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JP2009522838A - Rf通信機器用に改良した超広帯域ノッチアンテナアセンブリ - Google Patents

Rf通信機器用に改良した超広帯域ノッチアンテナアセンブリ Download PDF

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JP2009522838A
JP2009522838A JP2008548056A JP2008548056A JP2009522838A JP 2009522838 A JP2009522838 A JP 2009522838A JP 2008548056 A JP2008548056 A JP 2008548056A JP 2008548056 A JP2008548056 A JP 2008548056A JP 2009522838 A JP2009522838 A JP 2009522838A
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ジェイ エム デ グラーウー アントニウス
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Abstract

RF通信モジュール用の平面アンテナアセンブリ(AA)は、i)第1の長さの第1の線形側面を有する導電板であって、第1の幅、および動作周波数帯の選定周波数に対応する波長の4分の1に等しい第1の電気長を有し、かつ第1の側面に見られる開放端(OE1)を含む真直ぐな部分、および短縮端(SE1)を有する第1のノッチ(N1)が画成される導電板と、ii)導電板の上方で、かつ第1のノッチ(N1)を跨ぐように画成され、第1のノッチ(N1)に結合されて広帯域の動作を可能にするように配置した第1の給電線(FL1)とを具えている。第1の側面の第1の長さは、この波長の半分の長さに等しくする。さらに、第1のノッチの開放端(OE1)は、第1の側面のほぼ中央に見られるようにする。さらに、第1のノッチ(N1)の第1の幅は、第1のノッチ(N1)に関連するフィールドに蓄積されるエネルギーの比率が、第1のノッチ周辺に伝搬する電流から放射される電力を、選定周波数倍して得られる結果に比べて低くなるように選定する。

Description

本発明は、無線周波数(RF)の通信機器の分野に関し、より正確には、RF通信機器に含まれるか、または接続される、特に超広帯域(UWB)用途用の平面アンテナアセンブリに関する。
ここで、「通信機器」とは、携帯用であるか否かを問わず、モバイル(またはセルラー)および/またはWLANおよび/または放送および/または位置決定ネットワークへの、および/または、これらからのRF信号を受信および/または送信するように構成される任意の機器を意味し、特に携帯電話(例えばGSM/GPRS、UMTSまたはWiMax携帯電話)、携帯情報端末(PDA)、ラップトップ、PCMCIAカード(ラップトップ、またはモニタもしくはプリンタのような他の機器にUWB機能を与える)、USBドングル(コンピュータおよびその周辺機器用の)、衛星位置決定装置(例えばGPS装置)、テレビ受像機、またはより一般的にはRF通信モジュールを意味する。
当業者には既知のように、(平面)ノッチアンテナは、通常、導電板(第1の長さの第1の側面を有する)に画成されるノッチと、導電板の上方でノッチを跨ぐように画成され、ノッチに電磁的に結合して広帯域の動作を可能にするように配置した給電線とを具えている。ノッチは、第1の幅および第1の電気長(動作周波数帯の選定周波数に対応する波長の4分の1に等しい)を有し、第1の側面に見られる開放端を有する真直ぐな部分と、短縮端とを具えている。ノッチの物理的な寸法は非常に小さいため、このノッチを画成する導電板は、通信モジュールまたは通信機器に取り付けられるとともに一般に電子回路を具えているプリント基板(PCB)のグランド面とすることができる。このようなアンテナ構成の例は、特許文献US2002/0037739およびUS6,424,300、ならびにS. I. Latif等による刊行物“Bandwidth Enhancement and Size Reduction of Microchip Slot Antennas”, IEEE Transactions on Antennas and Propagation, Vol. 53, No.3, March 2005, pp.994-1003に記載されている。変形例においては、導電板は、PCBの表面に取り付けられるモジュールの一部とすることもできる。このような構成の例は、特許文献US2002/0177416に記載されている。
このような(平面)ノッチアンテナは製造が容易であり、これらのアンテナは、低コストの(そして薄型の)通信機器において(またはこれと共に)、特に、スペースが制限されている航空機において、用いられている。
これらそれぞれの構成のため、当該分野で既知のノッチアンテナは、例えばUWB OFDM(直交周波数分割多重方式)で必要とされる周波数のような、極めて広い作業(または動作)周波数帯を提供することができず、および/または、ノッチを画成するPCBに非常に大きなスペースを要する。なお、UWB OFDM(Multiband OFDM Association(MBOA)によって規定されている)は、通信機器またはモジュールが、いくつかの528MHzの広帯域(例えば、3つの帯域の場合は3168MHzから4752MHzまで、または7つの帯域の場合には3168MHzから4752MHzまで、および6172MHzから8184MHzまで)で動作することが必要である。
本発明の目的は、この状況を改善することにある。
この目的のために、本発明は、
− 第1の長さの第1の線形側面を有する導電板であって、第1の幅、および(動作周波数帯の選定周波数に対応する波長の4分の1に等しい)第1の電気長を有し、かつ第1の側面にある開放端を含む真直ぐな部分、および短縮端を有する第1のノッチが画成される導電板と、
− 導電板の上方で、かつ第1のノッチを跨ぐように画成され、第1のノッチに結合されて広帯域の動作を可能にするように配置した第1の給電線とを具えている、RF通信モジュール(または通信機器)用の平面アンテナアセンブリを提供する。
この平面アンテナアセンブリは、
− 第1の側面の第1の長さは、波長の半分(動作周波数帯の選定周波数に対応する)に等しくし、
− 第1のノッチの開放端は、第1の側面のほぼ中央に見られるようにし、
− (第1のノッチの)第1の幅は、第1のノッチに関連するフィールドに蓄積されるエネルギーの比率が、第1のノッチ周辺に伝搬する電流から放射される電力を、選定周波数倍して得られる結果に比べて低くなるように選定したことを特徴とする。
本発明による平面アンテナアセンブリは、別個にまたは組み合わせて考えられる追加の特徴であって、特に、以下の特徴を有するようにできる。
− (第1のノッチの)第1の幅を3ミリメートルより小さくし、
− 第1の側面は、第1の動作周波数帯の中心に対応する第1の波長の半分に等しい第1の長さを有するようにできる。第1のノッチの右および左側に位置付けられる、導電板の2つの半部の一方のほぼ中央に、少なくとも1つの第2のノッチが画成される。この第2のノッチは、第1のノッチの真直ぐな部分に平行な真直ぐな部分を有し、この第1の側面にある開放端、および短縮端を含み、第1の電気長より短い第2の電気長を有する。さらに、第2の給電線が、導電板の上方で、かつ第2のノッチを跨ぐように画成され、この第2のノッチに結合されて前記広帯域の動作を可能にするように構成される。
第2のノッチは、第1の幅より小さな第2の幅を有するようにできる。
− 各給電線は、直列のキャパシタによって拡張することができる。
各直列キャパシタは、対応する給電線の幅より大きな幅を有するようにできる。
− 導電板は、第1および第2の対面を持つ誘電体基板を有するプリント基板(PCB)上に取り付けるようにできる。
導電板は誘電体基板の第1面に取り付けるようにして、各給電線は誘電体基板の第2面に画成されるようにできる。
・誘電体基板の厚さを第1のノッチの第1の幅よりも小さくして、第1のノッチが最小の誘電負荷を有するようにできる。
・変形例では、誘電体基板を、各ノッチと誘電体基板の第2面との間で、その厚さの少なくとも一部を切り取って、空気で満たされるホールを画成し、第1のノッチの誘電負荷を低減するようにできる。例えば、誘電体基板を、各ノッチと前記誘電体の第2面との間で、その厚さの全てを切り取るようにできる。
導電板を基板の第1面に取り付けられたモジュールの一部として、この導電板が、第1面の上方に懸垂され、導電板のない箇所で第1面と平行になるように配置することができる。この場合、モジュールの導電板は、基板の第1面に対向し、各々のノッチを具えており、モジュールの上面には、導電板の反対側で対応するノッチの上方でこれを跨ぐように、各給電線が画成される。
− 各々のノッチは、真直ぐなノッチとすることも、または「L」形にすることもできる。
本発明は、上述したような平面アンテナアセンブリが設置されたRF通信モジュールも提供する。このようなRF通信モジュールは、RF通信機器に組み込むことができる。
本発明はさらに、上述したような平面アンテナアセンブリが設置されたRF通信機器も提供する。
本発明の他の特徴および利点は、以下の詳細な説明および添付の図面を検討することで明らかになるであろう。
添付の図面は、本発明を補完するのにするのに役立つだけでなく、必要とあれば、発明を規定するのにも寄与し得るものである。なお、図1〜8の平面アンテナアセンブリと相俟って画成する要素の相対的な寸法は、要素それぞれの実際の寸法を表したものではないことに留意すべきである。
まず、図1〜4を参照して、本発明による平面アンテナアセンブリAAの主な特徴を説明する。
以下の記載において、平面アンテナアセンブリAAは、例えばUMTS電話とする携帯電話のようなRF通信機器用のものを想定する。しかしながら、本発明は、このタイプのRF通信機器に限定されないことに留意すべきである。
実際、本発明は、携帯用であるか否かを問わず、モバイル(またはセルラー)および/またはWLANおよび/または放送および/または位置決定ネットワークへの、および/または、これらからのRF信号を受信および/または送信するように構成される任意のRF通信機器またはモジュールに適用することができる。したがって、それは、携帯情報端末(PDA)、ラップトップ、衛星位置決定装置(例えばGPS装置)、ドングル、またはテレビ受像機とすることもできる。それは、任意のシングルスタンダードまたはマルチスタンダードの組合せ、特にGSM/GPRSおよび/またはUMTS/TD−SCDMAおよび/またはWiMaxおよび/またはWLAN(例えば802.11a/b/g/n)および/または放送(例えばDVB−HおよびDAB)および/または位置決定装置(例えばGPS)の組合せに適用することができる。
本発明は、特に、消費者向け機器(またはモジュール)に用いることができ、そして、特に、例えば高速ファイル転送およびビデオ送信に必要とされるような、近距離高速データレートの通信に適合される無線機器(またはモジュール)に用いることができる。さらに、本発明は、例えばUSBタイプのUWBドングルに設置して、USBコネクタを有するパソコンまたは他の任意のデバイスに機能を追加することを意図したものとすることができる。
図1および2に示すように、平面アンテナアセンブリAAは、少なくとも1つのノッチN1、および対応するノッチN1に容量的に結合される少なくとも1つの第1の給電線FL1とを有する、導電板CPを少なくとも具えている。
以下の記載では、導電板CPは、長方形の形状を有するものとみなす。しかしながら、これは必須の要件ではない。
この場合、導電板CPは、少なくとも、(X方向に平行な)第1の長さLP1方向に延在する第1および第2の平行な(直線状の)側面と、(Y方向に平行な)第2の長さLP2方向に延在し、第1および第2の側面に垂直な第3および第4の平行な側面とを有する。
導電板CPには、第1のノッチN1が画成されている。この第1のノッチN1は、少なくとも、第1の側面に見られる(すなわち側面に当接しない)開放端OE1を有する真直ぐな部分と、短縮端SE1とを具えている。図示した例では、この真直ぐな部分は、第3および第4の側面に(したがってY方向に)ほぼ平行である。しかしながら、これは必須の要件ではない。
第1のノッチN1は、(X方向における)第1の幅LN1、および(Y方向における)第1の電気長LN2を有する。図1に示す実施例において、第1のノッチN1は真直ぐであり、すなわち、それはY方向に延在している。しかしながら、これは、図6を参照して後述するように、(「L」形に)折り曲げることができる。
なお、第1の電気長LN2は、その物理長LN2と異なるようにすることもできる。これは、実際上、第1のノッチN1の誘電環境に依存する。導電板CP(したがって第1のノッチN1)が誘電体基板Sによって給電線FL1から離間されている場合には、第1の電気長LN2はその物理長LN2よりも大きくなる。
第1の給電線FL1は、導電板CPの上方に、第1のノッチN1を跨いで画成される。以下に説明するように、この給電線は、第1のノッチN1に容量的に結合されて、広帯域の動作が可能となるように配置する。それは、50Ωのマイクロストリップとすることができる。第1の給電線FL1は、図2〜4に示すように、50Ωの励起プローブEP(例えば同軸ケーブル)に接続されるポート端子PTを経て給電され、かつ、容量結合によって第1のノッチN1に給電する。
図1〜7にて例証するように、導電板CPは、プリント基板(PCB)Pのグランド面とすることができる。しかしながら、これは必須の要件ではない。導電板CPをPCB Pのグランド面とする場合、それは誘電体基板Sの第1の面(背面)に取り付けると共に、第1の給電線FL1は、この誘電体基板Sの第2の(前方)面、つまり第1の面の反対側に画成する。
本発明によれば、平面アンテナアセンブリAAは、少なくとも、以下の技術的特徴の組合せを提示しなければならない。すなわち、
− 第1のノッチN1の第1の電気長LN2は、作業(または動作)周波数帯の選定周波数(f)に対応する波長の4分の1(λ/4)に等しくなければならない、
− 第1および第2の側面の第1の長さLP1は、作業(または動作)周波数帯の選定周波数(f)に対応する波長の半分(λ/2)に等しくなければならない、
− 第1のノッチN1の開放端OE1は、第1の側面のほぼ中央(すなわち+/−15%)に存在しなければならない、
− 第1のノッチN1の第1の幅LN1は、第1のノッチN1に関連するフィールドに蓄積されるエネルギーの比率が、第1のノッチN1の周辺に伝搬する電流から放射される電力を、選定周波数(λに対応するf)倍して得られる結果に比べて低くなるように選定される。
波長λに対応する周波数fは、例えば、作業(または動作)周波数帯の中心周波数とすることができる。しかしながら、これは必須の要件ではない。
4分の1波長λ/4に等しい第1のノッチN1の長さは、第1のノッチN1の周辺に、より正確にはその側面の1つから他方の側面に、第1の共振(すなわち高強度の電流)を誘発する。導電板CPを第1の長さLP1の方向に横切って流れる電流に関連する第2の共振もあり、それは、第1の長さLP1は選定波長の半分λ/2に等しいためである。このように、ノッチの給電線FL1は、(第1の)ノッチの共振および導電板CPを横切る(第2の)共振の双方に結合され、放射を発生する。
効率的な放射のためには、ノッチの共振に関連する電流は、第1のノッチN1から離れて広がるようにしなければならない。しかしながら、第1のノッチN1を形成するスロットラインの対向する導電側面は、スロット間にキャパシタンスを生じさせる。このキャパシタンスは、第1のノッチN1の周辺に電流を引きつける傾向がある。このため、第1のノッチN1が狭くなるにつれて、その単位長さあたりのキャパシタンスが大きくなり、したがって、第1のノッチN1の直近に集中する電流が大きくなる。それゆえに、第1のノッチN1が狭い場合は、ノッチは放射が少なくなるが、放射のQ(quality factor)は高くなる。放射のQが高いノッチに対しては、放射、したがって帯域幅は、第1のノッチN1の第1の幅LN1を少し増大させることによって改善することができる。
第1のノッチN1の開放端OE1が第1の側面のほぼ中央に見られる時、動作周波数帯の幅は最適化される。
有利な実施形態では、第1のノッチN1の第1の幅LN1は3ミリメートルより小さく選定し、好適には2ミリメートル以下(≦2mm)にする。これにより、PCB P上で第1のノッチN1が占める面積を最小化することができる。
上述したように、第1の電気長LN2の値は、第1のノッチN1と第1の給電線FL1との間に誘電体基板Sを挿入するか否かに依存する。3つのケースを想定することができる。
第1のケースを図2に示す。これは、第1のノッチN1と、第1の給電線FL1を上に画成する基板Sの第2の(前方)表面との間にて、基板Sを、その厚さ方向に(Z方向に)完全に切り取った状態に対応する。この場合、空気で満たされるホールHが基板Sに画成されて、第1のノッチN1に小さな誘電負荷を与える。
第2のケースを図3に示す。これは、第1のノッチN1と、第1の給電線FL1を上に画成する基板Sの第2の(前方)表面との間にて、基板Sを、その厚さ方向に(Z方向に)部分的に切り取った、中間の状態に対応する。この場合も、空気で満たされる小さなホールHが基板Sに画成されて、第1のノッチN1に中くらいの誘電負荷を与える。中くらいの負荷の値は、第1のノッチN1と第1の給電線FL1との間に残存する基板Sの厚さに依存する。
第1および第2のケースでは、第1の給電線FL1はホールHを跨いで「懸垂」される。
第3のケースを図4に示す。これは、第1のノッチN1と、第1の給電線FL1を上に画成する基板Sの第2の(前方)表面との間にて、基板Sを切り取らない状態に対応する。この場合、第1のノッチN1の誘電負荷は最大になる。しかしながら、第1のノッチN1の第1の幅LN1より小さな厚さを有する基板Sを用いることにより、最小の誘電負荷を得ることもできる。
第1のノッチN1の誘電負荷を増大させる場合には、物理長に対する電気長の比率を増大させる。したがって、動作帯域の中心周波数が一定の場合、誘電負荷を増大させると、第1のノッチN1の第1の物理長LN2は短くなり、動作周波数帯の幅が小さくなる。第1のノッチN1の誘電負荷を減少させる場合には、その第1の物理長LN2を増大させなければならず、帯域幅は増大する。
例えば、(図5に示すような)4GHzを含む周波数帯にわたってねじれやループを形成する、スミスチャートにプロットしたアンテナインピーダンス応答曲線によって例示するように、基板を切り取った(または除去した)時に、4GHz周辺に共振を得るためには、
− 44mmに等しい第1の長さLP1および40mmに等しい第2の長さLP2を有し、0.8mmの厚さのFR4タイプの基板S(エポキシベースで、4.4の誘電率および0.02に等しいと仮定する誘電損失正接を有する)と、0.035μmの厚さの銅の薄い導電板CPとを具えているPCB、
− 18mmに等しい第1の長さLN2と、1mmに等しい第1の幅LN1とを有する第1のノッチN1、
− 中心線が第1のノッチN1の短縮端SE1から5mmの位置にあり、1.5mmに等しい幅LF1を有する第1の給電線FL1、
を用いることができる。
PCB Pを用いる場合にはよくあることだが、スペースが限られている場合には、第1のノッチN1の第1の物理長LN2を短くしなければならない。したがって、第1の給電線FL1を50Ωに整合させつつ動作周波数帯の幅の縮小を補償するために、図6に示すように、直列のキャパシタCAで第1の給電線FL1を拡張するのが好適である。この直列キャパシタCAは、マイクロストリップパッチとすることができ、これは、第1の給電線FL1より幅広にして単位長さあたりのキャパシタンスを増大させるのが好適である。
例えば、基板を完全に切り取った(または除去した)場合で、かつアンテナを、3GHzを含む広い帯域幅にわたって50Ωに整合させるために、
− 44mmに等しい第1の長さLP1および40mmに等しい第2の長さLP2を有し、0.8mmの厚さのFR4タイプの基板S(エポキシベースで、4.4の誘電率および0.02に等しいと仮定する誘電損失正接を有する)と、0.035μmの厚さの銅の薄い導電板とを具えているPCB、
− 18mmに等しい第1の長さLN2と、1mmに等しい第1の幅LN1とを有する第1のノッチN1、
− 第1のノッチN1の短縮端SE1からほぼ5mmの位置にあり、1.5mmに等しい幅FL1を有し、0.6pFと0.7pFとの間のキャパシタンスに相当する3mm×3mmの直列キャパシタCAによって拡張される第1の給電線FL1、
を用いることができる。
本実施例のスミスチャートを図7に示す。
Y方向のスペースが限られているときは、まっすぐなノッチの代わりに「L」形の第1のノッチN1を用いることができる。L形にすることにより、多くの電流を、長い経路に流し、さらに、導電板CP上に拡散させる。この状況の概略を図8に示す。
この場合、折り曲げた第1のノッチN1は、Y方向に延在し開放端OE1を含む第1の部分N1aと、X方向に延在し短縮端SE1を含む第2の部分N1bとを有する。
例えば、基板を切り取って(または除去して)ない時に、3GHz周辺に共振を得るために、
− 34mmに等しい第1の長さLP1および20mmに等しい第2の長さLP2を有し、0.8mmの厚さのFR4タイプの基板Sと、0.035μmの厚さの銅の薄い導電板とを具えているPCB、
− 10mmの長さの第1の部分N1、8mmの長さの第2の部分、および1mmに等しい第1の幅LN1を有する第1のノッチN1、
− 第1のノッチN1の第2の部分N1bの短縮端SE1からほぼ2.5mmの位置にあり、1.5mmに等しい幅FL1を有して、ほぼ1pFに等しいキャパシタンスに相当する直列のキャパシタCAおよびほぼ2.1pFに等しいキャパシタンスに相当し励起プローブに結合される他のキャパシタンスによって拡張される、第1の給電線FL1、
を用いることができる。
単一の(第1の)ノッチN1を有する(平面)ノッチアンテナアセンブリAAは、ほぼ2:1の帯域幅(なお、n:mの帯域幅とは、帯域の上側周波数nの、この帯域の下側周波数mに対する比率のことである)をカバーすることができる。したがって、例えば、3.1GHzから10.6GHzのFCCが規定するUWBの帯域のように、3:1の帯域全体をカバーするためには、平面アンテナアセンブリAAは、少なくとも、第1および第2の給電線FL1およびFL2にそれぞれ電磁的に結合される第1および第2のノッチN1およびN2を具えなければならない。この状況の概略を図9に示す。
この場合、第1および第2の側面は全長LP1を(X方向に)有する。導電板CPに第2のノッチN2が画成される。これは、第1のノッチN1の真直ぐな部分に平行な真直ぐな部分を有する。この第2のノッチN2は、第1のノッチN1の第1の電気長LN21より短い第2の電気長LN22、および第1のノッチN1の第1の幅LN11より小さい第2の幅LN12を有する。
第1のノッチN1は、その作用スペースを第2のノッチN2と共有し、第2のノッチN2に対して、平面アンテナアセンブリAAにわたって(そして例えばPCB Pにわたって)半波長の一端の境界として機能する。これにより、非常にコンパクトな構造になる。例えば、第1のノッチN1は5GHz以下の周波数(3.1GHz〜5GHz)をカバーすることができ、一方第2のノッチN2は6GHzを超える周波数(6GHz〜10.6GHz)をカバーすることができる。
平面アンテナアセンブリAAは、以下のようにしなければならない。
− 第1のノッチN1の第1の電気長LN21は、下側の作業(または動作)周波数帯の中心周波数(f1)に対応する、第1の波長の4分の1(λ1/4)に等しくなければならず、
− 第1および第2の側面の第1の長さLP2は、上側の作業(または動作)周波数帯の中心周波数(f2)に対応する、第1の波長の半分(λ1/2)に等しくなければならず、かつ第2の波長(λ2)に等しくなければならず、
− 第1のノッチN1の開放端OE1は、第1の側面のほぼ中央(すなわち+/−15%)に存在しなければならない、
− 第1のノッチN1の第1の幅LN11は、第1のノッチN1に関連するフィールドに蓄積されるエネルギーの比率が、第1のノッチN1の周辺に伝搬する電流から放射される電力を、中心周波数(λ1に対応するf1)倍して得られる結果に比べて低くなるように選定される、
− 第2のノッチN2の第2の電気長LN22は、第2の波長の4分の1(λ2/4)に等しくなければならない、
− 第2のノッチN2の開放端OE2は、第1のノッチN1の右または左に位置する第1の側面の半分のほぼ中央(すなわち+/−15%)に存在しなければならない。
有利な実施形態では、第1のノッチN1の第1の幅LN11は3ミリメートルより小さくし、好適には2ミリメートル以下(≦2mm)にする。これにより、PCB上の第1および第2のノッチN1およびN2が占める領域を小さくすることができる。
第2のノッチN2の第2の幅LN12は、第1のノッチN1の第1の幅LN11より小さくすることができる。しかしながら、これは必須の要件ではない。
第1および第2の給電線FL1およびFL2は、それぞれ、導電板CPの上方で第1および第2のノッチN1およびN2を跨ぐように画成される。各給電線FL1またはFL2は、対応するノッチN1またはN2と結合されて超広帯域の動作が可能になるように配置される。それは、50Ωのマイクロストリップとすることができる。第1および第2の給電線FL1およびFL2は、それぞれ第1および第2のポート端子PT1およびPT2を経て給電され、これらは50Ωの励起プローブ(図示せず)に接続される。
図9に示す実施例では、第1および第2のノッチN1およびN2は真直ぐであり、すなわち、それらはY方向に延在している。しかしながら、これらは、図8を参照して前述したように、(「L」形に)折り曲げることができる。この場合、ノッチN1およびN2の向きは同じにしてもよい。しかしながら、ノッチを逆向きにすることもできる。
図2〜4を参照して上述したように、基板Sは、ノッチN1およびN2と、対応する給電線FL1およびFL2との間で、完全にまたは部分的に除去される(または切り取られる)か、あるいは維持されるようにできる。
例えば、基板が除去された(または切り取られた)時には、
− 44mmに等しい第1の長さLP1および40mmに等しい第2の長さLP2を有し、0.8mmの厚さのFR4タイプの基板と、0.035μmの厚さの銅の薄い導電板とを具えているPCB、
− 18mmに等しい第1の長さLN21および1mmに等しい第1の幅LN11を有する第1のノッチN1、
− 第1のノッチN1の短縮端SE1から6mmの位置にあり、1.5mmに等しい幅FL1を有し、3.5mm×3.5mmの直列キャパシタCAによって拡張される第1の給電線FL1、
− 7mmに等しい第2の長さLN22および0.5mmに等しい第2の幅LN12を有する第2のノッチN2、
− 第2のノッチN2の短縮端SE2から2.5mmの位置にあり、1.5mmに等しい幅FL2を有し、1.7mm×1.7mmの直列キャパシタCAによって拡張される第2の給電線FL2、
を用いることができる。
励起プローブ(EP)は、別個の送受信機によって給電されるようにすることができる。この場合、第1の送受信機は、下側の動作周波数帯(例えば3.1GHzから5GHzまで)をカバーし、(長い方の)第1のノッチN1に結合される第1の給電線FL1に接続され、第2の送受信機は、上側の動作周波数帯(例えば6GHzから10.6GHzまで)をカバーし、(短い方の)第2のノッチN2に結合される第2の給電線FL2に接続される。
あるいは、励起プローブ(EP)は、単一のUWB送受信機によって給電されるようにすることができる。この場合、ダイプレクサを用いて、送受信機を、例えば3.1GHz〜5GHzの動作用の(長い方の)第1のノッチN1と、例えば6GHz〜10.6GHzの動作用の(短い方の)第2のノッチN2とに同時に接続することができる。
グランド面CPに2つ以上のノッチ(例えば3つまたは4つでも)を画成して、作業(または動作)周波数帯をさらに増大させることもできることに留意すべきである。例えば、第3のノッチは、第1および第2のノッチN1およびN2に平行にして、第2のノッチN2の左側に位置する第1の側面の部分のほぼ中央(すなわち+/−15%)に存在するようにして、上側の作業(または動作)周波数帯の中心周波数(f3)に対応する第3の波長の4分の1(λ3/4)に等しい(第3の)電気長を有し、第2のノッチN2の第2の幅LN12より小さい(第3の)幅を有することができる(しかしながら、これは必須の要件ではない)。
さらに、給電線のない「境界」ノッチを用いて、これが、給電線に結合されると共に給電線のない境界ノッチの右または左に位置する側面の半分のほぼ中央に見られる他のノッチ(本発明による第1のノッチN1のような)に対して、平面アンテナアセンブリAAにわたって(および例えばPCB Pにわたって)、半波長の一端の境界としてのみ機能するようにもできる。この場合、第1の長さLP1は、境界ノッチと、平面アンテナアセンブリAAの端部との間に規定される長さになる。
上述した実施例において、各々のノッチは、PCB Pのグランド面CPに画成される。しかしながら、これは必須の要件ではない。実際、平面アンテナアセンブリAAは、基板Sの表面(PCB Pの1つとすることができる)に取り付けられ、この表面の上方に懸垂されてそれに平行な導電板MCPを有し、各々のノッチN1(またはN1およびN2)が画成される、モジュールMを具えるようにできる。
モジュールMがPCB Pの表面に取り付けられる場合、この表面は、図10に示すように、基板Sの(グランド面GPが取り付けられる)第1の(背面側の)面とするのが好適である。より正確には、モジュールMの導電面MCPは、モジュールの(PCB Pのグランド面GPに対向する)下側の面に規定され、モジュールMの下方には、グランド面(およびトラック)のないPCB Pの箇所がある。
このタイプのモジュールは、特に、前述の特許文献US2002/0177416に記載されている。したがって、これをPCBとし得るものに取り付ける方法、およびそれを配設する方法は、ここでは記載しない。
このようなモジュールMは、図1〜9を参照して上述したような1つ以上の真直ぐまたはL形のノッチN1が、その導電面MCPに画成されるようにする。各給電線FL1(またはFL1およびFL2)は、モジュールMの上側の表面(その下側表面の反対側)に画成される。この場合、給電線FL1は、ノッチN1を跨ぐように位置付けられる2つの構成要素((図1〜9を参照して上述したような)インダクタおよびキャパシタ)で構成することができる。
本発明は、上述した平面アンテナアセンブリAAおよびRF通信機器またはモジュールの実施形態に限定されるものではなく、当業者によって特許請求の範囲内であると考えられる全ての代替の実施形態を含むものである。
請求項にて記載される波長のあらゆる大きさは、当業者が用いる方法によって、一般に種々のパラメータを考慮して解釈しなければならないことに留意すべきであり、このようにしても、それらの重要性に支障をきたすものではない。
本明細書および請求項において、要素が単数であることを示唆する表現があったとしても、このような要素が複数存在することを除外するものではない。さらに、「具える」という表現は、列挙した以外の他の要素またはステップの存在を除外するものではない。
本発明による平面アンテナアセンブリの第1の実施例を概略的に示す平面図である。 図1に示した第1の実施例の軸AAに沿った断面図である。 図2の第1の変形例の概略図である。 図2の第2の変形例の概略図である。 4GHzを含む周波数帯にわたってねじれおよびループを生成するアンテナインピーダンス応答曲線をスミスチャートにて示す概略図である(3、4および5GHzの位置に線状の目印を付してある)。 本発明による平面アンテナアセンブリの第2の実施例を概略的に示す平面図である。 3GHzを含む周波数帯にわたってねじれおよびループを生成するアンテナインピーダンス応答曲線をスミスチャートにて示す概略図である(3、4および5GHzの位置に線状の目印を付してある)。 本発明による平面アンテナアセンブリの第3の実施例を概略的に示す平面図である。 本発明による平面アンテナアセンブリの第4の実施例を概略的に示す平面図である。 本発明による平面アンテナアセンブリの第5の実施例を概略的に示す平面図である。

Claims (17)

  1. i)第1の長さの第1の線形側面を有する導電板であって、第1の幅、および動作周波数帯の選定周波数に対応する波長の4分の1に等しい第1の電気長を有し、かつ前記第1の側面に見られる開放端を含む真直ぐな部分、および短縮端を有する第1のノッチが画成される導電板と、
    ii)前記導電板の上方で、かつ前記第1のノッチを跨ぐように画成され、前記第1のノッチに結合されて広帯域の動作を可能にするように配置した第1の給電線と、
    を具えている、RF通信モジュール用の平面アンテナアセンブリにおいて、
    前記第1の側面の前記第1の長さは、前記波長の半分の長さに等しく、前記第1のノッチの開放端は、前記第1の側面のほぼ中央に見られ、かつ、前記第1のノッチの前記第1の幅は、前記第1のノッチに関連するフィールドに蓄積されるエネルギーの比率が、前記第1のノッチの周辺に伝搬する電流から放射される電力を、選定周波数倍して得られる結果に比べて低くなるように選定したことを特徴とする、平面アンテナアセンブリ。
  2. 前記第1の幅を3ミリメートルよりも小さくした、請求項1に記載の平面アンテナアセンブリ。
  3. 前記第1の側面は、第1の動作周波数帯の中心に対応する第1の波長の半分に等しい第1の長さを有し、
    i)前記第1のノッチの右および左側に位置付けられる、前記導電板の2つの半部の一方のほぼ中央に画成され、前記第1のノッチの前記真直ぐな部分に平行な真直ぐな部分を有し、前記第1の側面に見られる開放端、および短縮端を含み、前記第1の電気長より短い第2の電気長を有する少なくとも1つの第2のノッチと、
    ii)前記導電板の上方で、かつ前記第2のノッチを跨ぐように画成され、当該第2のノッチに結合されて前記広帯域の動作を可能にするように配置した第2の給電線とを具えている、
    請求項1または2に記載の平面アンテナアセンブリ。
  4. 前記第2のノッチは、前記第1の幅よりも小さな第2の幅を有するようにした、請求項3に記載の平面アンテナアセンブリ。
  5. 前記各給電線は直列のキャパシタによって拡張されるようにした、請求項1〜4のいずれか1項に記載の平面アンテナアセンブリ。
  6. 前記各直列キャパシタの幅は、対応する給電線の幅よりも大きくした、請求項5に記載の平面アンテナアセンブリ。
  7. 前記導電板は、第1および第2の対面を持つ誘電体基板を有するプリント基板上に取り付けられるようにした、請求項1〜6のいずれか1項に記載の平面アンテナアセンブリ。
  8. 前記導電板は前記誘電体基板の前記第1面に取り付けられ、前記各給電線は、前記誘電体基板の前記第2面に画成されるようにした、請求項7に記載の平面アンテナアセンブリ。
  9. 前記誘電体基板の厚さを前記第1のノッチの前記第1の幅よりも小さくして、前記第1のノッチが最小の誘電負荷を有するようにした、請求項8に記載の平面アンテナアセンブリ。
  10. 前記誘電体基板を、前記各ノッチと前記誘電体基板の第2面との間で、その厚さの少なくとも一部を切り取って、空気で満たされるホールを画成し、前記ノッチの誘電負荷を低減するようにした、請求項8に記載の平面アンテナアセンブリ。
  11. 前記誘電体基板を、前記各ノッチと前記誘電体基板の第2面との間で、その厚さの全てを切り取るようにした、請求項10に記載の平面アンテナアセンブリ。
  12. 前記誘電体基板の前記第1面に取り付けられるモジュールを具え、
    前記第1面に対向し、前記各ノッチが画成される導電板であって、前記第1面の上方に懸垂され、導電板のない箇所で前記第1面と平行になるように配置される導電板を具え、
    前記各給電線は、対応するノッチの上方でこれを跨いで、前記導電板と反対側の、前記モジュールの上面に画成されるようにした、
    請求項7に記載の平面アンテナアセンブリ。
  13. 前記各ノッチを真直ぐなノッチとした、請求項1〜12のいずれか1項に記載の平面アンテナアセンブリ。
  14. 前記各ノッチを「L」形にした、請求項1〜12のいずれか1項に記載の平面アンテナアセンブリ。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の平面アンテナアセンブリを具えている、無線周波数通信モジュール。
  16. 請求項15に記載の無線周波数通信モジュールを具えている、無線周波数通信機器。
  17. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の平面アンテナアセンブリに接続した無線周波数通信モジュールを具えている、無線周波通信機器。
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