JP2009298060A - 記録装置および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】省電力モードの状態で動作実行指令を受けた場合であっても、速やかにその動作を実行することのできる電子機器或いは記録装置を提供する。
【解決手段】制御ASIC61は、第1センサ制御部81及び第2センサ制御部82を備えており、これらセンサ制御部により、各センサ類への電力供給/遮断の切替が行われる。省電力モードにおいて、CRリニアエンコーダ72に対する給電を制御する第1センサ制御部81は給電状態を維持し、これにより省電力モードにおいてキャリッジ40が外部から動かされた場合であっても、省電力モード解除後にキャリッジ40のホームポジションシークを行うことなく、速やかに記録動作を開始することができる。
【選択図】図2
【解決手段】制御ASIC61は、第1センサ制御部81及び第2センサ制御部82を備えており、これらセンサ制御部により、各センサ類への電力供給/遮断の切替が行われる。省電力モードにおいて、CRリニアエンコーダ72に対する給電を制御する第1センサ制御部81は給電状態を維持し、これにより省電力モードにおいてキャリッジ40が外部から動かされた場合であっても、省電力モード解除後にキャリッジ40のホームポジションシークを行うことなく、速やかに記録動作を開始することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、ファクシミリやプリンタ等に代表される記録装置、および電子機器に関する。
ファクシミリやプリンタ等に代表される記録装置においては、電源オン状態において一定時間何らの操作がなされない場合、或いは一定時間外部からの情報が入力されない場合に、省電力モードに移行するよう構成されており、この省電力モードに関する従来技術は、例えば特許文献1〜5に示されている。
その中で特許文献1には、省電力モードへの移行時に、キャリッジの位置を検出するセンサへの給電を止め、省電力モードの解除後、キャリッジホームシークを行うように構成されたシリアルプリンタが開示されている。
尚、特許文献2には、省電力モードからの復帰時間を短縮するために省電力モード時において定着ヒータへ電力を供給するとともに、装置の各種ドアの開閉を検知するドア開閉センサへも電力を供給し、ドア開閉センサがドアの開を検知すると、安全性確保のために定着ヒータへの電力供給を止めるよう構成された画像形成装置が開示されている。
また特許文献5には、イメージスキャナが備える原稿台カバーの開閉を検知するセンサへの給電を省電力モードにおいても行い、原稿台カバーの開閉が検知されると、省電力モードを解除するよう構成されたイメージ読取装置が開示されている。
特開2005−238557号公報
特開2005−250326号公報
特開2007−168295号公報
特開2006−201868号公報
特開2004−357023号公報
しかしながらシリアルプリンタにおいてキャリッジホームシークには相応の時間を要する為、省電力モード状態において記録実行指令を送信しても、記録動作を開始する迄に時間を要し、ユーザに対して好ましくない待ち時間を与えていた。この様な技術的課題およびそれを解決するための手段については、上記特許文献1〜5のいずれにおいても記載されていない。
そこで本発明はこの様な状況に鑑み成されたものであり、その目的は、省電力モードの状態で動作実行指令を受けた場合であっても、速やかにその動作を実行することのできる電子機器或いは記録装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る記録装置は、被記録媒体に記録を行う記録装置であって、前記記録装置の制御手段は、省電力モードにおいて、制御対象である少なくとも1つの駆動部の動作を検出する動作検出手段への電力供給を行うとともに、前記駆動部の動作量を監視することを特徴とする。
本態様によれば、記録装置の制御手段は、省電力モードにおいて駆動部の動作を検出する動作検出手段への電力供給を行うとともに、前記駆動部の動作量を監視するので、省電力モードを解除した後に、前記駆動部の位置などを把握する為のリセット動作やホームポジションシークなどを行うことなく、前記駆動部の現在状態(位置、姿勢、など)を把握することができ、従って省電力モードの状態で記録実行指令を受けると、速やかに記録動作を開始することができる。
本発明の第2の態様に係る記録装置は、第1の態様において、前記制御手段は、省電力モードにおいて前記動作検出手段が前記駆動部の動作を検出すると、前記省電力モードを解除することを特徴とする。
本態様によれば、制御手段は省電力モードにおいて駆動部の動作を検出すると、省電力モードを解除するので、駆動部が外部から動かされたような好ましくない状態が長期間放置されることにより装置に悪影響が生じることを防止できる。
本発明の第3の態様に係る記録装置は、第2の態様において、前記制御手段は、省電力モードの解除後、被記録媒体に記録を行う記録ヘッドのメンテナンス動作を実行することを特徴とする。
省電力モードにおいて駆動部が外部から動かされた場合、装置に何らかの衝撃が加わった可能性があり、その場合記録ヘッドがインクジェット記録ヘッドであるとノズル内に気泡が生じドット抜けが発生する虞がある。しかし制御装置は、省電力モードの解除後、記録ヘッドのメンテナンス動作(例えば、インク吐出ノズルからのインク吸引)を実行するので、その様な不具合の発生を防止できる。
本発明の第4の態様に係る記録装置は、第1から第3の態様において、被記録媒体を搬送する、前記駆動部としての搬送ローラと、前記搬送ローラの回転を検出する、前記動作検出手段としての回転検出手段と、装置内部から外部へと進出することにより薄板状体がセット可能となるセット位置と、前記薄板状体に記録を行う記録位置と、装置内部に収納される収納位置と、をとり得るように変位可能に設けられるトレイと、前記搬送ローラを介してモータの動力を受けることにより前記トレイを変位させるトレイ駆動手段と、を備え、前記制御手段は、省電力モードにおいて、前記回転検出手段が前記搬送ローラの回転を検出した場合に、省電力モードの解除することを特徴とする。
省電力モードにおいて上記回転検出手段が上記搬送ローラの回転を検出した場合、ユーザが何らかの操作を行うべく上記トレイが外部から動かされたと判断することができる。従ってこの様な場合、省電力モードを解除することで、トレイを用いた記録動作を速やかに開始することができる。
本発明の第5の態様に係る電子機器は、少なくとも1つの駆動部と、前記駆動部の動作を検出する動作検出手段と、前記動作検出手段から送出される情報に基づいた前記駆動部の動作制御、および当該駆動部と前記動作検出手段に対する電力供給制御を行う制御手段と、を備え、前記制御手段は、省電力モードにおいて、前記動作検出手段への電力供給を行うとともに、前記駆動部の動作量を監視することを特徴とする。
本態様によれば、電子機器の制御手段は、省電力モードにおいて駆動部の動作を検出する動作検出手段への電力供給を行うとともに、前記駆動部の動作量を監視するので、省電力モードを解除した後に、前記駆動部の位置などを把握する為のリセット動作やホームポジションシークなどを行うことなく、前記駆動部の現在状態(位置、姿勢、など)を把握することができ、従って省電力モードの状態で動作実行指令を受けると、速やかにその動作を実行することができる。
以下、図1乃至図5を参照しつつ本発明の一実施形態について説明する。図1は本発明に係る電子機器の一例である記録装置、特にその中の一例であるインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の用紙搬送経路を示す側断面図、図2は制御装置7を中心とした制御系のブロック図、図3はキャリッジ40の移動領域を模式的に示す説明図、図4は省電力モード移行までのプロセスを示すフローチャート、図5は省電力モードを解除する際のプロセスを示すフローチャートである。
以下、図1乃至図3を参照しながらプリンタ1の構成について説明する。プリンタ1は、装置底部に給送装置2を備え、当該給送装置2から記録用紙Pを1枚ずつ給送し、記録手段4においてインクジェット記録を行い、装置前方側(図1において左側)に設けられた図示しない排紙スタッカへ向けて排出するシリアル型プリンタである。
またプリンタ1は、装置上部に図1では図示を省略する画像読取部(スキャナユニット)80を備えており(図2)、この画像読取部にて読み込んだ原稿画像を記録データとしてインクジェット記録を行うことのできるスタンドアロン型プリンタとして構成されている。
以下、各構成要素について詳説する。給送装置2は、用紙カセット11と、ピックアップローラ16と、ガイドローラ20と、分離手段21と、を備えている。PF(用紙送り)モータ71(図2)によって回転駆動されるピックアップローラ16は、揺動軸18を中心に揺動する揺動部材17に設けられ、用紙カセット11に収容された用紙と接して回転することにより、当該最上位の用紙Pを用紙カセット11から送り出す。
用紙カセット11から送り出された用紙Pは、分離部材12により第1段階分離が行われた後、更にガイドローラ20に案内されながら下流側に進み、分離ローラ22と駆動ローラ23とを備えて構成された分離手段21により第2段階分離が行われる。
分離手段21の下流側には、PFモータ71(図2)により回転駆動される駆動ローラ26と、駆動ローラ26との間で用紙Pをニップして従動回転するアシストローラ27と、を備えて構成された第1中間送り部25が設けられており、この第1中間送り部25により、用紙Pが更に下流側へと送られる。尚、符号29は、用紙Pが湾曲反転経路を通過する際の(特に用紙後端が通過する際の)通紙負荷を軽減する従動ローラを示している。
従動ローラ29の下流側にはPFモータ71(図2)により回転駆動される駆動ローラ32と、駆動ローラ32との間で用紙Pをニップして従動回転するアシストローラ33と、を備えて構成された第2中間送り部31が設けられており、この第2中間送り部31により、用紙Pが更に下流側へと送られる。
第2中間送り部31の下流側には、記録手段4が配置されている。記録手段4は、搬送手段5と、記録ヘッド42と、紙案内前39と、排出手段6と、を備えている。搬送手段5は、PFモータ71(図2)によって回転駆動される搬送ローラとしての搬送駆動ローラ35と、該搬送駆動ローラ35に圧接して従動回転するよう紙案内上37に軸支される搬送従動ローラ36とを備えて構成され、この搬送手段5により用紙Pが記録ヘッド42と対向する位置に向けて精密送りされる。
尚、符号74は用紙Pの通過を検出する媒体検出手段としての用紙検出センサ(例えば、光学センサにより構成される)を示しており、後述する制御装置7は、この用紙検出センサ74により、用紙Pの先端或いは後端の通過を検出可能となっている。
記録ヘッド42はキャリッジ40の底部に設けられ、当該キャリッジ40は記録ヘッド42の走査方向(図1の紙面表裏方向)に延びるキャリッジガイド軸41にガイドされながら、CR(キャリッジ)モータ70(図2)によって前記走査方向に往復動する様に駆動される。記録ヘッド42と対向する位置には紙案内前39が設けられ、当該紙案内前39によって、用紙Pと用紙Pとの距離が規定されるようになっている。
キャリッジガイド軸41は、図示を省略するオートギャップ調整機構(以下「APG機構」と言う)により上下動可能となっており、このAPG機構により、記録を行う媒体の厚みに応じて、記録ヘッド42のヘッド面と紙案内前39との距離(ギャップ:以下適宜「PG」とも言う)を調整可能となっている。
尚、符号75はPWセンサであり、このPWセンサ75はキャリッジ40の底部に設けられる光学センサであって、紙案内前39に向けて発光する発光部(図示せず)と、その反射光を受光する受光部(図示せず)とを備えて構成されている。そして紙案内上39に向けて放射した放射光の反射光を受光し、その反射光を電流に変換して、後述する制御装置7へ送出する。従ってこれにより制御装置7は、被検出対象(紙案内上39や記録用紙P)に応じた検出値(電流値)を判断することにより、用紙Pの有無や、キャリッジ40の移動に伴うPWセンサ75のセンシングにより用紙Pの幅を検出可能となっている。
ここで、キャリッジガイド軸41は図3に示すようにプリンタ1の基体を構成するサイドフレーム8A、8Bに支持されており、サイドフレーム8A側にキャリッジ40のホームポジションが設定されている。このホームポジションには、キャリッジ40がホームポジションから移動しないようロックするロック手段としてのロックレバー47が設けられている。
ロックレバー47は、ロックレバー進退機構76によりキャリッジ40に対して進退可能に設けられており、進出することにより、その先端がキャリッジ40に形成された穴40aに嵌入し、キャリッジ40をホームポジションにロックする。
また符号48は記録ヘッド42のノズル面を封止するキャッピング装置を示している。このキャッピング装置48は、図示を省略する昇降機構を備えており、キャリッジ40が記録領域側にいるときは下方に退避している。そしてキャリッジ40がホームポジション側に移動してくると、キャリッジ40と係合してキャリッジ40に押されることにより、記録ヘッド42のノズル面を封止する位置まで上昇するように構成されている。
またキャッピング装置48は、図示を省略するポンプ装置と連通しており、このポンプ装置によりキャップ内部に負圧を生じさせ、記録ヘッド42のインク吐出ノズルからインクを吸引する等のメンテナンスを実行する。
続いて、図1に戻って紙案内前39の下流側に設けられた排出手段6は、PFモータ71(図2)によって回転駆動される排出駆動ローラ44と、当該排出駆動ローラ44に接して従動回転する排出従動ローラ45とを備えて構成され、記録手段4によって記録の行われた用紙Pは、排出手段6により、装置前方側に設けられた図示を省略するスタッカへと排出される。
尚、プリンタ1は、装置後方に図示を省略する両面ユニットを着脱自在に備えており、最初に記録の行われた用紙Pの第1面に対し反対側の第2面が記録ヘッド42と対向するよう湾曲反転させ、これにより用紙Pの両面に記録が実行可能となっている。
またプリンタ1は、薄板状体の一例としての光ディスク(図示せず)をセット可能なディスクトレイ10を内蔵しており、このディスクトレイ10に光ディスクをセットすることにより、ラベル面に直接インクジェット記録が可能となっている。
このディスクトレイ10は、後述する動力伝達切換装置50を介して搬送駆動ローラ35から動力を受けるトレイ駆動部(図示省略)により、図1に示す収納位置と、排出手段6の下流側(装置外部)にまで進出して光ディスクがセット可能となるセット位置と、の間を変位可能であり、前記収納位置とセット位置との間に、記録ヘッド42により記録を行う記録位置が配置されている。
尚、ディスクトレイ10の収納位置にはトレイ収納センサ76(図2)が設けられており、このトレイ収納センサ76により、ディスクトレイ10が収納位置にあるか否かを検出可能となっている。
以上がプリンタ1の構成であり、以下図2を参照しながら制御装置7およびその周辺の構成要素について説明する。
プリンタ1は動力源として2つのモータを備えており、その一つがPFモータ71であり、もう一つがCRモータ70である。そしてこれら2つのモータは、制御装置7により制御される。
プリンタ1は動力源として2つのモータを備えており、その一つがPFモータ71であり、もう一つがCRモータ70である。そしてこれら2つのモータは、制御装置7により制御される。
PFモータ71は、搬送駆動ローラ35(搬送手段5)、駆動ローラ44(排出手段6)、駆動ローラ32(第2中間送り部31)、などの用紙搬送経路に設けられるローラの共通の駆動源であるとともに、動力伝達切換装置50を介して、プリンタ1において動力を必要とする種々の駆動部を選択的に駆動する。
図2において「選択駆動部」はこれら複数の駆動部を示しており、本実施形態では、上述した給送装置2、及び図示を省略するポンプ装置、APG機構、両面ユニット、トレイ駆動部、のこれらが含まれる。尚、動力伝達切換装置50は、搬送駆動ローラ35を動力軸とし、当該搬送駆動ローラ35の回転方向切り替えと、キャリッジ40からのトリガ付与と、を利用して、動力を伝達する駆動部を選択するように構成されている。
続いてCRモータ70は、キャリッジ40の駆動源であり、CRモータ70の回転により、キャリッジ40(記録ヘッド42)が主走査方向(図3において左右方向)に移動する。このキャリッジ40の主走査方向における位置は、CRリニアエンコーダ72により検出可能となっており、これにより制御装置7は、キャリッジ40の位置、移動方向、移動速度などを検出可能となっている。
PFモータ71は、上述したように用紙搬送経路中に設けられる各ローラの共通の駆動源であり、その回転量(回転step数)や回転速度は、PFロータリーエンコーダ73により検出されるようになっている。これにより制御装置7は、用紙搬送経路中に設けられる各ローラの回転量や回転速度を検出可能となっている。
尚、図2において「常時駆動部」とは、図1の駆動ローラ32、搬送駆動ローラ35、排出駆動ローラ44、のこれらローラを示しており、これらローラはPFモータ71の回転に伴い常時回転する。またロックレバー進退機構76は、PFモータ71の回転方向切り換えを利用して、ロックレバー47の進退動作を実行する。
続いて制御装置7について説明する。制御装置7のシステムバスには、制御ASIC61、RAM62、ROM63、EEPROM64、CPU65、タイマIC66が接続されている。CPU65には、制御ASIC61を介してCRリニアエンコーダ72、PFロータリーエンコーダ73、用紙検出センサ74、PWセンサ75、トレイ収納センサ76、カバー開閉センサ77、などの各センサ類やエンコーダからの信号が入力される。
また、プリンタ1の電源をON/OFFするための電源ボタン、各種設定/実行ボタン、などの操作部および各種情報を表示する表示部などを備えた操作パネル78からの信号が入力される。更に、画像読取部80からの画像読み取りデータが入力され、また画像読取部80への制御情報が出力される。
CPU65は、プリンタ1の各センサ類やエンコーダ等からの出力信号等に基づいて、プリンタ1(画像読取部80を含む)の各種制御を実行するための演算処理やその他必要な演算処理を行う。ROM63には、CPU65によるプリンタ1の制御に必要な記録制御プログラム(ファームウェア)等が格納されており、記録制御プログラムの処理に必要な各種データ等はEEPROM64に記憶されている。RAM62は、CPU65の作業領域や記録データ等の一時格納領域として使用される。
制御ASIC61は、DCモータであるCRモータ70、PFモータ71、の回転制御並びに記録ヘッド42の駆動制御を行うための制御回路(CRモータドライバ68、PFモータドライバ69、ヘッドドライバ68)を有している。制御ASIC61は、CPU65から送られてくる制御命令、PFロータリーエンコーダ73の出力信号、CRリニアエンコーダ72の出力信号、に基づいて、上記各モータの回転制御を行うための各種演算を行い、その演算結果に基づくモータ制御信号をCRモータドライバ68やPFモータドライバ69へ送出する。
また、制御ASIC61は、CPU65から送出される記録データ等に基づいて、記録ヘッド42の制御信号を演算生成してヘッドドライバ67へ送出し、記録ヘッド42を駆動制御する。更に制御ASIC61は、第1センサ制御部81及び第2センサ制御部82を備えており、これらセンサ制御部により、各センサ類への電力供給/遮断の切替制御が行われる。
ここで、第1センサ制御部81は、CRリニアエンコーダ72、PFロータリーエンコーダ73、カバー開閉センサ77、のこれらセンサに対する給電を制御し、また第2センサ制御部82は、用紙検出センサ74、PWセンサ75、トレイ収納センサ76、のこれらセンサに対する給電を制御する。尚、カバー開閉センサ77は、画像読取部80が備える原稿台(図示せず)を覆うカバー(図示せず)の開閉を検知するセンサである。
続いて図4を参照しながら省電力モード移行までのプロセスについて説明する。省電力モードへの移行は、記録ヘッド42がキャッピング装置48によってキャップされた状態であること(ステップS101でYes)、用紙が搬送経路内に無い状態であること(ステップS102でYes)、所定時間以上データ入力待ちであること(ステップS103でYes)、所定時間以上ボタン操作が無いこと(ステップS104でYes)、画像読取部80のカバーが閉じていること(ステップS105でYes)、の全てを満たす場合に行われる。
そして装置の現在状態を記憶し(ステップS106)、その後に、省電力モードへ移行する(ステップS107)。この省電力モードでは、各駆動部および第2センサ制御部82により給電制御が行われるセンサ群(用紙検出センサ74、PWセンサ75、トレイ収納センサ76)への電力供給を停止するが、第1センサ制御部82により給電制御が行われるセンサ群(CRリニアエンコーダ72、PFロータリーエンコーダ73、カバー開閉センサ80)への電力供給は継続する。
次いで、省電力モードの解除プロセスについて図5を参照しながら説明する。省電力モードの解除は、カバー開閉センサ77が状態変化を検出したこと(ステップS201でYes)、或いはPFロータリーエンコーダ73が状態変化を検出したこと(ステップS202でYes)、或いはCRリニアエンコーダ72が状態変化を検出したこと(ステップS203でYes)、のこれらのうちいずれかが生じた場合に行われる。
PFロータリーエンコーダ73或いはCRリニアエンコーダ72が状態変化を検出した場合には、その変化量を記憶し(ステップS204)、次いで給電を停止していた各駆動部および第2センサ制御部82により電源制御が行われるセンサ群への給電を再開し(ステップS205)、省電力モード復帰時I/S(インク系システム)動作を実行し(ステップS206)、キャリッジ40をホームポジションに戻す(ステップS207)。尚、省電力モード復帰時I/S動作には、記録ヘッド42のメンテナンス動作(インク吐出ノズルからインクの空吐出を行うフラッシング動作や、インク吐出ノズルからのインク吸引動作など)が含まれる。
次に、トレイ10が収納位置にあるか否かを判断し(ステップS208)、トレイ10が収納位置にない場合には、トレイ10をセット位置に向けて搬送し(ステップS209)、操作パネル部78の表示部に省電力モード移行前の表示内容(行うべきユーザアクション)を表示する(ステップS210)。
以上説明したように、制御装置7は、省電力モードにおいて駆動部としてのキャリッジ40の動作を検出するCRリニアエンコーダ72への電力供給を継続するとともにキャリッジ40の動作量を監視するので、省電力モードを解除した後に、キャリッジ40のホームポジションシークを行うことなく当該キャリッジ40の現在位置を把握することができる。従って省電力モードの状態で記録実行指令を受けると、速やかに記録動作を開始することができる。
また制御装置7は、省電力モードにおいて駆動部としての搬送駆動ローラ35の動作を検出するPFロータリーエンコーダ73への電力供給を継続するとともに搬送駆動ローラ35の動作量を監視し、PFロータリーエンコーダ73の状態変化を検出した際には省電力モードを解除するので、ユーザが何らかの操作を行うべくトレイ10を動かすと省電力モードが解除され、従ってトレイ10を用いた記録動作を速やかに開始することができる。
更に制御装置7は、省電力モードの解除後、記録ヘッド42のメンテナンス動作を実行するので(ステップS206)、省電力モードにおいてプリンタ1に何らかの衝撃が加わり、インク吐出ノズル内に気泡が生じたような場合でも、そのような状態が解消され、良好な記録結果を得ることができる。
1 インクジェットプリンタ、2 給送装置、4 記録手段、5 搬送手段、6 排出手段、7 制御装置、8A、8B サイドフレーム、10 ディスクトレイ、11 用紙カセット、12 分離部材、16 ピックアップローラ、17 揺動部材、18 揺動軸、20 従動ローラ、21 分離手段、22 分離ローラ、23 駆動ローラ、25 第1中間送り部、26 駆動ローラ、27 アシストローラ、29 従動ローラ、31 第2中間送り部、32 駆動ローラ、33 アシストローラ、35 搬送駆動ローラ、36 搬送従動ローラ、37 紙案内上、39 紙案内前、40 キャリッジ、41 キャリッジガイド軸、42 記録ヘッド、44 排出駆動ローラ、45 排出従動ローラ、46 排紙フレーム、47 ロックレバー、48 キャッピング装置、50 動力伝達切換装置、61 制御ASIC、62 RAM、63 ROM、64 EEPROM、65 CPU、66 タイマIC、67 ヘッドドライバ、68 CRモータドライバ、69 PFモータドライバ、70 CRモータ、71 PFモータ、72 CRリニアエンコーダ、73 PFロータリーエンコーダ、74 用紙検出センサ、75 PWセンサ、76 トレイ収納センサ、77 カバー開閉センサ、78 操作パネル、80 画像読取部、81 第1センサ制御部、82 第2センサ制御部、P 記録用紙
Claims (5)
- 被記録媒体に記録を行う記録装置であって、
前記記録装置の制御手段は、省電力モードにおいて、制御対象である少なくとも1つの駆動部の動作を検出する動作検出手段への電力供給を行うとともに、前記駆動部の動作量を監視する、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置において、前記制御手段は、省電力モードにおいて前記動作検出手段が前記駆動部の動作を検出すると、前記省電力モードを解除する、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項2に記載の記録装置において、前記制御手段は、省電力モードの解除後、被記録媒体に記録を行う記録ヘッドのメンテナンス動作を実行する、
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置において、被記録媒体を搬送する、前記駆動部としての搬送ローラと、
前記搬送ローラの回転を検出する、前記動作検出手段としての回転検出手段と、
装置内部から外部へと進出することにより薄板状体がセット可能となるセット位置と、前記薄板状体に記録を行う記録位置と、装置内部に収納される収納位置と、をとり得るように変位可能に設けられるトレイと、
前記搬送ローラを介してモータの動力を受けることにより前記トレイを変位させるトレイ駆動手段と、を備え、
前記制御手段は、省電力モードにおいて、前記回転検出手段が前記搬送ローラの回転を検出した場合に、省電力モードを解除することを特徴とする記録装置。 - 少なくとも1つの駆動部と、
前記駆動部の動作を検出する動作検出手段と、
前記動作検出手段から送出される情報に基づいた前記駆動部の動作制御、および当該駆動部と前記動作検出手段に対する電力供給制御を行う制御手段と、を備え、
前記制御手段は、省電力モードにおいて、前記動作検出手段への電力供給を行うとともに、前記駆動部の動作量を監視する、
ことを特徴とする電子機器。
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