JP2009234420A - 貨物自動車における積荷の搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】搬送装置は、長手方向と直交する方向に並ぶ複数の床板材からなり、前記直交方向に隣り合う床板材が互いに異なる群に属するように分類された複数の床板材群と、前記複数の床板材群のそれぞれに設けられ、各床板材群に属する床板材を同時に往動および復動させる複数の油圧シリンダ13A,13B,13C,113A,113B,113Cと、を低段床3aおよび高段床3bのそれぞれに備えている。制御装置55は、油圧シリンダ13A,13B,13C,113A,113B,113Cを順次駆動することにより、前記複数の床板材群の床板材を順次往動させた後、油圧シリンダ13A,13B,13C,113A,113B,113Cを同時に駆動することにより、前記複数の床板材群の床板材を一斉に復動させることによって、積荷を搬送する。
【選択図】図9
Description
(貨物自動車および荷台)
図1および図2に示すように、本実施形態に係る積荷の搬送装置は、いわゆる段付きトレーラからなる貨物自動車1に搭載されている。貨物自動車1は、キャブ2と荷台3とを備えている。荷台3は、キャブ2の後方に位置する高段側の床(以下、高段床という)3aと、高段床3aの後方に位置する低段側の床(以下、低段床という)3bとを備えている。高段床3aと低段床3bとは高さが異なっており、低段床3bの方が高段床3aよりも低くなっている。低段床3bの長手方向長さ(言い換えると、車両前後方向の長さ、図1および図2における左右方向長さである。)は、高段床3aの長手方向長さよりも長くなっている。
高段床3aと低段床3bとは、それらの長手方向長さが異なっているが、その他の構成は同様である。そこで、以下では、低段床3bの構成のみを説明し、高段床3aの詳細な説明は省略する。
次に、積荷の搬送時における床板材10の往復動作について説明する。なお、以下の説明において、往動とは積荷を進める方向と反対の方向への移動を言い、復動とは積荷を進める方向への移動を言う。往動側端部とは往動側の端部を言い、復動側端部とは復動側の端部を言う。したがって、積荷の搬出時には、貨物自動車1の搬入搬出口3c側からキャブ2側に向かう方向への移動が往動となり、キャブ2側から搬入搬出口3c側に向かう方向への移動が復動となる。積荷の搬出時には、キャブ2側が往動端部となり、搬入搬出口3c側が復動端部となる。
なお、上記サイクルを迅速かつ効率的に行うために、第3床板材群11Cの床板材10が往動側端部に到達した後、第2床板材群11Bの床板材10を直ちに往動させることが好ましい。以下同様に、第2床板材群11Bの床板材10が往動側端部に到達した後、第1床板材群11Aの床板材10を直ちに往動させることが好ましく、第1床板材群11Aの床板材10が往動側端部に到達した後、全床板材群11A,11B,11Cの床板材10の一斉復動を直ちに実行することが好ましい。そのため、床板材群11A,11B,11Cの床板材10が往動側端部または復動側端部に到達した時点を検出または推定し、一つの動作が完了すると直ちに次の動作に移ることが望ましい。
センサA1,A2,B1,B2,C1,C2の具体的構成は何ら限定されない。以下に、センサA1,A2の一例について説明する。なお、センサB1,B2,C1,C2にも、センサA1,A2と同様のものを利用することができる。
図9は、搬送装置の油圧回路50を示している。前述したように、高段床3aの構成は、低段床3bの構成と同様である。高段床3aにも、低段床3bの第1〜第3油圧シリンダ13A,13B,13Cと同様に、第1〜第3床板材群11A,11B,11Cの床板材10を進退させる第1〜第3油圧シリンダ113A,113B,113Cがそれぞれ設けられている。
高段床3aの床板材10と、低段床3bの床板材10とは、常に同時に往復動させてもよい。しかし、本実施形態では、高段床3aと低段床3bとにおいて、以下のような連係動作を行う。
以上のように、本実施形態に係る貨物自動車1の積荷の搬送装置によれば、高段床3aの積荷を、低段床3bに自動的に搬送し、さらに、低段床3bから自動的に排出することができる。すなわち、高段床3aの積荷を自動的に排出することが可能となる。したがって、高段床3aから積荷を排出することが容易となるので、積荷を収容する荷台3の一部として、高段床3aを積極的に利用することが可能となる。その結果、荷台3の大容量を図ることができる。
油圧回路50は、実施形態1のものに限定される訳ではない。実施形態2は、実施形態1の油圧回路50を、図13に示す油圧回路50Bに置き換えたものである。
なお、本発明において、荷台の段数は2に限らず、3以上であってもよい。すなわち、荷台は、高さの異なる3つ以上の床を有していてもよい。
2 キャブ
3 荷台
3a 高段床(第1段の床)
3b 低段床(第2段の床)
10 床板材
11A,11B,11C 床板材群
12A,12B,12C 横板材
13A,13B,13C 油圧シリンダ(第2段の床のアクチュエータ)
50 油圧回路
55 制御装置
113A,113B,113C 油圧シリンダ(第1段の床のアクチュエータ)
PS1 圧力センサ(第1負荷検出手段)
PS2 圧力センサ(第2負荷検出手段)
A1,A2,B1,B2,C1,C2 センサ(位置センサ)
Claims (8)
- 第1段の床と、前記第1段の床よりも搬入搬出口側に位置し、前記第1段よりも低い第2段の床とを有する荷台を備えた貨物自動車における積荷の搬送装置であって、
長手方向と直交する方向に並ぶ複数の床板材からなり、前記直交方向に隣り合う床板材が互いに異なる群に属するように分類された複数の床板材群と、
前記複数の床板材群のそれぞれに設けられ、各床板材群に属する床板材を同時に前記長手方向に往復させる複数のアクチュエータと、
を前記第1段の床および前記第2段の床のそれぞれに備え、
前記第1段の床および前記第2段の床のそれぞれにおいて、前記複数のアクチュエータを順次駆動することにより、前記複数の床板材群の床板材を順次往動させた後、前記複数のアクチュエータを同時に駆動することにより、前記複数の床板材群の床板材を一斉に復動させることによって前記積荷を前記床板材の復動方向へ進ませる制御装置を備えている、
貨物自動車における積荷の搬送装置。 - 前記第1段の床における前記複数のアクチュエータと前記第2段の床における前記複数のアクチュエータとは、それぞれ対応しており、
対応するアクチュエータ同士は、同調するように制御される、
請求項1に記載の貨物自動車における積荷の搬送装置。 - 前記制御装置は、
前記第1段の床の積荷と前記第2段の床の積荷とを搬入搬出口側へ進ませるように、前記第1段の床のアクチュエータと前記第2段の床のアクチュエータとを駆動し、その後、
前記第2段の積荷を搬入搬出口側へ進ませるように、前記第1段の床のアクチュエータを停止させかつ前記第2段の床のアクチュエータを駆動する、
請求項1または2に記載の貨物自動車における積荷の搬送装置。 - 前記第1段の床のアクチュエータの負荷を検出する第1負荷検出手段をさらに備え、
前記制御装置は、前記第1段の床のアクチュエータと前記第2段の床のアクチュエータとを駆動しているときに、前記第1負荷検出手段によって前記第1段の床のアクチュエータの負荷が所定値以下になったことが検出されると、前記第1段の床のアクチュエータを停止させかつ前記第2段の床のアクチュエータを駆動する、
請求項3に記載の貨物自動車における積荷の搬送装置。 - 前記第2の床の長手方向長さは、前記第1段の床の長手方向長さよりも長く、
前記制御装置は、
前記第2段の床の積荷を搬入搬出口側へ進ませるように、前記第2段の床のアクチュエータを駆動し、その後、
前記第1段の床の積荷と前記第2段の床の積荷とを搬入搬出口側へ進ませるように、前記第1段の床のアクチュエータと前記第2段の床のアクチュエータとを駆動し、その後、
前記第2段の積荷を搬入搬出口側へ進ませるように、前記第1段の床のアクチュエータを停止させかつ前記第2段の床のアクチュエータを駆動する、
請求項1または2に記載の貨物自動車における積荷の搬送装置。 - 前記第1段の床のアクチュエータの負荷を検出する第1負荷検出手段と、
前記第2段の床のアクチュエータの負荷を検出する第2負荷検出手段と、をさらに備え、
前記制御装置は、
前記第2段の床のアクチュエータを駆動しているときに、前記第2負荷検出手段によって前記第2段の床のアクチュエータの負荷が所定値以下になったことが検出されると、前記第1段の床のアクチュエータと前記第2段の床のアクチュエータとを駆動し、
前記第1段の床のアクチュエータと前記第2段の床のアクチュエータとを駆動しているときに、前記第1負荷検出手段によって前記第1段の床のアクチュエータの負荷が所定値以下になったことが検出されると、前記第1段の床のアクチュエータを停止させかつ前記第2段の床のアクチュエータを駆動する、
請求項5に記載の貨物自動車における積荷の搬送装置。 - 前記第1段の床および前記第2段の床において、前記複数の床板材群のそれぞれに属する少なくとも一つの床板材の位置を直接または間接的に検出する位置センサをさらに備え、
前記制御装置は、前記第1段の床および第2段の床のそれぞれにおいて、いずれか一つの床板材群の床板材の往動が完了した後に、次に往動すべき床板材群の床板材の往動が開始され、さらに全床板材群の床板材の往動が完了した後に全床板材群の床板材が復動を開始するように、前記位置センサの検出に基づいて前記複数のアクチュエータを制御する、
請求項1〜6のいずれか一つに記載の貨物自動車における積荷の搬送装置。 - 前記第2の床の長手方向長さは、前記第1段の床の長手方向長さよりも長く、
前記第2段の床における前記複数の床板材群のそれぞれに属する少なくとも一つの床板材の位置を直接または間接的に検出する位置センサをさらに備え、
前記制御装置は、前記第2段の床における床板材の往動または復動が完了したことを前記位置センサで検出してから、前記第1段の床における床板材の往動または復動を開始する、
請求項2に記載の貨物自動車における積荷の搬送装置。
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JP2008082955A JP2009234420A (ja) | 2008-03-27 | 2008-03-27 | 貨物自動車における積荷の搬送装置 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55101507A (en) * | 1979-01-25 | 1980-08-02 | Arufuretsudo Haarusutor Ourofu | Reciprocating conveyor |
JPS58148106A (ja) * | 1982-02-08 | 1983-09-03 | レイモンド・ケイス・フオスタ− | 往復運動式床コンベアの駆動ユニツト及びその取付方法 |
JPH033812A (ja) * | 1989-05-30 | 1991-01-09 | Miike Tekkosho:Kk | コンベヤ |
JP2005029090A (ja) * | 2003-07-10 | 2005-02-03 | Nippon Fruehauf Co Ltd | 高床部と低床部を備えたバン型トレーラの昇降床 |
-
2008
- 2008-03-27 JP JP2008082955A patent/JP2009234420A/ja active Pending
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