JP2009501597A - ビビリ対策稜形状を有する外科用バー - Google Patents
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Abstract
バーヘッド(22)を有するシャフト(24)を備える外科用バー(20)である。複数の稜(30〜44)がバーヘッドに形成されている。各稜は、切刃(54)を有している。これらの稜は、切刃がバーヘッドの外面に沿って異なる長さに亘って延在するように形成されている。
Description
本発明は、概略的には外科用バーに関し、より詳細には、バーが手術部位に押し付けられた際のビビリ(chatter)を実質的に低減させるバーヘッド形状を有する外科用バーに関する。
外科手術を行なうのに用いられる1つの工具として、バー(bur)が挙げられる。バーは、一般に多数の稜を有するように剛性材料、典型的には金属から形成されたバーヘッドを備えてなる。これらの稜は、組織を切除する切刃を画成するように形成されている。バーヘッドの後方にはシャフトが延在している。シャフトの自由端は、シャフトを電動ハンドピースに固定するのを容易にする構造部を有している。ハンドピースを作動させることによってバーを回転させる。外科手術中、バーヘッドは、組織の一部を除去する手術部位に配置され、回転する切刃が、組織を手術部位から除去する。種々の形状および寸法を有するバーが、整形外科手術、神経外科手術、脊椎外科手術、耳鳴り外科手術、および喉外科手術のような手術、および組織の一部を補助的な手術によって選択的に除去することが見込まれる外科手術に用いられている。
バーは、それらの設計の目的に対して良好に用いられる。にもかかわらず、一部のバーに付随する問題としてビビリが生じる。ビビリは、バーヘッドが押し付けられる表面に対するバーヘッドの前後振動である。ビビリは、バーヘッドが置かれた組織に対して、バーの個々の切刃が繰り返し押し付けられる結果として生じる。一般に、バーがビビリを生じ始めるには3つの理由がある。
バーがビビリを生じ始める1つの理由は、バーがうねり(waviness)の再生として知られる過程によってエネルギーの入力を受けることである。この過程は、切刃が組織の一部を通過するとき、特定のうねり(本質的に、正弦曲線)の輪郭をその組織の表面に沿ってもたらすという事実による。もし2つの隣接する切刃が同一位相で切除を行なうなら、第2の切刃は、第1の稜によって切除された表面輪郭と同一の表面輪郭に沿って組織を切除する。バーヘッドおよび組織の不変の運動によって、実際には、このようにはならない。任意の2つの連続的な切刃が同一の組織部分を通過する時、第2の切刃は、第1の切刃によって切除された組織のうねりに重ならない経路に沿って組織を除去する。その結果、第2の切刃によって切除された切屑は、種々の厚みを有する。これは、第2の切刃が組織から切屑を切除する過程において、その切刃およびその切刃と関連する稜が、種々の力を受けることを意味する。時間が経つと、バーの各稜がこれらの種々の力を繰り返し受けることによって、バーが強制的に振動するようになる。
バーがビビリを生じる第2の理由は、バーがその共振周波数で回転されることである。もし、この共振周波数が生じると、稜に加えられる繰り返し力が、バーの運動範囲を連続的に拡大させ、バー自体を振動させる。
バーがビビリを生じる第3の理由は、バーヘッドが押し付けられる組織内への切込み深さと関連する。もしバーヘッドが、比較的浅い切込みのみを行なうように組織に押圧される場合、任意の2つの隣接する稜が切除される組織に晒される全時間は相対的に短い。従って、これら2つの隣接する稜間の空隙と同様に、隣接する稜が外部空間に晒される時間は相対的に長くなる。これら相対的に長い期間中に、バーで切除されその空隙内に捕捉された組織をバーヘッドから排出可能である。これにより、同じ位置の組織に対して回転に伴う次の切除時に、この空隙内には殆ど切屑が存在せず、新たに切除された組織がこの空隙を満たし得る。しかし、もしバーヘッドが、深い切込みを行なうように組織に押圧される場合、任意の2つの隣接する稜間の空隙が同じ位置の組織に留まる時間が長くなる。従って、この空隙が外部空間に晒される時間が短くなる。その結果、この空隙内に捕捉された組織を排出するのに十分な時間がなく、これら稜間の空隙に滞留することになる。このような切屑の滞留が生じると、次の切除時に、滞留した空隙が同じ位置に対して回転される。これらの稜および切刃の間に切屑が堆積してバーヘッドが目詰まりすると考えられ、このような目詰りによって、強制的な振動およびその結果としてのビビリが生じると考えられる。
本発明は、新規の有用な外科用バーの設計に向けられる。本発明のバーは、バーの使用中に生じるビビリを、完全とまではいかなくても、有意に低減させるように構成された切刃を備えている。
本発明のバーは、複数組の稜を有する。各稜は、切刃、すなわち、バーが押し付けられる手術部位から組織を除去する刃を画成する。第1組の各稜は、バーヘッド本体の遠位端に近い第1位置において、バーヘッド本体から現われる切刃を有するように形成されている。これらの切刃は、必ずしも必要とはされないが、多くの場合、遠位端チップから現われる。第2組の各稜は、前記第1位置よりも近位側に離れた第2位置において、バーヘッド本体から現われる切刃を有するように形成されている。
本発明のいくつかの態様では、第2組の各稜の遠位端は面取りされている。面取りの結果として、各稜の切刃が、各稜の遠位端よりも近位側を始端として延在している。
本発明のいくつかの態様では、バーヘッドは、第2組の稜が、第1組の稜が膨出する位置よりも近位側において、バーヘッドから膨出するように形成されている。
本発明は、特許請求の範囲に具体的に記載されている。本発明の他の利点は、以下の詳細な説明を添付図面と関連して参照することによって、より容易に理解されるであろう。
図1は、本発明によって構成された外科用バー(bur)20を示している。バー20は、バーの遠位端をなすバーヘッド22を有している。(「遠位側」は、バーが押し付けられる手術部位側を指し、「近位側」は、手術部位から離れる側を指している)。バーヘッド22は、バー20の最前部である遠位端チップ23を有している。シャフト24が、バーヘッド22の近位側(後方)に延在している。
シャフト24の近位端には連結部26が設けられている。連結部26は、シャフト24を、バー20と共に用いられる外科用電動工具(図示せず)の回転軸と一体の連結アセンブリに、取り外し可能に係合するのを容易ならしめる形状的特徴を有している。図示の連結部26は、シャフト24の外径から凹陥した面構成を有している。このような1つの幾何学的形状が、「多目的外科用工具システム」という表題で、1999年3月30に刊行された米国特許第5,888,200号に記載され、かつ図示されている。この内容は、参照することによって、ここに含まれるものとする。線状に並ぶ互いに対向する凹面の形態にある連結部26の代替的な幾何学的形状が、「ハンドピースに選択的に連結されるように設計された外科用ハンドピース用切削取付け具」という表題で、2003年5月13日に刊行された米国特許第6,562,055号に例示されている。この内容は、参照することによって、ここに含まれるものとする。連結部のこれらの2つの幾何学的形状は、単なる例示であって、制限的なものではないことを理解されたい。本発明の代替的な態様では、これらの連結部は、例えば、ネジ部を有してもよい。代替的に、図1Aに示されるように、シャフト24の外面から外方に突出するタブ27が連結部として機能してもよい。連結部の正確な幾何学的形状は、本発明の構造と関連しない。
図2、図2A、図3に最もよく示されるように、バーヘッド22は、周方向に互いに離間された複数の稜30〜44を有している。図6の稜30の断面図に示されるように、稜30〜44の各々は、すくい面(rake surface)50および逃げ面(clearance surface、空隙面)52によって形成されている。すくい面50は、バーヘッド22の中心コアの長軸から略半径方向に延在している。図4〜6において、中心コアの外周は、破線の円48によって概略的に示されている。バーの外周がバーの長さ方向に沿って変化するにつれて、中心コアの外径も変化することを理解されたい。各逃げ面52は、バーヘッドの中心コアの外周から略接線方向に延在している。さらに具体的には、各逃げ面52は、その逃げ面によって形成される稜に隣接する稜のすくい面50の基底から略接線方向に延在している。すなわち、稜30の逃げ面52は、バーヘッドのコアの外周における稜32のすくい面50が延在する位置から延在している。
各稜を形成するすくい面50および逃げ面52は、相互に会合して切刃54を形成する。これらのバー切刃54は、バー20が手術面に押し付けられる際に、切除を行なうバーヘッド22の刃である。
図3に最もよく示されるように、本発明のバーヘッド22の稜30,34,38,42は、バーヘッドの遠位端チップ23に比較的近い位置を始端とする切刃54を形成するようにすくい面50と逃げ面52が会合した状態に形成されている。稜32,36,40,44は、稜の遠位端において、すくい面50に対して傾斜した面取り面56が、すくい面50から内方に延在して逃げ面52に及ぶように形成されている。したがって、稜32,36,40,44は、逃げ面54とその逃げ面と隣接する面取り面56との間の界面に沿った刃面である面取り刃58を有している。図2,4,5,6に示されるように、面取り面56は、稜に沿った箇所、具体的には、稜がバー20の長手方向の中心軸を中心とする最大外径を有する箇所で終端するように、稜32,36,40,44に形成されている。
バーヘッド22は、先ず、遠位端チップからシャフトに至るまでバーヘッドの全長に亘って延在する8つの同一の稜を有するようにバーヘッドを形成する手順で製造されることが好ましい。次いで、稜32,36,40,44の一部を選択的に除去して面取り面52を形成した後、研磨、放電加工、レーザ切断、または他の機械加工法を用いて、稜32,36,40,44から材料を切除し、面取り面56を形成することが好ましい。
面取り面56の存在によって、いくつかの稜が切刃54を有し他の稜が面取り刃58を有しており、バーヘッドの長軸(長さ方向の軸)に沿ったいかなる位置においても、面取り刃58は、切刃54よりもこの長軸に近い。従って、面取り刃58は、バーヘッド22が押し付けられる組織を切除することがない。
外科医がバー20を手術部位に押し付けるとき、多くの場合、遠位端チップ23に隣接するバーの部分が、切除される組織に押圧されるバーヘッド22の部分である。このような場合、本発明のバーの前述した幾何学的形状が有利になる。遠位端チップ23における切刃54の数が少ないからである。これによって、うねりの再生の結果として生じる力がバーにビビリ振動を引き起こす程度が低減すると考えられる。さらに、バーヘッド22の最遠位部分における切刃56の数が少ないことによって、切刃間の空隙が、切刃の数が多いときよりも広くなる。これらの空隙の大きさが相対的に大きいことによって、切除された組織がこれらの空隙内に留まる割合が最小限に抑えられる。これによって、稜の空隙内に捕捉された組織が、バーヘッド22に振動を生じさせる付加的な力をもたらす程度が低減する。
切刃の数を減少させることによって、バー20の遠位チップにおける刃通過周波数(tooth passing frequency)も低減する。この刃通過周波数は、切刃54が切除される組織を押圧する頻度である。この周波数TPEは、以下の式によって算出される。
TPF = (RPM×CEの数)/60
ここで、RPMは、バー20の1分当りの回転数である。変数CEは、バーヘッドに沿った、バーヘッドが切除される組織に押し付けられる位置における、バーヘッド22の切刃の数である。本発明のバーヘッド22では、バーヘッド22の遠位端における切刃の数が、近位側における切刃の数よりも少ないので、遠位端における刃通過周波数は、バーヘッドの長さ方向の近位側における刃通過周波数よりも少ない。
TPF = (RPM×CEの数)/60
ここで、RPMは、バー20の1分当りの回転数である。変数CEは、バーヘッドに沿った、バーヘッドが切除される組織に押し付けられる位置における、バーヘッド22の切刃の数である。本発明のバーヘッド22では、バーヘッド22の遠位端における切刃の数が、近位側における切刃の数よりも少ないので、遠位端における刃通過周波数は、バーヘッドの長さ方向の近位側における刃通過周波数よりも少ない。
遠位端における刃通過周波数がこのように少ないことによって、本発明のバー20のビビリは、さらに低減する。この理由は、バーを、その刃通過周波数がビビリ周波数と可能な限り調和するような速度で作動させることが、ビビリを低減させるさらに他の手段として機能するからである。このような周波数の調和は、バーのビビリ振動をなくすのに役立つ。バーヘッド22の遠位端における切刃54の数を減少させることによって、バーヘッドのこの遠位端が組織に押圧されるとき、刃通過周波数がビビリ振動周波数により近似する可能性が高くなる。
バー20のバーヘッド22は、ドングリ(acorn)状と呼ばれる形状を有している。しかし、図7、図7A、図8〜11に示されるように、本発明は、代替的な形状を有するバーヘッドに適用されてもよい。具体的には、本発明のこの態様のバー70は、所謂、丸型または球状のバーヘッド72を有している。図8を参照すると、バーヘッド72は、稜74〜88を有している。稜74〜77の各々は、バーヘッド72の遠位端チップ90から延在している。
図11に最もよく示されるように、稜74〜88は、各々、すくい面94および逃げ面96の両方を有するように形成されている。稜74,78,82,86は、稜と共にバーヘッドの遠位端チップ90から延在する切刃98を有するように形成されている。
稜76,80,84,88は、図8、9、10に最もよく示されるように、バーヘッドの遠位端チップ90の近くを始端として延在する面取り面102を有するように形成されている。従って、稜76,80,84,88は、各逃げ面96が関連する面取り面102と会合する箇所に面取り刃104を有するように形成されている。面取り面102は、バーヘッドがその最大外径を有する箇所において、面取り刃104が終端して切刃98が延長し始めるように稜76,80,84,88に形成されている。
図12〜15は、本発明によって構成された他のバー110を示している。バー110は、球状のバーヘッド112を有している。バーヘッド112は、図15において最もよく示されるように、10個の稜114〜132を有するように形成されている。各稜114〜132は、すくい面134および逃げ面136を有している。各稜114〜130のすくい面132および逃げ面134は会合し、稜の長さ方向に沿って延在する切刃138を形成している。
本発明のバーヘッド112は、バーヘッドの長さ方向に沿った異なる位置において、稜が破線の円139によって表されるバーヘッドのコアから延在し始めるように形成されている。例えば、図13は、バーヘッド112の遠位端チップ140に隣接する位置に現われる稜を示している。この図から、稜114,118,122,126,130しかバーヘッド112のコアから膨出していないことが分かるだろう。従って、稜130の逃げ面136は、すくい面134の基底から立ち上がっている。
図14に示されるように、遠位端チップ140からバーヘッド112に沿って近位側に延びた箇所(離れた箇所)において、稜116,120,124,128,132がバーヘッド112のコアから現われ始める。本来的に、稜116,120,124,128,132のすくい面134の長さは、稜114,118,122,126、130のすくい面134の長さよりも短い。従って、稜116,120,124,128,132の切刃138は、稜114,118,122,126,130の切刃よりも径方向内方に位置している。その結果、図7Aの線14−14のバーヘッドの位置では、稜116,120,124,128,132の稜の切刃138は、バー110が押し付けられる組織の切除に役立たない。
図12、図15に示されるように、バーヘッド112の長さに沿ったバーヘッドが最大直径を有する位置では、稜116,120,124,128,132は、ヘッドコアから完全に現われる。ここでは、全ての稜114〜132が、バーヘッドのコア外周から均等の高さを有している。従って、全ての切刃138が、バーのこの最大直径の部分が置かれる組織と接触し、その組織を切除する。
本発明のこの態様においても、先ず、バーヘッド112を全ての稜がバーヘッドの全長に亘って延在するように形成する手順で製造されることが好ましい。次いで、稜が遠位端チップ140の近位側の位置においてバーヘッドのコアから現われるように、稜116,120,124,128,132から材料が除去される。さらに、面取り面56を形成するのに用いた手段を用いて、稜116,120,124,128,132が同形状に加工される。
図16は、図1〜6の本発明の態様に対する代替的な態様を示している。本発明のこの態様では、バーヘッド22aは、稜30a〜44aを有している。稜30a,34a、38a,42aは面取り面を有していないが、稜32a,40aは面取り面140を有し、稜36a,44aは面取り面142を有している。稜32a,40aは、面取り面140がバーヘッド22aの長さ方向の近位端(後方)に向かって第1の距離に亘って延在するように形成されている。稜36a,44aは、面取り面142がバーヘッド22aの長さ方向の近位側(後方)に向かって第2の距離に亘って延在するように形成されている。この第2の距離は、面取り面140が延在する第1の距離よりも大きい。従って、本発明のこの実施形態のバーヘッド22aは、バーヘッドの長さに沿った第1位置においてバーヘッドのコアから現われる稜30a,34a,38a,42aの逃げ面およびすくい面が会合する箇所に第1組の切刃146を有するように構成されている。稜32a,40aの逃げ面および面取り面140が会合する箇所における第2組の切刃148は、バーヘッドの長さに沿った第2位置において、バーヘッドのコアから現われる。稜36a,44aの逃げ面および面取り面が会合する箇所における第3組の切刃150は、バーヘッドの長さに沿った第3位置に現われる。この第3位置は、遠位端チップから第2の位置よりもさらに遠く離れている。
前記の説明は、本発明の特定の実施形態であることを理解されたい。従って、本発明の他の態様が、記載された特徴と異なる特徴を有してもよい。例えば、本発明の開示された態様では、短い切刃を有する稜は、長い切刃を有する稜と交互に配置されているが、本発明のこの特徴は、本発明の全ての態様に適用される必要はない。すなわち、本発明のいくつかの態様では、バーヘッドは、短い切刃を有する1つ以上の稜が2つ以上の長い切刃に続くように配置されてもよい。
同様に、本発明のいくつかのバーでは、長い切刃を有する各対の隣接稜が、短い切刃を有する2つ以上の稜によって隔てられていてもよい。本発明のこれらの態様に関して、いくつかの用途では、短い切刃を有する互いに隣接した稜のうち、1つの稜が、第1の長さの短い切刃を有するように形成され、それに隣接する稜が、第2の長さの短い切刃を有するように形成されていてもよい。従って、バーヘッドは、ヘッドの遠位端チップから延在する切刃を有する稜、面取り面140を有する稜、および面取り面142を有する稜を、この順番で有するように構成されてもよい。
さらに、本発明のバーヘッドは、必ずしも、異なる長さの切刃がバーヘッドの外周に対称的に配置されるように構成される必要はない。例えば、8つの切刃を有するバーヘッドが、個々の切刃が全て現われた箇所において、これらの切刃が互いに45°の角度で離間するように構成されてもよい。本発明のこの態様では、第1稜、第2稜、第4稜、第6稜、および第7稜が、バーヘッドの遠位端チップに隣接する箇所を始端とする切刃を有するように構成され、第3稜、第5稜、および第8稜は、第1組の稜が延在し始める箇所から近位側に離間した位置を始端とする切刃を有するように構成されている。
本発明の上記の態様では、バーヘッドの非対称的な構造を相殺するような構造部を有するバーシャフトが設けられてもよい。このような構造部は、シャフトの本体から外方に延在する1つまたは複数のタブまたはフィンガーを備えることができる。これらのタブは、非対称的な負荷を相殺するために非対称的に配置される。代替的に、この構造部は、シャフトと同一平面になるようにシャフト内に埋設された1つまたは複数のピンを備えていてもよい。これらのピンは、バーシャフトを形成する材料とは異なる密度を有し、この場合にも、非対称的な負荷を相殺するために、非対称的に配置される。
図17は、本発明の代替的なバーヘッド170の断面図を示している。バーヘッド170は、周方向に相互に離間した複数の稜172〜186を有するように形成されている。本発明のこの態様では、稜172〜186は、遠位端チップから近位端がシャフトに接合される箇所まで、バーヘッド170の全長に亘って延在していてもよい。
バーヘッド170は、稜172〜186が互いに等角度で離間されることなくバーヘッドの外周に配列され、稜の隣接対に設定される各ピッチ角が異なるように形成されている。例えば、本発明の図示される態様では、稜172と稜186、および稜178と186は、それぞれ、角度φ1=38°だけ離間している。これらと隣接する稜172と稜174、および稜180と稜182は、それぞれ、角度φ2=43°だけ離間している。これらと隣接する稜174と稜176、および稜182と稜184は、それぞれ、角度φ3=52°だけ離間している。これらに隣接する稜176と稜178、および稜184と稜186は、それぞれ、角度φ4=47°だけ離間している。
このヘッド形状を有するバーが用いられるとき、稜の2つの隣接対において、例えば、稜174,176の対および隣接する稜176,178の対において、対における各稜が組織と衝突する時間差が相互に異なる。すなわち、この例では、稜174が最初に骨と衝突し、その後、稜176が骨と衝突するまでの時間は、稜176が最初に骨と衝突し、その後、稜178が骨と衝突するまでの時間よりも短い。稜が衝突する時間差がこのように周期的に異なることによって、バーにビビリの起因となる振動が強制的に加えられる程度が低減することになる。
本発明のこの特徴は、種々の長さの切刃を有する本発明の前述の態様に適用されてもよいし、または適用されなくてもよい。また、本発明のバーヘッドは、全ての隣接稜対が互いに変化するピッチ角を有さないように構成されてもよい。従って、例えば、8つの稜を有するバーの場合、6つの隣接稜対の間に第1のピッチ角が設定され、残る2つの隣接稜対の間に第2のピッチ角が設定されていてもよい
同様に、開示された基本的なバーヘッドが、単なる例示にすぎず、制限的なものではないことを理解されたい。本発明の代替的な態様では、バーヘッドは、代替的な形状、例えば、バレル状、円錐状、卵状、またはドラム状などの形状を有してもよい。従って、本発明のいくつかの態様では、バーヘッドの遠位端チップは、図示された実施形態の湾曲した凸状輪郭と異なる輪郭を有してもよい。
同様に、本発明の全ての態様において、短い切刃が、バーヘッドが最大直径に達する位置において現われる必要はない。短い切刃は、バーヘッドがその最大直径を有する箇所の遠位側のバーヘッドに沿った位置において完全に現われてもよい。
また、本発明のいくつかの態様では、短い切刃を有する稜は、バーヘッドに沿った他の切刃が終端する位置から遠位側に離間した位置で終端する切刃からなる短切刃を有してもよい。本発明のいくつかの態様は、バーヘッドの全長に亘って延在する切刃を有する稜間において、バーヘッドの遠位端チップの近位側の位置を始端としてバーヘッドの近位端の遠位側の位置で終端する切刃を有する稜が設けられるように構成されてもよい。
さらに、異なる長さの切刃をもたらすようにバーを形成する2つの手段が例示されているが、本発明の他の態様は、同一の構造的特徴をもたらす異なる稜配置および異なる稜形状を有してもよい。また、異なる形状の稜が、単一バーに設けられてもよい。従って、単一のバーは、相対的に長い切刃を有するように形作られた相対的に長い第1組の稜と、短い切刃を有し面取り面を有するように形成された相対的に長い第2組の稜と、相対的に短い1つまたは複数の稜からなる第3組の稜と、を有していてもよい。
同様に、シャフト構造が開示された構造に制限されないことも理解されたい。本発明のバーは、管状のシャフトを有してもよい。本発明のこの態様では、シャフトは、典型的には、バーヘッドのすぐ近位側に開口を有する。この開口は、洗浄流体を排出させるかまたは吸引がなされるポートとして機能する。本発明のこれらの態様では、バーの連結部は、多くの場合、シャフトの近位開口に取り付けられるハブである。このハブは、バーを駆動ハンドピースに連結するのを容易にする形状的構造部と、吸引装置への連通または洗浄流体の源からの連通を可能とするポートの両方を有している。
従って、特許請求項の目的は、本発明の主旨および範囲内に含まれる全てのこのような変更および修正を包含することにある。
Claims (12)
- 近位端および遠位端を有する細長いシャフト(24)と、
前記シャフトの前記近位端に形成され、前記シャフトを外科用ハンドピースで回転させるために前記ハンドピースの駆動ユニットに係合可能な連結部(26,27)と、
前記シャフトの前記遠位端に設けられ、バーヘッド本体と、バーヘッド遠位端と、前記バーヘッド本体から膨出しかつ周方向に相互に離間した複数の稜(30〜44、30a〜44a、74〜88、114〜132)とを有し、前記各稜の各々に切刃を有するバーヘッド(22,22a,72,112)と、
を備えた外科用バーにおいて、
前記バーヘッドは、第1組の各稜(30,34,38,42)が、それぞれ前記バーヘッドに沿って第1の長さに亘って延在する切刃(54)を有し、第2組の各稜(32,36,40,44)が、それぞれ前記バーヘッドに沿って前記第1の長さと異なる第2の長さに亘って延在する切刃(58)を有するように形成されていることを特徴とする外科用バー。 - 前記バーヘッド(22)は、前記第1組の稜と前記第2組の稜とが交互に配置されるように構成され、
前記第1組の各稜(30,34,38,42)は、前記各切刃(54)が前記バーヘッド本体の前記遠位端に近い第1位置を始端として延在するように配置され、
前記第2組の各稜(32,36,40,44)は、前記各切刃(58)が前記バーヘッド本体の前記遠位端に近い第2位置であって前記第1位置より前記遠位端から離れているような第2位置を始端として延在するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の外科用バー。 - 前記バーヘッドは、前記第1組の各稜のそれぞれと前記第2組の各稜のそれぞれとが、前記バーヘッドの全周に亘って交互に配置されるように構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の外科用バー。
- 前記第1組の各稜および前記第2組の各稜は、前記各切刃が前記バーヘッドの長さ方向における共通の近位側終端を有するように形成されていることを特徴とする請求項1、2または3に記載の外科用バー。
- 前記バーヘッドは、前記第1組の各稜(114,118,122,126,130)が前記バーヘッド(112)の長さ方向に沿って第1位置にて前記バーヘッドから膨出し、前記第2組の各稜(116,120,124,128,132)が前記バーヘッドの長さ方向に沿って第2位置にて前記バーヘッドから膨出するように形成されていることを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の外科用バー。
- 前記バーヘッドは、第3組の各稜(36a,44a)を有するように形成され、前記第3組の各稜は、前記第1組の各稜(30a,34a,48a、42)の前記各切刃(146)の長さと異なりかつ前記第2組の各稜(32a,42a)の前記各切刃(148)の長さと異なる第3の長さに亘って延在する切刃(150)を有することを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の外科用バー。
- 前記第1組の稜は、前記バーヘッドの周方向に対称に配置され、前記第2組の稜は、前記バーヘッドの周方向に対称に配置されることを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6に記載の外科用バー。
- 前記各稜は、すくい面(50,94,134)および逃げ面(52,96,136)を有し、前記すくい面(50,94,134)と逃げ面(52,96,136)との会合部に前記各稜の前記各切刃(54,98,138)が形成されていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7に記載の外科用バー。
- 前記第2組の各稜は、それらの一部に沿って、前記すくい面と前記逃げ面との間に延在する面取り面(56,102,140,142)を有し、前記面取り面が存在する部分では切刃を有さないことを特徴とする請求項8に記載の外科用バー。
- 前記バーヘッドは、ドングリ状、球状、バレル状、卵状、ドラム状のいずれかの形状を有していることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9に記載の外科用バー。
- 近位端および遠位端を有する細長いシャフト(24)と、
前記シャフトの前記近位端に形成され、前記シャフトを外科用ハンドピースで回転させるために前記ハンドピースの駆動ユニットに係合可能な連結部(26,27)と、
前記シャフトの前記遠位端に設けられ、バーヘッド本体と、バーヘッド遠位端と、前記バーヘッド本体から膨出しかつ周方向に相互に離間した複数の稜(172〜186)とを有し、前記各稜の各々に切刃を有するバーヘッド(170)と、
を備えた外科用バーにおいて、
前記バーヘッドは、第1対の隣接稜(172,174)間に第1のピッチ角が設定され、第2の対の隣接稜(176,178)間に第2のピッチ角が設定されるように形成されることを特徴とする外科用バー。 - 前記バーヘッドは、稜の隣接対に設定されるそれぞれのピッチ角が異なるように形成されていることを特徴とする請求項11に記載の外科用バー。
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