JP2009207559A - ソファー兼用ベッド - Google Patents
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Abstract
【課題】製作コストを高くすることなく、ソファー姿勢として使用した場合におけるクッション性を向上でき、しかも見栄性に優れたソファー兼用ベッドを提供する。
【解決手段】横臥した利用者の頭部と腰部と足部とをそれぞれ支持する頭部マット10と腰部マット11と足部マット12とを有し、頭部マット10を腰部マット11に対して回動自在に連結するとともに、足部マット13を腰部マット11の上側に連結手段13を介して重ね合わせ可能に連結し、これら3つのマット11〜13を略平板状に広げたベッド姿勢と、足部マット12を腰部マット11の上側に重ね合わせてなるクッション部5と、頭部マット10を傾斜状に立ち上げてなる背凭れ部6とを有するソファー姿勢とに姿勢切換可能となした。
【選択図】図4
【解決手段】横臥した利用者の頭部と腰部と足部とをそれぞれ支持する頭部マット10と腰部マット11と足部マット12とを有し、頭部マット10を腰部マット11に対して回動自在に連結するとともに、足部マット13を腰部マット11の上側に連結手段13を介して重ね合わせ可能に連結し、これら3つのマット11〜13を略平板状に広げたベッド姿勢と、足部マット12を腰部マット11の上側に重ね合わせてなるクッション部5と、頭部マット10を傾斜状に立ち上げてなる背凭れ部6とを有するソファー姿勢とに姿勢切換可能となした。
【選択図】図4
Description
この発明は、ソファーとして使用可能なソファー姿勢と、ベッドとして使用可能なベッド姿勢とに姿勢切換可能なソファー兼用ベッドに関する。
ソファー兼用ベッドとして、横臥した利用者の頭部と腰部と足部とをそれぞれ支持する頭部マットと腰部マットと足部マットとを有し、頭部マットを腰部マットに対して回動自在に連結するとともに、足部マットを腰部マットに回動自在に連結し、頭部マットと腰部マットと足部マットを略平板状に広げたベッド姿勢と、頭部マットと腰部マットとを倒立V字状に立ち上げてなる背凭れ部と、足部マットからなるクッション部とを有するソファー姿勢とに姿勢切換可能となしものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
前記特許文献1記載のソファー兼用ベッドでは、ソファー姿勢に切り換えた状態で、足部マットのみでソファーのクッション部が形成されるので、十分なクッション性を確保するためにはマットを厚肉に構成する必要があるが、マットを厚肉に構成するとそれに応じてソファー兼用ベッドの製作コストが高くなるという問題があった。また、ソファーとして使用したときにおけるクッション部の奥行きは、太ももの長さに応じたものに設定する必要があり、それ程長く設定できないことから、その分頭部マットと腰部マットが長くなり、ソファー姿勢において背凭れ部が高くなり、見栄性が低下するという問題がある。
本発明の目的は、製作コストを高くすることなく、ソファー姿勢として使用した場合におけるクッション性を向上でき、しかも見栄性に優れたソファー兼用ベッドを提供することである。
本発明に係るソファー兼用ベッドは、横臥した利用者の頭部と腰部と足部とをそれぞれ支持する頭部マットと腰部マットと足部マットとを有し、頭部マットを腰部マットに対して回動自在に連結するとともに、足部マットを腰部マットの上側に連結手段を介して重ね合わせ可能に連結し、これら3つのマットを略平板状に広げたベッド姿勢と、足部マットを腰部マットの上側に重ね合わせてなるクッション部と、頭部マットを傾斜状に立ち上げてなる背凭れ部とを有するソファー姿勢とに姿勢切換可能となしたものである。
このソファー兼用ベッドでは、頭部マットと腰部マットと足部マットを略平板状に広げたベッド姿勢と、足部マットを腰部マットの上側に重ね合わせてなるクッション部と、頭部マットを傾斜状に立ち上げてなる背凭れ部とを有するソファー姿勢とに、ソファー兼用ベッドの姿勢を切換えることができる。そして、ソファー姿勢に切り換えた状態で、足部マットを腰部マットの上側に重ね合わせてクッション部を構成できるので、マットを肉厚に構成してソファー兼用ベッドの製作コストを高めることなく、ソファー姿勢でのクッション部のクッション性を大幅に向上できる。
ここで、前記頭部マットを腰部マット側の本体部と遊端側のヘッド部とに分割構成して両者を回動自在に連結し、ソファー姿勢においてヘッド部を本体部の上端から略水平に後方へ突出する水平姿勢に姿勢切換可能となすことも好ましい実施の形態である。この場合には、頭部マットのヘッド部を水平姿勢に切換えることで、ソファー姿勢において背凭れ部の高さが高くなりすぎることによる、ソファーの見栄性の低下を防止できる。しかも、略水平に後方へ突出するヘッド部により、ソファー姿勢での外観に奥行き感を付与して、ソファーを全体的に高級感のあるデザインに仕上げることができる。
前記マットを、パイプ部材からなるマットフレームと、該マットフレームに積層状に設けたプラスチック段ボールと、該マットフレーム及びプラスチック段ボールを覆うクッション材とで構成することも好ましい実施の形態である。この場合には、プラスチック段ボールにより、マットの耐荷重性能を大幅に向上しつつ、マット重量の増大を抑制できる。
このソファー兼用ベッドは、これをそのまま床に設置して使用することも可能であるが、次のような構成の支持手段を設けることによって、マットを厚肉に構成することなく、マットをソファーやベッドの使用に適した高さに支持することもできる。支持手段としては、次のような2種類の第1支持手段や第2支持手段を好適に採用できるが、それ以外の支持手段を採用することも本発明の範疇である。
第1支持手段として、前記頭部マットを支持する頭部支持台を設けるとともに、腰部マットを支持する腰部支持台を頭部支持台内へ移動可能に設け、さらに足部マットの両側部に足部支持脚を、下方へ延びて足部マットを支持可能な支持姿勢と、上方へ回動させた収納姿勢と姿勢切換可能に設けることも好ましい実施の形態である。この第1支持手段では、頭部支持台と腰部支持台と足部支持脚とからなる支持手段により、ベッド姿勢におけるマット上面の高さ位置や、ソファー姿勢における足部マット上面の高さ位置を適正高さに設定して、使い勝手の良い高さのベッドやソファーを実現できる。また、足部支持脚を支持姿勢と収納姿勢とに姿勢切換可能に構成することで、ソファー姿勢において足部支持脚がソファーの使用の邪魔になることを防止できる。加えて、ソファー兼用ベッドの姿勢をベッド姿勢からソファー姿勢に切換えた後、前後方向に移動自在な腰部支持台を頭部支持台内へ移動させることによって、ソファー姿勢のソファー兼用ベッドをその後方の壁面近くに容易に移動させることが可能となる。
前記第1支持手段を採用したソファー兼用ベッドにおいて、前記腰部支持台の下端部に、頭部支持台に設けたガイドレールに沿って移動可能なガイド輪と、床面上を移動可能な走行輪とを設け、腰部支持台を頭部支持台に嵌合させた状態で、走行輪の支持シャフトを一段高い位置に支持して、走行輪を床面から切り離す切離手段を設けることも好ましい実施の形態である。この場合には、頭部支持台に対する腰部支持台の移動操作性を十分に確保しつつ、ソファー姿勢に切換えた状態で、切離手段により走行輪を床面から切り離すので、例えばソファーに着座しているときに、腰部支持台が頭部支持台から意図せず前方へ移動するという不具合を防止することができる。
前記第1支持手段を採用したソファー兼用ベッドにおいて、前記頭部支持台に両側部に上方へ延びるサイドボードを設け、ソファー姿勢において、前記足部支持脚を、腰部マット及び足部マットとサイドボード間に収納することも好ましい実施の形態である。この場合には、ソファー姿勢において、足部支持脚の外面側をサイドボードで覆って、足部支持脚が外部に露出することによるソファーの外観低下を防止できる。
第2支持手段として、前記腰部マットを支持する腰部支持台を設けるとともに、頭部マットを支持する頭部支持脚を設け、さらに足部マットの両側部に足部支持脚を、下方へ延びて足部マットを支持可能な支持姿勢と、上方へ回動させた収納姿勢と姿勢切換可能に設けることも好ましい実施の形態である。この第2支持手段では、頭部支持脚と足部支持脚と腰部支持台とからなる安価に製作可能な簡単な構成の支持手段により、ベッド姿勢におけるマット上面の高さ位置や、ソファー姿勢における足部マット上面の高さ位置を適正高さに設定して、使い勝手の良い高さのベッドやソファーを安価に実現できる。また、足部支持脚を支持姿勢と収納姿勢とに姿勢切換可能に構成することで、ソファー姿勢において足部支持脚がソファーの使用の邪魔になることを防止できる。
前記第2支持手段を採用したソファー兼用ベッドにおいては、前記頭部マットを腰部マット側の本体部と遊端側のヘッド部とに分割構成して両者を回動自在に連結し、ソファー姿勢においてヘッド部を本体部の上端から後方へ略水平に突出する水平姿勢に姿勢切換可能となし、前記頭部支持脚をヘッド部に設けることも好ましい実施の形態である。この場合には、前述と同様に、頭部マットのヘッド部を水平姿勢に切換えることで、ソファー姿勢において背凭れ部の高さが高くなりすぎることによる、ソファーの見栄性の低下を防止できるとともに、略水平に後方へ突出するヘッド部により、ソファー姿勢での外観に奥行き感を付与して、ソファーを全体的に高級感のあるデザインに仕上げることができる。加えて、頭部支持脚をヘッド部に設けているので、ソファー姿勢において、ヘッド部を水平姿勢に切換えた状態で、頭部支持脚は頭部マットの本体部の後面側に沿うように配置され、頭部支持脚が後方へ突出することによるソファーの外観低下を防止できる。特に、頭部支持脚を頭部マットの回動中心付近に配置させると、ソファー姿勢において頭部支持脚を、本体部の後面に隙間なく配置させることができ、頭部支持脚を設けることによるソファーの外観低下を効果的に防止することができる。
また、前記第2支持手段を採用したソファー兼用ベッドでは、前記腰部支持台の両側部に上方へ延びるサイドボードを設け、ソファー姿勢において、前記足部支持脚を、腰部マット及び足部マットとサイドボード間に収納することも好ましい実施の形態である。この場合には、ソファー姿勢において、足部支持脚の外面側をサイドボードで覆って、足部支持脚が外部に露出することによるソファーの外観低下を防止することができる。
前述のようにサイドボードを設ける場合には、前記サイドボードにアームレストを上昇位置と下降位置とに位置切換可能に取り付けることも好ましい実施の形態である。つまり、サイドボードを上方へ延ばして、ソファー姿勢において、サイドボードの上部をアームレストとして活用することもできるが、このように構成すると、ベッド姿勢においてサイドボードが高くなりすぎて、ベッドに横臥した状態で圧迫感を感じたり、ベッドの外観が低下したりするという問題がある。本発明では、サイドボードに対してアームレストを上昇位置と下降位置とに位置切換可能に取り付けることで、サイドボードの高さを低く設定することが可能となり、ベッドとして使用したときにおける前記問題を解決できる。
また、前記サイドボードを上部構造体と下部構造体とに分割構成して、上部構造体を下部構造体の上端部に回動自在に連結し、ソファー姿勢において、上部構造体を下部構造体から上方へ突出させた鉛直姿勢と、ベッド姿勢において、上部構造体を下部構造体の上端部から略水平に外側へ突出させた水平姿勢とに姿勢切換可能となすことも好ましい実施の形態である。この場合には、ソファー姿勢において、サイドボードの上部を構成する上部構造体を鉛直姿勢に回動させることで、上部構造体をアームレストして活用することができ、また、ベッド姿勢において、上部構造体を水平姿勢に回動させることで、サイドボードの高さを低く設定して、ベッド姿勢においてサイドボードが高くなりすぎて、ベッドに横臥した状態で圧迫感を感じたり、ベッドの外観が低下したりするという問題を防止できる。しかも、水平姿勢に回動させたアームレストの上部構造体の上面を、本を載せるスペースなどとして活用することも可能となる。
本発明に係るソファー兼用ベッドによれば、頭部マットと腰部マットと足部マットを略平板状に広げたベッド姿勢と、足部マットを腰部マットの上側に重ね合わせてなるクッション部と、頭部マットを傾斜状に立ち上げてなる背凭れ部とを有するソファー姿勢とに、ソファー兼用ベッドの姿勢を切換えることができる。そして、ソファー姿勢に切り換えた状態で、足部マットを腰部マットの上側に重ね合わせてクッション部を構成できるので、マットを肉厚に構成してソファー兼用ベッドの製作コストを高めることなく、ソファー姿勢でのクッション部のクッション性を大幅に向上できる。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態では、ベッド姿勢におけるソファー兼用ベッドの頭部マット側を後方、足部マット側を前方として前後方向を定義して説明する。
図1〜図13に示すように、ソファー兼用ベッド1は、図1、図3に図示のベッド姿勢と図2、図4に図示のソファー姿勢とに姿勢切換可能なマット本体2と、マット本体2を支持する支持手段3とを備えている。ただし、支持手段3を省略して、マット本体2のみでソファー兼用ベッドを構成することも可能である。この支持手段3が第1支持手段に相当する。
マット本体2は、横臥した利用者の頭部と腰部と足部とをそれぞれ支持する頭部マット10と腰部マット11と足部マット12とを有している。頭部マット10は腰部マット11の前側に回動自在に連結され、足部マット12は腰部マット11の後側に連結手段13を介して腰部マット11の上側に重ね合わせ可能に連結され、マット本体2は、これら3つのマット10〜12を略平板状に広げたベッド姿勢と、足部マット12を腰部マット11の上側に重ね合わせてなるクッション部5と、頭部マット10を傾斜状に立ち上げてなる背凭れ部6とを有するソファー姿勢とに姿勢切換可能に構成されている。また、頭部マット10は、腰部マット11側(前側)の本体部14と遊端側(後側)のヘッド部15とに分割構成され、本体部14とヘッド部15とは回動自在に連結され、ソファー姿勢においてヘッド部15は、本体部14の上端から略水平に後方へ突出する水平姿勢に姿勢切換可能に構成されている。
腰部マット11と足部マット12と連結手段13と頭部マット10を構成する本体部14及びヘッド部15とは、中空の角パイプからなる枠状のマットフレーム11a〜15aを備え、ベッド姿勢において、マットフレーム11a、13a〜15aの上面と、足部マット12のマットフレーム12aの上下両面にはプラスチック段ボールからなる補強板16がマットフレーム11a〜15aの開口を閉塞するように積層状に設けられ、この補強板16により、マット本体2の耐圧荷重が高くなるように構成されている。
本体部14のマットフレーム14aとヘッド部15のマットフレーム15aとは第1ヒンジ17aを介して回動自在に連結され、本体部14のマットフレーム14aと腰部マット11のマットフレーム11aとは第2ヒンジ17bを介して回動自在に連結され、腰部マット11のマットフレーム11aと連結手段13のマットフレーム13aとは第3ヒンジ17cを介して回動自在に連結され、連結手段13のマットフレーム13aと足部マット12のマットフレーム12aとは第4ヒンジ17dを介して回動自在に連結されている。ヒンジ17a〜17dの回動範囲は、ソファー姿勢とベッド姿勢とに姿勢切換可能な範囲にそれぞれ設定されている。連結手段13としては、前述のように、マットフレーム13aを備えたものを採用することも可能であるが、腰部マット11の上側に重ね合わせ可能に足部マット12と腰部マット11とを連結するものであれば任意の構成のものを採用することができ、例えば腰部マット11のマットフレーム11aと足部マット12のマットフレーム12aとを回動自在に連結する1対のリンク部材で構成することも可能である。また、第2ヒンジ17bとして、ソファー姿勢における背凭れ部6の傾斜角度を多段階に角度調整可能なヒンジ部材を用いることも可能である。
補強板16としては、軽量化及び耐荷重性能を考慮するとポリプロピレンなどからなるプラスチック段ボールを用いることが好ましいが、合板など周知の構成のものを用いることも可能である。また、マットフレーム11a〜15aは、丸パイプで構成することも可能であるし、必要に応じて適宜に桟等を設けて補強することもできる。
マットフレーム11a〜15a及び補強板16を覆うようにウレタンフォームなどからなるクッション材(図示略)が設けられ、クッション材を覆うように布製や革製の図示外のカバー部材が設けられている。ただし、頭部マット10と腰部マット11と足部マット12とはそれぞれ独立にクッション材及びカバー部材で被覆することも可能である。
頭部マット10と腰部マット11と足部マット12の長さや幅は、ベッドやソファーとして使用することを考慮して適宜に設定することができる。本実施の形態では、頭部マット10を構成する本体部14及びヘッド部15のマットフレーム14a、15aの長さを480mm、60mmにそれぞれ設定し、腰部マット11のマットフレーム11aの長さを600mm、連結手段13のマットフレーム13aの長さを130mm、足部マット12のマットフレーム12aの長さを540mmに設定し、マットフレーム11a〜15aの幅を1119mmに設定し、マット本体2の厚さを100mmに設定したものを用いた。
前記支持手段3は、図3、図4、図6〜図11に示すように、頭部マット10を支持する頭部支持台20と、腰部マット11を支持する腰部支持台30と、足部マット12の両側に配置されて足部マット12を支持する1対の足部支持脚40とを備えている。
頭部支持台20について説明すると、前側上部のフレームを除いた角パイプからなる偏平な直方体枠状の頭部支持フレーム21が設けられ、この頭部支持フレーム21の左右方向及び前後方向の長さは頭部マット10のマットフレーム14a、15aの左右方向及び前後方向の長さと略同じに設定されている。頭部支持フレーム21の前後の下部フレーム21FL、21BLは左右両側へ突出され、その両端部には上方へ延びる側板支持フレーム22が固定されている。頭部支持台20の両側には頭部支持台20の下端近傍部から頭部支持台20よりも上方へ延びるサイドボード23が設けられ、左右のサイドボード23は前後の側板支持フレーム22に固定支持されている。但し、側板支持フレーム22及びサイドボード23は、ソファー兼用ベッド1の外観を向上する上で設けることが好ましいが、必須の構成ではなく、省略することも可能である。
頭部支持フレーム21の左右の下部フレーム21LL、21RLには床面Fへの設置用の1対の設置脚24が前後に間隔をあけてそれぞれ固定され、左右の下部フレーム21LL、21RLの上側には前後方向に延びる案内フレーム25が左右の下部フレーム21LL、21RLと平行に設けられている。左右の下部フレーム21LL、21RLの後端部には上方へ延びる後部フレーム26が設けられ、後部フレーム26には上方へ延びるヘッドボード27が固定されている。但し、ヘッドボード27は、後述するように、頭部マット10のヘッド部15に回動自在に設けることも可能である。
頭部マット10のマットフレーム14a、15aには下側へ突出する複数の支持ピン10bが設けられ、支持ピン10bの下端部は頭部マット10の下面から外部に露出され、ベッド姿勢において、頭部マット10は支持ピン10bの下端部を頭部支持フレーム21の上面に載置させて頭部支持台20に支持される。
サイドボード23は上部構造体23Aと下部構造体23Bとに分割構成され、両構造体23A、23Bは角パイプからなる枠状のボードフレーム23a、23bと、ボードフレーム23a、23bを被覆する図示外のクッション材と、ボードフレーム23a、23bを回動自在に連結するヒンジ部材23cと、サイドボード23全体を覆う布製又は革製の図示外のカバー部材とを備えている。上部構造体23Aは下部構造体23Bにヒンジ部材23cを介して回動自在に連結され、上部構造体23Aは、下部構造体23Bから上方へ突出させた鉛直姿勢と、下部構造体23Bの上端部から略水平に外側へ突出させた水平姿勢とに姿勢切換可能に構成されている。下部構造体23Bの上端部の高さは、ソファー姿勢における足部マット12の上面の高さと略同じ高さに設定され、ソファー姿勢において、上部構造体23Bを鉛直姿勢にすることで、上部構造体23Bをアームレストとして活用でき、またベッド姿勢において、上部構造体23Bを水平姿勢して、サイドボード23を低くすることで、サイドボード23による圧迫感を解消できるように構成されている。また、サイドボード23はソファー姿勢において腰部マット11及び足部マット12との間に一定の隙間が形成されるように設けられ、ソファー姿勢において、この隙間に足部支持脚40が収納されるように構成されている。
腰部支持台30について説明すると、前側上部のフレームを除いた角パイプからなる偏平な直方体枠状の腰部支持フレーム31が設けられ、この腰部支持フレーム31は頭部支持フレーム21の内側に嵌合挿入可能な寸法に設定されている。腰部支持フレーム31の左右の下部フレーム31LL、RLの前端部には車輪支持金具32aが下方へ突出状に設けられ、車輪支持金具32aには床面Fを走行するための走行輪32が回転自在に支持されている。腰部支持フレーム31の後側の縦フレーム31BVの下端部には車輪支持金具33aが後方へ突出状に設けられ、この車輪支持金具33aには頭部支持フレーム21の左右の下部フレーム21LL、21LRとその上側の案内フレーム25間を前後方向に移動可能なガイド輪33が回転自在に支持されている。腰部支持台30は、走行輪32とガイド輪33とを介して、頭部支持台20から引き出した図3に図示の前進位置と、頭部支持台20の内側に挿入嵌合させた図4に示す後退位置とにわたって前後方向に移動自在に頭部支持台20に組み付けられている。左右の走行輪32と左右のガイド輪33とは支持シャフト32b、33bを介してそれぞれ同期回転するように連結され、腰部支持台30が精度良く前後方向に移動することで、腰部支持台30を頭部支持台20に対して容易に出し入れできるように構成されている。また、頭部支持フレーム21の前側の下部フレーム21FLには左右1対の車輪支持板34が前方へ突出状に固定され、腰部支持台30を後退位置に移動させて、頭部支持台20に挿入嵌合させるときに、左右の走行輪32を連結する支持シャフト32bの途中部を左右1対の車輪支持板34上に載置することで、走行輪32を床面Fから切り離して、ソファー姿勢において、腰部支持台30が不用意に前方へ移動しないように構成されている。尚、この車輪支持板34が切離手段に相当する。
腰部支持フレーム31の左右の下部フレーム31LL、31RLには断面L字状の支持板金(図示略)が内側へ突出状に設けられ、腰部支持フレーム31の内側には収納ボックス36が左右の支持板金に支持された状態で前後に出し入れ可能に設けられている。
腰部マット11のマットフレーム11aには複数の支持ピン11bが下方へ突出状に設けられ、腰部マット11は、これら複数の支持ピン11bの下端部を腰部支持フレーム31に固定することによって、腰部支持フレーム31上に固定載置されている。
足部支持脚40について説明すると、足部マット12のマットフレーム12aの両側部には側方へ突出する1対の連結ピン41が前後に間隔をあけてそれぞれ2組、計4組設けられ、足部マット12の側部においてこれら4組の連結ピン41の端部には連結金具42がそれぞれ固定されている。足部マット12の両側には角パイプをコ字状に折り曲げてなる脚本体43が設けられ、脚本体43の両端部は足部マット12の側部に設けられた前後の連結金具42に回動自在に連結され、脚本体43は、図3、図12に図示の支持姿勢と図4、図13に図示の収納姿勢とに姿勢切換可能に支持されている。
連結金具42と脚本体43との連結構造としては、脚本体43を支持姿勢と収納姿勢とに節度感を持って切換可能で、しかも支持姿勢において足部マット12を安定的に支持可能なものであれば任意の構成のものを採用できる。例えば、図11に示す連結構造のように、連結金具42として、左右1対の枢支部44aを突出形成した取付板金44と、枢支部44a間における取付板金44の平坦部から浮かした状態で取付板金44に取付可能な断面コ字状の板バネ45と、取付板金44と脚本体43を連結するための連結シャフト46を有するものを用い、脚本体43として、脚本体43の両端部に該両端部を結ぶ方向へ延びる支持スリーブ47を固定し、支持スリーブ47の途中部に平行な1対の平端面47aを形成したものを採用することができる。この連結構造を用いて脚本体43を連結金具42に組み付ける際には、取付板金44に板バネ45を取り付けた状態で、脚本体43の支持スリーブ47を取付板金44の枢支部44a間に配置させて、枢支部44aと支持スリーブ47とに亙って連結シャフト46を挿通させ、固定ネジ48で連結シャフト46を支持スリーブ47に固定して、脚本体43を連結金具42に連結することになる。この連結構造では、支持スリーブ47の一方の平端面47aが板バネ45の平面に圧接されて、脚本体43が支持姿勢に固定保持され、板バネ45を変形させながら、脚本体43を180度回動させることで、支持スリーブ47の他方の平端面47aが板バネ45の平面に圧接されて、脚本体43が収納姿勢に固定保持されることになる。
このソファー兼用ベッド1をベッド姿勢からソファー姿勢へ切換える方法の一例について説明すると、先ず、図12に示すように、連結手段13を中心に足部マット12を約180度回転させて、腰部マット11の上側に足部マット12を載置するとともに、頭部マット10を立ち上げて、頭部マット10により背凭れ部6を形成する。次に、図13に示すように、連結金具42の連結シャフト46を中心に足部支持脚40の脚本体43を約180度下側へ回転させて、脚本体43を収納姿勢に切換える。次に、腰部支持台30をマット本体2とともに後方へ移動させ、腰部支持台30を少し持ち上げながら後退位置まで移動させて、図4に示すように、走行輪32の支持シャフト32bを車輪支持板34で支持させて、走行輪32を床面Fから多少浮かした状態にし、腰部支持台30を頭部支持台20に挿入嵌合させ、必要に応じて、背凭れ部6が高くなりすぎないように、頭部マット10のヘッド部15を後方へ略水平に延びる水平姿勢に回動させ、またサイドボード23の上部構造体23Aを上方へ延びる鉛直姿勢に回動させて、上部構造体23Aでアームレストを形成して、ソファー兼用ベッド1をソファー姿勢に切換えることになる。この状態で、足部支持脚40は、足部マット12及び腰部マット11とサイドボード23間に、外部に露出しないように収納されることになる。
また、ソファー姿勢からベッド姿勢に切換える際には、前記とは逆の手順で、腰部支持台30を前進位置まで引き出すとともに、頭部マット10のヘッド部15を回動させて頭部マット10を平板状にした後、頭部マット10を水平に回動させて頭部支持台20上に載置し、また足部支持脚40の脚本体43を支持姿勢に回動させてから、足部マット12を約180度回転させて、足部マット12を1対の足部支持脚40で略水平に支持し、ソファー兼用ベッド1をベッド姿勢に切換えることになる。また、必要に応じて、サイドボード23の上部構造体23Aを外側へ略水平に回動させて、サイドボード23の高さを低く調整することになる。
次に、前記ソファー兼用ベッド1の構成を部分的に変更した他の実施の形態について説明する。なお、前記実施の形態と同一部材には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
図14〜図20に示すように、ソファー兼用ベッド50は、ベッド姿勢とソファー姿勢とに姿勢切換可能なマット本体2と、マット本体2を支持する支持手段51とを備え、支持手段51は、腰部マット11を支持する腰部支持台60と、頭部マット10を支持する頭部支持脚70と、足部マット12を支持する足部支持脚40とを備えている。なお、マット本体2及び足部支持脚40は前記実施の形態と同様に構成されている。また、支持手段51が第2支持手段に相当する。
腰部支持台60について説明すると、角パイプを直方体状に連結してなる腰部支持フレーム61が設けられ、腰部支持フレーム61の前後の下部フレーム61FL、61BLは外方へ突出されてその端部には上方へ延びる側板支持フレーム62が設けられている。腰部支持フレーム61の左右の下部フレーム61LL、61RLの後端近傍部には前後方向への移動用の車輪63が回転自在に設けられ、前端近傍部には床面Fへの設置脚64が設けられ、腰部支持台60は、その前側を持ち上げながら車輪63により前後方向に容易に移動できるように構成されている。腰部支持フレーム61内には収納ボックス65が前後方向に出し入れ可能に設けられ、腰部支持台60の内部スペースを有効活用できるように構成されている。
側板支持フレーム62には、ソファー姿勢において腰部支持台60の側部と足部マット12及び腰部マット11の側部が外部に露出しないように覆うサイドボード66が設けられ、サイドボード66にはアームレスト67が、図17に図示の上昇位置と、図16に図示の下降位置とに位置切換可能に取付けられている。なお、サイドボード66としては、前記実施の形態のサイドボード23のように、上部構造体23Aと下部構造体23Bとに分割構成したものを採用することも可能である。また、前記アームレスト67に代えて、頭部マット10の側部にソファー姿勢において前方へ片持ち状に延び、ベッド姿勢において頭部マット10の側部に沿った位置に回動可能なアームレストを設けることもできる。サイドボード66は、角パイプからなる枠状のフレーム材66aと、フレーム材66aの左右両面に固定したプラスチック段ボールからなる補強板66bと、フレーム材66a及び補強板66bに外装した図示外のクッション材及びカバー部材と有するものである。また、アームレスト67は、角パイプをコ字状に折り曲げてなるフレーム67aと、フレーム67aの途中部に外装した図示外のクッション材及びカバー部材を有するである。
腰部マット11のマットフレーム11aには複数の支持ピン11bが下方へ突出状に設けられ、腰部マット11は、これら複数の支持ピン11bの下端部を腰部支持フレーム61に固定することによって、腰部支持フレーム61上に固定載置されている。尚、このソファー兼用マット50では、頭部マット10の支持ピン10bは省略することになる。
頭部支持脚70は、中空の角パイプを略コ字状に折曲したもので、頭部支持脚70の両端部は頭部マット10のヘッド部15のマットフレーム15aの回動中心付近に固定され、ソファー姿勢においてヘッド部15を後方へ略水平に回動させると、頭部支持脚70がヘッド部15とともに回動して、本体部14の後面に沿った位置に配置され、頭部支持脚70が外部に露出することによる外観低下を防止できるように構成されている。
ヘッド部15の後端部にはヘッド部15の上面に沿った収納姿勢と、ヘッド部15の上面に対して略垂直に回動させた使用姿勢とにヒンジ部材69を介して姿勢切換可能なヘッドボード68が設けられている。このヘッドボード68は、角パイプからなる枠状のフレーム材68aと、フレーム材68aの前後両面に固定したプラスチック段ボールからなる補強板68bと、フレーム材68a及び補強板68bに外装した図示外のクッション材及びカバー部材と有するもので、ベッド姿勢において使用姿勢に回動させることによって、枕止めや飾り板として機能し、ソファー姿勢において収納姿勢に回動させてソファーの外観低下を防止できるように構成したものである。
このソファー兼用ベッド50をベッド姿勢からソファー姿勢へ切換える方法の一例について説明すると、先ず、図19に示すように、頭部マット10を立ち上げて、頭部マット10により背凭れ部6を形成し、背凭れ部6が高くなりすぎないように、頭部マット10のヘッド部15を後方へ略水平になるまで回動させるとともに、ヘッドボード68をヘッド部15の上側に重ね合わせて収納し、更にアームレスト67を上昇位置に移動保持させる。次に、図20に示すように、連結金具42の連結シャフト46を中心に足部支持脚40の脚本体43を約180度回転させて収納姿勢に切換えてから、図17に示すように、連結手段13を中心に足部マット12を約180度回転させて、腰部マット11の上側に足部マット12を載置し、ソファー兼用ベッド50をソファー姿勢に切換えることになる。このとき、足部支持脚40は、外部に露出しないように足部マット12及び腰部マット11とサイドボード66間に収納されることになる。そして、ソファー姿勢に切換えた状態で、頭部マット10とソファーの後方の壁面間には隙間が形成されるので、必要に応じてソファー姿勢に切換えたソファー兼用ベッド50の前部を持ち上げて後方へ移動させることになる。
また、ソファー姿勢からベッド姿勢に切換える際には、先程とは逆の手順で、ソファー兼用ベッド50の前部を持ち上げて前方へ移動させ、後方の壁面との間に隙間を形成してから、足部マット12を約180度回転させて、マット本体2を平板状にしてから、足部支持脚40の脚本体43を180度回転させて、1対の足部支持脚40でマット本体2を支持させる。次に、ヘッド部15を回動させて頭部マット10を平板状の姿勢に切換えるとともに、ヘッドボード68を頭部マット10に対して略垂直な使用姿勢に切換え、頭部マット10を水平姿勢に回動させて、頭部マット10の遊端部を頭部支持脚70で支持させることになる。また、必要に応じてアームレスト67を下降位置へ移動させることになる。
1 ソファー兼用ベッド 2 マット本体
3 支持手段 5 クッション部
6 背凭れ部
10 頭部マット 10b 支持ピン
11 腰部マット 11a マットフレーム
11b 支持ピン 12 足部マット
12a マットフレーム 13 連結手段
13a マットフレーム 14 本体部
14a マットフレーム 15 ヘッド部
15a マットフレーム 16 補強板
17a 第1ヒンジ 17b 第2ヒンジ
17c 第3ヒンジ 17d 第4ヒンジ
20 頭部支持台 21 頭部支持フレーム
21FL 下部フレーム 21BL 下部フレーム
21LL 下部フレーム 21RL 下部フレーム
22 側板支持フレーム 23 サイドボード
23A 上部構造体 23B 下部構造体
23a ボードフレーム 23c ヒンジ部材
24 設置脚 25 案内フレーム
26 後部フレーム 27 ヘッドボード
30 腰部支持台 31 腰部支持フレーム
31BV 縦フレーム 31LL 下部フレーム
31RL 下部フレーム
32 走行輪 32a 車輪支持金具
32b 支持シャフト 33 ガイド輪
33a 車輪支持金具 34 車輪支持板
36 収納ボックス
40 足部支持脚 41 連結ピン
42 連結金具 43 脚本体
44 取付板金 44a 枢支部
45 板バネ 46 連結シャフト
47 支持スリーブ 47a 平端面
48 固定ネジ
50 ソファー兼用ベッド 51 支持手段
60 腰部支持台 61 腰部支持フレーム
61FL 下部フレーム 61BL 下部フレーム
61LL 下部フレーム 61RL 下部フレーム
62 側板支持フレーム 63 車輪
64 設置脚 65 収納ボックス
66 サイドボード 66a フレーム材
66b 補強板 67 アームレスト
67a フレーム 68 ヘッドボード
68a フレーム材 68b 補強板
69 ヒンジ部材 70 頭部支持脚
F 床面
3 支持手段 5 クッション部
6 背凭れ部
10 頭部マット 10b 支持ピン
11 腰部マット 11a マットフレーム
11b 支持ピン 12 足部マット
12a マットフレーム 13 連結手段
13a マットフレーム 14 本体部
14a マットフレーム 15 ヘッド部
15a マットフレーム 16 補強板
17a 第1ヒンジ 17b 第2ヒンジ
17c 第3ヒンジ 17d 第4ヒンジ
20 頭部支持台 21 頭部支持フレーム
21FL 下部フレーム 21BL 下部フレーム
21LL 下部フレーム 21RL 下部フレーム
22 側板支持フレーム 23 サイドボード
23A 上部構造体 23B 下部構造体
23a ボードフレーム 23c ヒンジ部材
24 設置脚 25 案内フレーム
26 後部フレーム 27 ヘッドボード
30 腰部支持台 31 腰部支持フレーム
31BV 縦フレーム 31LL 下部フレーム
31RL 下部フレーム
32 走行輪 32a 車輪支持金具
32b 支持シャフト 33 ガイド輪
33a 車輪支持金具 34 車輪支持板
36 収納ボックス
40 足部支持脚 41 連結ピン
42 連結金具 43 脚本体
44 取付板金 44a 枢支部
45 板バネ 46 連結シャフト
47 支持スリーブ 47a 平端面
48 固定ネジ
50 ソファー兼用ベッド 51 支持手段
60 腰部支持台 61 腰部支持フレーム
61FL 下部フレーム 61BL 下部フレーム
61LL 下部フレーム 61RL 下部フレーム
62 側板支持フレーム 63 車輪
64 設置脚 65 収納ボックス
66 サイドボード 66a フレーム材
66b 補強板 67 アームレスト
67a フレーム 68 ヘッドボード
68a フレーム材 68b 補強板
69 ヒンジ部材 70 頭部支持脚
F 床面
Claims (11)
- 横臥した利用者の頭部と腰部と足部とをそれぞれ支持する頭部マットと腰部マットと足部マットとを有し、頭部マットを腰部マットに対して回動自在に連結するとともに、足部マットを腰部マットの上側に連結手段を介して重ね合わせ可能に連結し、これら3つのマットを略平板状に広げたベッド姿勢と、足部マットを腰部マットの上側に重ね合わせてなるクッション部と、頭部マットを傾斜状に立ち上げてなる背凭れ部とを有するソファー姿勢とに姿勢切換可能となしたソファー兼用ベッド。
- 前記頭部マットを腰部マット側の本体部と遊端側のヘッド部とに分割構成して両者を回動自在に連結し、ソファー姿勢においてヘッド部を本体部の上端から略水平に後方へ突出する水平姿勢に姿勢切換可能となした請求項1記載のソファー兼用ベッド。
- 前記マットを、パイプ部材からなるマットフレームと、該マットフレームに積層状に設けたプラスチック段ボールと、該マットフレーム及びプラスチック段ボールを覆うクッション材とで構成した請求項1又は2記載のソファー兼用ベッド。
- 前記マットを支持する第1支持手段として、前記頭部マットを支持する頭部支持台を設けるとともに、腰部マットを支持する腰部支持台を頭部支持台内へ移動可能に設け、さらに足部マットの両側部に足部支持脚を、下方へ延びて足部マットを支持可能な支持姿勢と、上方へ回動させた収納姿勢と姿勢切換可能に設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載のソファー兼用ベッド。
- 前記腰部支持台の下端部に、頭部支持台に設けたガイドレールに沿って移動可能なガイド輪と、床面上を移動可能な走行輪とを設け、腰部支持台を頭部支持台に嵌合させた状態で、走行輪の支持シャフトを一段高い位置に支持して、走行輪を床面から切り離す切離手段を設けた請求項4記載のソファー兼用ベッド。
- 前記頭部支持台に両側部に上方へ延びるサイドボードを設け、ソファー姿勢において、前記足部支持脚を、腰部マット及び足部マットとサイドボード間に収納した請求項4又は5記載のソファー兼用ベッド。
- 前記マットを支持する第2支持手段として、前記腰部マットを支持する腰部支持台を設けるとともに、頭部マットを支持する頭部支持脚を設け、さらに足部マットの両側部に足部支持脚を、下方へ延びて足部マットを支持可能な支持姿勢と、上方へ回動させた収納姿勢と姿勢切換可能に設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載のソファー兼用ベッド。
- 前記頭部マットを腰部マット側の本体部と遊端側のヘッド部とに分割構成して両者を回動自在に連結し、ソファー姿勢においてヘッド部を本体部の上端から後方へ略水平に突出する水平姿勢に姿勢切換可能となし、前記頭部支持脚をヘッド部に設けた請求項7記載のソファー兼用ベッド。
- 前記腰部支持台の両側部に上方へ延びるサイドボードを設け、ソファー姿勢において、前記足部支持脚を、腰部マット及び足部マットとサイドボード間に収納した請求項7又は8記載のソファー兼用ベッド。
- 前記サイドボードにアームレストを上昇位置と下降位置とに位置切換可能に取り付けた請求項6又は9記載のソファー兼用ベッド。
- 前記サイドボードを上部構造体と下部構造体とに分割構成して、上部構造体を下部構造体の上端部に回動自在に連結し、ソファー姿勢において、上部構造体を下部構造体から上方へ突出させた鉛直姿勢と、ベッド姿勢において、上部構造体を下部構造体の上端部から略水平に外側へ突出させた水平姿勢とに姿勢切換可能となした請求項6又は9に記載のソファー兼用ベッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008051152A JP2009207559A (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | ソファー兼用ベッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008051152A JP2009207559A (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | ソファー兼用ベッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009207559A true JP2009207559A (ja) | 2009-09-17 |
Family
ID=41181317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008051152A Pending JP2009207559A (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | ソファー兼用ベッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009207559A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101254951B1 (ko) * | 2011-05-11 | 2013-04-19 | 유도현 | 침대 겸용 소파 |
KR200476707Y1 (ko) * | 2014-12-18 | 2015-03-23 | 임상범 | 침대 겸용 소파 |
JP2021061983A (ja) * | 2019-10-11 | 2021-04-22 | 株式会社正侖舎 | ベッド構造 |
-
2008
- 2008-02-29 JP JP2008051152A patent/JP2009207559A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101254951B1 (ko) * | 2011-05-11 | 2013-04-19 | 유도현 | 침대 겸용 소파 |
KR200476707Y1 (ko) * | 2014-12-18 | 2015-03-23 | 임상범 | 침대 겸용 소파 |
JP2021061983A (ja) * | 2019-10-11 | 2021-04-22 | 株式会社正侖舎 | ベッド構造 |
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