。レーザードライバー212は、送られてきた画像信号に応じ、半導体レーザー213を変調駆動する。レーザー光は、ポリゴンミラー214、f−θレンズ215、ミラー216を介し、感光ドラム217上を走査する。ここで、読取と同様に主走査および副走査ともに600dpi(dots/inch)の解像度で書込まれる。
218は回転現像器であり、マゼンタ現像部219、シアン現像部220、イエロ現像部221、ブラック現像部222、クリア(透明)現像部223より構成される。また、5つの現像部が交互に感光ドラム217に接し、感光ドラム上に形成された静電現像を各色のトナー(色材)で現像する。
224は転写ドラムであり、用紙カセット225または226より供給される用紙をこの転写ドラム224に巻き付け、感光ドラム上に現像された像を用紙に転写する。
このようにして、M,C,Y,Kおよび透明の5色の色材が順次転写された後に、用紙に画像形成可能であり、画像形成処理により画像が形成された用紙は、定着ユニット227を通過して、トナー定着された後に排紙される。
図10は、図2に示したリーダ画像処理部211の詳細な構成を示すブロック図である。
このリーダ画像処理部211では、プラテンガラス203上の原稿はCCD210に読み取られて電気信号に変換される。なお、このCCD210はカラーセンサの場合、RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上にRGB順にインラインに乗ったものでも構わない。あるいは、3ラインCCDで、それぞれRフィルタ・Gフィルタ・BフィルタをそれぞれのCCDごとに並べたものでも構わないし、フィルタがオンチップ化又は、フィルタがCCDと別構成になったものでも構わない。
そして、CCD210から出力される電気信号(アナログ画像信号)はリーダ画像処理部211に入力される。その後、クランプ&Amp.&S/H&A/D部1301でサンプルホールド(S/H)される。そして、アナログ画像信号のダークレベルを基準電位にクランプし、所定量に増幅され(上記処理順番は表記順とは限らない)、A/D変換されて、例えばRGB各8ビットのデジタル信号に変換される。
そして、クランプ&Amp.&S/H&A/D部1301から出力されるRGB信号は、シェーディング部1302で、シェーディング補正及び黒補正が施された後、制御装置110へと出力される。
図11は、図1に示した制御装置110の構成を示すブロック図である。
図において、111はメインコントローラで、主にCPU112と、バスコントローラ113、各種I/Fコントローラ回路とから構成される。
CPU112とバスコントローラ113は、制御装置110全体の動作を制御するものであり、CPU112はROM114からROMI/F115を経由して読込んだプログラムに基いて動作する。
また、情報装置から受信したPDL(ページ記述言語)コードデータを解釈し、画像データ及び属性データに展開する動作も、このプログラムに記述されており、ソフトウェアによって処理される。バスコントローラ113は、各I/Fから入出力されるデータ転送を制御するものであり、バスにおける調停処理やDMAデータ転送の制御を行う。
116はDRAMで、DRAMI/F117によってメインコントローラ111と接続されており、CPU112が動作するためのワークエリアや、画像データ及び属性データを蓄積するためのエリアとして使用される。
118はCodecで、DRAM116に蓄積された画像データ及び属性データをMH/MR/MMR/JBIG/JPEG等の方式で圧縮し、また逆に圧縮され蓄積されたコードデータを画像データ及び属性データに伸長する。119はSRAMで、Codec118の一時的なワーク領域として使用される。Codec118は、I/F120を介してメインコントローラ111と接続され、DRAM116との間のデータの転送は、バスコントローラ113によって制御されDMA転送される。
135はグラフィックプロセッサ(GraphicProcessor)で、DRAM116に蓄積された画像データに対して、画像回転、画像変倍、色空間変換、二値化の処理をそれぞれ行う。136はSRAMで、GraphicProcessor135の一時的なワーク領域として使用される。GraphicProcessor135は、I/F137を介してメインコントローラ111と接続され、DRAM116との間のデータの転送は、バスコントローラ113によって制御されDMA転送される。
121はネットワークコントローラ(NetworkController)で、I/F123によってメインコントローラ111と接続され、コネクタ122によって外部ネットワークと接続される。ネットワークとしては一般的にイーサネット(登録商標)があげられる。
125は汎用高速バスで、拡張ボードを接続するための拡張コネクタ124とI/O制御部126とが接続される。汎用高速バスとしては、一般的にPCIバスがあげられる。
126はI/O制御部で、リーダ部200,プリンタ部300の各CPUと制御コマンドを送受信するための調歩同期シリアル通信コントローラ127が2チャンネル装備されており、I/Oバス128によってスキャナI/F回路140,プリンタI/F回路145に接続されている。
132はパネルI/Fで、LCDコントローラ131に接続され、操作部150上の液晶画面に表示を行うためのI/Fと、ハードキーやタッチパネルキーの入力を行うためのキー入力I/F130とから構成される。操作部150は、液晶表示部と液晶表示部上に張り付けられたタッチパネル入力装置と、複数個のハードキーを有する。タッチパネルまたはハードキーにより入力された信号は前述したパネルI/F132を介してCPU112に伝えられ、液晶表示部はパネルI/F132から送られてきた画像データを表示するものである。液晶表示部には、本画像処理装置の操作における機能表示や画像データ等を表示する。
133はリアルタイムクロックモジュールで、機器内で管理する日付と時刻を更新/保存するためのもので、バックアップ電池134によってバックアップされている。
161はE−IDEインタフェースで、外部記憶装置を接続するためのものである。本実施形態においては、このI/Fを介してハードディスクドライブ160を接続し、ハードディスク162へ画像データを記憶させる動作や、ハードディスク162から画像データを読み込む動作を行う。
142,147はそれぞれコネクタで、それぞれリーダ部200,プリンタ部300に接続され、同調歩同期シリアルI/F143,148とビデオI/F144、149とから構成される。
140はスキャナI/Fで、コネクタ142を介してリーダ部200と接続される。また、スキャナバス141によってメインコントローラ111と接続されており、リーダ部200から受け取った画像に対して所定の処理を施す機能を有する。さらに、リーダ部200から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、スキャナバス141に出力する機能も有する。スキャナバス141からDRAM116へのデータ転送は、バスコントローラ113によって制御される。
145はプリンタI/Fで、コネクタ147を介してプリンタ部300と接続される。また、プリンタバス146によってメインコントローラ111と接続される。そして、メインコントローラ111から出力された画像データに所定の処理を施して、プリンタ部300へ出力する機能を有する。また、プリンタ部300から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、プリンタバス146に出力する機能も有する。DRAM116上に展開された画像データのプリンタ部への転送は、バスコントローラ113によって制御され、プリンタバス146、ビデオI/F149を経由して、プリンタ部300へDMA転送される。
図12は、図11に示したスキャナI/F140の画像処理を担う部分の詳細な構成を示すブロック図であり、図11と同一のものには同一の符号を付してある。
図に示すように、リーダ部200から、コネクタ142を介して送られる画像信号に対して、つなぎ&MTF補正部1501で、CCD218が3ラインCCDの場合、つなぎ処理はライン間の読取位置が異なる。そのため、読取速度に応じてライン毎の遅延量を調整し、3ラインの読取位置が同じになるように信号タイミングを補正し、MTF補正は読取速度によって読取のMTFが変更されるため、その変化を補正する。読取位置タイミングが補正されたデジタル信号は入力マスキング部1502によって、CCD210の分光特性及びランプ212及びミラー214、215、216の分光特性を補正する。入力マスキング部1502の出力はACSカウント部(オートカラーセレクトカウント部)1503及びメインコントローラ111へと送られる。
以下、図13を参照して、ACSカウント部1503の構成について詳細に説明する。
図13は、図12に示したACSカウント部1503の構成を示すブロック図である。
オートカラーセレクト(以下、ACS)は、原稿がカラーなのか白黒なのかを判断する。つまり画素ごとの彩度を求めてある閾値以上の画素がどれだけ存在するかに基づいてカラー判定を行うものである。
しかし、白黒原稿であっても、MTF等の影響により、ミクロ的に見るとエッジ周辺に色画素が多数存在し、単純に画素単位でACS判定を行うのは難しい。このACS手法はさまざまな方法が提供されているが、本実施形態は、特定のACS手法に限定されるものではないため、ごく一般的な手法で説明を行う。
上述したように、白黒画像でもミクロ的に見ると色画素が多数存在するわけであるから、その画素が本当に色画素であるかどうかは、注目画素に対して周辺の色画素の情報で判定する必要がある。図13に示すフィルタ1601はそのためのフィルタであり、注目画素に対して周辺画素を参照する為にFIFOの構造をとる。
1602は領域検出回路で、メインコントローラ111からセットされた1607〜1610のレジスタに設定された値と、リーダ部200から送られたビデオ制御信号1612を元に、ACSをかける領域信号1605を作成する回路である。
1603は色判定部で、ACSをかける領域信号1605に基づき、注目画素に対してフィルタ1601内のメモリ内の周辺画素を参照し、注目画素が色画素か白黒画素かを決定し、色判定信号1606を生成する。
1604はカウンタで、色判定部1603が出力した色判定信号1606の個数を数える。
以下、ACS動作について説明する。
まず、メインコントローラ111は、読み込み範囲に対してACSをかける領域を決定し、レジスタ1607〜1610に設定する(本実施形態では、原稿に対して独立で範囲を決める構成をとる)。また、メインコントローラ111は、ACSをかける領域内での色判定信号1606の個数を計数するカウンタ1604の値を、所定の閾値と比較し、当該原稿がカラーなのか白黒なのかを判断する。
なお、レジスタ1607〜1610には、主走査方向,副走査方向それぞれについて、色判定部1603が判定を開始する位置,判定を終了する位置を、リーダ部200から送られたビデオ制御信号1612に基づいて設定しておく。本実施形態では、実際の原稿の大きさよりもそれぞれ10mm程度小さめに設定している。
以下、図14を参照して、プリンタI/F145の画像処理を担う部分についての詳細な説明を行う。
図14は、図11に示したプリンタI/F145の画像処理を担う部分の詳細な構成を示すブロック図であり、図11と同一のものには同一の符号を付してある。
図に示すように、メインコントローラ111から、プリンタバス146を介して画像データ及び属性データが別々の経路で送られる。
画像データは、色変換部1702により印字出力のための色空間であるC、M、Y、Kに画素単位で変換する。画像データがメインコントローラからC、M、Y、Kで送られてくる場合は色変換部1702による色変換は行われない。1703はγ補正部で、画像データを濃度調整する。1704はフィルタ部で、γ補正部1703で濃度調整された画像データをスムージング又はエッジ処理する。
これらの処理を経た画像データは、プリンタ部300へと送られる。
一方、属性データは属性データ入力部1705に入力する。属性データ入力部1705において属性データ内の透明トナー重畳位置情報に従ってどの位置に透明トナーを重畳するかを解析する。1706は透明トナー信号生成部であり、属性データ入力部1705の解析結果に基づいて、透明トナーを重畳する位置に対し透明トナー信号を生成する。1710はγ補正部で、透明トナー信号の濃度調整を行う。1711はフィルタ部で、γ補正部1710で濃度調整された透明トナー信号をスムージング又はエッジ処理する。
これらの処理を経た透明トナー信号は、プリンタ部300へと送られる。
以下、図15を参照して、GraphicProcessor135についての詳細な説明を行う。
図15は、図11に示したGraphicProcessor135の詳細な構成を示すブロック図であり、図11と同一のものには同一の符号を付してある。
図に示すように、GraphicProcessor135は、画像回転、画像変倍、色空間変換、二値化の処理をそれぞれ行うモジュール、画像回転部801、画像変倍部802、色空間変換部802、画像二値化部805を有する。また、色空間変換部803はLUT(ルックアップテーブル)804を備えている。
なお、SRAM136は、GraphicProcessor135の各々のモジュールの一時的なワーク領域として使用される。各々のモジュールが用いるSRAM136のワーク領域が重複しないよう、あらかじめ各々のモジュールごとにワーク領域が静的に割り当てられているものとする。
また、GraphicProcessor135は、I/F137を介してメインコントローラ111と接続され、DRAM116との間のデータの転送は、バスコントローラ113によって制御されDMA転送される。
さらに、バスコントローラ113は、GraphicProcessor135の各々のモジュールにモード等を設定する制御及び、各々のモジュールに画像データを転送するためのタイミング制御を行う。
<システムの全体構成>
図3は、本発明の実施形態におけるシステムの全体構成を説明する図である。
図3において、画像形成装置301は透明トナーによる印刷に対応した画像形成装置である。画像形成装置302、303は、通常のC、M、Y、Kの4色のトナーによるカラー印刷を行う画像形成装置である。これら画像形成装置は、透明トナー印刷に対応した画像形成装置301と連携して印刷処理を行う機能を搭載している。
情報処理装置304では、これら画像形成装置に対し、印刷される原稿データと設定情報などを印刷ジョブとして送信し、印刷処理を実行させる。
以上の画像形成装置と情報処理装置は、Ethernet(登録商標)などのネットワーク305を介して接続されている。原稿データや印刷ジョブなどの各種データ、処理指示などは、このネットワークにより転送される。
<画像形成装置の印字領域>
図9は、透明トナー印刷における画像印字領域を示す図である。
ここでの透明トナー印刷は、通常の画像形成装置で印刷された印刷物に対し、透明トナー印刷に対応した画像形成装置で印刷面の全面に対し、再度透明トナーによる印刷を行うものである。以下、この透明トナーによる印刷処理を2パス透明トナー印刷と表記し、通常の画像形成装置による印刷を1パス目の印刷、透明トナー印刷対応の画像形成装置での透明トナー印刷を2パス目の印刷と記述する。
図9において、パターン901は1パス目の原稿画像印字領域と2パス目の透明トナー印字可能領域が同じ場合を示す。パターン902は、2パス目の透明トナー印字可能領域が1パス目の印字領域と比較して小さい場合を示す。パターン903は、1パス目の原稿画像印字領域が2パス目の透明トナー印字可能領域と比較して小さい場合を示す。
904〜909は、印刷を行う用紙サイズを示しており、全て同一サイズである。910〜912は、1パス目で印字される原稿画像の印字領域を示す図である。913〜915は、2パス目の透明トナーの印刷可能領域を示す図である。
パターン901において、910と913の領域サイズ・位置は同一である。よって、2パス目の透明トナー印刷において、印字可能領域全体に印刷を行った場合に、916のように透明トナーによる印刷範囲が1パス目の原稿画像の印字領域と一致する。
パターン902において、914の領域サイズは911より小さい。よって、2パス目の透明トナー印刷において、印字可能領域全体に印刷を行った場合においても、917のように透明トナーによる印刷範囲は1パス目の原稿画像の印字領域の一部しかカバーしない。このため、918の部分が、1パス目の印刷により原稿画像が印字されているが、透明トナーによる印刷が行われない部分として存在する。
パターン903において、915の領域サイズは912より大きい。よって、2パス目の透明トナー印刷において、印字可能領域全体に印刷を行った場合、919に示す1パス目の印刷において原稿画像が印字された領域より広い領域をカバーする。このため、920の部分が、1パス目に印刷による原稿画像が印字されていないが、透明トナーによる印刷が行われる部分として存在する。
<印刷処理制御の構成>
図4は、本発明の実施形態における画像形成装置の制御装置のうち、透明トナー印刷の制御に関わる部分の詳細な構成を示す図である。
図4において、画像形成装置401は通常のカラー印刷を行う画像形成装置である。画像形成装置402は、透明トナー印刷対応の画像形成装置であり、画像形成装置401で印刷された印刷物を印刷用紙とし、再度透明トナーによる印刷を印刷面全面に行う。
操作部403、410は、それぞれ画像形成装置401、402を操作するためのユーザインタフェースであり、ユーザが印刷設定や処理の実行を行うものである。
機器情報保持部404、411は、各画像形成装置における対応印刷用紙サイズ、対応印刷用紙種別を保持している。また、各印刷用紙サイズにおける印字可能領域、フィニッシャーなどのアクセサリ構成、各種機能対応の有無など、画像形成装置の機能・能力に関する情報を保持している。
機器情報取得部405は、他の画像形成装置とネットワークを介して通信を行い、他の画像形成装置の機器情報を取得する。
機器情報送信部412は、他の画像形成装置に対しネットワークを介して通信を行い、機器情報を送信する。
ジョブ実行機器選択部406は、操作部により入力された情報から、2パス透明トナー印刷における、2パス目の透明トナー印刷を行う画像形成装置を選択・決定する。
ジョブ設定生成部407は、1パス目の印刷処理の設定情報を作成する。例えば、操作部403から入力された情報に基づいて設定情報を作成する。また、機器情報保持部404から得られる自らの機器情報、機器情報取得部405から取得した、ジョブ実行機器選択部406で選択した2パス目の印刷を行う画像形成装置の機器情報にも基づいて、設定情報を作成する。
ジョブ制御部409は、ジョブ設定生成部407で作成された印刷ジョブ設定情報に従い、画像形成装置を制御し、印刷処理を実行する。ジョブ情報送信部408は、印刷ジョブ情報を2パス目の印刷を行う画像形成装置へ送信する。
ジョブ情報取得部413は、1パス目の印刷を行う画像形成装置から、1パス目の印刷ジョブ情報を受信する。
ジョブ設定生成部414は、画像形成装置402で行う、2パス目の透明トナー印刷処理の設定情報を生成する。例えば、操作部410から入力された情報に加え、機器情報保持部412から得られる自らの機器情報、ジョブ情報取得部413から取得した1パス目の印刷ジョブ情報に基づいて設定情報を生成する。
ジョブ制御部415は、ジョブ設定生成部414で作成された印刷ジョブ設定情報に従い、画像形成装置を制御し、透明トナー印刷処理を実行する。
<2パス透明トナー印刷の動作>
図5、図6は、2パス透明トナー印刷における、画像形成装置の制御装置の動作を示すフローチャートであり、図5は1パス目の印刷、図6は2パス目の印刷における動作を示す。図5のフローチャートに示す各ステップは、1パス目の印刷を行う画像形成装置のCPUが、当該画像形成装置のROMに格納されたプログラムを実行することによって行われる。また、図6のフローチャートに示す各ステップは、2パス目の印刷を行う画像形成装置のCPUが、当該画像形成装置のROMに格納されたプログラムを実行することによって行われる。
図5に示す、2パス透明トナー印刷における1パス目の印刷処理は、S501で操作部から2パス透明トナー印刷モードが選択されることから開始される。S502では、操作部からの入力により、2パス目の透明トナー印刷を行う画像形成装置を選択する。S503では、S502で選択された画像形成装置の機器情報を取得する。S504では、操作部からの入力と自機器情報、S503で取得した2パス目の画像形成装置の機器情報から、1パス目の印刷の設定を行う。S505では、S504で操作部から入力された設定内容が、ステープル処理や製本処理などの2パス透明トナー印刷の1パス目の印刷において実行するべきではない処理の場合、設定が不可能であることを操作部に通知し(S506)、再度設定処理を行う。設定に問題がない場合、S507で設定内容に従った印刷面に対する印刷画像の配置設定を行い、問題がないかチェックを行う。その結果、1パス目で印刷される画像の領域が、2パス目の透明トナー印刷を行う画像形成装置における印字可能領域内で収まる場合(S508)、図9のパターン901もしくはパターン903に該当する。この場合、1パス目の印刷処理としては印字領域が整合しているため(S509)、S514で印刷を実行する。印刷処理後、S515において、1パス目の印刷処理の設定情報や1パス目での印字領域などのジョブ情報を2パス目の印刷を行う画像形成装置へ送信する。
S508において、1パス目の印刷画像の領域が2パス目の透明トナー印刷を行う画像形成装置の印字可能領域より大きい場合、図9のパターン902の場合に該当する。この場合、1パス目と2パス目で印字領域が不整合であるため(S510)、S511で1パス目の印刷画像を調整する処理を選択し、選択された画像調整処理を実行する。縮小処理を選択した場合、S512で1パス目の印刷画像全体が2パス目の印字可能領域に一致するよう、1パス目の印刷画像を縮小する処理を行う。S511でトリミング処理を選択した場合、S513で1パス目の印刷画像から2パス目の印字可能領域に一致する部分のみを選択・抽出し、1パス目の印刷画像とする。S512もしくはS513により、2パス目の印字領域と整合した印刷画像を用いて、S514で印刷を実行する。印刷処理後、S515において、1パス目の印刷処理の設定情報や1パス目での印字領域などのジョブ情報を2パス目の印刷を行う画像形成装置へ送信する。
図6に示す、2パス透明トナー印刷における2パス目の印刷処理は、S601で操作部から2パス透明トナー印刷モードの2パス目透明トナー印刷処理が選択されることから開始される。S602では、1パス目の印刷処理を実行した画像形成装置から、1パス目の印刷における印刷設定や1パス目での印字領域などのジョブ情報を取得する。S603では、操作部からの入力と自機器情報、S602で取得した1パス目の印刷における設定やジョブ情報から、2パス目の透明トナー全面印刷の設定を行う。S604では、S603で操作部から入力された設定内容が、2パス透明トナー印刷2パス目の全面透明トナー印刷において実行するべきではない処理の場合、設定が不可能であることを操作部に通知し(S605)、再度設定処理を行う。設定に問題がない場合、S606で設定内容に従った印刷面に対する印刷画像の配置設定を行い、問題がないかチェックを行う。その結果、1パス目で印刷された印字領域が2パス目の透明トナー全面印刷の印字可能領域より小さくない場合(S607)、1パス目での印刷領域の調整処理とから、図9のパターン1に示すようになる。この場合、1パス目で印刷された印字領域と2パス目の印字可能領域は等しい(S608)。このため、2パス目の透明トナー全面印刷では、2パス目を印刷する画像形成装置の印字可能領域全体に対し、透明トナー印刷を行うよう設定する(S609)。以上の印刷設定に従い、S614で2パス目の透明トナー印刷を行い、1パス目で印刷された画像前面に対し、透明トナー印刷を行う。
S607において、1パス目で印刷された印字領域が2パス目の透明トナー全面印刷の印字可能領域より小さい場合、図9のパターン903に該当し、1パス目で印刷された印字領域と2パス目の印字可能領域は一致しない(S610)。このため、透明トナー印刷を行う領域として、1パス目で印刷された印字領域に合わせて印刷を行うか、2パス目で印字可能な最大領域全面で印刷を行うかを選択し、設定する(S611)。全面での印刷を選択した場合、S612では、2パス目の印刷を行う画像形成装置の最大印字可能領域の全面に対し、透明トナー印刷を行うよう設定する。1パス目の印刷領域に適応した透明トナー印刷を選択した場合、S613では、1パス目で印刷された印字領域を2パス目の透明トナー印刷の印字領域とするよう設定する。S612もしくはS613により設定された、印字領域を含む印刷設定を用いて、S614で全面透明トナー印刷を行う。
実施例2では、情報処理装置から画像形成装置へ印刷画像データや印刷設定情報を送り、2パス透明トナー印刷を行う際の実施形態について説明する。
画像形成装置の全体構成、システムの全体構成、画像形成装置の印字領域については実施例1と同様であるため省略する。
<印刷処理制御の構成>
図7は、本発明の実施形態における、画像形成装置の制御装置と情報処理装置のうち、透明トナー印刷の制御に関わる部分の詳細な構成を示す図である。
図7において、画像形成装置702は通常のカラー印刷を行う画像形成装置である。画像形成装置703は、透明トナー印刷対応の画像形成装置であり、画像形成装置702で印刷された印刷物を印刷用紙とし、再度透明トナーによる印刷を印刷面全面に行う。
情報処理装置701は、画像形成装置における印刷の各種設定を行い、印刷される原稿データとともに画像形成装置702、703へ印刷ジョブデータとして送信し、画像形成装置による印刷を実行させる。
情報処理装置701の操作部704は、ディスプレイやキーボード、マウスなどから構成され、ユーザの情報処理装置に対する入力を受け付ける。ジョブ実行機器選択部705は、操作部により入力された情報から、2パス透明トナー印刷における、1パス目の原稿画像の印刷、2パス目の透明トナー印刷を行う画像形成装置を、それぞれ選択・決定する。機器情報取得部706は、画像形成装置とネットワークを介して通信を行い、画像形成装置の機器情報を取得する。
ジョブ設定生成部707は、画像形成装置703で行う2パス目の印刷処理の設定情報をそれぞれ作成する。例えば、操作部704から入力された情報と、機器情報取得部706から取得した、ジョブ実行機器選択部705で選択した、1パス目の印刷、2パス目の印刷を行う画像形成装置それぞれの機器情報に基づいて設定情報を生成する。
ジョブデータ生成部708は、ジョブ設定生成部707で生成された設定情報と原稿データを組み合わせ、画像形成装置702、703に対するジョブデータをそれぞれ生成する。
データ送信部709は、ジョブデータ生成部708で生成されたジョブデータを、画像形成装置702、703に対しネットワークを介して送信する。
機器情報保持部711、716は、画像形成装置702、703における対応印刷用紙サイズ、対応印刷用紙種別、各印刷用紙サイズにおける印字可能領域を保持している。また、フィニッシャーなどのアクセサリ構成、各種機能対応の有無など、画像形成装置の機能・能力に関する情報をそれぞれ保持している。
機器情報送信部710、715は、情報処理装置701に対してネットワークを介して通信を行い、機器情報保持部711、716が保持している自らの機器情報を送信する。
データ受信部712、717は、情報処理装置701より送信されるジョブデータを受信する。
ジョブ設定抽出部713、718は、データ受信部712、717で受信したジョブデータから、印刷設定などのジョブ設定情報を取り出し、ジョブ制御部へ情報を渡す。
ジョブ制御部714、719は、与えられたジョブ設定情報に従い、1パス目の原稿画像印刷処理、2パス目の透明トナー印刷処理をそれぞれ実行する。
<2パス透明トナー印刷の動作>
図8は、情報処理装置からジョブデータを送信する場合の、2パス透明トナー印刷における情報処理装置でのジョブデータの設定・生成・送信動作を示すフローチャートである。
2パス透明トナー印刷におけるジョブ生成処理は、S801、S802でネットワークに接続された画像形成装置から、それぞれの機器情報を取得するところから開始される。S803で、操作部からの入力により、ユーザの選択した印刷モードが設定される。S804において、印刷モードが2パス透明トナー印刷モードでない場合、既存の印刷処理であるため、S805で通常の印刷設定が実行され、S806で通常の画像形成装置に対する印刷ジョブ生成処理が実行される。作成された印刷ジョブは、S828で画像形成装置に対し送信され、印刷ジョブの作成・送信処理が終了する。
S804において、印刷モードに2パス透明トナー印刷モードが選択された場合、S807では操作部からの入力により、1パス目で通常の原稿画像のカラー印刷を行う画像形成装置を、S808では、2パス目の透明トナー印刷を行う画像形成装置を選択する。
S809では、まず1パス目の原稿画像をカラー印刷する場合の印刷設定を行う。操作部からの入力とS801で取得した1パス目の画像形成装置の機器情報から、印刷の設定を行う。S810では、S809で操作部から入力された設定内容が、ステープル処理や製本処理などの2パス透明トナー印刷の1パス目の印刷において実行するべきではない処理の場合、設定が不可能であることを操作部に通知し(S811)、再度設定処理を行う。
続いて、S812で2パス目の透明トナー全面印刷の印刷設定を行う。操作部からの入力とS802で取得した2パス目の画像形成装置の機器情報から、印刷の設定を行う。S813では、S812で操作部から入力された設定内容が、2パス透明トナー印刷2パス目の全面透明トナー印刷において実行するべきではない処理の場合、設定が不可能であることを操作部に通知し(S814)、再度設定処理を行う。
1パス目、2パス目の印刷設定とも設定に問題がない場合、S815で設定内容に従った印刷面に対する印刷画像の配置設定を行い、問題がないかチェックを行う。
S816において、1パス目の印刷画像の領域が2パス目の透明トナー印刷を行う画像形成装置の印字可能領域より大きい場合、図9のパターン902に該当し、1パス目と2パス目で印字領域が一致しない。そのため、S817で1パス目の印刷画像を調整する処理を選択し、選択された画像調整処理を印刷設定に設定する。縮小処理を選択した場合、S818で1パス目の印刷画像全体が2パス目の印字可能領域に一致するよう、1パス目の印刷画像を縮小する設定を行う。S817でトリミング処理を選択した場合、S819で1パス目の印刷画像から2パス目の印字可能領域に一致する部分のみを選択・抽出する設定を行う。S818もしくはS819により画像調整処理の設定を行った結果、1パス目の画像印字領域は2パス目の印字可能領域と一致するため(S820)、S821で2パス目の印刷は、印字可能領域全面に対する透明トナー印刷として印刷設定を行う。以上の印刷設定から、S827で1パス目、2パス目の印刷ジョブをそれぞれ生成し、S828で1パス目、2パス目の印刷を行う画像形成装置それぞれに、印刷ジョブデータを送信する。
S816において、1パス目の印刷画像の領域が2パス目の透明トナー印刷を行う画像形成装置の印字可能領域以下である場合、さらにS822で、1パス目の印刷画像の領域が2パス目の透明トナー印刷の印字可能領域より小さいか判定を行う。S822で1パス目の原稿画像の印字領域が2パス目の印字可能領域より小さくない場合、図9のパターン901に該当し、1パス目の原稿画像の印字領域と2パス目の透明トナー印刷の印字可能領域は等しい(S820)。このため、1パス目での原稿画像に対する調整処理は設定せず、2パス目では印字可能領域全面に対する透明トナー印刷を設定する。以上の印刷設定から、S827で1パス目、2パス目の印刷ジョブをそれぞれ生成し、S828で1ス目、2パス目の印刷を行う画像形成装置それぞれに、印刷ジョブデータを送信する。
S816で、1パス目の印刷画像の領域が2パス目の透明トナー印刷を行う画像形成装置の印字可能領域以下で、1パス目の印刷画像の領域が2パス目の透明トナー印刷の印字可能領域より小さい場合、図9の903に該当する。この場合、1パス目の原稿画像の印字領域は2パス目の透明トナー印刷の印字可能領域より小さく、1パス目の印字領域と2パス目の印字可能領域は一致しない。このため、透明トナー印刷を行う領域として、1パス目の原稿画像の印字領域に合わせて印刷を行うか、2パス目で印字可能な最大領域全面で印刷を行うかを選択する(S824)。全面での印刷を選択した場合、S825では、2パス目の印刷を行う画像形成装置の最大印字可能領域の全面に対し、透明トナー印刷を行うよう設定する。1パス目の印刷領域に適応した透明トナー印刷を選択した場合、S826では、1パス目の原稿画像の印字領域と同じ領域を2パス目の透明トナー印刷の印字領域とするよう設定する。以下、ジョブの生成処理と印刷ジョブデータの送信処理は他の場合と同様であり、ジョブデータの送信により、印刷ジョブの生成・送信処理は終了する。
以上のように本発明の実施形態の画像形成装置では、画像データを入力する手段と、画像形成装置の機器情報を保持する手段と、第二の画像形成装置を選択する手段と、第二の画像形成装置の機器情報を取得する手段とを有する。また、画像形成装置による画像形成処理を設定するジョブ設定手段と、画像形成装置による画像形成処理を制御するジョブ制御手段と、画像形成処理の設定や実行の結果を第二の画像形成装置に送信するジョブ情報送信手段を有する。そして、第二の画像処理装置の機器情報により、画像形成装置におけるジョブ制御を行うことを特徴とする。
本発明の実施形態の画像形成装置では、画像形成装置の機器情報を保持する手段と、第一の画像形成装置に機器情報を送信する手段と、第一の画像形成装置の画像形成処理のジョブ情報を取得するジョブ情報取得手段を有する。また、画像形成装置による画像形成処理を設定するジョブ設定手段と、画像形成装置による画像形成処理を制御するジョブ制御手段を有する。そして、第一の画像処理装置のジョブ情報により、画像形成装置におけるジョブ制御を行うことを特徴とする。
また、本発明の実施の形態の情報処理装置では、第一の画像形成装置を選択する手段と、第二の画像形成装置を選択する手段と、第一の画像形成装置の機器情報を取得する手段とを有する。また、第二の画像形成装置の機器情報を取得する手段と、第一の画像形成装置による画像形成処理を設定するジョブ設定手段と、第二の画像形成装置による画像形成処理を設定するジョブ設定手段とを有する。そして第一の画像形成装置に入力する画像データと画像形成処理の設定を生成するジョブデータ生成手段と、第二の画像形成装置に入力する画像データと画像形成処理の設定を生成するジョブデータ生成手段とを有する。また、第一の画像形成装置にジョブデータを送信するデータ送信手段と、第二の画像形成装置にジョブデータを送信するデータ送信手段を有する。そして、第一および第二の画像形成装置の機器情報により、画像形成装置に入力するジョブ設定を変更することを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図。 本発明を適用する装置全体の断面図。 本発明のシステム全体の構成を示すブロック図。 画像形成装置の制御装置の詳細な構成を示すブロック図。 図4に示した制御装置の動作を示すフローチャート。 図4に示した制御装置の動作を示すフローチャート。 情報処理装置と画像形成装置の制御装置の詳細な構成を示すブロック図。 図7に示した情報処理装置の動作を示すフローチャート。 1パス目の2パス目の印字領域の差を説明するための図。 図2に示したリーダ画像処理部の詳細な構成を示すブロック図。 図1に示した制御装置の構成を示すブロック図である。 図11に示したスキャナI/Fの構成を示すブロック図。 図12に示したACSカウント部の構成を示すブロック図。 図11に示したプリンタI/Fの構成を示すブロック図。 図11に示したGraphicProcessorの構成を示すブロック図。

Claims (19)

  1. 画像データを入力する手段と、画像形成装置の機器情報を保持する手段と、第二の画像形成装置を選択する手段と、第二の画像形成装置の機器情報を取得する手段と、画像形成装置による画像形成処理を設定するジョブ設定手段と、画像形成装置による画像形成処理を制御するジョブ制御手段と、画像形成処理の設定や実行の結果を第二の画像形成装置に送信するジョブ情報送信手段を有し、第二の画像処理装置の機器情報により、画像形成装置におけるジョブ制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第二の画像形成装置は、所定の色材を用いて画像データが印字された用紙に重畳して印字する画像形成手段を有することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第二の画像形成装置の機器情報は、用紙に対する画像形成可能な範囲を示す情報であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記ジョブ制御は、第二の画像形成装置の機器情報により、画像データを縮小して用紙に印字することであることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記ジョブ制御は、第二の画像形成装置の情報により、画像データの一部を取り出して用紙に印字することであることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記ジョブ設定手段は、第二の画像形成装置によって印字された用紙に対する重畳する印字を妨げる設定をさせないようにすることであることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 画像形成装置の機器情報を保持する手段と、第一の画像形成装置に機器情報を送信する手段と、第一の画像形成装置の画像形成処理のジョブ情報を取得するジョブ情報取得手段と、画像形成装置による画像形成処理を設定するジョブ設定手段と、画像形成装置による画像形成処理を制御するジョブ制御手段を有し、第一の画像処理装置のジョブ情報により、画像形成装置におけるジョブ制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記画像形成装置は、所定の色材を用いて画像データが印字された用紙に重畳して印字する画像形成手段を有することを特徴とする、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記第一の画像形成装置のジョブ情報は、用紙に対する画像形成を行った範囲を示す情報であることを特徴とする、請求項7に記載の画像形成装置。
  10. 前記ジョブ制御は、第一の画像形成装置のジョブ情報により、重畳して印字する範囲を第一の画像形成装置で画像形成された範囲に限定することであることを特徴とする、請求項7に記載の画像形成装置。
  11. 前記ジョブ制御は、第一の画像形成装置のジョブ情報に関わらず、重畳して印字する範囲を画像形成装置で画像形成可能な範囲に全体とすることであることを特徴とする、請求項7に記載の画像形成装置。
  12. 第一の画像形成装置を選択する手段と、第二の画像形成装置を選択する手段と、第一の画像形成装置の機器情報を取得する手段と、第二の画像形成装置の機器情報を取得する手段と、第一の画像形成装置による画像形成処理を設定するジョブ設定手段と、第二の画像形成装置による画像形成処理を設定するジョブ設定手段と、第一の画像形成装置に入力する画像データと画像形成処理の設定を生成するジョブデータ生成手段と、第二の画像形成装置に入力する画像データと画像形成処理の設定を生成するジョブデータ生成手段と、第一の画像形成装置にジョブデータを送信するデータ送信手段と、第二の画像形成装置にジョブデータを送信するデータ送信手段を有し、第一および第二の画像形成装置の機器情報により、画像形成装置に入力するジョブ設定を変更することを特徴とする情報処理装置。
  13. 前記第一の画像形成装置の機器情報は、用紙に対する画像形成可能な範囲を示す情報であることを特徴とする、請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 前記第二の画像形成装置の機器情報は、印字された用紙に対して重畳して印字可能な範囲を示す情報であることを特徴とする、請求項12に記載の情報処理装置。
  15. 前記ジョブ設定手段は、第二の画像形成装置の機器情報により、第一の画像形成装置での印字する画像データを、縮小して用紙に印字すると設定することであることを特徴とする、請求項12に記載の情報処理装置。
  16. 前記ジョブ設定手段は、第二の画像形成装置の情報により、第一の画像形成装置での印字を、画像データの一部を取り出して用紙に印字すると設定することであることを特徴とする、請求項12に記載の情報処理装置。
  17. 前記ジョブ設定手段は、第一の画像形成装置の機器情報により、重畳して印字する範囲を第一の画像形成装置で画像形成される範囲に限定すると設定することであることを特徴とする、請求項12に記載の情報処理装置。
  18. 前記ジョブ設定手段は、第一の画像形成装置の機器情報に関わらず、重畳して印字する範囲を第二の画像形成装置で画像形成可能な範囲に全体とすると設定することであることを特徴とする、請求項12に記載の情報処理装置。
  19. 前記ジョブ設定手段は、第一の画像形成装置に対して、第二の画像形成装置による印字された用紙に対する重畳した印字を妨げる設定はさせないようにすることであることを特徴とする、請求項12に記載の情報処理装置。
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