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JP2009205203A - 虹彩認証装置 - Google Patents

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JP2009205203A
JP2009205203A JP2008043838A JP2008043838A JP2009205203A JP 2009205203 A JP2009205203 A JP 2009205203A JP 2008043838 A JP2008043838 A JP 2008043838A JP 2008043838 A JP2008043838 A JP 2008043838A JP 2009205203 A JP2009205203 A JP 2009205203A
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Takahiro Watanabe
孝弘 渡辺
Akihiro Fujii
明宏 藤井
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】予め使用者が目の画像を撮影してデータ登録する際に、登録画像の位置ずれ等を防ぎ、より良好な目の画像(即ち、目画像)を登録可能とする。
【解決手段】虹彩認識辞書49への虹彩データの登録処理では、使用者が目の位置合わせをしている間に、画像キャプチャ部44でキャプチャされた目画像から、虹彩円・瞳孔円抽出部47により虹彩円及び瞳孔円を逐次抽出し、この虹彩円及び瞳孔円を、抽出の基となったキャプチャ画像に重ねて表示画面46aに逐次表示して、虹彩及び瞳孔が正しい位置で取得され、且つ正しく虹彩が検出されているかを視認し易くしたものである。そして、当該表示を使用者が確認し、描画された虹彩円及び瞳孔円と実際の目画像の虹彩及び瞳孔が一致していると判定すると、入力部41の登録開始キーを押下して登録を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、人や動物等の個体の生体的特徴である目の虹彩を利用して個体を認証する虹彩認証装置であって、特に、予め使用者が目の画像を撮影してデータ登録する際に、登録画像の位置ずれ等を防ぎ、より良好な目の画像(即ち、目画像)を登録可能とする技術に関するものである。
従来、人の目の虹彩部分の画像を用いた固定型虹彩認証装置が下記の特許文献1等に開示され、更に、携帯型虹彩認証装置が下記の特許文献2〜4等に開示されている。
特許第3307936号公報 特開2005−292542号公報 特開2005−327161号公報 特開2008−15884号公報
これらの特許文献1〜4等に記載されているように、従来の虹彩認証装置は、使用者の生体における目画像をカメラで取得し、取得した目画像の中から虹彩部分を切り出して虹彩データを抽出し、予め登録された使用者の虹彩データと照合して一致した場合に、該使用者を本人であると認証する。
図9(a)、(b)は、特許文献2〜4等に記載された従来の携帯型虹彩認証装置を示す概略の構成図であり、同図(a)は携帯型虹彩認証装置の外観図、及び、同図(b)は同図(a)中の虹彩認証装置本体の構成図である。
携帯型虹彩認証装置10は、携帯端末装置である携帯電話機に搭載された装置であり、筐体部11を有し、この筐体部11の内部に、虹彩認証装置本体20が設けられている。筐体部11の外部の背面には、撮影部22のカメラ22aと、照明部23の照明用光源23aと、表示部25の表示画面25a等とが設けられている。照明用光源23aは、カメラ22aにより目を撮影し、この目の画像を取得する際、発光させて光を目に照射するものであり、その発光に同期してカメラ22aのレンズ、シャッタ等を動作させ目を撮影するようになっている。
筐体部11内の虹彩認証装置本体20は、登録開始キー等を有する入力部21、カメラ22aを有する撮影部22、照明用光源23aを有する照明部23、撮影部22で取得された目画像をキャプチャ(捕獲)する画像キャプチャ部24、表示画面25aを有する表示部25、虹彩認識部26、及び虹彩認識辞書27等により構成されている。
この携帯型虹彩認証装置10において、認証処理は以下のように行われる。
撮影部22により、カメラ22aのレンズ、シャッタ等を動作させて、カメラ22aの前方に位置する被写体である使用者の目を撮影する。照明部23は、撮影部22により目を撮影するタイミングに同期して、照明用光源23aを発光させて使用者の顔を照射する。
撮影部22で撮影された目画像は、画像キャプチャ部24においてキャプチャされ、その画像データが、表示部25の表示画面25aで表示されると共に、虹彩認識部26へも送られる。虹彩認識部26では、画像キャプチャ部24でキャプチャされた目画像から虹彩データを抽出し、虹彩認識辞書26に予め格納され登録されている虹彩データと比較することで、使用者が本人かどうかを認識する。
従来の虹彩認証装置10では、上記の認証の処理において、使用者自身が目の撮影を行い、認証するようになっている。しかし、虹彩データの登録に当たっては、登録データの管理及び撮影画像の良し悪しの判断の必要性等の観点から、熟練したオペレータが虹彩認証装置10又は専用の端末装置により登録を行うことが一般的であり、使用者自身が登録作業を行うことはなかった。
しかしながら、今後、例えば、携帯端末装置等の利用方法の多様化に伴って、携帯端末装置に搭載された虹彩認証装置10を用いて、使用者自身が目画像の取得及び虹彩データの登録作業を行うことが想定される。この場合、登録作業において以下の2つの課題(1)、(2)が発生すると思われる。
(1) 適切な撮影位置への誘導
従来、熟練したオペレータが虹彩を登録する場合、撮影された目画像を見るだけで撮影位置が適切であるか否かを判定できるが、熟練していない使用者には、目画像を見てもそのことが判断できない。そのため、登録に適さない撮影位置で撮影された虹彩を登録してしまうことがある。
(2) 撮影時の目の状態
登録される虹彩画像はなるべく目を大きく見開き、虹彩の大部分が目画像に映っていることが望ましいが、装置の性能によって、登録開始のキー押下のタイミングと実際の撮影された画像が異なることがある。例えば、登録開始のキーを押下すると、これよりも時間的に遅れて実際の撮影された画像の虹彩データが登録されるため、登録開始のキー押下から登録までの間において、目の瞬き等が行われると、登録開始のキー押下のタイミングと実際の撮影された画像が異なったものになる。そのため、表示画面25aで確認したときの画像と異なる、目をあまり開いていない画像等が登録されることがある。
以上のような理由から、登録に適さない目画像を登録してしまうと、認識時に誤認識や認識不能等を多発してしまうことになる。
本発明の虹彩認証装置は、個人の目に光を照射する照明手段と、前記光が照射された目を撮影して前記目の画像を取得する撮影手段と、前記撮影手段で取得された複数の前記目の画像から虹彩円及び瞳孔円を逐次抽出する抽出手段と、前記逐次抽出された虹彩円及び瞳孔円を、前記取得された複数の目の画像にそれぞれ重ねて表示画面にそれぞれ表示する表示手段と、前記個人が前記表示画面の内容を確認した旨の入力が可能な入力手段と、データを登録する登録手段と、認識手段とを有している。
前記認識手段は、前記入力がされると、前記撮影手段で取得された前記目の画像から虹彩データを抽出して前記登録手段に登録し、認証時に前記撮影手段で取得された新たな前記目の画像から新たな虹彩データを抽出し、前記抽出された新たな虹彩データと前記登録手段に登録された虹彩データとを照合して前記新たな目の画像を認識するものである。
本発明の他の虹彩認証装置は、個人の目に光を照射する照明手段と、前記光が照射された目を撮影して前記目の画像を取得する撮影手段と、前記撮影手段により取得された、前記個人が位置付ける前記目の複数の画像をキャプチャして記憶するキャプチャ手段と、前記記憶された複数の目の画像から虹彩円及び瞳孔円を逐次抽出する抽出手段と、前記逐次抽出された虹彩円及び瞳孔円を、前記記憶された複数の目の画像にそれぞれ重ねて表示画面にそれぞれ表示する表示手段と、前記個人が前記表示画面の内容を確認した旨の入力が可能な入力手段と、データを登録する登録手段と、前記入力がされると、前記記憶された複数の目の画像を読み出して登録対象となる目の画像を選択する選択手段と、認識手段とを有している。
前記認識手段は、前記選択された目の画像から虹彩データを抽出して前記登録手段に登録し、認証時に前記撮影手段で取得された新たな前記目の画像から新たな虹彩データを抽出し、前記抽出された新たな虹彩データと前記登録手段に登録された虹彩データとを照合して前記新たな目の画像を認識するものである。
本発明の虹彩認証装置によれば、虹彩の登録の際に、表示画面に表示されている虹彩円・瞳孔円の位置が実際の目画像上に常に重ねて表示されるので、使用者は、虹彩が正しく検出されているかを直感的に把握することができる。そのため、理想的な撮影位置から目画像を登録することができる。結果として、正しい位置での目画像が登録されることにより、目画像から虹彩データが正しく取得され、照合処理の精度が向上する。
本発明の他の虹彩認証装置によれば、使用者が、虹彩が正しく取得されていると思い登録開始を行うための入力をする時に、登録開始の入力のタイミングと実際の撮影された画像が異なる場合でも記憶されている目画像から最適な画像が選択されて登録されるので、虹彩データが正しく取得され、誤認識や認識不能を軽減できる。
本発明を実施するための最良の形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
図1(a)、(b)は、本発明の実施例1を示す携帯型虹彩認証装置の概略の構成図であり、同図(a)は携帯型虹彩認証装置の外観図、及び、同図(b)は同図(a)中の虹彩認証装置本体の構成図である。
本実施例1の携帯型虹彩認証装置30は、主に従来の課題(1)を解決するためのものであって、図1(a)に示すように、携帯端末装置(例えば、携帯電話機)に搭載され、人の虹彩を認証する装置であり、筐体部31を有している。筐体部31の内部には、図1(b)に示すような虹彩認証装置本体40が設けられている。筐体部31の正面側(即ち、表面側)には、レンズ、シャッタ等からなるカメラ42aと、光を発生する照明用光源43aと、液晶等の表示画面46aと、図示しない撮影開始キー等を有する入力部41等とが設けられている。
筐体部31内に設けられた虹彩認証装置本体40は、入力部41に接続された撮影手段(例えば、撮影部)42を有し、この撮影部42に、照明手段(例えば、照明部)43とキャプチャ手段(例えば、画像キャプチャ部)44とが接続されている。撮影部52は、カメラ42aを有し、このカメラ42aのレンズ、シャッタ等を動作させて、カメラ42aの前方に位置する被写体である目を撮影して目の画像を取得する機能を有している。照明部43は、照明用光源43aを有し、撮影部42により目を撮影するタイミングに同期して、光源43aを発光させて光を目に照射する機能を有している。画像キャプチャ部44は、メモリ等の記憶手段を有し、撮影部42で取得された目の画像をキャプチャするものであり、これには表示制御部45を介して表示手段(例えば、表示部)46が接続されると共に、抽出手段(例えば、虹彩円・瞳孔円抽出部)47が接続されている。
表示部46は、表示画面46aを有し、目画像等を表示画面46aに表示するものである。虹彩円・瞳孔円抽出部47は、画像キャプチャ部44にキャプチャされた目画像から虹彩円・瞳孔円を逐次抽出する機能を有している。これらの表示部46及び虹彩円・瞳孔円抽出部47に、表示制御部45が接続されている。表示制御部45は、虹彩円・瞳孔円抽出部47による虹彩円・瞳孔円の抽出結果を表示画面46aに表示させるために、表示部46を制御する機能を有している。
画像キャプチャ部44には、認識手段(例えば、虹彩認識部)48が接続され、更に、この虹彩認識部48に登録手段(例えば、虹彩認識辞書)49が接続されている。虹彩認識部48は、画像キャプチャ部44にキャプチャされた目画像から虹彩データを抽出して虹彩認識辞書49に登録する機能と、認証時に画像キャプチャ部44にキャプチャされた目画像から虹彩データを抽出し、この抽出された虹彩データと虹彩認識辞書49に登録された虹彩データとを照合して利用者が本人かどうかを認識する機能とを有している。
このような虹彩認証機能に必要な各構成は、虹彩認証装置本体40に組み込むソフトウェア、あるいは個別回路で構成されている。
(実施例1の動作)
図2(a)、(b)は、図1の携帯型虹彩認証装置30における使用状態を示す図であり、図2(a)は使用者50が目51の虹彩51aの登録や認証を行う際に目51を携帯型虹彩認証装置30の撮影範囲内に位置付ける方法を示す側面図、及び、同図(b)は同図(a)の一部分を拡大した平面図である。この図2において、符号Dはカメラ42aのレンズの焦点距離付近に位置する目51とレンズとの間の距離、符号Mはカメラ42aの光軸に対する目51の移動角度である。目51は、黒目である虹彩51aの中心に瞳孔51bがある。
図3(a)、(b)は、図1の表示画面46aにおける画面表示の例を示す図である。表示画面46aには、目画像の表示可能な表示領域46bが設けられ、虹彩円・瞳孔円抽出部47により虹彩51a及び瞳孔51bから抽出された虹彩円I及び瞳孔円Pが、表示領域46b内に描画されている。
本実施例1の携帯型虹彩認証装置30の使用に際し、図2に示すように、使用者50は手52で筐体部31を把持し、虹彩51aの登録処理を行うために、撮影部42のカメラ42aを自身の一方の目51の前に近づけ、入力部41に設けられた図示しない撮影開始キーを押下して撮影を開始する。すると、カメラ42aに対する目51の位置付けの動作の開始時点から、照明部43の光源43aが発光して目51の付近が照射されると共に、撮影部42のカメラ42aが起動し、目51の付近が撮影されて画像が取得され、画像キャプチャ部44においてその画像のキャプチャが開始される。又、表示部46の表示画面46aには、表示制御部45の制御により、位置合わせ中の画像が逐次表示される。
虹彩円・瞳孔円抽出部47は、画像キャプチャ部44にキャプチャされたキャプチャ画像について、当該画像内に、虹彩51a及び瞳孔51bの円形状の部分である虹彩円I及び瞳孔円Pが存在するか否かを抽出処理により検出する。虹彩51a及び瞳孔51bの円形状を検出する方法は、例えば、エッジ検出、ハフ変換等の画像処理分野で一般的なアルゴリズムを用いればよい。
虹彩円・瞳孔円抽出部47は、キャプチャされたキャプチャ画像(=表示画面46aに表示された画像)内に虹彩円I・瞳孔円Pが存在すると判定した場合は、その中心座標、及び径(半径又は直径)のデータを表示制御部45へ送る。これを受けて表示制御部45は、図3(a)の表示画面46aに示すように、虹彩円I・瞳孔円Pを目51のキャプチャ画像と重ねて表示領域46b内に表示する。
なお、図3(a)では、検出された虹彩円I・瞳孔円Pが実際の目画像の虹彩51a・瞳孔51bの位置に完全に一致した状態が示されている。このような表示になるときの目画像は、登録に適しているものとなる。虹彩円I・瞳孔円Pの表示は、明らかに目画像と区別される色調の線で描画するのが好ましい。又、表示は、虹彩円I・瞳孔円Pを共に表示するのが最良ではあるが、どちらか一方のみを表示するようにしても問題はない。
これに対し、画像内の目51の位置(即ち、カメラ42aの光軸に対する目51の移動角度M)によっては、虹彩円I・瞳孔円Pの検出が正しく行われずに、図2(b)に示すように、虹彩円I・瞳孔円Pの位置が、画像中の目51及び虹彩51a・瞳孔51bと一致しないことがある。本実施例1では、このような場合も積極的に虹彩円I・瞳孔円Pを表示画面46aに表示する。これにより、使用者50は、虹彩51aが正しく検出されていないことが直感的に把握できるようになる。
使用者50は、図3(b)の表示を見た場合には、実際の目画像中の虹彩51a・瞳孔51bと、検出された虹彩円I、瞳孔円Pの表示が一致していないのが明らかに理解できるので、虹彩51aが正しく検出されていないものと判断し、これらの表示が図3(a)のように一致するまで、自身の目51の移動角度Mである向き等を変えつつ、位置付けの動作を継続する。
使用者50は、表示画面46aの表示が、図3(a)の表示になったことを確認すると、目51の位置付けが正しく行われたものと判断し、入力部41の図示しない登録開始キーを押下する。これにより、画像キャプチャ部44から、使用者50のキーの押下した時点での目51の撮影画像のデータを虹彩認識部48へ送る。虹彩認識部48では、目画像から虹彩データを算出し、この虹彩データを虹彩認識辞書49に格納すると、登録が完了する。
このように、本実施例1の登録処理では、使用者50が目51の位置合わせをしている間に、画像キャプチャ部44でキャプチャされた目画像から、虹彩円・瞳孔円抽出部47により虹彩円I及び瞳孔円Pを逐次抽出し、この虹彩円I及び瞳孔円Pを、抽出の基となったキャプチャ画像に重ねて表示画面46aに逐次表示して、虹彩51a及び瞳孔51bが正しい位置で取得され、且つ正しく虹彩51aが検出されているかを視認し易くしたものである。そして、当該表示を使用者50が確認し、描画された虹彩円I及び瞳孔円Pと実際の目画像の虹彩51a及び瞳孔51bが一致していると判定すると、登録開始キーを押下して登録を行う。
一方、使用者50が携帯型虹彩認証装置30を用いて目21の認証を行う場合は、撮影部42のカメラ42aを自身の一方の目51の前に近づけ、カメラ42aに対する目51の位置付けを行う。そして、使用者50が入力部41の図示しない認証開始キーを押下すると、光源43aにより目51が照射され、カメラ42aにより目51が撮影される。撮影された目画像は、画像キャプチャ部44でキャプチャされて虹彩認識部48へ送られ、この虹彩認識部48により、キャプチャ画像から虹彩データが抽出され、虹彩認識辞書49に登録されている虹彩データと照合され、使用者50が本人かどうかが認識される。
(実施例1の効果)
本実施例1によれば、虹彩51aの登録の際に、表示画面46aに表示されている虹彩円I・瞳孔円Pの位置が実際の目画像上に常に重ねられるので、使用者50は、虹彩51aが正しく検出されているかを直感的に把握することができる。そのため、理想的な撮影位置から目画像を登録することができる。結果として、正しい位置での目画像が登録されることにより、目画像から虹彩データが正しく取得され、照合処理の精度が向上する。
なお、本実施例1の手法は、高性能な携帯端末装置で、登録開始キー押下から画像キャプチャまでの時間が非常に短い装置であると一層有効である。
(実施例2の構成)
図4は、本発明の実施例2を示す携帯型虹彩認証装置における虹彩認証装置本体の概略の構成図であり、実施例1を示す図1(b)中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例2の携帯型虹彩認証装置における虹彩認証装置本体40Aは、従来の課題(1)に加えて、課題(2)を解決するためのものであって、実施例1の虹彩認証装置本体40における画像キャプチャ部44及び虹彩円・瞳孔円抽出部47に代えて、これとは機能の異なる画像キャプチャ部44A及び虹彩円・瞳孔円抽出部47Aが設けられると共に、新たに選択手段(例えば、画像選択部)61が追加されている。
画像キャプチャ部44Aは、メモリ等の記憶手段44aを有し、撮影部42により取得された、使用者50が位置付ける目51の複数の画像をキャプチャして記憶手段44aに記憶するものであり、これには表示制御部45、虹彩円・瞳孔円抽出部47A、及び画像選択部61が接続されている。虹彩円・瞳孔円抽出部47Aは、記憶手段44aに記憶された複数の目画像から虹彩円I及び瞳孔円Pを逐次抽出する機能を有している。画像選択部61は、入力部41の図示しない登録開始キーが押下された時点から所定の時間だけ前に遡って、記憶手段44aから複数の目画像を読み出して登録に適した目画像(即ち、登録対象となる目画像)を選択する機能を有している。
本実施例2では、画像選択部61により、使用者50が登録開始キーの押下した時点から、所定の時間、前に時間を遡って、画像キャプチャ部44Aの記憶手段44aに記憶された画像を検索し、記憶されたキャプチャ画像の中から登録対象となる目画像を選択するようにしたものである。その他の構成は、実施例1と同様である。又、虹彩認証機能に必要な各構成は、実施例1とほぼ同様に、虹彩認証装置本体40Aに組み込むソフトウェア、あるいは個別回路で構成されている。
(実施例2の動作)
図5〜図7は、図4の虹彩認証装置本体40における動作を説明するための図であり、その内、図5は虹彩中心座標の移動量と虹彩の径の移動量の一般的変動を示す図、図6は虹彩の径の大きさ・虹彩表出率・合焦度の一般的変動を示す図、及び、図7は虹彩表出率の概念図である。
本実施例2の携帯型虹彩認証装置30の使用に際し、実施例1とほぼ同様に、使用者50は撮影部42のカメラ42aを自身の一方の目51の前に近づけ、入力部41に設けられた図示しない撮影開始キーを押下して撮影を開始する。すると、撮影部42のカメラ42aにより、目51の付近が撮影されて画像が取得され、画像キャプチャ部44Aにおいてその画像のキャプチャが開始されて記憶手段44aに記憶されると共に、表示部46の表示画面46aに位置合わせ中の画像が逐次表示される。虹彩円・瞳孔円抽出部47Aは、画像キャプチャ部44の記憶手段44aに記憶されたキャプチャ画像について、当該画像内に、虹彩51a及び瞳孔51bの虹彩円I及び瞳孔円Pが存在するか否かを抽出処理により検出する。
実施例1と同様に、虹彩円・瞳孔円抽出部47Aは、キャプチャ画像(=表示画面46aに表示された画像)内に虹彩円I・瞳孔円Pが存在すると判定した場合は、その中心座標、及び径(半径又は直径)のデータを表示制御部45へ送る。これを受けて表示制御部45は、図3(a)の表示画面46aに示すように、虹彩円I・瞳孔円Pを目51のキャプチャ画像と重ねて表示領域46b内に表示する。使用者50は、表示画面46aの表示が、図3(a)の表示になったことを確認すると、目51の位置付けが正しく行われたものと判断し、入力部41の図示しない登録開始キーを押下する。
このように、使用者50が図3(a)の表示を確認して入力部41の図示しない登録開始キーを押下するところまでは、実施例1とほぼ同様である。以下、実施例1と異なる点を説明する。
本実施例2では、実施例1と異なり、画像キャプチャ部44Aの記憶手段44aに、常に一定時間分のキャプチャ画像が記憶されている。具体的には、記憶手段44aは、例えば、1秒程度、約10枚の画像フレーム及びその虹彩円I・瞳孔円Pの中心座標を記憶している。なお、以下では、画像キャプチャ部44Aの記憶手段44aには10枚の画像が記憶されているとして説明するが、常に10枚である必要はなく、幾つでも構わない。
画像選択部61は、画像キャプチャ部44Aに記憶された約10枚の画像フレームについて、各画像フレームが、その1つ前の画像フレームに対して虹彩円I・瞳孔円Pの中心座標及び径(半径又は直径)が、どれだけ変動したかの変動量(差分)及び合焦度、虹彩表出率を求める。
ここで、虹彩円I・瞳孔円Pの中心座標は、図2において使用者50の目51がカメラ42aの光軸に対して移動すると変動する。虹彩円I・瞳孔円Pの径(半径又は直径)は、使用者50の目51がカメラ42aから離れて距離Dが大きくなると、その径が小さくなり、目51がカメラ42aに近づいて距離Dが小さくなると、その径が大きくなる。虹彩円I・瞳孔円Pの径が大きい程、虹彩認証精度が高くなる。合焦度とは、カメラ42aのレンズの焦点距離と、距離Dとの一致する割合であり、合焦度が高い程、カメラ42aによる撮影画像が鮮明になり、虹彩認証精度が高くなる。虹彩表出率とは、図7において、虹彩51aの全部分の面積(即ち、虹彩51aには瞼53で隠れた部分がないとした場合の全面積)をS1とし、瞼53で隠れている虹彩部分(図7の斜線部分)の面積をS2とした場合に、下記の式(1)で表される割合であり、この虹彩表出率が大きい程、虹彩認証精度が高くなる。
虹彩表出率 = (S1−S2)/S1 ×100(%) ・・・・(1)
但し、S1;全虹彩51aの面積、 S2;瞼54で隠れている虹彩部分の面積
図5には、画像キャプチャ部44Aに記憶された各画像フレームから検出された虹彩円I又は瞳孔円Pの中心座標の変動量又は径の変動量の一般的推移が示されている。この図5は、使用者50が前記虹彩円・瞳孔円抽出結果を見た結果、虹彩円I・瞳孔円Pが装置によって正しい位置に抽出されていることを確認することで、適切な位置に虹彩51aを合わせて静止するので、変動量が徐々に小さくなることを表している。
図6には、画像キャプチャ部44Aに記憶された各画像フレームから検出された虹彩円I・瞳孔円Pの径(半径又は直径)、合焦度、虹彩表出率の大きさの一般的推移が示されている。虹彩円I・瞳孔円Pの径(半径又は直径)、合焦度、虹彩表出率は、登録前は目51を近づけて大きく開けるので徐々に大きくなる傾向にある。
画像選択部61では、これらの前記各画像から求めた虹彩円Iの中心座標、径の移動量、虹彩51aの径の大きさ、合焦度、虹彩表出率を基に10枚の画像の内から登録に適する画像を評価値に基づいて自動的に抽出する。
虹彩円Iの中心座標、径の移動量については、図5のように、目画像の位置は登録前は静止するので、移動量・変化量は徐々に小さくなる傾向にあることから、小さい値をとった画像に対して評価値を高くする。虹彩52aの径の大きさについては、図6のように、登録前は目を近づけて大きく開けるので、虹彩52aの径の大きさが徐々に大きくなる傾向にあることから、大きな値をとった画像に対して評価値を高くする。虹彩表出率については、図6のように、登録前は目を近づけて大きく開けるので、虹彩表出率の大きさが徐々に大きくなる傾向にあることから、大きな値をとった画像に対して評価値を高くする。
図7には、虹彩表出率の概念が示されている。対象となる画像フレームの虹彩部分の画像を用いて、例えば、前記式(1)から虹彩表出率を求める。
合焦度については、図6のように、登録前は目51を近づけて大きく開けるので、合焦度の大きさが徐々に大きくなる傾向にあることから、大きな値をとった画像に対して評価値を高くする。合焦度の求め方については、例えば、画像のエッジの強さを数値化したもので一般に知られるエッジ検出手法等を応用すればよい。
このようにして各特徴量から得られる評価値を総合的に判断して、最終的な登録画像を選択する。総合的に判断する手法としては、各特徴量の1つあるいは複数を用いて評価値を合計するだけもよいし、各特徴量によって適度な重み付けを行って評価関数を用いて最終的な評価値を算出し、それに基づいて判断してもよい。
画像選択部61は、前記の方法で登録画像を決定するが、判定の結果、複数枚の画像が適合する場合がある。この場合は登録に適すると判断されたものであれば、1枚に限らず複数枚を抽出して登録するようにしてもよい。画像選択部61は、画像キャプチャ部44Aから虹彩認識部48へ、登録に適した画像のデータを送る。虹彩認識部48では、目画像から虹彩データを算出し、この虹彩データを虹彩認識辞書49に格納し登録を完了する。
なお、本実施例2では、登録開始キーの押下した時点から前の画像のみを対象に説明したが、登録開始キー押下後の画像を合わせて利用してもよい。
(実施例2の効果)
本実施例2によれば、使用者50が、虹彩51aが正しく取得されていると思い登録開始キーを押下する時に、登録開始のキー押下のタイミングと実際の撮影された画像が異なる場合でも 前もって記憶されている目画像から最適な画像が選択されて登録されるので、虹彩データが正しく取得され、誤認識や認識不能を軽減できる。なお、登録開始キー押下後の画像を合わせて利用した場合は、虹彩データをより正しく取得でき、誤認識や認識不能をより軽減できる。
(実施例3の構成)
本実施例3では、実施例2を示す図4の虹彩認証装置本体40Aにおいて、登録開始キーが押されると、半自動で最適な画像を選択する構成になっている。
(実施例3の動作)
図8は、本発明の実施例3における登録画像の選択の表示例を示す図である。
この図8では、キャプチャされた10枚の画像から、実施例2と同様の虹彩中心座標の移動量、虹彩の径の変化量、虹彩の径の大きさ、虹彩表出率、合焦度の特徴量を自動的に評価する手法により、画像選択部61によって、登録に適した画像を自動選択により数枚に絞込み、その選択された数枚の画像を、表示制御部45の制御により、表示画面46aの表示領域46b−1〜46b−4に表示した状態が示されている。この表示画面46aを見て使用者50は登録する目画像を選択する。この時選択する画像が必ずしも1枚でなくてもよく、複数選択可とする。
使用者50は、画像を選択した後、再度、登録開始キーを押下すると、これら選択された目51の画像データが画像キャプチャ部44Aから虹彩認識部48へ送られる。虹彩認証部48では、送られてきた目画像から虹彩データを算出し、この虹彩データを虹彩認識辞書49に格納し登録を終了する。
以上の説明では、10枚の画像から自動で4枚を選択し、使用者50に4枚の画像から登録画像を選択させるようにしたが、基となるキャプチャ画像の枚数は適宜増減させて設定してもよく、又、自動で選択する枚数も4枚に限らず適宜設定してよい。しかも、使用者50が、登録画像を選択するための表示画面46a上のアイコン等のインタフェースについては、既存のさまざまな技術を応用できる。
(実施例3の効果)
本実施例3によれば、半自動で、一定の枚数まで装置が画像を選別した上で、登録の可能性が高い目画像については、最終的な選択を使用者50が行うようになっているので、万一装置が誤った選択した場合でも、装置及び使用者50の双方の観点から最適な画像を選択できるので、より良質の画像を確実に登録することができる。
(実施例4の構成)
本実施例4では、実施例2を示す図4の虹彩認証装置本体40Aにおいて、登録開始キーが押されると、手動で最適画像を選択させる構成になっている。即ち、実施例3を示す図8の要領で、画像キャプチャ部44Aでキャプチャされた10枚の画像を全て、表示制御部45の制御により表示画面46aに表示し、その中から使用者50に手動で最終的な登録に使用する画像を選択させる構成になっている。
(実施例4の動作)
使用者50が目51を撮影部42のカメラ42aに位置合わせし、表示画面46aの表示内容を確認して登録開始キーを押下する。登録開始キーを押下した時点から、画像キャプチャ部44Aの記憶手段44aに記憶された記憶画像を前に遡り、表示制御部45の制御により、それらの画像を全て表示画面46aに表示する。この画面を見て使用者50は登録する目画像を選択する。この時選択する画像が必ずしも1枚でなくてもよい。複数枚選択してもよいし、あるいは全画像を登録してもよい。
使用者50は、画像を選択した後、再び、登録開始キーを押下すると、これら選択された目51の画像データが画像キャプチャ部44Aから虹彩認識部48へ送られる。虹彩認証部48では、送られてきた目画像から虹彩データを算出し、この虹彩データを虹彩認識辞書49に格納し登録を終了する。
(実施例4の効果)
本実施例4によれば、画像選択範囲中の全キャプチャ画像を使用者50が全て自身が確認できるので、比較的、目画像の確認作業に慣れた使用者50が、撮影した目画像をより詳細に確認したい時等に使い勝手のよい装置を提供できる。結果として、より良質の画像を確実に登録することができる。
(変形例)
本発明は、上記実施例に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。
実施例では、虹彩認証装置本体40,40Aを携帯電話機に搭載した例を説明したが、PDA(Personal Digital Assistant)等の他の携帯端末装置に搭載したり、あるいは、虹彩認証装置本体40,40Aの機能をパーソナルコンピュータ等に搭載した固定型の装置構造にしてもよい。又、虹彩認証装置本体40,40Aは、精度の向上や用途の拡大等を図るために、図示以外の他の機能ブロックを追加する等してもよい。
本発明の実施例1を示す携帯型虹彩認証装置の概略の構成図である。 図1の携帯型虹彩認証装置30における使用状態を示す図である。 図1の表示画面46aにおける画面表示の例を示す図である。 本発明の実施例2を示す携帯型虹彩認証装置における虹彩認証装置本体の概略の構成図である。 図4の虹彩中心座標の移動量と虹彩の径の移動量の一般的変動を示す図である。 図4の虹彩の径の大きさ・虹彩表出率・合焦度の一般的変動を示す図である。 図4の虹彩表出率の概念図である。 本発明の実施例3における登録画像の選択の表示例を示す図である。 従来の携帯型虹彩認証装置を示す概略の構成図である。
符号の説明
30 虹彩認証装置
40,40A 虹彩認証装置本体
41 入力部
42 撮影部
42a カメラ
43 照明部
43a 光源
44,44A 画像キャプチャ部
44a 記憶手段
45 表示制御部
46 表示部
46a 表示画面
47,47A 虹彩円・瞳孔円抽出部
48 虹彩認識部
49 虹彩認識辞書
61 画像選択部

Claims (11)

  1. 個人の目に光を照射する照明手段と、
    前記光が照射された目を撮影して前記目の画像を取得する撮影手段と、
    前記撮影手段で取得された複数の前記目の画像から虹彩円及び瞳孔円を逐次抽出する抽出手段と、
    前記逐次抽出された虹彩円及び瞳孔円を、前記取得された複数の目の画像にそれぞれ重ねて表示画面にそれぞれ表示する表示手段と、
    前記個人が前記表示画面の内容を確認した旨の入力が可能な入力手段と、
    データを登録する登録手段と、
    前記入力がされると、前記撮影手段で取得された前記目の画像から虹彩データを抽出して前記登録手段に登録し、認証時に前記撮影手段で取得された新たな前記目の画像から新たな虹彩データを抽出し、前記抽出された新たな虹彩データと前記登録手段に登録された虹彩データとを照合して前記新たな目の画像を認識する認識手段と、
    を有することを特徴とする虹彩認証装置。
  2. 個人の目に光を照射する照明手段と、
    前記光が照射された目を撮影して前記目の画像を取得する撮影手段と、
    前記撮影手段により取得された、前記個人が位置付ける前記目の複数の画像をキャプチャして記憶するキャプチャ手段と、
    前記記憶された複数の目の画像から虹彩円及び瞳孔円を逐次抽出する抽出手段と、
    前記逐次抽出された虹彩円及び瞳孔円を、前記記憶された複数の目の画像にそれぞれ重ねて表示画面にそれぞれ表示する表示手段と、
    前記個人が前記表示画面の内容を確認した旨の入力が可能な入力手段と、
    データを登録する登録手段と、
    前記入力がされると、前記記憶された複数の目の画像を読み出して登録対象となる目の画像を選択する選択手段と、
    前記選択された目の画像から虹彩データを抽出して前記登録手段に登録し、認証時に前記撮影手段で取得された新たな前記目の画像から新たな虹彩データを抽出し、前記抽出された新たな虹彩データと前記登録手段に登録された虹彩データとを照合して前記新たな目の画像を認識する認識手段と、
    を有することを特徴とする虹彩認証装置。
  3. 前記選択手段は、前記入力がされた時点前後の所定の時間に前記キャプチャ手段から前記記憶された複数の目の画像を読み出し、前記登録対象となる目の画像を選択することを特徴とする請求項2記載の虹彩認証装置。
  4. 前記選択手段は、前記入力がされた時点前後の所定の時間に前記キャプチャ手段から前記記憶された、複数の目の画像を読み出して前記表示画面に表示させ、前記個人に対して前記登録対象となる目の画像の選択を促すことを特徴とする請求項2記載の虹彩認証装置。
  5. 前記選択手段は、前記登録する入力がされた時点前後の所定の時間に前記キャプチャ手段から前記記憶された、複数の目の画像を読み出し、前記登録対象となる目の画像を選択することを特徴とする請求項2記載の虹彩認証装置。
  6. 前記選択手段は、前記登録する入力がされた時点前後の所定の時間に前記キャプチャ手段から前記記憶された、複数の目の画像を読み出して前記表示画面に表示させ、前記個人に対して前記登録対象となる目の画像の選択を促すことを特徴とする請求項2記載の虹彩認証装置。
  7. 前記目の画像の選択は、前記記憶された複数の目の画像の各画像において、虹彩中心座標の移動量に基づき行われることを特徴とする請求項2乃至6に記載の虹彩認証装置。
  8. 前記目の画像の選択は、前記記憶された複数の目の画像の各画像において、虹彩の径の変化量に基づき行われることを特徴とする請求項2乃至6に記載の虹彩認証装置。
  9. 前記目の画像の選択は、前記記憶された複数の目の画像の各画像において、虹彩の径の大きさに基づき行われることを特徴とする請求項2乃至6に記載の虹彩認証装置。
  10. 前記目の画像の選択は、前記記憶された複数の目の画像の各画像において、虹彩表出率に基づき行われることを特徴とする請求項2乃至6に記載の虹彩認証装置。
  11. 前記目の画像の選択は、前記記憶された複数の目の画像の各画像において、合焦度に基づき行われることを特徴とする請求項2乃至6に記載の虹彩認証装置。
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CN109903231A (zh) * 2017-12-11 2019-06-18 上海聚虹光电科技有限公司 Vr或ar设备虹膜图像的矫正方法
TWI676456B (zh) * 2018-08-02 2019-11-11 林渝宸 排卵檢測影像辨識方法
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