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JP2009508315A - コイルのための改良された電気接続手段を備える熱機関のスタータのためのコンタクタ - Google Patents

コイルのための改良された電気接続手段を備える熱機関のスタータのためのコンタクタ Download PDF

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JP2009508315A
JP2009508315A JP2008530582A JP2008530582A JP2009508315A JP 2009508315 A JP2009508315 A JP 2009508315A JP 2008530582 A JP2008530582 A JP 2008530582A JP 2008530582 A JP2008530582 A JP 2008530582A JP 2009508315 A JP2009508315 A JP 2009508315A
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Valeo Equipements Electriques Moteur SAS
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Abstract

【課題】コンタクタの製造を容易にする。
【解決手段】 巻線が、接続手段を介してスイッチの外側に電気的に接続され、接続手段は、カバーによって支持された接続要素と、少なくとも1つの巻線ワイヤー(22)に接続されたスイッチの内部に配置された第2要素(65、66)とを備え、前記第2コネクタ要素(65、66)は、いわゆる絶縁体変位接続技術により、巻線のうちの少なくとも1つの導電性ワイヤーに接続されているタイプの、支持体(24)によって支持された巻線を含むスタータスイッチ(10)である。
【選択図】図3

Description

本発明は、熱機関、例えば自動車用熱機関のための電磁スタータ用コンタクタに関する。
本発明は、全体の形状が中空の、管状の本体を備え、この本体には、可動コンタクトの軸方向の移動を制御する後方コイルが収容され、可動コンタクトは、このコンタクタ本体の軸方向端部を閉じる絶縁前方カバーの底部に配置された2つの固定されたコンタクトターミナルと協働できるようになっているタイプのコンタクタに関する。
リレーとも称されるかかるコンタクタでは、コンタクトチップも称される導電性可動コンタクトが、中心制御ロッドにより支持されており、コイルに給電すると、制御ロッドは、可動コアにより押され、2つの固定されたコンタクトターミナルと電気的に接触するようになっている。
2つのコンタクトターミナルのうちの1つは、自動車のアキュムレータのバッテリーに接続されており、他方のターミナルは、スタータの電動モータに接続されている。これらのコンタクトターミナルは、電気絶縁材料から製造されたカバーによって支持されている。
可動コンタクトが、2つの電気コンタクトターミナルと電気的に接触すると、スタータの電動モータに給電され、モータが回転するようになっている。
公知の態様では、形状が例えば環状のコイルは、少なくとも1つの周辺巻線を備えている。このコイルは、可動コアを囲んでおり、接続手段により、コンタクタの外部に電気的に接続しなければならない。
第1の公知の構造においては、コイルの巻線とコンタクトターミナルとの間の電気的なリンクまたは接続は、ハンダ付け、特に錫のハンダ付けにより、カバーの上で実行されている。
かかるハンダ付けによる接続技術は、特に実行が面倒である。
その理由は、コンタクトターミナルに電気的に接続すべきコイルの種々のワイヤーの自由端部分を、回転角方向に位置決めし、軸方向に向けなければならないからである。すなわち、コンタクタの全体の軸線とほぼ平行であって、かつコンタクタの固定されたコアの平面と直交する方向に、位置決めしなければならないからである。
これらの自由端部分は、カバーを軸方向に通過し、カバーの外側に、かつ前方に、少なくとも部分的に延びることができるよう、十分長くなっていなければならない。
例えば、金属製のコンタクタの本体にカバーを取り付けるとき、カバー内に貫通目的のために設けられた横方向オリフィスを、ワイヤーの端部部分が正しく貫通するようにしなければならず、この作業は、目視できない状態で行われるので、特に手間がかかる。
更に、カバーは、固定されたコンタクトターミナルをコイルのワイヤーの自由端部分に接続するための導電性接続端部を、外側に有していなければならない。
一般に、切断された導電性金属シートから製造されるタングは、カバーの外側に延び、ある空間を占めるので、寸法を小さくし、コンタクタの全体の嵩を低減できる可能性を低下させている。
錫のハンダを実行するには、ワイヤーの端部にシースを取り付け、錫ハンダがコンタクタの内部に流れるという現象を、防止しなければならない。
最後に、ハンダ付け作業をするには、コイルワイヤーの自由端部分から絶縁体を除かなければならず、従って、例えば各ワイヤーの銅芯線をカバーしている絶縁ニスを除くよう、自由端部分を、例えばスクレープすることによって、剥き出しにしなければならない。
これらの欠点を解消するために、本発明は、上記タイプのコンタクタを提案するものであり、本発明は、
全体の形状が管状の中空本体を備え、この中空本体は、移動自在なコンタクトの軸方向の運動を制御する少なくとも1つの後方コイルを収容しており、前記移動自在なコンタクトは、コンタクタの本体の軸方向端部を閉じる絶縁前方カバーの底部に配置された2つの固定されたコンタクトターミナルと協働できるようになっているタイプの、熱機関、例えば自動車の熱機関のためのスタータのコンタクタであって、
前記コイルは、接続手段により、前記コンタクタの外側と電気的に接続されており、前記接続手段は、
前記絶縁カバーによって支持されるとともに、軸方向内側に向かって延びる第1コネクタ要素と、
第2の固定されたコネクタ要素とを、少なくとも備え、前記第2の固定されたコネクタ要素は、前記コンタクタの内側に配置され、絶縁体によって被覆された前記コイルの少なくとも1つの導電性ワイヤーに電気的に接続されており、前記コンタクタの前記本体に、前記絶縁カバーを取り付けるとき、前記第1コネクタ要素の自由端を、軸方向に受けることができるようになっており、
かつ前記第2コネクタ要素は、いわゆる絶縁体変位接続技術により、前記少なくとも1つの導電性ワイヤーに接続されている、スタータ用コンタクタを提案するものである。
一実施例では、第1コネクター要素は、雄型であり、第2コネクターは、雌型である。
目視しない状態での取り付けを可能にするとともに、コイルの巻線の自由端部の皮剥き作業を不要にできる本発明に係わる構造は、当然ながら、絶縁カバーによって支持された第1雄型コネクター要素、およびコイルワイヤーに接続された第2雌型コネクター要素だけに限定されるものではなく、また、第1コネクター要素を、絶縁カバーによって支持された雌型とし、第2コネクターを、コイルワイヤーに電気的に接続された雄型とした逆の構造にも適用できる。
本発明に係わる解決手段によると、コンパクトとなる。
本発明の別の特徴は、次の通りである。
第2コネクタ要素は、
−絶縁材料から製造されており、軸方向前方に向いて開口し、前記導電性ワイヤーの部分を位置決めするとともに、これを保持できる少なくとも1つの横方向を向いためくらスロットの境界を定めるハウジングと、
−前記導電性ワイヤー上で絶縁体を変位させることができ、絶縁コンタクタ要素を前記キャビティ内で軸方向前方から後方へ取り付けるとき、前記導電性ワイヤーを局部的に剥き出しにでるようになっている、前記ハウジング内のキャビティ内に収容された金属コンタクト要素とを備えている。
−金属コンタクタ要素は、フォーク状をした後方接続部分を備え、この後方接続部分は、軸方向後方に向かって開口し、前記コンタクト要素を、前記キャビティ内で軸方向前方から後方へ取り付けるとき、前記導電性ワイヤーの絶縁体を変位させるとともに、前記導電性ワイヤーを局部的に剥き出しにできるようになっている。
−金属コンタクト要素は、軸方向前方に開口する弾性クランプと同じ形状となっている前方部分を備え、この前方部分は、前記コンタクタの本体に前記絶縁カバーを取り付けるときに、第1の雄型コネクタ要素の自由端を軸方向に受けることができるようになっている。
−第1コネクタ要素の前記自由端は、軸方向に向いた平らなタングと同じ形状となっている。
−後方コイルは、給電されると、制御ロッドに作用する軸方向に移動自在なコアを作動させる。制御ロッドは、コンタクタ本体の軸方向前端部に配置されたディスク状をした固定コアの中心を貫通しており、この制御ロッドは、移動コンタクトの軸方向の運動を制御し、コンタクタは、その中心部分を貫通する支持プレートが制御ロッドの本体を通過できるようになっている。
−支持プレートは、固定コアと移動コンタクトとの間に、軸方向に配置されており、前記第2コネクタ要素を支持している。
−支持プレートは、プラスチック材料をモールド成形することによって製造されており、第2雌型コネクタ要素の絶縁ハウジングは、モールド成形により、前記支持プレートと一体に製造されている。
−支持プレートは、固定コアに隣接している。
−支持プレートは、固定コアに接触している。
下記の詳細な説明を読めば、本発明の上記以外の特徴および利点が明らかとなると思う。
次の詳細な説明、および特許請求の範囲において、図1における左方および右方を、非限定的に、前方および後方とする。
同一符号は、同一または類似の部品を示す。
公知の一般的な構造によれば、図1に示された電磁コンタクタ10は、自動車の熱機関のスタータに装備されるようになっており、このスタータの電動モータの外囲ハウジング12だけでなく、スタータのスタータヘッド(図示せず)を作動させるレバーまたはフォーク14も示されている。
レバー14の頂端部は、接続ロッド11に連接できるように結合されており、このロッド11は、歯対歯のスプリングと称される第1スプリング13の軸方向前端部に当接するよう、自由端にショルダーが設けられている。
本明細書では部分的にしか示されていないこのスプリング13は、ロッド11を囲み、このロッド11と、形状が中空であって、ロッド11およびスプリング13を収容するための、軸方向に移動自在なコア15との間で作動するようになっている。この移動自在なコア15は、ロッド11を貫通させるための中心孔を有する底部19を備え、この底部19は、この底部19とロッド11のショルダーとの間で作動する第1スプリング13の軸方向後端部に対する当接部として働く。
コンタクタ10は、本例では、全体の形状が管状をした中空本体16をも備え、この本体16は、軸方向前方に向かって、すなわち、図1の左側に向かって開口している。この中空本体16は、例えばコンタクタ10の軸線Aに対して直交する横方向支持体18に支持され、スタータに属している。軸線Aは、後述する制御ロッド36の軸線を形成している。
本体16の断面は、本体16の全体の形状がほぼ管状となるように円形となっている。
変形例として、本体16の断面は、正方形、四角形または多角形でもよい。この本体16は、任意の形状とすることができ、移動自在なコア15を貫通させ、軸方向にガイドするための中心孔を有する底部21を、後方に有する。
底部21の中心部は、リターンスプリングと称される第2スプリング23の前方端部と当接するためのショルダーを、本体16の外部に構成するようになっており、移動自在なコア15の底部19に固定されたカップ25に、このスプリング23の後端部が当接している。
本例では、金属製本体16の後部には、スタータのノーズと称される、スタータのハウジング要素の部分20も設けられており、この部分は、自動車の固定部分に取り付けられるようになっている。この部分20は、例えばネジ(図示せず)により、本体16を取り付けるようにもなっている。
本体16は、ソレノイドとも称される後方コイル22を内部に収容しており、この後方コイル22は、軸線Aを中心に全体の形状が環状かつ円筒形であり、この後方コイルは、絶縁材料から製造された環状支持体24から基本的に構成されている。この環状支持体は、外側に向かって径方向に開口し、かつ少なくとも1つの巻線またはコイル26を収容している。
当然ながら、後方コイル22の外周部の形状は、本体16の形状によって決まる。
ここで、支持体24は、公知の態様で、2つの同心状巻線を収容するように働く。巻線26の一方は、引っ張り巻線と称される巻線であり、他方の巻線126は、保持巻線として知られる巻線である。
支持体24は、径方向内側スリーブ28と、後方端部30および前方端部32を有する2つの横方向プレートとから成っている。このようにして、巻線26、126が収納される環状溝が形成されている。
スリーブ28の内周部は、本体16に進入し、この本体の内部で軸方向に移動するようになっている移動自在なコア15をガイドするように働く。
変形例では、スリーブ28と移動自在なコア15との間に、ガイドチューブが設けられ、このチューブは、本体16の底部21の外側に突出している。
前方横方向プレート32、従って後方コイル22は、ほぼディスク形状をした固定されたコア34に隣接し、このコアは、本体16の前方自由端の近くに固定するために収容された厚い金属製の横方向プレートを、公知の態様で含んでいる。
より詳細には、内径を変えることにより、本体16の前方自由端が含むショルダー(符号なし)と、電気絶縁材料から製造された閉鎖カバー50の後方面との間にクランプするために、固定されたコア34のプレートの外周部が、軸方向に挿入されている。形状が中空のこのカバーは、本体16の前面を閉じるとともに、固定された電気コンタクトターミナル46、48を支持しており、各ターミナルのキャップ50の内側には、それぞれ導電性コンタクトヘッド42、44が設けられている。ターミナルおよびヘッドは、カバー50の底部54によって支持されている。
固定されたコア34のプレートの中心は、中心部分27として延びており、この中心部分には、上記前方制御ロッド36を軸方向にスライドしながらガイドするソケット29が設けられている。中心部分27の外周部は、支持体24を支持している。
ロッド36は、移動自在なコンタクトと称される導電性横方向チップ40の軸方向の移動を制御する。このロッド36は、チップ40を支持する前方部分38を有する本体を含んでいる。
より詳細には、ロッド36の本体は、ショルダー31を有し、このショルダー31は、チップ40の中心開口部を貫通するようになっている、より大きな径の前方部分38との境界を定めている。ロッドの前方部分38を、コンタクトスプリングと称される第3スプリング33が囲んでおり、このスプリングは、ロッド36のショルダー31とチップ40の後方面との間で働く。
係止先端(符号なし)として働くチップ40の前面と、スプリング33よりも強度が小さい第4スプリング35の前端部を収納するためのリセス51が設けられたカバー50の底部54との間で、カットオフスプリングと称される第4スプリング35が作動する。
ロッド36とチップ40とは、移動アセンブリを形成し、この移動アセンブリは、チップ40がヘッド42、44に接触し、よって、スタータの電動モータ(図示せず)に給電するまで、スプリング35によって加えられる力に抗して、軸方向に移動できる。この移動中、チップ40は、ロッド36に固定されている。
チップ40とヘッド42、44とが接触した後、スプリング33は圧縮され、軸方向に移動自在なコア15が固定されたコア34に接触するまで、ロッドとチップとの間の相対的移動が生じる。
変形例では、ロッド36の前方部分38は、同じ直径であり、歯対歯のスプリングがスタータヘッドに位置する間、固定されたコアと移動自在なコアとの間で、リターンスプリングが作用する。次に、移動自在なコア15に接続ロッド11が固定され、このロッドは、制御ロッドに作用するようになっている。
本体16と、移動自在なコア15と、固定されたコア34とは、本例では、強磁性材料から製造されている。
図1では、移動コンタクト接点(チップ)40は、後方アイドル位置に示されており、公知の態様で巻線26、126に給電されると、固定されたコア34の方向への移動自在なコア15の軸方向の移動を制御する磁界が発生する。移動自在なコア15は、前端部にワッシャー37を備え、従って、間隙がなくなると、この移動自在なコア15は、制御ロッド36の後端部に作用し、制御ロッドは、コンタクトスプリング33よりも強度が小さいカットオフスプリング35に抗して、カバー50の方向に移動する。変形例では、上記態様において、制御ロッドに作用するのは接続ロッドとなっている。
従って、例えばイグニッションキーが操作された後に、巻線26、126に給電されると、チップ40の軸方向後方から前方への移動が生じる。所定の走行終了時に、チップ40は、2つの固定されたコンタクトターミナル46および48のそれぞれの内側ヘッド42と44とを電気接触させる。
2つの金属ターミナル46、48は、絶縁性前方カバー50の底部54によって支持されており、この前方カバー50は、本体16の軸方向開端部を閉じるカバーとなっている。
図1から分かるように、カバー50は、クリンプ加工により、例えば本体16に固定されている。より正確に説明すれば、本体16の厚さが薄くされた軸方向前端部17は、カバー50上の外周部の突起53の前面に接触した状態で、折り曲げられており、カバー50は、この突起と本体16上の上記ショルダーとの間をクランプするよう、軸方向に挟持され、固定されたコンタクト34のチップの前面にカバー50の後面を介して接触している。
このカバー50は、本体16の前端部の形状と相補的な形状となっているので、突起53の外周部を介して、その高さにおける、厚みが薄くされた本体16の内周部に密に接触する。
図1だけでなく、図4からも分かるように、カバー50は、内側が中空のほぼポット形状となっており、軸方向後方に向いて開口する、絶縁性プラスチック材料から成形された部品である。
このカバー50は、基本的には、本例では円筒形の、環状軸方向側方スカート52と、前端部横方向面54とから成り、前端部横方向面54は、この面を貫通するターミナル46および48の本体を有する。前端部横方向面54は、本例ではカバーの底部を形成し、ターミナル46、48のための外側に突出する分離パーティション55を支持している。スカート52は、本例では、環状の突起53として、後方に延びている。
ターミナル46は、公知の態様で、アキュムレータの自動車のバッテリーに接続されており、一方、ターミナル48は、導電性ワイヤー58により、本例ではケーブルにより、スタータの電動モータのアーマチュアおよび界磁巻線(図示せず)に接続されている。
当然ながら、変形例として、単一巻線26を設け、この巻線に給電される電流を、電子的に制御してもよい。
いずれの場合にも、巻線26、126に給電できなければならない。
本発明によれば、入れ子式となっている、相補的な形状の少なくとも2つの要素を含む無溶接機械タイプの接続手段を使用して、給電できる。
カバー50の底部54と、固定されたコア34のプレートとの間のコンタクタ内で電気接続される。
要素の一方は、カバー50に属し、他方は、固定されたコアに設けられた支持部品に属す。
これらの要素のうちの一方は、雄型であり、他方は、雌型となっている。
要素の一方は、絶縁体変位接続技術により、巻線のうちの1つの少なくとも一方の端部の導電性ワイヤーに接続されている。
要素のうちの1つは、巻線26、126のうちの導電性ワイヤーのうちの1つの少なくとも1つの端部を剥き出しにするようになっている。
要素のうちの1つは、巻線26、126のうちの1つのワイヤーの少なくとも1つの端部のためのクレイドルとして働く。
要素のうちの1つは、後述するように、自ら後方コイル22に隣接する固定されたコア34のプレートに隣接する、電気絶縁材料、例えばプラスチック材料から製造された横方向支持プレート60を備えている。
図2〜図11に示す実施例では、巻線26、126に属する導電性ワイヤー81の3つの端部は、剥き出しとなっている。
より詳細に説明すれば、支持プレート60を取り付ける前に、まず、後方コイル22の支持体24内の溝内に巻線12、126を収容する。これを行うために、2つの同心状巻線26、126を製造するよう、支持体24の溝内にワイヤーを巻く。
図9から分かるように、次に巻線26、126の、ワイヤー81の形態をした3つの端部を軸方向に突出するように延長させる。前方プレート32は、引っ張り巻線26および保持巻線126のワイヤー81を通過させるために、本例では、チムニー状をした本実施例の突起132内で、これを行わなければならない。本例では、2本のワイヤーに対し、1つのチムニーの割合で、2つのチムニー132が設けられている。
次に、固定されたコア34を、前方横方向プレート32に取り付け、最後に、プレート60を固定されたコア34の横方向プレートに取り付けると、プレート32と60の間に、固定されたコア34が挟持される(図10)。
当然ながら、巻線26、126を保護するために、外側巻線16を絶縁紙(符号なし)が囲んでおり、本例では、プラスチック材料から製造された支持体24と一体となるように成形された、チムニー状をした突起132を通過させるために、固定されたコア34は周辺リセスを有する。
プレート60は、突起132を通過させるためのリセスも有する。
これらリセスによって、当該部品を回転ロックすることが可能となる。
最後に、ワイヤー81の自由端を横方向に折りたたみ、これらの自由端を、下記のハウジング66内に進入させる。ワイヤー81の一方、本例では、保持コイル126のワイヤーのうちの1つは、アースするために、固定されたコアにハンダ付けされ、従って他方の3つのワイヤー81に対して、3つのハウジング66が設けられている。
図2および図3から、より明瞭に理解できるように、ハウジング66のうちの2つは、これら2つのハウジング内に、共通する分離壁が存在するように隣接している。これらハウジングのうちの一方には、保持コイル126のうちの他端部のワイヤー81が収容され、他方のハウジングには、引き寄せ巻線26のうちの一方の端部のワイヤー81が収容されている。
第3のハウジングは、他の2つのハウジングとは異なり、引き寄せ巻線26の他方の端部のワイヤー81を収容している。
1つの特徴によれば、横方向に折りたたまれる端部ワイヤー81は、固定されたコア34とプレート60との接触の維持に関与することが理解できると思う。
従って、導電性ワイヤー81により、支持プレート60を移動しないようにすることが可能となっている。
突起132も、接触の維持に寄与でき、これらの突起は、支持プレート60内の上記リセス内に圧嵌めされている。
こうして、操作可能かつ移動可能なアセンブリが得られる(図11)。当然ながら、固定が必要な場合、電気絶縁性プラスチック材料から製造されている支持プレート60を、固定されたコア34のプレートに、例えば接着により固定することが可能である。
変形例では、カバー50は、支持プレート60を軸方向にロックするための、例えば少なくとも1つの突起またはショルダーを、局部的に有する。
変形例では、プレート32は、プレート60が固定されている固定されたコア34を貫通する、少なくとも1つの突起を有する。
変形例では、かかる突起を有するのは、支持プレートである。
従って、支持プレート60は、固定されたコア34から短い距離に維持できるか、または図に示すように、固定されたコア34に接触できる。
いずれのケースにおいても、固定されたコア34に、プレート60が隣接する。
プレート60の外径は、固定されたコアにカバーが当接できるよう、カバー50上の突起63の内径よりも小さくなっている。
本体16を、数個の部品から構成した解決案を開示しているフランス国特許出願FR-A-2854665号に記載されているように、局部的にクリンプ加工することにより、プレート60の固定を達成することも可能である。
当然ながら、図3の符号232から分かるように、プレート60内で、突起として形成されたワイヤー81を通過させることができる。固定されたコア34は、突起232を通過させるためのリセス(図3では符号なし)を有する。
これらの突起232は、固定されたコア34に対して、プレートを回転ロックするように働き、更に突起が固定されたコア34内のリセス内に強制的に係合されたときに、プレート60を移動しないようにも働く。
この実施例では、ワイヤー81も、プレート60を移動しないように働き、後方コイルと、固定されたコア34と、プレート60とを備える一体的アセンブリを形成している。
図3では、プレート60は、カバー50の図1内の突起53を支持するために、固定されたコア34の環状プレートの外径よりも小さい外径を有するディスク状またはワッシャー状となっている。この5突起53は、ワッシャー60上の突起232に関連するラジアルラグを通過させるための中空部も備えている。
当然ながら、支持体24の前方プレートは、固定されたコア34内の相補的孔に係合する少なくとも1つの回転ロッキング突起を有することができる。
図3には、かかる突起および孔が示されている。
公知の態様では、引き寄せ巻線26の抵抗は、保持巻線126の抵抗よりも小さいので、図を簡潔にするために、図2および図3には、巻線26、126は示されていない。
図2から分かるように、本発明の要旨に従えば、本発明に係わるコンタクタの本体16は、後方コイル22の支持体24の他に、導電性プラスチック材料60を成形した横方向支持プレートを収容している。
支持プレート60は、固定されたコア34のプレートに接触しながら、固定されたコア34と移動自在なコンタクト40との間に、軸方向に配置されている。
支持プレート60は、全体がディスク状となっており、特に制御ロッド36の前方部分38を通過させるための、すなわち、制御ロッド36の本体を通過させるための中心孔62を備えている。
電気絶縁材料、例えばプラスチック材料から製造された支持プレート60は、その前方横方向面64に、成形によって一体的に製造された種々の要素、特に絶縁ハウジング66を支持している。これらの要素は、上記態様では数が3つであり、各要素は、本発明の要旨の範囲では、接続手段のうちの雌型の第2コネクタ要素に属す絶縁ハウジングである。
各雌型コネクタ要素は、絶縁ハウジング66と、ハウジング66内に収納された導電性材料から製造された相補的なコンタクト要素65(図3)とから成っている。ハウジング66のうちの2つは、上記のように隣接しており、要素65は金属製であり、下記の構造により可撓性となっている。
図6に詳細に示されているように、各ハウジング66は、本例では形状がほぼ四角形かつ平行六面体であり、かつ中空となっている。
各ハウジング66は、前方に向かって軸方向に開口し、形状が平行六面体である内側キャビティ68を構成している。
ハウジング66は、横方向を向くスロット70を有し、このスロットは、ハウジングの前方自由端横方向面74内で、面取り部72と共に開口し、かつ軸方向前方に向かって開口している。ハウジング66の開放端部横方向面74には、面取り部75が設けられている。
ハウジング66のうちの2つの平行で対向する側壁76のうちの1つに、スロット70の各々が形成されており、これらのスロット70は、互いに整合している。各スロット70は、めくら孔であり、対応する側壁76内に形成された底部71を有する。
これらスロット70により、コイル26、126に属する導電性ワイヤー81の自由端部79を取り付けることが可能となっている。
各ワイヤー81は、公知の態様で、少なくとも1つの絶縁体によって被覆されている。
ここで、スロット70の幅は、本例では、断面が円形となっているワイヤー81の直径とほぼ等しい。
各端部79は、整合したスロット70の底部71、およびキャビティ68の底部から延びた局部的な突起79に対して、軸方向後方に向かって当接している(図7参照)。底部71と局部的な突起69とは一致し、整合している。
従って、ハウジング66の底部71内に端部部分79が完全に一致し、突起69の上に位置している。ハウジング66の突起69は、相補的な金属コンタクト要素65と共に、本発明の要旨に従い、絶縁体変位タイプの雌型コネクタ要素を構成する。
この目的のために(図7および図3)、ハウジング66内のキャビティ68内に収容された各金属コンタクト要素60は、2つのスロットを有するダブルフォーク状をした軸方向後方部分80を備え、スロットは、軸方向後方に向いて開口すると共に、2つの平行なスロット82の境界を定める。
これらのスロット82は、導電性ワイヤー81の部分79上の絶縁体を変位させ、この部分79を、局部的に剥き出しにし、このコンタクト要素65を、キャビティ68内で前方から後方に軸方向に取り付けたとき、すなわち、図3を見たときに、頂部から底部へ取り付けたときに、剥き出しになったワイヤー81とコンタクト要素65とを、電気接触させることができる。
従って、コンタクト要素65の各ペアのスロット82は、ワイヤー81の部分79の対応する部分で絶縁体変位効果を生じさせる。従って、ワイヤー81上の絶縁体、例えばエナメルが局部的にカットされている。例えば銅から製造された導電性ワイヤー81を剥き出しにするのは、スロット82の側方エッジである。
めくらスロット82と70とは、対向する向きに取り付けられている。
各スロット82の幅は、絶縁されているワイヤー81の厚さよりも小さくなっている。スロット82の幅は、スロット82の側方エッジと、局部的に剥き出しにされた導電ワイヤー81とをクランプするような大きさとなっている。
突起69の幅は、剥き出しになったワイヤーの幅とほぼ等しく、突起69の各側面には、フォーク80の底部を収納するためのリセスまたは中空部が存在する。
各要素65は、その後方部分80の弾性により、関連するハウジング66内に保持される。
各金属コンタクト要素65は、弾性クランプの形態をした軸方向前方部分84も備え、この部分は、軸方向前方に向かって開口するとともに、本体16に絶縁カバー50を取り付けたときに、本発明の要旨内で、第1コネクタ要素の自由端を軸方向に収容できる。
特に、図4および図5から分かるように、各第1コネクタ要素は、本例では雄型タイプであり、雄型コンタクト要素90、190から成っている。この雄型コンタクト要素は、自由端が電流を通過させるための第2コンタクト要素の向き合った弾性フリッパー94内に、クランプできるように収容できる、軸方向を向くフラットなタングとなるような形状となっている。
要素190のうちの1つは、2つの隣接するハウジング66内に取り付けるための2つのタング92を備えている。
要素90、190は、本例では金属製であり、導電性となっている。要素90、190は、コンタクト要素65よりも剛質である。
タング92には、図8から分かるように、面取り部が設けられている。
ハウジング66の開口端の横方向面74に形成された面取り部75は、第1にコンタクト要素65が軸方向に挿入され、絶縁体変位動作をするときに、このコンタクト要素65のガイドに関与し、第2に、カバー50がコンタクト10の本体16の上で軸方向前方から後方に取り付けられるときに、関連するタング92を弾性グリッパー84内でのガイドに関与する。
一実施例では、この取り付けは、目視しない状態で実行できる。
雄型コネクタ90、190の各コンタクト要素は、関連するターミナルの本体、例えばターミナル46を通過させるようになっているラグ、または横方向ワッシャー94も備えている。
図5から分かるように、導線または電気接続ブレード(図示せず)により、電動モータに接続されるようになっている外部タング96により、左側の簡単な雄型コンタクト要素90は、ラグまたはワッシャー94を越えて、軸方向前方かつカバー50の外側に延びている。
図8から分かるように、雄型コンタクト要素90、190のワッシャー94を、移動自在なコンタクトブレード40のためのコンタクトゾーンとして使用することもできる。
コイルのワイヤー80を、第1コネクタ要素60〜66に接続するための、いわゆる絶縁体変位技術を使用することにより、ワイヤーの自由端部分を剥き出しにすることを不要にできる。
固定されたコア34に設けられた支持プレーと60は、コイルのワイヤーを固定されたコアに接触しないように絶縁する機能を有するので、コアのシャープなエッジ上の銅ワイヤーの絶縁エナメルをカットしなくてもよい。
当然ながら、ハウジング66の数は、ワイヤー81の数に応じて決まる。例えば単一巻線26を使用する場合、1つのハウジングしか使用しない。
いずれのケースにおいても、少なくとも1つのハウジング66が設けられる。
同様に、変形例では、ハウジング66ごとに、1つのスロット60が設けられる。
構造を逆にすることもできる。すなわち、第1コネクタ要素を雌型とし、第2要素を雄型としてもよい。
従って、変形例では、ハウジング66のコンタクト要素は、図12から分かるように、めくらスロットが設けられた導電性リンクの形態となる。本例では金属製のこのリンクの横方向には、関連するハウジングに強制取り付けするための突起(符号なし)が設けられ、この突起は、リンク165の側方エッジを強制的に取り付けるための溝を有していることが好ましい。
雄型のリンクのスロットは、上記のように、ワイヤーを剥き出しにするように働く。より詳細には、コンタクト要素165を関連するハウジングのキャビティ内で、軸方向前方から後方に取り付けるときに、めくらスロットの側方エッジは、前記導電性ワイヤー上の絶縁体を変位させ、この導電性ワイヤーを、局部的に剥き出しにすることができる。リンク内のスロットの幅は、上記突起69の幅に応じて決まる。
当然ながら、カバーは、リンクに取り付けるための導電性雄型タイプの要素を支持する。これら雄型要素は、例えばリンクに取り付けられるグリッパーを形成するようになっている。
いずれの組み合わせも可能である。例えば、絶縁されたハウジング66にリンク165を設け、隣接するハウジングに、コンタクト要素65を設けることもできる。
導電性ワイヤー81の断面は、変形例では、正方形、長方形、または多角形とすることができる。
変形例では、フラットなタイプのワイヤー81のケースとすることができる。
いずれのケースにおいても、コネクタ要素をめくら取り付けする前に、金属コンタクト要素65、165により、ワイヤー81を機械式に剥き出しにするので、コンタクト要素は二重の機能を有する。
ワイヤー81の端部79も、支持プレート60を保持する機能を有する。その理由は、これら端部は、固定されたコア34およびプレート60を通過し、スロット70に進入した後に、90度に折り曲げられているからである。
従来技術に係わる、自動車の熱機関の電気スタータ用コンタクタの主要部分を示す、一部を軸方向断面図にした断面図である。 本発明の一実施例に係わる第2雌型コネクタ要素のハウジングのための、支持プレートおよびコイルの中央本体を示す斜視略図である。 雄型コネクタ要素の絶縁ハウジング内に収納されるようになっている金属コンタクト要素も示されている、別の角度から見た図2に類似した図である。 本発明に係わる、特に雄型コネクタ要素を支持する相補的カバーの内部を示す斜視図である。 図4におけるカバーのコネクタの2つの雄型要素の斜視略図である。 本発明に係わるコネクタの雌型要素の絶縁材料から整合されたハウジングの一部の、より大きなスケールの詳細図である。 図6に示されたハウジング内の所定位置にある絶縁体変位コンタクト要素を示す断面図である。 図5に示されたコンテクタの雄型要素と移動するコンタクトチップの協働関係を示す簡略化された斜視略図である。 支持プレートを取り付ける前の後方コイルの正面図である。 支持プレートを取り付けた後の、図9に類似した図である。 後方コイルと支持プレートのアセンブリの斜視図である 金属コンタクト要素の変形実施例の正面図である。
符号の説明
10 電磁コンタクタ
11 ロッド
12 ハウジング
13 第1スプリング
14 レバー
15 移動自在なコア
16 中空本体
18 横方向支持体
19 底部
21 底部
22 後方コイル
23 第2スプリング
24 環状支持体
25 カップ
26、126 巻線
27 中心部分
28 スリーブ
29 ソケット
31 ショルダー
32 横方向プレート
34 固定されたコア
35 第4スプリング
36 制御ロッド
37 ワッシャー
40 チップ
42、44 コンタクトヘッド
46、48 ターミナル
50 カバー
52 スカート
53 突起
54 底部
66 ハウジング
81 ワイヤー
132 突起

Claims (15)

  1. 全体の形状が管状の中空本体(16)を備え、この中空本体には、移動自在なコンタクト(40)の軸方向の運動を制御する少なくとも1つの後方コイル(22)が収容されており、前記移動自在なコンタクトは、コンタクタ(10)の本体(16)の軸方向端部を閉じる絶縁前方カバー(50)の底部(34)に配置された2つの固定されたコンタクトターミナル(46、48)と協働できるようになっているタイプの、熱機関、例えば自動車の熱機関のためのスタータのコンタクタ(10)において、
    前記コイル(22)は、接続手段により、前記コンタクタの外側と電気的に接続されており、前記接続手段は、
    前記絶縁カバー(50)によって支持されるとともに、軸方向内側に向いて延びる第1コネクタ要素(90、92、190)と、
    第2の固定されたコネクタ要素(65、165、66)とを少なくとも備え、前記第2の固定されたコネクタ要素(65、165、66)は、前記コンタクタの内側に配置され、絶縁体によって被覆された前記コイル(22)の少なくとも1つの導電性ワイヤー(79、81)に電気的に接続されており、前記コンタクタの前記本体(16)に前記絶縁カバー(50)を取り付けるとき、前記第1コネクタ要素(90、190)の自由端(92)を、軸方向に受けることができるようになっており、
    前記第2コネクタ要素(65、165、66)は、いわゆる絶縁体変位接続技術により、前記少なくとも1つの導電性ワイヤー(79、81)に接続されていることを特徴とする、スタータ用コンタクタ(10)。
  2. 前記第2コネクタ要素(65、165、66)は、
    絶縁材料から製造されており、軸方向前方に向いて開口し、前記導電性ワイヤー(81)の部分(79)を位置決めするとともに、これを保持できる少なくとも1つの横方向を向くめくらスロット(70)の境界を定めるハウジング(66)と、
    前記導電性ワイヤー(79、81)上で絶縁体を変位させることができ、絶縁コンタクタ要素(65)を、前記キャビティ(68)内で軸方向前方から後方へ取り付けるとき、前記導電性ワイヤー(79、81)を局部的に剥き出しにでるようになっている、前記ハウジング(55)内のキャビティ(68)内に収容される金属コンタクト要素(65、165)とを備える、請求項1に記載のコンタクタ。
  3. 前記金属コンタクタ要素(65)は、フォーク状をした後方接続部分(80)を備え、この後方接続部分(80)は、軸方向後方に向かって開口し、前記コンタクト要素(65)を、前記キャビティ(68)内で軸方向前方から後方へ取り付けるとき、前記導電性ワイヤー(79、81)の絶縁体を変位させるとともに、前記導電性ワイヤー(79、81)を局部的に剥き出しにできるようになっている、請求項2記載のコンタクタ。
  4. 前記金属コンタクト要素の後方部分(80)は、2つのスロット(82)を有するダブルフォーク状となっており、前記スロットのエッジは、前記コンタクト要素(65)を前記キャビティ(68)内で軸方向前方から後方へ取り付けるときに、前記第3の導電性ワイヤー(79)、(81)上の絶縁体を変位させるとともに、前記導電性ワイヤー(79、81)を局部的に剥き出しにできるようになっていることを特徴とする、請求項2または3記載のコンタクタ。
  5. 前記金属コンタクト要素(154)は、めくらスロットが設けられたリンクであり、前記スロットのエッジは、前記コンタクト要素(65)を前記キャビティ(68)内で軸方向前方から後方へ取り付けるときに、前記導電性ワイヤー(79)、(81)上の絶縁体を変位させるとともに、前記導電性ワイヤー(79、81)を局部的に剥き出しにできるようになっていることを特徴とする、請求項2記載のコンタクタ。
  6. 前記ハウジングは、前記導電性ワイヤー(81)の自由端(79)に当接するための、前記スロット(70)の底部と一致する突起(69)を備えていることを特徴とする、請求項4または5に記載のコンタクタ。
  7. 前記金属コンタクト要素(60)は、軸方向前方に開口する弾性クランプと同じ形状となっている前方部分(84)を備え、この前方部分(84)は、前記コンタクタの本体(16)に前記絶縁カバー(50)を取り付けるときに、第1の雄型コネクタ要素(90)の自由端(92)を軸方向に受けることができるようになっていることを特徴とする、請求項2〜4のいずれか1つに記載のコンタクタ。
  8. 前記第1コネクタ要素(90、190)の自由端は、軸方向を向く平らなタング(92)と同じ形状となっていることを特徴とする、請求項1〜4、6、7のいずれか1つに記載のコンタクタ。
  9. 前記第2コネクタ要素(65、165、66)を支持する支持プレート(60)を備えることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1つに記載のコンタクタ。
  10. 前記コンタクタの本体の軸方向前端部に配置された固定されたコア(34)を通って、中心部3を通る制御ロッド(38)に作用できる移動自在なコア(15)を備え、前記制御ロッド(36)は、前記移動自在なコンタクト(40)の前記軸方向の移動を制御するようになっており、前記支持プレート(60)は、前記固定されたコア(34)と前記移動自在なコンタクト(40)との間に軸方向に配置された、前記制御ロッド(38)の本体の通過を可能にするよう、中心部に孔が開けられたディスク状となっていることを特徴とする、請求項9記載のコンタクタ。
  11. 前記支持プレート(60)は、プラスチック材料を成形することによって製造されており、前記第2雌型コネクタ要素の前記ハウジング(66)は、成形により前記支持プレートと一体に製造されていることを特徴とする、請求項2と組み合わせた請求項9または10記載のコンタクタ。
  12. 前記支持プレート(60)は、前記固定されたコア(34)に隣接していることを特徴とする、請求項9〜11のいずれか1つに記載のコンタクタ。
  13. 前記支持プレート(60)は、前記後方コイル(22)および前記固定されたコア(34)と共に一体的なアセンブリを形成していることを特徴とする、請求項9〜12のいずれか1つに記載のコンタクタ。
  14. 前記支持プレート(60)は、前記導電性ワイヤー(81)によって保持されていることを特徴とする、請求項9〜13のいずれか1つに記載のコンタクタ。
  15. 前記第1コネクタ要素(90、92)は、雄型タイプの要素であり、一方、前記第2コネクタ要素は、雌型タイプの要素であることを特徴とする、請求項1〜4および6〜14のいずれか1つに記載のコンタクタ。
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