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JP2009265776A - 画像処理装置 - Google Patents

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JP2009265776A
JP2009265776A JP2008111873A JP2008111873A JP2009265776A JP 2009265776 A JP2009265776 A JP 2009265776A JP 2008111873 A JP2008111873 A JP 2008111873A JP 2008111873 A JP2008111873 A JP 2008111873A JP 2009265776 A JP2009265776 A JP 2009265776A
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JP
Japan
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image
band
memory
image processing
processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2008111873A
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English (en)
Inventor
Toshimasa Matsuki
逸応 松木
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract


【課題】 高速な画像処理を実現することができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】 読み出しアクセスコントローラ204が、現在処理中のラインが有効エリア内かどうかを判断する。具体的には、現在処理ラインが、有効エリア開始ライン以上、かつ有効エリア終了ライン以下であれば有効エリア内と判断し、これ以外の場合は、無効エリア内と判断する。現在処理ラインが有効エリア内であれば、読み出しアクセスコントローラ204が、読み出しDMAコントローラ201を起動させて、メモリアクセスを発生させる。有効エリア外と判断されると、メモリアクセスを発生しない。書き込みの場合も同様に、有効エリア内かどうかを判断して、有効エリア外であればメモリアクセスを発生しない。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ダイレクトメモリアクセス(略称DMA)方式によってデータを転送することができる画像処理装置に関する。
複写装置、スキャナ装置、プリンタ装置およびファクシミリ装置などの機能を1つにまとめた複合装置などに搭載され、画像データを処理する画像処理装置では、近年、カラー化の対応が行われている。カラー化によってデータ容量は増大し、このような画像処理装置では、データ処理の高速化が要求されている。画像処理装置では、ダイレクトメモリアクセス(Direct Memory Access、略称DMA)方式によってデータを転送することによって、データ処理の高速化が図られている。
特許文献1には、主制御部である中央演算処理装置(Central Processing Unit、略称CPU)と、プログラム可能なDMA制御装置とを含む装置が開示される。CPUは、必要なDMA転送プログラムとパラメータとを、DMA制御装置にダウンロードする。DMA制御装置は、DMA転送プログラムを実行して、データ転送を行う。DMA制御装置は、データ転送を完了すると、割り込みをCPUに送る。
特許文献2に開示される技術では、複数のDMA回路と各DMA回路を起動させるセレクタ回路が設けられ、各DMA回路が連携される。各DMA回路を連携するための連携設定は、CPUによる書き込み、読み出し指令の出力により行われる。
特表2001−502082号公報 特開2006−172107号公報
画像処理装置では、1ページ分の画像データを、複数のバンドに分割してバンド毎に順次に処理するものがある。
前記特許文献1に開示される技術を、このような画像処理装置に用いた場合、分割されたバンドごとの異なるデータ転送を順次に行うにあたって、DMA制御装置は、データ転送が完了する毎に、割込みをCPUに送り、CPUは、割込みを与えられる毎に、必要なDMA転送プログラムとパラメータとをDMA制御装置にダウンロードする必要がある。したがってCPUの処理負荷が発生し、CPUのパフォーマンスが低下してしまうという問題がある。
前記特許文献2に開示される技術を、このような画像処理装置に用いた場合、処理が不要なときでもDMA回路によってデータが転送されてしまい、バスの帯域を圧迫してしまうという問題がある。1ページ分の画像データには、処理が必要なバンドと、処理が不要なバンドとがある。それにも拘わらず、全てのバンドについて、DMA回路によってデータを転送して処理するので、前述のような問題が生じる。
本発明の目的は、高速な画像処理を実現することができる画像処理装置を提供することである。
本発明は、1ページ分の画像データを、複数バンドに分割してバンド毎に順次処理する画像処理装置であって、
画像データの書き込みおよび画像データの読み出しが可能なメモリと、
画像を読み取る画像読取装置からメモリへ、画像データをバンド毎に転送し、1バンド分の画像データを転送するたびに1バンド転送完了通知を出力する画像入力モジュールと、
画像入力モジュールからの1バンド転送完了通知に応答して、画像入力モジュールによって画像読取装置からメモリへ転送された1バンド分の画像データを読み出して画像処理を行い、画像処理後の1バンド分の画像データをメモリへ転送するたびに1バンド転送完了通知を出力する画像処理モジュールと、
画像処理モジュールからの1バンド転送完了通知に応答して、画像処理モジュールからメモリへ転送された画像処理後の1バンド分の画像データを読み出し、後処理を行い、後処理後の1バンド分の画像データをメモリへ転送するたびに1バンド転送完了通知を出力する画像圧縮モジュールと、を含み、
画像処理モジュールは、画像入力モジュールによって画像読取装置からメモリへ転送された1バンド分の画像データが、画像処理を行うべきバンドかそうでないかを判断し、行わないバンドであると判断したときは、メモリアクセスを行うことなく後処理モジュールに対して1バンド転送完了通知を出力することを特徴とする画像処理装置である。
また本発明は、前記画像入力モジュールは、後処理モジュールから1バンド転送完了通知が与えられるまで、メモリに対して画像読取装置からの画像データの書き込みを行わないことを特徴とする。
また本発明は、メモリ上の画像処理が行われる領域を有効画像エリアと設定し、画像処理が行われない領域を無効画像エリアと設定したとき、
画像処理モジュールは、画像入力モジュールから、設定された有効画像エリアを含むバンドの1バンド転送完了通知を与えられたとき、有効画像エリアのみに画像処理を行い、メモリへのアクセスを発生させ、当該バンドの転送完了時に後処理モジュールに対して、1バンド転送完了を通知することを特徴とする。
また本発明は、画像処理モジュールは、各モジュールの連携における一連の画像処理において、ウォータマークを合成する処理を行うことを特徴とする。
また本発明は、ウォータマークを合成する処理を行う際に、メモリ上の2つの領域を使って、交互に3バンド以上の画像を転送することを特徴とする。
本発明によれば、画像処理モジュールが、画像入力モジュールによって画像読取装置からメモリへ転送された1バンド分の画像データに対して、画像処理を行うべきバンドかそうでないかを判断する。画像処理を行わないバンドであると判断したときは、メモリアクセスを行うことなく後処理モジュールに対して1バンド転送完了通知を出力する。
これにより、画像処理を行う必要のないバンドについては、メモリアクセスを行うことなく転送完了通知を出力するので、必要以上のデータ転送処理が発生せず、高速な画像処理を実現することができる。
また本発明によれば、前記画像入力モジュールは、後処理モジュールから1バンド転送完了通知が与えられるまで、メモリに対して画像読取装置からの画像データの書き込みを行わない。
これにより、メモリ上での画像データの上書きを防止することができる。
また本発明によれば、画像処理モジュールは、画像入力モジュールから、設定された有効画像エリアを含むバンドの1バンド転送完了通知を与えられたとき、有効画像エリアのみに画像処理を行い、メモリへのアクセスを発生させ、当該バンドの転送完了時に後処理モジュールに対して、1バンド転送完了を通知する。
これにより、1つのバンドの途中ラインにおいて有効画像エリアから無効画像エリアへ切り替わる、または無効画像エリアから有効画像エリアへ切り替わる場合であっても有効画像エリアのみに処理施すことができるので、より高速な画像処理を実現することができる。
また本発明によれば、画像処理モジュールは、各モジュールの連携における一連の画像処理において、ウォータマークを合成する処理を行う。
ウォータマークの合成は、一部のエリアにのみ施す画像処理であるので、このような合成処理を行う際により高速な画像処理を実現することができる。
また本発明によれば、ウォータマークを合成する処理を行う際に、メモリ上の2つの領域を使って、交互に3バンド以上の画像を転送する。
いわゆる、リングバッファ動作を利用することで、メモリに必要な記憶容量を小さくすることができる。
図1は、本発明の実施の一形態である画像処理装置1の構成示す概略図である。
画像処理装置1は、画像入力モジュール101、画像合成モジュール102、画像圧縮モジュール103、メモリコントローラ104およびメモリ105を含んで構成される。
画像入力モジュール101は、画像処理装置1に外部接続される画像読取装置からの画像データを、メモリコントローラ104を介してメモリ105へバンド毎に転送する。データをメモリ105へ転送する際は、1バンド分の画像データを転送するたびに1バンド転送完了通知を画像合成モジュール102へと出力する。
画像合成モジュール102は、1ページの画像データのうち、1部分、たとえば1バンド分の画像合成処理を行い、画像入力モジュール101からメモリ105へ転送された1バンド分の画像データを、画像入力モジュール101から出力される転送完了通知に応答して合成処理を行う。
処理済みのデータをメモリ105へ転送する際は、1バンド分の画像データを転送するたびに1バンド転送完了通知を画像圧縮モジュール103へと出力する。
画像圧縮モジュール103は、画像合成モジュール102からメモリ105へ転送された画像データを1バンド毎に読み出し、画像圧縮処理等の後処理を行った後、メモリ105へデータを転送する。
メモリコントローラ104は、各モジュールからの画像データをメモリ105へ書き込むとき、および各モジュールがメモリ105から画像データを読み出すときのインターフェースである。
メモリ105は、各モジュールから書き込まれる画像データを記憶する。
画像入力モジュール101と画像合成モジュール102、画像合成モジュール102と画像圧縮モジュール103は、DMA連携可能に構成されている。
図2は、画像合成モジュール102の構成を示すブロック図である。
画像合成モジュール102は、読み出しDMAコントローラ201、画像演算部202、書き込みDMAコントローラ203、読み出しアクセスコントローラ204、制御レジスタ205、書き込みアクセスコントローラ206を含んで構成される。
画像処理が必要なデータに対しては、読み出しDMAコントローラ201がメモリ105にアクセスして画像データを読み出し、画像演算部202が画像処理を施し、書き込みDMAコントローラ203が、メモリ105にアクセスして画像処理済み画像データを書き込む。
読み出しDMAコントローラ201は、読み出しアクセスコントローラ204からの起動信号が有効である場合にメモリコントローラ104に対して、画像データの読み出しを行う。
画像演算部202は、読み出しDMAコントローラ201によってメモリ105から読み出された画像データに対して予め定める画像処理を行うモジュールである。
書き込みDMAコントローラ203は、書き込みアクセスコントローラ206からの起動信号が有効である場合にメモリコントローラ104に対して、画像処理済みのデータの書き込みを行う。
読み出しアクセスコントローラ204は、制御レジスタ205に設定されるオフセット連携設定および、有効エリア開始ライン、有効エリア終了ライン設定情報から1ページの画像データに含まれる有効エリア、無効エリアを認識する。
画像入力モジュール101からのバンド転送完了通知信号を与えられたとき、無効エリアであった場合は、画像演算部202による画像処理を行う必要がないので、読み出しDMAコントローラ201を起動させずに、バンド転送完了応答のみ発行する。有効エリアであった場合は、読み出しDMAコントローラ201を起動させて、メモリアクセスを発生させる制御回路である。
書き込みアクセスコントローラ206は、制御レジスタ205に設定されるオフセット連携設定および、有効エリア開始ライン、有効エリア終了ライン設定情報から1ページの画像データに含まれる有効エリア、無効エリアを認識する。
無効エリアであった場合は、画像演算部202による画像処理を行う必要がないので、書き込みDMAコントローラ203を起動させずに、バンド転送完了応答のみ発行する。有効エリアであった場合は、書き込みDMAコントローラ203を起動させて、メモリアクセスを発生させる。
制御レジスタ205は、オフセット連携の有効無効設定レジスタ、有効エリア開始ライン、有効エリア終了ライン設定レジスタを含む各種設定用レジスタを備える。
ここで、画像合成モジュール102が行う画像処理としては、ウォータマークの合成処理がある。ウォータマークの合成は、1ページの画像データ全体ではなく一部、たとえば1ページの上下方向の中央部に配置されるように合成される。したがって1ページ分の画像データには、ウォータマークのデータが合成されるバンドと、ウォータマークのデータが合成されないバンドとがある。
有効エリアとしては、ウォータマークのデータが合成されるバンドを含むエリアであり、無効エリアとしては、ウォータマークのデータが合成されないバンドを含むエリアである。
図3は、オフセット連携時の画像データ読み出しDMA制御フローである。
1ページ分の画像データの転送を開始すると、ステップS1で、画像入力モジュール101からのバンド転送完了通知待ち状態となる。
画像入力モジュール101からのバンド転送完了通知を検知すると、ステップS2で読み出しアクセスコントローラ204は、現在処理ラインと有効エリア開始ラインとの比較を行う。
続いてステップS3で、読み出しアクセスコントローラ204は、現在処理ラインと有効エリア終了ラインとの比較を行う。
図4は、メモリ105上の画像データの有効、無効エリアを説明するための概念図である。
1ページ分の画像データ10は、複数のバンド(Band1、Band2、…)に分割される。有効エリア11、すなわち画像処理を施す必要があるエリアと無効エリア12、すなわち画像処理を施す必要がないエリアとは、分割されたバンドの境界とは無関係に設定される。したがって、1つの有効エリア11、無効エリア12が、複数のバンドにまたがって設定されることもある。図4に示した例では、たとえば無効エリア12がBand1からBand3の途中ラインまで設定され、Band3のその次のライン(有効エリア開始ラインL1)からBand5の途中ライン(有効エリア終了ラインL2)まで有効エリア11が設定される。
有効エリア開始ラインL1から有効エリア終了ラインL2までが有効エリア11であり、その他は無効エリア12と認識される。
バンドは、画像データの主走査方向の複数のラインから構成されており、有効エリア開始ラインL1、有効エリア終了ラインL2も主走査方向のラインである。したがって、有効エリア開始ラインL1、有効エリア終了ラインL2によって、副走査方向のエリア幅が決定される。
主走査方向の有効エリア幅については、たとえば、画像の主走査方向両端部分は、一定の幅をもって無効エリアとなり無効エリア以外の中央部分はすべて有効エリアとなる。
このように有効エリア、無効エリアは、主走査方向幅と副走査方向幅とによって決定されるが、主走査方向有効エリアは、予め定められており、バンドごとに変化することはないので、有効エリア、無効エリアを決定するには、副走査方向のエリア幅に依存する。
ステップS4では、読み出しアクセスコントローラ204が、現在処理ラインが有効エリア内かどうかを判断する。具体的には、現在処理ラインが、有効エリア開始ライン以上、かつ有効エリア終了ライン以下であれば有効エリア内と判断し、これ以外の場合は、無効エリア内と判断する。
有効エリアが1ページ内に複数設定される場合は、開始ライン、終了ラインが複数あることになるので、現在処理ラインは、1つの有効エリアに対応する開始ラインと終了ラインのペアごとにエリア内にあるかどうかを判断する。
現在処理ラインが有効エリア内であれば、ステップS5に進み、読み出しアクセスコントローラ204が、読み出しDMAコントローラ201を起動させて、メモリアクセスを発生させる。有効エリア外と判断されると、メモリアクセスを発生しない。
ステップS6では、現在処理ラインをカウントアップする。ステップS7では、現在処理ラインがバンドの最終ラインであるかどうかを判断する。現在処理ラインがバンドの最終ラインでなければ、ステップS2に戻り、次の現在処理ラインについて上記の処理を繰り返す。現在処理ラインがバンドの最終ラインであれば、ステップS8でバンド転送完了応答発生処理に移行し、画像入力モジュール101へバンド転送完了応答を行う。
ステップS9では、1ページ分の転送が完了したかどうか判断する。1ページ分の転送が完了していなければ、ステップS1に戻り、次のバンドの転送完了通知を待つ状態となる。1ページ分の転送が完了していれば、画像読み出しDMA処理を終了する。
図5は、オフセット連携時における画像データ書き込みDMA制御フローである。
書き込みアクセスコントローラ206は、読み出しアクセスコントローラ204からのライン管理信号により、現在処理ラインをカウントする。このライン管理信号は、有効エリア、無効エリアにかかわらず書き込みアクセスコントローラ206へと供給される。このライン管理信号をカウントするカウンタが、有効エリアに到達することで書き込み制御が開始される。
1ページ分の画像データの転送を開始すると、ステップS11で書き込みアクセスコントローラ206は、現在処理ラインと有効エリア開始ラインとの比較を行う。続いてステップS12で、書き込みアクセスコントローラ206は、現在処理ラインと有効エリア終了ラインとの比較を行う。
ステップS13では、書き込みアクセスコントローラ206が、現在処理ラインが有効エリア内かどうかを判断する。具体的には、現在処理ラインが、有効エリア開始ライン以上、かつ有効エリア終了ライン以下であれば有効エリア内と判断し、これ以外の場合は、無効エリア内と判断する。
現在処理ラインが有効エリア内であれば、ステップS14に進み、書き込みアクセスコントローラ206が、書き込みDMAコントローラ203を起動させて、メモリアクセスを発生させる。有効エリア外と判断されると、メモリアクセスを発生しない。
ステップS15では、現在処理ラインをカウントアップする。ステップS16では、現在処理ラインがバンドの最終ラインであるかどうかを判断する。現在処理ラインがバンドの最終ラインでなければ、ステップS11戻り、次の現在処理ラインについて上記の処理を繰り返す。現在処理ラインがバンドの最終ラインであれば、ステップS17でバンド転送完了通知発生処理に移行し、画像圧縮モジュール103へバンド転送完了通知を行う。
ステップS18では、画像圧縮モジュール103からのバンド転送完了応答待ち状態となる。画像圧縮モジュール103からのバンド転送完了応答を検出すると、ステップS19に進み、1ページ分の転送が完了したかどうか判断する。1ページ分の転送が完了していなければ、ステップS11に戻り、1ページ分の転送が完了していれば、画像書き込みDMA処理を終了する。
本発明では、メモリ105画像の転送については特に制限されないが、メモリ上の2つの領域を使って、交互に3バンド以上の画像を転送する、いわゆる、リングバッファ動作を利用することが可能で、これによりメモリに必要な記憶容量を小さくすることができる。
リングバッファ動作を利用した場合は、データの上書きが発生するおそれがある。従来のバンドバッファ転送では、2つの回路でバンドバッファを介してデータ転送を行うが、本発明では画像入力モジュール101と画像合成モジュール102と画像圧縮モジュール103がそれぞれ同じバンド領域を共有する。
画像データが、画像合成モジュール102から画像圧縮モジュール103へ転送される前に画像入力モジュール101から次のバンドの画像データの転送を開始すると画像データが上書きされてしまうので、画像合成モジュール102は、画像圧縮モジュール103からのバント転送完了応答を待ってから、画像入力モジュール101へバンド転送完了応答を通知する。
図6は、画像入力モジュール101の転送を強制終了させる場合について説明するための図である。
画像合成モジュール102が、画像入力モジュール101よりも前に1ページ分の画像処理を完了した場合、強制終了信号を画像入力モジュール101に対して発行し、画像入力モジュール101からのDMA転送を強制終了させる。
このような場合に、画像入力モジュール101からの転送処理が発生すると、メモリ105上の画像データが上書きされるおそれがあるので、画像入力モジュール101からの転送処理を強制終了させることでデータの上書きを防止することができる。
本発明の実施の一形態である画像処理装置1の構成示す概略図である。 画像合成モジュール102の構成を示すブロック図である。 オフセット連携時の画像データ読み出しDMA制御フローである。 メモリ105上の画像データの有効、無効エリアを説明するための概念図である。 オフセット連携時における画像データ書き込みDMA制御フローである。 画像入力モジュール101の転送を強制終了させる場合について説明するための図である。
符号の説明
1 画像処理装置
101 画像入力モジュール
102 画像合成モジュール
103 画像圧縮モジュール
104 メモリコントローラ
105 メモリ
201 読み出しDMAコントローラ
202 画像演算部
203 書き込みDMAコントローラ
204 読み出しアクセスコントローラ
205 制御レジスタ
206 書き込みアクセスコントローラ

Claims (5)

  1. 1ページ分の画像データを、複数バンドに分割してバンド毎に順次処理する画像処理装置であって、
    画像データの書き込みおよび画像データの読み出しが可能なメモリと、
    画像を読み取る画像読取装置からメモリへ、画像データをバンド毎に転送し、1バンド分の画像データを転送するたびに1バンド転送完了通知を出力する画像入力モジュールと、
    画像入力モジュールからの1バンド転送完了通知に応答して、画像入力モジュールによって画像読取装置からメモリへ転送された1バンド分の画像データを読み出して画像処理を行い、画像処理後の1バンド分の画像データをメモリへ転送するたびに1バンド転送完了通知を出力する画像処理モジュールと、
    画像処理モジュールからの1バンド転送完了通知に応答して、画像処理モジュールからメモリへ転送された画像処理後の1バンド分の画像データを読み出し、後処理を行い、後処理後の1バンド分の画像データをメモリへ転送するたびに1バンド転送完了通知を出力する画像圧縮モジュールと、を含み、
    画像処理モジュールは、画像入力モジュールによって画像読取装置からメモリへ転送された1バンド分の画像データが、画像処理を行うべきバンドかそうでないかを判断し、行わないバンドであると判断したときは、メモリアクセスを行うことなく後処理モジュールに対して1バンド転送完了通知を出力することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像入力モジュールは、後処理モジュールから1バンド転送完了通知が与えられるまで、メモリに対して画像読取装置からの画像データの書き込みを行わないことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. メモリ上の画像処理が行われる領域を有効画像エリアと設定し、画像処理が行われない領域を無効画像エリアと設定したとき、
    画像処理モジュールは、画像入力モジュールから、設定された有効画像エリアを含むバンドの1バンド転送完了通知を与えられたとき、有効画像エリアのみに画像処理を行い、メモリへのアクセスを発生させ、当該バンドの転送完了時に後処理モジュールに対して、1バンド転送完了を通知することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 画像処理モジュールは、各モジュールの連携における一連の画像処理において、ウォータマークを合成する処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. ウォータマークを合成する処理を行う際に、メモリ上の2つの領域を使って、交互に3バンド以上の画像を転送することを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
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