JP2009227363A - チェーン張力測定装置及び乗客コンベアのチェーン張力測定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】エスカレータの運転中に手摺駆動チェーンの張力を測定することができ、既存のエスカレータにも設置可能なチェーン張力測定装置を提供する。
【解決手段】チェーン張力測定装置100は、2つのスプロケットに巻掛けされて回動するチェーン22の張力を測定するチェーン張力測定装置100であって、チェーン22の張り側におけるチェーン22の近傍に設置され、チェーン22の回動によって生じるチェーン22の振動の振動数(振動周波数)を磁石11bとコイル11aとの組み合わせにより検出する検出部110と、検出部110が検出したチェーン22の振動数に基づいて、チェーン22の張力を算出する制御部111と、制御部111が算出したチェーン22の張力を記録する記録部112を備える。
【選択図】図3
【解決手段】チェーン張力測定装置100は、2つのスプロケットに巻掛けされて回動するチェーン22の張力を測定するチェーン張力測定装置100であって、チェーン22の張り側におけるチェーン22の近傍に設置され、チェーン22の回動によって生じるチェーン22の振動の振動数(振動周波数)を磁石11bとコイル11aとの組み合わせにより検出する検出部110と、検出部110が検出したチェーン22の振動数に基づいて、チェーン22の張力を算出する制御部111と、制御部111が算出したチェーン22の張力を記録する記録部112を備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、例えば、乗客コンベア(エスカレータ)のチェーン張力測定装置及びチェーン張力測定方法に関する。特に、乗客コンベア(エスカレータ)運転時においてチェーンの張力の測定が可能である乗客コンベアのチェーン張力測定装置に関する。
乗客コンベア、いわゆるエスカレータは、利用者を乗せた状態で移動するステップ部分と、ステップ部分に沿って、ステップ部分とほぼ同期して移動する手摺部分とから構成される。そして、ステップ部分及び手摺部分とがそれぞれ個別の駆動装置により駆動されている。これらの駆動装置は一般に、モータ等の駆動源が減速装置を介して接続された駆動側スプロケットと、ステップ駆動部や手摺駆動部等に接続された従動側スプロケットと、両スプロケットに巻回されて(巻掛けされて)回動することで動力伝達を行うチェーン等で構成されている。スプロケットとは、チェーンと組み合わせて動力を伝える歯車のことである。
ところで、エスカレータの手摺は手摺駆動装置により駆動されているが、経年劣化や乗客が手で掴むことによる負荷などにより走行抵抗が変化する。走行抵抗が高い状態が続くと手摺の延びや速度の維持に影響を及ぼし、また安全上の問題も考えられる。
このため、手摺の走行抵抗を測定する必要がある。手摺の走行抵抗を測定するためには、手摺を駆動している手摺駆動チェーンの張力を測ることで手摺の抵抗を測定し監視することができる。手摺を駆動している手摺駆動チェーンの張力が高いということは、手摺の走行抵抗が高いことを意味するからである。
従来では、手摺駆動チェーンの移動方向と交差する方向に交差方向に移動調整可能な張力測定用ローラを設け、手摺駆動チェーンの非駆動時(エスカレータの休止時)にのみ、張力測定用ローラを用いて張力測定を行うものがある(特許文献1参照)。
特開2005−029362号公報
従来技術は、手摺駆動チェーンの非駆動時(エスカレータの停止中)にのみ、張力測定用ローラを用いて手摺駆動チェーンの張力測定を行うものであり、駆動中の手摺駆動チェーンの張力測定を行うものではない。また、エスカレータ運転中の手摺駆動チェーン(チェーン)の張力を測定するには、手摺駆動部(駆動部)の駆動軸部分にねじり力を測定するトルクセンサーを備えるなど、大がかりで高価な方法が必要である。この方法は、新しくエスカレータ等の機器を設置する場合には、設置時に予めトルクセンサー等を備えたチェーン張力測定装置を配置することができるので有効な方法といえるが、既存のエスカレータ等に適用して手摺駆動チェーン(チェーン)等の張力測定を行うには、エスカレータ等の機器の変更部分が多すぎて実質的に不可能な方法である。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、エスカレータ(乗客コンベア)の運転中に手摺駆動チェーン等のチェーンの張力を測定することのできる装置を提供するとともに、安価で、かつ、既存の乗客コンベア(エスカレータ)等の機器にも設置することが可能な装置を提供することを目的とする。
本発明に係るチェーン張力測定装置は、
2つのスプロケットに巻掛けされて回動するチェーンの張力を測定するチェーン張力測定装置であって、
上記チェーンの近傍に設置され、上記チェーンの回動によって生じる上記チェーンの振動の振動数を検出する検出部と、
上記検出部が検出した上記チェーンの振動数に基づいて、上記チェーンの張力を算出する制御部と
を備えたことを特徴とする。
2つのスプロケットに巻掛けされて回動するチェーンの張力を測定するチェーン張力測定装置であって、
上記チェーンの近傍に設置され、上記チェーンの回動によって生じる上記チェーンの振動の振動数を検出する検出部と、
上記検出部が検出した上記チェーンの振動数に基づいて、上記チェーンの張力を算出する制御部と
を備えたことを特徴とする。
本発明に係るチェーン張力測定装置によれば、チェーンの回動によって生じる振動の振動数を検出する検出部がチェーンの近傍に設置され、制御部が検出部により検出されたチェーンの振動数に基づいて張力を算出するので、チェーンが回動中(駆動中)であってもチェーンの張力を測定することのできるチェーン張力測定装置を提供することができる。
実施の形態1.
図1〜図7を用いて実施の形態1について説明する。図1は、エスカレータ10(乗客コンベア)の手摺駆動装置14の概略構造を示す図である。図2は、実施の形態1に係るチェーン張力測定装置100の設置形態の一例を示す図である。図3は、実施の形態1に係るチェーン張力測定装置100の機能ブロックを示す機能ブロック図である。図4(a)は振動数とチェーン張力の関係を示すグラフ図、図4(b)は振動数とチェーンサイズの関係を示すグラフ図、図4(c)は振動数とチェーンの長さの関係を示すグラフ図である。図5は、実施の形態1に係るチェーン張力測定装置100の検出部110の詳細図である。図6は、実施の形態1に係るチェーン張力測定装置100の設置位置の一例を示す図である。図7は、実施の形態1に係るチェーン張力測定装置100の設置位置の一例を示す図である。
図1〜図7を用いて実施の形態1について説明する。図1は、エスカレータ10(乗客コンベア)の手摺駆動装置14の概略構造を示す図である。図2は、実施の形態1に係るチェーン張力測定装置100の設置形態の一例を示す図である。図3は、実施の形態1に係るチェーン張力測定装置100の機能ブロックを示す機能ブロック図である。図4(a)は振動数とチェーン張力の関係を示すグラフ図、図4(b)は振動数とチェーンサイズの関係を示すグラフ図、図4(c)は振動数とチェーンの長さの関係を示すグラフ図である。図5は、実施の形態1に係るチェーン張力測定装置100の検出部110の詳細図である。図6は、実施の形態1に係るチェーン張力測定装置100の設置位置の一例を示す図である。図7は、実施の形態1に係るチェーン張力測定装置100の設置位置の一例を示す図である。
図1は、エスカレータ10(乗客コンベア)の手摺駆動装置の概略構造を示す図である。図1を用いて、エスカレータ10における手摺12を駆動するための手摺駆動装置14の概略構造について説明する。
手摺駆動装置14は、例えば、エスカレータ10の上階床面である外装面30の下部に設置されている機械室28(上部機械室)に配設されている。手摺駆動装置14では、三相モータ等の駆動電動機16が駆動チェーン18を介して減速機20の入力側に接続されている。すなわち、駆動チェーン18は、駆動電動機16のスプロケット16aと、減速機20のスプロケット20aとに巻掛けされて(巻回されて)回動することにより駆動電動機16からの駆動力を減速機20に伝達する。
また、減速機20の出力側は、チェーン22(手摺駆動チェーンともいう)を介して手摺駆動部24に接続されている。すなわち、チェーン22は、減速機20のスプロケット20aと、手摺駆動部24のスプロケット24bとに巻掛けされ(巻回され)回動することにより、駆動電動機16から減速機20に伝達されて減速機20により減速された駆動力を手摺駆動部24に伝達する。
手摺駆動部24は、減速された駆動力が駆動ローラチェーン24cを介して個々に伝達される複数の駆動ローラ24aを備えている。複数の駆動ローラ24aは、手摺12の表裏面を挟み込んだ状態で回転駆動することにより、手摺12を所定速度で所定方向に移動させている。チェーン22(手摺駆動チェーン)には、当該チェーン22の移動方向と交差する方向に調整移動可能な中間歯車26が設けられ、チェーン22の軌道を適宜移動し、張力測定を行うことにより安定したチェーン駆動を実現できるようにしている。
図2は、実施の形態1に係るチェーン張力測定装置100の設置形態の一例を示す図である。図2を用いて、実施の形態1に係るチェーン張力測定装置100の設置形態について説明する。
本実施の形態のチェーン張力測定装置100は、2つのスプロケットに巻掛けされて回動するチェーンの張力を測定する装置である。2つのスプロケットに巻掛けされて回動するチェーンとは、例えば、図1で説明したチェーン22(手摺駆動チェーン)や駆動チェーン18であるが、本実施の形態では、チェーン張力測定装置100がチェーン22の張力を測定する場合について説明する。チェーン張力測定装置100は、エスカレータ10のチェーン22の張り側において任意の中間位置に配置される。チェーン張力測定装置100は、例えば、図1に示すようにチェーン22における矢印Aで示す位置に、以下に説明する図2に示すような設置状態でチェーン22の周辺(近傍)に配置される。
図2では、チェーン張力測定装置100は、2つのスプロケット31a,31bに巻掛けされて回動するチェーン22の張力を測定している。スプロケット31aが図1におけるスプロケット20aに対応し、スプロケット31bが図1におけるスプロケット24bに対応する。チェーン張力測定装置100は、チェーン22が駆動する際にチェーンが張る側であるチェーン22の張り側に設置される。スプロケット31aが駆動側のスプロケットであるとすると、スプロケット31aがP方向に回転(駆動)する場合にチェーン22のS点からT点までの間がチェーンの張り側となる。
構造材横部材32及び構造材縦部材33(トラス)は、エスカレータ10を構成する構造材の一部である。チェーン張力測定装置100は、構造材縦部材33の所定の箇所に設けられた付け腕34に設置され、チェーン22に対して適切な位置に配置される。チェーン張力測定装置100は、チェーン22に対して非接触な状態でチェーン22の張力を測定するものである。測定したいチェーン部分の近傍に固定(設置)して、常時チェーン張力を測定することができればよく、例えば、付け腕34は、構造材横部材32の所定の箇所に設けられてもよいし、他の方法で設置しても構わない。また、チェーン張力測定装置100を持ち運びが容易なポータブル式の装置として構成すれば、チェーン22の張力を測定する際に、後述するチェーン張力測定装置100の検出部110をチェーン22の測定したい部分に近づけて必要時に測定するようにできる。
図3は、実施の形態1に係るチェーン張力測定装置100の機能ブロックを示す機能ブロック図である。図3を用いて、チェーン張力測定装置100の機能について説明する。
チェーン張力測定装置100は、チェーン22の近傍に設置され、チェーン22の回動によって生じるチェーン22の振動の振動数を検出する検出部110と、検出部110が検出したチェーン22の振動数に基づいて、チェーン22の張力を算出する制御部111と、制御部111が算出したチェーン22の張力を記録する記録部112とを備えている。ここで、振動数とは、単位時間当たりのチェーンの振動する回数(すなわち、振動周波数)を意味する。
検出部110は、チェーン22の近傍であってチェーン22に接触しない非接触な状態で、駆動中の回動している状態のチェーン22の振動数を検出する。非接触であるため、検出部110は、エスカレータ10の運転中にチェーン22の振動数を検出することが可能である。検出部110は、検出した振動数を制御部111に出力する。検出部110によるチェーン22の振動数の検出方法についての詳細は、後述する。
制御部111は、検出部110が出力したチェーンの振動数をチェーン22の張力に変換する。図4(a)は弦(チェーン)の振動数と弦(チェーン)の張力との関係を示すグラフ図、図4(b)は弦(チェーン)の振動数と弦(チェーン)の密度(サイズ)との関係を示すグラフ図、図4(c)は弦(チェーン)の振動数と弦(チェーン)の長さとの関係を示すグラフ図である。ここで、弦(チェーン)の振動数とは、単位時間当たりの弦(チェーン)の振動する回数(すなわち、振動周波数)を意味する。弦の張力と弦の振動数の関係は、図4に示す関係等に基づいて、次の式1により表される。
T=4f2L2/ρ (式1)
T:張力(kg・m/s2:キログラムメートル毎秒毎秒)
L:弦の長さ(m:メートル)
f:振動数(Hz)
ρ:弦の密度(kg/m:キログラム毎メートル)
ここで、上記式1を、図2に示す2つのスプロケット31a,31bに巻掛けされて回動するチェーン22に当てはめて考える。弦の長さLは、チェーン22の張り側でありチェーンの振動する部分の長さである。すなわち、弦の長さLは、スプロケットの軸間距離であるスプロケット31aの軸の略中心点OAとスプロケット31bの軸の略中心点OBとの距離L(例えば、単位はm(メートル))となり、エスカレータ10において一定である。
T=4f2L2/ρ (式1)
T:張力(kg・m/s2:キログラムメートル毎秒毎秒)
L:弦の長さ(m:メートル)
f:振動数(Hz)
ρ:弦の密度(kg/m:キログラム毎メートル)
ここで、上記式1を、図2に示す2つのスプロケット31a,31bに巻掛けされて回動するチェーン22に当てはめて考える。弦の長さLは、チェーン22の張り側でありチェーンの振動する部分の長さである。すなわち、弦の長さLは、スプロケットの軸間距離であるスプロケット31aの軸の略中心点OAとスプロケット31bの軸の略中心点OBとの距離L(例えば、単位はm(メートル))となり、エスカレータ10において一定である。
弦の密度ρは、チェーン22の単位長さ当たりの重さを示すチェーンの密度ρ(例えば、単位はkg/m(キログラム毎メートル))である。チェーンの密度ρは、エスカレータ10が使用するチェーン22のチェーンサイズにより一定である。したがって、制御部111は、この2つの定数(チェーンの長さLおよびチェーンの密度ρ)をエスカレータの機種毎に設定することにより、検出部110により得られた振動数f(単位はHz)から式1を用いて容易にチェーンの張力T(例えば、単位はkg・m/s2(キログラムメートル毎秒毎秒)あるいはN(ニュートン))を求めることができる。制御部111の機能は、例えば、基板に設置されたマイクロコンピュータ回路等で実現される。
このように、制御部111は、チェーン22の単位時間当たりの振動数(f)と、チェーン22の単位長さ当たりの重さを示すチェーンの密度(ρ)と、チェーン22の振動する部分の長さ(L)とを上記式1に代入することにより、チェーン22の張力(T)を算出する。制御部111は、算出したチェーン22の張力Tを記録部112に出力する。
記録部112は、制御部111が出力したチェーン22の張力Tを記録する。記録部112は、制御部111が出力したチェーン22の張力Tをフラッシュメモリ等のメモリ回路に記憶する。記録部112は、例えば、定期的にチェーン22の張力Tを記録し、チェーン22の張力Tの履歴を取ることにより、エスカレータ10の駆動時におけるチェーン22の張力推移情報を記録する。
また、制御部111は、チェーン張力測定装置100に接続された表示装置等の出力部220に、エスカレータ10の駆動時におけるチェーン22の張力推移情報を出力する。表示装置等の出力部220にチェーン22の張力推移情報が出力されることにより、エスカレータ10の管理者等が容易にエスカレータ10の手摺の状況を把握することができ、エスカレータ10の安全性の向上を図ることができる。
また、制御部111は、算出したチェーンの張力が異常値であるか否かを例えばマイクロコンピュータ回路等を用いて判定し、異常値である場合には、異常を通知する異常通知信号をエスカレータ制御部210に出力する。例えば、制御部111は、エスカレータ10の駆動時におけるチェーン22の張力Tに異常値が検出された場合には、エスカレータ10を停止させるための異常停止信号(異常通知信号)をエスカレータ10の制御処理を司るエスカレータ制御部210に出力する。エスカレータ制御部210は、異常停止信号を入力した場合にエスカレータ10を停止させる。
手摺を駆動しているチェーン22(手摺駆動チェーン)の張力が高いということは、移動手摺の走行抵抗(負荷)が高いことを意味するので、チェーン22(手摺駆動チェーン)の張力を測定し監視することは、移動手摺の走行抵抗(負荷)を測定し監視することを意味する。チェーン張力測定装置100を用いて、チェーン22の振動数(振動周波数)からチェーン22の張力(移動手摺の走行抵抗(負荷))を算出させることにより、チェーン22の張力(移動手摺の走行抵抗(負荷))が任意の一定値をオーバーしている場合は、何らかの問題が発生したのではないかと判断することができる。
管理者は、問題のない正常時におけるエスカレータ10の乗客がないときのチェーン22の張力として、例えば、エスカレータ10の稼働前の試運転時等に予めチェーンの張力を測定してその値を基準値情報として記憶装置に記憶しておく。すなわち、基準値情報はチェーンの張力の初期値ともいえる値である。制御部111は、エスカレータ10の稼働後の通常運転時において測定した乗客がないときのチェーン22の張力と記憶装置に記憶した基準値情報とをマイクロコンピュータ回路(処理装置)等を用いて比較し、比較情報を表示装置等の出力部220に出力する。管理者は、表示装置に出力された比較情報に基づいて、エスカレータ10のチェーン22の張力が基準値情報より大きくなっている場合等に、移動手摺内面のキャンバス部分に磨耗や損傷が発生して走行抵抗が増大しているのではないか、移動手摺を案内する手摺ガイドに磨耗や損傷が発生して走行抵抗が増大しているのではないか、など走行抵抗(負荷)の増大の要因を推測することでき、速やかに保守会社等による点検、部品の交換などを行って問題を解決することができる。
また、あるいは、制御部111は、記憶装置に記憶した基準値情報に基づいて設定されたチェーン張力の異常を判定するための異常値閾値情報を記憶装置に記憶する。そして、制御部111は、エスカレータ10の通常運転時のチェーン張力測定処理において算出したチェーン22の張力(移動手摺の走行抵抗(負荷))と異常値閾値情報とを、定期的にマイクロコンピュータ回路等を用いて比較し、チェーン22の張力が異常値閾値情報よりも大きい場合は異常値であると判断し、異常を通知する異常通知信号をエスカレータ制御部210に出力する。エスカレータ制御部210は、入力した異常通知信号に基づいて、エスカレータ10を停止させたり、警報を出す等の処理を行う。
図5は、実施の形態1に係るチェーン張力測定装置100の検出部110の詳細図である。図5を用いて、検出部110の詳細について説明する。
図5に示すように、検出部110は、チェーン22の張り側に設置され磁石11bとそれを取り巻くコイル11aによりチェーン22の振動数を検出する。すなわち、磁石11bとコイル11aとの組み合わせによりチェーン22の振動数を検出する。検出部110は、チェーン22の振動によってチェーン22がコイル11aとの距離を変えることによりコイル11aに発生する電位に基づいて、チェーン22の振動数を検出する。
図5に示すように、磁石11bの近傍で回動(回転)しているチェーン22が上下に振動することにより磁石11bに近づいたり、遠ざかったりすると、チェーン22が吸引する磁力が変化するため、磁石11bに巻かれたコイル11aに電位が発生する。
チェーン22は、張力が小さい場合には上下に大きく振動し、単位時間当たりの振動の回数である振動数は小さくなる。このとき、チェーン22と磁石11bとの距離の変化が大きいため、磁石11bの磁力に対するチェーン22の影響も大きくなり、コイル11aに発生する電位も大きくなる。すなわち、振動数が小さい場合には、コイル11aに発生する電位は大きくなる。また、チェーン22は、張力が大きい場合にはチェーン22が強く張っているので上下に小さく(細かく)振動し、単位時間当たりの振動の回数である振動数は大きくなる。このとき、チェーン22と磁石11bとの距離の変化が小さいため、磁石11bの磁力に対するチェーン22の影響は小さくなり、コイル11aに発生する電位は小さくなる。すなわち、振動数が大きい場合には、コイル11aに発生する電位は小さくなる。
例えば、利用者は、チェーン22の振動数とコイル11aに発生する電位とを予め測定し、測定により求めたチェーン22の振動数とコイル11aに発生する電位との関係を振動数電位変換情報として記憶装置等に記憶させる。検出部110では、予め記憶されている振動数電位変換情報に基づいて、コイル11aに発生した電位からチェーン22の振動数を検出することができる。また、検出部110は、コイル11aに発生する電位を制御部111に出力する処理のみを行い、制御部111が、記憶装置に記憶されている振動数電位変換情報に基づいて、コイル11aに発生した電位からチェーン22の振動数を検出してもよい。
このように、検出部110では、コイル11aに発生する電位を電気信号として、チェーン22の振動数(振動周波数)が測定でき、制御部111では、振動数(振動周波数)からチェーン22の張力、および負荷を演算できる。
図6は、実施の形態1に係るチェーン張力測定装置100の設置位置の一例を示す図である。図7は、実施の形態1に係るチェーン張力測定装置100の設置位置の一例を示す図である。図6、図7を用いて、チェーン張力測定装置100の設置例について説明する。
上述したような構成によるチェーン張力測定装置100によれば、チェーン22の張力の検出部分(検出部110)はチェーン22に非接触とすることができる。図6(a)に示すように、駆動側のスプロケット31aがP方向回転の場合は、チェーン22の上側がチェーンの張り側となるので1pの位置に設置されたチェーン張力測定装置100がチェーン22の張力を測定する。チェーン22の駆動方向が通常一方向で一定であるエスカレータ10の場合はチェーン22の張り側となる1箇所にチェーン張力測定装置100を設置しても良い。図6(b)にしめすように、駆動側のスプロケット31aがQ方向回転になった場合は、チェーン22の下側がチェーンの張り側となり、1qの位置に設置されたチェーン張力測定装置100がチェーン22の張力を測定する。このように、チェーン22を逆回転させる可能性のあるエスカレータ10の場合は、図6(b)に示すように2箇所にチェーン張力測定装置100を設置すると良い。
チェーン張力測定装置100は、測定したいチェーン22の張り側の中間位置に固定設置して常時チェーン張力(負荷)を検出させることができる。図6(b)に示すような2箇所(1p,1q)に設置すれば、例えば、チェーン22が逆回転すると同時に、稼働していた1pの位置のチェーン張力測定装置100から1qの位置のチェーン張力測定装置100に電源を切り替える等して稼働を切り替えることにより、常時チェーン張力(負荷)を検出することができる。
また、チェーン張力測定装置100を持ち運びが容易なポータブル式に構成すれば、必要なときにチェーン張力測定装置100の検出部110をチェーン22の測定したい箇所部分に近づけて測定することも可能となる。チェーン張力測定装置100の持ち運び可能な検出部分(検出部110)は上述のように非接触でかつチェーンの中間部分の一定の位置にあればよいので、取り付け位置が限定されないため、あらかじめ取り付けておく必要も無く既存のエスカレータに一時的に取り付けて張力を測定するという方法も考えられる。あるいは、チェーン張力測定装置100の検出部110のみを持ち運ぶことができるポータブルタイプとし、制御部111及び記録部112とケーブルにより接続するように構成しても良い。
図7は、チェーン張力測定装置100の他の設置例を示したものである。図7に示すように、駆動側のスプロケット31aがQ方向回転している場合は、巻掛けされている環状のチェーン22の下側部分がチェーンの張り側となり、環状のチェーン22の上側部分がチェーン22のたるみ側となる。この場合、図6(a)(b)に示す1p位置にチェーン張力測定装置100が設置されていると、チェーン22の上側部分のたるみにより、チェーン22とチェーン張力測定装置100が接触してしまい、故障や異音発生の原因となってしまう虞がある。図7では、チェーン22の上側部分に設置するチェーン張力測定装置100は、1rの位置(すなわち、チェーン22の上方)に設置することによりチェーン22のたるみによる接触を避けることができる。このように、エスカレータ10を逆方向に運転することを考えると図7に示すように設定することも可能である。
以上、実施の形態1に係るチェーン張力測定装置100について説明したが、エスカレータ10(乗客コンベア)においては、チェーン22(手摺駆動チェーン)以外にもチェーンで動力を伝達させる箇所は他にもある。実施の形態1に係るチェーン張力測定装置100によれば、チェーン22(手摺駆動チェーン)以外のチェーンの駆動箇所においても、チェーンの振動数を測定することでチェーンの張力(手摺の負荷)の算出が可能である。また、実施の形態1に係るチェーン張力測定装置100によれば、コンパクトな大きさの測定装置を提供することができるので、比較的小規模の駆動チェーンについても、チェーンの張力を算出することができる。
本実施の形態では、以下のようなチェーン張力測定装置100及びエスカレータ10のチェーン張力測定方法について説明した。
本実施の形態に係るチェーン張力測定装置100は、エスカレータ10(乗客コンベア)のチェーン張力測定装置100であって、少なくとも一対のスプロケットの間に巻回(巻掛け)されるチェーンと、チェーンの走行方向と交差する方向に設置された駆動チェーン(チェーンの張り側部分のチェーン)の振動数を検出する検出手段(検出部110)を設置したことを特徴とする。
本実施の形態に係るチェーン張力測定装置100において、駆動チェーンの振動数を検出する検出手段(検出部110)は、磁石11bとコイル11aによって構成されていることを特徴とする。
本実施の形態に係るチェーン張力測定装置100において、エスカレータ10(乗客コンベア)の駆動時の張力推移情報を記録部112に出力することを特徴とする。
本実施の形態に係るチェーン張力測定装置100において、エスカレータ10(乗客コンベア)の駆動時の張力に異常値が検出された場合にエスカレータ10(乗客コンベア)を停止させる信号を出力することを特徴とする。
本実施の形態に係るチェーン張力測定装置100において、検出手段(振動数測定手段)(検出部110)は持ち運ぶことができるポータブルタイプであり、既存のエスカレータ10(乗客コンベア)のチェーン張力も測定(算出)し記録部112に出力することを特徴とする。
本実施の形態に係るエスカレータ10(乗客コンベア)は、エスカレータ10(乗客コンベア)に使用される2つのスプロケットに巻掛けされて回動するチェーン22に対し、チェーン張力測定装置100を用いて、チェーン22の張力を測定することを特徴とする。
本実施の形態に係るチェーン張力測定装置100によれば、エスカレータ10の運転中にチェーン(手摺駆動チェーン)の振動数を測定しチェーン張力が測定(算出)でき、同時に即時的に手摺12の走行抵抗を計ることができる。そして、本実施の形態に係るチェーン張力測定装置100によれば、算出した走行抵抗(チェーン張力)を時事系列で記録することにより平均走行抵抗(平均チェーン張力)及びピーク時の走行抵抗(ピーク時のチェーン張力)がわかるため、チェーン及び手摺の劣化予想や交換時期の予想に役立てることができる。
本実施の形態に係るチェーン張力測定装置100によれば、エスカレータの手摺駆動チェーンに適用される金属製のチェーンの振動を非接触で測定することができ、エスカレータまたは動く歩道などの手摺駆動チェーンの張力を運転中に測定(算出)し、チェーンにかかる負荷つまり乗客コンベアの手摺にかかる負荷を測定(算出)することができる。
10 エスカレータ、11a コイル、11b 磁石、12 手摺、14 手摺駆動装置、16 駆動電動機、16a スプロケット、18 駆動チェーン、20 減速機、20a,31a,31b スプロケット、22 チェーン、24 手摺駆動部、24a 駆動ローラ、24b スプロケット、24c 駆動ローラチェーン、26 中間歯車、28 機械室、30 外装面、32 構造材横部材、33 構造材縦部材、34 付け腕、35 ケーブル、100 チェーン張力測定装置、110 検出部、111 制御部、112 記録部、210 エスカレータ制御部、220 出力部。
Claims (8)
- 2つのスプロケットに巻掛けされて回動するチェーンの張力を測定するチェーン張力測定装置であって、
上記チェーンの近傍に設置され、上記チェーンの回動によって生じる上記チェーンの振動の振動数を検出する検出部と、
上記検出部が検出した上記チェーンの振動数に基づいて、上記チェーンの張力を算出する制御部と
を備えたことを特徴とするチェーン張力測定装置。 - 上記制御部は、
上記チェーンの単位時間当たりの振動数(f)と、上記チェーンの単位長さ当たりの重さを示すチェーンの密度(ρ)と、上記チェーンの振動する部分の長さ(L)とを用いて、式T=4f2L2/ρにより上記チェーンの張力(T)を算出することを特徴とする請求項1に記載のチェーン張力測定装置。 - 上記検出部は、
磁石とコイルとの組み合わせにより振動数を検出する
ことを特徴とする請求項1または2に記載のチェーン張力測定装置。 - 上記検出部は、
上記チェーンの振動によって上記チェーンが上記コイルとの距離を変えることにより上記コイルに発生する電位に基づいて上記チェーンの振動数を検出する
ことを特徴とする請求項3に記載のチェーン張力測定装置。 - 上記チェーン張力測定装置は、さらに、
上記制御部が算出した上記チェーンの張力を記録する記録部を備える
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のチェーン張力測定装置。 - 上記制御部は、
算出した上記チェーンの張力が異常値であるか否かを判定し、異常値である場合には、異常を通知する異常通知信号を出力する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のチェーン張力測定装置。 - 上記チェーン張力測定装置は、
持ち運び可能であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のチェーン張力測定装置。 - 乗客コンベアに使用される2つのスプロケットに巻掛けされて回動するチェーンに対し、請求項1〜7のいずれかに記載のチェーン張力測定装置を用いて、上記チェーンの張力を測定する乗客コンベアのチェーン張力測定方法。
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