JP2009295917A - 固体撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】特別な装置を必要とせず、簡単な方法で樹脂層の剥離を防止することが可能な固体撮像装置を提供する。
【解決手段】半導体基板1上に、複数の光電変換素子2を有する受光領域101と、周辺回路領域102とを有し、受光領域101及び周辺回路領域102上に第2の樹脂層8を形成する。その際、第2の樹脂層8上に複数の凸部9が配置する。また、凸部9は第2の樹脂層8の周縁に沿って配置する。更に、凸部9は第2の樹脂層8の受光領域101を除く周辺回路領域102上に配置する。或いは、凸部9は第2の樹脂層8の受光領域101及び周辺回路領域102上に配置する。
【選択図】図1
【解決手段】半導体基板1上に、複数の光電変換素子2を有する受光領域101と、周辺回路領域102とを有し、受光領域101及び周辺回路領域102上に第2の樹脂層8を形成する。その際、第2の樹脂層8上に複数の凸部9が配置する。また、凸部9は第2の樹脂層8の周縁に沿って配置する。更に、凸部9は第2の樹脂層8の受光領域101を除く周辺回路領域102上に配置する。或いは、凸部9は第2の樹脂層8の受光領域101及び周辺回路領域102上に配置する。
【選択図】図1
Description
本発明は、デジタルカメラ等に用いられる固体撮像装置に関するものである。
特許文献1には、カメラに使用するAEセンサやAFセンサに用いられる固体撮像装置が記載されている。このような固体撮像装置においては、感度補正を目的として樹脂製のカラーフィルタを光電変換素子上に配置することがある。
特許文献2には、表面保護テープの貼り剥がしを工夫する方法が記載されている。特許文献2の方法は、ウエハの裏面研削工程の際に粘着面を有する表面保護テープをウエハ表面側の半導体素子面に貼り付ける。次に、表面保護テープをウエハ円周部に沿って切断するが、表面保護テープの一部をウエハの外側にはみ出し領域として残す。
次いで、剥離テープを表面保護テープ上に接着させた状態で剥離テープを上方に引き上げて、表面保護テープをウエハから剥離する。その際、はみ出し領域はウエハに接着されていないため、その部分から剥離が開始され、ウエハ全体に渡って軽い力で表面保護テープを剥離することが可能となる。
特開2004−104084号公報
特開平9−115863号公報
特許文献2の方法では、表面保護テープを切断する際にはみ出し領域を残して切断する等の特別な加工装置を必要とする。また、剥離テープを表面保護テープに接着させる等の工程を必要とするため、製造工程が複雑になる課題があった。
また、特許文献2の方法では、特許文献1に記載の固体撮像装置にカラーフィルタなどの樹脂を設けた場合には、剥離テープによって樹脂層が剥離してしまう可能性があった。
本発明の目的は、特別な装置を必要とせず、簡単な方法で樹脂層の剥離を低減することが可能な固体撮像装置を提供することにある。
本発明の固体撮像装置は、半導体基板上に、複数の光電変換素子を有する受光領域と、周辺回路を有する周辺回路領域とを有し、前記受光領域及び前記周辺回路領域の上に配されたカラーフィルタと、前記受光領域及び前記周辺回路領域の上であって前記カラーフィルタの上に配された樹脂層とを有する固体撮像装置において、前記樹脂層の端部に沿って、前記周辺回路領域の上に配された前記樹脂層の表面上に複数の凸部が配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、樹脂層の剥離を低減することが可能な固体撮像装置を提供することができる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明に係る固体撮像装置の第1の実施形態を示す図である。図1(a)は平面図、図1(b)は図1(a)のA−A線における断面図である。図中1はシリコン基板等の半導体基板である。半導体基板1上に光電変換素子2を含む受光領域101、周辺回路領域102及び外部電極であるAlパッド10を有するAlパッド領域103が形成されている。Alパッド10は、図1(a)に示すように半導体基板1の外周部に複数配置されている。
図1は本発明に係る固体撮像装置の第1の実施形態を示す図である。図1(a)は平面図、図1(b)は図1(a)のA−A線における断面図である。図中1はシリコン基板等の半導体基板である。半導体基板1上に光電変換素子2を含む受光領域101、周辺回路領域102及び外部電極であるAlパッド10を有するAlパッド領域103が形成されている。Alパッド10は、図1(a)に示すように半導体基板1の外周部に複数配置されている。
受光領域101には、複数の光電変換素子2がマトリクス状に配置されている。各光電変換素子2内には、光電変換素子からの信号を読み出すための回路等も含まれている(不図示)。光電変換素子2には、例えば、フォトダイオードが用いられるが、これに限定されるものではない。
周辺回路領域102の周辺回路には、例えば、光電変換素子2に蓄積された信号を出力する回路や出力するための制御回路が含まれる。CCDを用いた場合には、光電変換素子に蓄積された電荷を転送する回路や電荷を電圧に変換する回路、CMOSを用いた場合には固体撮像装置の外部へ出力する回路や走査回路である。周辺回路領域102には、電源回路や駆動のための信号を発生、入力する回路等その他の回路を含んでも構わない。
半導体基板1上に光電変換素子2が形成され、その上に層間絶縁膜3、2つの配線4が順次形成されている。配線4上に保護層5が形成されている。更に、保護層5上に固体撮像装置全面に平坦化のための第1の樹脂層6が配置され、その上部の光電変換素子2上に樹脂製のカラーフィルタ層7が配置されている。カラーフィルタ層7の上部には第2の樹脂層8が配置されている。
ここで、第2の樹脂層8の表面上には図1(a)から分かるように第2の樹脂層8の周縁に沿って複数の凸部9が配置されている。凸部9を有する構成によって、表面保護テープの剥離が容易となり、樹脂層の剥離を低減することが可能となる。ここで、周縁とは、第2の樹脂層8の表面であって、第2の樹脂層8の端部(端面)に沿った部分である。
(第2の実施形態)
図2は本発明の第2の実施形態を示す。図2(a)は固体撮像装置の平面図、図2(b)は図2(a)のA−A線における断面図である。図2では図1と同一部分には同一符号を付している。本実施形態では、受光領域101を除く複数の周辺回路領域102全域に複数の凸部9が配置されている。その他の構成は図1と同様である。
図2は本発明の第2の実施形態を示す。図2(a)は固体撮像装置の平面図、図2(b)は図2(a)のA−A線における断面図である。図2では図1と同一部分には同一符号を付している。本実施形態では、受光領域101を除く複数の周辺回路領域102全域に複数の凸部9が配置されている。その他の構成は図1と同様である。
(第3の実施形態)
図3は本発明の第3の実施形態を示す。図3(a)は平面図、図3(b)は図3(a)のA−A線における断面図である。図3では図1と同一部分には同一符号を付している。本実施形態では、光電変換素子2を含む受光領域101の上部において凸部9は1つの光電変換素子2あたりに少なくとも2つ以上配置されている。
図3は本発明の第3の実施形態を示す。図3(a)は平面図、図3(b)は図3(a)のA−A線における断面図である。図3では図1と同一部分には同一符号を付している。本実施形態では、光電変換素子2を含む受光領域101の上部において凸部9は1つの光電変換素子2あたりに少なくとも2つ以上配置されている。
その際、受光領域101上において1つの光電変換素子2に対する凸部9の数は、受光領域101全域で同数とするのが望ましい。これは、後述するように表面保護テープを剥がす際に光電変換素子2への光学的影響がどの素子に対しても均一になるようにするためである。周辺回路領域102全域にも複数の凸部9を配置するのは図2の実施形態と同様である。その他の構成は図1の実施形態と同様である。
次に、本発明に係る固体撮像装置の製造方法を図4を用いて詳細に説明する。ここでは、図2の固体撮像装置を作製する場合の例を説明する。まず、図4(a)に示すように半導体基板1上に受光領域101及び周辺回路領域102を周知の半導体プロセスを用いて形成する。
この半導体プロセスは周知であるので詳しい説明は省略するが、受光領域101においては半導体基板1上に複数の光電変換素子2をマトリクス状に形成する。また、受光領域101と周辺回路領域102において半導体基板1上に層間絶縁膜3、2つの配線4、保護膜5を順次形成する。
次いで、図4(a)に示すように固体撮像装置の上面を平坦化するため、保護層5上に第1の樹脂層6を形成する。第1の樹脂層6には、例えば、フォトレジストのような樹脂をスピンコート法で塗布する。
続いて、図4(b)に示すように第1の樹脂層6上にカラーフィルタ層7を形成する。その際、フォトプロセスを用いて光電変換素子2を有する受光領域101の上部のみにカラーフィルタ層7が残るように配置する。
次に、図4(c)に示すようにカラーフィルタ層7を保護するための第2の樹脂層8を、例えば、スピンコート法を用いて固体撮像装置全面に形成する。図4(c)に示すように周辺回路領域102の表面は平坦になる。
以上のプロセスは、半導体基板(シリコンウェーハ等)上に複数の固体撮像装置を配置した状態で形成する。
続いて、図4(d)に示すように第2の樹脂層8の表面上に凸部9を形成する。図4(d)では第2の樹脂層8の周辺回路領域102上に複数の凸部9を配置している。この表面に凸部9を形成する技術としては、例えば、カラーフィルタ層7上に集光目的で形成するマイクロレンズの形成技術を使用する。まず、フォトレジスト材料を塗布した後、露光、現像を行い、受光領域101を除くチップ全体に凸部9を形成する。
図3に示す固体撮像装置のように受光領域101上に凸部9を形成する場合には、光電変換素子1個に対し、カラーフィルタ層7を挟んで凸部9を2つ以上配置する。また、半導体基板1内でどの光電変換素子に対しても凸部9が同数になるように配置する。図4(d)の段階では凸部9は略矩形である。なお、図4(d)の凸部9は、形状が分かりやすいように個数を少なくして描写している。
次に、図4(e)に示すように熱処理を施し、断面が矩形の凸部9をリフローさせることにより少なくとも凸部9の頂部を半球形状にする。以上の処理により、半球状の凸部9が第2の樹脂層8上、即ち、固体撮像装置の表面に形成される。その後、図2に示すようにAlパッド10を覆っている第2の樹脂層8をドライエッチングにて除去し、電極であるAlパッド10を露出させる。
続いて、半導体基板1の裏面研磨の工程、ダイシングの工程、パッケージに実装する工程について説明する。まず、ウェーハの裏面を研摩するために図5(a)に示すように表面保護テープ11を貼り付け、裏面研削を行う。裏面研削終了後、表面保護テープ11を剥がす。
その際、第2の樹脂層8の周辺回路領域102上に複数の凸部9を配置しているため、図5(b)に示すように表面保護テープ11を剥がす時に第1、第2の樹脂層6、8並びにカラーフィルタ層7が剥がれにくくなる。即ち、凸部9は表面保護テープ11と第2の樹脂層8との接着力を弱めるためである。
比較のため、図6に、第2の樹脂層8上に凸部を形成せずに表面保護テープ11を貼り付けた場合の例を示す。本願発明者の実験によれば、裏面研削工程を行った後、表面保護テープ11を剥がすと、図7に示すように表面保護テープ11の粘着力によりカラーフィルタ層7が第1の樹脂層6ごと剥がれるチップがあった。これは、平坦な第2の樹脂層8の表面が表面保護テープ11と面全体で接着してしまうため、表面保護テープ11と第2の樹脂層8との単位面積あたりの粘着力が、第1の樹脂層6と固体撮像装置の表面との接着力よりも強いためである。
以上のように本実施形態では、第2の樹脂層8の表面に複数の凸部9を配置しているため、表面保護テープ11と第2の樹脂層8はその樹脂層上の凸部9の頂部とその近傍のみで接着する。そのため、単位面積あたりの表面保護テープ11の粘着力をより弱くすることが可能となる。よって、図7に示すような剥がれを生じ難くすることが可能となる。
また、凸部9の形状は表面保護テープ11と第2の樹脂層8の表面の実効的な接着領域が減じるようになっていれば、特に限定されるものではない。より好ましくは、その頂部が半球や錐体になっていると、表面保護テープ11を剥離する際に凸部9毎に剥離するようなことも発生しにくくなる。
更に、凸部9の形状は、例えば、マイクロレンズと同程度であれば十分であって、高さ0.2〜3μm、凸部9の大きさ(径)は2〜10μm、凸部間の隙間は0〜1μmが好ましい。
また、凸部は少なくとも固体撮像装置の上面、特に、Alパッドやスクライブラインのような樹脂層の覆われていない領域を囲むように配置することが好ましい。これにより、表面保護テープを引き剥がす際に端面の露出した第1の樹脂層が固体撮像装置の上面の接着界面から引き剥がされることを防ぐことができる。スクライブラインとはチップ1個1個に切断するダイシング時の切断線である。
更に、固体撮像装置をイメージセンサとして用いる場合に比べてAEセンサやAFセンサで用いる場合には光電変換素子の面積が大きくなる場合が多い。従って、AEセンサやAFセンサで用いる場合には、受光領域101において表面保護テープ11と第2の樹脂層8が密着してしまう可能性が高くなる。従って、受光領域101上にも凸部9を配置することが好ましく、1つの光電変換素子に対して凸部9を複数配置すると好ましい。
即ち、受光領域101上では凸部9を少なくとも2つ以上配置し、各光電変換素子に対して凸部の数が同数になるように配置する。こうすることで、凸部が存在することによる光電変換素子への光学的影響がどの素子に対しても均一になるため、固体撮像装置全体として光学的に凸部の存在は無視できる。
また、樹脂層の剥がれの発生は固体撮像装置表面の樹脂層の材質や表面パターン形状にも大きく依存するが、本実施形態では固体撮像装置の表面パターン等に応じて生産装置の改造、調整を行う必要がない。
なお、以上の実施形態では、半導体基板上に第1の樹脂層6、カラーフィルタ層7、第2の樹脂層8等を積層した構造を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、カラーフィルタ層と1層の樹脂層のみであってもよく、少なくとも樹脂層が1層あれば本発明は適用できる。
1 基板
2 光電変換素子
3 層間絶縁膜
4 配線
5 パッシベーション膜
6 第1の樹脂層
7 カラーフィルタ層
8 第2の樹脂層
9 凸部
10 Alパッド
11 表面保護テープ
101 受光領域
102 周辺回路領域
103 Alパッド領域
2 光電変換素子
3 層間絶縁膜
4 配線
5 パッシベーション膜
6 第1の樹脂層
7 カラーフィルタ層
8 第2の樹脂層
9 凸部
10 Alパッド
11 表面保護テープ
101 受光領域
102 周辺回路領域
103 Alパッド領域
Claims (6)
- 半導体基板上に、複数の光電変換素子を有する受光領域と、周辺回路を有する周辺回路領域とを有し、前記受光領域及び前記周辺回路領域の上に配されたカラーフィルタと、前記受光領域及び前記周辺回路領域の上であって前記カラーフィルタの上に配された樹脂層とを有する固体撮像装置において、前記樹脂層の端部に沿って、前記周辺回路領域の上に配された前記樹脂層の表面上に複数の凸部が配置されていることを特徴とする固体撮像装置。
- 前記凸部は、前記受光領域の上に配された前記樹脂層には配置されていないことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
- 前記凸部は、前記受光領域を除く前記周辺回路領域に配された前記樹脂層に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
- 前記凸部は、前記樹脂層の前記受光領域及び前記周辺回路領域の上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
- 前記凸部は、前記受光領域の上で1つの光電変換素子に対して少なくとも2つ以上配置され、前記1つの光電変換素子に対する前記凸部の数が同数であることを特徴とする請求項4に記載の固体撮像装置。
- 前記凸部は、頂部が半球状であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008150585A JP2009295917A (ja) | 2008-06-09 | 2008-06-09 | 固体撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2008150585A JP2009295917A (ja) | 2008-06-09 | 2008-06-09 | 固体撮像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009295917A true JP2009295917A (ja) | 2009-12-17 |
Family
ID=41543816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008150585A Pending JP2009295917A (ja) | 2008-06-09 | 2008-06-09 | 固体撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009295917A (ja) |
-
2008
- 2008-06-09 JP JP2008150585A patent/JP2009295917A/ja active Pending
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