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JP2009510787A - マイクロ電子組立体及びこれを形成するための方法 - Google Patents

マイクロ電子組立体及びこれを形成するための方法 Download PDF

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JP2009510787A JP2008533605A JP2008533605A JP2009510787A JP 2009510787 A JP2009510787 A JP 2009510787A JP 2008533605 A JP2008533605 A JP 2008533605A JP 2008533605 A JP2008533605 A JP 2008533605A JP 2009510787 A JP2009510787 A JP 2009510787A
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Abstract

本発明の一態様によれば、マイクロ電子組立体を形成するための方法が提供される。本方法は、第1(28)及び第2(30)のトレンチを半導体基板(20)上に形成する段階と、第1(28)及び第2(30)のトレンチをエッチング停止材料(42)で充填する段階と、半導体基板(20)の上にインダクタ(56)を形成する段階と、エッチング停止層(42)及び基板(20)のうちの少なくとも一方内にエッチング孔(60)を形成して第1(28)及び第2(30)のトレンチ間の半導体基板(20)を露出させる段階と、エッチング孔(60)を通じて第1(28)及び第2(30)のトレンチ間の基板(20)を等方性エッチングし基板(20)内にキャビティ(66)を生成する段階と、エッチング孔(60)の上でシール層(70)を形成してキャビティをシールする段階とを含む。
【選択図】図8

Description

本発明は、一般的にマイクロ電子組立体及びマイクロ電子組立体を形成するための方法に関し、より詳細には、スパイラルインダクタの下にエアキャビティを形成するための方法に関する。
集積回路は、半導体基板又はウェーハ上に形成される。次いで、ウェーハは、マイクロ電子ダイ又は半導体チップに切断され、各ダイがそれぞれの集積回路を支持する。各半導体チップは、多くの場合はマザーボードに実装されるパッケージ又はキャリア基板に実装される。
集積回路の完成には、数多くの処理段階に加えて半導体基板上での様々なデバイス形成を伴う。半導体チップの所期の使用に応じて、半導体基板上に形成されるデバイスの1つをインダクタとすることができる。スパイラルインダクタは、無線周波数(RF)デバイスで用いられることが多く、通常誘電体材料上に形成される金属の薄いコイルを含む。使用中、インダクタは、基板内の半導体材料との誘導結合を生じることが多く、インダクタの「品質係数」又は「Q係数」に悪影響を及ぼし、従って、デバイスの性能を阻害する。
この誘導結合を最小限に抑えてQ係数を高めるために、インダクタの下にある誘電体層の厚さを増やすことができる。しかしながら、誘電体の厚さとは関係なく、それでも尚かなりの量の結合が発生する。また、インダクタの下にエアキャビティを生成する試みがなされてきたが、エアキャビティはシールされず、洗浄及び切断等の後続の処理段階中に汚染される可能性がある。更にエアキャビティのサイズ及び形状を制御するのは困難である。エアキャビティは、多くの場合、半導体チップの機械強度を著しく低下させ、その結果、パッケージ化又は出荷中に半導体チップが損傷する可能性がある。また、インダクタコイルの厚さを増やして、インダクタの電気抵抗を低下させ、これによってQ係数を高めることもできる。しかしながら、コイルの厚さが増えるとサイズが大きくなり、デバイスの製造コストが増大する。
従って、汚染のリスクがなくインダクタのQ係数を高めることが望ましい。加えて、後続の処理段階に耐えるために、半導体チップ内で十分な機械強度を維持するのが望ましい。更に、本発明の他の望ましい特徴及び特性は、添付図面及び上記の技術分野及び背景を参照しながら以下の詳細な説明及び添付の請求項から明らかになるであろう。
マイクロ電子組立体を形式するための方法が提供される。本方法は、第1及び第2のトレンチを半導体基板上に形成する段階と、第1及び第2のトレンチをエッチング停止材料で充填する段階と、半導体基板の上にインダクタを形成する段階と、エッチング停止層及び基板のうちの少なくとも一方内にエッチング孔を形成して第1及び第2のトレンチ間の半導体基板を露出させる段階と、エッチング孔を通じて第1及び第2のトレンチ間の基板を等方性エッチングし基板内にキャビティを生成する段階と、エッチング孔の上でシール層を形成してキャビティをシールする段階とを含む。
Q係数が改善されたインダクタを有する装置が提供される。本装置は、第1及び第2のトレンチが形成された半導体基板と、第1及び第2のエッチング停止壁を形成する、基板上及びトレンチ内にあるエッチング停止層とを備え、基板及びエッチング停止層が合同でエッチング停止層の下で且つ第1及び第2のエッチング停止壁間にキャビティを形成し、エッチング停止層が、キャビティと半導体基板の表面とを相互接続するエッチング孔を有し、本装置が更に、少なくとも一部分が半導体基板内のキャビティの上に位置決めされた基板の上のインダクタと、エッチング孔の上に形成されたシール層とを備える。
同じ符号が同じ要素を示す添付図面と共に本発明を以下で説明する。
以下の詳細な説明は、本質的に例証に過ぎず、本発明或いは本発明の用途又は使用を限定することを意図するものではない。更に、前出の技術分野、背景、発明の開示、又は以下の詳細な説明において提示されるあらゆる明示的又は暗示的な理論に縛られることは意図されない。また、図1〜18は単に説明のためのものであり、縮尺通りに描かれていない場合がある点に留意されたい。
図1〜12は、本発明の一実施形態による、スパイラルインダクタを含むマイクロ電子組立体を形成するための方法を示している。図1を参照すると、半導体基板20が示されている。半導体基板20は、シリコン等の半導体材料から作られ、上面22及び下面24を含む。基板20は、およそ1,000ミクロンの厚さ26を有することができる。半導体基板20の一部分のみが示されているが、基板20は、例えば直径が200又は300ミリメートルの半導体ウェーハとすることができる。
図2に示すように、最初に第1のトレンチ28及び第2のトレンチ30が半導体基板20の上面22に形成される。第1のトレンチ28及び第2のトレンチ30は、例えば8ミクロンから10ミクロンの間の幅32と、75ミクロンから100ミクロンの間の深さ34とを有する。第1のトレンチ28及び第2のトレンチ30は、深堀り反応性イオンエッチング法(DRIE)を用いて形成され、図4に示すように、上から見たときに円形の形状であり、トレンチ又はインダクタ中心点36のまわりで同心である。図2を再度参照すると、例示的な実施形態では、第1のトレンチ28は、およそ300ミクロンの内径38を有し、第2のトレンチ30は、およそ500ミクロンの内径40を有する。
次に、図3に示すように、フィールド酸化物又は「エッチング停止」層42が半導体基板20の上面22に形成される。フィールド酸化物層42は、当該技術分野で一般に理解されているように熱成長され、例えば4ミクロンと6ミクロンの間の厚さ43にまでなる。図示のように、フィールド酸化物層42は、第1のトレンチ28及び第2のトレンチ30を充填し、第1のトレンチ28内に第1の側方エッチング停止壁44を形成し、第2のトレンチ30内に第2の側方エッチング停止壁46を形成する。図3及び4の両方に示されるように、第1の側方エッチング停止壁44及び第2の側方エッチング停止壁46は、第1及び第2のトレンチ28及び30それぞれのサイズ及び形状を呈する。従って、詳細に図示してはいないが、図2に示すように、第1の側方エッチング停止壁44は、第1のトレンチ28とおよそ同じ直径を有し、第2の側方エッチング停止壁46は、第2のトレンチ30とおよそ同じ直径を有する。
次に、図5に示すように、複数の相補型金属酸化物半導体(CMOS)処理段階が、フィールド酸化物層42の上の半導体基板20上で実施される。CMOS処理段階は、例えば、CMOSデバイス、複数の層間誘電体層48、金属層又は金属ライン50、並びに金属ライン及び層間誘電体層48の上に形成されるパッシベーション層52の形成を含む。金属ライン50は、アルミニウム、銅、又はアルミニウムシリコンなどの材料から作ることができる。パッシベーション層52は、プラズマ強化化学蒸着法(PECVD)を用いて形成することができ、窒化シリコン又は酸化シリコン等の材料から作ることができる。
図6及び7に示すように、金属ライン50の少なくとも一部分は、半導体基板20の上面22の上にコイル54を形成する。特に図6を参照すると、コイル54の少なくとも一部は、第1の側方エッチング停止壁44と第2の側方エッチング停止壁46との間に位置する。図6には1つのコイル54だけが図示されているが、実際には第1の側方エッチング停止壁44と第2の側方エッチング停止壁46との間に複数のコイル54を置くことができる点に留意されたい。
ここで図5並びに図7を参照すると、当該技術分野で一般に理解されているような、フィールド酸化物層42、層間誘電体層48、金属ライン50の組み合わせ及びコイル54の形成により、半導体基板20の上面22上又はその上にスパイラルインダクタ58が形成される。具体的には図示していないが、スパイラルインダクタ58は、300ミクロンと500ミクロンとの間の直径及び2ミクロンと5ミクロンとの間の厚さを有することができる。
次に、図8及び9に示すように、複数のエッチング孔60が、様々なCMOS処理層及びフィールド酸化物層42を通って形成されて、半導体表面基板20の上面22を露出させる。エッチング孔60は、反応性イオンエッチング(RIE)を用いて形成され、CMOS処理層の様々な厚さ及びフィールド酸化物層42の厚さに応じて、例えば2ミクロンと6ミクロンの間の幅62及び6ミクロンと10ミクロンの間の深さ64を有する。
図8及び9に示すように、エッチング孔60はペアで配列することができ、各ペアの1つの孔60がコイル54の各側部にある。図示の実施例のエッチング孔60のペアは、コイル54の外周で等間隔に配置されている。エッチング孔60は、パッシベーション層52の上面から、第1の側方エッチング停止壁44と第2の側方エッチング停止壁46との間に位置する半導体基板20の半導体材料にまで延びる。
次いで図10に示すように、半導体基板20は等方性エッチングプロセスを受ける。好ましい実施形態では、基板20は、エッチング孔60を通って二フッ化キセノン(XeF)に暴露され、第1の側方エッチング停止壁44と第2の側方エッチング停止壁46との間にある基板20の半導体材料を等方性エッチングする。XeFは、シリコンに対して毎分0.5ミクロンといった極めて高速のエッチング速度を有し、スパッタチタニウム、化学量論組成の窒化シリコン、熱酸化物、PECVD窒化シリコン、及びアルミニウムに対しては極めて低速のエッチング速度を有する点に留意されたい。従って、図7に示すように、XeFがエッチング孔60を通過すると、パッシベーション層52、層間誘電体層48、フィールド酸化物層42、並びに第1の側方エッチング停止壁44及び第2の側方エッチング停止壁46は、本質的にエッチングを受けないが、第1の側方エッチング停止壁44と第2の側方エッチング停止壁46との間のシリコンは極めて急速な等方性エッチング処理を受ける。従って、図示のように、スパイラルインダクタ58のコイル54の少なくとも1つの直ぐ下の第1の側方エッチング停止壁44と第2の側方エッチング停止壁46との間にエアキャビティ66が形成される。エッチングは、第1の側方エッチング停止壁44及び第2の側方エッチング停止壁46によって側方で阻止されるので、エアキャビティ66の形成は、垂直方向にのみ高速で進行する。図9を再び参照すると、キャビティ66は、第1の側方エッチング停止壁44と第2の側方エッチング停止壁46との間の間隔と同様の寸法を有するリング形状である。キャビティ66の深さ68は、30ミクロンと40ミクロンとの間とすることができ、半導体材料が等方性エッチングガスに暴露される時間量によって決まる。
次に、図11を参照すると、シール又は第2のパッシベーション層70がパッシベーション層52の上に形成され、エッチング孔60を完全に覆って、これによりエアキャビティ66をシールすることができる。シールパッシベーション層88は、例えば、テトラエチルオルトケイ酸(TEOS)、酸化シリコン、窒化シリコン、又はこれらのいずれかの組み合わせで作ることができる。シールパッシベーション層70の厚さは、エッチング孔60の幅62に応じて、例えば6ミクロンと8ミクロンの間とすることができる。
図12に示すように、続いて、パッシベーション層52及びシールパッシベーション層70の両方の一部分を金属ライン50の上でエッチングし、CMOSデバイスの電気ボンディングパッドとの電気コンタクトを形成することができるようにする。図12は、図11の基板20の断面とは異なる断面でとることができる点に留意されたい。
最終処理段階の後で、半導体基板20は、個々のマイクロ電子ダイ又は半導体チップに切断することができ、各チップは、それぞれの集積回路を支持し、コンピュータシステムに組み込まれる前にパッケージ基板に取り付けられる。
図7を参照すると、スパイラルインダクタ56のコイル54を通って電気信号を送ることができ、これによって、当該技術分野で一般に理解されているようにインダクタ56の周囲に電磁場が生成される。
この組立体は幾つかの利点を有する。最初に、空気の絶縁特性によって、コイルと基板との間の結合が低減され、これによってインダクタのQ係数が高くなる。更に、エアキャビティがシールパッシベーション層でシールされるので、後続の処理段階中にエアキャビティが汚染される可能性が最小にされる。これに加えて、エッチング停止壁の使用によって、キャビティのサイズ、形状、及び配置を正確に制御することが可能になり、更に、組立体の機械強度が改善される。従って、後続の処理段階、パッケージ化、又は出荷中に組立体が損傷を受ける可能性が低くなる。
図13〜18で用いる参照符号は、図1〜12に示すものと同様の特徴部を示すために用いることができる点に留意されたい。
図13は、本発明の別の実施形態による図4、6、及び9に示す側方エッチング停止壁のレイアウトを示している。図13に示す側方エッチング停止壁構成を構築するために、第1のトレンチ28と第2のトレンチ30とを相互接続するトレンチ72の第3のセットがエッチングされる。フィールド酸化物層42の形成中に、図3に示したものと同様の手法で、トレンチ72の第3のセットをフィールド酸化物層42で同様に充填して、第1の側方エッチング停止壁と第2の側方エッチング停止壁44と46をそれぞれ相互接続する複数の支持壁74を生成する。図13に示す実施例では、2つの連続する支持壁74の間にエッチング孔60の1つのペアだけが存在するようにエッチング孔60が配列される。従って、半導体基板が等方性エッチングガスに暴露されると、形成されるエアキャビティ66を各キャビティ76が第1の側方エッチング停止壁44、第2の側方エッチング停止壁46、及び連続する支持壁74によって定められる複数のキャビティチャンバ76に分割される。この実施形態は、支持壁74によって、組立体に対して追加の構造支持及び機械強度が付加される追加の利点を提供する。
図14〜17は、本発明の更に別の実施形態によるエッチング停止壁構成の形成を示している。図14に示すように、図2に示しているものと同様の手法で第1のトレンチ28及び第2のトレンチ30が半導体基板20内に形成される。しかしながら、図示のように、第1のトレンチ28と第2のトレンチ30との間の半導体基板の上面22に複数の支持構造体形成トレンチ78も形成される。詳細には示していないが、支持構造体形成トレンチ78は、例えば、およそ2ミクロンの幅及びおよそ10ミクロンの深さを有する。半導体基板20の上面22内に、例えばおよそ8ミクロンの間隙80を第1のトレンチ28及び第2のトレンチ30と支持構造体形成トレンチ78との間に残すことができる。
また、支持構造体形成トレンチ78を近接して隔置して、支持構造体形成トレンチ78間の半導体基板20の半導体材料から半導体部材82を形成することができる点に留意されたい。図示のように、第1のトレンチ28と第2のトレンチ30との間の基板20上の領域は、交互する支持構造体形成トレンチ78及び半導体部材82で覆うことができる。半導体部材82は、支持構造体形成トレンチ78の幅と同様の幅を有することができる。
次に図15に示しているように、フィールド酸化物層42を図3に示しているものと同様の方式で半導体基板20の上面22に形成することができる。フィールド酸化物層42は、第1のトレンチ及び第2のトレンチを酸化によって完全に充填することができるだけでなく、支持構造体形成トレンチ78を完全に酸化することができる。
しかしながら、フィールド酸化物42が半導体基板20の半導体材料上で形成又は成長すると、基板20の半導体材料の酸化によって、図15及び16に示すように、酸化物が半導体基板20の最上面内に部分的に「埋め込まれる」ようになる。この酸化は、半導体部材82の微細な幅と相まって、部材82全体をフィールド酸化物層42の酸化物材料に変化させる。従って、基板20の支持構造体形成トレンチ78及び半導体部材82によって占有されていた領域は、完全にフィールド酸化物材料から作られるようになる。その結果、図16に示すように、第1の側方エッチング停止壁と第2の側方エッチング停止壁44及び46のそれぞれの間に、フィールド酸化物層42から下方に延びてこれと一体化された環状支持部材84又は補強部が形成される。
図17に示すように、図5〜11に示された処理と同様の手法で、スパイラルインダクタを生成するために様々なCMOS層が基板20上に形成される。エッチング孔60が、環状支持部材84の相対する側部にCMOS層を通って形成され、エアキャビティ66を生成するために等方性エッチングが形成される。図15に示す実施例では、環状支持部材84は酸化物から構成されるので、本質的にエッチング処理を受けず、これによってキャビティ66は、断面で「U字形状」をとるようになる。この場合、環状支持部材84は、半導体基板20全体に追加の機械強度を提供する。
図18は、本発明の更に別の実施形態による、上記に説明したマイクロ電子組立体を示している。図12に示す実施形態において特に重要であるのは、第2の側方エッチング停止壁46の上方でフィールド酸化物層42を除去して、半導体基板20の半導体材料に到達するのに必要なエッチング孔60の深さを低減させることができる点である。フィールド酸化物層42の一部分が除去されているので、エッチング孔60の一部は、基板20の半導体材料を露出させる程に深い必要はない。明瞭化のために、図18にはエッチング孔60の全てが示されている訳ではない点を理解されたい。
上述の段階は、必ずしも説明された順序で実施する必要はない点に留意されたい。例えば、エアキャビティ66は、種々のCMOS処理段階を実施してインダクタ56が形成される前に形成しシールすることができる。加えて、インダクタ56は、円形以外の他の形状とすることができる。例えば、インダクタ56のコイル54は、上から見た時に矩形又は正方形の形状を有することができる。
本発明は、マイクロ電子組立体を形成するための方法を提供する。本方法は、第1及び第2のトレンチを半導体基板上に形成する段階と、第1及び第2のトレンチをエッチング停止材料で充填する段階と、半導体基板の上にインダクタを形成する段階と、エッチング停止層及び半導体基板のうちの少なくとも一方にエッチング孔を形成して第1及び第2のトレンチ間の半導体基板を露出させる段階と、エッチング孔を通じて第1及び第2のトレンチ間の基板を等方性エッチングして基板内にキャビティを生成する段階と、エッチング孔の上にシール層を形成しキャビティをシールする段階とを含むことができる。
インダクタの一部分は、キャビティの上に位置決めすることができる。インダクタは、半導体基板上のインダクタ中心点の周りに巻かれたコイルを含むことができる。第1及び第2のトレンチは、インダクタ中心点の周りに形成することができる。
第1のトレンチは、インダクタ中心点と第2のトレンチとの間に位置決めすることができ、第1のトレンチ及び第2のトレンチは両方ともインダクタ中心点上に中心を置くことができる。
本方法はまた、第1及び第2のトレンチを相互接続する少なくとも1つの支持トレンチを形成する段階を含むことができ、エッチング停止層の形成は少なくとも1つの支持トレンチを充填する。
本方法はまた、第1及び第2のトレンチ間に複数の支持構造体形成トレンチを形成する段階を含むことができ、支持構造体形成トレンチは、第1及び第2のトレンチの深さよりも浅い深さを有し、第1及び第2のトレンチの長さよりも狭い幅を有し、エッチング停止層の形成は、複数の支持構造体形成トレンチを充填し、エッチング停止材料を含む環状支持構造体を第1及び第2のトレンチ間に形成する。
本発明はまた、半導体材料を含む半導体基板の表面上に第1及び第2のトレンチを形成する段階と、第1及び第2のトレンチを充填するエッチング停止層を半導体基板の表面の上に形成する段階と、半導体基板の表面の上にインダクタを形成する段階と、エッチング停止層を通るエッチング孔を形成して第1及び第2のトレンチ間の半導体材料を露出させる段階と、エッチング孔を通って第1及び第2のトレンチ間の半導体材料を等方性エッチングし半導体基板内にキャビティを生成する段階と、エッチング停止層の上にシール層を形成しキャビティをシールする段階とを含む、マイクロ電子組立体を形成するための方法を提供する。
半導体基板の表面は第1の表面とすることができ、半導体基板は更に、第1の表面と相対する第2の表面を含む。第1及び第2のトレンチは、第1のトレンチがトレンチ中心点と第2のトレンチとの間に位置付けられるようにトレンチ中心点の周りに形成することができる。
インダクタは、トレンチ中心点の周りに巻かれたコイルを含むことができ、コイルの少なくとも一部分は、キャビティの上に位置決めすることができる。第1及び第2のトレンチは、実質的に円形の形状を有することができ、キャビティは、環状のリング形状を有することができる、
本方法はまた、第1及び第2のトレンチを相互接続する複数の支持トレンチを形成する段階を含むことができ、エッチング停止層の上記形成は、支持トレンチをエッチング停止材料で充填する。
本方法はまた、第1及び第2のトレンチ間に複数の支持構造体形成トレンチを形成する段階を含むことができ、支持構造体形成トレンチは、第1及び第2のトレンチの深さよりも浅い深さを有し、第1及び第2のトレンチの幅よりも狭い幅を有し、エッチング停止層の上記形成は、複数の支持構造体形成トレンチを充填し、エッチング停止材料を含む環状支持構造体を第1及び第2のトレンチ間に形成する。
本発明は更に、マイクロ電子組立体を提供する。マイクロ電子組立体は、第1及び第2のトレンチが形成された半導体基板と、第1及び第2のエッチング停止壁を形成する、基板上及びトレンチ内にあるエッチング停止層とを含み、基板とエッチング停止層が合同でエッチング停止層の下で且つ第1及び第2のエッチング停止壁間にキャビティを形成し、エッチング停止層が、キャビティと半導体基板の表面とを相互接続するエッチング孔を有し、マイクロ電子組立体が更に、少なくとも一部分が半導体基板内のキャビティの上に位置決めされた基板の上のインダクタと、エッチング孔の上に形成されたシール層とを含むことができる。
インダクタは、半導体基板上のインダクタ中心点の周りに巻かれた少なくとも1つのコイルを含むことができ、第1及び第2のトレンチは、インダクタ中心点の周りに形成することができ、第1のトレンチは、インダクタ中心点と第2のトレンチとの間にある。第1及び第2のトレンチは、実質的に円形の形状を有することができ、キャビティは、環状リング形状を有することができる。
マイクロ電子組立体はまた、第1及び第2のエッチング停止壁を相互接続する複数の支持壁を含むことができ、第1及び第2のエッチング停止壁並びに支持壁はエッチング停止材料を含む。
半導体基板の表面は、半導体基板の第1の表面とすることができ、半導体基板はまた、第1の表面と相対する第2の表面を有することができ、インダクタは、半導体基板の第1の表面上に形成することができる。半導体基板はまた、キャビティの内面から延びする環状支持部材を含むことができ、該環状支持部材はエッチング停止材料を含む。
少なくとも1つの例示的な実施形態が本発明の上記の詳細な説明で提示されたが、多数の変形形態が存在することを理解されたい。1つ又は複数の例示的な実施形態は単なる例証であって、本発明の範囲、適用性、又は構成をどのようにも限定するものではない点も理解されたい。むしろ、前述の詳細な説明は、当業者に本発明の例示的な実施形態を実施するための好都合な指針を提供するものであり、添付の請求項及びこれらの法律上の均等物において記載される本発明の範囲から逸脱することなく、例示的な実施形態で説明された要素の機能及び構成において様々な変更を加えることができる点を理解されたい。
半導体基板の側断面図である。 図1の半導体基板の上面上に複数のトレンチが形成された後の半導体基板の側断面図である。 上面上にフィールド酸化物層が形成された図2の半導体基板の側断面図である。 本発明の実施形態に従って図3のフィールド酸化物層から形成された第1及び第2の側方エッチング停止壁の平面図である。 コイルを含むインダクタを頂面上に形成した後の図3の半導体基板の側断面図である。 第1及び第2の側方エッチング停止壁に比較してコイルの配置を示す図5の半導体基板の平面図である。 インダクタを示す図5の半導体基板の平面図である。 図5の半導体基板の上面上に複数のエッチング孔が形成された後の該半導体基板の側断面図である。 第1及び第2の側方エッチング停止壁及びコイルに比較してエッチング孔の位置を示す図8の半導体基板の平面図である。 等方性エッチング処理を施した後の図8の半導体基板の側断面図である。 図10の半導体基板の上面上にシール層を形成した後の該半導体基板の側断面図である。 エッチング処理を施してコイルを露出させた後の半導体基板の側断面図である。 本発明の別の実施形態による、側方エッチング停止壁構成を示す平面図である。 本発明の更なる実施形態による、側方エッチング停止壁構成体の形成を示す半導体基板の側断面図である。 本発明の更なる実施形態による、側方エッチング停止壁構成体の形成を示す半導体基板の側断面図である。 本発明の更なる実施形態による、側方エッチング停止壁構成体の形成を示す半導体基板の側断面図である。 本発明の更なる実施形態による、側方エッチング停止壁構成体の形成を示す半導体基板の側断面図である。 本発明の更に別の実施形態を示す、図11に示すものと同様の半導体基板の側断面図である。
符号の説明
20 半導体基板
28 第1のトレンチ
30 第2のトレンチ
42 エッチング停止材料
56 インダクタ
60 エッチング孔
66 キャビティ
70 シール層

Claims (20)

  1. マイクロ電子組立体を形成する方法であって、
    第1及び第2のトレンチを半導体基板上に形成する段階と、
    前記第1及び第2のトレンチをエッチング停止材料で充填する段階と、
    前記半導体基板の上にインダクタを形成する段階と、
    前記エッチング停止層及び前記基板のうちの少なくとも一方内にエッチング孔を形成して、前記第1及び第2のトレンチ間の前記半導体基板を露出させる段階と、
    前記エッチング孔を通じて前記第1及び第2のトレンチ間の前記基板を等方性エッチングし前記基板内にキャビティを生成する段階と、
    前記エッチング孔の上にシール層を形成して前記キャビティをシールする段階と、
    を含む方法。
  2. 前記キャビティの上に前記インダクタの少なくとも一部分を位置決めする段階を更に含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記インダクタが、前記半導体基板上のインダクタ中心点の周りに巻かれたコイルを備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1及び第2のトレンチは、前記インダクタ中心点の周りに形成される、
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のトレンチは、前記インダクタ中心点と前記第2のトレンチとの間に位置決めされ、前記第1のトレンチ及び前記第2のトレンチは両方とも前記インダクタ中心点上に中心が置かれる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1及び第2のトレンチを相互接続する少なくとも1つの支持トレンチを形成する段階を更に含み、前記エッチング停止層の形成は前記少なくとも1つの支持トレンチを充填する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1及び第2のトレンチの深さよりも浅い深さを有し且つ前記第1及び第2のトレンチの幅よりも狭い幅を有する、複数の支持構造体形成トレンチを前記第1及び第2のトレンチ間に形成する段階と、
    前記複数の支持構造体形成トレンチを前記エッチング停止材料で充填して前記第1及び第2のトレンチ間に環状支持構造体を形成する段階と、
    を更に含む、
    請求項5に記載の方法。
  8. マイクロ電子組立体を形成するための方法であって、
    半導体材料を含む半導体基板の表面上に第1及び第2のトレンチを形成する段階と、
    前記第1及び第2のトレンチを充填するエッチング停止層を前記半導体基板の表面の上に形成する段階と、
    前記半導体基板の表面の上にインダクタを形成する段階と、
    前記エッチング停止層を通してエッチング孔を形成して、前記第1及び第2のトレンチ間の前記半導体材料を露出させる段階と、
    前記エッチング孔を通じて前記第1及び第2のトレンチ間の前記半導体材料を等方性エッチングし前記半導体基板内にキャビティを生成する段階と、
    前記エッチング停止層の上にシール層を形成して前記キャビティをシールする段階と、
    を含む方法。
  9. 前記半導体基板の表面が第1の表面であり、前記半導体基板が更に、前記第1の表面と相対する第2の表面を含む、
    ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1及び第2のトレンチは、トレンチ中心点の周りに形成され、前記第1のトレンチは、前記トレンチ中心点と前記第2のトレンチとの間に位置決めされる、
    ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記インダクタは、前記トレンチ中心点の周りに巻かれたコイルを備え、前記コイルの少なくとも一部分は、前記キャビティの上に位置決めされる、
    ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1及び第2のトレンチは、実質的に円形の形状を有し、前記キャビティは、環状リング形状を有する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1及び第2のトレンチを相互接続する複数の支持トレンチを形成する段階を更に含み、前記エッチング停止層の形成は、前記支持トレンチを前記エッチング停止材料で充填する、
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1及び第2のトレンチ間に複数の支持構造体形成トレンチを形成する段階を更に含み、前記支持構造体形成トレンチは、前記第1及び第2のトレンチの深さよりも浅い深さを有し、前記第1及び第2のトレンチの幅よりも狭い幅を有し、前記エッチング停止層の形成は、前記複数の支持構造体形成トレンチを前記エッチング停止材料で充填し、前記エッチング停止材料を含む環状支持構造体を前記第1及び第2のトレンチ間に形成させる、
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  15. マイクロ電子組立体において、
    第1及び第2のトレンチが形成された半導体基板と、
    第1及び第2のエッチング停止壁を形成する、前記基板上及び前記トレンチ内にあるエッチング停止層と、
    を備え、
    前記基板及び前記エッチング停止層が合同で前記エッチング停止層の下で且つ前記第1及び第2のエッチング停止壁間にキャビティを形成し、前記エッチング停止層が、前記キャビティと前記半導体基板の表面とを相互接続するエッチング孔を有し、
    前記マイクロ電子組立体が更に、
    少なくとも一部分が前記半導体基板内の前記キャビティの上に位置決めされた前記基板の上のインダクタと、
    前記エッチング孔の上に形成されたシール層と、
    を備えることを特徴とするマイクロ電子組立体。
  16. 前記インダクタは、前記半導体基板上のインダクタ中心点の周りに巻かれた少なくとも1つのコイルを備え、前記第1及び第2のトレンチは、前記インダクタ中心点の周りに形成され、前記第1のトレンチは、前記インダクタ中心点と前記第2のトレンチとの間にある、
    ことを特徴とする請求項15に記載のマイクロ電子組立体。
  17. 前記第1及び第2のトレンチは、実質的に円形の形状を有し、前記キャビティは環状リング形状を有する、
    ことを特徴とする請求項16に記載のマイクロ電子組立体。
  18. 前記第1及び第2のエッチング停止壁を相互接続する複数の支持壁を更に備え、前記第1及び第2のエッチング停止壁並びに前記支持壁がエッチング停止材料を含む、
    ことを特徴とする請求項17に記載のマイクロ電子組立体。
  19. 前記半導体基板の表面は、前記半導体基板の第1の表面であり、前記半導体基板は、前記第1の表面と相対する第2の表面を更に備え、前記インダクタは、前記半導体基板の第1の表面上に形成される、
    ことを特徴とする請求項18に記載のマイクロ電子組立体。
  20. 前記半導体基板は、前記キャビティの内面から延びる環状支持部材を更に備え、前記環状支持部材は、前記エッチング停止材料を含む、
    ことを特徴とする請求項19に記載のマイクロ電子組立体。
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