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JP2009264277A - エンジン付きポンプ装置 - Google Patents

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JP2009264277A
JP2009264277A JP2008115708A JP2008115708A JP2009264277A JP 2009264277 A JP2009264277 A JP 2009264277A JP 2008115708 A JP2008115708 A JP 2008115708A JP 2008115708 A JP2008115708 A JP 2008115708A JP 2009264277 A JP2009264277 A JP 2009264277A
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JP
Japan
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engine
pump
pump device
exhaust pipe
cooling
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JP2008115708A
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English (en)
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Keiji Iino
啓司 飯野
Toshiyuki Kitazawa
俊幸 北澤
Hiroshi Inoue
啓 井上
広太 ▲徳▼備
Kota Tokubi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】発電機構を備えているエンジン付きポンプ装置を低コスト化することができる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】エンジン付きポンプ装置20は、ベースとなるフレーム21と、水22を吸入、吐出すポンプ本体23と、ポンプ本体23を駆動させる駆動源としてのエンジン24と、このエンジン24に接続され排気ガスが通過する排気管としてのマフラー25と、この排気管としてのマフラー25の外周面26に設けられ温度差で発電する熱発電素子10と、この熱発電素子10の外面27に沿って螺旋状に設けられポンプ本体23で発生した冷却媒体としての高圧水で熱発電素子10を冷却する冷却部としての冷却配管28とを備えている。
【効果】熱発電素子は排気管の外周面に配置されているため、特別な熱対策を施す必要がなく、発電機構を備えているエンジン付きポンプ装置を低コスト化できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、発電機構を備えているエンジン付きポンプ装置に関するものである。
従来、発電機構としてのオルタネータ(交流発電機)を備えたエンジン付きポンプ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−97501公報(図2、図3)
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図9は従来のエンジン付きポンプ装置の基本構成を説明する図であり、水を吸入、吐出するエンジン付きポンプ装置100において、作業者はリコイルスタータ101を引いてエンジン102を始動させる。するとエンジン102で駆動させる水ポンプ103は、吸入口104から水を吸入し、吐出口105から吐出する。
また、エンジン102は、エンジン102に内蔵されたオルタネータ106(特許文献1、図3の符号50参照。)を駆動させる。この結果、オルタネータ106で動作電源を得ることができる。
従来技術においては、オルタネータ106はエンジン102に内蔵されており、エンジン102の運転時には、オルタネータ106はかなりの高温に晒される。そのため、オルタネータ106に熱対策を施す必要があり、耐熱仕様にするために高価な材料を使用する。その結果、エンジン付きポンプ装置100は高価になる。すなわち、発電機構を備えているエンジン付きポンプ装置を低コスト化することができる技術の提供が求められている。
本発明は、発電機構を備えているエンジン付きポンプ装置を低コスト化することができる技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、ポンプ本体に駆動源としてのエンジンを備えているエンジン付きポンプ装置において、前記エンジンの排気管に、高温導体を臨ませ、冷却部に低温導体を臨ませるようにして、排気管と冷却部との間に、温度差で発電する熱発電素子を備えていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、冷却部は、ポンプ本体で発生した高圧水を冷却媒体とすることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、排気ガスの熱と冷却部の温度差を利用し、熱発電素子で発電させる。熱発電素子は排気管の外周面に配置されているため、特別な熱対策を施す必要がない。この結果、発電機構を備えているエンジン付きポンプ装置を低コスト化することができる。
加えて、エンジンの駆動力を使用せずに発電するので、エンジンの効率を向上することができる。
更に、エンジンの動作電源として必要な容量以上に発電することが可能なので、例えば夜間作業時に必要な照明用の発電も行える。
請求項2に係る発明では、ポンプ本体で発生した高圧水を冷却媒体とする。常に新たな高圧水を使用するので、常に冷却し、温度差を維持することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に使用する熱発電素子の基本原理を説明する図であり、発電機構としての熱発電素子10は、高温側に設けられている高温導体11と、低温側に設けられている低温導体12、12と、高温導体11と低温導体12とに介設されるn型熱電半導体13及びp型熱電半導体14とからなる。
次に、この熱発電素子10の作用を説明する。
高温導体11は、高温の熱媒体から矢印(1)のように熱が供給されると高温が維持される。又、低温導体12、12は低温の媒体へ矢印(2)、(2)のように放熱することで低温が維持される。
このようにして、高温導体11と低温導体12、12との間に温度差が生じると、ゼーベック効果が起こる。
ゼーベック効果によれば、n型熱電半導体13で、矢印(3)のように、電子15が移動し、p型熱電半導体14で、矢印(4)のように、正孔16が移動する。この結果、矢印(5)のように、電流が生じる。
なお、n型及びp型熱電半導体の材料としては、ビスマス・テルル化合物が好適であるが、この他、鉛・テルル合金、シリコン・ゲルマニウム合金、コバルト・アンチモン化合物及び亜鉛・アンチモン化合物など、熱電材料であれば、種類は問わない。
図2は本発明に係る熱発電素子の外観を説明する図であり、熱発電素子10は、高温導体11と、低温導体12と、高温導体11と低温導体12で挟まれたn型熱電半導体13及びp型熱電半導体14とからなり、全体的に板状を呈する。
図3は本発明に係るエンジン付きポンプ装置の斜視図であり、エンジン付きポンプ装置20は、ベースとなるフレーム21と、このフレーム21に設けられ水22を吸入、吐出すポンプ本体23と、フレーム21に設けられポンプ本体23を駆動させる駆動源としてのエンジン24と、このエンジン24に接続され排気ガスが通過する排気管としてのマフラー25と、この排気管としてのマフラー25の外周面26に設けられ温度差で発電する熱発電素子10と、この熱発電素子10の外面27に沿って螺旋状に設けられポンプ本体23で発生した冷却媒体としての高圧水で熱発電素子10を冷却する冷却部としての冷却配管28と、を備えている。
エンジン24の近傍に設けられている、31はエンジン24に供給する燃料を蓄える燃料タンク、32はスロットルボディーカバーである。
また、ポンプ本体23は、ポンプ本体23の側部にボルト33で固定され水を吸入する吸入口34と、この吸入口34に接続され一端が水22の中に入れられている吸入ホース35と、ポンプ本体23の上部にボルト36で固定され吸入した水を高圧水として吐出す吐出し口37と、この吐出し口37に接続され高圧水を導く吐出しホース38と、を備えている。
なお、吐出し口37には分岐口41が設けられ、この分岐口41に冷却配管28が接続されている。
図4は本発明に係るエンジン付きポンプ装置の平面図であり、エンジン付きポンプ装置20は、駆動源としてのエンジン24の側部にリコイルスタータ42を備えており、このリコイルスタータ42を作業者が操作してエンジン24を始動させる。
熱発電素子10の外面27に、冷却配管28が臨んでいる。この結果、放熱が効率よく行われる。
図5は図4の5−5線断面図であり、エンジンの排気管としてのマフラー25と、冷却部としての冷却配管28との間に熱発電素子10、10が設けられている。排気管としてのマフラー25の外周面26に高温導体11、11が臨んでいる。冷却部としての冷却配管28に低温導体12、12が臨んでいる。
なお、43は固定カバーであり、この固定カバー43で熱発電素子10を排気管としてのマフラー25に固定する。また、固定カバー43を設けることで、熱発電素子10の外面27から効率よく放熱させることができる。
以上の構成からなるエンジン付きポンプ装置の作用を次に述べる。
図6は排気ガス及び高圧水の流れを示す図である。
(a)はエンジン24から排出される排気ガスの流れを示す図であり、駆動源としてのエンジン24を始動させると、矢印(6)のように、高温の排気ガスが排気管としてのマフラー25に流れ込む。
(b)は冷却媒体としての高圧水の流れを示す図であり、矢印(7)に示すように、水が吸入口34からポンプ本体23に流れ込む。ポンプ本体23から吐出し口37に送り出された高圧水の一部は、矢印(8)に示すように、冷却配管28に流れ込む。
図7は排気管部分での排気ガス及び高圧水の流れを説明する図であり、矢印(9)のように、高温の排気ガスが排気管としてのマフラー25内を流れている。この結果、排気管としてのマフラー25の内部は高温になる。
一方、冷却媒体としての高圧水は、矢印(10)のように、冷却部としての冷却配管28を流れている。冷却配管28は排気管としてのマフラー25の周囲に巻付けられており、
高圧水は排気管としてのマフラー25の周囲を複数回にわたり回り、矢印(11)のように、外部へ排出される。
冷却配管28は排気管としてのマフラー25の周囲に巻付けられているので、熱発電素子10、10の外面27、27を全体的に冷却することができる。また、外部から新しい水を吸入しているので、冷却媒体としての高圧水は低温に維持される。この結果、熱発電素子10の外面27は低温になる。
図8は図7の要部拡大図であり、排気ガスから伝わった熱は、低温側に伝わるため、矢印(12)のように、排気管としてのマフラー25から高温導体11に熱が伝わる。この結果、高温導体11は、高温になる。
一方、低温導体12は、矢印(13)のように、冷却部としての冷却配管28側へ放熱する。この結果、低温導体12は、低温になる。すなわち、熱発電素子10の高温導体11側と、低温導体12側に温度差が生じる。そうすると、図1で説明した基本原理のように、矢印(14)に示す向きに、電流が流れて発電される。
尚、本発明に係るエンジン付きポンプ装置は、実施の形態では水ポンプに適用したが、高圧洗浄機や動力噴霧器にも適用可能であり、一般のポンプをエンジンで駆動させる機械に適用することは差し支えない。
請求項1の冷却部は、ポンプ本体で発生した高圧水を供給する他、外部から水道水などの冷却水を供給してもよい。
また、実施例では高温導体をマフラーに臨ませていたが、排気管の途中であればどこに臨ませてもよい。
本発明のエンジン付きポンプ装置は、水ポンプに好適である。
本発明に使用する熱発電素子の基本原理を説明する図である。 本発明に係る熱発電素子の外観を説明する図である。 本発明に係るエンジン付きポンプ装置の斜視図である。 本発明に係るエンジン付きポンプ装置の平面図である。 図4の5−5線断面図である。 排気ガス及び高圧水の流れを示す図である。 排気管部分での排気ガス及び高圧水の流れを説明する図である。 図7の要部拡大図である。 従来のエンジン付きポンプ装置の基本構成を説明する図である。
符号の説明
10…熱発電素子(発電機構)、11…高温導体、12…低温導体、20…エンジン付きポンプ装置、23…ポンプ本体、24…エンジン(駆動源)、25…マフラー(排気管)、28…冷却配管(冷却部)。

Claims (2)

  1. ポンプ本体に駆動源としてのエンジンを備えているエンジン付きポンプ装置において、
    前記エンジンの排気管に、高温導体を臨ませ、冷却部に低温導体を臨ませるようにして、排気管と冷却部との間に、温度差で発電する熱発電素子を備えていることを特徴とするエンジン付きポンプ装置。
  2. 前記冷却部は、前記ポンプ本体で発生した高圧水を冷却媒体とすることを特徴とする請求項1記載のエンジン付きポンプ装置。
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