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JP2009285340A - 布地洗浄具 - Google Patents

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JP2009285340A JP2008143489A JP2008143489A JP2009285340A JP 2009285340 A JP2009285340 A JP 2009285340A JP 2008143489 A JP2008143489 A JP 2008143489A JP 2008143489 A JP2008143489 A JP 2008143489A JP 2009285340 A JP2009285340 A JP 2009285340A
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Kazuo Oki
一雄 隠岐
Teruo Kubota
輝夫 窪田
Sayaka Nakamura
さやか 中村
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Kao Corp
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

【課題】布地についての優れた洗浄性を得る。
【解決手段】布地洗浄具10は、セル数が25mm当たり8〜15個である軟質ウレタンフォームのスポンジで形成された布地洗浄部11を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、布地洗浄具及びそれを用いた布地の洗浄方法に関する。
衣料等の布地を洗浄する場合、汚れのひどい部分や染みの付いた部分については、洗剤を付けて擦る等の洗浄を行う、或いは、かかる洗浄を行った後に洗濯機に投入することが一般に行われる。
特許文献1〜6には、衣料に洗剤を塗布した後、手もみしたり、ブラシやスポンジ等で擦るのが一般的であると記載されている。
特表平11−510714号公報 特表平11−503059号公報 特開平11−169578号公報 特開2000−189689号公報 特開2001−785号公報 特開2001−275753号公報
しかしながら、上記特許文献1〜6に開示された洗濯用具について、その構成は明確ではなく、用いられうるスポンジも食器洗浄用のスポンジ程度にしか考えられないのが現状である。
本発明の目的は、布地を傷めずに、布地についての優れた洗浄性を得ることである。
本発明の布地洗浄具は、セル数が25mm当たり8〜15個である軟質ウレタンフォームのスポンジで形成された布地洗浄部を備える。
本発明の布地の洗浄方法は、洗浄対象である布地を、洗剤を介在させて、セル数が25mm当たり8〜15個である軟質ウレタンフォームのスポンジで擦るものである。
本発明によれば、洗剤を介在させて洗浄対象である布地を擦る際に、セル数が25mm当たり8〜15個である軟質ウレタンフォームのスポンジを用いるので、布地を傷めずに、布地についての優れた洗浄性を得ることができる。
以下、実施形態について詳細に説明する。
(布地洗浄具)
図1は、本実施形態に係る布地洗浄具10を示す。
布地洗浄具10は、直方体形状に形成されている。この形状は生産性の観点から好ましい。但し、布地洗浄具10の形状はこれに限定されるものではなく、例えば、立法体形状、円柱形状、又は楕円体形状に形成されていてもよく、また、不定形形状に形成されていてもよい。例えば、図2(a)に示すように、局所的な汚れに対して力が加わりやすいように尖塔部を有した平面視で台形のブロック状に形成された形状であってもよく、図2(b)に示すように、さらに持ちやすさを考慮して幅方向の一方の上縁を面取りした形状であってもよい。
布地洗浄具10は、洗浄作業の作業性の観点から、サイズが、例えば、長さ7〜15cm、幅5〜10cm、及び厚さ2〜8cmであることが好ましい。
布地洗浄具10は、布地接触側である下側に設けられた布地洗浄部11とその布地接触側とは反対側である上側に接着剤等により一体に貼設された吸水起泡部12とを備えた積層構造を有する。
布地洗浄部11は、洗剤を介在させて洗濯対象である布地を擦る部分であり、セル数が25mm当たり8〜15個である、好ましくは10〜15個である軟質ウレタンフォームのスポンジで形成されている。セル数が25mm当たり8〜15個であることにより、セルを形成する骨格及びその剛性が適度なものとなるので、布地を損傷させることなく優れた洗浄性を得ることができる。ここで、本出願において「軟質ウレタンフォーム」とは、岩田敬治著、「ポリウレタン樹脂ハンドブック」(1987年初版)日刊工業新聞社、p.150〜221に記載の、一般的にオープンセル構造を有し、高い通気性を示す可逆変形可能なフォームをいう。軟質ウレタンフォームの物性は、特に限定されるものではないが、一般的には、JIS K7222に基づいて測定されるみかけ密度が10〜100kg/m、JIS K6400−5に基づいて測定される伸び率が80〜500%の範囲のものをいう。また、「スポンジ」とは、多孔性の海綿体状構造物をいう。さらに、セル数は、JIS6400−1付属書1に基づいて測定することができる。
布地洗浄部11を形成する軟質ウレタンフォームは、例えば、密度が20〜50kg/m、伸び率が80〜300%が好ましい。
布地洗浄部11を形成する軟質ウレタンフォームは、エステル系のものであってもよく、また、エーテル系のものであってもよい。
布地洗浄部11は、厚さが例えば2〜70mmであることが好ましい。
布地洗浄部11は、布地洗浄部11の縦横それぞれ50mmで且つ厚さ10mmの板状試験片に、孔径1mmのスポイトを用いて、板状試験片の上方20mmの高さから濃度1000ppmの界面活性剤の水溶液を5秒間で3g滴下したときに、板状試験片を通過する水溶液の量が1gに達するまでの液通過時間が2.5〜7.0秒である程度の液通過性を有することが好ましい。
布地洗浄部11は、洗浄性及び使い勝手の観点から、ASTM D1056に基づいて測定される25%圧縮荷重が5〜100kPaであることが好ましく、10〜70kPaであることがより好ましく、20〜50kPaであることが特に好ましい。
吸水起泡部12は、布地を洗浄する際、水及び洗剤水溶液を保持すると共に、空気を抱き込んで洗剤水溶液を泡立たせ、布地洗浄部11による洗浄性を高める部分であり、軟質ウレタンフォームのスポンジで形成されている。
吸水起泡部12を形成する軟質ウレタンフォームは、例えば、密度が15〜80kg/m、伸び率が80〜300%である。
吸水起泡部12を形成する軟質ウレタンフォームは、エステル系のものであってもよく、また、エーテル系のものであってもよい。
吸水起泡部12を形成する軟質ウレタンフォームのスポンジは、上記水及び洗剤水溶液の保持性並びに起泡性の観点から、セル数が25mm当たり20〜80個であることが好ましく、30〜60個であることがより好ましい。
吸水起泡部12は、水及び洗剤水溶液の保持性の観点から、液通過時間が8.0秒以上である程度の液通過性を有することが好ましい。
布地洗浄部11と吸水起泡部12との体積割合は、布地洗浄部11/吸水起泡部12=1/35〜7/1であることが好ましい。
なお、本実施形態では、布地洗浄部11と吸水起泡部12とを有する布地洗浄具10としたが、特にこれに限定されるものではなく、布地洗浄部のみで布地洗浄具を構成してもよい。但し、水及び洗剤水溶液を保持して十分に泡立たせた後に布地を擦った方がより高い洗浄性を得ることができる観点からは、本実施形態の構成の方が好ましい。また、その他、布地洗浄具は、他の用途のスポンジを有する構成であってもよく、さらに、プラスチック製ハンドル等の他部材を有する構成であってもよい。
(布地の洗浄方法)
本実施形態に係る布地の洗浄方法では、洗浄対象である布地を、洗剤を介在させて、上記布地洗浄具10の布地洗浄部11、つまり、セル数が25mm当たり8〜15個である軟質ウレタンフォームのスポンジで擦るものである。
洗浄対象である布地は、衣料全般を含み特に限定されるものではないが、本実施形態に係る布地の洗浄方法は、特にYシャツの襟や袖、靴下の汚れを落とすのに効果的である。
洗剤は、固形状洗剤、粉末状洗剤、ペースト状洗剤、液体状洗剤等特に限定されるものではないが、塗布の容易さの観点からはペースト状洗剤及び液体状洗剤を用いることが好ましく、また、塗布量の確認の容易さの観点からはペースト状洗剤を用いることが好ましい。
洗浄に用いる洗剤は、繊維製品や用いる水の量、汚れの度合い等により適量を用いればよい。
洗浄した布地は、濯いだ後に水を絞って乾燥させてもよく、また、洗濯機に投入して本洗濯に供してもよい。
以下、実施例について説明する。
(洗剤及び布地洗浄具)
<洗剤>
洗剤A〜Eを準備した。洗剤A〜Eは、具体的には、
○洗剤A:固形洗濯用石鹸(ミヨシ石鹸株式会社製)
○洗剤B:粉末衣料用洗剤(花王社製 商品名:アタック)
○洗剤C:ペースト状洗剤(脂肪酸ナトリウム1を20.0質量%、脂肪酸ナトリウム2を5.0質量%、脂肪酸ナトリウム3を3.0質量%、非イオン界面活性剤1を1.2質量%、非イオン界面活性剤2を1.0質量%、アルキルエーテル硫酸Naを7.4質量%、両性界面活性剤1を0.8質量%、両性界面活性剤2を1.0質量%、亜硫酸ナトリウム0.1質量%、ポリアクリル酸ナトリウムを10.0質量%、粘度調整剤を1.0質量%、溶解性促進剤1を1.5質量%、溶解性促進剤2を0.5質量%、溶解性促進剤3を4.0質量%、pH調整剤を0.2質量%、香料を0.3質量%、及び水を43.0質量%の成分比で万能撹拌機を用いて混合して得られたもの)
但し、
・脂肪酸ナトリウム1:オレイン酸ナトリウム(花王社製 商品名:ルナックO−Aを炭酸ナトリウムでドライ中和して細かく砕いたもの
・脂肪酸ナトリウム2:パルミチン酸ナトリウム(花王社製 商品名:ルナックP−95を炭酸ナトリウムでドライ中和して細かく砕いたもの
・脂肪酸ナトリウム3:ヤシ油脂肪酸ナトリウム
・非イオン界面活性剤1:炭素数12〜14の直鎖2級アルコールエトキシレート(日本触媒社製 商品名:ソフタノール70)
・非イオン界面活性剤2:アルキルグルコシド、ドデシルグルコシド(糖平均縮合度=1.5)
・アルキルエーテル硫酸Na:炭素数12のアルコールにエチレンオキシド平均1.5モル、プロピレンオキシド平均2モル、及びエチレンオキシド平均0.4モルのブロック付加物
・両性界面活性剤1:ジメチルラウリルアミンオキサイド(花王社製 商品名:アンヒトール20N、純分換算量)
・両性界面活性剤2:ラウリル(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル)ジメチルベタイン(花王社製 商品名:アンヒトール20HD、純分換算量)
・亜硫酸ナトリウム:和光純薬工業社製
・ポリアクリル酸ナトリウム:BASF社製 商品名:SokalanPA 40 powder、平均分子量15000
・メチルグリシン二酢酸三Na:BASFジャパン社製 商品名:トリロンM、純分換算量
・粘度調整剤:ポリプロピレングリコール(旭硝子社製 商品名:PPG-1000)
・溶解促進剤1:p−トルエンスルホン酸ナトリウム
・溶解促進剤2:三井化学ポリウレタン社製 プロピレングリコール
・溶解促進剤3:エタノール、純分換算量
・pH調整剤:48質量%水酸化ナトリウム水溶液、純分換算量
・香料:特開平8−239700号公報の実施例記載の組成の香料
である。
○洗剤D:液体衣料用洗剤(花王社製 商品名:液体アタック)
○洗剤E:液体食器用洗剤(花王社製 商品名:ファミリーフレッシュ)
である。
<布地洗浄具>
布地洗浄具1〜12を準備した。布地洗浄具1〜12は、具体的には、
○布地洗浄具1:長さ120mm、幅70mm、及び厚さ40mmの直方体形状のスポンジ(8)で形成された布地洗浄部のみからなる布地洗浄具
○布地洗浄具2:長さ120mm、幅70mm、及び厚さ40mmの直方体形状のスポンジ(10)で形成された布地洗浄部のみからなる布地洗浄具
○布地洗浄具3:長さ120mm、幅70mm、及び厚さ40mmの直方体形状のスポンジ(13)で形成された布地洗浄部のみからなる布地洗浄具
○布地洗浄具4:長さ120mm、幅70mm、及び厚さ40mmの直方体形状のスポンジ(15)で形成された布地洗浄部のみからなる布地洗浄具
○布地洗浄具5:長さ120mm、幅70mm、及び厚さ18mmの直方体形状のスポンジ(8)で形成された布地洗浄部の上側に厚さ22mmのスポンジ(20)で形成された吸水起泡部が貼設された布地洗浄具
○布地洗浄具6:長さ120mm、幅70mm、及び厚さ18mmの直方体形状のスポンジ(8)で形成された布地洗浄部の上側に厚さ22mmのスポンジ(50)で形成された吸水起泡部が貼設された布地洗浄具
○布地洗浄具7:長さ120mm、幅70mm、及び厚さ18mmの直方体形状のスポンジ(8)で形成された布地洗浄部の上側に厚さ22mmのスポンジ(80)で形成された吸水起泡部が貼設された布地洗浄具
○布地洗浄具8:長さ120mm、幅70mm、及び厚さ18mmの直方体形状のスポンジ(13)で形成された布地洗浄部の上側に厚さ22mmのスポンジ(20)で形成された吸水起泡部が貼設された布地洗浄具
○布地洗浄具9:長さ120mm、幅70mm、及び厚さ18mmの直方体形状のスポンジ(13)で形成された布地洗浄部の上側に厚さ22mmのスポンジ(50)で形成された吸水起泡部が貼設された布地洗浄具
○布地洗浄具10:長さ120mm、幅70mm、及び厚さ18mmの直方体形状のスポンジ(13)で形成された布地洗浄部の上側に厚さ22mmのスポンジ(80)で形成された吸水起泡部が貼設された布地洗浄具
○布地洗浄具11:長さ120mm、幅70mm、及び厚さ40mmの直方体形状のスポンジ(6)で形成された布地洗浄部のみからなる布地洗浄具
○布地洗浄具12:長さ120mm、幅70mm、及び厚さ40mmの直方体形状のスポンジ(20)で形成された布地洗浄部のみからなる布地洗浄具
である。
ここで、スポンジは、具体的には、
・スポンジ(6):セル数が25mm当たり6個、密度30kg/m、伸び率が90%であるポリエステル系軟質ウレタンフォームのスポンジ
・スポンジ(8):セル数が25mm当たり8個、密度30kg/m、伸び率が100%であるポリエステル系軟質ウレタンフォームのスポンジ
・スポンジ(10):セル数が25mm当たり10個、密度30kg/m、伸び率が130%であるポリエステル系軟質ウレタンフォームのスポンジ
・スポンジ(13):セル数が25mm当たり13個、密度30kg/m、伸び率が150%であるポリエステル系軟質ウレタンフォームのスポンジ
・スポンジ(15):セル数が25mm当たり15個、密度30kg/m、伸び率が150%であるポリエステル系軟質ウレタンフォームのスポンジ
・スポンジ(20):セル数が25mm当たり20個、密度30kg/m、伸び率が150%であるポリエステル系軟質ウレタンフォームのスポンジ
・スポンジ(50):セル数が25mm当たり50個、密度30kg/m、伸び率が200%であるポリエステル系軟質ウレタンフォームのスポンジ
・スポンジ(80):セル数が25mm当たり80個、密度75kg/m、伸び率が200%であるポリエステル系軟質ウレタンフォームのスポンジ
である。
(試験評価方法)
<保水性>
布地洗浄具1〜12のそれぞれについて、6gの面積分を切り出して試験片とし、それを水中に投入して水から引き上げた後の吸水後質量(g)を測定し、その測定値から吸水前質量(6g)を差し引いたものを吸水量(g)とした。そして、保水性を、下記式
保水性=吸水量(g)/吸水前質量(6g)
によって算出した。
<起泡性>
布地洗浄具1〜12のそれぞれについて、長さ120mm、幅70mm、及び厚さ40mmの形状に切り出して試験片とし、それに洗剤Cを3g塗布し、水を十分に馴染ませた後、手で20回揉んだ。そして、起泡性を以下の判定基準
○:指と指の間から泡がはみだした後、下に落下する程度発泡する
△:指と指の間から泡がはみだすが、落下するほど泡立たない
×:指と指の間から泡がはみださない
により評価した。
<洗浄性>
−実施例1−
全自動2槽式洗濯機(東芝銀河3.6)の洗濯槽にJIS K3362:1998に記載された使用水40Lを入れ、これに30足の新品靴下(グンゼ社製 商品名:サポート&クリーン(綿・アクリル・ポリエステル・ポリウレタン製))を入れ、そこにさらにJIS K3362:1998に記載された洗浄力判定用指標洗剤(蛍光増白剤無添加)を53g(無水物換算)投入した。そして、洗濯10分、脱水1分、15L/minの水量での流水濯ぎ8分、脱水5分の処理を行った後、室内で自然乾燥させた。これを5サイクル繰り返した。
上記の靴下を小中学生10人に配布して1日着用してもらい、回収した靴下のうち、汚れの量が多いもので且つ左右の汚れが同等のものを6足(12枚)選び、このうち左半分の6枚を洗濯前処理用の靴下汚れ布とし、右半分の6枚をブランク用の靴下汚れ布とし、洗浄性の試験評価に使用した。
自動2槽式洗濯機(東芝銀河3.6)の洗濯槽にJIS K3362:1998に記載された使用水40Lを入れ、これに1.4kgの綿製の未着用肌着及び0.6kgの綿/ポリエステル混紡の未着用ワイシャツを入れ、そこにさらにJIS K3362:1998に記載された洗浄力判定用指標洗剤(蛍光増白剤無添加)を53g(無水物換算)投入した。
洗剤C3gを洗濯用スポンジに塗布して適量の水で泡立てた後、布地洗浄具1を用いて、ステンレス製の洗面台に置いた靴下汚れ布を1枚当たり1分間擦り洗いする洗濯前処理を行った。
上記洗濯槽に洗濯前処理を施した靴下汚れ布6枚(3段階の汚れを各2枚ずつ)を入れて10分間普通洗浄し、その後脱水1分、15L/minの水量での流水濯ぎ8分、脱水5分の処理を行った後、室内で自然乾燥させた。
そして、洗濯前処理を施さないで10分間普通洗浄を行った靴下汚れ布をブランクとして、目視により一対比較し、洗浄性を以下の判定基準
◎:3段階の汚れ全てにおいて、ブランクより明らかに汚れが落ちている
○:3段階の汚れ全てにおいて、ブランクよりやや汚れが落ちている
△:3段階の汚れ全てにおいて、ブランクとほとんど差がない
×:3段階の汚れ全てにおいて、ブランクより汚れ落ちに劣る
により評価した。
これを実施例1とした。
−実施例2〜17並びに比較例1及び2−
同様に、洗剤Cと布地洗浄具2との組合せを実施例2、洗剤Cと布地洗浄具3との組合せを実施例3、洗剤Cと布地洗浄具4との組合せを実施例4、洗剤Cと布地洗浄具5との組合せを実施例5、洗剤Cと布地洗浄具6との組合せを実施例6、洗剤Cと布地洗浄具7との組合せを実施例7、洗剤Cと布地洗浄具8との組合せを実施例8、洗剤Cと布地洗浄具9との組合せを実施例9、洗剤Cと布地洗浄具10との組合せを実施例10、洗剤なしと布地洗浄具3との組合せを実施例11、洗剤なしと布地洗浄具9との組合せを実施例12、洗剤Cと布地洗浄具11との組合せを比較例1、及び洗剤Cと布地洗浄具12との組合せを比較例2とした。
また、洗剤Aと布地洗浄具9との組合せを実施例13、洗剤Bと布地洗浄具9との組合せを実施例14、洗剤Cと布地洗浄具9との組合せを実施例15(実施例9と同一)、洗剤Dと布地洗浄具9との組合せを実施例16、洗剤Eと布地洗浄具9との組合せを実施例17とした。
<布地損傷性>
上記実施例1〜17並びに比較例1及び2のそれぞれについて、布地損傷性を以下の判定基準
○:布地の損傷がない
△:布地表面がわずかに毛羽立つ
×:布地表面が非常に毛羽立つ
により評価した。
(試験評価結果)
試験結果を表1及び2に示す。
Figure 2009285340
Figure 2009285340
表1及び2によれば、保水性は、布地洗浄具1が4.5、布地洗浄具2が6.5、布地洗浄具3が8.6、布地洗浄具4が10.2、布地洗浄具5が12.1、布地洗浄具6が16.9、布地洗浄具7が28.5、布地洗浄具8が12.9、布地洗浄具9が17.8、布地洗浄具10が29.7、布地洗浄具11が1.8、及び布地洗浄具12が13.4であった。
起泡性は、布地洗浄具2〜10及び12が○、布地洗浄具1が△、そして、布地洗浄具11が×であった。
洗浄性は、実施例1〜3、5〜10、及び13〜17が◎、実施例4及び比較例1が○、実施例11及び12が△、そして、比較例2が×であった。
布地損傷性は、実施例1が△、実施例2〜17及び比較例2が○、そして、比較例1が×であった。
本発明は、布地洗浄具及びそれを用いた布地の洗浄方法に関する。
布地洗浄具の斜視図である。 (a)及び(b)は布地洗浄具の変形例の斜視図である。
符号の説明
10 布地洗浄具
11 布地洗浄部
12 吸水起泡部

Claims (3)

  1. セル数が25mm当たり8〜15個である軟質ウレタンフォームのスポンジで形成された布地洗浄部を備えた布地洗浄具。
  2. 上記布地洗浄部の布地接触側とは反対側に貼設されセル数が25mm当たり20〜80個である軟質ウレタンフォームのスポンジで形成された吸水起泡部をさらに備えた請求項1に記載の布地洗浄具。
  3. 洗浄対象である布地を、洗剤を介在させて、セル数が25mm当たり8〜15個である軟質ウレタンフォームのスポンジで擦る布地の洗浄方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014061779A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Inoac Corp 洗車ブラシ用洗浄片
JP2020069779A (ja) * 2018-10-29 2020-05-07 株式会社サンリュウ トナー画像転写方法

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